【完結】初恋は檸檬の味 ―後輩と臆病な僕の、恋の記録―

夢鴉

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二章 二人の距離感

二十一話 先輩、話をしましょう。

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「飲みもん、麦茶しかねーけど」
「大丈夫です。ありがとうございます」

 カタン、と音を立てて、俺は甘利の前にコップを置く。
(結局家に上げちゃったけど、これ……大丈夫なのか?)
 適当に持ってきた茶菓子をローテーブルの上に置いていけば、甘利がじっと何かを見ている。視線を辿れば、さっきまで座っていた勉強机があった。

「もしかして先輩、勉強してました?」
「え? ああ、まあ。講習休んじまったし、一応な」
「すみません。邪魔してしまって」
「いや、それは別に……」

「……」
「……」

 落ちる沈黙が痛い。
(な、何か話題があれば……)
 いや、でもそれで墓穴を掘ったら本末転倒っつーか。
(あれ。でもこれって俺、逃げられな――)

「先輩」
「ッ!?」

 甘利の声に体が跳ねる。ガタンっと音がして、足がローテーブルに当たった。
「ちょ、大丈夫ですか?」と心配そうに顔を覗き込んでくる甘利に「だ、大丈夫」と手を掲げ、制する。正直とてつもなく痛い。めっちゃ痛いけど、これ以上甘利に近づかれるのも困る。
(平常心……平常心……)
 俺は大きく息を吸い込んで、ゆっくりと吐き出す。

 正座をして座れば、甘利の心配そうな顔と目が合った。「大丈夫だって」と告げれば、甘利は引いていく。

「それより、顔見て家にまで上がったんだから、もう十分だよな?」
「えっ、あ……」
「それにほら、お前部活終わりで疲れてるだろうし、それ飲んだら帰れよー」
「……はい」

 こくりと頷く甘利。しゅんと垂れた耳が見えるが、俺はぐっと堪えた。
(悪い、甘利)
 俺、今ちゃんと顔合わせられる気がしない。俺は小さく息を吐き出す。

 ……甘利の顔を見てわかった。
 あの時のこと、俺は結構なショックを受けているらしい。あの時の出来事が簡単に頭を過り、黒い感情がグルグルと腹の中を渦巻いていく。……正直、今すぐ帰れって言わないだけマシだと思ってしまうくらいには、自分の感情が不安定になっている。
(俺は別に、コイツを拒否したいわけじゃないし……)
 出来れば穏便にこの時間を過ごして、甘利には帰って欲しい。
(まあ、顔見たら帰るっつってたし、寮の門限もあるだろうからそんなに長居する気はねぇと思うけど……)

 でも、甘利だしなぁ~~~!!! 俺の予想外の事なんて全然起こしちゃうしなあぁ~~~!!!


「え、ええっと、その、先輩のご家族の方って今はいらっしゃらないんですか?」
「んあ? あー、今みんな出かけてる」
「そう、ですか」
「? 何。なんかあったの?」
「あ、いえっ。そういうわけじゃないですけどっ」

 しゃきんと突然背を伸ばして座る甘利に、俺は首を傾げる。
(なんだこいつ?)
 相変わらず何を考えているのか、わからない。

 じっと甘利を見つめていれば、どんどん甘利の視線が泳いでいく。
 顔がじわじわと赤くなり、次第には腕で隠されてしまった。

「なんだよ」
「っ、すみません、そんなに見られると……」
「えっ? ああ。悪い」
「いえッ、その、俺が堪え性ないだけですから。ただでさえ春先輩とこうして二人きりになれるの久しぶりで舞い上がってるのにご家族までいらっしゃらないとは本当に想定外でしかも先輩の部屋にまで入れるなんて、というかこの部屋先輩の匂いでいっぱいで、俺……俺……っ!」
「何だって?」

 後半、急に早口になる甘利に、俺は首を傾げた。全然聞き取れなかったんだが。「もっかい言って?」と告げれば、甘利は再び姿勢を正すと「いえ。大丈夫です」と真顔で答えた。視線は壁に向けられていて、俺を見てはいなかったけども。
(早口になったり真顔になったり、情緒大丈夫か?)

「それより、その……春先輩は、元気でしたか? その、体調とか崩してないか心配で」
「え? あ、ああ。別にいつもと変わんねーよ。ゲンキゲンキ」
「そうですか」

「よかった」と微笑む甘利。
 綺麗な笑みに、俺はどくんと心臓が高鳴るのを感じる。
(いやっ、“ドキッ”じゃねーだろ!?)
 甘利に今更ときめくとか……そりゃあ顔は良いけど。どうやらこの二週間で甘利の顔への耐性が激減してしまったらしい。
(くそっ、どうせ慣れるなら美人に慣れたかったっつーの!)

「あー、心配してくれてありがとな」
「あの後、学校で待ち合わせって言ったのに来なかったので、熱中症にでもなったのかと思いました」
「え? あ、えっと、ほら。結構気温高かっただろ? 最近遊びにも行ってねーし、久しぶりの炎天下でちょっと疲れちまったっていうか……」
「そうなんですね」
「そーそー」

(誤魔化せたか……?)
 追及してこない甘利の様子に、ほっと胸を撫で下ろす。

「それより、地区大会優勝おめでとうな。聞いたぜー。お前、ぶっちぎりの一位だったんだろ」
「あ、はい。記録も塗り替えてきました」
「お前、マジでやばいな」

(そりゃ、一年エースとか持ち上げられるわけだ)
 俺は甘利がグラウンドを走っている姿を思い出す。まるで風を切っていく姿は、庭で駆け回る犬のように楽しそうだった。

「先輩。俺頑張ったのでご褒美ください」
「はあ? 応援行ってやっただろ」
「それはテストのご褒美です。大会のご褒美は別に欲しいです」
「強欲だな、お前」

「安心してください。先輩にだけです」と決め顔で言う甘利。全然安心なんかできないのだが、こいつは何をもって安心しろと言っているのか。

「絶対にやだ」
「なんでですか」
「俺はもらってねーし。お前にばっかやるの癪じゃん」
「! 俺、先輩へのご褒美ならいつでも用意します!」

 前のめりになる甘利。ブンブンと見えない尻尾が振られている。

「近いっつーの! 落ち着け馬鹿犬!」
「何が欲しいですか? 映画デートですか? ショッピングですか? お家デートもいいですね!」
「全部お前がやりて―ことじゃん! あとデートはしねーっつってんだろ!」

 グイグイくる甘利の頭を叩く。黒い癖毛が上下に揺れた。
「すみません……」と引き下がる甘利に、俺はほっと胸を撫で下ろす。

(あ、ぶねー……)
 思った以上に近い距離に、またトキメキそうになった。
 元々俺との距離感がバグっているのは知っていた。しかし、今まではあった耐性が、厄介なことにこの二週間で初期値に戻ってしまっている。
(少しは加減してくれ)
 美形の頭を叩くなんて、女子に知られたら火あぶりにされそうだ。ぞっとして背中を震わせる。……後で言いふらさないように甘利に釘打っておかねーと。

(……まあでも、結構普通に話せてる、よな?)
 最初はどうなるかと思ったけど、黒い感情もあれ以来引っ込んでいるし、姿を現す感じもない。甘利への怒涛のツッコミでそれどころじゃないって感じもするけど。
(なんだ、避けなくてもどうにかなんじゃねーか)
 変な時間を過ごしてしまった。
 俺は内心甘利に謝りつつ、麦茶を煽る。緊張でカラカラになっていた喉が潤された。

 空になったコップをテーブルに置き、ふぅっと息を吐く。一気に飲んでしまった。
(仕方ない、淹れて来るか)
 ついでに甘利にも注いでやろう、と甘利の手元を見れば、減っている様子のない麦茶がテーブルの上で汗を掻いている。氷は既に解け、その分の嵩で中身が零れそうだ。

「? お前、麦茶嫌いだった?」
「えっ?」
「いや、飲んでないみてーだから」

「別のにするか? つってもあとはコーラくらいしかねーけど」と告げれば、甘利はブンブンと首を横に振る。

「い、いえ! 麦茶で大丈夫です!」
「つってもお前、部活終わりにここまで来て、炎天下の中で家の前で待ってたんだろ? 脱水になるんじゃねーの?」
「いや、えっと……」
「なんだよ。言えよ」

 空になったコップを弄びながら、甘利に迫る。顔を寄せれば、顔が赤くなった。
(ほらみろ。熱中症なりかけてるじゃねーか)
 いっそのことスポーツドリンクでも買って来るか? と考えていれば、甘利が俯く。癖のある髪からほんのり制汗剤の匂いがした。

「……飲んだら、帰らないといけなくなってしまうので」
「は?」

 首を傾げる。何言ってんだ、こいつ。

「別におかわりくらい出してやるけど?」
「っ、だって先輩、さっき言ってたじゃないですか。『それ飲んだら帰れよ』って」
「あ」

 言った。言ったわ。すっかり忘れてた。
(だから飲まなかったのか)
 飲み終わったら帰らなくてはいけない。でも飲まなければ帰らなくていい。何と単純で馬鹿なのか

 俺はぷはっと吹き出した。

「ハハハッ!」
「な、なんで笑うんですか!? こっちは真剣ですよ!」
「いやっ、悪い悪い。そうだよな。俺が悪かったわ。別にお代わり出してやるから」

「早く飲めよ」と告げれば、甘利が麦茶を見る。睨みつけるかのような鋭い視線に再び吹き出しそうになるが、何とか堪えた。
 ぐいっと煽った甘利は、すぐに中身を空にしてしまう。タンッ、と置かれたコップに、俺は手を差し出す。

「ほら」
「……ありがとうございます」

 コップを受け取り、俺はキッチンへ降りる。お茶と追加の茶菓子を手に、自分の部屋へと戻った。
 甘利は大人しく待っていた。コップを渡し、茶菓子を適当に放る。甘利がそれらを目で追いかけた。

「好きなの食っていいからなー」
「いえ、そんな……!」
「どうせ秋人も夏生も今年の夏はこねーし、食っていいって」

 ほら、と差し出せば、少し躊躇った後「ありがとうございます」と受け取った。

 二人で菓子を広げ、他愛もない話をする。
 俺は勉強の話や秋人、夏生の話を。
 甘利は大体が部活の話だった。

「そういえば、春先輩は夏休み、どうするんですか?」
「んー? どうってなんだよ?」
「いえ。デートしたいなって思って」
「直球だな」

「デートはしねーよ」と言いつつも、俺はふと今年の夏休みの予定を思い出す。

「つってもなぁ……受験生だし、七月は講習が詰まってて学校行かなきゃなんねーし、八月は課題がなぁ……」
「雲井先輩たちと遊ばないんですか?」
「夏生は最後の部活だからな。気合入ってて夏休み中はずーっと部活」
「あの、チャラそうな人は?」
「チャラそうって!」

 俺は手を叩いて笑った。確かにあいつチャラそうだし、実際チャラいからな。
 そのくせ、女の子にはあんまり人気がないのも面白い。どちらかといえば友達に好かれるタイプだ。

「秋人はこの前の模擬試験の結果がやばかったらしくて、この夏から親に塾に行かされてんだと。大変だよなぁ、受験生は」
「春先輩も受験生じゃないですか」
「俺はA判定だったし、焦らなくてもいいかなって」

 そう告げれば、甘利は「さすがですね」と笑った。
 その笑顔にまた心臓がうるさくなる。いい加減、そろそろ慣れて欲しい。

「あー、お前は? 部活三昧?」
「そうですね。基本的には部活ですけど、週二回休みがあって、あとお盆に一週間ほど休みがあります。その後合宿とかありますけど」
「へぇ。意外と休み多いんだな」
「『休むのも練習の内だ』って監督が言ってました」

「あと東崎先生も」と呟く甘利。そういえば東崎も陸部に関わってんだっけ。
(強豪ねぇ……)

「んじゃ、次に会えるのは九月かー」
「えっ」
「長いなぁ。まあ、お互い頑張――」

 ガシッ。
 突然掴まれた腕に「痛っ」と声を上げる。なんだと顔を上げれば、「す、すみません」と謝られる。肩を掴んでいた手が緩み、落ち着いた頃には甘利が至近距離にいた。
(は? え、ちょっと。どういうこと?)
 お前さっきそっち座ってたよな? え、瞬間移動? マジで? いつの間にそんな人外レベルの能力手に入れたの?

 混乱する頭で、俺はより混乱したことを考える。
(ちょっと待って。マジわかんねぇ)
 ――俺、甘利に怒られてんの?

「あ、甘利?」
「すみません。その、身体が勝手に……先輩と二カ月も会えないなんて信じられなくて……」

(だからって瞬間移動するなよ)
 俺は出てしまいそうな言葉を飲み込んだ。

「は? 別にそれくらい――」
「先輩にはそれくらいでも、俺には死ぬほど長く感じるんです」

 甘利の声に、必死そうな表情に、俺は何も言えなかった。

「春先輩。夏休み中、俺と会ってくれませんか?」
「甘利……」
「毎日じゃなくていいんです。二日に一回でも、三日に一回でもいいです。……最悪、一週間に一回でも、先輩と会えるなら」
「二日に一回って……大分短期間じゃねーか」
「そうです。それくらい先輩と会いたいんです。会えないと死にます。二週間我慢した俺を褒めて欲しいです」

 また早口になる甘利。さっきも何言っていたかわからなかったが、今も何を言っているのかわからない。
 わからない、けど。
(……腕、振るえてんじゃねーか)
 抱き締められる腕が、小刻みに揺れている。……もし。もしだ。この二週間のお陰で甘利が何か変なことを考えて、変なトラウマみたいになっていたとしたら。
 それは俺のせいってことになるのか?

(いや、なんねーだろ)
 なんねー、はず……だけど。

「……はあ。仕方ねぇな」
「!」
「夏期講習がある日は会ってやるよ。どうせ学校行くしな」

「後は知らん」と告げて、俺は甘利の腕を掴んだ。ゆっくりと離させれば、甘利の顔が俺を覗き込んでくる。
 信じられないと言わんばかりに開かれた目が、俺を捕らえた。

「本当に、いいんですか」
「お前が会いたいっつったんだろ? つっても、毎回は無理だからな。時々だからな!」
「それでもいいです! ありがとうございます!」

 ガバッと再び抱きついて来る甘利。俺はもう抵抗するのも面倒で、されるがままになっていた。
 甘利が全力で喜んでいれば、ガチャンと鍵が開く音が聞こえる。ハッとして甘利の肩を押し退ければ、「春―?」と声が聞こえた。
 慌てて廊下に出れば、階段を上がる母さんと対面する。

「お、おかえり、母さん!」
「ただいまー。それより春、お友達来てるの?」
「え、あ、ああ。うん。友達っつーか後輩だけど」
「後輩くん?」

「初めまして。春先輩の後輩で甘利檸檬って言います。すみません、勝手にお邪魔してしまって」

 いつの間にか後ろに立っていた甘利が母さんに頭を下げる。
 礼儀正しい姿と綺麗な顔に、母さんはみるみる上機嫌になった。

「あらあら。礼儀正しい子ねぇ。春の母です。よろしくね」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「それにしても大きいわねー。身長、何センチ?」
「この前計ったら百七九になってました」
「えっ!?」
「あらぁ! もうちょっとで百八十じゃない!」

「すごいわねぇ」と母さんが言う。しかし、俺はそれどころじゃなかった。

「お、お前、前に百七十八って言ってなかったか……?」
「ああ。はい。でも伸びたみたいです」
「会って半年も経ってねーのに!? 俺は〇.三センチしか伸びなかったのに!?」
「可愛いですね、先輩」

 やっぱりコイツ嫌いだ! 男の敵だ!!

 母さんは適当に話を終えると一階に戻った。それを確認した俺は、部屋に戻り、座った甘利の頭を全力で押した。
 制汗剤の匂いをする甘利の頭をわしゃわしゃと撫で、「縮め縮め」と呪いをかける。

「はははっ、先輩、くすぐったいです」
「うるさい! 嬉しそうにすんな!」

 俺は甘利が帰るまで、呪い続けた。
(俺だって、一年後には百八十代になってやるんだからな!)
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