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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章九十五節閑話 シロの日記と日記の回想とシロの思い出 その捌-
しおりを挟むこれは前々々々々々々回に有った本作とは少し関係の無い…
何の変哲もない?シロの日常から抜粋されたとある出来事の話である!…
それはマサツグに貰った日記を今も大事に!…
少し草臥れながらも持ち歩き、あの大戦中でも一日とも欠かさず書いた
シロの日記の内容でもある!…
そこにはシロの成長の他にその時起きた喜劇的な事も書かれてあり…
とにかく面白可笑しい事が記載!…今回もそのシロの日記の中身に注目して行き!…
一体どんな事が書かれて有るのかを見て行こうと思う!…
さてそんなシロの日記であるのだが、今回まず抜粋する話はこちらから!…
というのもこれはまだ春野原行きの飛行船に乗って居た時の事、
あのドタバタ騒ぎのウェディング体験を終えた後の話で!…
シロとハクはその時の写真をくまさんやマサキに!…
まるで願いが叶った子供のよう目をキラキラとさせながら見せていると、
それを見た二人もこれにはニッコリ!…特に何も考えていない様子で微笑ましく!…
そしてある事を口にする!…
となるとその言葉を聞いてシロとハクも嬉しくなって大はしゃぎをするのが、
その時の事がこの日記に書かれて有り!…
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β月×日 多分晴れ!
今日はこの前とった写しんを、
くまお婆ちゃんとマサキお爺ちゃんに見せたのです!
最初見た時はびっくりした様子を見せていたのですが、
次にはニコッて笑って!…
そしたらおよめさんの心配はいらない!って言っていたのです!
その時いっしょに頭をなでてくれて!…
これってシロ達がご主人さまのおよめさんって事ですよね!!
シロ、ご主人さまのおよめさんになったのです!!!
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この話のは言わずもがな!…これはあの時のウェディング体験の写真の話で、
まだあの様なトラウマものの事故に遭う前の事!…
この日シロとハクが揃って撮った写真をくまさんやマサキに!…
見せに行こう!と飛行船内を走っており!…
二人の居る部屋に押し掛けるよう部屋の中へと入って行くと、
そんな物々しい二人の様子に動じない!…
何なら慣れた様子で二人に返事をした所から始まって行く!…
__数十ページ目の回想……
「くまおばあちゃ~ん!!…マサキおじいちゃ~ん!!」
それこそこの時のシロとハクはまるで押し入り強盗のよう、
相手を驚かせるよう勢い良く入って行き!…
が、一方で年齢からか達観した様子で二人が反応!…
別に驚くと言った様子もなく!…この時くまさんはベッドの上で転がり、
マサキも暇なのか同じくベッドに転がっていた!…
その際違いがあるとするなら、くまさんはうつ伏せでマサキは仰向けだった位で!…
と、そんな二人の乱入に対してくまさんが気の抜けた様子で返事をして行き!…
「ッ!…ンン?…」
「これ!!…これを見て!!」
尚マサキも気になった様子でムクッ!と…
そのシロ達が入って来た方へ上半身を起こしチラッとシロ達の姿を確認すると、
そんな二人の様子など当然御構い無し!…
シロが写真を手に見て欲しい!と声を掛ける!…
何なら今すぐ!と訴える様に目をキラキラと輝かせると、
ズイズイと更に近付き寄って行き!…
するとくまさんもまずは体を起こしてベッドに腰掛け!…
「んん~なんやぁ~?…って、えぇ!?…」
「んん~…って、おいおいこれは!!……ッ…」
くまさんがベッドに腰掛けた所でシロから写真をスッと優しく受け取り!…
そしてチラッと写真に写っている物を目にして行くと、
そこにはビシッと白タキシード姿で決めているマサツグの姿!…
さらにこれまた可憐に着飾ったシロのウェディングドレス姿が映っていた!…
となるとそんな写真を見た事で途端にえぇっ!?と目を見開くよう驚いて見せると、
後からマサキもその写真を覗き込み!…
この時ヒョコッとくまさんの背中から覗き込む様に!…
だがそれでもしっかりと目の前の現実?…とにかく同じく驚き戸惑い!…
今度はシロとハクにチラッと視線を向けて行くと、
そこにはシロだけではなかった様子!…ハクも同じく写真を持っているらしく、
ズイッと写真を見せるよう突き付ける様子を露わにする!…
更には二人揃って全く同じ笑みを浮かべて見せると、さも感想を求める様に!…
__ニコニコッ!…ニコニコッ!……ッ!…
「あ、あぁ~!…もしかしてそう言う?…ほれ!…記念写真みたいな!!…」
それこそ感覚的にはまるで眠気が覚めた様に、ただマジマジと写真を見詰め!…
しかし年齢的と言うか!…さすがにこれは無理がある様に感じられると、
ここでハッとした様子でマサキが理解!…と言うのもこれは何か写真館の様な?…
記念撮影では?と考えて行く!…
そしてその事をくまさんにも教えるよう言葉を慌てながら!…
かつ理解した様子で話して見せると、
くまさんもそのマサキの仮説?を聞いて直ぐに理解した様子で!…
「ッ!…あ、あぁ~あれね!?…いやビックリしたぁ~!…
いきなりこんなん見たからもう!…やったんか!?って…」
「これで!!…シロ達はご主人さまのおよめさんになったのです!!」
「ちゃんと証拠も撮ったのです!!…お爺様!!…お婆様!!…」
マサキの言葉にハッとして見せ!…
さも我に返ったよう未だ若干ながら戸惑う様な素振りを見せると、
吃驚した事を口に!…何なら実の息子の事を信じていないのか?…
危うくマサツグに鉄拳制裁を加えそうであった事!…
疑いを向けていた事もポロッと漏らすと、
そんなくまさんの言葉にマサキも思わず苦笑い!…何かマサツグが不憫に思える!…
と、一方でそんな二人の様子など御構い無し!…
シロはいつものピーカブーで目をキラキラとさせ続け!…
と言うのもこれでマサツグのお嫁さん!と…その際ハクも便乗して行き!…
自身の持っている写真を更にズイッと突き付けて見せると、
マサキとくまさんの事をそれぞれお爺様お婆様!と…
目を輝かせながらアピールをする!…
となるとそんな二人の様子にマサキとくまさんもピクッと反応を示して見せると、
まるで子供をあやす様に返事をして行き!…
「ッ!……ッ…まぁそうやねぇ?…
こんな可愛らしいお嫁さんを二人も貰って!!…アイツも幸せモンやなぁ!…」
「そうやな!…これで将来も安泰!!…
下手しい孫も早い内に見れるかも!!ってさすがにそれはないか!!…」
「ッ!…いやそんな光源氏と違うんやから!…」
この時二人は子供ながらに本気ではない、いや本気であってもまだ子供!と…
故にそこまで真剣には受け取らず!…
冗談交じりで可愛いお嫁さんがマサツグに二人も出来た事を喜ぶと、
幸せ者!と言って祝福し…マサキもそれに乗っかるよう言葉を口にする!…
何ならもう先を見越しての話しであろうか、将来安泰!と言って孫の事を口に!…
が、さすがにそれは無い!と言って自分でもツッコミを入れ!…
となるとくまさんも更にツッコミ!…それはシロ達の年齢?からか…
妙に具体的と言うか生々しい?ツッコミを入れて行くと、
一方でその言葉を聞いてハクがビクッ!と…
言葉の意味を理解した様子で反応をする!…
「ッ!!…ま、孫!!…ッ…ッ~~~…」
「…ッ?…あれ?…ハクちゃん?…」
その際ハクは顔を赤くするそんな様子を露わにすると、
途端に写真を手にしながらモジモジとし始め!…
一方でシロはその意味が分かって居ないのか?…
ただ急にしおらしくなったと言うか…
モジモジとし始めたハクにふと気が付いた反応を見せると、疑問を口に!…
首を傾げてキョトンとする!…
因みに言わずもがなこれがきっかけで更にシロとハクのマサツグに対する愛は増し、
かつヤキモチは更に焼かれる事に!…が、当の本人は露ほども知らず!…
故に今後も苦労する事に!…ある意味で女難にずっと悩まされ続けるのであった!…
…さてここまでがあの日記に書かれて有った内容であり、
微笑ましいと言うか大変と言うか…
とにかく今後も難儀な事になると分かった所で、次の抜粋は此方から!…
と言うのも今度の話は新たなマップに旅立つ前の修業期間?の間に起きた事であり…
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β月▽日 晴れ!
今日はようせいの女王様とお茶をのんだのです!
あま~いにおいやふしぎなにおい!…色々あって楽しかったですけど…
シロにはあんまりよく分かんないのです!
でもでもハクちゃんはちがい?が分かるみたいで…
やっぱりおとなになるってことはあんな風に…
お茶を楽しめる様になるってことなのかなぁ?…
ちなみにご主人さまはシロよりぜんぜんだめでした!
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この話はその特訓期間中の休憩日に起きた事であり、
たまたまエレアノラとも時間の都合が有った時で!…
その際マサツグの事を知りたいと言うか、
シロ達に興味を持ったのがエレアノラ達で!…
優雅なティータイムに招待をする事に!…
その時にまた色々とスティングからのご厚意で、
紅茶のテイスティングと言うべきか!…
魔力回復にアップルティーだけではない!…
これを機に新規開拓を図る事になると、シロとハクも興味津々!…
お茶会に参加をする事になるのだが!…
__数十ページ目の回想……
「…ではささやかでは有りますが…お茶会を始めようと思います!…
…今回こちらにご用意させて頂きましたのは…
[レッドダージリン]…[オールドキーマン]…[ロイヤルアールグレイ]…
[ブルーニルギリ]…[ピュアセイロン]…となっております!…
その他各種フレーバーティーなどもご用意しておりますので、
どうぞお気軽にお申し付けくださいませ!…」
紅茶初心者のシロからすると、まるで呪文でも唱えている様な…
この時その紅茶の準備を王城のメイドが用意しており!…
そして粗相の無いよう丁寧な説明を!…何を用意しているのから始まり!…
そのサービングカート一杯に紅茶の茶葉が入った瓶!…
軽く数十は有ろう山を乗せて持って来ると、
更にはお菓子等もティースタンドに多数!…
まるでフルコースの様に用意される!…
しかしその中にはシロが好物とするフライドチキンはさすがに無く、
焼き菓子が主と言った所で!…と、その圧巻の用意具合に誰もがギョッ!と…
特にカチュアが驚き、その時の感情をそのまま言葉に!…
「…しゅ、種類が一杯なのね!…」
「…た、確かに種類が有るのは知って居ましたが!…こ、ここまでとは!…」
それは自分が知っているのはあのアップルティーだけと言った所で!…
何ならポリンも眼鏡がズレてしまう位に驚き!…これが人間のお茶会なのか!?と…
思わず羨む様な頬を染める様子を見せると、カチュアと同じく驚きの言葉を!…
そしてその種類の多さにまずは何を頼むかで悩んでしまう!…
それこそティターニアも戸惑いを見せてしまう程で!…シロは当然とばかりに!…
思わずオロオロとするそんな様子を見せていると、
ここで動きを見せるは意外にもハクで有り!…
「…じゃあハクはまず…ダージリンからお願いするです!…」
「ッ!…シ、シロは良く分からないから…ハクちゃんと同じ物を!…」
それこそ何か慣れた様子でダージリンを注文!…
その際まずはこれから!と言った様子で…特に慌てる事無く淡々とした態度?…
とにかく様子を見せていると、シロもそんなハクの様子に思わずハッ!と…
そしてとりあえずハクと同じ物を頼んで行く!…
と言うのも生まれてこの方紅茶と言ったモノを飲んだ事無く、
何ならマサツグも飲んでいた事はなく!…故に尚更と言った所か!…
アワアワとしながら注文をすると、
エレアノラもそんなハクの様子に乗っかる様に!…
「…では私達もそれから…そこから順を追って楽しむ事にしましょう!…」
「ッ!…畏まりました!…では順を追って一つずつ…」
この時妙な意地やプライドを見せない様に、分からないモノは分からない!と…
故に知識を持っているメイドさんに一任するよう言葉を!…
メイドさんのお任せで順を追ってそれぞれ紅茶を楽しみたい事を口にすると、
メイドもそれを聞き入れた様子で返事をし!…
この時喜んで!とばかりに微笑みながら会釈をして見せ!…
と、次には紅茶を淹れ始める中!…
まず最初にハクが言っていたダージリンから入れて行くと、
色々と手間がかかる様子を見せ!…
と言うのもまずは空のカップとティーポットに熱々のお湯を注いで容器を温め!…
数秒した所でそれぞれお湯を別の入れ物に移して廃棄し、
そこからティーポットに茶葉を!…
と、入れた所でまた熱々のお湯を注いで行き!…直ぐに蓋をして数分!…
まるで蒸らす時間を取って行き!…
最後に蓋を開けて軽くティースプーンでポットの中をひと混ぜすると、完成!…
カップにそれぞれ淹れたてのお茶を注ぎ始める!…
この時もまるで細心の注意を払う様に!…
お茶ガラがカップに入らないよう、そして紅茶の濃さも均等になるよう回し注ぎ!…
何なら某・刑事ドラマで見る高い位置からの注ぎ様なども一切なく!…
ただ淡々と静かに!…その動き一つ一つにも気品がしっかり感じられると、
思わずそんなメイドさんの様子をシロ達は凝視!…
憧れ?の眼差しを向けて見せる!…
さてそうして全員分のお茶が注がれた所で、漸くティータイムに!…
__一種類目…
「…お待たせいたしました…こちら、[レッドダージリン]で御座います…
レッドダージリンはその名の通り…赤い茶葉が特徴的で御座いまして…
香りもマスカットの様な独特の香りが感じられるモノとなっております…
…故に別名[紅茶のシャンパン]とも呼ばれておりまして…
まずはストレートでお飲みになられる事をお勧めいたします…」
「…ッ?…シャンパン?…シャンパンって?…」
その際軽くではあるがメイドさんからその[レッドダージリン]の特徴、
飲み方などのおススメが入る!…
と言うのもダージリンと言うのは通が飲むと言うか、王道の飲み方があるらしく!…
更には何やら二つ名がある様な事を口に!…そして飲み方もミルクなどを入れず!…
ストレートで飲んで香りを楽しむものである事を説明すると、
その二つ名にシロが疑問を…シャンパンに興味?…
とりあえず何それ?とばかりに疑問を漏らす!…
何故なら知らないモノで例えられたところで、ピンと来ない!…
想像が出来ないからで!…
となると隣に座っているハクが知っている様子で簡単に説明!…
「…お酒なのです!…シュワシュワしたブドウのお酒で…
でもハクは飲んだ事無いのです!…」
「ッ!…ほえぇ~!……ッ!…」
勿論自分が飲んだ事が有る訳では無い、
言うなればグレイスが飲んでいたのを見た事が有るのか!…
その際見たまんまの事をシロに話し!…その説明を聞いてシロもハッ!と…
まるでマサツグが貯蓄しているエリクサーの様なモノを想像すると、
理解した様子で言葉を漏らし!…そしてチラッと辺りに目を向ける!…
するとそこにはお茶が冷めない内に!と言った様子で、
音も無くカップに口を付けている面々の姿が目に映り!…
__…スッ……ッ!!…スッ!…ッ!…フゥ~!!…フゥ~!!……ッ…
となると別に慌てる必要はないのだが、何か置いて行かれた様な!…
ハッとなっては自身のカップを手に取り!…
そのまま一気に流し込もうとするのだが、
目に見えて熱い!とばかりに湯気がしっかり立って居り!…
するとシロもハッとした様子で一旦落ち着き!…
次には少し冷ますよう息を吹き掛け!…
何ならこなれている様子でアイスブレスを活用すると、
二発で自身の飲める適温に!…そして恐る恐る口を付ける!…
「…ッ!…ンン?…不思議な匂いが!…」
「…ダージリンはこの独特の匂いを楽しむお茶なのです!…
…ちょっと渋いですけど…でも、とても良いお茶なのです!…」
すると次の瞬間メイドさんの説明通り、
口から鼻に掛けて抜けるよう心地よい風味が!…それは間違い無く未知の味で!…
特に風味が気になったらしく!…
名状し難いのか不思議!と言って目を輝かせて見せると、
一方でハクも落ち着いた様子で紅茶を口に!…
それこそ味を知っている様子で良いお茶!と笑みを零す…
さてこうしてダージリンをきっかけに!…
そのまま[オールドキーマン]・[ロイヤルアールグレイ]・[ブルーニルギリ]・
[ピュアセイロン]と口にして行き!…
と、勿論とばかりにそれらを入れる毎にティーポットとカップを総とっかえ!…
何ならメイドさん自身そう言ったこだわりがあるらしく!…
自身のプライドが許さない!とばかりに徹底した様子を露わにすると、
ミルクティーやブレンドティー等も入れて行き!…
最終的にはそれぞれ十数杯とお茶を飲む!…
さてそうして優雅?なティータイムを過ごしていると、
たまたまその場をある男が通りかかり!…
__数種類後…
「…ッ!…おや?…ここで何をしておいでって?…って、あれ?…」
「ッ!…ごしゅじんさまぁ~!!」
その男と言うのも言わずもがな、運が良いのか悪いのかマサツグで!…
因みにこのお茶会が開かれている場所と言うのは、
綺麗な庭園が見える屋根付きのベランダで行われており!…
さも偶然通りかかった様子でヒョコッと姿を現し、そこでシロ達の姿を目に!…
となるとシロやハク達もそんなマサツグの声を聞いて途端にピクッと反応を示すと、
マサツグが居る事でこれまた途端に元気と言うか!…
席を立ってマサツグが来た事に歓喜する!…
一方でマサツグもそこでお茶会をしていると言う事が分かった所で、
辺りを見回し自分は邪魔!と…
「みんなお揃いでお茶会かい?…だとしたら邪魔をする訳には…」
「ッ!…そうです!…ご一緒されては行かれませんか?…」
それはさも気を使う様にと言うか逃げる様にと言うべきか、
マサツグはその場を後にしよう!と…
何故ならマサツグは紅茶が如何にも苦手で有り、
別に全く飲めないと言う訳では無いのだが!…しかしその紅茶の独特の風味が!…
故に個人的には合わないのか苦手なモノを見つけた!と言った様子で…
その場を後にしようとするのだが、ここでエレアノラがハッとした様子で言葉を!…
マサツグを呼び止める様に声を掛ける!…
と言うのも言わずもがな、一緒にお茶会に参加をしないか?と言うモノであり…
となるとマサツグもそんなお誘いに思わずえっ?と言葉を…
「ッ!…え?…」
「折角こうして出会えたのですから!…ぜひ!…」
突如呼び止められた事で思わず戸惑い!…まるで石化した様に固まって居ると、
エレアノラは更に言葉を!…目をキラキラとさせながら同席を求める!…
この時それは運命!とばかりに見詰めると、
マサツグもそんな熱視線を向けられた事で驚き戸惑い!…
何なら折角の妖精女王様からのお誘い故、
無碍に断る事も出来ず!…結果そんなこんなで戸惑い固まってしまっていると、
そんなエレアノラの後押しをするようカチュアまでもが動き始め!…
「ティターニア様のお言葉なのね!!…
それともマサツグはティターニア様のお茶が飲めないのね!?」
「いや、んな酔っ払いみたいな事を言うんじゃない!!…
…まぁ別にせってはないけど…おいちゃんアレよ?…
紅茶の知識は全くだからね?…」
その際フッと席を立って飛んで見せると、次にはマサツグの背後へ周り!…
と、今度は非力ながらにマサツグの背中を押し始め!…
何ならまるで酔っ払いの常套句とばかりに!…
エレアノラのお茶会に付き合うよう文句を口にすると、
マサツグもそんなカチュアの言葉にツッコミ!…
そして捕まってしまったが故に結局そのお茶会に付き合い始める!…
この時既にメイド達も動いて居り、
足りない分の席を何処からかすぐに用意して見せ!…
するとマサツグもそんな空いている席に向かい歩いて行き!…
尚自分は庶民である!と…紅茶の違いが全く分からない事を口にすると、
シロの隣に座り!…そして用意された紅茶を飲む!…
因みにその時のマサツグの様子と言うのは変なモノで、
やはり苦手である事を隠せない様子で顔が歪み!…
その歪み方と言うのは眉間にしわが寄るとかそうではなく!…
まるで顎が左右に引っ張られて伸びるよう、口がへの字になって行き!…
まるで落下して来る前のド〇スンの様に見えてしまうと、
メイド達もド〇スンは知らないが訝しむ?…何か不安になるのであった!…
…さてここまでがあの日記に書かれて有った内容であり、
最後はマサツグが持って行ったと言うか!…
シロはそれが大層可笑しかったらしく!…
こうして日記に書き記した事が伺えると、楽しかった思い出となったらしく!…
以降?も引きずる事になった所で、次の抜粋は此方から!…
と言うのもシロとハクがある意味無双?をした話で!…
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β月Д日 晴れ!
今日はまた鬼ごっこをしたのです!
今度はご主人さまじゃなくて、おうこくへいし?のみんなと…
町中をエリアにハクちゃんといっしょにおいかけたのです!…
でもぜんいんをつかまえることは出来なくて…ちょっぴりくやしいのです!…
…あれ?…そう言えばたしか…その時王様とリーナお姉さんがおどろいてて…
しょうぐんさんが頭を抱えていたような?……あれぇ?…
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この話はその特訓期間中の事、例によって鬼ごっこを!…
だがその相手は一国を相手にするもので、きっかけは些細な出来事と言うか!…
いつものノリでシロとハクがマサツグにじゃれついて来た時の事であり!…
その際一緒に居たと言うかその訓練の様子を見に来たラインハルトがある事を考え…
それは対フェンリルを想定!…と言っても真正面からやり合うのでは勿論無く!…
あくまでも安全面を考慮して、先程言っていた鬼ごっこで白黒つけよう!と…
因みにその結果は言わずもがな!…フリードとアンジュの協力の元!…
実施した所で全滅とまでは行かなかったが、
約九割がその幼女二人によって蹂躙され!…
会話としても終わった後、そこから回想が始まって行く!…
__数十ページ目の回想……
「こ、これは!?…」
「さ、さすがと言うべきなのであろうが!…
あ、改めてこうしてその光景を見ると…」
この時その様子と言うのは別室から!…
さすがにその様子を王城から見回すと言うのは無理が有り!…
便利な魔法でシロとハクの視点を映すと、その一部始終をスティング達が視聴!…
そして改めてそのフェンリル(幼体)の実力を思い知る!…
その際結果的には時間に助けられた形で鬼ごっこが終了すると、
シロとハクは軽くジョギングを終えた程度で息を切らし!…
一方の兵士達はまるで生きた心地がしなかった!とばかりに…
青褪め震える様子を見せており!…確実にトラウマを抱えた素振りを露わにすると、
そんな様子に将軍も情けない!と…呆れる反応を取って見せる!…
「…はあぁ~!!…分かってはいたが何たる!!…
これからはもっと体力を付けさせねばならんようだな!!…」
「あ、あははは……」
その際その怯えている様子は勿論の事、逃げて居る際の体力の消耗具合!…
並びにメンタル等についても!…色々と課題が出て来た様子で悩んで見せ!…
一方でそんな容赦のない!…
ラインハルトの言葉にマサツグに苦笑いを浮かべる事しか出来ないでいると、
次にはその鬼役であったシロとハクがマサツグの元に!…
若干ショック?を受けた様子で戻って来る!…
それこそ二人揃って負けた?事を気にして居り!…
「あうぅ~…じかんがぁ~…」
「後ちょっとだったのに!!…ッ…」
「ッ!…二人ともお疲れ様ぁ~?…
…やっぱ二人は凄いなぁ~?…」
この時シロは悲観?と言うかとにかくショックを受ける様に、
ハクは自分が許せない様子で!…双子と言ってもやはりそれぞれ反応が違い!…
戻ってきた二人に対して!…
マサツグも気が付いた様子でフッとシロ達の方に振り向くと、
まず労わる言葉!…そして褒める様に言葉も続けて行く!…
すると二人もそんなマサツグの言葉を耳にするなりピクッと反応!…
となると次には二人揃ってマサツグの方へと駆けて行き!…
「ッ!…ごしゅじんさまぁ~!!」
「でも後ちょっと!!…後ちょっとぉ~!!」
「…余程悔しかった様子!…末恐ろしいと言うか何と言うか……ッ!…」
その際シロはマサツグに呼ばれた事で途端に機嫌を直した様に!…
一方でハクも駆け寄りはするが!…
マサツグの言葉を聞いても尚、全員仕留められなかった!…もとい!…
捕まえられなかった事がとても悔しい様子を露わにすると、
マサツグに訴えるようあと少し!と…
悔しい様な悲しい様なと言った表情を浮かべる!…
となるとそんな二人の様子にマサツグもこれまた苦笑い!…
その二人の悔しそうな様子?に…一方でまだ余裕がある様子にマサツグ自身、
末恐ろしい!と…と、その様子をまたラインハルトが見て居た様子で!…
「…うぅ~む…我々の軍にもこれ位のハングリーさが欲しい所!…
…よし!…やはり今後の訓練メニューを見直し!!…
更なる強化を図っていく!!…
…そうとなればリーナ!!…少し付き合ってくれぇ!!…」
「ッ!?…し、師匠!?…さ、さすがにそれは!!…」
そのハクの様子と言うべきか!…
見習った様子で自身の軍に足りないモノはこれだ!とばかりに、
すると次には色々とハッと思い付いた様子で!…
と言うのも訓練の見直しを図り始め!…より強固で強靭な軍隊を!…
育成する事を心に決めると、今度はリーナを呼び寄せ!…
練習メニューを一緒に考える事を頼み始める!…
となるとそのラインハルトの考えにリーナもさすがにえっ!?となると、
ラインハルトを落ち着かせよう!と…
因みにラインハルトが納得したのは数時間後の事であり!…
やはり訓練メニューは改変され!…その後兵士達は地獄を!…
もう二度とやりたくない鬼ごっことしてその魂に刻み込む事になるのであった!…
さて今回はここまで!…
色々とシロの書いている日記からお話を抜粋して紹介をして来た訳なのだが、
もしかするとこれまた更に続編が出るかもしれない!…
因みにこの意味深な書き方をして居る事で話の内容は誰が書いて居るのか?…
と言った疑問を持つかもしれないのだが、野暮な事は聞かないと言う事で…
もしまた続いた時はまたその時はその時!…
九度目を楽しんでくれたらと心からそう願う一方!…
また読んでくれる事を心より同じく願うばかりである!…
それではまた!…次回に!!…
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なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
水都 ミナト
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【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
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【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
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