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四章 残された時間
四十三話 体育祭②
しおりを挟む「はぁ、はぁ……悪いっ、遅くなった……っ」
「いえ、大丈夫ですよ。って、もしかして走って来たんですか!? まだ全然大丈夫だったのに」
「げほっ、あー、いや。気にしないで」
「気にしますって」
「そんなに全力で走って来たんですか?」と心配そうに声をかけて来る後輩――白川 守(しらかわ まもる)に、俺は笑顔で誤魔化す。
彼は写真部の一年生で、丸眼鏡が特徴の生徒だ。俺以外に唯一ちゃんと課題を出したり、イベント事にこうして手伝ってくれたりしてる人間で、俺の唯一の後輩と言っていい。(甘利は別だ)
手元には、見たことのない黒いカメラが握られており、写真はそれで撮っているらしい。
「それ、西田先生の?」
「あ、はい! そうなんです! すごいですよ、これ! 遠くまで鮮明に見えるんです!」
「へ、へえ」
そりゃあすごい、と返事をしながら、俺は息を整える。
彼は写真を撮るのはあまり好きじゃないみたいだが、カメラの機能に関してはかなり興味があるらしい。それこそ、カメラオタクの西田先生とカメラトークが出来るほど。
「知ってますか、蒼井先輩。これミラーレス一眼カメラって言うんですけど、通常の一眼レフよりもミラーがない分軽くて持ち運びもいいですし、脚がなくても手ブレしないんです! 使い勝手が本当にいい! だから初心者にも扱いやすいんですよ!」
「へ、へえ……」
「それにレンズもいくつかあるみたいで、後日西田先生が見せてくれるそうです!」
「すごいですよね!」と言う白川。半分以上聞き取れなかったが、俺はとりあえず頷いておく。
白川はその後もカメラの蘊蓄を続けていたが、呼びに来たクラスメイトの声にハッとして頭を下げる。その時、俺は差し出されたカメラを受け取った。
「す、すみません! 僕つい夢中になっちゃって……!」
「いや、楽しそうでよかったぞ。カメラが本当に好きなんだなって伝わって来た」
「? 先輩もですよね?」
「え?」
「いや、俺は」と言いかけて、再び白川を呼ぶ声が聞こえる。白川はもう一度すみません、と頭を下げると、「それじゃあ、先輩。お願いしますね!」と声を上げて走って行く。
何だかよくわからないまま、「綱引き頑張れよ!」と声を上げれば、大きく手を振り返された。
「嵐みたいだったな」
取り残された俺は、茫然と呟く。
何となしにカメラを覗き込めば、確かに。白川の言う通り、遠くまでくっきりと見えている。
(すごいな)
何ていうカメラなんだろう、と調べようとして、止めておく。もし調べて云十万の価値のあるカメラだった時、確実にこの後の仕事に支障が出る。手ブレはもちろん、走って撮影場所を移動するなんて、もっての外だ。
自分の心の安寧の為にも、知らない方が良いことはある。俺は借り物競争の説明を聞きながら、事前に決めていた持ち場に向かった。
ファインダーを覗き込み、シャッターを何度も切る。
出来るだけ偏らないように全員満遍なく撮って行き、息を吐く。集中していたらいつの間にか最後のレーンになっていた。
(今のところ、白組が有利か?)
借り物競争なんて運次第の競技だが、内容が内容なだけに会場は大盛り上がりだ。『尊敬している人』で一年の女子生徒が東崎を連れてゴールして大ブーイングが起きたことが、今日一番の目玉だったと思う。
最終レーンの走者が準備を始める。その中に甘利の姿はあった。
『さて、最終レーンです! 例のお題はどこへやら……さあさあ! 楽しくなってまいりました!! みなさん、大注目です!!』
「随分元気な放送だな」
『果たしてあの人はあのお題を引き当てるのか……! 最後の借り物競争、始まります!』
興奮気味なアナウンスから聞こえる言葉に、俺は何となく察する。きっとアナウンスの人が言っているのは、甘利の事だろう。だって女子からの歓声は控えめではあるが、甘利が走者として並んだ時の緊張感が今までの比じゃない。
(よく見れば他校の女子も来てないか?)
甘利の影響力はどこまで届いているのだろうか。そろそろ怖くなってくる。
ぶるりと身震いをして、俺はカメラを構える。いかんいかん。知らないふりをしないと。
――じゃないとさっきから刺さる甘利の視線の行く先が俺だってバレてしまいそうだ。
冷や汗を流しながら、俺はカメラを構える。レースに集中しろばかと口パクで伝えれば、何を思ったか甘利が嬉しそうに微笑む。……アイツ、変な風に受け取ってねーだろうな。
(こえーんだけど……)
俺の危機感も余所に、スタートの合図が響く。
走り出した走者の中で一番にお題箱に辿り着いたのは、やはりというか甘利だった。
『さあさあさあ! お題は――!?』
パッと顔を上げ、甘利が走り出す。
ぐんぐんと近寄って来る甘利の姿に、俺は逃げる体制を取ることも出来なかった。代わりにシャッターの音が響く。
「春先輩、来てください」
「ヘっ!?」
真剣な目で、腕を取られる。咄嗟にカメラを強く掴めば、そのまま体ごとグラウンドへと引っ張られた。
(ちょっと待て!?)
走る心の準備なんて出来てねーんだけど!? つーかお題何!? 何がお題だったの!?
混乱する俺の思考を余所に、ぐんぐん甘利は走って行く。その足の速さについていくのに必死で、俺はもう考える力は残っていなかった。
途端、足が縺れる。
(っ、ヤベ――!?)
グラっと傾いた体。転びかけたところを甘利に支えられ、受け止められた。
「わ、悪い」
「いえ。こっちこそ急に走り出してすみません」
「大丈夫ですか」と問われ、こくりと頷く。
『おおっと! 白組が走り出した! 一位なるか!?』
「!」
「甘利?」
「すみません、ちょっとだけ我慢してくれませんか」
アナウンスに振り返った甘利が俺を見つめる。何の話だ、と言いかけて――俺の身体は宙に浮いた。
「!!?」
「行きます」
(いやっ、いやいやいや!!)
行きますじゃない! 絶対に行きますじゃない!!
ぶら下がった足。膝の裏と背中に回った甘利の腕。右半身に感じる体温……その全てが、俺にこれが現実だと突き付けて来る。
『おおっと! これは甘利選手! お姫様抱っこだーー!!!?』
「「「きゃーーー!!」」」
黄色い歓声が轟く。
耳を劈く程の声に、俺の頭は真っ白になった。
「待て待て待て!!」
「待てないです」
「ちょっ、マジで待――!!」
驚きと混乱が頭の中をぐるぐるする。しかし、甘利はそれを気にすることなく、走り出した。
(頼む待ってくれ! おひっ、お姫様抱っこって何!? なんだお姫様抱っこって!?)
状況がわからん! わかるけどわからん!!
甘利が走る度、振動が伝わる。頬を撫でる風と一気に過ぎていく景色に、俺は車にでも乗っている気分だった。
甘利が抜かした白組の姿が見える。ぎょっとした顔をする彼に、俺も同じ顔をしてるんだろうなと思った。
『甘利選手、白組を抜いて……ゴーーーール!! 人一人を抱えているとは思えないほどの見事な追い上げ!! 一着、紅組でーす!!』
「はぁ、はぁ……」
歓声に周囲が沸き立つ。俺は何もわからないまま、ただただ茫然と甘利を見上げていた。
(……さっぱりわからん)
本当に今、何が起こったんだ……?
困惑する俺に甘利が「すみません、突然抱き上げてしまって」と告げる。ゆっくりと下ろされ、俺は地面に足を付いた。何度か地面を踏みしめ、俺はほっと息を吐く。
「大丈夫ですか、春先輩」
「え、ぁ……お、おう……?」
「すみません。一位にならないと駄目だって言われていたので」
一位? 何の話だ?
話の内容が見えず、首を傾げる。しかし、甘利が何かをいう前にアナウンスが入った。
『さてさて、お題を確認いたしましょうか!』
(お題?)
ああ、そうだ。そうだった。これ借り物競争だった。
(つまり、俺借りられたってことか?)
ようやく話が繋がって来た。みんなの好奇の目が甘利に向かう。甘利はお題の紙をくるりと反転させた。
「“飼い主”です」
『へ?』
「え?」
「お題、“飼い主”です」
「!!?」
甘利の言葉に、俺はぎょっとする。
(飼い主!? 飼い主ってあれだよな!? ペットを持ってる人のことだよな!?)
俺は犬も猫も飼ってないし、何なら今までペットを飼ったことは一度もない。さすがに駄目なんじゃ……――。
「春先輩は俺の飼い主です。ですよね、春先輩」
「は!? え!?」
『なーるほど? 確かにお二人の噂はかねがね聞いてますし……んー、良いでしょう! 合格です!!』
「ちょっ?!」
『一位、紅組!』と声が響く。俺は瞬きを繰り返すと、甘利を振り返った。
「やりましたね、先輩」
「“やりましたね”、じゃねーよ馬鹿ッ!! こんなところでお前っ……!」
「? みんな言ってるじゃないですか。俺と先輩の事、犬と飼い主だって」
「知ってる!! 知ってるけども!!」
――そうじゃなくて!!
と、声を上げかけ、俺はぐっと言葉を飲み込んでしまう。甘利の目が垂れ、しゅんと肩を落としている。ないはずの耳と尾が悲しそうに垂れていた。
「審査員にはOK貰ったのに……ダメですか?」
「ぐっ……」
(だから! その顔は! ズルいんだって!!)
俺は込み上げる罪悪感に唸る。その顔をすれば許してくれると思いやがって!
でももうその手には引っかからない。もう何カ月一緒に居ると思ってるんだ。そんなの俺だって慣れて……慣れ、て……――――。
「っ、ああもう……わかった。もう、それでいいから」
「! ありがとうございます、先輩」
抱き着いて来る甘利に、俺は遠い目をする。されるがままでいれば『いやぁ、素晴らしい絆ですねぇ』と揶揄うようなアナウンスが響く。
俺は逃げ場が無くなったことに全力で脱力した。
それから度々「例の飼い主だ」と揶揄われつつ、俺は写真を撮り、後輩と交代して自分の参加する競技を無心で消化する。
もちろん最初の方は反論もしていたが、全校生徒相手にいちいちキレてもいられない。とりあえずこの怒りを全てエネルギーにして、俺はあちこちに奔走した。昼休みは見兼ねた秋人たちに止められたが、「今アイツの顔見たらキレる」と言って自由にしてもらった。
その時の秋人と夏生の顔は、初めて見るものだったと思う。
「あームカツク腹立つ!! 俺ばっかり振り回されて!!」
「でも、結構評判はいいですよ? 下手な女子が標的になるより、平和的ですし」
「お前はどっちの味方だよ、白川!」
昼飯のコロッケパンを噛み千切る。隣にいた白川が小さなおにぎりを食べながら「世界平和の味方ですよ~」と笑った。
(なんだよ、世界平和の味方って!)
「いやあ、でも事実、あの甘利君が特定の女子を“飼い主”何て呼んでたら、血の雨が降っているだろうね。彼、人気だから」
「……なんで生徒会長がここにいるんですか」
「? 暇だからかな」
「あと面白そうだから、君に会いに来た」という会長は、清々しいほどいい笑顔をしていた。
(俺には純粋な味方はいないのか)
ずんと落ち込んだ俺は、コロッケパンを食む。上手い。ソースの味が心に染みていく……。
「つーか血の雨って、大袈裟な……」
「そうでもないさ。聞いただろう? 君をお姫様抱っこした時の歓声」
「うっ……あれ、実はびっくりしすぎてあんまり記憶がないんだよな……」
「そうなのかい? もったいない」
もったいなくないだろ、別に。
ケタケタと笑う会長に、俺は頬を引き攣らせる。なんというか、思った以上に愉快犯の匂いがする。
「あんなに華麗なお姫様抱っこは見たことがないよ。僕なら一瞬で恋に落ちてしまうね」
「恋、って……アイツ男ですよ。デカいし、ゴリラだし、頭は悪いし、すげー食うし、燃費悪いし……って何ですか。そんな驚いた顔して」
「いや。随分すらすら出て来るものだなと」
「はあ? これくらい普通でしょう」
何を言っているんだ、と会長を見れば、彼はどこか面白おかしそうに笑いだした。
クツクツと聞こえる控えめな笑いの中で、会長は「そうかな」と呟いた。
「それだけ君が甘利君の事を見ているからだと、僕は思うのだけれど。どうだろうか、白川君」
「はッ!?」
「うーん。僕も似たように思います」
ウンウンと頷き合う二人。真面目な見た目がどこか兄弟のように見えて来る。
生憎、会長の名字は“小春”なので兄弟ではないのだが。
「ばっ、!? はっ!?」
「蒼井先輩って結構わかりやすいですよね」
「は!? 何が!?」
「何がって……え、もしかして無意識ですか? 全部?」
「む、無意識?」
白川の言葉の意味が解らず、俺は首を傾げる。本気で何を言っているのか、何一つわからない。
白川は「えぇぇ……」とどん引いた声をすると、会長が「だろう? 僕も最初は驚いたさ」と答える。
「こんなに意識しているのに本人は何もわからないのだから、不思議なものだ。まあ、それも一興だとは思うが……彼の心情を考えると時々可哀想に思えて来てね」
「わかります。僕でもわかるのに、まさか先輩が気づいてないなんて……」
「お、おい、二人とも、マジで何の話して――」
「「……はあ」」
「人の顔見てため息つくなよ!」
何なんだ、本当に!
俺は地団駄を踏む。しかし、二人は何も教えてはくれない。それどころか、「誰かに取られてしまう前に、気づけるといいね」「蒼井先輩、応援してますね」とまで言われてしまう。
(何なんだマジで!!)
苛立ちは最高潮。もうこんなところに居られるか! と立ち上がれば、白川にどこに行くのか尋ねられた。「便所!」と声を返して、俺は校舎の中をズンズン進んで行く。
「何なんだよ、あの二人! 初対面の癖に俺の知らないところで勝手に盛り上がりやがって……!!」
俺はズンズンと廊下を歩いていく。トイレに行きたいのは本当だったが、三階まで上がっているのは、気まぐれだ。
(初対面のくせにあんなに仲がいいなんて、絶対におかしい!)
本当は初対面じゃなかったんじゃないだろうか。それとも、初対面の二人が盛り上がるほど、面白かったのか。どっちにしろ、俺に良いことじゃないことは確かだ。
むっすりとしながら歩いていれば、階段を上がった曲がり角。ぬっと出て来た影に、ドスンとぶつかってしまった。
「ッ、!」
「すみません!」
謝罪の声と共に、腕を掴まれる。
びっくりした、と顔を上げれば――――至近距離に甘利の顔があった。
「あ、まり?」
「あ、春先輩だったんですね。すみません。ちょっと急いでて……」
「急いでるって、え? は、何その、恰好」
俺は瞬きを繰り返す。驚いたせいで心臓がドクドクと煩かった。
「変ですか?」
「いや、変じゃ、ねーけど……うち、ブレザーだったよな?」
「はい」
「何で、学ラン?」
甘利の着ている服を指差す。
真っ黒な詰襟の衣装は、どこからどう見ても学ランだ。開けた前からはシャツが覗き、そこにいつもあるネクタイはない。
(は? え?)
困惑する俺に、甘利はどこか言いづらそうに頬を掻く。
「実は、応援合戦に参加することになって……その衣装がこれなんです」
「お、応援団……?」
「はい」
こくりと頷く甘利。黒い頭には白い鉢巻きが巻かれており、ちらりと見た手には白い手袋がされている。
(よく漫画とかで見るやつだ、コレ――!!)
なんでこんなことになっているのかはわからない。ただ、応援合戦といえば、毎年何かしらの催しをする人が多いため、体育祭の一大イベントになっている。
どっちが面白かったかで、選ばれた方の組に大きなポイントが入るのだ。
(それに甘利が出る? あの、甘利が?)
「……お前、出来んの?」
「……先輩がいれば、何とか」
ブリキの動きのようなぎこちなさで、甘利の視線がそっぽを向く。
(そういえば応援合戦の写真撮影、担当俺だったような……)
あれ。もしかして。嵌められた……?
俺は冷や汗が流れるのを感じつつ、持っていたカメラを強く握る。
そう言えばカメラを渡して来た白川も、さっき話していた会長も、俺に「応援合戦の写真、よろしくお願いしますね」と念を押して来た西田先生も、紅組だ。
(俺が前に居れば、甘利が笑うから……?)
「ねぇ、先輩。この衣装、どうですか?」
「は?」
「俺に似合ってないですか?」
不安げな甘利の視線が、俺を射抜く。
ふつふつと沸いて来ていた怒りが一掃され、目の前の甘利の顔だけが残る。
(だから……)
「その顔、やめろって言ってるだろ」
「? 先輩? なにか言っ――」
「っ、すっげー似合ってるよバーカッ!!! 似合い過ぎてムカつくから、絶対に撮ってやんねーけど!!」
「!!?」
「せいぜい女子にキャーキャー言われとけ! アホッ!」と言って、俺は甘利を置いて走り出す。
甘利は固まったまま、追いかけて来なかった。
俺は勢いよくトイレに駆け込んで、鍵を閉める。ドッ、ドッ、と煩い心臓を、服越しにぎゅっと掴んだ。
(なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ!)
心臓が落ち着かない。顔が熱い。
甘利のあの表情が、格好が、仕草が、頭から離れない。
「っ、くそ、最悪だ……っ」
会長たちに良いように使われることも、不覚にも甘利にときめいてしまったことも――全部。
(わかりそうになっちまったじゃねーか)
蓋をしていた感情が、名前を持って溢れそうになる。俺は慌てて蓋を閉めて、全力で押し込んだ。
ダメだ。出てきたらダメ。だってあいつは――前途ある、陸上部のエースなのだから。
俺は残りの時間、ずっとトイレに籠っていた。
出来るだけ平静を保てるように、甘利が笑いかけてこようが変なことをしてこようが耐えられるように、数多の行動パターンを予測する。……しかしまあ、結果は惨敗だったが。
それでも逃げることはしたくなくて、仕方なく出た先で、俺は前を歩く甘利と百瀬の背中を見た。しょんぼりする甘利の背中を百瀬が楽しそうに叩いている。百瀬も甘利と同じ学ランを着ていることから、アイツも応援合戦に出るのだろう。
(これ、白組絶対勝てないだろうな)
寧ろ紅組はこれに掛けているのではないだろうか。
姑息だなぁ、と思いながら、俺は二人にカメラを向ける。ピントを合わせ、タイミングを見て、シャッターを切った。
イケメン二人のツーショットは、きっと大人気になるだろうと思いながら、俺はこの後の大仕事に向けて深呼吸を繰り返した。
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閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
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