どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第十章-

‐第十章二十節 畑を耕す!と雄叫びの農場!とシルビィの誤解?-

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さてシロとハクの協力の甲斐もあって何とか真面に使える様に!…

雑草はほぼ完全撤去、マンドラゴラの心配を皆無にして行き!…

となると今度はその踏み固められた畑の土を掘り返す事に!…

その際鍬だけでは追い付かず!…

マサツグとオリハもこれには頭を抱えて悩む羽目になってしまうと、

何も知らないシロとハクがキョトン!と…悩むマサツグ達に疑問を持つ!…

そして遂には勿論の如く純粋ながらに質問をすると、

マサツグ達もそんなシロ達に返事を…


「…ッ?…あれ?…ご主人様?…」


「どうかしたのです?…」


「…あぁ~…いや、如何やって次の仕事をしようかなって?…」


と言うのもマサツグも少しは農業を知っている様子で、

その次の工程に悩んでいる!と…

その際オリハも改めて畑全体を見回して悩む様子を!…

因みに畑は全部で四面!…一面約縦125mの約横80m、大体1haヘクタールと言った所か!…

が、そんな広大な畑を耕すとなると鍬程度では到底追い付かず!…

故に効率よく耕す方法!…それこそトラクターが有れば!と願うのだが、

そんなモノなど当然無い訳で!…しかし願わずには入れれないと言うべきか!…

するとオリハが攻めてともばかりに言葉を口に、

その際この世界感と言う事でまだありそうなモノを!…


「…本当ならここで馬鍬まぐわ…いやプラウが先か…

取り切れなかった雑草の根を土の養分にしてしまうんだけど…

如何やってこの規模を掘り返そうかって?…

ただ鍬で掘り返すにしても難しい!…

何なら器具があるって訳じゃあ…って言うかそもそも…」


と言うのもここはファンタジーと言うか中世の時代に則って!…

恐らく有るであろう畑道具らしき言葉を口に!…

そして次にやらねばならない事を続けて漏らし、

更にはその作業も簡単ではない事を!…

それこそただ鍬だけでやるには難しい!と漏らし、

故に何度も考える様に道具が欲しい!と…

そんな事をオリハが切望!…と言う程でも無いのだが!…

ここでふとマサツグが何を思ったのか?…

このタイミングでその農場に建っている大きめの納屋に視線を向けると、

そこであるモノが目に入り!…


「…ッ!……なぁ?…

それって昔馬とかで引いて土を掘っ繰り返してたヤツ?…」


「え?…あ、あぁそうだけど…て言うかこの土地に馬が居ない…」


「…いや…馬は要らねぇんじゃねぇのかな?…ほれ?…」


となると次にはオリハを呼ぶよう!…その畑道具?について質問をし始め、

さもオリハにこっちを見て欲しい様なトーンで話しをすると、

一方でオリハは気が付かない!…何ならその道具だけでなく、馬も要る事を口に!…

故に無い物ねだり!と言って困り果て!…

しかしマサツグはそれでも呼び、何ならそのオリハが言う馬が要らない事を!…

改めてこっちを見て欲しい様に言葉を漏らすと、今度はオリハの肩も叩く!…

そして納屋が建って居る方向に指を差す!…すると…


「ッ!…え?…ッ!…」


「…あそこの大きめの納屋にそれっぽいのが有るし…

何ならあれ馬用って言うかヒト用…」


「…なるほど?…馬になれと……ッ…」


さすがにオリハも気が付いた様子で視線をチラッ?と…

となると直ぐにマサツグが納屋を指差している事に気が付き!…

更に視線をその納屋の方へ向けて行くと、

その納屋の中からか何かがこんにちは!しているのが見られ…

因みに納屋の扉は壊れて居り、戸が地面に倒れては雨風に晒された様子が伺え!…

が、そんな事は如何でも良く!…

問題はその納屋からこんにちはしているモノであって!…

それはオリハの目から見て、まるで昔の蒸気機関車のバンパーの様な!…

とにかく何か地面やら雪を掻き分けられそうな形状をしており!…

そしてそれを引っ張れそうな支え?…色々と工具が付いているのが見られると、

マサツグがあれか?とばかりに質問!…

何ならあれ位なら!とばかりに人間用!と言って見せる…

するとオリハもマサツグの言わんとする事が分かった様子で、

呆れると言うかもう疲れた具合に返事を!…

しかしそんな弱音?も許されない様子で…


__数分後…


「…よし!…何事も経験!!…いっちょやってみっか!!…」


マサツグとオリハはそれぞれ納屋?に有ったプラウ?を引き吊り、

更にそのプラウ?の上にシロとハクを乗せる事に!…

と言うのも良い感じに子供が座れそうな分のスペースがあると言うか!…

と、それを見てマサツグがそれぞれに乗せる事を決めて行き!…

今現在マサツグのプラウの上にはハクが、オリハの方にはシロが乗り!…

そしてマサツグはやる気満々で経験!と…早速使って見せようとする一方、

オリハはこのシロとハクの扱いに御不満と言うか可哀そうと言うか!…


「重し代わりにシロちゃんとハクちゃん使うとか!…

兄さん何気に酷いからね?…」


「ッ!…いやいやそれだけじゃねぇから!!…ッ…

特にオマエには一番効果があると思うぜ?…」


「……え?…」


要はまるで重しにされて居る様に見える!と言い…

尚シロとハクの体重は約12kg、そして当の本人達は気にしておらず!…

寧ろ今から何が起きるのか?とばかりにキョトンとしており!…

と、そんなオリハの文句に対してマサツグも言い訳!…

その際重しにする事は認めた一方!…

それとは別に何か意味がある様に言って見せると、

この時その硬化を存分に感じるのはオリハであろう!と…

となるとそんな事を言われたオリハとしても戸惑う事に!…

が、そんな疑問に対して返事はなく!…

とにかく二人でそのプラウを使い畑を耕して行くと、

その効果とやらがよく分かり!…何故なら!…


__…がんばえぇ~~!!…がんばえぇ~~!!…


「噴怒怒怒怒怒怒怒怒!!!!」


「負けらい、でかあああぁぁぁぁ!!!!」


プラウを引っ張り始めると後ろから声援が!…

それぞれ頑張るマサツグとオリハに向けてのモノで!…

まるで競争をしてるる様にただひたすらに頑張れ!と言われ続けると、

マサツグとオリハも限界を超えてその先に何かを見つけそうな!…

とにかく吠えながらも必死に前進する!…

宛らその様子と言うのは例えは悪いが奴隷と主!…

言うまでもなくシロとハクが主人の位置で、マサツグとオリハが奴隷の様で!…

が、そんな事など御構い無し!…シロとハクから声援を受けて!…

ここで果てられるか!とばかりに歯を食い縛ると、

ひたすらにその重さプラウ+子狼に負ける事無く歩き続ける!…

と、同時に畑を耕して行く!…


「オリハ叔母さん頑張ってえぇぇ~~!!!」


「先生も頑張ってええぇ~~!!!…負けないでえぇ~~!!!」


「「オオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!!」」


一方でシロとハクは必死に応援!…

最初こそまるでアトラクションが始まったかの様に!…

二人がプラウを引き始めると、

その頑張るマサツグとオリハの様子にキャッキャと喜び!…

が、徐々にその足が遅くなって来たか?と思えばオロオロと心配!…

その際代ろうと思えど如何する事も出来ず!…

故にせめても!とばかりにグッと決意?を固めて行くと、

こうして応援!…故にマサツグとオリハもこれを原動力に引っ張り続ける!…

その際当然ながらこんな事など常人には出来ない、

しかしこれはゲームの中であり!…何ならこの二人は化け物体力!…

しかし当然ながらキツイ事には変わらず!…悪戦苦闘をしながらも!…

それでも何とか引き続けると、約一時間半掛けて互いに一面づつやり遂げ!…

と、そのやり遂げそう!と言うタイミングでくまさん達も何とか用事を!…


「…ふぅ~!…何とかなったぁ~!!…」


「…お疲れ様に御座います!…大奥様!…」


「…警戒する程でも無かったな?…

…まぁその代わり!…色々と余計なモノに懐かれたが!…」


その用事と言うのもマサツグに言われていたベヒーモスの検診!…

が、特にコレと言って何も起きず!…

母ベヒーモスも素直に従い検温やら口内検査など…

くまさんの言う事に全部従う様子を見せると、

くまさんもこれにはおっかなびっくり!…

戸惑いつつも自分が分かる範囲で仕事をこなす!…

尚この時問題があったとするなら、

フィロやシルビィにチビーモスがじゃれつく具合で!…

と、終わった所で3人はベヒーモスさん家を後にして行き!…

各々疲れたなど労わる言葉などを漏らしていると、

そこで聞こえてくるはけたたましいマサツグとオリハの声で有り!…


__オオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!!…


「…はあぁ~…それでもやっぱりあんなおっきいのの世話となると…

…って、さっきから何?…何か声援が聞こえるけど…」


「…ッ!…あ、あれは!…」


「何じゃあ~?…ッ!…ほほぉ~う?…」


その際くまさんは最初はスルーする様に話しを続けるのだが、

次にはやはり五月蠅いのかこの声について疑問を持ち!…

と、そこで3人はその声のする方へ視線を向け!…

するとそこには今まさにプラウを引き吊り終えたらしく!…

とても疲れた具合にその場で項垂れる様子をマサツグとオリハ!…

そしてキャッキャとはしゃぐシロとハクのこれまた両名を見つけると、

くまさんはアレは何?と…一方でシルビィはその様子に見覚えがある様子で、

サァッ!と青褪め慌てて見せる!…

尚フィロもその様子を見て何をしているのか?は分かっていないが、

それでも興味深そうにその様子を見て居り!…

となるとくまさんがここでその今の気持ちをそのまま言葉にして行き!…


「…何アレ?…」


「だ、旦那様何を!?…」


「どれ、ちっと見に行ってみるか!!」


当然何をやっているのか全く分からず、見た感じ的にはグラウンド引きか?と…

が、そこは畑であるため絶対あり得ず!…故に理解が及ばず思わず戸惑い!…

一方でその世数にシルビィは青褪め続け!…有り得ないとばかりに言葉を漏らすと、

これまた一方ではその面妖?な様子にフィロが興味を持ち!…

三人の中で直ぐにその畑の方へと駆けて行く!…

そしてこの時マサツグ達も疲れた様子で息を切らすと、その場で項垂れて見せ!…


「…ッ~~~!!!…だはあぁ!!…しんどぉ~!!…」


「ハァ!!…ハァ!!…で、でも!!…

間違い無く足腰は鍛えられるかな?……ハァ!!…ハァ!!…」


その際別にこれが簡単な作業だとは思ってもいないのだが!…

しかし予想以上にきつかった事は確かであり、

さすがのマサツグもこれには肩で息を切らし!…

オリハに至ってはしばらく動けない程に弱ってしまい!…

となると次に思うはこの畑を作った者は怪物である!と言った…

一体どんな体力をしているのか!?と言う事で…

これがまさに訓練と言うか鍛えられる事をオリハが漏らすと、

フィロの後を追ってか!…くまさん達もそんなマサツグ達の様子を見に!…


「おぉ~い!!…何してぇ?…」


それはいつものノリで何をしているのか?と…呑気に歩きながら手を振って行き!…

その際然程心配をしていない様子で疑問の言葉を投げて見せると、

一方で先にフィロがその農場辿り着き興味深そうに二人を!…

と、続いて柵越しにシルビィが慌てた具合に駆け寄って来る!…

この時依然としてさも青褪めた表情を浮かべて見せると、

何故かマサツグとオリハを交互に見詰め!…

が、そんなシルビィの様子など御構い無し!…

そのくまさんの呼び掛けに対して農場組がピクッ!と反応…

そして声を掛けて来たのがくまさんである事に気が付くと、

マサツグが質問を質問で返して行き!…


「ッ!…え?……あ、あぁ…く、くまさん!…

そ、そっちこそ!…首尾は?…」


「何ともなかった!…

ただ少しHPの減りが気になったからポーションを飲ませてみた!…

後は精の付くものを食べてしっかり休めば元気になるかなって、そっちは?…」


言わずもがなここで尋ねるは母ベヒーモスの状態で!…

容体は如何であったか?と汗を拭いながら訪ねて行き!…

その問い掛けに対してくまさんも大丈夫であった事を笑いながらに口にすると、

具体的に何をしたのか?を続けて話し…

と言うのも如何やら普通の人間と変わらない対処をして来たらしく、

若干HPが減っていたのが気になった様で!…

自身のポーションを飲ませて体力を回復させた事を話して行くと、

後は日にち薬!と言い…要は安静にしている事が一番である!とマサツグに話し…

と、説明をした所で改めてマサツグに説明を求め!…

マサツグもその話を聞いて納得したのか、

今度はちゃんとくまさんの質問に返事をして行き!…


「…こっちは畑の再生化真っ只中!!…

とにかく雑草を引っこ抜いて…土を掘り返してる最中!!…」


この時こちらの方も返事は決まっており!…さも言わずもがな!とばかりに…

畑仕事に勤しんでいる事を話し出すと、

まず最初に草引きからし始めた事をマサツグがくまさんに説明!…

が、それよりもくまさんとしては!…

まずそのマサツグ達が引き摺っていたであろうプラウの事が気になっており!…

マサツグの事を見ながらもチラチラ!…

シロ達が乗っているプラウにも視線を向けると、

ここでここで漸くプラウの話がされて行く!…

マサツグが簡単に土を掘り返す農具である事を話して見せる!…

何ならクルッと振り返ってプラウの事を軽く叩くと、

その説明だけでくまさんも理解出来た様子で!…

と、同時にそんなモノを引き摺って歩いていた!と言う事にこれまた驚き!…

あの雄叫びはそう言う事か!と…そりゃ声を挙げたくもなる事を更に理解すると、

更にオリハも説明に参加をし始め!…


「…っで、この後堆肥を撒いて!…

更に鍬なり馬鍬使うなりで土を混ぜて…

馴染ませたら漸く種まきってとこ!…

っで、シロちゃんに応援をして貰いながら!…

今畑をひっくり返してとこなんだけど…」


ここでオリハが話すはまだ仕事は終わっていない!と…

と言うのもあくまでもまだ下準備の段階の話で、

この後まだ工程が残っている事を若干グロッキーながらにくまさんへ話し!…

しかもまだまだ重労働である様な!…

何なら四面ある内にまだ二つ、故に地獄である!とばかりに…

それこそシロ達の応援が無ければここで心が折れていた!と…

とにかくまだ終わっていない事を話し続け!…

また丁度持ち手と言うかプラウから伸びている取っ手に両肘を掛けて行くと、

もう限界!とばかりに項垂れる…一方で二人が頑張っていた事をアピール、

シロとハクがフォローを入る!…


「ご主人様もオリハ叔母さんも頑張ってたのです!!」


「ハク達も一杯応援をしたのです!!…」


「…ッ!…うんうん!…そうかそうか!…

シロちゃん、ハクちゃんも偉いねぇ~♪」


それこそ自分達も一生懸命に応援をした事をシロが話し出すと、

プラウの上で跳ねて見せ!…

と、そんな姉を見てハクも手を挙げてアピールをして行き!…

その際そんな二人の手をチラッと見ると、

応援だけでなく何か別の事でも頑張っていたのが一目で分かり!…

と言うのもそのシロとハクの両手には皮で出来た手袋が!…

そんな手袋はよく分からない草の汁や葉っぱが付いて汚れて居り、

恐らくマサツグ達と一緒に草引き等を頑張ったのが伺え!…

するとそれを見てくまさんもニッコリして見せ!…

納得したと言うかちゃんとその功績を認める様に二人に対して頷くと、

一方でフィロがつまらなさそうに!…何かガッカリした様子で言葉を!…


「なぁんじゃもう仕舞か、つまらん!…

わっちもその応援とやらを…手伝うてやろうと思ったのに!…」


と言うのもさも自分もそのプラウの上に乗りたかった様子で、

しかしその二人の様子からとてもあと二面は無理そうである!と…

故にもう終わりなのか!と言ってガッカリとして見せ…

何ならシロとハクと同じく!…後ろから応援もする事を口にすると、

一方でもう居ても立っても居られないのか!…

次にはシルビィがその農場の柵に手を掛けると、

至って簡単そうに飛び越えて見せ!…

と、今度は依然として慌てたまま!…マサツグに向かって肉薄して行き!…


__スタンッ!…バババッ!!…ッ!?…


「だ、旦那様!?…何故!?…何故この様な事を!?…」


「ッ!?…え、え?…」


その際シルビィはその慌てている理由を話す様に、今のマサツグの状態に戸惑い!…

いや困惑具合を露わにして見せ!…それこそピーカブーでズズイッ!と迫り…

しかも今にも泣き出しそうと言うか憐れむ様な!…

と、そんな表情を向けられている事でマサツグも戸惑い!…

えっ?と何も理由が分からないままで思わずシルビィに対して仰け反って見せると、

更にシルビィは詰め寄り!…同時に言葉も続けて行く!…


「この様な惨めな仕打ち!!…私に申し付けて下されば!!…」


「ッ!?…み、惨め?…え?…な、何で?…」


と言うのもシルビィには今のその光景がトンデモナイ様子に見えて居るらしく、

しっかりはっきり誤解をして見せ!…

何でも後にシルビィが語るにはそのマサツグ達の様子と言うのは、

まるで奴隷の作業風景に見えたらしく!…それこそふと過去を思い出した様な!…

そして自身の愛する主人があの仕打ちに遭っている?様に見えた事を話して行くと、

マサツグ達も漸く何故シルビィが慌てていたのか?を理解…

となると誤解?である事をこれまた話す!…そして先程くまさんに話した様に!…

これが農作業である事を話して行くと、

そもそも誰にこの仕打ちを受けさせられているのか?と…

そうシルビィに質問をした所でシルビィはハッとした様子で理解を示し!…

と、同時に顔を真っ赤にして恥ずかしがる?…

とにかく自身の顔を両手で覆って悶絶し出す事数分後…


__数分後…


「…にしてもなるほどな~?…それであんな慌てた様子を…」


「…ッ…ッ~~~~!!!…」


「…まぁ…物を知らんかったらそんな光景にも見えるか…

にしてもそんな事もあったんか…」


実際に言われてみればそう見えても可笑しくは無い様に感じて行き!…

しかし一方で未だシルビィは悶絶!…一人勝手に暴走と言うか…

自身の学の無さに恥ずかしい思いを感じていると、

そんなシルビィを宥める様にオリハが仕方がないとフォローを入れ!…

と、こんな誤解を受ける事からやはりトラクターが欲しいと感じ!…

するとそんなオリハの言葉に対してシルビィも返事?…

とにかく何故か謝り出すと、首を左右に振ってこれまた羞恥に震えて見せ!…


「…嗚呼!…も、申し訳ございません!!…ッ…あ、穴があったら入りたい!!…」


「…とにかくもう心配しなくて良いからな?…別にそう言う訳じゃねぇから!…

…さて?…あと二面残ってる訳なんだが…」


「…キッツイなぁ!…これを一人でやったとかマ?…

…これ絶対団体でやってたって!…」


穴があったら入りたい!と言い出す始末…

するとそんなシルビィにマサツグも宥めるよう声を掛け、

これでもう誤解もしないであろう!と…

そして改めてと言うかあと畑が二面残っている事を口にして行き!…

と、そんなマサツグの言葉にオリハがピクッと反応を!…

その際オリハもこれを一人でやったのか?と…

改めてこの畑を開墾した者がやはり化け物である事を驚き引きながら零すと、

マサツグは続けてプラウを掛ける気で居るのか!…

そんなオリハに無駄口とばかりに話しをして行き!…


「…ンなブツクサ言っててもしょうがなかんべ?…

とりあえずやるしか…」


「ッ!…あっ!…そ、それでしたら私めに!!…」


まるでオリハの考えが分かっているかの様にツッコミを口に!…

そして後二面もやってしまおう!と…

またハクを乗せたままもう二面残っている方へ向かい歩き出すと、

持ち上げて運ぶのも面倒なのか?…

そのままプラウを引き摺って畑の道をラッセルして行き!…

するとそんなマサツグの様子にシルビィがハッとするなり協力を申し出て!…

別に贖罪?と言う訳でもないのだが、いや別に贖罪をする必要もないのだが!…

とにかくマサツグを思ってか自分が代わりにやる事を口にすると、

マサツグもその申し出に対してピクッ!と…


「ッ!…いやそのメイド服姿でこれをやらせる訳には!…

とにかくもう一面づつだ!…これをやったら当面はやらなくて済む!!…

そうだろ?…」


「…まぁ…そうだけど…」


「やれねぇ事には始まらねぇ!!…ほれ、やるぞ!!…」


チラッと振り返るなりシルビィの格好をマジマジ!…

と、そこにはいつものロングスタートのクラシカルなメイドが一人!…

となるとそんな姿のシルビィに任せられる筈が無い!と、

メイド服を汚す事を気にして見せ!…

そしてとにかくウダウダ言う暇があるのなら!…

それぞれでもう一面ずつやってしまう事をオリハに話すと、

オリハもそれに同意をして行き!…

が、オリハ的にはまだもう少し休憩が欲しい様子で!…

しかしそれを良しとしない様子でマサツグが言葉を!…あともう一面!と言って!…

やはりそのままプラウをガリガリと引っ張って行ってしまうと、

そのプラウを引っ張って行くマサツグの姿にオリハは唖然!…

何ならくまさんまでもが自分の息子ながらに何か化け物染みたモノを感じて行く!…

すると次にはオリハもポロッと言葉を口に!…


「…何であの人あんな元気なの?…てか本当に!…

トンデモナイ事に首を突っ込んでと言うか…」


「…ほれ、頑張れぇ~!…応援はしてるぞぉ~?」


と言うのも自分はまだTPが回復しておらず!…

しかし同じ様にやったマサツグの方はもう動ける様子で、

故にこの自分との違いは何なのか?とばかりに…

いやそもそもとしてこの畑の再生化と言う!…

重労働を引き受けた事に今更ながら後悔をするよう言葉を漏らすと、

くまさんもそんなオリハの言葉に同情と言うか…

ただ頑張れ!と言った言葉を掛ける事しか出来ず!…

一方でフィロはプラウに乗れると分かるなり一人マサツグの方へ駆け出し!…


「であればわっちはマサツグの方にでも!…」


「オ、オリハ様!?…わ、私めに!!…」


「…ッ……ッ……ッ!!…いや!!…

ここで引っ込んだら、兄さんに何を言われるか!!…

…って言うか、このまま負けたくねぇ!!!…」


呑気と言うか何と言うか!…一方でそんなオリハの戸惑いと言うか嘆き様に、

シルビィがまたもやハッとして見せ!…

と言うのもマサツグが駄目であればオリハを手伝おう!と…

まるで代わりますとばかりに慌てて声を掛けるのだが、

オリハはそんなシルビィの言葉を聞いてふとある事を考え始め!…

と言うのもグロッキーではあるのだが、謎に負けたくない!と言う対抗心が!…

沸々と燃えて来た様子で突如そのテンションを高ぶらせると、

マサツグに舐められるのは嫌!と…自身の身体に鞭を打ち!…

マサツグの居る方へ向き直ると、

これまた一方では既に配置に着いたのかマサツグがオリハに呼んでおり!…

となると同時に駆けて来るフィロの姿を見つけて驚き!…

フィロの事を呼んで見せると、フィロはフィロでマサツグのプラウの上に乗り!…


__おぉ~い!!…って、フィロォ~!?…のじゃぁ~♪…


「…今度は負けねぇ!!…それこそ!!…

[狂獣人化ウェアバーサーカー]を使ってでも!!!…」


「ッ!?…そ、そこまでしてやらんでもエェやろ!!…

え、何!?…喧嘩でもしてるん!?…」


上機嫌でハクにくっ付くようプラウの上へ!…

これによりある種ハンデの様なモノが付き!…

マサツグもマジか!とばかりに戸惑って見せると、

オリハはオリハでそんな事など御構い無し!…

ただ今度は勝つ!とばかりにプラウを引っ張る!…

その際妙なまでに勝ちに拘るようスキルも辞さない事を口にすると、

くまさんもそんなオリハの言葉にこれまた戸惑い!…

それこそ喧嘩でもしているのか!?とツッコミを口に!…

しかしオリハはそれを否定!…

では何故こんなに向きになっているのか?と言う事については、

ただ自身のプライドが許さない!と…


「プライドの問題!!…ッ…

しっかり掴まってるんやでぇ!!…シロちゃん!!…」


「ッ!…は、はいなのです!!…」


そうくまさんに言い放ったと同時に、

今度はシロにもしっかり掴まっているよう言葉を掛け!…

それこそここからが本気だ!と…別に怒ってはいないのだが!…

それでも鬼気迫る表情でシロにそう言葉を掛けると、

シロもビクッと驚いた様子で思わず戸惑い!…しかし次には返事をする!…

そしてオリハの言う通りに自身の体を固定するよう掴めそうな所に手を伸ばすと、

オリハもそのもう一面掛けないといけない畑へ向かい!…

となるとオリハが行った事でくまさんも目をパチパチとさせ!…

何故あそこまで向きになってるのかに疑問を!…

と、同時にふとある事にも気が付いた様子で!…


「…ンな大層な…って言うかその堆肥に関しては如何するんやろ?…

今までそんなモノ……ッ!…もしかしてぇ~?…」


「ッ!…お、大奥様?…」


その際気になった事と言うのはその畑に撒く堆肥で有り!…

要は排泄物の事を差しており、

このゲームにそんなモノなどあったか?と思わず悩み!…

何故ならこのゲームにおいてそのトイレの概念がプレイヤー側には勿論?なく…

あるのはNPC側のみで、ポットンでは無く大抵が水洗式!と…

故にそんな堆肥と呼べそうなモノは在るのか?と…

しかしそこは巷でゲーム好きの嫁!として呼ばれているくまさん、

故にふと気が付いた様子で徐に自身のアイテムポーチを物色し始め!…

と、突然の行動にシルビィもえっ?と戸惑って見せ!…

思わず心配と言うか戸惑い混じりにくまさんを呼び!…

心配そうにジッとくまさんを見詰めていると、

くまさんはその思い当たるアイテムが無い事にホッと安堵し!…


「…まぁ…アイテム化してても可笑しくないって言うか…

出来れば拾いたくはないかなぁ…うん…」


「……え?…」


この時安堵すると同時に拾いたくない!と…生理的に受け付けない様子で!…

思わず軽く身震いをしながら言葉を漏らすと、

そのくまさんの言葉にシルビィも更に訳が分からず!…

ただひたすらに戸惑い続ける!…一方で漸くオリハも配置に就いたのか、

次には始まった!とばかりに黄色い声援が聞こえ始め!…

マサツグの方ではハクとフィロがマサツグを応援!…

オリハの方も変わらずシロが懸命に応援を続け!…


「せんせぇ~~!!…頑張れえぇ~~!!!」


「もっと腰を入れるんじゃマサツグゥ~!!!…ほれ行けぇ~~!!!」


「グッ!!…好き勝手言いやがってぇぇ!!!…

後で覚えてろよおぉ~~!!!」


純粋に応援をするハクとは違いフィロはまるで馬車馬の様に働け!と…

それは今までの仕打ちに報復するよう!…

かと言ってとことん貶すと言った事はせず!…

あくまでも適度に好きな相手を虐めたい♥と言った程度で抑えると、

マサツグの事を囃し立てる!…

が、結果的に後でマサツグからの報復を受ける事に!…

そしてこの時のフィロはその事を全く露にも知らず、今を存分に楽しみ!…

一方で負け字とオリハもプラウを根性で引っ張り!…

シロもそんなオリハを応援して行き!…


「オリハ叔母さあぁ~~ん!!!」


「おんどりゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」


__オオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォ!!!!!…


と、この日は農場から雄叫びが無くなる事は夜までなく!…

この日の内に堆肥を撒いて混ぜるまでの工程をこなし!…

二週間の期間を置いて漸く畑の再生化まで辿り着くと、

終わった事にはまるでスライムと化した様な!…

オリハはシルビィに支えて貰わなければ全く歩けず、

いや最終的にはおんぶで運んで貰う事に!…

一方のマサツグはこの後三葉を呼んで運んで貰い!…

と言っても三葉一人では当然無理で、シロとハクとフィロも協力!…

それこそ何時ぞやのピク〇ンみたくシロ達の部屋に担ぎ込まれると、

そのままシロ達の抱き枕に!…その日の仕事を終えるのであった!…

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勇者パーティの荷物持ち、ソラ。 彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。 だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。 自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。 「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」 契約解除。返還されたレベルは9999。 一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。 対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。 静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。 「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」 これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。 (本作品はAIを活用して構成・執筆しています)

俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~

仮実谷 望
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ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。 ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。 ガチャ好きすぎて書いてしまった。

おばさん冒険者、職場復帰する

神田柊子
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アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。 子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。 ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。 さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。 生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。 ----- 剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。 一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。 ----- ※小説家になろう様にも掲載中。

神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として

たぬきち25番
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流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。 だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。 一度目では騙されて振られた。 さらに自分の力不足で全てを失った。 だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。 ※他サイト様にも公開しております。 ※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※ ※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※

【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される

水都 ミナト
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【第二部あらすじ】  地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。  ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。  そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。  一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー  狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください! 【第一部あらすじ】  人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。  しかも、ボスの間にーーー  階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!? 「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」 「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」  パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。  一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…  今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー ※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される ※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。 ※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。 ※なろう様、カクヨム様でも公開しています。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
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※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~

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