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-第十章-
-第十章二節 二度目の転移?と子供のライオン?とホラーマップ?-
しおりを挟む思わぬハプニングと言うべきか?…とにかくマサツグがゲートの先へ姿を消すと、
特段何も可笑しな事はない地面?らしきものに倒れ込み!…
と、そこで軽く顔を売ってマサツグは悶絶!…地味に痛かった様子で涙も浮かべ!…
一体何なのか?と文句を言いたいところでは有るのだが、
今は取り敢えずここが何処なのか?と言った様子で…
痛みに堪えながらもスッと体を起こして行くと、そこである光景を目に!…
「…ッ…ッ~~~!!!…タタタタタ!!…
…ったく!…いきなり起動するとか聞いてな!…
…って、えぇ?…こ、ここはぁ?…」
__サアアアァァァァァ!!!………ッ…
「…え?…ぼ、牧…場?………ッ!……ッ…」
それこそ痛みも忘れる光景を目にする!…
そこは見たところ元は牧場?であった様子が伺えると、
朽ちた牛舎らしき建物や荒れに荒れた畑の様子などがそこに有り!…
その他色々とやっていたであろう設備もチラホラと垣間見られ!…
が、そのどれも見ただけで修復しない事には真面に使えそうもない!…
だがもしこの場所が今も稼働して居ればそれは大きな牧場であった事が伺えると、
今は寂れてしまっている事に何か物悲しいモノを感じ!…
と、もはや廃墟と言っても過言ではない!…
そんな場所が広がっている様にも思われる一方、
それだけではない様子で美しい光景も残っており!…
何ならその光景に目を奪われてしまう!…
と言うのもそこには一本の大きな桜の樹が植わっており、
その周りにもさも聖域が如く何か小さな花々が群生してあり!…
言うなれば某・ギャルゲーの謂れのある場所の様で!…
そのだだっ広い開けた土地の恐らく中心にそれは、
まるでここだけ時間が止まっているかの様な!…寂しくも美しい!…
何かこの牧場が特別な場所であった様に感じられると、
後からマサツグの心配をしてか!…シロとハクもこの牧場跡地に辿り着き!…
__ニュ~ンッ!……ッ…ッ!?…
「ご、ご主人様!!!」
「先生!!…大丈!!…夫……」
シロとハクも本日二度目となるエリア移動?に若干戸惑い!…
いやそれよりもマサツグ!と言わんばかり…
到着するなりシロがマサツグを呼んで行き!…
ハクも到着して過ぎにマサツグの心配をすのだが、
しかし次にはふとマサツグが見ている光景に視線が向き!…
と、そこで目に映るはマサツグと同じ光景であり!…
掛けようとした言葉が思わず止まってしまう程に!…
ハクも驚いた様子で目を見開きジッとその光景を見詰めると、
シロもそんな二人の様子に気が付いてか!…
チラッと二人の見ている方に視線を向ける!…
するとこれまたやはり!と言わんばかりに目に付くのは、
春野原の王城でも見たあの桜の樹の姿であり!…
「…こ、ここは?…それにあの花…」
「……ッ…」
__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ……ッ!…ッ…トテテテ!!…
「…ッ!…先、生?…」
それこそ何故あの気がここに在る?と…思わず場所を混乱する様な!…
シロが質問をするよう戸惑い気味に言葉を漏らすと、
一方でマサツグは何を感じてなのか?…
徐に無言でその桜の方へと歩き始める!…宛らそれは誘われ様に!…
となるとそんなマサツグの様子にシロとハクも戸惑い!…
となるとそんなマサツグについて行くよう追い駆け始め!…
その際何も言わず歩いて行くマサツグに不安げと言うか…
ハクが困惑気味にマサツグの事を呼ぶのだが、
マサツグは返事をする事無く!…やはり魅了された様に歩き続ける!…
そしてシロとハクが心配をしている中、
一応何事もなく結構な距離を歩いてその桜の樹の下まで辿り着き!…
「……立派な桜だな…」
「…綺麗なのです!…」
「……ッ…」
この時マサツグはその桜の樹の根元に辿り着くなりスッと手を!…
幹にそっと手を添えて行き、そして軽く撫でる様子を!…
それは労わる様にしてただ数回撫でて見せ!…
何ならその満開の桜の樹に感動したよう!…ポソッと言葉を漏らして行くと、
ここでマサツグが平常運転?である事が分かったのか!…
シロがハッとした様子で返事をする!…それこそ安堵したと言うべきか、
ニコッと笑って綺麗!と言い…と、そのやり取りにハクも同じく安堵の様子!…
すると次にはマジマジと桜の樹を見上げて行き、
改めてこんな木があるのか!とばかりに…
何も言う事無くマサツグと同じ感動を感じていると、
そんな三人を迎え入れるよう軽く風が流れ!…
いつの間にか背後からはフリードの声が聞こえてくる!…
「…如何だい?…この場所は?…」
「ッ!…え?…」
「…私が見せたかった場所と言うのはここ…
この寂れた大牧場の事さ!…」
と言うのもその口ぶりはまるでここの事を知っている様子、
何なら感想を求める様に!…となるとその尋ねる声にマサツグもえっ?と…
戸惑い気味に言葉を漏らし!…そのフリードの声が聞こえた方に振り返ると、
そこにはにこにことして居るフリードの姿が!…
そしてマサツグ達の居る方へと歩いて来る!…
その際何故この場所の事を知っているのか?と言う事に関しては、
簡潔にこの場所こそが見せたかった場所である事を続けて話し!…
となるとマサツグとしても思い出したと言うかとにかく驚いた様子で!…
「ッ!?…こ、この!?…」
「…確かに色々と壊れて寂れてはあるけど…
ちゃんと手入れをして修理すればまだ使える様にはなる!…
…土地もここまで広い場所を確保するのは難しいだろうし…
中々の立地条件ではないかな?…
…あっ!…因みに出入り口はさっきのゲートと…」
何故なら今までの話の流れからそのフリードの意図を何と無く察せたからで!…
と言うのもただ名所を案内しに来た訳では無いだろう!と、
故に改めて辺りを見回しその牧場の規模を確認する始末となり!…
そしてザッと見ただけでも約東京ドーム5個分位はあるだろうか?と…
となるとそんな広大な土地を目にして!…
思わずアワアワと慌てる様子を見せていると、
フリードはそんなマサツグの様子など御構い無しに話を進める!…
何ならフリードから見ても中々の好立地条件であるらしく!…
さも本決まりであるかの様に言葉を続ける!…
だが勿論!とばかりにマサツグはそれを聞いて恐縮し出す事となり!…
「ちょちょちょちょ!!!…え!?…
ほ、本気で言ってますか!?…こ、この場所を……ッ!…」
よもやこんな広大な土地を用意して貰えるとは思っても居らず、
大き過ぎる!と文句を言うよう…
何ならマサツグの中では一軒家を立てる位の規模でしか考えて居らず!…
だがその数十倍以上と言うべきか!…とにかくここまでのモノは求めていない!と…
フリードに慌てて辞退を申し出ようとするのだが、
ここでふと何かが足下で蠢いて居るような影を目にし!…
となると反射的にその影の方へと視線を落とし!…するとそこにはシロとハク!…
ならぬ毛色が妙に暗いと言うか、ライオンの子供の様な生物が転がっており!…
__ゴロゴロッ…ゴロゴロッ……ッ…
「…あぁ~っと…その前にフリードさん?…
…ッ…この小動物?…らしきモノは?…」
それはまるで日向ぼっこでもしている様にゴロゴロとしており、
数もその場に居るので四匹と少なく?…
と、何を思ったかマサツグは特に何か危険な様子も見られない事から!…
スッと徐に手を伸ばして行き、次には抵抗もなく捕獲に成功!…
すると今度はそのまま持ち上げて顔を確認し始め!…
そこにはやはり顔付きが子供のライオンに似ている様な!…
更には暗いグレーの毛並みで鬣の様な毛も生えている事が伺い知れると、
その大きさも成犬となった柴犬位で!…ズッシリと両腕にその重さを感じて行く!…
故に当然捕獲と言っても一匹?…
或いは一頭だけでさも赤ん坊を抱える様にその謎生物を抱えて見せると、
フリードに疑問の言葉を漏らす!…となるとフリードもその生物を見るなり!…
「ッ!…え?……ッ!?…な!?…」
「……え?…」
__ぴゃあぁ~!!…ぴゃあぁ~!!…
最初は軽く戸惑った様子で、
しかし次にはギョッと目を見開くとさもあり得ない!と言いたげ…
何なら慌てるそんな様子は勿論の事!…
何か不味い事になる!とばかりに冷や汗を掻き!…
何度も見間違いではないか!?と目を擦る素振りも見せると、
マサツグがそんなフリードの様子にフリーズ!…
そして状況が飲み込めていない様子で言葉を漏らす!…
一方でその腕の中に居る珍妙なライオン?はと言うと、
その見た目の割に子猫の様な声を挙げて鳴き!…
するとやはり周りの同じライオン?達もピクッと反応!…
徐々にマサツグの方へと近付き!…
何かオロオロとする様なそんな反応を露わにすると、
一応兄弟を助けようとしているのか!…
しかし何か行動を起こすと言った素振りを見せない!…
と、そんな様子を見てフリードも更に!…
慌てるそんな様子を露わにすると、マサツグに放すよう声を掛け!…
「マ!…マサツグ君!!…
と、とにかく一旦その子達を放しなさい!!…わ、悪い事は言わないから!!…」
「…え?…あ、はい…」
普段冷静沈着なフリードの慌て様はとても新鮮!…
宛らマサツグがトンデモナイ危険物を持っている様な!…
人質を取っている犯人に対して説得を試みるそんなトーンで声を掛けると、
本当に開放するよう言葉を続け!…
となるとそのフリードの言葉にマサツグも困惑!…
まぁでも別にただ疑問に感じただけで!…
言われた通りにその奇妙なライオンをそっと地面に放して行くと、
そのライオン?も地面に放された事で鳴き止み!…
が、次には変な様子を露わにする!…
__ぴゃあぁ~!!……ッ…ゴロゴロゴロゴロッ!!…
「ッ!?…え?…え!?…」
「ッ!?…バ、馬鹿な!?…そ、そんな筈が!!…」
それは何か考える様にピタッと止まると、
次にはクルッと振り返りマサツグの方へと近付き!…
となると一体何が起きたのか!?…
先程まで放してくれ!と鳴いていたにも関わらず、
今度はマサツグに頭突きをしながら甘え始め!…
それもまるで懐いたかの様にゴロゴロエンジンも始動させ!…
するとそれに続き他のライオン?達もマサツグに近付き!…
その最初の子を皮切りにまるで親に甘えるそんな様子を見せると、
これにはマサツグも困惑!…何ならフリードも驚いて見せる!…
尚その様子を同じくシロとハクも見ているのだが、
何処と無く不機嫌と言うか我慢をしていると言うか!…
一方でとにかく状況が飲み込めず!…
マサツグが戸惑い様を見せていると、やはりフリードに説明を求め!…
「…あ、あの…と、とにかくこれ…は?…
って、アアァァ~!!…待って、待って!!……」
「…本当に規格外すぎるな…君は…
…とりあえず順序立てて話しをしようか…」
「…え?…えぇ~?……」
取り敢えず気になるのはこの妙な経路をして居る小ライオン?のような生物!…
何なら仕舞にはシロの真似と言うか何なのか?…
器用に爪を立ててマサツグの身体を攀じ登ろうとし始めると、
マサツグもそれに気が付いた所でしゃがみ込み!…
衣服へのダメージの軽減を図り始める!…
そしてそんな小ライオン?に懐かれているマサツグの様子に!…
フリードももう苦笑いをするしか出来ないでいると、
簡単にマサツグの事を規格外!と…
と、言いながらも説明はする様子でマサツグの元へ!…
その際ふと辺りの様子を見回しつつ!…
何か警戒をしている様なそんな素振りを見せていると、
何事もなくマサツグ達の元へ合流!…そこで桜の樹の下!…
四人座り込んで漸くフリードから説明を受ける!…
「…ッ…まずはどれから説明をすれば……ッ…と、取り敢えず!…
今後のイベント的にもまず先にその猫っぽい物について説明しようか…」
「ッ!…は、はい…」
その際フリードとしても予期せぬ事態に色々と戸惑いの色を隠せず、
だがとにかくこのままでは不味い!とばかりに…
恐らくこの後に起きるであろうイベント?について話し始め!…
と言うのもそこで関係して来るはやはりその小ライオンたちの事であり!…
と、戸惑い笑う事しか出来ないフリードにマサツグも困惑!…
何ならもう既に慣れた様子で小ライオンを膝に!…
更には頭の上や腰にもたれ掛かる等!…
とにかく手慣れた様子でさも手懐けた様に!…
小ライオンの喉元を人差し指で掻いて見せると、
ゴロゴロエンジンを継続!…何なら呑気に欠伸をする様子まで露わにする!…
尚シロとハクは依然としてムッとしつつも私はお姉ちゃん!とばかりに、
やはり我慢している様子が伺え!…
が、我慢出来ない?のかモジモジする様子も垣間見られ!…
そんな子犬のヤキモチも確認しつつ!…
フリードがその小ライオンの正体について明かし出すと、
それはもう当然とばかりに驚き!…マサツグは途端に慌てて見せる!…何故なら!…
「…ッ…落ち着いて聞いて欲しい!…これは[ベヒーモス]の幼体だ!…」
「ッ!……え?…」
「それも更に言うと!…ここに子供が居ると言う事は!…
勿論近くに親が居る!!…そしてこの牧場が放棄された理由と言うのも!!…」
フリード曰く今マサツグに弄ばれている小ライオンは[ベヒーモス]らしく、
その存在自体が危ない物!と…それこそフリードからすれば、
逆に何でそんな危険かつ希少なモンスターと遭遇するのか!?というレベルの話で…
何ならそのマサツグとの隣でモジモジしているシロとハクも一応はフェンリル!…
到底序盤で出会える所か!…
いや係わる事すらないレベルのモンスターと遭遇している!…
まさに強運に対してもはやさすが!としか言えない呆れ様を露わにすると、
当然その幼体が居ると言う事は!…親が居る筈!と説明を続ける!…
と、フリードからそう説明をされた事で!…
否応なしに今後何が起きるのかが想像出来ると、マサツグは青褪めやはり慌て!…
「ッ!?…ちょ!!…ちょちょちょちょっと待ってくださいよぉ~う!?…
…え!?…こ、これがベヒー!?…え!?…
てかこの場所ってそもそも運営が!?…てか何でMOBが!?…」
その際マサツグも気が動転してと言うかちょけていると言うか!…
何故か某・声優の物まねをするようフリードにツッコミ!…
何ならその自身の膝の上に乗っているのがあのベヒーモスとは信じられず!…
頭の中ではもう某・最終幻想に出てくるあの!…
ミール〇トームやエク〇プスメ〇オをして来る!…
あの巨体の化け物しか想像出来ないでいると、
一方でその喉元を掻く指は決して止まらない!…
これまた一方でそんな戸惑うマサツグを余所に呑気にエンジンを稼働し続ける!…
さてそんな真相を聞かされた事でその正体にも戸惑うのだが、
それよりもここに来る前に聞いた説明とは違う!とばかりに…
するとそのマサツグの質問に対して更にフリードも仮説を考え!…
「……あ、あくまでも仮定なのだが!…
我々が見つけた場所と言うのは何かイベントのある場所!!…
…いや裏で確認をした時は別に!!…
その様なイベントが設置されて有る様子は!……と、とにかくだ!…
触らぬ神に祟りなし!!…この場所の事は我々が責任をもって!!…
後日!!…また改めて!!…」
何でもフリードが紹介しようと思っていたこの土地は、
元々何か別のイベント用に開発されたモノだったのではないのか?と…
何なら勿論マサツグ達に見せる前に不具合が無いかどうかは確認したらしく!…
しかし現に起きてしまった?事で見落としていた!と…
だがそのイベントから逃げる事もまだ間に合う筈!と考えを続け…
今すぐにでもここから撤収する事をマサツグに話すと、
土地の事については後日!と締め…が、そうは問屋が卸さない様子で異変を察知!…
それはシロとハクがピクッ!と…
何やら遠方に見える森の方を振り向くと、途端にその様子を可笑しく!…
__……ッ……ッ…ピクッ!!……ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!…
「ッ!?…シロ?…ハク?…
…ッ…あぁ~…如何やら手遅れの様です…」
「…ああぁぁ~~……」
と言うのもシロとハクはその一点に視線を向けると、威嚇の様子!…
滅多な事では威嚇をしない二人が!…
まるで身を守ると言うかマサツグを守る為にスッと身構え始めると、
マサツグもそれに気が付いた様子でハッと二人に声を!…
と、同時にその二人の見ている視線の先にも目を向ける!…
するとそこには何やら森の木々が揺れて見えると言うか、
直感的に何かが近付いて来ているのが分かり!…
となるとその光景を目にしたマサツグは諦めた様子で言葉を続け!…
一方でフリードもその言葉を聞いて!…
直ぐに如何言う意味かを察したらしく!…
自身の頭を抱えて不運を呪うそんな素振りを露わにすると、
当然その遠方より近付いて来るそれは真っ直ぐマサツグ達に向かい接近!…
ものの数分でマサツグ達に肉薄する!…
__……ッ……ズシャッ…ズシャッ…ズシャッ!…ズシャッ!!……
「…あぁ~…っはっはっはぁ~いと……こ、こんにちわ?…」
__グルルルルル!!……ッ…ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!…
最初はやはりネコ科らしく駆けて来るが、
徐々にマサツグ達へ近付くなりその勢いを落として行き!…
と、その距離も約数十mとなった所で歩いて近付き!…
マサツグにそんな親ベヒーモスに苦笑い!…
冗談か通じるかどうかは分からないが、
その近付いてきた親ベヒーモスに声を掛け!…
一方でそんな言葉に反応を示す事無く、
ジッと自身の子供達と戯れているマサツグに視線を!…
別に怒るとかそう言った様子もなく!…まるで査定?…
とにかく様子を見る様なそんな視線を向けて行くと、
これまた一方でシロとハクは飛び掛かりまではしないが!…
依然としてその親ベヒーモスに威嚇を続ける!…
尚この時その親ベヒーモスの大きさはと言うと、
体長だけで軽く5~6m位は有る様に感じられ!…
更に地面から頭に掛けての高さは約2~3m位!…
毛並みも黒曜石の様に黒く輝き!…
鬣も立派にふさふさとした様子が伺えると、
頭には悪魔の角の様なモノが生えて居り!…
何なら尻尾は魚と言うか、何か水生生物を思わせる形状をしていて!…
それこそやはり某・最終幻想に出てくる姿と似ており!…
マサツグもその様子にベヒーと言えばこれ!と…を彷彿とさせ!…
まるで興味深そうに同じくジッと見詰めて見せると、
フリードに質問もして行き!…
「…これぇ…[鑑定]とかしても大丈夫なやつですか?…」
「…すまないが分からない!!…
ただ今は迂闊に動かず!!…事が過ぎるのを待つしか!!…
だがいつでも動ける様に身構えても置くよう!!…」
と言うのもしっかり興味を持ったらしく[鑑定]の使用許可を!…
と言ってもやはり質問をするよう!…
万が一に戦闘になってもごたつかない様にと思っての言葉なのだが、
フリードはそれを良しとしない!…マサツグに落ち着くよう説得をする!…
それはベヒーモスの様子を見て相手が好戦的ではない事を理解すると、
何もしなければ帰る筈だ!と考えたからで…が、万が一も並行して当然考え!…
直ぐに動けるよう言葉を!…
自身も巻き込んでしまった者としてさすがに動けるよう身構えると、
マサツグはこの状況に対して嘆く様な!…
「…何で来て早々こんな緊張感MAXの展開に?…
こんなん[築古物件見に来たらベヒーモスが居た件]じゃん!…」
「…何かの小説のタイトルかな?…
何なら今まんまの状況を言った様にも聞こえたのだが?…」
別にふざけているつもりは無いのだが、さもラノベでありそうなタイトル?を口に…
と言うのもまさかこんな事になるとは露にも思わなかったからで有り!…
如何してこうなった!?と思いっきり表情で露わにすると、
フリードもそんなマサツグの言葉にツッコミを入れる!…
何なら思わず悩んだ様子で言葉を続ける!…
さてそうして睨み合い?に発展していると、
親ベヒーモスが低く唸りながらスッとマサツグの方へ鼻先を近付け!…
__グルルルルル!……ッ…
「「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!…」」
__グルルルルル!……ッ……ッ!…ぴゃあぁ~!!…ぴゃあぁ~!!…
この時圧倒的強者感を全面に!…それはあのマサツグですらたじろぐ位!…
が、それは表に一切出さず!…
ベヒーモスが近付いて来ても逃げない姿勢を露わにすると、
ベヒーモスはそんなマサツグをジッと見詰め!…
と、次にはチラッと左右に視線を向ける!…
と言うのも未だ威嚇をしているシロとハクの様子が気になるらしく、
しかしだからと言って敵意を見せると言った事もせず!…
それは眼中にないのか或いはと言った所で!…
とにかく満足した様子で徐々に離れ!…
マサツグに甘えていた小ベヒーモス達も何かに気が付いた様子で!…
ピクッと反応をして見せると、次にはその親ベヒーモスに向かって鳴き始める!…
そしてマサツグから離れて行き!…
「ッ!…チ、チビ達?…」
__トテテテテテ!!!…ぴゃあぁ~!!…ぴゃあぁ~!!…
「………ッ…」
__……クルンッ…ズシャッ!!…ズシャッ!…ズシャッ…ズシャッ…
何ならこの時無意識に何処へ行く?とばかりに言葉を漏らし!…
が、そんなマサツグの言葉に反応を示さず!…
ただ親ベヒーモスに向かい駆けて行き!…
親に甘える様なそんな鳴き声を上げて見せると、
親ベヒーモスもそんな小ベヒーモスにチラッと視線を!…
そしてマサツグ達に対しても一瞥する!…
それはまるで世話になった!と言いたげな様子で視線を向けると、
次にはマサツグ達にクルッと背を向けその場を後に!…
となるとそんな親ベヒーモスを必死に小ベヒーモス達が追って行き!…
その後何事もなく危機を脱出?…
とにかく安全が戻って来た事で一気に緊張がゆるんでしまうと、脱力!…
ドッと疲労感を感じ始める!…
「ッ~~~!!!…ダアハアァ!!!…はあぁ~~!!!…
な、何だってこんな!?…つ、疲れたあぁ~~!!……」
「…ま、まさかこの様な事が有るとは!……ッ…ハアァ~~…」
「…まだ説明して貰って無いっスけど?…結局ここは?…」
その際呼吸まで止めて居たかの様に息を切らすと、次にはその場で大の字に倒れ!…
と、ここまでの出来事にフリードも予想外!と…だが難を乗り切れた事で安堵し!…
改めてこのような事態になった事に対して!…
驚きを隠せないそんな言葉を漏らして行くと、
そんなフリードに向かいツッコミを入れるが如く!…
マサツグが改めて説明を求める!…と言うのもそのフリードの反応を見る限り!…
本当に知らなかったと言う事が分かった一方、ここは一体何なのか?と…
となるとフリードも元から説明するつもりであった為、
そのマサツグが求める説明を口に!…
「ッ!…ッ…ここは実装の予定に入っていた廃棄の牧場だったんだが、
故合って実装はされない事に…
だがこのまま消してしまうのは惜しく思えてね?…
だから君達の拠点に紹介をしようとしていたんだが…
まさかのこの様なイベントまで一緒に仕掛けてあったとは!…」
「ッ!?…ちょ!?…」
何でもここは言わば没エリアであるらしく、
しかしそのまま没にするのはもったいない!と考えた様子で…
故にこれを機にマサツグ達に拠点の土地としてプレゼントを!と考え!…
だがいざ蓋を開けてみれば予期せぬイベントが巻き起こり!…
これには改めてフリード自身も驚いた!と…
苦笑いをしながらマサツグに話すと、
これにはマサツグもさもツッコミを入れるよう!…戸惑い様を露わにする!…
するとそんなマサツグの反応を見てフリードも慌て出すと、
また改めて謝罪を口に!…
「いや本当に申し訳が無かった!!…
…我々の方でも確認をした筈なんだが…何処かで見落としていたのか…
とにかくこの件は一旦持ち帰らさせて貰うよ!…
そして後日改めて君達に紹介を…!」
__……ッ……ッ……
「ッ!…ッ…え?…」
まさかのドッキリ企画となってしまった事で平謝り!…
そして見落としが有った事もまた認め、今この状態では渡せない事を考え!…
もう一度このエリアを見直す事を口にすると、この場を後にする事を促すのだが!…
しかしマサツグはそのフリードの言葉より気になった物が有るらしく!…
それは幻聴?となってマサツグに聞こえ!…
マサツグもその幻聴?が聞こえた方へ視線を向けると、当然の如く戸惑い!…
するとまたフリードが戸惑った様子で質問をし始め!…
「…ッ!…如何したんだい?…」
「…あぁ~っと……フリードさん?…
もう一つ聞きたい事が有るんですがぁ~?…
…つい先程まであんな建物在りましたっけ?…」
「ッ!……え?…」
何故ならマサツグが変な言葉を漏らしたからで!…
と、一方で問われたマサツグは困惑気味に!…ある一点にだけ視線を向け!…
逆にフリードに聞きたい事が有るとばかりに言葉を漏らすと、
その方向に向かってスッと指を差し!…
と言うのもマサツグ曰く建物が建っている!と…
だがその口ぶりからはなかった筈!と…
故にそこに盾物語って居たかについて懐寝て行くと、
フリードもそれを聞いて気になった様子!…となるとその方に視線を向ける!…
するとそこには確かにマサツグの言う通りに建物が、
だが明らかに様子が可笑しく!…
__サアアアアアァァァァァァァ!!!……ッ…
「…こ、こんなのが建ってたら!…普通は気付きそうなモンですよねぇ?…」
「…そ、そう…だね……ッ…こ、このマップは一体?…」
何故ならそこには和風の大きな平屋が建っているからで!…
辺り一帯牧場施設、故にそんな建物が建っていればすぐに気が付く筈で!…
が、今の今まで気が付かなかったと言うのはやはり可笑しく!…
フリードもその平屋と言うか屋敷と言うか!…
とにかくえっ!?とマサツグと同じく戸惑い様を露わにすると、
そんな怪しい屋敷の様子とは裏腹に!…
心地よい風が何処からともなく吹いて来るのであった!…
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流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
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【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
水都 ミナト
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【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
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神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
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魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
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