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-第十章-
‐第十章三十四節 嫌な門番とレイヴンの本気?と門番の実力!-
しおりを挟むさて出てくるスケルトン達を漏れなく粉砕しながら進み続け!…
因みにやはり回復なしで運びきるにはかなり厳しく!…
まさつぐもTP回復ポーションを歩きながら飲んで行くと、運搬を維持!…
何なら自分でも燃費がかなり悪い事に不満を持つ!…
だが今はそんな事を考えている暇など全然なく、
ただ魔王化を持続させる事のみに集中をし!…
結果として何とか出口一歩手前まで何とか進み!…しかしその肝心の出入り口!…
まさかの門番とばかりにここに来て!…
何か今まで相手にしてきたスケルトンとはまた違う!…
いや異様と言った方が正しいであろうボスらしき影を目にすると、
自動的にマサツグ達の足は止まり!…如何突破するかで悩み始める!…
__冒険者学校・アストロメリア 地下牢?にて…
「…何とかここまで来れた訳だけど…
まさかここに来てこんなのが居るとは…」
__オオオオオォォォォォォォ!!!……ッ…
この時その部屋の中央にはまるで巨人とばかりの巨躯があり!…
軽く見ただけでも3m?は有るかと言った姿が見られると、
しかしその体に肉は無く骨だけで!…やはりアンデッド系!…
スケルトンの仲間と言った様子が見受けられる!…
だがただ図体がデカいだけと言訳でも無さそうで、
その巨躯以外に目に付くモノが!…
と言うのもそのスケルトン?は多腕であり、
宛ら阿修羅観音の様に腕が六本付いて居り!…
と、その腕それぞれで異なる武器を握って見せ!…
もっと言うとその姿は某・竜退治のRPGに出てくる強敵の様で!…
今は道を塞ぐ様に鎮座しており!…これまた装備も朽ちてはいるが!…
ちゃんと身に着けているのがパッと見でこれまた分かって行くと、
もう目に見えて面倒そうな相手に!…マサツグ達はゲンナリする!…
何ならこの時向こうもこちらに気が付いているのか、
心成しかジッと凝視されて居る様に感じられ!…
となるとそんな相手の様子にレイヴンも面倒臭い!とばかりに…
「…如何するよ?…間違い無くここを突破出来れば外はもう直ぐ!…
それとも安全を取ってやっぱここから来た道を…」
間違い無くそのまま進めば戦闘は不可避!…そしてましてや此方は大所帯!…
このまま突貫してモフモフ達に被害が出るのは必至である!と想像出来ると、
恐らく出口であろう所を前にして二の足を踏む事になり!…
と、何なら来た道を引き返すか?と言った選択肢も挙がって行く!…
その際絶対!とまでは行かないが、
まだ比較的に安全に出られるであろう事を考え!…
が、そうなると別の問題も出て来る事に!…
それはやはりモフモフ達で、付いて来れるかどうか?…
マサツグ達は良くてもモフモフ達の体力が続くか怪しい!と考えると、
それもそれで即決できず!…現に今の時点で一応全員居るのは居るが!…
何処か助けた時より元気がなく!…
立っているのもやっと?と言ったそんな様子が見られると、無理も出来ない!…
最悪戻るとして犠牲者が出るかも知れない事が頭を過る!…
故にマサツグ達は頭を抱え、悩みに悩み始め!…
するとそんなマサツグ達の様子を見かねてか、ここでシロがある事を!…
「ッ!!…シロ達に任せるのです!!…あんな奴チョチョイのチョイ!!…」
と言うのも要約するとあのデカ物のせいで通れない訳で、
故にシロがそれを察した様子で倒して見せる!と…
その際さすがに一人では無理だと感じたのか、
ハクにも協力を仰ぐ事を口にして行き!…
するとそのシロの言葉に戸惑う事無く、ハクもやる気になっている様子で!…
シロの隣でピーカブーポーズ!…
その表情を真剣にグッと構えてやる気を見せるが、
マサツグがそんなシロ達に対して最後まで言葉を言わせる事無く!…
待った!の声を割り込ませる!…
「…い~や、待っただ!…ッ…て言うのもアイツの様子何か変だ!…
今まで出てきた奴らは勿論!…明らかに普通じゃない!!…
…まるで地獄の底から出て来た様な!…どす黒いモノを感じる!!…」
「…倒せない事もないだろうけど……ッ…
これは…かなり苦戦を強いられそうな!…」
何故なら幾らシロ達が強くなったとも、
やはりマサツグとしては心配になるのは当然で!…
更には普通のモンスターではなくBOSSモンスターな訳であり!…
尚の事と言った具合に!…
その相手の様相からただの雑魚ではない事を言い聞かせると、
レイヴンもそれに同意するよう!…
同じく待った!と言わんばかりに言葉を続ける!…
その際レベルと言うか熟練度的に!…
二人で倒せない事も無い!と話しをするのだが、
やはり危険である事には変わらない!と…
するとそんな二人の話を聞いて今度はハクがハッとした様子で!…
「…お姉様!!…」
「ッ!…ハクちゃん?…」
「…三人掛りなら?……ッ…」
それは何か悪知恵と言うか、別の受け取り方をした!と言うか…
すると次には何故かシロへ声を掛け出し!…
それこそ思いついた様子でジッと見詰め!…
シロもそんな視線と声を掛けられた事でピクッと反応をして見せると、
当然とばかりに若干戸惑う!…そしてハクに返事をする!…
この時キョトンとした表情で首を傾げながら返事をすると、
ハクは今思い付いた事を続けて口に!…
と言うのもシロとハクの二人でダメならもう一人!と…
その候補にチラッとレイヴンへ視線を!…
となるとそんな視線にレイヴンも気が付くなり戸惑いの反応を!…
「ッ!…え?…」
「先生に皆を守って貰って!…ハクとお姉様!…
そしてレイヴンさんも戦えば!!…」
驚いたと言うか何と言うか?…とにかく言葉に出して戸惑い!…
一方で御構い無しにハクがレイヴンも含めて!…
あの巨大なスケルトンに挑めばいい事を口にすると、
シロもハッとした様子で目を見開き!…
次にはハクと同じくジッとレイヴンに視線を向ける!…
それは期待するようキラキラとした眼差しを向けて見せると、
またそんな視線を向けられた事でレイヴンももう一度戸惑い!…
と、そんな視線に対してちょっと待て!と…
「ッ!!…そ、そりゃ!!…
三人掛りとなればある程度!…楽にはなるとは思うが!…」
確かに三人で掛かれば楽になる!と肯定をする一方、
しかしそうすればマサツグやモフモフ!…とにかく別の方向からの敵に対して!…
さも手薄になってしまう事を考えると、そのままハクの提案に乗る事が出来ず!…
故に戸惑う様にして口籠り!…
何かいい返事が思い浮かばない様なそんな反応を見せていると、
そんなレイヴンの様子に気が付いてか!…
マサツグが徐に部屋の外からそのデカいスケルトンに対して、
[鑑定]を発動する!…
「……[鑑定]!!」
__ピピピ!…ヴウン!…
-----------------------------------------------------------------------
「亡き王国の地下牢獄長・アマタリア」
Lv.65
HP 645000 ATK 670 DEF 450
MATK 0 MDEF 0
SKILL
王国剣術(達人) 体幹強化 Lv.11 捕縛拘束術 Lv.11
状態異常耐性 Lv.11 拷問の心得 仕組み把握(人体)
-----------------------------------------------------------------------
「…あぁ~…生前は真面な人間ではなかった説が濃厚…」
そこで表示されるは勿論そのデカいスケルトンのステータスなのだが、
その持っているスキルと言うのは如何にも人間性が出ていると言うか!…
如何にも悪い想像が出来るモノが表記され!…
何ならここに来るまでの道中で見た!…あれらはコイツの趣味?…
或いは仕事部屋だったのではと感じられると、
マサツグも考察した様子で真面でない!と…
さもヤバい奴である様に言って見せる!…
それはモンスター的にも性格的にもと色々含み!…
そのマサツグの言葉にレイヴンもピクッと反応をしては、
既にその容姿から物語っている!と…
「…なんせ多腕だしな?…って、関係無いって言いたいけど…
剣だけじゃなくて何か色々持ってないか?…メイスに鞭に!…
…良くまぁ色々と…欲張りと言えば良いのか?…」
「…出来れば衝突は避けたいけどぉ~?……ッ…」
__プルプルプルプルッ!!…ッ…ッ~~~……
この時注目するはそのスケルトンが持っている武器の数々!…
各腕には剣にメイスにハサミの様な物を、更に茨の鞭にハンマー!…
そしてトドメとばかりに鋭利な鉄製の爪の様な物まで持って見せ、
レイヴンはそれらを見て相当なサディスト!と…
何ならどれも血塗られたままで放置したのか赤黒く!…
と、そんな様子を見てドン引きして見せ!…
マサツグもその言葉に同意をするよう言葉を漏らすが、
ここで背後をチラッと確認!…
するとそこで震えているモフモフ達の姿を見つける!…
それはこの場に対して恐怖をしている様に見られ、
一方で或いは未だマサツグに怯えているの様にもこれまた見られ!…
が、そんな事は如何でも良く!…震えていると言う事が重要で!…
マサツグもその様子からもう選択肢も無い様に感じられ、遂には決断!…
それこそ諦めた様子で言葉を!…三人に結論を口にする!…
「…この大所帯じゃ避ける事は出来ねぇよな?……ッ…
はあぁ~…やれやれ……レイヴン、頼めるか?…」
「ッ!……ッ…まぁここまで来たらもう…やるしかねぇよな?…
…んじゃ…少しばかり本気になって!…」
要は敵から襲われるよりも先にシロ達が敵を殲滅する事!…
そして多少なりともマサツグもまだ戦える様子で、
故にハクの提案に乗ったが如く!…今から引き返せない事も留意して!…
レイヴンに二人の面倒を頼むようお願いを続けて行くと、
レイヴンもそのマサツグの言葉を聞いてピクッ!と…
となるとレイヴンも次には諦めたと言うか…
もう仕方がない!と言った様子で返事をする!…
そうしてマサツグに返事をした所で、レイヴンの様子は一気に変わり!…
__…スウゥッ…カッ!!…ゴオオォォォ!!!…ッ!?…パチッ…パチッ…
「…ッ…シロチャン…ハクチャン…準備ハ良イ?…」
と言うのもマサツグで言う[魔王覚醒]と一緒で、
任意でリッチ化が出来る様になったらしく!…
突如その身と言うか体に青い炎を纏い始め!…
と、そんな初めて見るレイヴンの様子にハクも驚き!…
思わず目をパチパチとさせて戸惑いの表情を浮かべて見せると、
一方でレイヴンは準備が出来た!とばかりに…
二人に用意について尋ねて行く!…
となるとそんな事を問われた事で、ハクはハッとするなり今度は慌て始め!…
「レ、レイヴンさんの様子が!!…」
「シロはいつでも良いのです!!…」
「ッ!!…ッ~~!!!…ハクも!!…ハクも大丈夫なのです!!」
それは当然今のレイヴンの様子を気にする様に!…
ハクからすれば突如発火し出した事で、逆に大丈夫なのか!?と言いたい所!…
が、一方でシロは見慣れている様子で元気に返事!…
何ならレイヴンがリッチ化した事で心強い!と…
いつも以上にやる気になるよう手を挙げて返事をすると、
そんな姉の返事にこれまたハクももう一つ驚きを!…だがシロが返事をした事で!…
割り切る様にして無理やり同意をして行くと、
そんなハクの様子にレイヴンとしても苦笑い!…
しかし時間がない事からそのまま戦闘へと向かい始める!…
「…ジャア!!…強行突破ト行コウカ!!!」
「「はいです!!!」」
__……ッ!…ジャキンッ!!……ボボボボボボ!!!…
それは簡潔に意気揚々と挑む事を口にすると、
改めてシロとハクも返事をして見せ!…
そしてその件の詰め所の様な部屋へと入って行き、レイヴン達に反応するよう!…
そのデカいスケルトンがスッと動きを露わにすると、
やはりそれ以上先には行かせないよう通せんぼ!…
ユラユラと腕を動かし威嚇するよう武器を構える!…
だが一方でレイヴン達も怯む事無く!…
逆にそのスケルトンに対して退け!とばかりに言葉を…
「…悪イガソコヲ通ラセテ貰ウ!!……モシ邪魔ヲスルト言ウノナラ…
コノ二人ニ完膚ナキマデニ氷漬けニサレテシマウカ!!…
我ノ炎ニ焼カレテ灰トナッテ消エルカノ!!…ドチラカヲ選バセテヤロウ!!!…」
__…ッ……ガシャッ!!…
その際レイヴンはなり切る様に、悪の親玉っぽく口調を変え!…
それこそ話が通じる通じないは別にして!…
邪魔をするなら誰であろうと容赦はしない事を告げて行くが、
やはり言葉が通じていないのか!…
更に近付いて来るレイヴン達に対してもう一段階構えて見せ!…
それこそもう直ぐにでも武器を振り下ろさん様子を露わにすると、
レイヴンも興が乗った様子でこれまた更に悪役!とばかりになり切り!…
「…ホウ?…退カヌカ…アクマデモ闘争ヲ選ボウトスルカ!…
…デハ消エルガ良イ!!…ソシテアノ世デ我ラニ挑ンダ事ヲ!!…
ソノ身ヲ苛マレナガラ後悔スルガ良イ!!!」
__…グッ!!…ダッ!!…ガッシャ、ガッシャ、ガッシャ、ガッシャ!!!…
宛ら某・奇妙な冒険に出てくる吸血鬼の様に!…
それこそスタ〇ドでも使い出さん勢いで!…
向かって来る様子を見せるスケルトンに宣戦布告をして行くと、
シロとハクもその言葉を聞いてその手に氷の武器を握り!…
すぐさま臨戦態勢に入って見せる!…しかし相手は御構い無しで!…
言わば脱走者と言った具合にレイヴン達を見て行くと、
武器を構えたままで掛け出し始め!…
言うまでもなく脱走者であるレイヴン達に向かって行き!…
その際その足取りと言うのは軽いモノで、レイヴンもそれを目にしては若干驚き!…
{ッ!…スケルトン系にしては動きが軽やか!…
まるでまだ生前の記憶があると言った感じか!…
けどこれ位ならシロちゃんとハクちゃんの敵じゃあ!…}
基本スケルトンと言うのは余り移動を得意としない!…
歩く事は出来ても鈍重で、走る事は決して出来ず!…
故に自身の射程距離内に獲物を捕らえると、
飛び掛かって行く事が多いモンスターとなっており!…
それこそレイヴンみたく魔法が使えるなら浮遊もするが、
今回の様な接近戦特化のスケルトンで脚が軽いと言うのは稀で有り!…
と、そんなスケルトンを相手にこれも生前の記憶のお陰?と…
何かレイヴンだからこそ知っているのか?…
何かそんな設定がある様子で珍しい!とばかりに驚いているが、
それでもシロとハクの敵ではない!と…今この時点を持って確信を持つ!…
一方でその肝心のシロとハクはと言うと、
氷の得物を手に持ちながら部屋の中を飛び回り!…
__ッ…バシュンッ!!…ババババババババッ!!!…ッ!?…
「遅いのです!!」
「そんなのじゃあハク達を止められないのです!!!」
それこそ跳弾を繰り返す弾丸が如く!…
或いは某・流浪人の漫画に出てくるミイラ男の右腕とでも言うべきか?…
とにかく目にも留まらない勢いで壁や天井、
それはもうありとあらゆるものがシロとハクの足場となり!…
その一方でスケルトンの動きを見てシロとハクもさも大した事がない!とばかりに…
シロが遅い!と言って自信を持ち…
ハクもそれに続いてこれなら!とばかりに止められる筈もない事を口にすると、
これまた一方でレイヴンもそんな跳ね回る二人の様子に!…
戸惑いを隠せないと言った所で心の中に言葉を漏らす!…
{ッ!?…最初からエンジン全開じゃん!!…
…てかこれなら俺の手助けも要らない様な?…}
__バシュンッ!!!…×2
「「やあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
何ならハッキリ言ってこれなら自分は要らないのでは?と…
改めてシロとハクのポテンシャルに驚きつつ!…ただ見守る事しかしないでいると、
一方で早速シロとハクが仕掛ける様子を!…
それこそスケルトンの両側面からそれぞれ弾丸が如く飛び出して行く!…
その際息を合わせる様に揃って掛け声も付けるのだが、
それがいけなかった!とばかりにスケルトンも機敏に反応を!…
と言うのも驚くべき光景をこれまた見せる!…
__ッ!!…グッ!!!…ガキイイィィィン!!!…ッ!?…
「ナ!?…」
「「嘘!?…」」
それはあの速度で飛んで来るシロとハクの動きに追い付いた事で!…
わざわざ両腕をクロスさせる様に構えて見せると、
両サイドから飛んで来たシロとハクの攻撃を受け止め!…
その際けたたましく鍔迫り合いの音を部屋に響かせ!…
しかし見たところノーダメージ!…完全にシロとハクの動きを止め!…
レイヴンもその様子にえっ!?と驚き様を露わにすると、
一方で止められた当の本人達もビックリ仰天!…思わず動揺を零してしまう!…
そしてそのまま硬直とは行かない様で、
次にはそのスケルトンはシロとハクを弾き飛ばし!…
__ッ~~~…オオオオォォォォォォォォォ!!!!…グオンッ!!!…ッ!!…
声帯は無い筈なのになぜかそのスケルトンの声が聞こえる様な!…
腰を落として踏ん張りを聞かせ!…唸る様にして口をパカパカと動かすと、
次には六本の腕を使ってシロとハクをそれぞれ吹き飛ばす!…
パワーもある様子を見せつける!…
となると吹き飛ばされたシロもハクも最初こそは怯んで見せるが、
マサツグに幾度となく射出されてきたお陰か!…
直ぐに空中で身を翻しバランスを整え!…
と、今度はそのまま部屋の床に脚を着けて滑って行き!…
「ッ~~~!!!…とっとっと!!……ッ!……ッ…」
「そ、そんな!?…お姉様とハクの攻撃を!!…」
この時シロはその余りの勢いに若干フラ付き、
しかしそれでも転ぶ事無く耐えて見せ!…
が、一方でしっかりと攻撃を防がれた事に驚きの様子を!…
それは相手が未だ健在である事!…何ならそのぶつかって行った武器に関しても!…
全くの無傷と言ってもいい位に何ともない状態である事を確認すると、
改めて強敵である事を認識して行き!…
と、その反対側ではハクも信じられない様子で言葉を漏らし!…
その際技量は相手の方が上なのか?と…
こちらも改めて如何やって倒すかで悩むそんな様子を見せると、
その様子を部屋の外から見ているマサツグも思わず焦りを!…
同時にポソッと言葉を漏らす!…
「…多腕は伊達じゃないって事か!!…」
{……ッ!!…と、取り敢えず二人に補助魔法を!!…}
それはさも意味有り気に言葉を漏らすと、
マサツグとしても本当はシロ達の援護に行きたいのだが!…
しかしモフモフ達をここに放置する訳には到底行かず!…
故にただ巻き込まないようジッ!と…
更にはハラハラとしながら見守る事しか出来ないでいると、
ここでレイヴンもハッと我に返り!…次には慌てて援護に回る!…
それこそ自分は要らないどころか必須と分かり、
とりあえず今の段階で出来る支援をシロとハクに!…
「《大地ニ宿リシ守リノ力ヨ!!…カノ者達ニ大地ノ祝福ヲ!!…
屈強ナル精神ト肉体ヲ与エ給エ!!…[守護者ノ護リ]!!!》
《疾風ニ宿リシ速キ力ヨ!!…カノ者達ニ軽ヤカナル身ノコナシヲ!!…
天馬ガ如ク飛翔シ!!…今、重力ノ鎖ヲ断タン!!…
[天馬ノ速サ]!!!》」
__グググッ!!!…フィィン!!!…
その際迂闊に攻撃魔法を唱える事が出来ないと言うか!…
シロ達への誤射を警戒して行き!…
とにかく自分が出来る範囲でシロとハクにそれぞれバフを掛ける事を考えると、
防御力と素早さの両方を底上げ!…と言っても勿論一時的なモノであり、
切れればすぐに付与を仕直す事になり!…
だがやはり有りと無しとでは全く違い!…シロとハクはそれぞれ違和感を!…
まるで体が引き締まり!…更には体が軽くなった様な感覚を感じると、
二人揃って戸惑い様を!…
「ッ!!…こ、これは!?…」
「レイヴンさん!!」
「後方支援ハ任セロ!!…二人ハ思ウ存分暴レナサイ!!!」
特に驚き様を露わにしたのはハクで有り!…
それこそ今までに感じた事がない様子で!…
この感覚に驚きを隠せないそんな反応を取って見せると、
思わず辺りを見回す!…
するとそこでレイヴンがシロ達に向かい何かをした様子が目に映る!…
一方でシロも覚えがある様子でハッとレイヴンの方へ視線を向けると、
お礼を言うようレイヴンを呼び!…一方でレイヴンは任せろ!とばかりに…
ただ思う存分暴れるようシロとハクに言い聞かせ!…
また別の魔法を唱え始めるそんな様子を露わにすると、
シロとハクもそれを聞いた事でハッ!と…
次にはレイヴンの言葉を信じて再度仕掛ける!…
「「ッ!!…はいです!!!」」
__ンバッ!!!…ババババババババッ!!!…
それこそ勇気付けられた様子で再び部屋の中を飛び回り始めると、
またスケルトンの撹乱をして行き!…
と、そんな二人がまた飛び回り始めた事でスケルトンもすかさず警戒を強め!…
何故ならあくまでもシロとハクの攻撃を防いだだけで、
決して突破口を開いた!とか…
ましてやこのスピードを攻略したとかでは全然なく!…
故に油断をすれば自分が危ない!…
意外と賢いのかただ冷静に二人の動きを見極めるそんな様子を取って見せると、
一方でレイヴンも何とか一発泡を吹かせてやりたい!と…
{…落ち着け!!…
あの様からだと相手は間違い無くあの二人のスピードに追い付けていない!!…
だからあぁ~して向こうから仕掛けてくるのをジッと待っている!!…
言わばカウンターを仕掛ける事で対処しようと考えている!!…
けどそんな簡単に出来るもんじゃない!!…
なんせあの弾丸みたいに飛んで来る二人を!!…
ほぼ同時に相手にしないといけないんだからな!!…}
その際スケルトンがシロとハクに戸惑っている様子を見て一時は安心、
だが勿論このままと言う訳には到底行かず!…
と言うのも追いつけないのならカウンターを!と言った所か…
動きを最小限に抑えてまた!…
ジッと身構えるそんな様子がスケルトンから見て取れると、
レイヴンも更に焦りを!…必死に頭の中で最適解を見つけようと思考を巡らす!…
この時特に一番厄介である点と言うのは、動き回るシロとハクの存在で!…
勿論誤射をすればそれはシロとハクの命を危険に晒す事になり!…
と、考えている間に二度目の衝突が目の前で起き!…
__ガキイイィィィン!!!…ッ!?…ッ~~~~!!!…
{オマケにその一撃も相当なモノ!!…
だからさっきカウンターをする事が出来なくて!!…
弾き飛ばす事しか出来なかった!!…
勝負の有利さで言えばまだこっちに分がある!!…
慌てるな!!…落ち着け!!…
…俺が隙を見て魔法を打ち込めば!!…或いは!!…}
「…ッ…《煉獄ヨリ現ワレシ業火ノ槍ヨ!!…
我ガ眼前ニ座スル者ニ永遠ナル苦痛ヲ!!!…
消エル事無キソノ業火デ焼キ続ケ!!…
ソノ者ノ罪ヲ贖罪サセン!!!…[地獄の業火の槍]!!!!》」
が、その二度目の衝突もまた防がれ!…
何なら恐ろしい事にタイミングが格段に良くなり!…
三度仕掛ければ今度こそカウンターが飛んでくるかもしれない事を予期させると、
レイヴンももう行動をするしか!…故にそのタイミングを計り始める!…
それは魔法を詠唱し始めてからジッとその様子を伺うと、
次には自身の周りに黒い炎の槍を作り!…しかも一本や二本ではなく!…
さも殺意の表れ!とばかりに…
何十本と宙に浮かせ作って行くと、攻撃の準備を整える!…
そして決して隙を見逃さないよう凝視する!…
__ゴウ!!!…ボボボボボボボ!!!!……ッ!!…
{…あとは打ち出すタイミング!!…
シロちゃんとハクちゃんがアイツに接触したタイミングは論外として!!…
確実に狙えるタイミングって言うのは!!…」
__ッ~~~…オオオオォォォォォォォォォ!!!!…グオンッ!!!…
その際レイヴンの目は今さもゴーストライダーかのよう、
青い炎が両目に灯っているのだが!…
しかし何の問題もない様子でジッと杖を構え続け、
そして狙うに当たって大体のタイミングも把握しているのか!…
頭の中でそのタイミングを何度も精査するようまた更に思考を巡らせると、
直ぐにもそのタイミングはやって来る!…
と言うのもまたシロとハクがスケルトンによって吹き飛ばされ!…
スケルトンも二人を吹き飛ばした事でフリーに!…
丁度ボディがガラ空きになった様子が見られると、
レイヴンもここがベスト!とばかりに…その黒い炎の槍を一斉射する!…
「ッ!!…ココシカナイ!!!」
__ゴオォォ!!!…フォン!!……ッ…ズドドドドオオォォォォ!!!!…
「燃ヤシ尽クセエエエエェェェェェ!!!」
それこそここを逃したら後は無い!…
故に絶対に逃す事無くさもガトリングが如く放ち続け!…
するとそのレイヴンの黒い炎の槍は最初スケルトンの胸を貫き!…
そこから片や腹部とブレ始め!…それでも容赦のない炎の雨を!…
地獄の業火を槍の形にしてドンドン浴びせに浴びせて行くと、
それはもう一つの火柱へと姿を変え!…天井や床までをも焼き焦がす!…
この時幸いだと思うのは、天井も床の石畳である事で有り!…
と、そんな事を言っている間にも轟々と黒い炎は燃え盛り!…
レイヴンもこれでトドメを刺すのに必死と言うか!…
とにかくくたばれ!とばかりに声を挙げて最後の一本まで打ち尽くすと、
これにはシロとハクも当然驚き!…凄まじい光景とばかりに唖然とする!…
__ゴアアアアアァァァァァ!!!……ッ…
「スッゴ!!…」
「…でもこれって…大丈夫なのですか?…」
目の前には黒い大きな炎の竜巻、となるとこれにはさすがのシロも初めて見た!と…
その際目を真ん丸にしてとにかくその場に立ち尽くし!…
ただふと思った様子でスゴ!っと言葉を漏らしていると、
一方でハクもそんな鬼気迫ると言うか!…
このままこの炎で燃やし続ける事に対して!…
何か嫌な予感を沸々と感じて戸惑う様子を露わにすると、
言葉でも大丈夫なのか?と…とにかく困惑をして見せる!…
すると案の定と言うべきか、
部屋の外からその様子を見ていたマサツグが異変に気が付き!…
だが時既にお寿司!と言った所で、次にはまだ終わらん!と…
第二形態突入!とばかりに…スケルトンが看守長として、
更に根性をレイヴン達に披露するのであった!…
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流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
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【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
水都 ミナト
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【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
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神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
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魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
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