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(113)※R18!18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい※
しおりを挟む「あ…、あ…、あ……」
もう駄目、身体が、いや腰が…。
結局、今は3回戦目だ。
俺の身体は悲鳴を上げてるが、心は満たされていた。
おまけに眠気もある。
でも、さすがに止めないと、明日はバイトだ。
「ふ…、ふ…」
「こぅ…、き…」
副会長の顔は、凄く満足気な様だ。
「ん・・、んんっ・・・」
「こう…」
「ア!っ…」
副会長の声は、掠れ気味になってる。
「こう・・き・・、一緒に」
「ん…、も、イク・・・」
副会長は、自分のを抜いては俺のと2つを重ね合わせ持っては扱いていく。
「ふ…、ふ…、ふ…」
「こう…、き…」
「あっ!ふっ、ふく・かぃ・・・」
ギュッと、握りしめられた。
ハァハァ・・・、と肩で息しながら俺は反論した。
「なんでっ・・、イキたいのにっ」
同じく肩で息している副会長は一言だった。
「それ、いい加減にやめろっ」
「なんのこ」
「俺は、副会長ではない!」
そう言い切ると、また扱いてきた。
(あれ、俺は何て言おうとしたんだ?ふく・・かぃ……)
あ、と思い出した。
「ん…、んんっ…、あ、あ…、ふっ・・」
「声出せ」
その掠れ気味の声を聞くと、一層刺激される。
いい加減にイキタイのに、副会長の手は扱きを止めない。
「あ…、う…、ふっ…、ふっ・・み・・・も、イクッ」
「ふみ…、さっ・・、んっ・・・・ああっ!」
2つのモノから飛び散った液状は混ざり合い、ベッドシーツを汚す。
暫らくそのままで居た。
「うー…。寝たい、おやす」
チュッ!
リップ音がして、目が開いてしまった。
「寝る前にシャワーでも浴びた方が良いぞ」
「そっか…、シーツも洗わないと」
俺も賛同すると、副会…、いや文雄さんは俺をシーツに巻き付け風呂場に連れて行ってくれる。その途中、文雄さんは苦笑しながら言ってくる。
「お前は、本当にシーツが似合うよな」って。
それって、どういう意味なんだろう?
結局、俺は風呂場で話した。
お湯で温もりながら、眠気と戦いながら…。
副会長は、分かったみたいだ。
「そうか、あの理事は、あの連中にきっかけを作ってやりたかったのか。」
その言葉にハテナ(?)な俺だったが、次の言葉で分かった。
「自分の高校か学生時代と被るものがあったんだな。それを、丁度良いタイミングで弘毅が現れて、あいつ等を動かしただけの話か…。」
そして、口調が変わった。
「ところで、弘毅君」
「は…、君?君って」
「悟って誰だ?それに文化祭の、あの時…。キスされて、抱きしめられたよな。しかも体調不調って何の事だ?」
なんか、凄い殺気を感じるのだけど…。
「悟さんは、店長の名前だよ。ほら、バイト先の店長…」
「ふーーん・・・」
「抱きしめてくれたのは昌平さん。昌平さんは、店長のお兄さん。」
そこまで言って、俺は風呂から出ようとした。
「俺、もう出るね。腹も空いたし…」
片足を湯船から出そうとしていた、その時。
バシャッ!
「わっ…!なにすっ」
「で、体調不調は?」
「え…、言うの?」
「もちろんだっ!」
逃げれると思ったのに…、副会長は手を緩めない。
なので、文化祭の屋上での出来事を言って、昌平さんのホットタオルで少し落ち着いてピアノを無事に弾くことが出来た、と話をした。
「なんで、俺には言わなかった?」
「言える雰囲気じゃ無かったでしょ?あの時、誰かさんは生徒会室で、俺に何をしたのか覚えてる?しかも、皆の居る前で…。
それに、喧嘩してたんですよ。そういう時に、そんな事が言えるとでも?俺は、ずっと頭が重くて痛みがあって、ふらふらとしていた。見抜けなかったのは、俺が無理矢理にでも演技してたから。
分かったなら手を放して。お腹が空いた。」
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