27 / 41
27.いただきます!
しおりを挟む
話していると、レオトウェルラレット様が「焼けたぞ」と言って、甘い匂いのするお菓子を持って来てくれた。クラッカーにチョコと焼きたてのマシュマロが挟んであるスモアだ。とろんとチョコが溶けて、甘い匂いがふんわりした。
「あっ……ありがとうございます!!」
早速手に取って噛み付く僕。
うわあああああ!! うっとりするくらい甘くてあったかくてふわふわで……最高!!
隣で竜も同じものをもらって、美味しそうにかじってる。
「なにこれー! 甘いーー! お前らいつもこんなの食べてるの!?」
嬉しそうな竜に、レオトウェルラレット様が新しいマシュマロを串に刺して炙りながら言う。
「いつもじゃねーけど……ここにも、お菓子くらいあったほうがいいだろ」
「こんなに甘いもの……初めて食べました!! 最高です!!」
僕が言うと、レオトウェルラレット様も微笑んだ。
「そうか………………だったら、今度は王都からうまい菓子も持ってくる! 好きなだけ言え!」
彼にそう言われて、僕は恐縮してしまう。
「そんな……あんまりたくさんいただいたら申し訳ないです……」
「何言ってるんだ。警備隊に頼まれたことも、ここの管理もしてるんだし、ちゃんと報酬はもらうべきだろ?」
真剣な顔で言われて、つい俯いてしまう。まだついたままの手枷が見えた。いいのかな……欲しいって思っても……レオトウェルラレット様にわがままは言えないけど、申請くらいしてみようかな……枷だって、外してくれるって宰相様が言ってたんだし。
「……はい……あ、ありがとうございます…………」
僕が答えると、レオトウェルラレット様も微笑んで、お茶でも淹れるって言ってくれた。
「そんなっ……ぼ、僕がします!! 食事も任せてばっかりなのに……」
「これくらい、ついでだ。もうすぐスープもできる。その頃には、結界の確認に行った奴らも帰ってくるだろ」
彼がそう言うのを聞くと、竜は飛び上がって、湯気をあげて煮えるスープの方まで飛んでいく。
「じゃあ、僕はもっとキノコを取って来てあげる!!
竜がそばにあったキノコに魔力を注ぐ。すると、普通の大きさだったそれは、ふわっと膨らんで、さっきの二倍くらいの大きさになる。魔力で膨らんだみたいだ。だけど、キノコは、すぐにパンッと破裂して、溶けるように消えていく。
「え……なんで…………」
驚いていると、一部始終を見ていたオフィセイール様が、呆れたように言った。
「魔力の込めすぎだな……魔法の力を持つ植物ならともかく、竜の魔力に耐えられなかったんだ……おい!!」
彼が言っている間にも、竜は、そばに生えていた小さな魔法の植物に向かって、魔力を飛ばす。すると、そこにあった植物がまた大きくなる。
「え……これ…………」
僕が驚いていると、竜は悪戯っぽく笑っていた。
「びっくりした?」
確かに驚いたけど……これって……
僕は、警備隊から依頼されたことが書いてあるリストを取り出した。大きすぎて旅人を押しつぶしそうな植物を見た気がするって……これ?
「もしかして、森の中でも魔力飛ばしたりしてました?」
「うん! ここに来るまでは、よく魔力が暴走しそうになっていたし、魔力の発散のために!」
それを聞いて、オフィセイール様も頷いた。
「なるほどな……この辺りは、魔法の力を持つ植物が多い。だから、一時的に大きくなるだけで済んだし、そうでないものは破裂して消えたんだ……」
それを聞いて、レオトウェルラレット様が、竜を睨んで言った。
「なんだ、お前のせいじゃないか」
「はあ!? 僕の道具、横取りする方が悪いんだろ!! 今ここで砦を襲わない僕に感謝しろよ!! 本当は、王都の奴らみんな食い殺してやりたいくらいなんだから!!」
「そういうこと言うなよ! ここに王都から部隊の方々が来ることもあるんだからな! 喧嘩売るんじゃねーぞ!!」
「お前にそんなこと、注意されたくなーーい!」
「なんだとこのっ……」
ついに二人は揉み合いを始めてしまう。
「おい……やめろ……」
オフィセイール様に言われても、竜はわざと魔力を飛ばしては、レオトウェルラレット様の周りの植物を大きくしてる。
レオトウェルラレット様の方は、そばにあったフライパンに魔力を込めて、竜の魔力の弾を弾き返していた。
すごい騒ぎだ……外でよかった。砦の中だったら、ぐちゃぐちゃになってたよ。
何はともあれ、警備隊の方にも、調査報告ができそうだ。
王城に定期的にすることになってる報告のための書類も作らなきゃ……どう説明しようかな……今度宰相様が来るって言ってたし、それまでにはしておかないと……
色々考えて、報告のための書類を魔法で取り出して、とりあえず書き始めてみる。
王都の方はどうなっているんだろう。奪われたものは見つかったのかな……
そんなことばかり考えてしまうと、なかなか手が動かない。
ほとんど書けないままでいると、レオトウェルラレット様が僕に声をかけて来た。
「おい!! フィルロファル!! お前も飲めっっ!!」
そう叫ぶように言いながら、レオトウェルラレット様が、お酒の瓶を持ってくる。だけど、ここにお酒なんてなかったはずなのに。
すでに彼の背後では、竜がグラスにたくさん入ったお酒を飲んで楽しそう。さっきまで喧嘩してなかった??
「どうしたんですか? それ……お酒??」
僕がたずねると、レオトウェルラレット様は、お酒の瓶を見せてくれる。
「王城から持って来た!! 今日は酒が飲みたかったんだ!」
「の、飲みたかったって……」
「ほら!」
言って、彼は僕にグラスに入ったお酒を渡してくれる。いいのかな?? 僕、幽閉される前もあわせて、お酒なんて初めてだ。
見張りをしていた人たちも、こっちに手を振って、歩み寄って来た。
レオトウェルラレット様のスープもできたし、肉や野菜も焼けてきた。
竜はお酒を飲んで楽しそうにしていて、オフィセイール様も、仕方ないな、なんて言ってお酒を飲んでる。
これって、夜会……みたいな感じなのかな……だったら、僕はいない方がいい……
幽閉されているんだし、こう言う場は苦手だし、社交界でも、僕は失敗ばかり。聞かれたことにもろくに答えられず、緊張で慌てるだけになっちゃうんだ。
「えっ……と…………僕は、その……報告書があるし…………夜会は……苦手で……皆さんで楽しんでください!」
僕が書類だけ握りしめて去ろうとすると、レオトウェルラレット様は僕の手を握る。
「何言ってるんだよ! 夜会じゃなくて、みんなで飯だ! お前の好きな肉もきのこも焼いたんだ!! 来いよ!!」
言われて手を引かれると、つい、そっちの方に歩き出してしまう。
オフィセイール様だって、肉を焼いてくれている。僕も手伝わなきゃ。上手くできそうにないけど……ご飯は食べたいし、レオトウェルラレット様たちにも、いつも砦を守ることに手を貸してくれている人たちにも、食べて欲しい。
「あ、ありがとうございますっ……すみません……」
僕が言うと、レオトウェルラレット様は苦笑していた。
「何に対するすみませんなんだよ……」
何に? ……だって、こんなに色々してもらったから。いいのかな……って、まだ思うけど、お腹が空いた!
「……い、いただきます!」
言って僕も駆け寄って、出来立てのスープを受け取った。
「あっ……ありがとうございます!!」
早速手に取って噛み付く僕。
うわあああああ!! うっとりするくらい甘くてあったかくてふわふわで……最高!!
隣で竜も同じものをもらって、美味しそうにかじってる。
「なにこれー! 甘いーー! お前らいつもこんなの食べてるの!?」
嬉しそうな竜に、レオトウェルラレット様が新しいマシュマロを串に刺して炙りながら言う。
「いつもじゃねーけど……ここにも、お菓子くらいあったほうがいいだろ」
「こんなに甘いもの……初めて食べました!! 最高です!!」
僕が言うと、レオトウェルラレット様も微笑んだ。
「そうか………………だったら、今度は王都からうまい菓子も持ってくる! 好きなだけ言え!」
彼にそう言われて、僕は恐縮してしまう。
「そんな……あんまりたくさんいただいたら申し訳ないです……」
「何言ってるんだ。警備隊に頼まれたことも、ここの管理もしてるんだし、ちゃんと報酬はもらうべきだろ?」
真剣な顔で言われて、つい俯いてしまう。まだついたままの手枷が見えた。いいのかな……欲しいって思っても……レオトウェルラレット様にわがままは言えないけど、申請くらいしてみようかな……枷だって、外してくれるって宰相様が言ってたんだし。
「……はい……あ、ありがとうございます…………」
僕が答えると、レオトウェルラレット様も微笑んで、お茶でも淹れるって言ってくれた。
「そんなっ……ぼ、僕がします!! 食事も任せてばっかりなのに……」
「これくらい、ついでだ。もうすぐスープもできる。その頃には、結界の確認に行った奴らも帰ってくるだろ」
彼がそう言うのを聞くと、竜は飛び上がって、湯気をあげて煮えるスープの方まで飛んでいく。
「じゃあ、僕はもっとキノコを取って来てあげる!!
竜がそばにあったキノコに魔力を注ぐ。すると、普通の大きさだったそれは、ふわっと膨らんで、さっきの二倍くらいの大きさになる。魔力で膨らんだみたいだ。だけど、キノコは、すぐにパンッと破裂して、溶けるように消えていく。
「え……なんで…………」
驚いていると、一部始終を見ていたオフィセイール様が、呆れたように言った。
「魔力の込めすぎだな……魔法の力を持つ植物ならともかく、竜の魔力に耐えられなかったんだ……おい!!」
彼が言っている間にも、竜は、そばに生えていた小さな魔法の植物に向かって、魔力を飛ばす。すると、そこにあった植物がまた大きくなる。
「え……これ…………」
僕が驚いていると、竜は悪戯っぽく笑っていた。
「びっくりした?」
確かに驚いたけど……これって……
僕は、警備隊から依頼されたことが書いてあるリストを取り出した。大きすぎて旅人を押しつぶしそうな植物を見た気がするって……これ?
「もしかして、森の中でも魔力飛ばしたりしてました?」
「うん! ここに来るまでは、よく魔力が暴走しそうになっていたし、魔力の発散のために!」
それを聞いて、オフィセイール様も頷いた。
「なるほどな……この辺りは、魔法の力を持つ植物が多い。だから、一時的に大きくなるだけで済んだし、そうでないものは破裂して消えたんだ……」
それを聞いて、レオトウェルラレット様が、竜を睨んで言った。
「なんだ、お前のせいじゃないか」
「はあ!? 僕の道具、横取りする方が悪いんだろ!! 今ここで砦を襲わない僕に感謝しろよ!! 本当は、王都の奴らみんな食い殺してやりたいくらいなんだから!!」
「そういうこと言うなよ! ここに王都から部隊の方々が来ることもあるんだからな! 喧嘩売るんじゃねーぞ!!」
「お前にそんなこと、注意されたくなーーい!」
「なんだとこのっ……」
ついに二人は揉み合いを始めてしまう。
「おい……やめろ……」
オフィセイール様に言われても、竜はわざと魔力を飛ばしては、レオトウェルラレット様の周りの植物を大きくしてる。
レオトウェルラレット様の方は、そばにあったフライパンに魔力を込めて、竜の魔力の弾を弾き返していた。
すごい騒ぎだ……外でよかった。砦の中だったら、ぐちゃぐちゃになってたよ。
何はともあれ、警備隊の方にも、調査報告ができそうだ。
王城に定期的にすることになってる報告のための書類も作らなきゃ……どう説明しようかな……今度宰相様が来るって言ってたし、それまでにはしておかないと……
色々考えて、報告のための書類を魔法で取り出して、とりあえず書き始めてみる。
王都の方はどうなっているんだろう。奪われたものは見つかったのかな……
そんなことばかり考えてしまうと、なかなか手が動かない。
ほとんど書けないままでいると、レオトウェルラレット様が僕に声をかけて来た。
「おい!! フィルロファル!! お前も飲めっっ!!」
そう叫ぶように言いながら、レオトウェルラレット様が、お酒の瓶を持ってくる。だけど、ここにお酒なんてなかったはずなのに。
すでに彼の背後では、竜がグラスにたくさん入ったお酒を飲んで楽しそう。さっきまで喧嘩してなかった??
「どうしたんですか? それ……お酒??」
僕がたずねると、レオトウェルラレット様は、お酒の瓶を見せてくれる。
「王城から持って来た!! 今日は酒が飲みたかったんだ!」
「の、飲みたかったって……」
「ほら!」
言って、彼は僕にグラスに入ったお酒を渡してくれる。いいのかな?? 僕、幽閉される前もあわせて、お酒なんて初めてだ。
見張りをしていた人たちも、こっちに手を振って、歩み寄って来た。
レオトウェルラレット様のスープもできたし、肉や野菜も焼けてきた。
竜はお酒を飲んで楽しそうにしていて、オフィセイール様も、仕方ないな、なんて言ってお酒を飲んでる。
これって、夜会……みたいな感じなのかな……だったら、僕はいない方がいい……
幽閉されているんだし、こう言う場は苦手だし、社交界でも、僕は失敗ばかり。聞かれたことにもろくに答えられず、緊張で慌てるだけになっちゃうんだ。
「えっ……と…………僕は、その……報告書があるし…………夜会は……苦手で……皆さんで楽しんでください!」
僕が書類だけ握りしめて去ろうとすると、レオトウェルラレット様は僕の手を握る。
「何言ってるんだよ! 夜会じゃなくて、みんなで飯だ! お前の好きな肉もきのこも焼いたんだ!! 来いよ!!」
言われて手を引かれると、つい、そっちの方に歩き出してしまう。
オフィセイール様だって、肉を焼いてくれている。僕も手伝わなきゃ。上手くできそうにないけど……ご飯は食べたいし、レオトウェルラレット様たちにも、いつも砦を守ることに手を貸してくれている人たちにも、食べて欲しい。
「あ、ありがとうございますっ……すみません……」
僕が言うと、レオトウェルラレット様は苦笑していた。
「何に対するすみませんなんだよ……」
何に? ……だって、こんなに色々してもらったから。いいのかな……って、まだ思うけど、お腹が空いた!
「……い、いただきます!」
言って僕も駆け寄って、出来立てのスープを受け取った。
387
あなたにおすすめの小説
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
【完結済み】乙男な僕はモブらしく生きる
木嶋うめ香
BL
本編完結済み(2021.3.8)
和の国の貴族の子息が通う華学園の食堂で、僕こと鈴森千晴(すずもりちはる)は前世の記憶を思い出した。
この世界、前世の僕がやっていたBLゲーム「華乙男のラブ日和」じゃないか?
鈴森千晴なんて登場人物、ゲームには居なかったから僕のポジションはモブなんだろう。
もうすぐ主人公が転校してくる。
僕の片思いの相手山城雅(やましろみやび)も攻略対象者の一人だ。
これから僕は主人公と雅が仲良くなっていくのを見てなきゃいけないのか。
片思いだって分ってるから、諦めなきゃいけないのは分ってるけど、やっぱり辛いよどうしたらいいんだろう。
運命よりも先に、愛してしまった
AzureHaru
BL
幼馴染で番同士の受けと攻め。2人は運命の番ではなかったが、相思相愛だった。そんな時、攻めに運命の番が現れる。それを知った受けは身籠もっていたが、運命の番同士の子供の方が優秀な者が生まれることも知っており、身を引く事を決め姿を消す。
しかし、攻めと運命の番の相手にはそれぞれに別の愛する人がいる事をしり、
2人は運命の番としてではなく、友人として付き合っていけたらと話し合ってわかれた。
その後、攻めは受けが勘違いしていなくなってしまったことを両親達から聞かされるのであった。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
一人、辺境の地に置いていかれたので、迎えが来るまで生き延びたいと思います
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
大きなスタンビートが来るため、領民全てを引き連れ避難する事になった。
しかし、着替えを手伝っていたメイドが別のメイドに駆り出された後、光を避けるためにクローゼットの奥に行き、朝早く起こされ、まだまだ眠かった僕はそのまま寝てしまった。用事を済ませたメイドが部屋に戻ってきた時、目に付く場所に僕が居なかったので先に行ったと思い、開けっ放しだったクローゼットを閉めて、メイドも急いで外へ向かった。
全員が揃ったと思った一行はそのまま領地を後にした。
クローゼットの中に幼い子供が一人、取り残されている事を知らないまま
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
お前が結婚した日、俺も結婚した。
jun
BL
十年付き合った慎吾に、「子供が出来た」と告げられた俺は、翌日同棲していたマンションを出た。
新しい引っ越し先を見つける為に入った不動産屋は、やたらとフレンドリー。
年下の直人、中学の同級生で妻となった志帆、そして別れた恋人の慎吾と妻の美咲、絡まりまくった糸を解すことは出来るのか。そして本田 蓮こと俺が最後に選んだのは・・・。
*現代日本のようでも架空の世界のお話しです。気になる箇所が多々あると思いますが、さら〜っと読んで頂けると有り難いです。
*初回2話、本編書き終わるまでは1日1話、10時投稿となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる