どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第十章-

‐第十章十七節 ロディの天敵とロディの本気!とロディにも影響?-

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さてこの話はマサツグが洞窟の外でベヒーモスと一戦?…

いや悪戦苦闘を強いられている間のロディの話!…

当然洞窟は暗く、瘴気の逃げ道がない事で視界内も瘴気で奪われ!…

それは宛ら感覚的には火事が起きている屋内に居る様なモノで!…

だがそれでも怯む事無く進んで行き!…それこそ意外とそんな奥深くも無い様で!…

直ぐにその元凶と思われる何やら巨大な生物?と思わしく姿をその目に捉えると、

ロディは途端に警戒!…スッとその生物と思わしきモノに対して身構え始める!…


__…ッ!……ッ…


「…この感じ…間違い無くあのベヒーモスちゃんの奥さんって所みたいね?…

そしてこの濃密なまでの瘴気!!…やっぱり!!…」


それは如何やら体力を消耗しないよう身を丸めている様子に見え、

そしてその背中には小山?の様なモノが!…

合体?した形で瘴気のスクリーンに歪なシルエットが描かれると、

その小山から如何やら瘴気が漏れ!…

何ならその様子からマサツグと予想していた通り!とばかりで…

十中八九あのフジツボである事が伺えると、

ロディはまるでムエタイ選手の様に構えを取り!…

その異様な影に対して様子を伺う!…と言うのもいきなり攻撃を仕掛けて、

母ベヒーモスにダメージを与える訳には行かないからで!…

と、そんな事をやっていると先にフジツボ?からアプローチを掛けられる事に!…


__…ゴゴゴゴ!!……ビュビュッ!!…


「ッ!?…おっと!!…」


__バスンドスンッ!!…ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…


と言うのもただ山の様なシルエットだけがカタカタ!と、

この時何かを出した様なそんな様子が見られ!…

と、次にはロディへ向かいその何か!…

それはどす黒い触手が伸びて行き、ロディの身体を貫こうと動きを見せるのだが!…

しかしロディとてその攻撃を喰らう筈が到底なく!…

さも見てから回避で余裕!とばかりに…

軽くステップを踏んでチラ後その伸びて来たモノを確認すると、

やはりそこには触手が!…その際地面に刺さる様にして痙攣する!…

するとその様子を見てロディは途端にその顔をゾッと青褪めさせると、

気持ち悪い!と言葉を口に…


「ッ~~~!!!…うひいいぃぃ気持ち悪い!!!!…

さすがの私でもこの触手モノだけは如何にも勘弁願いたい所なのよねぇ~!!!…

…マサツグちゃんの手前ちょっと見栄を張っちゃったけど!!…

やっぱ素直にマサツグちゃんに相手をして貰えば良かったかしらぁ~!!!」


何でもロディは如何もこう言った触手と言うモノが駄目らしく、

珍しく怯えると言うか気持ち悪がる!…

この時その見事な筋肉美をさも乙女の様に身を丸めて見せ!…

それこそ全身に鳥肌が立った様子も露わ!…

そしてとにかく蠢くその触手に対して!…

やはり我慢ならないのか弱音をポロポロと口にすると、

今になってマサツグとの役割を間違えた!と…もうトコトン毛嫌いする!…

するとそのロディの言葉に反応するよう!…


__ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…


「ッ!?…ヒイイィィ気持ち悪い!!!!…

…で、でも数は…だ、大体で32本かしら?…

これなら大きさとしても想定が!…」


また小山の様なシルエットから何かが伸びてくる音が聞こえ!…

と、言わずもがな触手で有り!…瘴気の壁を破ってロディの目の前に!…

うねうねとワザとらしく蠢く様にして姿を現すと、ロディも更に嫌悪感を!…

だがそれでも仕事はちゃんとこなす姿勢を見せる!…

この時青褪めながらもその出てきた触手の本数を数えて行くと、

それでフジツボの大きさが分かるのか!…

そのテッカテカの頭の中で大体の姿を予想して行き!…

しかしそれは直ぐに否定される事に!…と言うのも今度は天井から!…

まるで垂れ下がって来た様子に触手がまた姿を見せ始め!…


__ウゾゾゾ!!…ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…


「ッ!?…嘘でしょ!?…増えた!?…って、また32本だから!!…

64!?…ッ…不味いわねぇ!!…

間違い無く化け物クラスじゃない!!…

…私が討伐した事ある最凶の個体でも!!…せいぜい48本!!…

体長3mクラスが関の山!!…

って言うか私自身触手が駄目って言うのもあったけど…と、とにかく!!…」


__ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…


となるとこれにはまたロディが顔面蒼白!…

しかしそれでも触手の本数をこれまた数え、今度は計64本である事を!…

するとその本数にさも未知の領域?である様な事を思わず漏らし!…

何でもロディが倒した事のあるフジツボと言うのは、

最高で触手が48本生えている体長3mクラスのフジツボで!…

が、ここで姿を見せたその触手の本数は64本!…

故にその大きさも当然巨大なモノだと想定が出来、その触手の太さも相当!…

見た所直径にして約700ml位のペットボトルと同じ位に見えるモノで!…

そんなものが目の前に32本、天井から32本な訳であり!…

気色悪がると同時に、ロディはその母ベヒーモスに対して心配もし始め!…


「何とかしないと!!…恐らく母体に寄生しているだろうから!!…

その母体の体力も考えないと!!…」


__ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…ビュビュッ!!…


そんな巨大なモノが寄生しているとなると体力の吸収力もすさまじいモノ!…

故に母ベヒーモスは動けず仕舞いで!…

もはや一刻の猶予も残されていない事をロディが焦りながら理解すると、

次には漢を見せるよう!…スッと恐怖を頭から拭い去る!…

そしてそんな理解を一人している一方で、

新たな依り代が来た?とばかりに富士る簿は再び触手を伸ばし!…

が、無策の伸ばした所で攻撃は当たらず!…また軽くステップを踏んで回避!…


「ッ!!…おっと!」


__バスンドスンッ!!…ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…


それはやはり然程知能が高くないと言うか何と言うか?…

同じ攻撃であるが故にロディもパッ!と、難無く回避をして行き!…

と、地面に刺さった所でまた触手は痙攣して見せ!…

さも味を確かめているのか、何か不味い!と言っている様に感じられ!…

が、一方でそんな触手の事など当然とばかりに御構い無し!…

ロディはスッと母ベヒーモスの姿を見詰め!…

助ける事を口にすると、次にはその身と言うか!…心境に変化が見られ始め!…


「…待っててねベヒーモスちゃん!!…今私が助けてあげるわね!!…

…ッ…フゥ~~!!…

ここから大真面目!!…お仕事モードに入るわよぉ~!!!…」


__……スウゥ……ボゥ!!!…シュウウウゥゥゥゥ!!!!…


ロディ曰くお仕事モード!と…

大きく息を吐き出し始め、ここからは大真面目!と言葉を漏らし…

そして件のお仕事モードに入る事を口にして行き!…

その際徐に目を閉じ仁王立ち、まるで瞑想でもするかの様な!…

と、徐々にロディがその身に上記のような湯気を全身に纏い始め!…

簡単にその様子を説明するなら某・ゴム人間、ギ〇2nd!と言いそうな!…

が、勿論そんな言葉を口にする事無く!…

そして落ち着いて来た?所でへ目を開き!…

ジッとそのフジツボに対して視線を向けると、キャラが変わった様に!…


「…さぁ!!…!!!…

お仕置きの時間だあああぁぁ!!!」


オネエキャラから熱血キャラへ!…この時依然として蒸気を放ち、

グッと握り拳を握って見せ!…

そして憎さ百倍と言う具合にフジツボに対して怒りを露わに!…

その握った拳を突き付けて行き!…お仕置きの言葉を口にすると、

一方でまたその様子に反応したかのよう!…

フジツボが懲りずにまた触手を伸ばし始める!…

だがロディはその向かって来る触手に対して、

今度は躱す事無く真っ向から勝負を仕掛け!…


__ビュビュッ!!…ッ!!…ガシイィ!!!…ギュンッグイイィ!!!…


その際勝負と言っても向かって来た触手を掴んだだけで、

宛ら真剣白刃取りが如く!…

と、掴んだ所で今度はさも背負い投げを繰り出す様に!…

と言うのも勢いに任せて引っこ抜こう!と…

前任の力をフル活用して仕掛けるのだが、当然フジツボを投げようとすれば、

母ベヒーモスも必然と付いて来てしまう訳であり!…

まぁさすがに母ベヒーモス事投げると言った事は起きないのだが、

それでもその母ベヒーモスからは悲痛な叫びが!…


__ッ!?…ギャオオオォォォン!!!…ッ!!…パッ!!…


「チィッ!!…やっぱりしっかり母体に食い付いてやがるってか!!…

…これが亀の甲羅とかならまだ多少なりとも無茶は出来るが!!…」


と、そんな悲鳴を聞いた事でロディもハッ!と…

器用な事に投げる途中で手を離し、時分はそのまま前転して行き!…

と、そのまま受け身を取るよう直ぐに立ち上がり復帰して見せ!…

そして改めて理解した事をまた口に!…

しっかりと歯?が食い込んでいるせいか!…

一筋縄では引き剥がせない事を苛立ち紛れに零して行くと、

一方でそんなロディの動きに然程驚く事無く!…

寧ろ嘲笑うかの様に触手を伸ばす!…

それは自身の安全が絶対である自身の表れなのか、

今度は数で攻める!とばかりに…


__ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…ビュビュビュビュビュッ!!…


「ッ!!…チィッ!!…ウダウダ言ってても仕方がねぇ!!…

まずはこの気色わりぃ触手を何とかするか!!!」


それは前に左右に天井から!…一点にロディへ向かい降り注ぐよう!…

その幾本もある様に見せながらただ獲物を仕留めようと伸ばし出すと、

ロディもそれに気が付きハッ!と…直ぐに身構え文句を漏らす!…

その際本体は後にして、

まずはこの鬱陶しくも向かって来る触手の対処に当たる事を考え始め!…

一方でそんなロディの様子など御構い無し!…

いや考えるだけの知能も無いと言った所か?…

真っすぐフェイントをかけると言った事も無く、

無数の触手が襲い掛かろう!と…が、しかし!…


__スゥ……ッ!!…パァン!!!…ッ!?…


「ハアアアアアアァァァァァ!!!!」


驚く事にロディはその場から一歩も歩く事無くその触手を捌き始める!…

まず自分に真っ先に向かってきた触手に対して!…

まるで中国拳法の肩の様にスッと手で払う様にして受け流すと、

更に恐ろしい事にその受け流した触手が何故か独りでに突歩破裂して見せ!…

それはまるで内から弾ける様に!…

と、これにはさすがのフジツボも動揺?の色を…

だが攻撃を止めると言った事はせず!…

ただ数で押し込めば行けるとばかりに攻撃を仕掛けると、

ロディも構わず続けて吠えながらパリィの演武を!…

その襲い掛かって来る悉くを破裂させる!…


__パァン、パ、パァンッ!!…パンパンパンパァン!!!…


「…漢気舞踏!!…[千篇一律パリィナイトフィーバー!!!…

…これはただのパリィじゃねぇ!!…ダメージを倍にして返す技だ!!!」


__ドブシャアアアァァァ!!!!…ッ~~~~!!!!…


そして落ち着いた頃には不可思議な光景が出来上がっており!…

と言うのも不自然に触手は硬直しており、この時軽く痙攣もして見せ!…

一方でロディはさも何か踊りを踊り終えた様子で立って居り!…

決して息を乱す事無く!…

これ位ではさも準備運動にもならない!とばかりの蒸気を放つと、

このやって見せたパリィの数々も一つの技であったよう!…

それこそ無駄だ!とばかりに言葉を漏らす!…するとそんな事を言った所で、

今度はその痙攣していた触手が一斉に破裂し始め!…

と、辺りに薄気味悪い粘液?の様なモノをまき散らし!…

これにはフジツボも不味い!とばかりに何かしらの反応を見せると、

更にロディは掛かって来い!と…構えを崩す事無く警戒をする!…


「…幾らでも打って来やがれ!!…

その代わりさっきみたいにはじけ飛ぶ事になるだろうがなぁ?…」


{…よし、防御はこれで良いとして!!…問題は本体の引き剥がし!!…

一番良いのは日の光を当てる事なんだが!!…

残念ながらそんな日の光が当たる場所じゃあないからなぁ!!…

一体如何やって倒すべきか!!…}


さてここまでやって一先ず自身の身の安全を確保すると、

今度は如何やってこのフジツボを始末するか?と…

その際一番手っ取り早い対処法として日の光に当てる事で!…

しかしここは閉め切ったとばかりの洞窟で有り、勿論日の光など差す筈がなく!…

となると物理で殴るか?と言った考えにもなるのだが!…

ここでまた問題になるのがその母体母ベヒーモスへの負担であって!…

一体今どれ位の体力が残っているのか?…

それが分からない事にはやはり迂闊な攻撃が繰り出せずに悩んでしまうと、

今はただ防御を固めるしか!…

一方でフジツボは懲りずにまた触手を伸ばし始める!…


__ニュルニュルッ…ニュルニュルッ…ビュビュビュビュビュッ!!…


「ッ!!…フンッ!!…幾ら撃ってこようと無駄!!…」


その際このフジツボには再生能力でも付いているのか、弾かれた触手がまた現れ!…

しかしロディはそれを目にしても一切動じる様子を見せず!…

寧ろ撃って来い!と言って挑発をして行き、

何なら相手に言葉が通じるか?が怪しい所ではあるのだが!…

とまぁそれは置いといてとにかくスッとまた身を固めるそんな様子を露わに!…

しかしこの時ロディが予期せぬ形で、実は攻撃を仕掛けられており!…

と、その結果ロディはフジツボから初めてダメージを!…


__グオンッ!!!…バチイィィン!!!…ッ!?…


「ッ!?…な!?…」


__ビュビュビュビュビュッ!!…ズドドドドド!!!!…ッ!?…


それはまるで後頭部をひっ叩かれる様にして!…

この時ロディは背後に対して無警戒、

故に突如強い衝撃を受けてロディは思わず驚き戸惑い!…

何なら怯んでしまう様子も露わに!…

するとその隙をついてフジツボも一斉砲火!と言わんばかりに…

触手を伸ばしてロディの身体を押し上げ、そこからまるでラッシュを叩き込み!…

と、これには成す術なくロディもやられるままとなり!…

すると次には攻撃も止んだ所で地面に落ち!…


__…ドシャアアアァァァ!!!!…ッ…


「グフウゥ!!!…」


{…い、今のは!?…わ、私の防御網に穴が!?…}


この時ロディは受け身を取る事無く地面に叩き付けられる事になり!…

そして苦痛に声を漏らし、だが痛みに耐えるよりも何が!?と言った…

こうなった事に対しての疑問の方が勝って行くと、

頭の中で一体何が起きたのか?を推測!…

それこそダメージを喰らう前の事を思い出す!…

その際きっかけとなったのはあの後頭部をひっ叩かれた所で有り、

となると背後に対して疑問を持ち!…

が、そのままずっと地面に転がって考えている訳には勿論行かず!…

次にはその原因を探る様に!…

全身の筋肉を使って膝をつく事無く地面にバッ!と立って見せると、

そこであるモノを見つける事に!…


__グッ!!…バシュンッシュタ!!…


「…ッ!?…グッ!!…お、恐れ入ったぜぇ!!…

よもや本当に穴があったとは!!…」


と言うのもそこには地面から伸びている一本の触手がウネウネ!と…

そしてそれが物語る事とは至って簡単な話であり、

言わずもがな後頭部の痛みはこれが原因!と分かり…

要はコイツに怯まされた事で先程ダメージを受けたのか!と…

タネが分かった所で不覚!とばかりに…

まだ自分が心のどこかでフジツボに対して油断をしていた事を認めると、

悔しがるよう言葉を!…一方で触手はそんなロディを嘲笑うかの様に蠢き続ける!…


__ニュルニュルッ…ニュルニュルッ……ギャオオオオオオォォォン!!!…


{…こりゃあ…悠長な事はしてられないか!!…

とは言え肝心の解決策も考えねぇと!!……最悪このまま!!…

…ッ!!…何か!!…何か方法は!!…}


因みに触手が再生したのも母ベヒーモスから栄養と言うか、

何かを吸収したからと言った様子で!…

と、それに苦痛の声を漏らすのが母ベヒーモスであって!…

するとそれを見てロディも何か分が悪い様に感じ出すと、徐々に焦りを覚え始め!…

と言うのも確かにダメージ自体は大した事は無いのだが、

それでもずっと食らい続けるとさすがのロディでも倒れてしまう訳であり!…

故にフジツボを始末する方法で悩み続け!…

最悪自身が助かる為にも、母ベヒーモスを犠牲に!…

何て考えたくもない事をふと思い浮かべてしまうと、

次にはそんな弱気に似た感情を吹き飛ばす様に!…

洞窟の外から雄叫びの様な声が突如聞こえてくる!…


__…オオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!…ッ!?…


{…こ、この声はマサツグちゃん!?…

…こんな声を挙げて!…まさかベヒーモスに苦戦!?…

…いやだとしてもあの声からはそんな弱気な感じは!!……って、弱気?…

…ッ!!…フフフ!…そう、よね!!…

マサツグちゃんもあんなに頑張っているんだから!!…

私がこの程度でへこたれてちゃ駄目よね!!…

…ッ!…そしていい案が思い浮かんだ!!…

考える暇があったらもう当たって砕けろ!!…だったらやる事はただ一つ!!…}


それは言わずもがなマサツグの声!…

タイミングとしては父ベヒーモスに猫パンチを受け、

しかし気合で復帰した後に意地のブラッシング攻撃を仕掛けている辺りで!…

と、そんな声が聞こえて来たモノだからロディも思わずハッとして行き!…

その際最初は驚いた様子でえっ?と、

だが外でマサツグが頑張っている事が伺い知れ!…

となるとロディもここでマサツグから勇気を貰った様にふとある事を思い付き!…

そこからは更にマサツグに感化されたよう!…


__…ッ…スゥ……グッ!!……ッ…ビュビュビュビュビュッ!!…


「スウゥ~~!!……ッ!!!…」


__ドパアアァァン!!!…ッ!?…


その際ロディが決意を新たに拳をギュッと握って行き!…

と、その間にもフジツボが畳み掛けるとばかりにまた触手を!…

同じ攻撃を繰り出し始め!…真っすぐロディに向かい伸ばして行くと、

一方でロディはその触手に対して避けると言った動きを見せない!…

その場で何故かスウゥ~っと大きく息を吸い始めると、

次には全身に力を籠める!…するとその向かってきた触手!…

そのすべてをまるでパリィするよう弾いて見せる!…

となるとそのロディの様子が変わった!?…

いや異質なモノに変わった様に感じられた事で、

フジツボも何かまた危機感を感じ!…

が、そんな事など御構い無し!とばかりにロディは言葉を…


「…無駄だ!!…私が本気で全身の時!!…

何も攻撃が通用しないと思った方がいい!!…

…何故ならその時私は恐らく!!…

この世界ゲーム内で最も固い物質となっているからだ!!!…

寧ろ生半可な攻撃は自分に跳ね返り、身を滅ぼす事になる!!!…そしてぇ!!!」


ここからは本気!と語るよう言葉を口にして行くと、

自分でもまるで化け物である様な言い方を!…

と言うのもロディ曰くまるでアダマンタイトよりも固い!とばかりに…

それこそ例えがまるで某・グラップラー漫画に出てくる筋肉お化け!…

ショットガンを撃たれてもピンピンとしている黒人の様な事を話して行くと、

如何なる攻撃をも弾く事を続けて口に!…

そしてゆっくりと腰を落として構え始める!…

それはまた某・竜玉集めの漫画宜しく、かめ〇め波を打ち出しそうな!…


__コオオオオォォォォォォ!!!!…グッ!!!…


「私が思考を放棄した時!!!…同じく死を覚悟した方がいい!!!…

さぁ!!…もう細かい事を考えるのは無しだ!!!…

貴様を今ここで!!…葬る!!!!…

…漢気MAX!!…[勇往邁進ゴーイング・マイウェイ]!!!!」


__カッ!!…ドゴオォォ!!!!…ズガガガガガガガガガ!!!!…


この時その両手に気の様なモノを溜め始め、

それはここに来るまでの道中で見せたやはり波的は技を!…

と、一方でロディは更にフジツボへ言葉を続け!…

と言うのももう一切の容赦もしない!…細かい事を考えなくなった分!…

確実にフジツボを葬る事だけを更に口にすると、

次には不敵に笑いながらその溜めた気を洞窟の天井に向かい突き出す!…

するとまた某・超級覇〇電影弾の様な気弾が天井が天井に向かって!…

何なら掘る様にして邁進して行く!…

となると天井から生えていた触手もそのまま気弾で掘削?する様に抉り消すと、

残骸を下に落とす事無くとことん進み!…

するとロディも気弾を撃ち出した所で今度は応援をするよう言葉を叫び!…


「ウオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ!!!!!…

突き破れえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!…」


__…ッ~~~~!!!!…ボガアアアアアアアァァァァンン!!!!……ッ…


これが成功しなければ勝算は無い!…

故にやった方としても気合が入り、何としても天井を貫いて欲しい様な!…

その際宛ら気分はまだ駆け出しであった時に戻ったよう!…

ただ掘削する自身の技をジッと見詰め!…

自分が望む光景を待ち望む様なそんな素振りを露わにすると、

次にはロディの放った気弾が炸裂!…天井の穴から何とも言えない轟音が響く!…

そして少しの土煙がその天井の穴から降り注ぐと、

同時にロディが見たい光景である!…少し神々しい様子も見られ!…


__パアアアァァァァ!!!!……ッ…ジュウウウゥゥゥゥゥ!!!!…


「…如何やら…上手く行ったみたいだな?…そして!!…」


それは言わずもがな日の光が差し込んで来る様子で有り!…

洞窟内の瘴気を浄化すると、遂にそのフジツボの姿!…

更には母ベヒーモスの姿を照らし出し!…

と、そこには一体どれだけの養分を吸ったのか醜悪な姿!が…

そして母体である母ベヒーモスは痩せこけ、

皮膚の上からでもそのあばら骨等の形が分かる状態で!…

と、そんなフジツボに対して天罰が下る様に!…

もう自身の身を守る瘴気は無く、

その光は容赦なくフジツボの中身を焼き始め!…

この時宛らBBQでもしているかの様な!…辺りにそんな音を奏でて行き!…

ロディもこれには満足!と言った言葉を漏らすと、

そのフジツボから悲鳴?が聞こえ…


__ピギャアアアアアアアァァァァ!!!!…ンバッ!!!…


「…日の光から逃げる為に離れるお前を!!!」


宛ら苦しむ様にして声が!…

と言っても何か声と言うには意味が有る様には感じられず、

ただの雑音にしか聞こえないのだが!…

しかしそんな声を漏らして居る様にも聞こえるモノで!…

だがまぁそんな事は如何でも良く!…

フジツボは日の光に堪えかねて母ベヒーモスから離れて見せると、

器用に触肢を生やして逃げよう!と…

その際勢い良く飛んで離脱を図るのだが、

そんな様子を目にしてロディが黙って居る筈もなく!…

いや何ならこの瞬間を待っていた!と…

その右手にギュッ!とアダマンタイトクラスの力を籠めると、

次にはその宙を舞うフジツボに向かいどてっ腹?に昇〇拳を叩き込み!…


__バシュンッ!!!…ッ!!…ゴシャアアァァァ!!!…


「…ぶっ潰せばこっちの仕事も完了だぁ!!!…」


いやこの場合は豪〇竜と言うべきか?…とにかく深々と腹を貫き!…

勢いそのままにロディの拳と洞窟の天井でサンドイッチにしてしまうと、

そのフジツボの巨体に亀裂が!…

そして再生も間に合わない様子で更に亀裂はグッと広がり、

遂にはロディの拳に耐え切れず散壊!…

辺りに醜悪な中身を飛び散らせて息絶える!…

そしてロディもそれを目にして終わり!とばかりに言葉を漏らすと、

次には体勢を崩す事無く華麗に着地!…


__…シュタンッ!!……ッ…ッ~~~~!!!!…


「…ふぅ!…あぁ~気持ち悪かった!!…

もう二度と御免だわ!!…あのフジツボ!!…

思わず見ないで全力を振るっちゃった!!…」


__…ズルッ…ヌトォ~~!!…ッ!……ッ…


と、ここからスッと憑き物が消えた様に!…徐にグッと伸びをし始め!…

元のオネエに戻ってやはり気持ち悪かった事を口にすると、

今になってブルブル!と身震いをして見せ…

何ならもう二度と相手にする事も嫌だ!と漏らす…

それこそトドメを差す際も見ない様に!…

気配でフジツボの身体を貫いた事を一人漏らすと、ふと自身の手に違和感を…

となるとそこで視線を落とす!…

すると落とした先には何か粘液でヌトヌトしている自身の右腕が目に映り、

ロディもそれを目にしてまたヒッ!と青褪め始め…


「ッ!?…って、うえぇ~~!!…ね、粘液で手がヌトヌト!…

…ッ~~~!!!…は、早く手を洗いたいわ!!…

何処かに川か何かないかしら!!…」


それに気が付くと途端にバババッ!と腕を振り回し!…

まるでバッチいモノを触ったとばかりに!…

慌ててふためき次には辺りを見回すと、水場が無いかを探し始め!…

が、幾ら見回した所で洞窟内に水場などある筈がなく!…

また鳥肌を全身に立たせ!…早く手を洗いたい事を口に!…

急ぎその場を後にして川を探す事を決めると、足早にその場を後に!…

一方でロディが開けた天井のお陰か、母ベヒーモスはふと目を覚まし!…


__……ッ…ッ~~~!!!…ズシンッ!!…ズシャッ!…ズシャッ!…


そしてまだ動ける位には体力があるのか!…

ヨロヨロとしながらも洞窟の外に出て来て見せると、

そこでさも久方ぶりの再開であるよう!…

父ベヒーモスも自分の嫁さんが起きて来た事に気が付いた様子!…

突如ムクッと起きるなり背後を振り向き!…

そこで母ベヒーモスが姿を見せている事に気が付くと、

次にはスッと体を起こして心配をするよう!…母ベヒーモスと体を寄せ合う!…

するとそれに合わせて母ベヒーモスも体を寄せ合う素振りを見せると、

漸く平和が戻った様な!…

が、一方で未だマサツグはチビーモス達に登られて居り!…

そのベヒーモス達のラブラブな様子を目にしつつ!…

視線と言うか心の中で助けて欲しい事を訴えると、

後にロディも何とか手を洗ってやって来た様子!…

その光景を目にしてホッと胸を撫で下ろすのであった!…

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『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される

水都 ミナト
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【第二部あらすじ】  地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。  ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。  そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。  一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー  狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください! 【第一部あらすじ】  人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。  しかも、ボスの間にーーー  階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!? 「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」 「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」  パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。  一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…  今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー ※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される ※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。 ※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。 ※なろう様、カクヨム様でも公開しています。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
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※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~

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「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。 試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。 「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」 枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!

魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~

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赤目達也(アカメタツヤ)は少女を育てる為に冒険者を辞めた。 そして時が流れ少女が高校の寮に住む事になり冒険者に復帰した。 30代になった達也は更なる力を手に入れておりバズり散らかす。 カクヨムで先行投稿中 タイトル名が少し違います。 魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~ https://kakuyomu.jp/works/16818093076031328255

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