3 / 7
【4日目】
しおりを挟むさて。
悩める弟たちのために、なにかをしてやりたい貴純がなにをしたかというと。
とりあえず侑一のあとをつけて観察することにした。なにしろ貴純は、双子がどんな大学生活をすごしているのかまったく知らないのだ。それを見極めなければ、なんとも判断がつかない。もしかしたら解決方法の糸口を見つけられるかもしれないということもあって、まるで夏休みの自由研究をする気分な貴純なのだった。
今日は二時限目と三時限目の二コマらしい侑一は、そのままバイトをすると言っていた。侑二は、侑一より一足先に出ていた。ひととおりの家事をこなし、家を出る。残暑とはいえ眩しい陽の光を避けるためにサングラスをかける。天然三男坊は「いいなあ、ずみ兄の瞳の色」とうらやましそうに言ってくれるが、結構厄介なのだ。強い光には弱いし、運転免許証の更新のときなどは「カラーコンタクトを外してください」としつこく言われたりする。
今年30歳になる貴純だが、いまでこそこの風貌にふれてくる人は少なくなったものの、子どものころはなにかと言われたものである。おまけに母親がいないということもあって、口さがない連中には嫌な思いをされられてきたものだ。
「髪の色が違う」
「瞳の色が碧い」
「肌の色が白い」
だから一緒には遊べない。
同じ国に住んでいるのに、同じ人種とは認められず、区別されてしまう。見た目に反した日本人の名前に「ヘンなの」と文句を言う子どももいた。
周囲に変化があったのは、高校生になったころ。
「髪を染めなくてもいいから便利だね」
「カラコン入れてないんだろ」
「白い肌ってきれいだね」
自分の中ではなにひとつかわっていないのに、周りからかけられる言葉の違いに戸惑った。その戸惑いは高校の三年間では解消することができず、友だちと呼べるような人間もできないまま、大学に進学した。
大学生活は楽だった。
たくさんの留学生もいたからだが、みんな自分のことしか考えていないというか、キャンパスライフを楽しむことしか考えていない。ひとりくらい風変わりなヤツがいても、楽しむことのベクトルが同じ方を向いてさえいれば、文句を言われることもない。そんなこともあって集団行動が苦手だった貴純だが、サークルに入り、生まれて初めてといってもいい集団での活動をするようになった。
いろいろなことをやったな、と双子の通う大学の正門に立ちながら思い出し笑いをしてしまう。
まずは構内の見取り図をもらい、文学部の講義場所を確認する。時間割の張り出された掲示板を見れば、三時限目の開始まではまだ少し時間がある。どこかで涼むかと歩いていたら、ちょうど図書館があった。ラッキーとばかりに足を踏み入れる。学生のころも貴純は、空き時間には学食やカフェですごすのではなく、図書館で分厚い本を枕に昼寝をしていたものだ。図書館はいつでも静かで、サークルの仲間につかまったりしないところが気に入っていた。
そうなのだ。サークルに入った貴純だが、やっぱり風貌によって嫌な役回りをさせられたのである。
「蘭定がいるとさ、女の子ウケがいいんだよな」
「合コンとか面倒だから、行かないぞ」
と答えても、無視される。強引に連れていかれるのだった。
いつのことだったか、川原でバーベキューをやったときもそうだった。料理の手際がいいというだけで(これも女の子ウケするらしい)、それからは料理当番をさせられたのだ。
以来、貴純のサークル活動は適当に顔を出す程度のものになり、独りですごす時間が増えていった。そうこうするうちに就職活動の時期を迎えてしまう。
そういえば、双子の歳くらいだった……。
「そこの人」
急に真後ろから声をかけられて驚いた。貴純は慌ててサングラスを外して振り返る。
「この大学の人じゃな、い……え、あれっ?」
声をかけてきた女性はエプロン姿で、重そうな本を数冊抱えたまま、一瞬だけ目を細めた。
「……貴純?」
聞かれた貴純もわずかに目を細めてみる。ちょうど彼女のことを考えていたから、するりと名前が出てきた。
「遼子?」
「うんうん、久しぶりだね。なんか、あいかわらずっぽいけど」
「あいかわらずってなんだよ?」
「だって、貴純は目立つのに。サングラスなんかかけちゃって若者に混じってたら、部外者です、って言ってまわってるようなものじゃない」
「部外者って……まあ、そうだけど。若者に混じってってのは聞き捨てならないな」
「もう、オジサンじゃない。今年30でしょ?」
「う、30……オジサン……って、俺、老けて見えるか?」
「まあ、それなりに……ね……」
「そこっ」
二人同時に声のしたほうへ顔を振れば、遼子と同じエプロン姿のオバサンが、ものすごいスピードで駆け寄ってくる。立てた人差し指を口唇に当てていた。
「しーっ! 図書館内は静かにっ」
「「すみません」」
貴純と遼子は、揃って頭を下げたのだった。
もう少しで休憩だからという遼子に指定されたカフェで、貴純は大学三年の秋を思い出していた。
まだ家には母もいて家事にわずさらわされることのなかった貴純だが、わずらわしく感じていたものがひとつ。レポートの提出だった。
いまは下訳という文学にかかわる仕事をしているものの、実をいうと貴純は、文を書くことが大の苦手なのだ。訳は、その言葉のとおり訳せばいいだけだが、レポートは違う。レポート全体の構成を考えて起承転結を考えて、それを考えるだけで頭の回線が途切れてしまう。撃沈した貴純が図書館でふて寝をしていたとき、ふと向かい側の席の子と目が合った。それが遼子だ。
遼子は文学部の一年生で、同じ仏文科だった。
なにがどうなって付き合い始めたのかは忘れてしまったけれど。
ただ……目が合った、あの日。一緒に駅まで行くことになって、彼女が、
「アラン=フルニエのレポートを書いてたんですよ」
と言ったのは、よく憶えている。誰だよそれ、と思ったからだ。
もう九年も前のことになるのかと思わず腕組みしてしまう。「オジサン」と呼ばれたことがショックでもあったが……と、そこで貴純は組んでいた腕をほどいた。遼子は頭のいい子だったが、貴純が今年30歳になることまで憶えていたことに少しばかり驚く。貴純もいま、この瞬間なら彼女が何歳かは言えるが、出会い頭でとっさに相手の年齢までは出てこないだろう。
むむっと考え込んだところに遼子がやって来た。
「ごめんね、お待たせ」
あのころとかわらない、笑顔。
唯一、貴純が心を許せた存在。
なにが好きだったかは思い出せない。
「俺は全然いいんだけど。遼子は、ここでなにをしていたんだ?」
ハーブのいい香りがする。そういえば、遼子はハーブティーが好きだった。
「私ね、この大学で図書館司書をしてるのよ」
「だからエプロン?」
「エプロン? ああ、あれは制服みたいなもので。それより、貴純こそなにしてたの?」
はっとして貴純は腕時計を覗き込む。侑一の三時限目は、とっくにスタートしている。
失敗したという衝撃が大きくて貴純がうっかりふさぎ込むと、遼子は少しだけ笑った。
「弟さんに用事だった?」
「えっ!? ……なんで……」
遼子はゆったりと笑っているだけ。
こんなところだったかな、と貴純は思う。
「文学部の蘭定侑一くんて、弟さんじゃない?」
交友関係の狭い貴純は、狭いのをいいことに家庭環境を他人に話したことはない。もちろん、弟たちのことも。なにせ三兄弟が、ハーフと純血ということで顔だちが違うので、そこを詮索されるのが面倒だからだった。だけど、例外がひとつ。遼子には弟たちのことを話した憶えがある。
2月14日、バレンタインの日だ。
毎年。貴純にとってバレンタインは、頭の痛い一日なのだ。普通で考えれば、だ。双子が競い合って女の子からいくつもらったか、ということでケンカになる。が、蘭定家ではそうは問屋が卸さない。
硬派な一面をもつ次男は、あっさりとイベントを辞退するのだが。それがまわりにまわって、三男侑二のところへくるらしい。「兄弟だから家で渡してほしい」とか「顔が似ているし優しい侑二くんのほうがいいかも」とかいう理由でのことだろうが、侑二が帰宅するころには、チョコレートの数はものすごい量になっている。愛想のいい三男は断ることができず、へとへとになりながらも律儀に持ち帰ってくるのだが、それを見た侑一のまなじりはつり上がるばかり。
「なんで断らねえんだよっ」
「だってえ、いち兄が冷たくするから、僕のとこにくるんだよ」
「それじゃ、なおさら、もらってくるんじゃねえよっ」
「だってえ、いち兄が――――」
「侑二にも渡すなってあれほど言ったのに、あいつら」
「え? そうなの?」
「お前、毎年、服とかもぐちゃぐちゃにされて帰ってくるだろ。だからオレが、釘を刺してまわってるんだよ。そのうちに、毎年、お前は女連中にどっかに連れてかれやがって」
「あー、うん。そうなんだよ。なんかいろいろと待ち合わせ場所があって」
「アホかお前。そんなのいちいち行って、どーすんだっ!」
というような一連のやりとりが毎年恒例になっているのである。侑一の怒りはブリザード級で、家中のものを凍てつかせた。我が弟ながら怖いというのが、正直な感想だ。
侑二のぼろぼろにされた制服のボタンを縫うのも、母が出ていってからは毎年恒例となった貴純の仕事。そして、
「もらったものは仕方がないだろう。ホットチョコレートにでもして飲もうか?」
三男を助けるために貴純が口をはさむと、次男はキッとにらんで、
「オレの前でチョコの話はするなっ!」
と、激怒して去っていくのだった。どうせ来年も同じパターンになるのに。
――毎年、飽きずによくやるよ。
なぜか遼子に愚痴ってしまったのだった。
遼子に弟たちのことを話したのは、あれが最初で最後だったと思う。
「蘭定って、珍しい苗字じゃない? あんまりいないし。それで蔵書の貸し出しするときにね、名前見て、あれって思ったんだ」
「ああ、そういや侑一。ゼミの教授のとこでバイトしているらしいな?」
「うんうん、そうなの。すごい偶然なんだけど、私が大学二年のときに講義を担当していた教授でね。侑一くん、優秀なんだってよ」
「へえ。あいつ、なにやってんだ?」
「教授が出版する本の資料集めとか、だって。教授の手がまわらないときには校正なんかもやってるみたいよ。すごいよね」
「それで、か。あいつ、本嫌いだったのに、最近本を読んでるらしいんだ」
「ふうん、そうなんだ。今度、話しかけてみようかな?」
「話したことあるんじゃないのか?」
「ないない」
こんなところもだな、と貴純は思った。
遼子は近いようで、遠いところにいる。
誰かに言ったこともないし、これから言う気もないが、蘭定家の内情にはふれてほしくない貴純なのだった。第三者に踏み入ってもらいたくない。これもなぜだか、わからない。放浪癖のある父について話すのが面倒なのか、二人の母について訊かれるのがウザいのか、それとももっと漠然とした、家族構成について説明するのが嫌なのか……。
「貴純は、いまでもサラリーマンしてるの?」
こんな時間に、こんなラフな服装で、ふらふらと大学構内をうろついているのだからサラリーマンであるはずもないのだが。こういう言い回しも遼子らしいなと思う。
「会社は辞めて、いまはフランス文学の下訳をやってる。俺のサークル仲間で、出版社に就職したヤツいただろ? あいつの紹介でさ」
「うわ、懐かしいな。あの人かあ、おもしろい人だったよね?」
「就活のとき試験に出された論文の内容がバカウケだったらしい、ってのは自分で言ってるだけかもしれないけどな」
「六割が自画自賛としてもさ、すごいことじゃない? あの人、早い時期から出版社を受けるって決めてたんでしょ?」
「まあ、そうだな。いまの俺があるのも、あいつのおかげだし」
「うんうん、そうだよ。それにね、あの人、貴純のこと好きなんだと思う」
急に言われて、口に含んだラテをふき出しそうになった。
「なんだよ、好き、って?」
「言葉どおりだけど」
途端に双子の顔がよぎる貴純。
「……恋愛感情じゃな、い……よな?」
受けて遼子は笑い声をあげる。両目にはうっすらと涙も溜まっていた。
「ははっ、貴純、あいかわらずだね。そんなわけ、ないじゃない。友だちとしてってことだよ」
そこで遼子は笑いをおさめると、脚を組みかえた。
「人ってさ、友だちと称した友だちや恋人と称した恋人を生涯で何人つくると思う? 哀しいことに、そのたくさんの中にはいないかもしれないんだよ、相性のいい人って。だって、ニセモノだから。生涯でホンモノに出逢う確率は、とんでもなく低くなる」
「……あいつはホンモノだって言いたいのか?」
「そうそう」
ゆったりと笑む遼子がなにを言いたいのか、半分くらいしかわからなかったが。独りですごすことの多かった貴純の記憶に残るのは、彼と遼子くらいだ。それが友だちだった、恋人だったと胸を張って言えるかどうかは、難しいところである。
そんな貴純を見て、また遼子が笑った。
「私、そろそろ行かなくちゃ」
「悪かったな」
そこで遼子の動きが止まった……ような気がした。
「貴純、四日後の夜だけど空いてる?」
「うん? ああ、なんだ?」
「せっかく再会したんだから、飲みにでも行きましょうよ」
どうするか。わずかに迷った貴純だが。男は、付き合いのあった女には勝てない生き物なのだ。遼子にせっつかれるままに、携帯番号とメールアドレスを教えてしまった気弱な貴純なのだった。
大学からの帰り道。
どれほど考えても、遼子との別れの理由は思い出せなかった。
思い出せたのは、別れた季節だけ。
家でご飯を食べてからバイトへ行くというメールを侑二から受け取った貴純は、夕食の足りない材料を買ってきてくれとメールを返した。三男は次男と違って、貴純の手伝いをしてくれるできのいい弟だ。今日のように買い物にも行ってくれるし、ときには掃除、洗濯もしてくれる。ぬけているところもあって、洗い終わった洗濯物を洗濯機に入れたまま長時間放置しておくというミスをすることもあるが、なにもできない(もしくは興味がない)次男に比べれば可愛いものだ。
明日は雨との予報がでていたので大量に洗濯をしたのだが。庭中に干してある洗濯物を見てうんざりする。暑い中、弟たちの大学まで行ってなにひとつ収穫もなく、今日の貴純はまったくツイてない。
だが。
貴純のアンラッキーはここからスタートするのだった。
洗濯物の取り込みを終え、リビングに座り込んで、ひとつひとつ仕分けしながらたたんでいると。玄関のほうで物音がした。
「早かったな、侑二。お疲れさん」
返事なし。
「侑二? タイムセールには間に合ったのか?」
返事なし。
「なんだよ、侑二。荷物が重かった……の、か?」
ふっと人影で目の前が暗くなり貴純が顔を上げると、立っていたのは侑一だった。まなじりが見事につり上がっているので怒っていることは、わかる。が、なにを?
「……なんだ、侑一。今日はバイトだっ……て」
「兄貴、今日、なにしてた?」
「へっ!?」
たたんでいた洗濯物が、はらりと手から落ちる。なんだか嫌な汗が首筋を流れていくのは気のせいではないだろう。
「なにしてた?」
「……見れば……わかる、だろ。いつものように……家事を。いやあ、洗濯物が多くてまいった……よ」
鼻息の荒い弟に対して、兄はしどろもどろになっている。
「ウソつけ! オレ、家電に電話したんだ。出なかっただろーがっ」
「……だから、家事で手一杯で。気づかなかった……んじゃないか、な」
侑二が貴純の襟首をつかもうとした、ちょうどそのとき。玄関から、
「ただいまあ」
と、のんびりした声が響いた。
「ずみ兄、ごめんよ。タイムセール間に合わなくて。ちょっと高くなっちゃったけど」
レジ袋からレシートを探し出し、律儀に金額を報告しようとする。そこで初めて顔を上げた侑二が見たものは、正座している長男と満面の怒りを浮かべる次男という組み合わせ。
「あれっ? なに?」
「お前。兄貴が、今日、大学に来てたの知ってたか?」
「えっ?」
チャンスとばかりに貴純は、侑二に話をふった。
「ああ、ほら、侑二。重要なテキスト忘れたって電話してきたじゃないか」
帰宅早々、兄二人から問いつめられて、ぼうっとしているようで本当にぼうっとしている末っ子は、右に左に首を振りながら「えっ? えっ? えっ?」としか言わない。
「なっ、そうだろ、二」
さすがの三男も、不穏な空気が漂うこの状況では、長男の言うとおりにしたほうがいいと直感で決めたようだ。
「あーっ、そう、あのね、僕がずみ兄に頼んだんだよ。暑いところ、わざわざ持ってきてもらって、ごめんね」
「いや、いいって。俺もお前らの通ってる大学見てみたかったし。悪かったな、一に言うほどのことじゃないと思って黙ってて。……それより、一。構内で会ったか?」
不満がつきない次男は、それを声にこめた。
「女連中が、わーきゃー騒いでたんだよ。兄貴、カフェにいたんだろ?」
「いたけど、よくそれで俺だとわかったな」
「兄貴は目立つんだ!」
その言葉にわずかばかり傷つく貴純なのだった。歳をとって慣れたはずの痛みも、面と向かって言われれば傷つく。
返す言葉も見つけられずにいると、三男坊が天然を発揮した。
「でもさあ、ずみ兄が大学にいたからって。なんでいち兄が、そんなに怒るわけ?」
それもそうだなと、二人の視線が侑一に集まる。
侑一はこれには答えず、怒りがあらわの背中でリビングを出て行った。
「どうしちゃったのかな、いち兄」
貴純の隣に、ちょこんと座りながら訊いてくる侑二。
「俺のこと過保護だって思ったのか、もしくは」
「もしくは、なに?」
「今朝は侑一のほうが遅く出ただろ。なにかあったとしても、まずは自分に連絡を入れてほしかったんじゃないのか」
つかの間、首をかしげた侑二だが。「ありえるね」と呟くように言った。
「それよりさあ。なんで、ずみ兄は大学に来たの?」
「なんでって、そりゃ、お前……」
なんと答えようか迷う貴純。
「……一が大学でストーカーみたいなことしてたら、お前への想いは確定だろ」
「ええっ、ずみ兄。見張りに来たの?」
声がでかいんだよとばかりに、侑二の口をふさぐ。
「見張りというか……なんというか……」
「それで? どうだったの?」
興味津々の侑二には誠に申し訳ないことだが、収穫はなかったのだ。そう伝えると、
「しようがないよ。また別の作戦、ってことで」
別の……って。
なにもないんだよ、という言葉はぐっと呑み込む貴純なのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる