文字の大きさ
大
中
小
51 / 54
第2部 暴君社交編 第6話 王太子、祝福する
第6話 7
そうして豊穣祝いのパーティーの日はやってきた。
王城のホールで行われるこのパーティーは、各領地の特産品を領主が持ち寄り、その領のコックが独自の料理を披露する場でもある。
この交流によって、領ごとで流通が行われ、また領地を持たない法衣貴族も、気に入った領から特産品を取り寄せる事によって、経済が回るというわけだ。
貴族ってのは、実はただ贅沢をしているわけじゃない。
旨いものを食うのも仕事なのだ。
俺の挨拶を皮切りに、パーティーは始まり、上位貴族から挨拶にやってくる。
デビューを迎える令息令嬢は、親や兄姉といった後見人に連れられて挨拶にやってくる習わしだ。
フランもまた、父親であるリグノー男爵にエスコートされてやってきた。
この後に、パートナーであるロイドに引き渡されるのだ。
リグノー男爵は、普段はクレストス家で家令を務めているのだが、オールバックにした白髪に、昔、任務で失ったのだという左目を眼帯で隠し、綺麗に整えた口ヒゲを生やした、イカつい悪人顔をしたおっさんだ。
この顔からフランのような見た目の娘が作られるのだから、遺伝子というのは不思議としか言いようがない。
「――ご無沙汰しております。殿下」
唸るような低い声に、何度、子供の頃、泣かされた事か。
このおっさん、これが地声なのだ。
「ああ。久しいな。壮健そうでなによりだ」
俺が手を振ると、彼は頭を上げて、壇上の椅子に腰掛けた俺を見上げる。
「――先だってのお嬢様救出の件、クレストス家並びにリグノーを挙げて、深く感謝御礼申し上げます」
「良い。ソフィアは俺の片腕だからな。取り戻すのは当然の事だ」
俺がそう告げると、彼は喉を鳴らすような笑いを漏らし、後ろに控えたフランを示した。
「この度は娘もようやくデビューを果たす事ができました」
フランはロイドに贈ってもらったのであろう、亜麻色の髪に映える淡い碧のドレスを纏って畏まっている。
「ああ。俺やソフィアが不甲斐ないばかりに、デビューを遅らせてしまったようなものだ。
心から祝わせてもらう」
実際の話、フランの陰日向の働きがなければ、俺達はもっと苦労していたはずだ。
「今日は楽しんでいってくれ」
俺がそう告げると、リグノー父娘は臣下の礼を取って下がった。
そのままフランはリグノー伯と共に、ロイドの元へと向かっていく。
「黙ってれば、本当に綺麗なんだよなぁ……」
「あら、フランはいつだって輝いているでしょう?」
俺の言葉に、隣に立つソフィアは不思議そうに首を傾げる。
ヤツはおまえの前では本性を見せないからな――とは言わずにおく。
正直、俺にもわからなくなってきてるんだよな。
メイドとして淑女の鏡のようなフラン。
騎士達と接する時の、豪快なフラン。
そして、先日の恋心を吐露した時の……フラン姉。
どれも本当のように思えるし、どれもが装っているようにも思える。
貴族達の挨拶は続き、終わった者から、食事が並べられたテーブルに向かったり、ダンスホールに向かったり。
横目で見ると、フランとロイドはダンスホールに向かうようだ。
……がんばれ。フラン。
俺は心の中で声援を送りつつ、次の挨拶を待つ。
――と。
進み出てきたのは、金糸を縫い付けたクリーム色のドレスに紫水晶のような透き通った髪をした少女だ。
「――ミルドニア皇国の第二皇女リリーシャ・エル・ミルドニア殿下です」
外国の主要人物図鑑さえも、その頭脳に完備しているソフィアが、扇で口元を隠して囁いてくれる。
だが、この髪色――俺、どこかで見たぞ?
というか、なんでミルドニアの皇女がこの場にいる?
「――お初にお目にかかります、でよろしいのでしょうか。オレア王太子殿下。
それとも、先日は助けて頂いてありがとうございます?」
ん?
「――あっ! あの時の女学生か!」
俺は声をあげてから、ふと首を捻る。
「いや、だがあの時、俺は――」
姿変えの魔法を使っていたのだが、なぜわかった?
「――破魔の魔眼だね」
いつの間にか俺の隣にやってきていた、白いドレス姿のユメが、カレー皿片手にスプーンでリリーシャ皇女を指す。
てかカレーライス? おまえ、それどうした!?
この国にはなくて、俺、めっちゃ探してたんだぞ。
そんな内心を押し隠しながら、俺はリリーシャ皇女を見やる。
「そちらの方の――」
「ユメだよ~」
「――ユメ様の仰る通りです。わたくしの瞳は魔道を見通す眼……」
彼女が一度まぶたを閉じて、再び開くと、その瞳が虹色に輝く。
「それで先日のが俺だと見破ったというわけか。すごいな」
世の中、魔法以外の異能を持つ者もいるとは、本なんかで知っていたが、まさかミルドニア皇国の皇女がそうだとは。
「お褒めにあずかり恐悦です。
並びに、此度のわたくしの留学受け入れ、心より感謝申し上げたく、本日は参りましてございます」
彼女の言葉に俺がソフィアに目を向けると。
「パルドニアの戦後処理のゴタゴタで、殿下まで話が通ってなかったようですね」
扇で口元を隠して彼女は告げる。
クソっ! 外務官僚共め。相変わらずあそこは仕事がいい加減なんだよ。
すぐ外交機密とか言って、報告をボカしやがる。
などと内心では憤りつつも、俺は笑顔を貼り付けて。
「学院で困った事があったら、気軽に相談して欲しい。
今日は折よくホルテッサ各地の特産を集めた催しだ。ぜひ堪能していって欲しい」
そう告げると、彼女は優雅にカーテシーして微笑んだ。
「お心遣い、痛み入ります。後ほど、我が国の外交官からミルドニアの献上品が届けられると思いますので、お収め下さいませ」
そう言って、彼女は下がっていく。
俺は嘆息して、ソフィアを見た。
「……わかってる。外務省ね。あとで話し合いましょう」
互いにうなずき、そろって首を振る。
「……ところで、だ。ユメよ」
目を細めて至福そうにスプーンを咥えるユメを俺は見る。
「そのカレー、どっから持ってきた」
途端、ユメは得意げに胸を張る。
「わたしの大好物だからね。この国に無いって聞いて、コラちゃんのレプリケーターで作ったんだ」
レプリケーターというのは、食い物ならなんでも出してくれる、あの謎釜の事だ。
「で、それをお城のコックさん達に食べてもらって、再現してもらったの。
ほら、今日のパーティーって、コックさん達の料理自慢大会でもあるんでしょ?
かなーり、がんばって再現してくれたよ」
スプーンを立てて、ユメは告げる。
クソ、そんな手があったとは……
「オレアくんも欲しい? 持ってきてあげよっか?」
「おう。ぜひ頼む。カレーは俺も大好物だ!」
「確かに食欲がそそられる香りだけど……そんなにおいしいの?」
ソフィアも興味深げに、ユメの持つ皿を覗き込む。
「きっとソフィアちゃんも虜になるよ!
じゃ、二人分持ってきてあげるね~」
そう言って、ユメはトテトテと料理の並んだテーブルへと歩いていく。
うおぉ……十七年ぶりのカレーライス……
やべっ、匂いだけで泣けてきた。
ソフィアが不審げな視線を向けてくるが、この感動はきっとおまえにはわからないだろうよ。
そんな事を考えながら、ユメの帰還を心待ちにしていた時だ。
不意にダンスホールの方が騒がしくなった。
王城のホールで行われるこのパーティーは、各領地の特産品を領主が持ち寄り、その領のコックが独自の料理を披露する場でもある。
この交流によって、領ごとで流通が行われ、また領地を持たない法衣貴族も、気に入った領から特産品を取り寄せる事によって、経済が回るというわけだ。
貴族ってのは、実はただ贅沢をしているわけじゃない。
旨いものを食うのも仕事なのだ。
俺の挨拶を皮切りに、パーティーは始まり、上位貴族から挨拶にやってくる。
デビューを迎える令息令嬢は、親や兄姉といった後見人に連れられて挨拶にやってくる習わしだ。
フランもまた、父親であるリグノー男爵にエスコートされてやってきた。
この後に、パートナーであるロイドに引き渡されるのだ。
リグノー男爵は、普段はクレストス家で家令を務めているのだが、オールバックにした白髪に、昔、任務で失ったのだという左目を眼帯で隠し、綺麗に整えた口ヒゲを生やした、イカつい悪人顔をしたおっさんだ。
この顔からフランのような見た目の娘が作られるのだから、遺伝子というのは不思議としか言いようがない。
「――ご無沙汰しております。殿下」
唸るような低い声に、何度、子供の頃、泣かされた事か。
このおっさん、これが地声なのだ。
「ああ。久しいな。壮健そうでなによりだ」
俺が手を振ると、彼は頭を上げて、壇上の椅子に腰掛けた俺を見上げる。
「――先だってのお嬢様救出の件、クレストス家並びにリグノーを挙げて、深く感謝御礼申し上げます」
「良い。ソフィアは俺の片腕だからな。取り戻すのは当然の事だ」
俺がそう告げると、彼は喉を鳴らすような笑いを漏らし、後ろに控えたフランを示した。
「この度は娘もようやくデビューを果たす事ができました」
フランはロイドに贈ってもらったのであろう、亜麻色の髪に映える淡い碧のドレスを纏って畏まっている。
「ああ。俺やソフィアが不甲斐ないばかりに、デビューを遅らせてしまったようなものだ。
心から祝わせてもらう」
実際の話、フランの陰日向の働きがなければ、俺達はもっと苦労していたはずだ。
「今日は楽しんでいってくれ」
俺がそう告げると、リグノー父娘は臣下の礼を取って下がった。
そのままフランはリグノー伯と共に、ロイドの元へと向かっていく。
「黙ってれば、本当に綺麗なんだよなぁ……」
「あら、フランはいつだって輝いているでしょう?」
俺の言葉に、隣に立つソフィアは不思議そうに首を傾げる。
ヤツはおまえの前では本性を見せないからな――とは言わずにおく。
正直、俺にもわからなくなってきてるんだよな。
メイドとして淑女の鏡のようなフラン。
騎士達と接する時の、豪快なフラン。
そして、先日の恋心を吐露した時の……フラン姉。
どれも本当のように思えるし、どれもが装っているようにも思える。
貴族達の挨拶は続き、終わった者から、食事が並べられたテーブルに向かったり、ダンスホールに向かったり。
横目で見ると、フランとロイドはダンスホールに向かうようだ。
……がんばれ。フラン。
俺は心の中で声援を送りつつ、次の挨拶を待つ。
――と。
進み出てきたのは、金糸を縫い付けたクリーム色のドレスに紫水晶のような透き通った髪をした少女だ。
「――ミルドニア皇国の第二皇女リリーシャ・エル・ミルドニア殿下です」
外国の主要人物図鑑さえも、その頭脳に完備しているソフィアが、扇で口元を隠して囁いてくれる。
だが、この髪色――俺、どこかで見たぞ?
というか、なんでミルドニアの皇女がこの場にいる?
「――お初にお目にかかります、でよろしいのでしょうか。オレア王太子殿下。
それとも、先日は助けて頂いてありがとうございます?」
ん?
「――あっ! あの時の女学生か!」
俺は声をあげてから、ふと首を捻る。
「いや、だがあの時、俺は――」
姿変えの魔法を使っていたのだが、なぜわかった?
「――破魔の魔眼だね」
いつの間にか俺の隣にやってきていた、白いドレス姿のユメが、カレー皿片手にスプーンでリリーシャ皇女を指す。
てかカレーライス? おまえ、それどうした!?
この国にはなくて、俺、めっちゃ探してたんだぞ。
そんな内心を押し隠しながら、俺はリリーシャ皇女を見やる。
「そちらの方の――」
「ユメだよ~」
「――ユメ様の仰る通りです。わたくしの瞳は魔道を見通す眼……」
彼女が一度まぶたを閉じて、再び開くと、その瞳が虹色に輝く。
「それで先日のが俺だと見破ったというわけか。すごいな」
世の中、魔法以外の異能を持つ者もいるとは、本なんかで知っていたが、まさかミルドニア皇国の皇女がそうだとは。
「お褒めにあずかり恐悦です。
並びに、此度のわたくしの留学受け入れ、心より感謝申し上げたく、本日は参りましてございます」
彼女の言葉に俺がソフィアに目を向けると。
「パルドニアの戦後処理のゴタゴタで、殿下まで話が通ってなかったようですね」
扇で口元を隠して彼女は告げる。
クソっ! 外務官僚共め。相変わらずあそこは仕事がいい加減なんだよ。
すぐ外交機密とか言って、報告をボカしやがる。
などと内心では憤りつつも、俺は笑顔を貼り付けて。
「学院で困った事があったら、気軽に相談して欲しい。
今日は折よくホルテッサ各地の特産を集めた催しだ。ぜひ堪能していって欲しい」
そう告げると、彼女は優雅にカーテシーして微笑んだ。
「お心遣い、痛み入ります。後ほど、我が国の外交官からミルドニアの献上品が届けられると思いますので、お収め下さいませ」
そう言って、彼女は下がっていく。
俺は嘆息して、ソフィアを見た。
「……わかってる。外務省ね。あとで話し合いましょう」
互いにうなずき、そろって首を振る。
「……ところで、だ。ユメよ」
目を細めて至福そうにスプーンを咥えるユメを俺は見る。
「そのカレー、どっから持ってきた」
途端、ユメは得意げに胸を張る。
「わたしの大好物だからね。この国に無いって聞いて、コラちゃんのレプリケーターで作ったんだ」
レプリケーターというのは、食い物ならなんでも出してくれる、あの謎釜の事だ。
「で、それをお城のコックさん達に食べてもらって、再現してもらったの。
ほら、今日のパーティーって、コックさん達の料理自慢大会でもあるんでしょ?
かなーり、がんばって再現してくれたよ」
スプーンを立てて、ユメは告げる。
クソ、そんな手があったとは……
「オレアくんも欲しい? 持ってきてあげよっか?」
「おう。ぜひ頼む。カレーは俺も大好物だ!」
「確かに食欲がそそられる香りだけど……そんなにおいしいの?」
ソフィアも興味深げに、ユメの持つ皿を覗き込む。
「きっとソフィアちゃんも虜になるよ!
じゃ、二人分持ってきてあげるね~」
そう言って、ユメはトテトテと料理の並んだテーブルへと歩いていく。
うおぉ……十七年ぶりのカレーライス……
やべっ、匂いだけで泣けてきた。
ソフィアが不審げな視線を向けてくるが、この感動はきっとおまえにはわからないだろうよ。
そんな事を考えながら、ユメの帰還を心待ちにしていた時だ。
不意にダンスホールの方が騒がしくなった。
感想 0
あなたにおすすめの小説
【完】#密売じゃありません!ミツバイギフトで最高に美味しい果物作ったら、領主令息が夫になった件について
国府知里「がんばっても報われなかったあなたに」“スローライフ成り上がりファンタジー”
人生に疲れ果てた北村めぐみは、目覚めると異世界の農村で少女グレイスとして転生していた。この世界では6歳で神から“ギフト”を授かるという。グレイスが得た謎の力「ミツバイ」は、果物を蜜のように甘くするという奇跡の力だった!村を、領地を、やがて王国までも変えていく果樹栽培の物語がいま始まる――。美味しさが未来を育てる、異世界農業×スローライフ・ファンタジー!
「しおり」をご利用のかたは、閑話ではなく本編にしおりを残しておくことをお勧めします。
***
表紙、挿絵:イラストAC様、ナノバナナ(AIイラスト)他。
小説に関するAI利用の範囲:果物に関する情報収集、校正、要約、プロット整理。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
外れ伯爵家の三女、領地で無双する
森のカフェしっぽっぽ十三歳の少女アイリス・アルベールは、人生を決める「祝福の儀」で“ゴミスキル”と蔑まれる《アイテムボックス》を授かってしまう。戦えず、稼げず、価値もない――そう断じた家族は、彼女を役立たずとして家から追放する。さらに、優秀なスキルであれば貴族に売り渡すつもりだったという冷酷な真実まで明かされ、アイリスはすべてを失う。
だが絶望の中、彼女は気付く。この世界が、自分がかつてやり込んだVRMMORPG『メデア』そのものであることに。
そして思い出す――
《アイテムボックス》には、ある“致命的なバグ”が存在することを。
市場で偶然を装いながらアイテムを出し入れし、タイミングをずらすことで発生する“複製バグ”。それは、あらゆる物資を無限に増やす禁断の裏技だった。
食料も、装備も、資金も――すべてが無限。
最底辺から一転、誰にも真似できないチートを手にしたアイリスは、冒険者として歩み始める。だがその力はやがて、経済を歪め、権力者の目に留まり、そして世界の“仕様そのもの”に干渉していくことになる。
これは――
ゴミと呼ばれた少女が、“世界の裏側”を掌握する物語。
追放された『ただの浄化係』、実は国中の魔石を満たしていた精霊姫でした〜今さら戻れと言われても、隣国のイケメン皇帝が離してくれません〜
ハリネズミの肉球「おい、城の噴水が止まったぞ!?」
「街の井戸も空っぽです!」
無能な王太子による身勝手な婚約破棄。
そして不毛の砂漠が広がる隣国への追放。だが、愚かな奴らは知らなかった。主人公・ルリアが国境を越えた瞬間、祖国中の「水の魔石」がただの石ころに変わることを!
ルリアは、触れるだけで無尽蔵に水魔力を作り出す『水精霊の愛し子』。
追放先の干ばつに苦しむ隣国で、彼女がその力を使えば……不毛の土地が瞬く間に黄金のオアシスへ大進化!?
優しいイケメン皇帝に溺愛されながら、ルリアは隣国を世界一の繁栄国家へと導いていく。
一方、水が完全に枯渇し大パニックに陥る祖国。
「ルリアを連れ戻せ!」と焦る王太子に待っていたのは、かつて見下していた隣国からの圧倒的な経済・水源制裁だった——!
今、最高にスカッとする大逆転劇が幕を開ける!
※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisanバーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
他サイトにも投稿しております。
※本作品をAIの学習教材として使用することを禁じます。
※無断著作物利用禁止