どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

文字の大きさ
913 / 947
-第十章-

‐第十章三十節 謎に隠密な帰宅と任せられる大人!と買って来た種!-

しおりを挟む



さてモフモフを抱えてマヨヒガに帰還!…

この時シロとハクの熱烈なお出迎えが本来ならある所なのだが、

レイヴン効果かそれが無く!…故にこの事がバレる前に!とばかりに移動を急ぎ!…

時間的には正午から少し!…

このモフモフを任せられそうなモノを探しに向かい出すと、

まずは手掛かりを!と農場に向かおうとするのだが!…

と、ここである意味と言うか見つかりたくない人物に見つかる事に!…

その者はマサツグが帰って来たのを見るなり、

開口一番大きな声でマサツグを呼び止め!…


__マヨヒガ メインゲート前にて…


「…ッ!…あぁ~らマサツグちゃん!!…おかえりなぁ~…!!」


__ッ!!…ギュンッ!!…ガバアァ!!!…ッ!?…


その呼び止めた人物と言うのもロディで有り!…未だ鑿とハンマーを両手に持ち!…

それこそつい先程まで作業をして居たかのよう座っていると、

マサツグに向かい手を振りながら声を掛け!…

と、その際その声は辺りに軽く響く事に!…

となると今現状見つかりたくないマサツグとしては、

すかさず反応をするとそれ以上大きな声を出すなとばかりに詰め寄り!…

何ならモフモフを抱えている事で口を塞ぐ事も出来ない訳で!…

故にそのモフモフをロディの顔に押し付けるよう!…

物理的に口を塞ぎに掛かって行くと、慌ててロディに大きな声を出すな!と念押し…

何ならキョロキョロと辺りを見回して見せる!…


「ロ!!…ロディちゃん!!…今は大きな声で呼ばないで!!…

今は誰にも見つかりたくないからぁ~!!…」


「ッ!…ふぁふぁったは分かったわ!…

ふぉひてふぉのふぉはふぁひはひらそしてこの子は何かしら?…」


この時ロディの視界はモフモフのお腹でブラックアウト、

一体何が何だか分からず!…

と、それは未だマサツグに抱えられているモフモフも分かって居ない様子で有り!…

抵抗する事無くダランとして見せ!…目の前にある輝きの大地?…

ならぬロディの頭に興味を持つと、ジッとの頭のテカリを凝視?…

一方でロディは事情を察した様子で返事をする!…

その際ロディも抵抗をする事無くされるがままで流して行くと、

今自身の顔にくっ付いているモフモフに付いて疑問を!…

それはロディもやはり見た事がない!と言った様子で有り!…

すると次第にモフモフもロディの頭に手を!…

それは感触を確かめる様に軽く叩き!…


__…ッ…テチテチッ……


「ッ!…あぁ~…まぁ色々あってぇ…って、そうだ!…

くまさんを見なかった?…早急に会いたいんだけど?…」


小さなお手にプニプニの肉球、そしてハリのある頭と言った所で!…

と、その質感を楽しむ様に頭を撫で!…一方でそんな事など御構い無し!…

マサツグがロディの質問に対して何か答え難いと言うか…

如何返事をしたらいいのかで戸惑って見せると、とにかく話しを逸らす!…

次にはくまさんの居場所について質問をする!…

するとロディもその質問に対して疑問を持つが、

マサツグと違って流す事無く返事をして行き!…


ふふぁはんくまさん?……プハッ!…ッ…

くまさんなら多分農場に行ったんじゃないかしら?…

あの様子は何だかんだで興味有り気って感じに見えたし…」


「ッ!…そっか!…じゃあそう言う事で!!…」


その際さすがにずっととは行かない様子でモフモフからスッと離れて行き!…

と、モフモフも抵抗する事無くスルンと離れ!…

ここで初めて対面するよう顔を見合わせる!…

所謂初めましての構図になって行くと、

ロディはそのモフモフをマジマジ見ながら質問の返事を!…

くまさんの居場所について農場!と話す…

何ならその時のくまさんから農業に興味がある様に見えた事も話して行くと、

マサツグもそれを聞いて直ぐに農場へ駆け始め!…

それはもう本当に誰にも見つかりたくない様子で慌てて居り!…

情報を聞き出すなりダッシュ!…その場にロディを置いてけぼりにして行くと、

ロディもそんなそっけないマサツグの様子に戸惑い!…


「ッ!…あっちょっとぉ~!!…もう!!…

ゲートの感じは如何だったのか聞きたかったんだけど!?…

…って、無事に帰って来たんだからまぁ問題は無かったって事なんだろうけど…」


何なら少し文句有り気に言葉をポロリ!…

特にゲートに対しての感想を聞きたかった様子で有り、

マサツグの駆けて行く背中を見詰めながら!…

スッと立ち上がってまるで見送る様に仁王立ちのポーズになると、

次には一人で理解!…

と言うのも何事もなく戻って来た事から大丈夫であったのだろう!と安堵する…

そしてそんなマサツグを見送りつつまた彫刻の続きに入り出すと、

ゲート付近でまるで鍛冶でもしている様な音を響かせ!…

一方でマサツグは農場に向かい!…やはり辺りを警戒しつつ!…

最短ルートでモフモフを農場に連れて行くと、

そこには見知った二人の姿が農場に在り!…


__マヨヒガ 大農場地にて…


「…今からの時期だと…

ジャガイモ・ニンジン・ピーマン・トマト・トウモロコシ…」


「ちょちょちょ!!…いきなりそんなにやり始めて育てられるの!?…

…まぁ確かに手伝ってくれる子らは居るやろうけど!…

支柱建てたりするともう!…」


一方でその農場の見知った人影達と言うのは!…

その正体はオリハとくまさんの二人で有って、畑に種を撒こうと話しをしており!…

と、この時オリハは意欲的と言うか種の袋を足元に置き!…

色々と育てるつもりで野菜を口にしていると、ここでくまさんが待った!を掛け!…

と言うのも本当に出来るのか!?と言った所で労力が恐らく足りないであろう!と…

この時手伝ってくれる者も居るだろうが、そのオリハの足下にある種の量を見て!…

一度考え直す様にオリハを諭そうとするのだが、

オリハはもうその気になってしまい!…


「…案外できると思うんよ?…こまめに見ないといけないのは水の管理で…

後は日にち経過観察って所やし!…あっ…後は害獣駆除とか!…」


「…ま、まぁ…確かにゲームやからそこまでとは言わんやろうけど…

それでもまずは失敗せいへん程度に少量で始めるのも…」


因みに農業未経験と言う訳でもないのだが!…楽観的と言うかゲームだから!と…

まだ言う程育成が難しくない様に言って見せると、

気を付けるべき点は別にある!と…と言うのも水の管理にシカやイノシシ!…

注意すべき点はむしろこっちにある!と言い…

育てる量に関しては然程区では無い様に言って見せると、

くまさんも詳しい事情が分からない為何とも言えず!…

だがそれでも!とばかりに落ち着かせに掛かる…

何故なら失敗した時の事を考えると、その量が勿体なく感じ!…

故にもう一度話し合おう!と言った様子で!…

だがそんな二人の会話を邪魔する様に!…ここでマサツグが合流して行き!…


__……おぉ~い!!……ッ!…チラァ?…


「…兄さん?…」


「…アレは?…何を抱えて走ってるんや?…」


それは遠方より二人に呼び掛けるよう声を挙げ!…

その際先程までの注意心は何処へやら?…

とにかく気付いて欲しい一心でおぉ~い!と呼び続けるそんな様子を露わにすると、

二人もそんなマサツグの声に気が付いた素振りを!…

次にはチラッと視線を向ける!…

するとそこで目に映るはやはり農場に向かって駆けて来るマサツグの姿で、

その手にはあのモフモフが!…

となるとオリハもえっ?と言った様子で言葉を漏らし!…

くまさんもこの時気になるはモフモフ!と…

あれは何?と言って疑問の表情を浮かべていると、マサツグも更に農場へ!…

そして漸く本当の意味で合流を果たす!…


__…ッ……ッ…ッ…ッ…ザッ!…ザッ!…ザッ!…ザッ!……


「だはあぁ~!!…ッ…はあぁ~~!……ッ…

く、くまさん?…頼み!!…たい!!…ッ…事が!!…ッ~~~…有る!!…」


「ッ!…な、何?…」


この時到着するなり疲れた様子で息を切らすと、

手早く簡単に呼吸を整えては早速用件を切り出し!…

その際くまさんに頼みたい!と…

その手に抱えているモフモフをグイッと突き出して見せると、

ここまでで一体何が何だか?…モフモフも自身も酷く戸惑い様を露わにする!…

それは見知らぬ二人の目に付き出された事!…

そしてここまでマサツグに抱えられては知って来た事で色々とごっちゃ!…

と、その一方でくまさんも当然理解が追い付かない様子で戸惑い驚き!…

マサツグに何事か!?と…

その呼ばれた事について詳しい説明を求めるよう返事をすると、

これまた一方でマサツグも単刀直入!…今まさにこの状況について説明をする!…


「何も!!…ッ…言わないで!!…この、子の!!…飼い主!!…

っ~~~!!!…ガハァ!…ハァ!!…ハァ!!…

って、言い方!!…だと、誤…ッ…解!…招き!!…ハァ!!…ハァ!!…

…ッ…はあぁ~~………あぁ~!…うん……親!…に、なって、ほしい!!」


この時幾ら落ち着けたとは言っても実際にスッと落ち着く筈もない訳で、

結果言葉は途切れ途切れに!…

と、マサツグも自分で言って居て何が何だか?と感じたのか…

再度呼吸を落ち着かせに掛かり!…

その最後でやっとモフモフに対して何かをして欲しい事を口にするが、

やはりくまさんからすれば突拍子もない!…

故に理解に困った様子でこれまた戸惑う!…

尚一応マサツグが言いたい事と言うか、

何を言おうとしていたのか?は分かったらしく…


「ッ!?…ちょ!?…

いきなりそんな事言われてもそれではいそうですか!…って…」


__ッ!?…ッ…きゅるるるぅ~ん♥……ッ?…ピコピコッ!…


だが戸惑ってしまうのは当然の事!…故にいきなり言われて出来るか!?と…

別に否定をする訳では無いのだが、マサツグに待つよう言葉を口に!…

と、次にはその差し出されているそのモフモフに視線を向け!…

一方でモフモフは何が何だか?…

くまさんに視線を向けられた事でビクッとして見せ!…

さも虐めるの?と言わんばかりにオドオドびくびくとし始めると、

その目をウルウルと潤ませ!…くまさんに上目遣いを向けて行く!…

何なら耳もかゆかった様子でピコピコと動かしもして見せると、

そんな愛らしい様子を向けられた事でくまさんもングッ!と…


「ウッ!?…な、中々に可愛えぇやないかい!!…

…っで?…一体何が理由なんや?…

それこそまぁちゃんが飼え!……って、そうか…そう言う事か…」


「分かっていただけた事に感謝すると同時に!!…どうか!!…」


この時別にダメージを受けた訳では無いのだが、怯む反応を露わに!…

さも困ったとばかりに眉間にしわを!…

そして手でガードするよう仰け反るそんな様子を見せると、言葉を口に!…

率直に可愛い!と漏らして行く!…しかしまだ完全に折れた訳では無いらしく、

ふと疑問を感じた様子で言葉を続け!…

と言うのも何でマサツグの方で飼えないのか?と…

しかし次には自分で言って理解を示し!…遠い目をするようあぁ~っと…

と、一人自己完結するくまさんの様子にマサツグも助かる!と…

他に頼める者が居ない事から!…

さも畏まった様子で更に如何か!と言葉を口にすると、

ズイッとモフモフを突き出し!…

するとこれまた一方でそんな様子に文句も出てくる!…


「…因みに兄さん?…何で俺には頼ってくれん?…」


「ッ!…お前は!…あれだよ!…面倒見の良い叔父さん枠って言うか…」


その文句を口にしたモノと言うのはオリハで、

何故に自分には相談をしないのか?と…

その際別に自分が飼いたい!と言う訳では無いのだが!…

何か失礼な事を考えられて居る様に感じたらしく!…

その訳を尋ねるようジトッとした視線を向けて見せると、

マサツグは動じる事無くこう返事を!…

オリハはあくまでも叔父さん役である事を口にする!…

と言うのもオリハに子供が出来ると言うのが如何にも想像出来ないと言うか、

マサツグの中ではそう言う位置づけの様で!…

となるとそんな風に言われた事でオリハも怒っていいのやら安堵していいのやら?…


「…褒められてるとして微妙な所…っで、如何するのくまさん?…

初のペットって事になると思うけど?…」


「ッ!?…い、いやいや!!…

そもそもとしてこれじゃあ飼い主になりますでなれるモンなん?…

何か色々とややこしい手順が合ったんと?……ッ!…」


とにかくどう反応をしたら良いモノなのか?が分からず仕舞い!…

自分でも微妙!と零して行き…次にはふとくまさんに話しを振り始めると、

そのモフモフを飼うのかどうか?…オリハも気になっている様子で答えを求める!…

その際オリハの頭の中では一体何を考えているのか、

ただジッと未だマサツグに抱えられているモフモフを見詰め続け!…

一方でそんな質問をされたくまさんは更に戸惑い!…

と言うのも言われて直ぐになれるモノであるのか?と…

ゲームのシステム的に!…

もっと何か難しいモノなのでは!?と慌て様を露わにするが、次の瞬間!…


__スッ…ッ…プニプニッ…プニプニッ……チラ?…


「ッ!!…ッ~~~~!!!!…この子は私の子!!」


モフモフは何を思ったかスッとくまさんに向かい両手を伸ばすと、

そのくまさんの手を取り!…と、今度はその感触を確かめる様にプニプニ触り!…

まるでマサツグと同じ人間であるかどうかを確かめて見せると、

更にはくまさんの顔をチラッと覗き込む!…その際首を軽く傾げる!…

するとこの時くまさんから見たそのモフモフの様子は、

まるで某・一斉風靡した金融会社のCMの様に感じられ!…

となるとそれがトドメとなった様子でくまさん陥落!…

次にはマサツグからひったくる様に!…

そのモフモフを両手でガバッと抱き締め奪い取ると、もう自分の子供宣言!…

するとそんなくまさんの反応に二人も戸惑う!…


「即落ち二コマ!?…え!?…さっきまでのアレは!?…

…って、くまさんもそういやこう言うの得意と言うか何と言うか…」


宛ら漫画の様なオチの付き方にオリハも言葉を、チョロいと言うか何と言うか!…

それこそ先程までの戸惑い様は何処に行ったのか!?と…

ツッコミを口にしつつも次にはあのマサツグの!…

更には自分の実の母親である事を思い出すと言うか!…

そもそもとしてこう言う人であった事を思い出すと、

一人納得した様子で呆れの反応!…一方でくまさんはモフモフに頬ずりをする!…

それはもう既に愛情を注ぐようであり、マサツグに対して謎の牽制まで取り始め!…


「後で返せって言われても返さんからな!?」


「言わねぇ言わねぁ!!……ほれ?…頭を撫でてみ?…」


その際自身の身体で隠すようモフモフを抱え込み!…

そしてマサツグに対して返さない!と…

もう完全に心を奪われた様子でグッと怒りの表情?…

とにかくこの子は放さない!と言った鉄の意志を露わにすると、

マサツグもそんなくまさんの様子に若干引き気味!…

苦笑いをしながら否定をする!…

すると次にはくまさんに落ち着いて貰おうと考え出すと、

モフモフの頭を撫でる様に言って見せ!…

となるとそう言われた事でくまさんもピクッと反応を示し、

言われた通りに頭に手を!…


__ッ!……スッ…ポスッ……ゴロゴロゴロゴロッ…[テイム可能]…


「ッ!…おっ、大丈夫そうだな?…じゃあ後は名前を決めてやるだけ!…」


「ッ!?…え!?…そ、そんな単純…!!」


くまさんがモフモフの頭に手をやって行くと、

モフモフも敵ではない事を理解したのか!…

次には気を許した様子でゴロゴロエンジン!…喉を鳴らして甘え始め!…

頭をその手に摺り寄せ安心した様子を露わにすると、

更にそのモフモフの頭の上に[テイム可能]の文字が現れ!…

と、それを見てマサツグも大丈夫!と…

それこそもう後は名前を決めるだけと言って安堵して行き!…

くまさんもそんな呆気ないと言うか拍子抜けの肯定に戸惑う言葉を口にすると、

更にマサツグは某・ゲームを引き合いに出し!…


「残念ながらこのゲームに某・ポケットでモンスターな展開は存在しない!!…

シロとハクの時だってそうだし!…何ならフィロとバルだってそうだったろう?…

…って、そう言えばフィロの事は知らないし…バルに至っては…まぁ…

…とにかく!…そう言うのは無いから!…ほら!…名前を決めてやりな?…

それで今日からくまさんの…!!」


みんな大好きポ〇モンを引き合いに出して別にダメージや眠らせる必要はない!と…

その際例としてシロとハクの事を挙げて行く、

それこそフィロとバルも変わらない!と…

しかし次には自分で言っておきながら疑問を感じ!…

いやよくよく思い出すとバトル!…

しかも飼い主本人が戦って服従?させた事を思い出すと、これは違う!と…

徐々に自分の説明に自分が戸惑いを感じてしまう!…

だがそれも無理やりぶち切って今は問題無い事を更に話すと、

モフモフに名前を付ける事を促し!…

それで今日からモフモフはくまさんのペット!と言った所で!…

さも話を聞いていたかのように何処からともなく、フィロがヒョコッと姿を現し!…


「…なんぞ呼ばれた様な気がしたから来たのじゃが?…

…ッ!…んん~?…こやつは?…」


__ッ…ッ!?…ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!…ッ~~~!!!…ガシィ!!!…


フィロはさも当然とばかりにマサツグの隣へ現れて見せると、

呼ばれて来たかの様に言葉を口に!…

が、次にはそのくまさんが抱えているモフモフの存在に気が付いて見せ!…

この時別に威嚇も何もしては居ない!…

ただ腕を組んで居ただけであったのだが、

モフモフはそんなフィロを見るなり怯え始め!…

と言うのもフィロが尋常ではない気を放って居る様に見えたらしく!…

くまさんにしがみ付きプルプルと震え!…

一方でくまさんも急にしがみ付かれた事でえぇ!?っと更に戸惑って見せると、

如何した!?と口に…


「ッ!?…うぇ!?…な、何!?…」


「…ッ!…あぁ~…この子、なんか多感と言うか…

そう言うのが分かるみたいだから、多分…」


抱き付かれた事で反射的と言うか、

とにかく落ち着かせる様にくまさんもモフモフを抱き抱え!…

一方でマサツグは直ぐに何故モフモフが怯え始めたのか理解した様子で!…

原因はフィロにある事を話して行き!…

そう言った事に対して人一倍敏感である様に説明すると、

モフモフが何処にいたのかに関しては伏せ!…

ただフィロに呆れる様な視線を向ける!…

するとそんなマサツグの言葉にフィロがピクッと反応をすると、

その言葉の意味について質問をし始め!…

と言うのも失礼な事を言われた様に感じたらしく、

意味合いによってはマサツグとて許さない!と…


「ッ!!…こりゃ待てマサツグ!!…

そう言うのとは一体如何言う事なのかや!?…

場合によってはマサツグとて!!…」


「…はあぁ~…別に悪口じゃねぇ~よ!…ちったぁ落ち着け!…

ただなまじっか強い奴に対して機敏に反応をするって言うか?…」


今すぐにでも火を噴き出しそうな様子にくまさん達がギョッ!と…

だがマサツグは呆れて見せるばかりで!…落ち着かせるよう否定をすると、

先程の言葉の意味を口にして行き!…

と言うのもモフモフが震え始めたのはフィロの気迫が凄いから!と…

別に貶めると言うか…

年季が如何こう言ったつもりがない事をその態度で露わにすると、

フィロもそんなマサツグの態度と言葉で途端に納得!…

何ならマサツグに強い!と認められている事で嬉々とする!…

それはまるで元の大人のお姉さんを装う様に頬を染めると、

今度はモフモフに見込みがある!と…


「ッ!…強い、奴!…ッ…ほぉ~ん?…

…だとすればこやつは見る目があるな!…」


「…今思いっきり怯えられてる最中なんだが?…」


「ッ!…のじゃぁ?」


と言うのも一目で相手の力量が分かると言うのは大したもの!と…

と、途端に先輩風?を拭かせ始め!…

モフモフに対して両手を腰に手を当てフフン!と仰け反り!…

そのまま仁王立ちをして見せると、

オリハもそんなフィロに対して呆れながらツッコミを!…

まず怯えられている事が問題である!と指摘する!…

するとそんなオリハの言葉にフィロもえっとばかりに困惑し出すと、

一方で怯えるモフモフにくまさんが変わらず慌てて見せ!…


「と、とにかく宥めないと!!…

よしよぉ~し!…怖くない怖くなぁ~い!…

フィロちゃんはお友達!…お友達ぃ~!…」


「…ッ!…お義母様?…

そこはマサツグのお嫁さんと言っていただければ!…」


「どさくさに紛れて何を言ってる?……とにかく!…

この様子を見る限りやっぱ任せて安心って所だな!……さて!…」


その際フィロが敵ではない事も教える様に!…泣いている子供をあやすが如く!…

その背を優しく撫でて独特のリズムを踏んで行くと、

フィロは友達と優しく語り掛け!…

するとそんなくまさんの様子にフィロもまた余計?な事を…

と言うのも暗示を掛ける様に!…

くまさんにマサツグの嫁!と訂正するようお願いをすると、

今度はそんなフィロの言葉にマサツグがピクッ!と…

当然の如くツッコミの言葉を口にする!…

さてそうしてフィロにツッコミを入れた所で!…

さも一段落した様にマサツグが大きく伸びをすると、

ここでオリハがハッとした様子でマサツグの腕を掴み!…


__ッ!!…ガッズイ!!…ッ!?……ッ…


「な、何だぁ?…」


「畑仕事!…手伝え!…」


掴んだと思えば自分の方へと引っ張り始め、さも逃がすまい!と…

と、突如引っ張られた事でマサツグも当然戸惑い始め!…

オリハにこれは何?と言って動揺の色を露わにすると、

オリハは簡潔にただ言葉を…畑仕事を手伝う様に言って見せる!…

その際もう一方の手で種の入っている袋を突き出すと、

それを撒けと言わんばかりの表情を向け!…

となるとマサツグもそんなオリハの横柄な態度に!…

文句があるとばかりに反論をしようとするのだが、

そこでふとその突き出されたモノを思わず確認してしまい!…


「…だからって!…いきなりよく分からん種の袋を俺に付き出して!…

…って、んん!?…」


[バニーガールキャロットの種] ×50


その袋には何が実るのか?が分かるよう野菜の名前が!…

しかしそこの掻かれて有った名前と言うのは、

マサツグのトラウマを呼び起こすモノであり!…

するとそれを目にした瞬間まるで時が止まった様な感覚も覚え!…

と、同時に頭の中では何時ぞやの対峙した時の記憶がフラッシュバック!…

屈伸運動をされたり顎に蹴りを入れられたり!…

とにかく顔の記憶からまぁ何も良い事がなかった!…

と言えば嘘になってしまうが!…

それでもロクな目に遭った事がない事が思い出されると、途端に嫌な予感を!…


「…おま…一回買って来た種見せろ!…一体何を買って来た!?…」


「色々と聞いた事が無いのを一式!……何か面白そうだったから!」


と言うのもこの手合いがあると言う事は、

他にも何かヤバい種を飼って来たのでは!?と…

故にオリハに勝ってきた野菜の種全てを見せるよう!…

慌ててその足元にある種に書かれて有る名前を確認し出すと、

一方でオリハはそんなマサツグの様子など御構い無しに、

色々と買って来た!とだけ言って見せる…

それは詳しく話を聞いて来なかった様子で有り!…

買って来た理由についても面白そうだったから!と…

と、そんな事をケロッとした表情で言うモノだから!…

マサツグも慌ててふざけるな!と、口にはしないが様子ではもう!…

明らかに慌てているのが一目で良く分かって行くと、

次には文句交じりにオリハに責任を取れ!と…


「おま!…面白そうで何でまた!…

よりにもよってこれを買ってきちまうんだ!…

…お前…これ責任をもってテメェで!!…ちゃんと育てるんだぞ!?」


それはさも一つ一つを選別するよう袋を確認!…そしてこの際種類別に!…

何が何なのか?を並べて行き最後にオリハへ責任を求めると、

一体が駄目なのか?を話さず!…

と言うのもこの時身を持って体験をして貰うのが一番だろうと考え!…

一方でそんな一人怒っていると言うか慌てていると言うか?…

そんなマサツグに対してえっ?と…

疑問の表情を浮かべて見せると、勿論全て育てるつもりでいる事を口に!…


「……ッ?…何を言って?…当たり前じゃん!…これ高かったんだし!…」


「ッ!?…高かったって!!…幾らぁ?…」


別に反発!…と言っても可笑しくは無いか…とにかく買って来た以上育てる!と…

その理由に種が高かった事を挙げて話すと、

マサツグもそれを聞いて思わずピクッ!と反応…

となると一体いくらしたのか?と質問をする…

その際チラッとオリハの方へ視線を向けながら更に嫌な予感を積もらせると、

一方のオリハはこの時何故かバツが悪そうな表情を!…

だが質問にはちゃんと答える様子でその種一回分の値段を口に!…


「…一つ900G…」


「ッ!?…きゅ、900G!?…おま!?…

[治癒の雨]が買えるじゃねぇか!!…」


何でもそれはバニーガールキャロットだけの値段であろうか?…

野菜の種にしては高額で、そのお値段900G!と…

となるとそれを聞いたマサツグも当然驚きを隠せない様子!…

何ならここでも貧乏性?が発動したのか!…

直ぐにアイテムと換算した様子でさもあり得ない!とばかりにツッコミを入れると、

オリハはさも恍けるよう!…次には口笛を吹こうとする!…

しかし不慣れなのか幾ら口を尖らせても音は出ず、ただ見苦しい様子に!…

一方でそんなやり取りを聞いたくまさんもモフモフを抱えながら思わず呆れ!…


「換算が早い!…逞しいと言うかけち臭いと言うか!…

…っで?…この子の名前は何にしようかねぇ~?…」


__…ンナァ~~!…ゴロゴロゴロゴロッ…


我が息子ながらしっかりしているのかケチなのか?…

と、口にしながらモフモフを宥め!…

我関せずでただいまはモフモフの事を考えると、名前は何にしようか?と…

一方でまたいつもの兄弟喧嘩に発展しそうになって行き、

これ見て今度はフィロが呆れ!…一体如何やって仲裁しようか?…

そんな事を考え出すと、腕を組んで溜息を一つ!…

と、モフモフも徐々に落ち着きを取り戻し!…

くまさんに甘えるそんな様子を見せると一日が過ぎて行く!…

まだ拠点の発展は始まったばかりである事を感じさせる?のであった!…

しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話

TB
ファンタジー
岩崎理(いわさきおさむ)40歳バツ2派遣社員。とっても巻き込まれ体質な主人公のチーレムストーリーです。

転移術士の成り上がり

名無し
ファンタジー
 ベテランの転移術士であるシギルは、自分のパーティーをダンジョンから地上に無事帰還させる日々に至上の喜びを得ていた。ところが、あることがきっかけでメンバーから無能の烙印を押され、脱退を迫られる形になる。それがのちに陰謀だと知ったシギルは激怒し、パーティーに対する復讐計画を練って実行に移すことになるのだった。

無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜

あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。 その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!? チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双! ※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中

レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。 おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。 ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。 落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。 機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。 覚悟を決めてボスに挑む無二。 通販能力でからくも勝利する。 そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。 アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。 霧のモンスターには掃除機が大活躍。 異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。 カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~

シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。 目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。 『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。 カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。 ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。 ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

勇者の野郎と元婚約者、あいつら全員ぶっ潰す

さとう
ファンタジー
大陸最大の王国である『ファーレン王国』 そこに住む少年ライトは、幼馴染のリリカとセエレと共に、元騎士であるライトの父に剣の稽古を付けてもらっていた。 ライトとリリカはお互いを意識し婚約の約束をする。セエレはライトの愛妾になると宣言。 愛妾を持つには騎士にならなくてはいけないため、ライトは死に物狂いで騎士に生るべく奮闘する。 そして16歳になり、誰もが持つ《ギフト》と呼ばれる特殊能力を授かるため、3人は王国の大聖堂へ向かい、リリカは《鬼太刀》、セエレは《雷切》という『五大祝福剣』の1つを授かる。 一方、ライトが授かったのは『???』という意味不明な力。 首を捻るライトをよそに、1人の男と2人の少女が現れる。 「君たちが、オレの運命の女の子たちか」 現れたのは異世界より来た『勇者レイジ』と『勇者リン』 彼らは魔王を倒すために『五大祝福剣』のギフトを持つ少女たちを集めていた。    全てはこの世界に復活した『魔刃王』を倒すため。 5つの刃と勇者の力で『魔刃王』を倒すために、リリカたちは勇者と共に旅のに出る。 それから1年後。リリカたちは帰って来た、勇者レイジの妻として。 2人のために騎士になったライトはあっさり捨てられる。 それどころか、勇者レイジの力と権力によって身も心もボロボロにされて追放される。 ライトはあてもなく彷徨い、涙を流し、決意する。 悲しみを越えた先にあったモノは、怒りだった。 「あいつら全員……ぶっ潰す!!」

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明

まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。 そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。 その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

処理中です...