転生しても、女に振り回されそうになった俺は、暴君になる事にした。

――ごめんなさい。殿下。殿下とは結婚できません。

婚約者にそう告げられた王太子オレアは、前世で女に振り回され続けて苦労した挙げ句、命を落とした前世を思い出す。

ただ真面目に誠実に生きようとした前世に、同じように誠実な王になろうと努力してきた今世が重なり、オレアは確信する。

 ――結局はしたいように生きた者が得をするのだ、と。

 ならば俺は暴君となろう。

 そう決意したオレアは、国を巻き込み好き放題しはじめる。

 これは「真実の愛」を否定する物語。

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