読み切り 過激☆短編集

まむら

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02 牧場の乳牛たち(搾乳、射精、小スカ、潮吹き、拘束)

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とある牧場にて。
 
この牧場には数十頭もの乳牛が飼育されている。たいへん希少な乳牛で、見た目は人間のようであるが、生物学的には牛という分類である。
 
生活スタイルは人間と同様、二本足で歩き、食事も箸やスプーンを使って食べる。
 
だが少し違うところもあって牛たちは皆、紐ビキニのようなものを着ているだけだ。
 
上半身は乳首を覆う程度の面積しかない布と、下半身はペニスと陰嚢を保護するためだけの構造となっており、肛門は足を開けば丸見えになる。
 
顔から下の毛は全て永久脱毛を施されており、一生生えることはない。いつでも搾乳しやすいように毛は全て邪魔なので始めから必要ないということだ。
 
牧場主は今日も牛たちの世話をせっせとこなしていく。
 
「よし22番の搾乳終わり、と。次…23番、今から搾乳するからここに来てくれ」
「…はい」
 
搾乳機を洗いながら牧場主が牛の番号を呼ぶ。この牧場では牛を番号で呼ぶ決まりになっているため、首輪にはそれぞれの牛に番号が刻まれている。
 
23番と言われた牛は人間で言えば成人したてくらいで、顔立ちはまだ少し幼い。牧場で暮らし始めて一年ほどとなる。
 
そろそろ初めての搾乳をするとこにした牧場主は、少し緊張した様子の23番に優しく声をかける。
 
「緊張しなくていいぞ。乳の出を確かめるために今日は少しだけで終わらせるつもりだからな」
「……は、はい…」
 
プルプルと体を震わせながら、やはり緊張が隠せない様子の23番。早速準備に取り掛かる。
 
「さあ、裸になってこの搾乳用の椅子に座るんだ。動いて怪我しないようにこの布製の手錠で簡単に手と足と腰を拘束するから怖がらないように」
「……っ…」
 
カチャカチャと音を立てながら全身が拘束されていく。23番は少し息を荒く吐き出しながらその様子を見ている。
 
「搾乳機を装着するぞ。吸い付いてくるから驚かないように」
 
そう言うと牧場主は23番の左右それぞれの乳首に筒状の搾乳カップをあてる。すると吸盤のようにギュポッと吸い付いて離れなくなった。
 
乳首が引っ張られるように尖がっている。23番は恥ずかしそうに下を向いた。
 
牧場主は気にすることなく搾乳機のスイッチに指を伸ばす。
 
「それじゃぁスイッチオン!」
 
ギュポンッ、ギュポンッ、ギュポンッ、ギュポンッ
 
「ひううううっ」
 
スイッチを押された瞬間、搾乳機が勢いよく動き始める。乳首が激しく吸引され、ポツポツとミルクが姿を現しだした。
 
「お、ちょっとずつ出てきたな。初めてだから上手く搾乳できないかもなぁ」
 
そう言いながら牧場主が搾乳調節ダイヤルを回して吸引力を上げて速度を少し下げた。
 
ギューッポンッ、ギューッポンッ、ギューッポンッ
 
「あああんっ、あううっ、んんんんーっ」
 
ポタポタポタッと先ほどよりミルクの出が少しよくなってきた。23番は気持ちよさそうな顔で喘いでいる。少しだけペニスが勃起してきたが、牧場主は搾乳カップの中の乳首の様子を真剣な眼差しで観察している。
 
今にも腰が浮きそうなほどの吸引力だが、仰け反りたくとも全身が拘束されているため身動きが取れない。
 
「うああああっ、ご主人様!!でっ、出る!!おしっこ出るぅ~!!」
「おしっこ?…これはおしっこじゃなくて多分射精だな」
 
23番のペニスはビンッと上を向き、完全に勃起していた。尿道口からポタポタと先走りが出始めている。椅子に深く座った状態で拘束されているために、足ではなく腹ばかりに力が入ってしまうのだ。
 
牧場主にとっては大した問題でもないのか、そのまま搾乳を続けていく。
 
しばらくすると23番の乳首は搾乳カップのなかでミッチリと膨らみ、真っ赤に充血していた。乳頭から真っ白なミルクがピュルルルッと噴き出し、牧場主は満足そうに頷いている。
 
「これなら吸引力と速度を上げてもよさそうだな。よし23番、このまま続けるぞ」
「ん゛ん゛んんんぅーーー!!出り゛ゅっ、でり゛ゅっ、出り゛ゅぅーー!!」
「うわっ、凄い勢いだな。まさか初めての射精か?…まぁいいか」
「あひぃぃぃぃっ!!おしっこぉ!!しろいおしっこぉがああああっ!!」
 
とうとう23番は射精してしまった。初めての射精だったらしく、気持ちよさそうに頭を振り乱しながら何度も精液を辺りに飛ばしている。
 
腹が呼吸をする度に激しく波打ち、ペニスは必死に精液を吐き出そうとしている。しかし溜まった精液はもう空っぽだ。それでも体は射精しようと何度も痙攣する。
 
萎びたペニスが下を向き、尿道口は未だにパクパクと射精する動作を繰り返している。
 
それでも搾乳機は止まることなく動き続ける。牧場主がスイッチを解止めない限りはひたすらミルクを絞り続けるのだ。
 
ペニスとは違ってミルクの噴出はまだまだ終わりそうにない。23番は歯を食い縛り搾乳が終わるのを待つ。しかし全くミルクが止まる気配はない。
 
次第に23番の表情が変化してゆき、再び叫びだす。
 
「あ゛ああああっ、またぁっ、また出るううううっ」
「ん?」
「おしっこ!!おしっこーーっ!!」
「ええ~、精液じゃなくて?」
「おじっこぉーーーーーっ!!」
「んー、確かにペニス柔らかいな」
 
そう言って牧場主は23番のペニスをクニクニと軽く揉んでみた。少しの衝撃でも激しい快楽を感じるようになった23番は、それだけで狂ったように大声を出した。
 
「ぎいいいいいっ!!だめぇっ、しゃわっちゃだめぇっ、出ちゃうううううっ」
 
ブシュッ、プシッ、………ビシャァアアアアアアアアッ
 
「ん゛う゛ぅぅぅぅぅぅーーーーーーーッ!!!!!」
 
突然、23番のペニスから勢いよく透明な水が噴き出した。まるで噴水のように勢いは凄まじい。尿よりも透明でサラサラとしている。
 
「うわっ、すごいな~。これ潮吹きだぞ」
「でる!!まだでる!!んぎひぃいいいいいいっ!!」
 
シュウウウウウウッ、プシュウウウウウッ、シュワアアアアアッ、シュウウウ…
 
射精の時よりも勢いと量が激しい。一体どれほどの水分か体から噴き出したことだろう。次第に潮吹きの勢いが弱くなり、最期はチョロッと垂れただけだった。
 
意識が朦朧としてきたのか、23番は白目を向いて口をポカッを開いたまま、小さな声であひあひと喘ぎ続けている。
 
「お、そろそろミルクもおしまいか?搾乳カップ外すぞ~」
 
気が付けば搾乳の方も終わりに近づいているようだ。吸引で引っ張られたままの乳首からはミルクが出たり止まったりしている。終わりの合図だ。
 
牧場主は搾乳機のスイッチを切った。すると搾乳カップがカパッと外れ、長くて真っ赤に腫れ上がった二つの乳首が現れた。零れたミルクに濡れてとても卑猥だ。
 
そんなことは日常茶飯事だとばかりに、その腫れた乳首を塗れたタオルで綺麗に拭い、牧場主はタンクの中に溜まったミルクを嬉しそうに眺めている。
 
「今日は初めての搾乳だったが上出来だ!これからもたくさん出してくれ!動けるようになったら好きな場所で寛いでいていいからな」
「…は、ひっ……」
 
牧場主はそう言いながら、椅子に拘束している23番の枷を外して解放してやった。しかし全身快楽濡れの状態では立ち上がれるはずもなく、余韻もずっと続いているため喋ることもできない様子。
 
せっせと片付けを始める牧場主だったが、プルプルと小さく痙攣し出した23番に気付く。どうしたのかと眺めているとペニスから再び液体が勢いなく、ショオオオオーーーー…と漏れ出してきた。
 
「おう、まさか最後の最後にお漏らしか。まあ、掃除のついでだ、全部出しておけよ」
「……あ、…ぁ…っ………」
 
ショロ……、ショロロ………、シューーーーーー………
 
とうとう失禁までしてしまった23番だったが既に意識はなく、それでも漏れ出す尿が気持ちいいのか、失禁の間ずっと小さな声で喘ぎ続けていたのだった。
 
今日も牧場は牛たちの搾乳で一日が終わる。
 
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