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Ignorance is bliss.
6-21
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〇何がしたい?〇 sight : キリヤ
夜の帳が下りた町。
民家が建ち並び、街灯で照らされた夜道を俺と姶良は二人並んで歩いていた。
夜道に俺達以外の人影は見当たらず、寂しく不気味な雰囲気が漂っている。
何故俺と姶良がこんな夜中に二人で歩いているのかというと、ミイラ女こと木乃伊未来からバイトのメールが届いたからだ。
メールが届いたのは、姶良をゲーセンに連れて行った次の日。日付に時間そして場所の位置情報が送られてきた。
いつもと変わらない文面――と思いきや、少しだけいつもと違うところが最後にあった。
『女の子が泣いてたら、あなたはどうするのかな?』
そんないきなりの問いに、俺は口に出して「は?」と言ってしまった。
何故こんなことを訊くのかと疑問に思いながら、メールの返信には『知るか』と適当に送っておいた。
その後の返信はなく、バイトの日を迎え今に至る。
何故あんなことを問いてきたのか。未来の考えていることはよく分からないが、どうせ今日も帰りの車の中にいるだろうからそこで聞いてみようと思ってる。
とりあえずは、さっさと面倒な仕事を終わらせるだけだ。今回はどんなゴミが放り出されているのやら。
チラリと隣を歩く姶良に目を向けてみれば、彼女はキャスター付きの大きなゴミ箱を運んでいる。
俺は手ぶらで何も持たず歩いているが、別にゴミ箱を運ぶのが面倒で姶良に運ばせているという訳じゃない。自分が運ぶと姶良が言うから、運ばせているのだ。……他意はない。
ゲーセンに連れて行った日から、変わらず機嫌の良さそうな姶良。――いや、少しだけあの日よりも変わったと言えるところがある。それは、機嫌の良さが増しているというところだ。
具体的に言えば、姶良とゲーセンで別れた時から、彼女の機嫌の良さが増しているところが伺えた。理由は多分、あの日のゲーセンで言った俺の言葉が効いているのだと思う。
……慣れないことをしたものである。その甲斐あって、情緒不安定な姶良を落ち着かせることができたんだが。
慣れない行動も結果的には良かったと言える。しかし、不安があった。
俺は姶良が人間になれると信じているが、もしも彼女が人間になれなかったらどうなるか、という不安だ。
期待が大きければ大きいほど、その分絶望も大きくなる。やっと人間になれると期待に溢れている今の姶良が、その期待を裏切られて人間になれなかったら、彼女は生きるのを諦めてしまうのではないだろうか。
元から姶良は人間になれるかもと期待していたが、その期待を元以上に膨らませたのは間違いなく俺だ。
もしも姶良が人間になれなかったことに絶望し、生きるのを諦めてしまったら、責任の一端は俺にもあるのかもしれない。
多分大丈夫だとは思うが、念の為、不安は取り除いて置きたい。
「なぁ、姶良。お前が話してた小学校の先生って、名前は何て言うんだ?」
「……佐江見先生」
「下の名は?」
「…… 栞 」
「佐江見栞先生か。……聞いて置いてなんだが、よく覚えてるな。小学校の先生の名前なんて」
「……先生の名前だけは、覚えてた」
「ふーん。ちなみに何処小(学校)だったんだ?」
「……◯◯小学校。……なんでそんなこと訊くの?」
「会話を求めてだよ。無言で歩き続けるのも飽きてきたし」
「……そう。……キリヤは何処の小学校だったの?」
「××小学校。知ってるか?」
「……知らない」
「だろうな」
一般の常識さえ把握しているのか怪しい姶良だ。他校のことなんて知らなくて当然だろう。
まあ、俺も◯◯小学校なんて知らないんだけど。
「そういえば、お前人間になったらゴミ拾いとかどうすんだ?」
「……?」
「今まで人間になるためにゴミを拾ってきたんだろ。だったら、人間になったらゴミを拾う理由もなくなる。こんな夜中のバイトもしなくてよくなるんじゃない……か……」
自分で言ってて、大事なことに気付く。それは、姶良がこのバイトを辞めてしまったら、必然的に俺も辞めざるを得ないということだ。
このバイトで俺がしていることは、言ってしまえばほとんどない。強いて言うなら、姶良の付き添いをしているぐらい――というか、彼女に付き添うことこそが、このバイトでの俺の仕事みたいなもんだ。
「…………!」
前方から誰かが歩いてきた。
さっきまではなかった緊張感のようなものが、広がっていく。
こんな夜中に一人で出歩くなんて不用心な男だ。自分達のことを棚に上げて、そんなこと思う。
俺達から見て通路の左側を通り過ぎていく長髪の男は、チラリとこちらに視線を向けてきた。おそらく、夜中遅くに高校生二人が歩いているのが珍しいのか、危なっかしいとでも思っているのであろう。
目は合わせないよう、注意は向けつつ無視である。
そんなことがあった中、姶良はいつも通りだ。夜道で通行人に出くわしたとしても、特に気にすることなく歩いている。
少しは警戒心やらを出して欲しいのだが、それを言っても姶良の場合、何故警戒する必要があるのか? と疑問が出てくるだけだろう。
さっきも言った通り、姶良は一般常識というものが欠けている。そのためか、彼女の出す答えは一般的な答えよりもズレることがある。
その例が、今行なっているバイトの認識だ。姶良は普通ではないこのバイトを普通だと思ってしまっている。
一番初めに会った時だって、警察に見つかりそうだったというのに、何故隠れるのかと聞いてしまうぐらだ。つまり、このバイトの危なさを姶良は理解できていないのである。
だから、そこら辺のことをカバーするために未来は俺を呼んだという。
だが、姶良がバイトを辞めるというのならそれも必要なくなる。このバイトに俺は必要なくなるということだ。
それは困るが、仕方ないか。そうなったら、他のバイトを探すとしよう。
そう考えていると、姶良が首を振って口を開いた。
「……辞めない。……人間になっても、ゴミ拾いはする」
「なんでだ?」
「……好き…だから」
「…………そうか」
その答えを聞いて、安心する。どうやらこのヤバくて美味しいバイトは、まだ辞めなくて済みそうだ。
「姶良は、人間になったら何がしたい?」
「……ゴミ……。……………………………………」
まるで反射的に出た言葉を飲み込むように、俯きになって黙る姶良。いつものように「ゴミ拾い」と言いそうになって口を閉じたのだろう。
成長の瞬間だ。とうとう、ゴミ拾い以外の答えを姶良の口から聞けるかもしれない。
「………………………………………………」
「………………………………………………」
些か、長い沈黙である。どれだけ黙考すれば答えが出るのであろう。
長く考えるということは、やりたいことが見つからないのか、やりたいことがありすぎて答えに迷っているのかのどちらかだろう。
できれば後者であって欲しい。そして早く答えを出して欲しい。そろそろ答えを出してくれなければ、目的地に着いてしまうから。
「…………ぇむ」
「ん?」
「……また、クレーンゲームがしたい」
「……」
「……あの子みたいに、一番を二つ持ちたい」
「……」
「……友達、作ってみたい」
「……なら、友達第一号に立候補しとくかな」
「……うん」
そこで『会話を求めて』という名目で始まったお喋りは終わりを告げ、目的地へと辿り着いた。
夜の帳が下りた町。
民家が建ち並び、街灯で照らされた夜道を俺と姶良は二人並んで歩いていた。
夜道に俺達以外の人影は見当たらず、寂しく不気味な雰囲気が漂っている。
何故俺と姶良がこんな夜中に二人で歩いているのかというと、ミイラ女こと木乃伊未来からバイトのメールが届いたからだ。
メールが届いたのは、姶良をゲーセンに連れて行った次の日。日付に時間そして場所の位置情報が送られてきた。
いつもと変わらない文面――と思いきや、少しだけいつもと違うところが最後にあった。
『女の子が泣いてたら、あなたはどうするのかな?』
そんないきなりの問いに、俺は口に出して「は?」と言ってしまった。
何故こんなことを訊くのかと疑問に思いながら、メールの返信には『知るか』と適当に送っておいた。
その後の返信はなく、バイトの日を迎え今に至る。
何故あんなことを問いてきたのか。未来の考えていることはよく分からないが、どうせ今日も帰りの車の中にいるだろうからそこで聞いてみようと思ってる。
とりあえずは、さっさと面倒な仕事を終わらせるだけだ。今回はどんなゴミが放り出されているのやら。
チラリと隣を歩く姶良に目を向けてみれば、彼女はキャスター付きの大きなゴミ箱を運んでいる。
俺は手ぶらで何も持たず歩いているが、別にゴミ箱を運ぶのが面倒で姶良に運ばせているという訳じゃない。自分が運ぶと姶良が言うから、運ばせているのだ。……他意はない。
ゲーセンに連れて行った日から、変わらず機嫌の良さそうな姶良。――いや、少しだけあの日よりも変わったと言えるところがある。それは、機嫌の良さが増しているというところだ。
具体的に言えば、姶良とゲーセンで別れた時から、彼女の機嫌の良さが増しているところが伺えた。理由は多分、あの日のゲーセンで言った俺の言葉が効いているのだと思う。
……慣れないことをしたものである。その甲斐あって、情緒不安定な姶良を落ち着かせることができたんだが。
慣れない行動も結果的には良かったと言える。しかし、不安があった。
俺は姶良が人間になれると信じているが、もしも彼女が人間になれなかったらどうなるか、という不安だ。
期待が大きければ大きいほど、その分絶望も大きくなる。やっと人間になれると期待に溢れている今の姶良が、その期待を裏切られて人間になれなかったら、彼女は生きるのを諦めてしまうのではないだろうか。
元から姶良は人間になれるかもと期待していたが、その期待を元以上に膨らませたのは間違いなく俺だ。
もしも姶良が人間になれなかったことに絶望し、生きるのを諦めてしまったら、責任の一端は俺にもあるのかもしれない。
多分大丈夫だとは思うが、念の為、不安は取り除いて置きたい。
「なぁ、姶良。お前が話してた小学校の先生って、名前は何て言うんだ?」
「……佐江見先生」
「下の名は?」
「…… 栞 」
「佐江見栞先生か。……聞いて置いてなんだが、よく覚えてるな。小学校の先生の名前なんて」
「……先生の名前だけは、覚えてた」
「ふーん。ちなみに何処小(学校)だったんだ?」
「……◯◯小学校。……なんでそんなこと訊くの?」
「会話を求めてだよ。無言で歩き続けるのも飽きてきたし」
「……そう。……キリヤは何処の小学校だったの?」
「××小学校。知ってるか?」
「……知らない」
「だろうな」
一般の常識さえ把握しているのか怪しい姶良だ。他校のことなんて知らなくて当然だろう。
まあ、俺も◯◯小学校なんて知らないんだけど。
「そういえば、お前人間になったらゴミ拾いとかどうすんだ?」
「……?」
「今まで人間になるためにゴミを拾ってきたんだろ。だったら、人間になったらゴミを拾う理由もなくなる。こんな夜中のバイトもしなくてよくなるんじゃない……か……」
自分で言ってて、大事なことに気付く。それは、姶良がこのバイトを辞めてしまったら、必然的に俺も辞めざるを得ないということだ。
このバイトで俺がしていることは、言ってしまえばほとんどない。強いて言うなら、姶良の付き添いをしているぐらい――というか、彼女に付き添うことこそが、このバイトでの俺の仕事みたいなもんだ。
「…………!」
前方から誰かが歩いてきた。
さっきまではなかった緊張感のようなものが、広がっていく。
こんな夜中に一人で出歩くなんて不用心な男だ。自分達のことを棚に上げて、そんなこと思う。
俺達から見て通路の左側を通り過ぎていく長髪の男は、チラリとこちらに視線を向けてきた。おそらく、夜中遅くに高校生二人が歩いているのが珍しいのか、危なっかしいとでも思っているのであろう。
目は合わせないよう、注意は向けつつ無視である。
そんなことがあった中、姶良はいつも通りだ。夜道で通行人に出くわしたとしても、特に気にすることなく歩いている。
少しは警戒心やらを出して欲しいのだが、それを言っても姶良の場合、何故警戒する必要があるのか? と疑問が出てくるだけだろう。
さっきも言った通り、姶良は一般常識というものが欠けている。そのためか、彼女の出す答えは一般的な答えよりもズレることがある。
その例が、今行なっているバイトの認識だ。姶良は普通ではないこのバイトを普通だと思ってしまっている。
一番初めに会った時だって、警察に見つかりそうだったというのに、何故隠れるのかと聞いてしまうぐらだ。つまり、このバイトの危なさを姶良は理解できていないのである。
だから、そこら辺のことをカバーするために未来は俺を呼んだという。
だが、姶良がバイトを辞めるというのならそれも必要なくなる。このバイトに俺は必要なくなるということだ。
それは困るが、仕方ないか。そうなったら、他のバイトを探すとしよう。
そう考えていると、姶良が首を振って口を開いた。
「……辞めない。……人間になっても、ゴミ拾いはする」
「なんでだ?」
「……好き…だから」
「…………そうか」
その答えを聞いて、安心する。どうやらこのヤバくて美味しいバイトは、まだ辞めなくて済みそうだ。
「姶良は、人間になったら何がしたい?」
「……ゴミ……。……………………………………」
まるで反射的に出た言葉を飲み込むように、俯きになって黙る姶良。いつものように「ゴミ拾い」と言いそうになって口を閉じたのだろう。
成長の瞬間だ。とうとう、ゴミ拾い以外の答えを姶良の口から聞けるかもしれない。
「………………………………………………」
「………………………………………………」
些か、長い沈黙である。どれだけ黙考すれば答えが出るのであろう。
長く考えるということは、やりたいことが見つからないのか、やりたいことがありすぎて答えに迷っているのかのどちらかだろう。
できれば後者であって欲しい。そして早く答えを出して欲しい。そろそろ答えを出してくれなければ、目的地に着いてしまうから。
「…………ぇむ」
「ん?」
「……また、クレーンゲームがしたい」
「……」
「……あの子みたいに、一番を二つ持ちたい」
「……」
「……友達、作ってみたい」
「……なら、友達第一号に立候補しとくかな」
「……うん」
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