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-第十章-
‐第十章二十一節 突然のメールと家出娘・再び!と新規メンバー追加!-
しおりを挟むさて畑を耕してから時間が空き、約一週間が経とうとしたところ!…
その際ロディと作業員達のお陰で施設は、
そんなに消耗して居ない事が確定で分かり!…
そして至る所に設置されて有る柵の修復にも掛かり始め!…
マサツグ達も一時の休息を取ってゆっくりとしていると、
ここでフリードから緊急の連絡が届く事に!…
と言うのもそれは最初ショートメールで伝えられる事になるのだが、
そこに書かれて有る内容はマサツグ達を酷く戸惑わせ!…
__マヨヒガ 拠点屋敷の縁側にて…
「……ッ!?…はあああああああああぁぁぁぁぁ~~~~!?!?!?」
「ッ!?…な!?…何!?…如何したですか!?…」
「て、敵襲!?…」
縁側にて隠居した爺さんの如くのんびりとしていたのだが、
そのショートメールのせい?で一気に騒がしいモノへと変わり!…
となるとマサツグの膝を枕に昼寝をしていたシロとハクが、
マサツグの奇声で途端に飛び起き!…寝惚け眼ながらも何事か!?と…
シロが辺りを見回し慌てて見せると、同じ反応をハクも露わに!…
そして敵襲か如何か!?を口にする!…するとそんな慌て様を見せる二人に!…
マサツグもまた思わずギョッとして見せると、次には慌てて何でもない!と…
「ッ!…あっ…ス、スマンスマン!!…
…ッ…シロ…ハク…ちょっと留守番を…」
それこそ自分の奇声のせい二人を起こしてしまった訳であり、
落ち着かせるよう謝って見せ!…
と、奇声を上げた原因であるそのショートメールについては!…
内容を見せる事無く、と言うより元からシロ達では見られないが!…
とにかくその内容を伝えると言った事もせず!…
少し出かける事を口にすると、マサツグは苦笑いをしながら二人にお留守番を…
が、そのお留守番の言葉を聞くなり二人はハッ!と…
途端にマサツグの方へ振り返るなりジッと見詰める!…
それはもう文句有り気と言うか訝しむ様にして無言で見詰め!…
__ピクッ!!…じぃ~~~!!…
「…ッ…付いて来る気満々ってか?…
まぁ別に危険な事もないし…けど付いて来た所で暇…」
と、そんな視線を向けられた事でそのまま言葉を続けられず!…
次にはその無言の圧に屈した様子で!…
マサツグもシロとハクを連れて行く事にしたのか?…
別に危険な所に向かう訳でもない事を一人漏らして見せると、
そのマサツグの言葉にシロとハクは尻尾を振り!…
そしてマサツグも付いて来るかどうかを尋ねて行く!…
すると今度はその問い掛けに対してさも散歩!とばかりに…
シロとハクが目をパアァッと見開くと、二つ返事でマサツグに付いて行く!と…
「「行くのです!!」」
「ッ!?…そ、そうかそうか!……はあぁ~…
…にしてもまさか…とにかく直ぐに向かうぞ?…」
何なら食い気味に返事をされた事でまた戸惑い!…
と、二人の返事を聞いた事で連れて行く事に!…
となると次にはその呼んでいたショートメールを閉じて行き、
シロとハクに退いて貰った所でスッと立ち上がって見せる事に!…
その際特段別に変った立ち上がり方をしたとか全然なく!…
ただ脚に若干の痺れを感じつつ!…
シロとハクを連れて屋敷の玄関口に向かって行くと、
その玄関口にて掃除をしていたのか!…
箒を手に立って居る三葉の姿を見つけて行く!…
すると三葉もマサツグ達に気が付いた様子で、
ふと気になった具合に質問をし始め!…
「…ッ!…あら?…旦那様何方に?…」
「ちょっと出かけて来る!…多分そんなに時間は掛からないと思うけど…
もし何か用があったらオリハにでも!…じゃ!…」
と言うのも行き先は何処なのか?と…玄関に来る理由など外出しか無く!…
その行き先についてニコッと微笑みながら訪ねて行くと、
マサツグも具体的には答えず!…ただ近くを歩いてくる感覚でちょっと出る!と…
その際時間も恐らく掛からない事を話して行き!…
何か緊急の連絡についても同じくマヨヒガに居るオリハに伝えるよう三葉に言うと、
シロとハクと共に靴を履き始め!…そしてそのまま後にする!…
この時軽く三つ葉に手を振ってから出て行くと、
何も良く分からなかった三葉は思わず戸惑い!…
「ッ!…あっ…お、お気を付けてぇ!…
…何やらお慌てになられて居た様な?…」
「……フンッ!…」
何ならマサツグが慌てていた様にも見えていたらしく!…
一体何故慌てていたのか?と、宛ら推理小説の様に!…
そのマサツグが急いでいた理由について!…
思わず考え込む様に固まってしまうと、
一方でその様子を見ていた一葉が気に食わなそうに!…
鼻息を荒くしながらその場を後にして行く!…
さてそうして屋敷を後にしたマサツグ達は…
そのままマヨヒガの出入り口であるゲートに向かい歩いて行くと、
シロがその行き先が気になった様子で質問をし始め!…
この時マサツグの両手にそれぞれシロとハクとで手を握り!…
「…ご主人様!…何処に行くのですか?…」
「…アルトレンシア!!…何でも思い寄らぬ来客があったとかで…」
そのシロの問い掛けに対してマサツグは変に隠す事無くアルトレンシア!と…
因みにその様子は宛ら休日のお父さん!とばかりに、
感覚的には娘達を公園に連れて行く様な!…
と、そこで更に何かがある事をこれまたシロ達に話して行き!…
その際思いも寄らない来客!と…
さも自分達に関係がある様なそんな風に話をすると、
シロとハクもそのマサツグの言葉を聞いて!…
またシンクロする様にそれぞれ首を傾げて見せる!…
「…ッ?…思い?…」
「寄らぬ?…」
「とにかくアルトレンシアに向かうとしよう!…行けばすぐに分かると思う!…」
それは特に何も思い当たらない!…まぁ当然と言えば当然なのだが、
一方のマサツグは何か若干慌てている様な!…
故にその反応を見て余計!とばかりに誰?と言った様子で思わず悩み!…
が、幾ら考えた所で何も分からず!…とにかくマサツグに手を引かれるがまま!…
マサツグの言うアルトレンシアにポテポテと付いて行く様子を見せていると、
マサツグも向こうに辿り着けば分かる!と…意味深にしながら話して行く!…
さてそこからは特に何も起きる事無くゲートで森に転移すると、
更に歩いてアルトレンシアへ!…
そしてメインストリートを歩いて広場に行くと、そこには!…
__冒険者の町・アルトレンシア メインストリート広場にて…
「…連絡によればここにその件の人物とフリードさんが居る筈なんだが…」
「…ッ!…あっ!…ご主人様、アレ!!」
この時マサツグもフリードに言われて来たよう言葉を漏らすと、
未だシロとハクと手を繋ぎながら辺りを見回し!…
と言うのも誰も居ない街並みを見回しながら!…
しかし一方で何かを探すよう歩いていると、
ここでマサツグより先にシロがふと何かを見つけた様子を!…
となると途端にマサツグの腕を引っ張り始め!…
何か気付いて欲しい様子を露わにすると、マサツグも引っ張られた事でピクッ!と…
と、今度は自然とシロの方へ視線を落とす!…
するとそこには広場の方をジッと見詰める、
何なら指も差しているシロの姿を見つけて行き!…
「ッ!……ッ~~~…ッ!!…え?…ほ、本当に居るし!…」
そうなると次にはそのシロが指差す広場の方へ!…
それこそまるで導かれる様に視線を向け!…
この時遠くを見るようマサツグが目を細めて見せると、
そこで見覚えのある人物の姿を!…ここに居る筈のない人物の姿を見つけて行く!…
と言うのもその人物は人間の女性、
そしてその傍には妙に大きな荷物が置いてあり!…
と、その女性の隣にはフリードと思われる人の影が!…
それは何やら親し気と言うかたどたどしいと言うか!…
とにかく二人で何かを話しているのが見られると、
それともう一人人狼?らしき人影も立っており!…
「…ここに居ればマサツグに会えるのだな!!…ッ…ッ~~~…」
「何をモジモジしてるのよ!!…別に喧嘩をしている訳でもないでしょうに!!…」
「ッ!?…そ、それはそうなのだが!!…それでもやはり緊張は!!…」
その際そのマサツグ?を待っている方と言うのは、
今から会えるマサツグに緊張するよう!…フリードに何度も確認すると、
一方でその女性の付き添い?がその女性に対してちゃちゃを入れる様!…
別に緊張をする程の間柄でもないと話し!…
それこそ喧嘩別れをした訳でもない!と…
それこそ女性に落ち着くようニヤニヤとしながら言葉を掛けると、
その付き添いの言葉でまた女性はビクッとして見せ!…
この時その付き添いの言葉を肯定するが、やはり緊張をするモノはするらしく!…
もはや文句に近い様子で返事をして行き!…
その様子に付き合わされるフリードも苦笑いをしてしまうと、
次にはマサツグの到着に気が付き!…二人に来た事を伝え始める!…
「あはははは……ッ!…姫様?…如何やら想い人がご到着の様で…」
「ッ!?…お!…想い!?……ッ!!…」
何ならまるで揶揄うようその女性に視線を向けると、
次にはその女性の思い人が来た!と言い…
するとそれを聞いて途端に顔を真っ赤にする女性!…
それこそさもクリティカルに効いた様子で!…
目に見えてビクッとするなりそこからアセアセと慌てて見せると、
言葉もままならない様子を!…
と、そこで更にフリードが指差して居る方向に視線を向け!…
そこでシロとハクと手を繋ぎながらやって来るマサツグの姿を!…
__コッ…コッ…コッ…コッ……ッ…
{…な、何だ?…た、確かに逞しいとは思っていたが!…
こ、こうして改めて見ると!!…}
{…ッ!…あらあら♥…騎士様ったら乙女になっちゃって!…}
この時オフであるせいか鎧等を脱いだラフな姿を目にすると、
思わずその物珍しさからか!…女性はマサツグの事をジッと見詰める!…
その際もっとも目に付くはその鎧に普段隠れている逞しい体付きで、
思わず見惚れる様に視線を!…
と、一方でそんな女性の視線に付き添いの人狼も気が付いた様子で!…
何なら声も掛けずにあらあら?と…
さもその反応が面白い!とばかりにジッと見詰めてニヤけていると、
マサツグ達はとにかくトコトコと歩いて来て!…
その呼び出しの原因である女性に声を掛ける!…
それはもう呆れると言うか苦笑いをすると言うか…
「…なんだぁリーナ?…また家出をしたから送り届けて欲しいってかぁ?…
…てか何んだその大荷物は?…まるで夜逃げみたいになってるぞ?…」
「ッ!?…よ、夜逃げではない!!…
そ、それに!!…わ、私とて一大決心をして!!…」
因みにここまでの流れでこの女性とは一体誰なのか?…
と、言った所で言わずもがな!…その正体はリーナで有り、
付き添いの人狼と言うのもそのリーナの脱走を手助けした!…
かつ一緒にここまでやって来た元?囚人のグラトニアであり!…
そして開口一番マサツグは何と無く予想が出来ている様子で言葉を!…
また家出なのか?と愛想のない、懲りない!とばかりに呆れて見せ…
そしてその大荷物についても夜逃げの様!と…
さも亡命でもしに来たか?と問う様な言い草に!…
リーナもハッとして次には否定を口にすると、
一大決心でここまで来た事を口に!…
いつもの様に顔を赤くしながら怒って見せる!…
しかしいつもの事と言う事はその返しも当然ある訳で、
マサツグはそのリーナの言葉に被せるよう!…
「その様子だと最後の最後まで王様に許可が貰えなかったくちだろ?…
…如何すんだよ?…今頃王城はテンヤワンヤな事になってんじゃ?…」
「ッ!?…ウ、ウグゥ!!…ッ…ッ~~~…」
まずは一大決心と言う言葉が出て来た事でやっぱり!と、
スティングからの許可は貰えなかった事を把握して行き!…
故にこうしてまた家出をして来た事を指摘し始め!…
となると当然今頃王城は大騒ぎ!と…
その様子も容易に想像できるとばかりにこれまたリーナにツッコミを入れると、
それを指摘された事でリーナはたじろぐ!…ビクッとしては思わず仰け反る!…
そしてマサツグを睨みながらも頬を赤らめプルプルすると、
そんな様子を情けなく思ったのか!…次には隣にいるグラトニアが援護をし始め!…
「…はあぁ~!!……ちょっと!!…
わざわざ健気に国を捨ててまで英雄様に会いに来たのよ!?…
もう少し何か言い様が有ってもいいんじゃないのかしらぁ~?…」
「ッ!…と言うと?…」
この時見て居られない!とばかりに大きく溜息!…
それは一体何方に対しての反応なのか?…
それはとにかくとしてさも文句有り気な様子で会話へ混ざるなり、
マサツグの言い様に気に食わない!と…
その際気にすべき点はその国を捨ててまで、
追って来た健気さを買うべきである!と言い…
と、この時そのグラトニアの言い様にリーナもえっ!?と…
別にそこまでとは思って居らず、故に誤解をされるのでは!?と慌てて見せ…
が、それでも御構い無しに文句は続き!…
するとマサツグもそんなグラトニアの意見を聞いて!…
一体如何言う意味なのか?について質問をすると、
更にグラトニアの文句も強火に!…
「と言うと、じゃないわよ!!…怪我はなかったのかぁ?っとか!!…
俺の為にここまで!!っとか!!…
騎士様を労わるなり慰めるなり何か色々と言葉が有るでしょうが!!…」
「…って、言われてもなぁ?…
…ハッキリ言って何時でももう会える状態な訳だし…
然程心配と言うか何と言うか…」
それはもう朴念仁のマサツグに説教するよう!…
この場においてもっと掛けるべき言葉がある!と、
その実例を二つ挙げてこう言った言葉を掛けられないのか!?と…
マサツグに迫りながらリーナを労わる言葉を考えろ!と続け…
が、一方でマサツグはそう言った事を考えないと言う考えられないと言うべきか…
あのリーナが負傷するなど草々なく、信じていたからこそ今ここに居るもんだ!と…
何ならもうリーナと会うに当たってハードルも然程高くはない様子で!…
しかし肝心のこの部分を省いて言葉を口に!…
さも最初から心配などして居なかった様に戸惑い混じりで零して行くと、
勿論そのマサツグの言葉で更にグラトニアはカチン!と…
もう一つマサツグへ詰め寄り始める!…
「ッ!!…まぁ呆れた!!!…
自分に惚れた女がここまでの事をしてくれているのよ!?…
それに対してちゃんと返事を出すのが男の甲斐性ってもんでしょうがぁ!!!」
「ッ!?…な、何かお前さん!…クラスの委員長みたいなキャラしてね?…
いやこの場合は女友達特有の取り巻きと言うか…」
それこそ今の言葉が信じられない様子でカッ!と目を見開くと、
これまたマサツグの事を最低な人間!とばかりに…
そして改めてリーナがこうして会いに来てくれた事についても触れて行き!…
ここまでする女に情やら愛やら恋など!…
そう言ったモノは一切感じないのか!?とばかりに捲し立てると、
それはもうヒステリック!…
とにかく何かと突っ掛かって来る口五月蠅いキャラと化して見せる!…
因みそこまで怒るグラトニアに対してリーナも慌てて見せると、
皆まで言わなくて良い!とばかりに仲裁に入り…
「ッ!?…グ、グラ!!…も、もうその辺で!!…」
尚この時シロとハクも微力ながらも間に割って入ろう!と…
いやこの場合はマサツグに近い事が許せないのか!…
二人揃ってマサツグの前に立って!…
それ以上の接近は許さない!とばかりに両手を広げると、
ディ~フェンス!ディ~フェンス!…頬を膨らませ抵抗をする!…
そしてリーナもここまで言われて本来なら怒って見せる所であるのだろうが、
もう長い付き合い?のせいか…
さも熟年夫婦の様にマサツグの思考を分かっており!…
故にリーナは然程気にして居ないと言うか、
信じて貰っている事でやはり頬を染め!…
だが一方でそんな熟練夫婦の域に達していないグラトニアは怒りが収まらず!…
それこそリーナに羽交い絞めにされても、勿論納得が行かない!とばかりに…
「いいや!!…納得出来ないわ!!!…
こんな甲斐甲斐しく追い駆けて来た女の子に対して!!!…
あんまりじゃない!!!」
「グ、グラ!!…もういい!!…もう良いからぁ!!…」
ここまで来るともう感情の制御は全くと言っても良い程に出来ない状態!…
ただこの男に物申したい!と…
余計なお節介を通り越して一から教育を仕直す!と言った様子を見せると、
リーナに羽交い絞めにされても腕をブンブンと振り回し!…
一方でリーナも自分自身の事である為もう良い!と…
何ならそれこそ恥ずかしい様子でグラトニアを押さえ!…
もはや懇願するよう落ち着く事を必死に願うと、そこから約十数分間!…
グラトニアが落ち着くまでに時間を要する!…
__約数十分後…
「…ぜぇ!!…ぜぇ!!……ッ…い、いい!?…
一旦はこれで終わるけど!!…ちゃんと返事をしてあげるのよ、分かった!?…」
さてこの頃にはグラトニアも無駄にグロッキー状態で拘束され続けると、
息を切らし最後の文句を!…が、本当の所はまだ言い足りない様子で有り!…
あくまでもこれで一度体力回復の為に!…ここで区切りを入れる事を口にすると、
改めてリーナに掛ける言葉の厳選?…ちゃんと返事をする事を約束させる!…
尚リーナもさすがに疲れた様子で息を切らすと、
フリードからポーションを飲ませて貰って居り!…
その際言わずもがなTP回復のポーションの様で、
リーナもフリードに感謝をしつつ!…
ゆっくりゴクゴクとストロー越しに飲んで見せると、グラトニアの拘束を続ける!…
一方でマサツグも疲れた様子でグラトニアに返事を!…
「…はいはい…分かりまし…」
「ハイは一回でよろしいいぃぃ!!!」
「ッ!?…はい、分かりました!……はあぁ~…」
その際気が抜けていたと言うべきかこの男は!…
グラトニアの言葉に対してさも適当!…
反抗期の子供もの様にはいはい!と返事をして行くと、
またそのマサツグの返事でグラトニアが点火!…
すかさずマサツグに噛み付き始める!…
と、また暴れるグラトニアにりーまもビクッとして見せると、
必死に逃がさないよう羽交い絞めに!…
すると一方でマサツグもビクッとし驚いた様子で返事を改め!…
が、それもちゃんと伝わっているのかどうか?…
とにかくもう草臥れた様子で溜息を吐くと、
そんなマサツグの様子にフリードも苦笑いをするしかなく!…
同情の言葉を口にする!…
「…やれやれ…マサツグ君も大変だねぇ?…」
「…そんな他人事みたいに言わないで下さいよ!…
…まぁ他人事なんですけど!…」
それは特殊体質?であるせいか、マサツグ君も大変!と…
と、簡単な言葉でマサツグを労わり!…
マサツグもマサツグでそんな言葉でかたずけられた様に感じると、
次にはフリードに苦言!…と言うよりツッコミを口にする!…
しかし今度は自分で言っておきながらやはり他人事である事を認める始末で、
そんなマサツグの様子?…言葉にフリードも堪えられずに思わず笑い!…
それと同時に今後のリーナ達の事についても一任するよう!…
「あはははは!…ッ…とにかく彼女達の事は任せる!…
そしてこうなってしまった以上!…
我々としても何もしないと言う訳には当然行かない!…
…故に何か有ったら私の方に連絡をして欲しい!!…
出来る限りのバックアップはするから、遠慮なく頼ってくれたまえ!!…」
「じゃあこの状況を何とかしてください!…」
と言うのもただ任せきりにする訳でもないらしく!…
出来る限りのバックアップをする事をマサツグに誓い!…
そのバックアップについてもフリードに連絡をするようマサツグに話して行くと、
マサツグはその言葉を聞くなり直ぐにバックアップが欲しい事を!…
今この状態を何とかして欲しい事を口にする!…
勿論この時リーナやグラトニアには聞こえないよう、
疲れた様子でフリードに話し!…と、話した所でフリードからは渋い反応!…
最初はピクッと反応をすると、次には腕を組んで悩み出す様子を露わに!…
「…あぁ~…それはこちらとしても…
少し出来かねる相談と言った所…かな?…すまない!…」
「…はあぁ~…とにかく!…
俺達の拠点に案内するから!…二人ともついて来てくれ!!…」
その際簡潔に出来かねる!と…相談された方も戸惑う!とばかりに…
苦笑いをしながら次にはマサツグに謝り出すと、
マサツグもその答えが返って来る事が分かって居た様子を!…
となると本日三度目となる大きな溜息を漏らして見せる!…
そしてこのままここに放置をする訳にも行かないので、
一度自分達の拠点に連れて行くことを決め!…
と、次にはリーナがその言葉を聞いてハッとしたよう反応をして見せ!…
「ッ!!…あ、あぁ!…わ、分かった!!……ッ…」
「…ちょっと!!…」
漸くグラトニアの拘束を解いて行き!…
そしてマサツグに言われて移動の準備をし始めると、
ここまで来るのに如何やってその大荷物を運んで来たのか?…
その実演するようグッと荷物を背負い込もうとするのだが、
ここでもまたグラトニアがピクッと反応!…またマサツグに声を掛ける!…
と言うのも文句有り気に呼んで見せると、
マサツグも自分に掛けられた言葉と気が付いたのか!…
次にはまた気の抜けた返事をして行き!…
「ッ!…ンン?…」
「ンン?じゃ、ないわよ!!…少しは騎士様の荷物を持ってあげなさいよ!!…
こんな可憐な女性が大荷物を持っているのよ!?…何とも思わないの!?…」
「…はあぁ~…はいはい…分かりました分かりました!…」
さも友達同士での相槌の様な!…が、言いたい事はそこではなく!…
そのリーナの大荷物を見て何とも思わないのか!?と…
リーナを気遣い荷物を持つよう言い始めると、
もうここまで来ると反論をする事すら面倒!…
マサツグは呆れたと言うか答える事すら面倒臭そうにして見せる!…
そしてグラトニアに返事をした所で、リーナに近付き荷物を持とう!と…
が、そんなマサツグに対してリーナはハッとするなり大丈夫!と言い…
「ッ!?…い、いやこれ位は自分で!!…
そ、それに!!…これも鍛錬と思えば!!…」
「…グラ子が五月蠅そうだから寄こしな?…
とにかくちゃんと付いて来てくれ!…」
そもそもこんな大荷物を持って来たのは自分!と言うよう…
慌てて笑みを浮かべながら、更にはこれも鍛錬の一つと言うのだが!…
マサツグがそれを良しとしない様子でその荷物にスッと手を!…
と、同時にリーナの耳元へスッと自身の口を近付ける!…
と言うのもグラトニアに聞こえないよ耳打ちをすると、
荷物を持たないと更に五月蠅くなる!と…
と、この時案の定グラトニアはマサツグの事をジッと見詰め!…
さも監視する様に!…睨むが如く視線を向けていると、
リーナもそんなグラトニアの視線に気が付いた様子!…
次には納得をしてマサツグに荷物を任せる!…が、その時!…
「ッ!?…す、すまない!……って、!?!?…」
「…何?…まだ何か…」
「い、いや!?…な、何でもない!!…行こう!!…さっさと行こう!!!」
「……ッ?…」
マサツグが丁度リーナの大荷物を担いだ時に、はらりと何かが大荷物から!…
と、それにきがついたのはこのときリーナだけで有り!…
そしてそれが何なのか?…その正体も理解するとリーナは途端にかを真っ赤に!…
そして慌ててその落ちたモノを回収する!…
その際マサツグも何かが落ちた様な気がして遅れながらに反応をすると、
リーナの方を振り向き!…が、リーナはそんなマサツグに対して何でもない!と…
見るからに動揺が見とれるのだが、リーナは何か頑なで!…
目を真ん丸に開いては顔も赤く!…しかしだからと言ってマサツグは追及はせず!…
ただ疑問を感じながらもリーナ達を案内するよう歩き出すと、
リーナはその拾った物を慌ててポケットの中に!…隠す様にして仕舞い込む!…
さてここからはマヨヒガに向かい歩いて行くと、町を出てあの近場の森の中へ!…
__アルトレンシア郊外・とある森の中にて…
「…え、何?…英雄様もしかして部族にでも?…」
「ンな訳有るか!!…
ただちっとばかし入り組んでる所に有ると今はそう思ってくれ!!…
…ッ…っと、話してたら着いたぞ!…」
「ッ!…え?……ッ…」
拠点に案内すると言っておきながら森の中に!…
となるとえっ?とばかりに二人は戸惑い、
仕舞にはグラトニアがまるで文明を忘れたのか?と…
が、勿論これにはマサツグも強く否定をして行き!…
宛らツッコミを入れるが如く!…
ただ少しばかりややこしい所に有る事を話して行くと、
そんな話をして居る内にゲートの前へと辿り着き!…
ここが目的地である事二人に話す!…
すると二人もえっとばかりにその開けた場所を見回すと、
そこで奇妙な装置と言うか!…
__ブウウゥゥン!!……ッ!?…
「…マ、マサツグ!…これは?…」
それはマサツグ達が近付いた事で反応をするよう!…
地面に落ちていた謎のブロック達が宙に浮き、
四角く並んでその先に何か有る様子を影?として映し出すと、
こんな装置と言うか仕掛けは初めて見る!とばかりに…
更にリーナとグラトニアが戸惑って見せる!…
そしてそのゲートの装置について質問をするよう!…
リーナがゲートをジッと見詰めたまま言葉を口にして行くと、
マサツグも簡単に説明を!…
ただこの先に自分達の拠点がある事を口にして見せ!…
「このゲートを潜った先に俺達の拠点がある!!…ビックリするなよ?…
色々とややこしい事にはなっているが…
余計な事は言いっこなしだからな?……ッ…後…」
「ッ!…え?…」
「ようこそ!…俺達の拠点・[マヨヒガ・イツカ]に!!」
何ならこの時自分でもよく分かって居ない様子を!…
だが何故か妙に自信満々と言うか!…
ビックリしない様に言って見せると、更にはまだ発展途中である為か!…
ややこしい事になっている!とも付け足して話し…
と、その最後に何か含みがある様子で言葉を口に!…
となるとそんな注意事項の様な言葉が多い事でリーナもこれまた戸惑い!…
思わず理解に苦しむ様なそんな言葉を漏らしていると、
その最後に聞かされる言葉と言うのは歓迎の言葉であり!…
この時マサツグはリーナの大荷物を抱えながら!…
シロとハクと共に笑顔で迎え入れるよう拠点の名前を口にすると、
そのまま一足先にゲートを潜る!…シロとハクもそれに続き!…
リーナとグラトニアもそんな様子を見て戸惑い続ける一方!…
意を決して二人同時にゲートを潜ると、そこでマサツグの言わんとする事を理解!…
共に驚きの言葉をポロッと漏らすのであった!…
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一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
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※小説家になろう様にも掲載中。
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
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社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
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【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
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※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
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【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
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事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
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タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
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