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三章 少年共、夏を謳歌せよ
三十八話 天の神の悪戯
しおりを挟む「死ぬほど濡れた……」
「俺もです。下着までびっしょり」
「そこまでは聞いてねーよ」
俺は張り付く靴を脱ぎ、そのまま流れで靴下を脱ぐ。甘利に靴を脱ぐように言い、俺は「母さーん」と声を掛けた。
甘利を引っ張って雨の中家まで走った俺は、母さんに車で甘利を寮まで送ってってもらうことにした。
しかし、帰って来た家はしんと静まり返っており、人の気配がほとんどない。
(え? マジ? 出かけてんの?)
この雨ん中? と自分を棚に上げて思う。俺は甘利に「ちょっと待ってて」と告げてリビングへと向かう。
扉を開ければ、リビングもキッチンも電気が落とされていた。
「母さん?」
不思議に思ってリビングに入れば、テーブルの上に書き置きがあることに気が付いた。紙を取れば、母さんの字であることに気が付く。
『突然おばあちゃんが具合悪くなっちゃったみたいだから、お母さん行ってくるね。冬香も連れて行きます。晩御飯はカレー作ってあるから食べてね』
『残ったら冷蔵庫!』と赤い文字で書かれているのを締めに、書置きは終わっていた。俺はひくりと頬を引き攣らせた。
(マジか)
つまりこの家には自分しかいないってこと? え、つまり風呂も服も全部自分でやれってこと? てか、甘利送ってもらえなくね?
(どーしよ)
まさかこんなことになるとは思ってもいなかった。
「春先輩?」
「! あ、悪ぃっ」
甘利の声にハッとする。そうだ。今はそんなこと考えている場合じゃなかった。
俺は荷物を下ろすと、バタバタとバスタオルを取りに向かった。どうせ一枚じゃ足りないくらい濡れているのだ。
そのまま風呂に入らせようと、俺は栓を閉じて『自動』のボタンを押す。これを押しておけば、自動で風呂が溜まる仕組みになっているのだ。便利な機能である。
タオルを持って玄関へ向かえば、甘利がもう一度くしゅんとくしゃみをしていた。
「悪い、遅くなった。これタオル使って。まずは体拭いて」
「ありがとうございます……ってこれ、バスタオルじゃないですか」
「どうせ一枚じゃ足りないだろ?」
「あと、そのまま風呂入っちまえ。今溜めてるから、一緒になるけど」と俺は告げる。甘利は「大丈夫ですよ」と言っていたが、さすがにそれを真に受けるほど馬鹿じゃない。
「風邪ひきたくなきゃさっさと入れ」と言うと、しょんぼりした顔で頷いた。
甘利はざっくり体を拭き終わると「お邪魔します」と口にして、玄関を上がった。靴は綺麗に揃えられていた。脱衣所に案内し、俺は甘利にタオルの場所や洗濯物を入れる場所を教える。
「脱いだ服は直接洗濯機に突っ込んでいいから。乾燥機掛けるから、縮むやつあったら別にしといて」
「あ、はい」
「着替えは後で持ってくる」
「あ、お前サイズいくつなら入る?」と問えば「LかLLなら……」と返ってくる。俺のサイズより上じゃねーか。むかつく。
「あ、先輩のでお願いします」
「ねーよそんなデカいの!」
ベーっと舌を出せば、甘利は楽しそうに笑う。
(そんな顔で笑うんじゃねーよ)
甘利は濡れたジャージを重たそうに脱ぎ始めた。上着を脱げば、濡れたシャツが甘利の体に張り付いているのがわかる。
(こいつ、すげー筋肉)
肩もそうだけど、腕とか、腰とか。Tシャツが張り付いてるおかげで、甘利の体形が良く見える。
シャツの下から見えた腹筋はちゃんと割れており、筋肉の間を雨の雫が流れ落ちる。その様子に、俺は何故だか目が離せなかった。
(これが運動部と文化部の違いってやつか)
「あの……春先輩?」
「!? な、なに」
「そんなに見つめられると恥ずかしいんですけど」
赤く染まった甘利の顔が視線を逸らす。「触ります? 先輩なら特別に触ってもいいですよ」と言われ、俺は一気に正気に引き戻された。
「ぶっ!」
「べ、別に見てねーよ! いいからさっさと入れヘンタイ!」
新しいバスタオルを甘利の顔面に投げつける。驚く甘利を他所に、俺は「ちゃんと温まって来いよ!」と叫び、脱衣所の戸を閉めた。
バンッと勢いよく閉まる扉。それを背に、俺はずるずると廊下に崩れ落ちる。
(あんの、変態馬鹿め……っ!)
あいつが変なこと言うから、顔が熱くなってるじゃねーか!
バクバクうるさい心臓を抱えながら、俺は自分を拭いた後のタオルで苛立ち半分、気晴らし半分で雑に濡れた床を拭く。
リビングに戻り、俺は自身の鞄の中を見た。よかった。中はそんなに濡れていないらしい。
鞄を持って、二階に上がる。
体が冷える前にと簡単に着替えて、俺は颯爽と鞄の中身を取り出した。少し濡れてしまった部分を出来るだけ広げるようにして机に置く。放置して入ればいずれ乾くだろう。
俺はクローゼットを開けて、引き出しを漁る。今は使っていない、父さんの昔のスウェットがいくつかあったはず。
父が買ったばかりの寝間着を「入らなくなった」と泣きながら俺に差し出して来たのを思い出し、吹き出しそうになる。甘利は細身だし、大丈夫だろう。上にはデカいけど。
脱衣所に戻り、俺は自分の服を洗濯機に入れる。洗剤を投げ入れ、洗濯と乾燥を選んでスイッチを押すだけだ。
甘利に声を掛けつつ、俺はスウェットを洗濯機の上に置く。シャワーの音と湯の溜まる音が重なって、聞こえていたかは全然わからない。
リビングに戻ってテレビを見ていれば、しばらくしてリビングの戸が開かれる。
「先輩。お風呂ありがとうございました」
「おー。って、お前それっ」
「? なんですか?」
「いやっ、ちっさすぎでしょ……っ!」
ふくくくっと笑いを堪えながら、俺は甘利を見る。
甘利の長い手足は、どちらとも長さが足りなくて手首足首が見えている。腹もぎりぎりのようで、万歳すれば腹も見えてしまいそうだ。
(まるで赤ちゃん……ッ!)
俺は笑いを堪えるのに必死になった。口元を抑え、「むしろよく入ったな」と呟く。いや、本当に。よく入ったな?
肩もパツパツだし、袖に余裕がないから腕もちゃんと曲がらない。太腿に至ってはパンパンで、今すぐにでも破裂しそうだった。
「そんなにまじまじ見ないでください。恥ずかしいです」
「いや、褒めてねーから」
顔はイケメンなのに、ダサい。すごくダサい。
女子たちの百年の恋も一瞬で覚めるんじゃないかと思うほどにダサい。
俺は複雑な気持ちになりつつ、「とりあえず乾燥機終わるまで我慢して」と告げた。
「わかりました。ちなみになんですけど、これって先輩のですか?」
「あ? あー……父さんの昔のやつだよ」
「えっ」
「なんだよ。俺のが良かったのか? 絶対入んねーし、すぐに服破けると思うけど」
わざと煽るように言えば、甘利がしゅんと悲しそうに肩を落とす。耳と尻尾が落ち、くぅんと悲し気な声が聞こえた。
(いやなんでだよ)
俺のじゃなかったのがそんなにショックだったのか。ていうか入らないってわかるだろ、物理的に。それともなんだ? 何かしたいこととかあったのか? ……え? さすがにひくぞ?
俺はじっと甘利を見る。内心ちょっと引き気味でいれば、甘利は「な、なにもしませんよ!」と声を上げた。
その必死さが余計に怪しい。
「じゃ、じゃあ、俺次入ってくるから。……変なことしたら家から叩き出すからな?」
「俺の事信用なさすぎません?」
あるわけないだろ、信用なんて。
男はみんなオオカミだって、よく冬香も母さんも言っていた。俺も男だけど。
でも甘利は俺のことが好きで、好きな奴の家に二人っきりなんて美味しいシチュエーション、男なら逃すわけがない。
(いやでも、考えすぎか……?)
「先輩。早く行かないと体冷えちゃいますよ」
ぽん、と甘利の手が肩に触れる。
その手の温かさに、俺は一瞬肩を跳ね上げてしまった。きょとんとする甘利に、俺は慌てて頷く。
「あ、ああ! そ、そうだな! い、いいいい行ってくる!」
「?」
首を傾げる甘利。しかし、俺は甘利の顔を見れずにいた。
(何考えてんだ、俺!)
自分から誘っといて失礼だろ! そりゃあ甘利はオオカミかもしれないけど、もしそうだったとしても俺は男だ。そう簡単に食われるわけがない。
(そうだ、考えすぎだ!)
俺はウンウンと頷いてリビングを出た。あっと思い出し、リビングの戸を開ける。
「甘利。窮屈だろうけど、その服引き千切んなよ。今後俺の寝間着になるんだから」
「っ、ぜ、善処します」
「?」
ぎこちなく頷く甘利に不思議に思いながらも、俺は今度こそ風呂に向かった。
風呂に入り、汚れを落として、冷えた体を温める。
かなり冷えていたのか、指先がびりびりと痺れて痛みが走る。それもしばらくして落ち着いていく。
「はぁ……先にあいつ入れておいてよかったな」
俺よりもたくさん雨に当たっていた甘利は、きっと俺より体が冷えていたことだろう。
じんじんと痛む感覚も、尋常じゃなかったはず。
(でもアイツ、代謝高そうだしなぁ)
真冬とかも半袖短パンで走ってそうなのが目に浮かぶ。小学生並の元気な格好をする甘利を思い浮かべ、俺はつい笑ってしまいそうになった。
しばらく暖まった後、俺は風呂から上がった。体を拭いて、新しい寝間着に着替える。
髪を拭きながらリビングに戻れば、甘利が大人しくソファに座っていた。その目の前には、俺が用意していたドライヤーがきちんと置かれている。
(背中がもはやボディービルダー)
俺はついそんなことを思ってしまった。
相変わらず足は出ているし、ソファから見える肩も動きにくそうだ。
対照的に、乾かされた髪はふわふわとしていて、まるで綿毛のよう。触り心地がよさそうだ。
(……今の父さんの奴だったらもうちょっとマシかな)
でもさすがに使ってるのを出すのも憚られるしなぁ、と思っていれば、甘利がゆっくりと振り返った。ふわりと不意打ちにほほ笑まれ、ドキリとする。
「おかえりなさい、春先輩」
「お、おう」
「ドライヤー、借りちゃいました」という甘利に、俺は「あー、うん。使うだろうと思って出しといただけだから」と返す。甘利のふわふわの頭が、動きに合わせて嬉しそうに上下していた。
「先輩もどうぞ」と言われ、俺は「あー……」と声を零す。外を見れば、まだまだ雨は降り続けていた。
「あー、いいや。俺は後でで」
「えっ」
「それより先に飯食わねえ? 腹減ってってさ。つってもカレーしかないんだけど」
「いいんですか?」
甘利の嬉しそうな声に、俺はこくりと頷く。途端、甘利の腹の音がぐうっと音を立てる。
「ふはっ、元気な腹だなー」
「っ、すみません」
「よしよし。今用意してやるからなー」
キッチンに入り、俺はカレーの入った鍋の火をつける。弱火にして、カレーを温め始めた。
(いっぱいあるし、後輩に食わせたって言えば母さんにも怒られないだろ)
――たぶん。
もしなくなったとしても、それは俺のせいじゃないのでセーフということで。
俺は炊飯器の蓋を開け、中を見る。すでにご飯は炊けており、ほくほくと湯気が漂っていた。いい匂いについよだれが落ちそうになる。
「甘利、ご飯は大盛でいいか?」
「えっ、いや、そんな。お構いな――」
ぐぅぅぉぉおおお……。
振っていた甘利の手が止まる。野獣の声のような音は、甘利の腹の虫だったらしい。みるみる赤くなっていく甘利に、俺は堪らず吹き出した。
「ははははは! なんだよ今の音! 何かの生き物みてぇ!」
「っ、しょうがないじゃないですかッ! 突然の雨で買い食いも出来なかったんですから!」
「買い食いしてんのかよ」
「た、たまにだけですよ!」
「お前本当燃費わりーなぁ」と揶揄えば「そういう体質なんです」と口を尖らせた。
(そういう体質ねぇ)
ある意味、アスリートになるべくしてなっている体ともいえる。甘利の食事量や頑張りを見ていれば、納得もいく。
「まあ、とりあえず今日はちゃんと食っとけ」
俺は問答無用で米を山にした。甘利は驚いていたが、目は輝いていた。
(食いたいなら食いたいって言えばいいのに)
一丁前に遠慮なんかしやがって。
くつくつと煮えるカレー。お玉で回しながら温めて数分。
俺は火を止めて甘利の皿と自身の皿の両方にカレーをかけた。漂ういい匂いに、甘利がそわそわと落ち着かなくなる。
「何か手伝いますか?」と聞いてくる甘利に「いいから座っとけ」と言葉を返す。下手に動いてスウェットが犠牲にでもなられたら、困る。
「はい。これお前の分」
「あ、ありがとうございますっ」
甘利は落ちつかない様子のまま、器を受け取った。山のようによそった米とカレーに、甘利の目がキラキラと輝く。
(大型犬が喜んでら)
俺はふはっと笑いを零して、甘利の隣に腰を下ろす。本当はキッチンの前にテーブルがあるのだが、足元が冷えるし面倒だからここでいい。
「先輩は……少ないですね」
「普通盛りだよ、馬鹿」
俺は甘利の分のスプーンを差し出しながら、悪態吐いた。
二人して、テレビを見ながら飯を食う。いつもならやらないことだけど、今日は甘利がいるから特別だ。
「美味しいですね、これ」
「ん。母さんに伝えとくわ。たぶん喜ぶ」
「おかわりいる?」と聞けば、戸惑い気味に頷かれた。
「そんなに遠慮しなくていいって。んで? どれくらい食うんだ?」
「あ、じゃあ、さっきと同じで」
「マジか」
驚く俺に甘利が「や、やっぱり普通くらいで大丈夫です!」と訂正する。「いや、驚いただけだから気にすんな」と言い訳をして、俺はさっきと同じ量をよそった。
さすがに多いんじゃないかと思っていたが、俺の心配をよそに甘利は二杯目もよどみなく食っていく。
(甘利の胃袋、マジでブラックホールなんじゃね?)
俺は一杯めで早々に腹がいっぱいになった。「ご馳走様」と手を打って息を吐く。水を飲みつつ、窓の外を見れば、雨は未だにざあざあと降っている。
(母さんたちいつ帰ってくんだろ)
ジャージは未だ乾くまで時間がかかるから、もう少しいてもらわないと困る。
とはいえ、雨も止む気配は全然ないし、母さんたちも全然帰ってくる様子ないし。
(俺はどうしたらいいんだ)
そう思っていれば、ピコンと通知音が聞こえた。俺と甘利が同時にスマートフォンを手に取り、「俺だ」と呟く。
画面を開けば、母さんからのメッセージが届いていた。
「あー……甘利、悪ぃ」
「? 何かあったんですか?」
「いや。その……母さんたち、今日は帰らんね―みたい」
「えっ」と驚く甘利に、俺はガシガシと後頭部を掻く。
送ってもらえるようにすると言っていた手前、急に無理だって言うのは心苦しい。とはいえ、他に手はないし、伝えないっていうのも最低だろう。
「いや、なんかさ。母さんたち婆ちゃん家に行ってたんだけど、道が土砂崩れで通れなくなってるんだと」
「土砂崩れ……」
「父さんも心配で見舞いに行って、そのまま向こうで合流したらしいんだけど、そこから動けないみたいで」
「先輩の親御さんたちは大丈夫なんですか?」
「大丈夫大丈夫。どうせ明日か明後日には帰ってくんだろ」
「それよりお前のことだよ」と俺は甘利を見る。
「送ってくって言っただろ? でも出来そうにねーし、たぶんタクシーとかも捕まんねぇんじゃねえかなぁ」
「え、っと。そうですよね」
さっきからテレビで、ニュースになっているゲリラ豪雨。
テレビではバスや電車も運休か見合わせになっているそうで、タクシーは大忙し。駅を跨いだ先の学校に行くのは、ちょっと難しいだろう。
(うーん、仕方ないか)
「なあ、甘利」
「なんですか?」
「お前が良ければ、このままウチ泊まってけば?」
「……はい?」
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m(_ _)m
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反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
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