玩具にされたぼくと、彼女の丸メガネ

清白 芹

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18.二人の秘密の儀式(2)

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パンツ一枚で仰向けに横たわったぼくは、部屋の天井を見上げながら自分の置かれている状況を想像する。美咲ちゃんの恋心という強固な鎖に心と体をつながれ、ベッドの上にはりつけにされているぼく。そんなぼくに美咲ちゃんは、「大好き」って気持ちを全身で表現するみたいにキスを始めた。
最初にほっぺにチュッとキスをしたあと、小鳥のさえずりのようなかわいい音を立てながら、彼女の唇が耳の後ろ、首、鎖骨へと少しずつ移動していく。柔らかい唇が皮膚に触れるだけでも心地いいのに、美咲ちゃんはときどきペロッと舌を出してぼくの体を舐める。穏やかな空に雷鳴がとどろくような舌の刺激は破壊力抜群だった。ぼくは背中がゾクッ、ゾクッとして体が不随意ふずいいに動いてしまう。
でも美咲ちゃんの唇は、胸板のところで突然離れてしまった。何かを発見したかのように「あっ」と驚嘆きょうたんの声が上がる。そして彼女は人差し指でぼくの乳首をツンっとつつく。
「やっぱり翔流かけるくんのここ、硬くなってる。もしかして女の子とおんなじなのかな?ほら、わたしのも触ってみて……」
美咲ちゃんはさりげなくぼくの左手をとってブラの中に導いた。
「うわっ……」
手のひらにダイレクトに乳房の感触が伝わってくる。ぼくは突然のことであたふたしてしまう。
美咲ちゃんはいたずらっ子のようにちょっと舌を出し、ウインクする。そして、目を細めてぼくの顔をじっと見つめる。その表情はぼくの反応を楽しんでいるようだった。

美咲ちゃんの乳房はあんまり大きくないんだけど、まるでぼくのために存在していると錯覚してしまうほどに手のひらに密着し、吸い付いてくるように感じる。手ごろな大きさ。なめらかな素肌。軽く押しただけでも沈んでしまうほどやわらかい乳房。人肌のぬくもり。それらが渾然一体こんぜんいったいとなり、この奇跡的な感触を生み出しているのかもしれない。そんな理屈が頭に浮かんできたけれど、そんなことはどうでもいいことだ。触っているだけでなんだか幸せな気分になれる。ずっと触っていたい、そんな感じ。でもぼくは気づいてしまった。手のひらの真ん中あたりに硬い突起が当たっていることに……。その感触からは彼女の性的な興奮がリアルに伝わってくる。ぼくは鼓動が速くなるのを感じた。
「……」
「あっ……か、翔流くん。ちょっと……おっぱい……モミモミし過ぎだよ……うはぁん」
少しかすれ声。最後につやっぽい吐息といきが漏れる。あ、ぼくは無意識に乳房を激しく揉んでいたようだ。慌ててぼくは乳房から手を離してブラの外に出す。美咲ちゃんは恥ずかしそうに頬を染めていたけど、すぐに目を細めてぼくをにらみつける。
「エッチな翔流かけるくんにはこうだぁ」
彼女は仕返しと言わんばかりにぼくの硬くなった乳首を親指と人差し指でギュッとつまむ。ぼくは大げさに「イテテテ」と反応してみせた。
「もう、大げさだなぁ。じゃあ特別に治療してあげるよ」
フフフっと笑いながら、美咲ちゃんはぼくの乳首に軽くキスをする。そして乳首に口をつけ、チュッチュッと吸った。背中から腰に向かって電流が貫くような快感が起こる。自然に腰が浮いて、下半身がピクッ、ピクッと動く。
「うわっ、み、美咲ちゃん……それ、や……止め……」
ぼくは思わず声を出してしまう。
「うわぁ、翔流くん、すっごく気持ちよさそうな顔だよ。もしかして乳首、気持ちいいの?」
パアッと明かりがついたような表情でぼくを顔を見る美咲ちゃん。嬉しそうにニコニコしてる。ぼくはそのかわいらしさに胸が高鳴ったけど、男としてちょっと恥ずかしかったので、
「ち、違うよ……びっくりしただけ……だよ」
慌てて否定し、ポーカーフェイスを気取る。
「ふーん。ホントかなぁ」
美咲ちゃんは目を細め、ニヤリと笑う。そして今度はぼくの乳首を舌の先端でチョン、チョンとつついたあと、はむっと唇で乳首を挟み込み、そのまま舌先でチロチロと舐める。
「ふわぁ……、それ、ヤバい……美咲ちゃ……」
「翔流くん、やっぱり気持ちいいんだねぇ。わたし、その表情大好き。だからもっと見せて」
美咲ちゃんの表情は新しい遊びを見つけたばかりの子どものように楽しそうだ。そして目を細め、小悪魔的にはにかむ。カワイイ……。ぼくはいろんな意味で彼女に陥落かんらくしてしまったようだ。もう男のプライドとかどうでもよくなってくる。


それから美咲ちゃんは、快楽を必死にこらえるぼくの表情を満足そうに眺めながら、乳首を丹念にペロペロと舐めていたけど、突然、ビクッと跳ね起きた。ぼくの下半身に気づいたようだ。もうすでにパンツの上からでも勃起してることは否定しがたい状態になっている。
「うわっ、大っきくなってるね……。パンツの中で窮屈きゅうくつそうだよ……そのままだと痛くない?」
上半身を起こしてみると美咲ちゃんが目を丸くしていた。その澄んだ目がぼくの股間を見つめている。
ぼくは急に恥ずかしくなって返答に困っていると、彼女はおもむろにぼくのパンツのゴムに手をのばそうとする。でもすぐに「あっ」と声をもらし、すぐに手を引っ込めて眉ひそめた。
翔流かけるくん……女の子に脱がされるの嫌だったよね……ゴメンね」
なんか気まずい雰囲気。あ、そうだった。彼女は長谷川さんたちとしたとき、ずっと見てたんだっけ……。
「こっちこそゴメン。なんか気を遣わせちゃったみたいだね……でも美咲ちゃんなら……」
そこで口をつぐむ。なんか美咲ちゃんに脱がせて欲しいみたいな流れになってるじゃん。そんな動揺を悟られまいと平静を装っていると、彼女はぼくの顔と下半身に交互に視線を動かし、何か言いたげにしている。
なんだか恥ずかしくなって「じゃ、自分で脱ぐね」ってひとりごとのようにつぶやき、パンツに手をのばす。でも先にほっそりした指がスッとのびてきて、ゴムのところに触れる。
「うん、やっぱりそうだよね。翔流くん、わたしになら脱がされてもいいって言ったよね。聞き違いかと思って考えちゃったよ……」
美咲ちゃんが身を乗り出すようにしてぼくを視線を向けてくる。
「え……ぼくそんなんこと……」
とっさに否定しようと思った。けれどぼくを見つめる彼女の瞳は歓喜かんきに満ちていて、嬉しくてたまらないって感じだった。そんな彼女の顔を見て、言葉が詰まってしまう。
「だって翔流くん、ちょっと残念そうな顔してたよぉ。だからわかったんだ。ホントはわたしに脱がせてほしいんだろうなって……」
「……うん。ぼく、美咲ちゃんなら大丈夫だから……」
そう、ぼくのことを心から気遣きづかってくれる彼女なら、別に構わないって思ったんだ。
「ふふふ……しかたがないなぁ。すぐに脱がせてあげるからおとなしくしてるんだよ」
やわらかくて、まるで幼い子供をあやししているような声音こわね。そして彼女は照れたように微笑んだあと、ぼくの下半身のほうに視線を落とす。
彼女はしばらく考えているふうだったけど、おもむろに、膨らんでいる部分を手のひらでふわりとなでたあと、ぼくのボクサーブリーフの正面、恥骨の上のあたりに左右の手をそっとのせた。そして、そこにあるゴムバンドをつまみ、パンツの前の部分を左右の手でグイーッと上に持ち上げる。パンツの中に外気が入ってきて、ちょっとスースーする。いよいよ美咲ちゃんの前にさらされてしまうんだ……。彼女はどんな反応をするんだろう。なんだか顔が熱くなってくる。
ところが、彼女はそこで手を止め、パンツを持ち上げたまま、いっこうに動く気配がない。
「美咲ちゃん……なにやってんの?」
半身はんしんを起こしてみると、美咲ちゃんはぼくのほうを見つめてニコニコしている。
「恥ずかしそうに顔を赤らめてる翔流くんをもう少し見てたかったんだ。男の子のこういう表情ってなかなか見れないでしょ。貴重だよ、貴重」
悪びれもせずに嬉々とした表情だ。なんだよそれ……。
「あのね……実際、こういうときって男でも恥ずかしいんだよ。女の子にどうリアクションされるかとか気になるし……」
「そうなんだ……。ゴメンね……じゃあ、一気に脱がそう。どんどん脱がそう」
彼女は眉をひそめて謝罪したんだけど、すぐにコロッと楽しげな表情になり、左右の手でつまみ上げたゴムバンドをグイッと手前に引っ張る。パンツに引っかかっていた棒状のものが露出する。でも彼女はそこからすぐに目をそらし、今度はパンツの側面を左右それぞれの手で握って強引に引きずり下ろし始める。女の子にしては強い力でズル、ズルっとずり降ろされていくボクサーブリーフ。そのようすはなんだか痛快だったけど、脱がせ方が強引過ぎる気がした。なんか周りが見えてないようだ。試しにぼくは腹筋に力を入れて脚全体を浮かせてみる。すると一気にパンツが足首のほうまでズルっと滑っていき、スポンと脱げてしまった。
美咲ちゃんは脱がせたパンツを呆然としたようすでしばらくの間見つめてから、軽くたたんでベッドの下に置いてあるぼくのパジャマの上にのせる。ぼくは上半身を起こして彼女の行動をただ見守っていた。
「へへへ、脱がせちゃった。でもやっぱりこういうの初めてだからドキドキしちゃったよ……。突然、翔流くんの……が目に飛び込んでくるし……そしたら早く脱がせなきゃって焦って……ちょっと強引だったかな」
頬を染めて苦笑いをしている彼女に、ぼくは素直な気持ちを伝える。
「うん、かなりね。でも美咲ちゃんらしくて、なんかいいなって思った。ドキドキしてる気持ちも伝わってきたしね」
「ありがと……さっきは動揺しちゃったけど……わたし、ホントはね。翔流くんの……もっといっぱい見たいんだ……だから……」
そう言って彼女はぼくの下半身を一瞥いちべつし、ぼくの目をじっと見つめる。その大きくて澄んだ瞳に吸い込まれそうになる。
「うん……」
ぼくは座ったまま太ももを大きく開き、股の間に彼女が座れるスペースをつくった。美咲ちゃんは緊張した面持ちでそこに移動し、女の子座りで座ると、姿勢を低くして股の間に顔を近づける。
「うわぁ……これが翔流くんのおちんちんなんだ……」
遠慮がちな視線が注がれ、感嘆かんたんの声が漏れる。なんかこそばゆい。そんなすごいものじゃないのに。
「ねえねえ。触ってみてもいい?やさしく触るからね、ね」
無邪気な女の子の声。なんか緊張がほぐれてテンションが上がってきてるみたいだ。
「うん、いいよ……」 
その積極性に少し驚いたけど、すぐに平静を装って返事をする。彼女は「うん、ありがと」って言って、ぼくの硬くなった棒に右手を伸ばした。最初は遠慮がちに人差し指の腹で横をツーっと滑らせるように触り、そのあとに先のほうを横からチョンっとつつく。うわっ……。
「あ、こっちは皮膚が薄くて柔らかいんだね。プニプニしてる……」
興味津々とばかりに、指の腹でプニプニと何度も押している。「じゃあ、こっちはどうかな」とつぶやき、今度は左手を下にある袋にのばす。そして袋を手のひらにのせてやさしく包み込み、感触を確かめるように少し指を動かした。うわわわ……これはダメだよ……。
「こっちはグニュグニュしてる……それに中に何か入ってる……あ、そうか……」
なにやらブツブツ言いながら、美咲ちゃんは触り続ける。ぼくはそんな無邪気な彼女のようすをひたすら見下ろしていた。まるで新種の生物を観察する学者のようだ。こんな触られ方したら普通はドン引きしてえちゃうんだろうけど、ぼくは美咲ちゃんの手に触られているって思うだけで嬉しかったし、なんだか心地よかった。
でも美咲ちゃんは、突然顔を上げてぼくの顔を上目遣うわめづかいで見つめてくる。
「翔流くん……わたし……わたしね……もう……」
瞳はウルウルになっていて、何かを我慢しているかのように下唇を噛んでいる。え……なんか変だよ……大丈夫なの?ぼくは声をかけようとしたけど、声を発する前に彼女はうつむいてしまう。
「えっ……うわっ、ち、ちょっと、み、み、美咲ちゃん……だ、ダメ……うぁ……」
美咲ちゃんは棒の根もとをそっとつかむと、ふいに先端に唇を押し当てた。さらに小さな舌を出してチロチロと舐める。
ぼくは自分の身に起こったことに動転し、青天せいてん霹靂へきれきのような快楽に沈みかけていたけど、頭を激しく振って我に返り、慌てて彼女から離れる。心臓が激しく脈打ち、息も荒くなる。
「……美咲ちゃん……いきなり……どうしちゃったの?」
彼女は目をしばたたかせ、ひどく動揺するぼくをキョトンとした顔で見つめる。
「友達がエッチのこといろいろ話してて……彼氏のを舐めてあげるとか言っててね。そのときはわたしは絶対にそんなことできないって思ってたんだけど……。翔流くんのを見たり触ってたりしたらね。なんか、気持ちが抑えられなくなっちゃって……嫌だった?わたしに舐められるの?」
ぼくを見つめる彼女の潤んだ瞳からは、ぼくへの好意だけでなく、拒絶されることへの不安みたいなものが混じっていた。
「でも……汚くないの?昨日の夜はお風呂に入ったけどもう翌日の午後だし、汗もかいちゃってるし……シャワー浴びてからにすればよかったね……でもそういう問題じゃない気も……」
「あっ、そういえば、そんなこと全然気にならなかったなぁ。ただ翔流くんの匂いとか味とかこんな感じなんだなぁとか思ってたかも。それにペロペロ舐めるとピクッとピクッと動いてね。気持ちいいんだなって嬉しくなったんだ」
ぼくの気にしていたことなんて、ほんの些細なことであるかのように素直な感想を話す彼女に、なんだか拍子抜けしてしまう。でも美咲ちゃんはぼくの質問に答えたあと、真剣なまなざしを向けてきた。
「わたしね。翔流くんを『大好き』って気持ちを隅々まで伝えたいんだ。だから、翔流くんの一番気持ちいいところも……」
彼女は本気なんだ。本気でぼくを……。美咲ちゃんの真っ直ぐな気持ちから逃げちゃいけない。そしてぼくも自分の気持ちを真っ直ぐに美咲ちゃんに伝えなきゃいけない。このときあらためて思った。
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