【完結】初恋は檸檬の味 ―後輩と臆病な僕の、恋の記録―

夢鴉

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四章 残された時間

四十九話 文化祭デート②

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 甘利の希望で俺たちは写真部の部室に着ていた。
「さっき来た時に見ればよかったのに」と言えば、「お腹空いてたんで」と言われた。確かにすごい音だったけど。

「もしあのまま部室に入ってたら、皆さんのご迷惑になるかと思いまして」
「た、確かに」

 あんな猛獣のような音を鳴り響かせていたら、確実に注意を受けるだろう。というか、俺が注意しないといけない側じゃないのか。
(先に飯食っといてよかった)
 俺は心底そう思いながら、写真部の部室に足を踏み入れた。

 入口から入ってすぐに受付がある。
 今の時間、受付に座っているのは、後輩の白川だった。

「あ、蒼井先輩」
「よ」

 腰を上げた白川に、俺は軽く手を上げる。「どうしたんですか? 忘れ物ですか?」と問われ、俺は首を横に振った。

「違う違う。こいつが写真部見たいって言うから、連れて来ただけ」
「こいつって、まさか、甘利くんですか?」

 白川はそっと俺の隣を見た。
 メイド服を身に纏った甘利は、さっきよりも目立っている。人が多いところで見るのと、人が少ないところで見るのでは、こんなに違うのかと俺は思った。
 甘利はじっと白川を見ている。白川は向けられる視線に、苦笑いをし、首を傾げた。

「……お前もしかして白川のこと、知らねーんじゃねーの?」
「!」
「え? そうなの?」

 白川が驚く。甘利は肩を跳ね上げたかと思えば、視線を逸らした。ギギギと鈍い音が立ちそうな甘利の反応に、俺は図星であることを察する。白川も何か悟ったように自分の自己紹介をした。
 手を差し出す白川に、甘利がぎこちなく手を握り返している。
(こいつ、本当俺以外に興味がないっつーか)
 自分に関わりのない人間への興味関心が、極端に薄い。百瀬とのやり取りを見ても思ったが、甘利のそういうところは普通に損をしていると思う。

「ところで、甘利君はなんでメイド服着てるの?」
「陸部の出し物で」
「へぇ。似合ってるね」
「そうか」

(ぎこちね~~~!!)
 弾まない会話に、何とも言えなさそうな表情。一瞬でいつもの能面に切り替わったのは、もはや何かの特技なんじゃないだろうか。
 白川は話をしながらも、ちゃんと仕事を熟していく。
 名簿を差し出し、甘利に名前を書くようにと促す。甘利はペンを取り、名簿に自分の名前を記した。

「蒼井先輩のはこっちで書いておきますね」
「おー、頼ん――」
「いえ。俺が書いておきましたので」

「大丈夫です」と甘利が名簿を白川に突っ返した。「行きましょう」と手を引っ張られ、俺はギャラリーの方へ引っ張られていく。

「ちょっ、お、おいっ!」

 甘利はズンズン前を歩いて行ってしまう。振り返れば、何故か目を輝かせた白川と目が合った。いってらっしゃーい、と言わんばかりに手を振られ、俺は眉を寄せる。
(えぇぇ?)
 甘利といい、白川といい、最近の若者はわからん。

 ギャラリーは簡易ルートが決められている。
 とはいえ、特にそれを遵守する決まりはない。受付から奥に行き、折り返すと中心に大きな空間があり、三方に配置されたパーテーションに写真がズラリと並べられている。まるで写真の壁で囲っているみたいだ。例の大学とのコラボの時に教えてもらった並べ方でもある。

(まあ、外から見えるように窓の方はどうしても囲えなかったんだけど)
 先生曰く、防犯の意味も込めて窓から中が見えるように配置する必要があるそうだ。
 ただ、こうして囲むように置くと、人は写真に集中してくれるようになるらしい。それを実体験で感じながら、俺は前を歩く甘利の背中を見ていた。
(何も言わねーのがまた……)

 順路に沿って、ゆっくりと歩いていく。
 ピリついた空間に耐え切れず、俺は甘利に声をかけた。

「あー……甘利、どうだ? その、感想とか」
「……すごいですね」

 ぽつり。
 呟かれた声に、俺は目を見開く。
(あ、これマジで思ってるやつだ)

「だ、だろー? 意外と配置とか決めるの頑張ったんだぜ」
「そうなんですね」
「通路から空間を作ったのだってなぁ、みんなが集中して見れるようにって感じでさ」

 俺は得意げになって話をする。
 大学の先輩に教えてもらったことを活用したこと。写真の題材。一年から三年まで順番に並べるのではなく、こじつけでもいいからストーリーを作って並べていること。それでも見づらくないよう、調整をしていること。

「ただの文化祭でここまですんのもって思ったけど、他の文化部に比べればちょっとしたことだよなぁ」
「いえ。そんなことないです。すごいと思いますよ」
「あー……素直な感想ありがとうな」

 がしがしと甘利の頭を撫でる。真っすぐな誉め言葉が、今回ばかりは素直に嬉しかった。

「まあ、本来は部長のやる仕事なんだけどな」
「部長さん、いらっしゃらないんですか?」
「いるけど、アイツふらっふらしてるからなぁ」

 俺ですら今年一回か二回くらいしか会ったことがない。それも基本的に部の書類を出しに来たとか、そんなのだ。
「今回、西田先生のお陰で写真は提供してってくれたみてーだけど」と、俺は部長の撮った写真を指差す。甘利はそれを見て「綺麗ですね」と呟いた。

 映っているのは、晴れ晴れとした青空だった。
 雲と河川敷の風景が、夏の風を運んでくるような錯覚がする。

「来ねえくせに、撮るのだけは上手いんだよな」
「俺は先輩の写真の方が好きですけど」
「おっ!? まえ……ぶっこんでくるじゃん」

 俺は気恥ずかしくなって、ルートを進んで行く。いつの間にか、さっきのピリついた空気はなくなっていた。
 静かに写真を見て回って行く。

「意外と部員いるんですね」
「まあな。ほとんどが幽霊部員だけど」
「見たことない名前がいっぱいです」

 だろうな、と呟く。
 本当はここまで写真は集まらないと、俺は思っていた。しかし『せっかくの文化祭なんだから』と、幽霊部員一人一人にわざわざ西田先生が掛け合い、写真をかき集めたのだ。なんだかんだ協力してくれる奴らは、気のいい奴なのかもしれない。
 ほとんど会ったことないし、話したこともないけど。

「あ」
「わっぷ。きゅ、急に止まるな馬鹿」
「すみません」

 謝る甘利に「何」と目で問えば、甘利の視線の先には見覚えのある写真があった。
(げっ)
 それは大学の展示会で提出した物だった。

「これ、先輩の写真ですよね」
「お、おー」

 甘利が指差したのは、秋人と百瀬に協力して撮ってもらったやつだ。
 それぞれの昼食が、一つの机に集約している写真。

「これって木葉先輩と百瀬ですよね?」
「あー、そうそう。お前と夏生が来るのを待ってる間に撮ったやつ」

「結構好評だったみたいだぜ」と告げれば、甘利は黙り込んでしまった。
 どうした、と顔を覗き込めば、「俺も撮られたかったです」と呟いた。

「撮られたかったってなんだよ」
「だって、俺の事は撮らないって言うのに、百瀬の事は撮ったんですよね?」
「百瀬を撮ったっていうか、百瀬の飯を撮ったってだけな」
「体育祭の応援合戦の時だって、百瀬を撮ってたじゃないですか」

「くそっ、アイツ抜け駆けしやがって……!」と甘利が心底悔しそうに言うもんだから、俺は吹き出してしまうのを必死に堪えていた。
(別に個別に頼んだわけじゃねーのに)
 そこまで気にしているのか。かわいーやつ。

「先輩は、本当は俺の事、撮りたくないんじゃないですか?」
「は?」
「俺に、被写体として足りないところがあるとか……!」

 そんなことないけど、と出かけた言葉を飲み込む。これを言ったらなんで撮らないんだって言われるのがオチだ。
 ズルズルと話が伸びて、実は俺が既に何枚もこいつの事を撮っている事がバレたら、本当に……本当―に面倒なことになりそうだ。

「あー……何でそう思うんだよ」
「だって、そうじゃないですか」

「先輩、これで写真部引退になるんですよね?」と、甘利が言う。

(ああ、そうか)
 そうだった。文化部は文化祭が終わると同時に、ほとんどの部活が三年の引退を迎える。写真部も漏れなくそうだ。
(なんか、全然気にしてなかったな)
 写真部として活動することが当たり前すぎて、引退なんて考えていなかった。――否、考えるのから逃げていただけかもしれない。
(だって、この先には……)

「俺としては、先輩の最後の写真に映りたかったんですけど」

『俺を撮ってくれませんか!?』

 あの日の甘利の言葉が重なる。
 俺の事なんか何も知らない甘利が、必死に俺に訴えかけていたあの頃。売り言葉に買い言葉で甘利の言葉を全て突っぱねていた気がする。でも、あの時は俺も甘利の事を知らなかったし、好きだとかなんだとか言われて余計に混乱していたのだ。

(あの言葉、俺の気を引くためじゃなかったのか)
 チクリと心が痛む。
 俺は、甘利の想いを知らぬ間に無下にしていたらしい。……いや、今までも幾度となく突っ返してたな。今になって罪悪感が込み上げて来る。

「……別に、お前のこと撮りたくねぇってわけじゃねーよ」
「! でも――」
「ああもう。ほら、あんまり騒いでると追い出されるぞ」

 目を見開く甘利の袖を引っ張り、俺は歩き出す。

 早足で残りの順路を歩いていく。
 その間も俺の写真ばかりを見つける甘利。例のスパイクの写真を見つけた甘利の顔は、全女子がドン引きしそうなほどにやけていた。俺は甘利の尻を蹴りつつ、次々と進んで行く。

「ここは……」
「三年の作品まとめたやつ」

 最後の展示物は、引退する三年の作品だけが飾られている。とはいっても、三人だけだけど。
 テーマはありきたりな、『卒業』。

「写真、大きいですね」
「西田先生が張り切ってたからな」
「先輩の写真は?」
「お前、それしか興味ねーじゃん」

 はあ、と呆れながら、俺は自分の作品を指差す。「これ」と告げたところを見た甘利が、大きく目を見開いた。

「これって……」
「な? びっくりだろ」

 そこにあったのは――穴の開いた白い壁。
 パーテーションの壁だ。

「……写真、出さなかったんですか」
「ん」
「なんでですか」
「出すもんがなかったんだんだよ」

 嘘はついていない。
『卒業』なんて大層な題名を掲げて飾るほどの写真を、俺は持っていなかったのだ。

「っ、でも」
「ほら、もう終わりだ。出るぞ」
「先輩っ」

「あんまり騒ぐな。声響くだろ」と甘利の背中を押していく。
 甘利は不満そうにしていたが、それ以上騒ぐことはなかった。

 出口で俺の写真を全部購入した甘利は、複雑そうな顔を隠すことなく俯いていた。
(ほんっと、わかりやすいやつ)
 甘利の言いたいことはわかっている。だが、それに答える気はなかった。――理由は単純だ。

(今更、卒業するのが惜しくなったなんて、言えるわけないだろ)


 もっとこいつと――甘利の隣で学校生活を送りたくなってしまった、なんて。

 写真を撮って形にしたら、そんな未練もカメラ越しに残ってしまいそうで、嫌だった。だから、撮らなかった。撮れなかった。
(甘利は絶対に見に来るって、わかってたからな)
 こんな臆病で、はっきりしない自分を、俺は甘利に見せたくなかったのだ。所謂、見栄である。




 不満げな甘利を連れて写真部を後にした俺は、甘利を連れ回すことにした。
 放送部の作った映画を見たり、演劇部の舞台を覗き見たり。
 中庭でやっている吹奏楽のパフォーマンスに足を止めることもあった。その度に甘利の袖を引っ張って、一緒にその光景を見させる。

「見ろ甘利! 手品やってるぞ!」
「そうですね。もうちょっと近くで見てみます?」
「おう!」

 バッと駆け出し、ハッとする。
(いや、いや別に!)
 断じてはしゃいでいるわけではない。一年である甘利に、うちの文化祭の良さを伝えているだけであって、断じて俺がはしゃいでいるわけではない。

「先輩? どうかしましたか?」
「えっ!? あ、いや、なんでもない」

 見ていた有志の手品も終わり、ぼうっとしている俺に甘利が首を傾げる。
 俺は慌てて首を振って、足を動かす。「次はどうします?」と言われ、俺は「あっ」と声を上げた。

「そういやお前の教室言ってない」
「え」

「……行きたいんですか」と問われ、頷く。俺だけ見られてるなんて、不公平だろ。「何やってんだっけ?」と問えば「普通の、展示ですけど」と返される。
(展示かぁ)
 まあ、残りの時間も少ないし、丁度いいかもしれない。
 そう告げれば、甘利はどこか煮え切らない様子で「わかりました」と呟くと、歩みを進める。案内してくれるのだろう。俺は黙って甘利の背を付いて行った。


「普通の展示ってなんだっけ」
「普通の展示だったでしょ?」

 俺は受け取った二足歩行の鶴を手にしながら、いや、と内心否定をする。

「普通の展示がどうやったら『折り紙で作った恐竜展』になるんだよ。おかしいだろ」
「なんででしょうね」
「俺に聞くなよ」

 どこまでも他人事の甘利に、俺はさっきの光景を思い出す。

 普通の展示と聞いていたので、どうせ家の不用品なんかを持って来て飾っているだけだろうと思っていた。
 しかし、蓋を開けて見れば、並べられていたのは折り紙で作った恐竜たち。
(あれは展示っていうより、博物館だろ)
 モデルになった恐竜の一つ一つに解説が付いていた。
(列が出来てた上、キッズが多かった理由もわかったしな)


「あれ、どうやって作ったんだよ」
「どう……やり方を見れば作れませんか?」
「作れねーな」

 あっけらかんと言う甘利に、俺は即座に否定する。
「もしかして、発案お前?」と聞けば「いえ。むしろ俺は押し付けられた方です」と答えが返ってくる。
 押し付けられたってことは、もしかして。

「えっ、あれお前が作ったのもあったの?」
「まあ。……大半は」
「すごいな!?」

 普通に感心してしまう。
(運動ができることは知っていたが、まさか折り紙にまで才能があるとは)
 意外過ぎる。
 ていうか、こいつが出来ないのって勉強だけじゃないのか? 本当に大丈夫か? 世界の均衡取れてる?

「案外やってみると面白いですよ。複数の紙を合わせて作ると、意外と大きくなりますし」
「たしかに。結構デカかったよな。抱えられるくらい」
「先輩に抱えられるなら本望です」

 何の話だよ、と心の中で突っ込む。
 キラキラとした視線が痛い。コレ、わからない俺が悪いとか言わないよな?

 ブーブー。
 ポケットの中で振動するスマートフォンに、俺は足を止める。取り出して見れば、もうそろそろ戻らないといけない時間になっていた。

「わり。そろそろ時間だ」
「あ、はい。俺も戻ります」
「出て来たばっかなのに悪いな」

 俺はスマートフォンを仕舞いながら、甘利に「それじゃあ」と手を軽く上げる。

「今日はサンキューな。結構楽しかったぜ!」
「先輩」
「またなんかあったら連絡――」

 パシッ。
 上げていた手が、甘利に掴まれる。突然のことに、俺は目を見開いた。

「先輩、ちょっと待ってください」
「は、え? な、なんだよ」

 真剣な甘利の顔に、ドギマギしてしまう。
 文化祭終了のアナウンスが、どこか遠くに聞こえた。

 甘利は何かを言い淀む。
 目を閉じ、呼吸を繰り返す。ゆっくりと何かを決心したように目を開けると、俺を見た。その視線に、俺は少し怯んでしまった。
(初めて見る顔だ)

 焼かれそうなほど、真っすぐな視線。しかし、その奥には緊張が孕んでいて、どこか不安定だ。
 掴まれた手が、きゅっと握り込まれる。痛くない、けれど振り払って逃げられない、ギリギリのラインだ。

「あま――」
「先輩。後夜祭、俺と一緒に居てくれませんか?」
「は……後夜祭?」

 はい、と甘利が頷く。

 ――後夜祭とは、文化祭の後にやる小さなお祭り。
 参加できるのは学校の生徒たちだけで、一般は入ることは出来ない。

 グラウンドの真ん中では火が炊かれ、その火を囲みながら生徒たちが歌ったり、のんびり喋ったりする。いわば、教師公認のお疲れさま会である。
 教師主催の催しもあり、去年は軽音部を巻き込んだライブが行われていた。もちろん俺も見ていたし、意外と高クオリティで楽しかったのを覚えている。また、売れ残った屋台の材料を破格の値段でばら撒く部もあるので、育ち盛り、食い盛りの俺たちにとっては有難い時間でもあるわけで。
(甘利も、それを狙っているのか?)

「もしかして、後夜祭までは残らない感じですか?」
「え? あ、いや。残るけど」
「それじゃあ、だめですか?」

 甘利の不安げな目に、俺は断る理由がなかった。
「いいぜ」と告げれば、甘利は嬉しそうに笑う。「ありがとうございます」とキラキラした笑顔で言われる。
(うっ、眩しい)
 目が潰れる。くそ、イケメンめ。

「それじゃあ、片付けが終わったら先輩の教室まで迎えに行きますね」
「えっ、あ、いや! くんな!」
「良い子で待っててください」

 ちゅ、と手の甲にキスをされ、甘利が去って行く。
(な、何してんだアイツはぁあああ!!)
 俺は顔を真っ赤にしながら、去って行く甘利の背中を睨みつけていた。

 ――その後、動揺しきった俺がクラスの片付け中、散々な目に合うことになるとは、この時の俺はまだ知らなかった。
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