どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第十章-

‐第十章三十三節 マサツグの影響?と便利な魔王と脱出開始!-

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つかの間の休息?…とにかくフライドチキンを食べ終えた所で探索を再開!…

この時場面は秘密の抜け道から学校の地下へと変わって行き!…

スケルトンを処理しながらドンドン奥へと進んで行くと、

そこである意味お目当てとでも言うべきか?…

恐らくあのモフモフの仲間?と思われる者達の姿を見つける!…

その際ある者は衰弱していたりと、

またある者はあのモフモフと同じで非常に警戒をする様子を露わに!…

しかしここで意外な才能を発揮するのがシロとハクで!…


__冒険者学校・アストロメリア 地下牢?にて…


「ヤアアァァァァァァ!!!!」


「…だいじょぉ~ぶ!…だいじょぉ~ぶ!…」


「怖くない!…怖くないですよぉ~!…」


マサツグが檻の鍵をピッキングして開けると、

案の定と言った様子でモフモフ達が興奮!…

それこそ来るな!とばかりに必死になり!…

他のモフモフ達と一緒になってさも毛玉の様になって見せるが、

シロとハクは開けた檻に入るなり!…そのモフモフ達の警戒を解きに掛かる!…

その際笑顔で両腕を広げながらゆっくり歩いて近付くと、

次にはそのモフモフの塊に優しく抱き付き!…

さも自分達も仲間であるよう優しい言葉も掛けて見せ!…

するとそれがシロ達であるせいか、マサツグの時より格段早くに警戒を解き!…


__んぎゅっ!!…ッ!!……ッ…ッ~~~!!!…ポロポロッ…ポロポロッ…


「…え?…すご!……あれだけ警戒されてたのに!…

まさか抱き締めてそのまま落ち着かせるとか!!…

まず抱き締める事自体ハードルが高いのに!!…」


この時抱き付かれたモフモフ達も最初はびっくり!…

だがシロとハクに頭を撫でられたり!…

背中を摩られたりする事で徐々に警戒を解いて行くと、

次には安心し切った様子と言うか!…仕舞にはモフモフが涙を流す!…

それは感極まった安堵感からと言った所で、逆にシロやハクを抱き締め返し!…

と、そんな様子を見てレイヴンもこれは凄い!と…

あっと言う間に懐柔して行き、直ぐに友達になると言うのか?…

とにかくその一連をササッとやってしまうシロ達に驚きを隠せないでいると、

一方でマサツグは何故か自慢げ!…レイヴンにマウントを取り始める!…


「あったりまえだろ?…なんせ俺の自慢の娘達なんだからよ?」


「ッ!……これも偏にマサツグの影響とでも言うべきか?…

肝心の親はここでしっかり親バカぶりを発揮してるけど…」


「ッ!?…お、親バカ!……ッ…」


その際胸を張って渾身のドヤ顔を決めて行くと、

さも当然とばかりに言葉を漏らし!…

と、それは自分の自慢の娘である事を誇らしげに!…

それはもう傍から見ても完全な親バカにしか到底見えず!…

これにはレイヴンも呆れてしまいながらそれでも認める様な事を口にすると、

同時にマサツグに対してもツッコミを!…

言葉でも親バカ!と言って小馬鹿にする!…

となるとそんな事を言われてマサツグもハッとした様子を、

そしてショックと言うか戸惑う様にして反応をして見せ!…

以降はもう流れ作業の様にモフモフ達を保護する事に!…

マサツグがピッキングで片っ端から檻を開け、シロとハクが懐柔!…

そうして時間にして数十分の作業の末!…

保護したモフモフは総勢300を超えたあたりで漸く終わると、

辺りはモフモフに包まれると言うか…とにかく大所帯となってしまう!…


__数十分後…


「…一体どれだけの数がここに捕まってたんだ?…

軽く見ただけでも300は居るぞ!?…」


この時マサツグとレイヴンからすれば、

さも某・キャプテンになった様な気分と言うか?…

もっと言うと赤・黄・青と言った!…挙句の果てに紫・白!…

その他派生系も投げ出しそうなそんな気分になるのだが、

当然投げるなんて事は絶対にしない!…

ただある意味で壮観なこの様子に戸惑ってしまう!…

そして軽く見積もり300は居る事をマサツグが確信していると、

レイヴンも一緒になって戸惑う一方で!…

さも当然のようにピッキングをしているマサツグの様子にこれまた疑問を!…


「一種族丸々ってか?……ッ…ってか俺からしたら…

また一段と技術が向上してるヤブの開錠スキルの方が気になるけど…」


「ッ!…え?…」


__カチャンッ!!…ッ!…ッ……ッ…


何なら開錠スキルを持っている事は知っていたが!…

更に出来る様になっている事でそっちの方に驚きを隠せない事をポロッと漏らすと、

マサツグは恍ける様に返事!…その際もカチッと檻を開ける!…

それはまだ別に中に捕まっている者が居るからとかではない様子で!…

開けた檻に入って行くと、何やらゴソゴソと物色!…

と、手早く終えた所で檻から出て来て!…

改めてその様子にチラッと視線を向けて行くと、更にレイヴンが質問を!…

ここからの流れを問い始める!…


「…っで?…ここから如何するつもりなんだ?…この子達を何処に?…」


「…あぁ~…それについては一旦ギルドに!…

さすがにこの大人数をマヨヒガに連れて行くには…

まぁ連れて行っても大丈夫だとは思うんだがな?…

何方にせよ一旦はギルドで色々とチェック!…

それからこの事はギルマスと相談して保護する予定には!…一応なってる!…」


と言うのも解放した所でこれらのモフモフを如何するのか?と、

何なら収拾は付くのか?と言った様子で不安げで!…

しかしだからと言ってこのまま放置する訳には勿論行かず!…

故にここからの予定をマサツグに尋ね!…

何なら判断も全権マサツグに丸投げした様に返事を求めると、

マサツグもその問い掛けに対して既に決まっている様子で返事!…

モフモフ達をギルドへ連れて行く事を口にする!…

その際最初に拾ったモフモフ動揺マヨヒガに連れて行く事も考えるのだが、

さすがに量が多い!と言った様子で…

故に最初としてもギルドに連れて行くのが無難であるよう!…

と、そこでまた色々と検査をして!…

その後についてもフリード達と要相談である事を予め決めていた!…

いや決まっていた様子で珍しく予定をレイヴンに話すと、

レイヴンも納得した様子で!…


「…なるほど?…だとするならここからが本番って所か?…

なんせこの子達全員を守らないといけない訳だし!…

オマケに全員が全員健常者!…って言い方は良くないか…

とにかく色々と気を配らないとだし?…」


納得すると同時に若干困り!…と言うのもこの大所帯で移動となると、

レイヴンとしても中々に骨が折れるモノ!と自覚して行き…

なんせまだ敵が襲ってくるかもしれない状態な訳で!…

それらを守るとなると労力が半端ない!と…

正直守り切れるか不安でもある様子でまた違う意味で戸惑い出すと、

もう一つの難点を口に!…何でも動けない者達について触れて行く!…

と言うのもやはり捕まった際に怪我を負ったと言うべきか、

体が不自由な者が数十居り!…

と、それだけではない様子で五体満足だが寝たきりと言った!…

或いは衰弱し切って呼吸をするのでやっと!…etc.と言った様子で約百数名!…

連れて行くには無理がある者についても話しをすると、

それについてもマサツグは考えている様子で!…策がある様子を露わにする!…


「それに関しては俺の方で何とかする!…

…ッ…シロ、ハク!…頼めるか?…」


「「ッ!…はいです?…」」


「今からここを脱出する!…その際!…

とてもじゃないが戦えない!…だから二人には!…」


その際簡潔に自分が何とかする事を口にすると、まずはシロとハクに声を掛け!…

すると呼ばれた二人もモフモフに揉まれながら返事をして見せ!…

しかしモフモフ達と同じ身長であるせいか、

二人が何処にいるのか?が分かり辛く!…

が、そこはシロとハクが揃っていつもの様に手を挙げて返事をして行き!…

と、居場所が確認出来た所でマサツグもお願い!…

恐らく先頭になった際参加が出来ない事を示唆して行き!…

二人に全面的に戦闘を任せる事になる!とだけ話しをすると、

その話を聞いた二人も耳をピクッ!と…納得した素振りを露わにする!…


「ッ!…先生の護衛!!…ですね!」


「了解なのです!!…ご主人様には、指一本たりとも!!」


「…んで、レイヴンにはいつも通り!…後方支援を!…」


この時簡潔にハクが内容をまとめるよう言葉を口に、

するとシロも引き受けた様子で返事をして見せ!…

と、その表情はやはりモフモフに埋もれてはっきり見えず!…

しかし声色からやる気に満ち!…

マサツグもそんな二人の返事を聞いてこれで良し!とばかりに安堵すると、

レイヴンにも協力を仰ぐよう!…シロとハクの後方支援をお願いする!…

となるとレイヴンもそれを言われて一応は了承をするのだが、

肝心のその動けない者達の運び方について疑問を持ち!…


「ッ!…ッ…そ、それは良いけど…本当に大丈夫なのか?…

ヤブ一人でそんな!…しかもその量だって一人や二人じゃないんだぞ!?…」


「…かと言ってここに置き去りにする訳には行かねぇだろ?…

大丈夫!!…さすがに走る事は出来ねぇが!…歩いて運ぶ事ぐらいは!!…」


それこそ慌てる様にして再度質問!…そして改めて現実を突き付けるよう!…

その数も数人どころの話しではない事を口にするが、マサツグは全く怯まない!…

ちゃんと策がある様子で不敵に笑う!…

その際ここに置いて行く事が出来ない事をまた話すと、

レイヴンに大丈夫!と言って見せ…

が、やはり一回で運ぶに当たって制限が掛かるよう走れない!と…

まぁ当然と言えば当然の話しで、寧ろ出来たら化け物!と…

しかしそれが致命的であるようマサツグは話し!…

いやレイヴンからすればそもそもとして、

時点で大分可笑しな内容で有り!…


「ッ!?…ッ…な、何か…ヤブ本当に化け物染みて来た様な?…

てかどうやって運んで行くつもりなんだ?…

さすがに全員を体に括りつける事は!…」


勿論この謎根拠にレイヴンは困惑!…

幾ら大丈夫と言われても、その方法が分からない事には一体何が大丈夫なのか?と…

理解が出来ずにただとにかく戸惑い続けると、

恐らくと言った様子で想像力を働かせ!…

その際考えたのは自身の身体にその動けない者達を括りつけると言うモノで、

よくシロを抱えて運ぶ際にやっていた!…

まさにおんぶで全員運ぶつもりなのか?と…尋ねる様に質問をすると同時に!…

幾ら何でも人数が多い事から無理である事を口にするが、

それとは違う様子でマサツグは軽く首を左右に振り!…

そして苦笑いをしながら話しを続ける!…


「…正直あんまりやりたくない方法なんだが、一つだけ…な?…

…ッ…じゃあ今から!…

全員外に向かう事だけに集中!!…」


「ッ!…ッ……ここからだと元来た道を引き返すんじゃなくて!…

多分出口と思う方に歩いて行った方が良いか?…」


それはまるで時間が無いようかつ、あまり褒められた方法でもない様な!…

だがマサツグの中では絶対に自身がある様で!…

この時自分の事は気にしないよう!…

と言うより何か影響が出てしまうかもしれない事を仄めかすと、

ただ今は地下からの脱出!と…やはり気にしないよう言って見せる!…

となるとそんなマサツグの頑な?振りに、レイヴンも更に疑問を感じ!…

が、今はマサツグを信じるしか他になく!…

故にここから地上を目指すとして、このまま地下牢を進み続け!…

そして正規?の通路からの生還を目指す事を考えると、

マサツグもそれを聞いてピクッ!と…レイヴンの考えに乗っかり始める!…


「ッ!…そう、だな?…手っ取り早く外に出るならそうした方が…

…でも分かるのか?…まだ色々と分岐点が有ったが?…」


「…何となくだが分かる気がする!…

如何もここって魔力の流れがある所に向かって流れてるし…

そっちとは逆に行けば恐らく!…」


その際若干悩む様子を露わにすると、

レイヴンの言う通りにその方が早く外に出られるだろう!と…

が、その出口の道までが当然分からず!…

故にその提案をしてきたレイヴンに分かるのか?と…

分からなければこの話も当然賛同出来るモノではない事を臭わせると、

レイヴンもそれについてもちゃんと当てがある様で!…レイヴンらしいある特徴?…

とにかく恐らく!と言った様子でその根拠を話し出す!…

何でも何と無くだが分かるそうで、妙な魔力の流れがある!と…

と言う事はその魔力が集まって居る方向とは別に向かって行けば或いは!…

しかもそれは外より魔力を集めているらしく、尚の事外に出られる確率が高い!と…

そう簡潔にマサツグに返事をして行き、するとその話の流れに興味を持ったのか!…

未だモフモフ達に埋もれながらも、シロがその事について質問をし始め!…


「ッ!…まりょくのながれ?…何ですか、それ?…」


「…そうだな?…シロちゃんに分かり易く言うなら…

美味しそうな匂い?…とでも言えば良いかな?…

逆にそんな匂いがしない方向に向かって歩けば!…

自ずと外に出られる気がして…」


それは宛ら一体どの様な感覚なのか?と言葉を口に…

五感はあるが第六感とでも言うべきか、とにかく感じた事がない!と…

それこそ子供ながらと言った様子で興味を持ち?…

と、一方でそんなシロの質問に対して!…レイヴンも感じ方としては近いモノを!…

レイヴン的には視覚に映っているのだが、その情報の感じ方を説明し辛く!…

故にシロで言えば?とばかりに嗅覚を口に!…

恐らくシロの感じ方としてはこれが一番わかりやすい!と…

そんな説明をして匂いのしない方向に向かえば!とシロにも分かり易く説明すると、

シロもそれを聞いて余計に不思議そうに!…何ならその場で匂いを嗅ぎ出す!…


「ッ!…美味しそうな、匂い?…

…ふんふんっ……ッ…ッ~~~……」


「ッ!…プッ!…あっははは!…あくまでも比喩表現だよ!…

…それに!…ここには長居しない方が良いと思うし…」


それこそ言われてどんな匂いなのか?と言った具合に…

目を閉じ匂いだけに集中するが、感じるのは何処か水っぽい!…

或いは黴臭い匂いばかりで!…故にシロの表情には眉間にしわが!…

臭い!と言いたげで顔を顰め!…

レイヴンもそんなシロの表情がチラッと見えたのか?…

シロの反応を見て思わず吹き出す素振りを露わにすると、

あくまでも先程の言葉は例えである!と…

しかし同時にフッと真剣な様子にも戻って見せる!…

と言うのもレイヴンには感じているのか、ここに長居はしたくない様子で!…

となるとそんなレイヴンの言葉にマサツグも疑問を感じて行き!…


「ッ!…と言うと?…」


「…逆に魔力が流れて行ってる方向には面倒なモノが!…

…って、言えば良いか?…」


詳しい説明を求めるよう簡潔に言葉を!…

するとその言葉を受けてレイヴンも説明をし始め、先程の話を例に!…

と言うのも自分達が向かうのは今感じている魔力とは、

別の方へ向かい歩いて行く事で有り!…しかしその逆!…

魔力が感じられる、或いは魔力の堪りどころに向かえば!と…

明らかにロクな目に遭わないであろう事を臭わせると、

マサツグもそれを聞いて直ぐに理解!…

次にはそれ以上聞く事無くここからの脱出を最優先し始める!…


「よぉ~し!!…魔力を感じない方に向かって進んで行くぞぉ~?…

レイヴンはそのレーダーを頼む!!……んじゃ!…」


__…ゴゴゴゴゴゴッ!!!…バシュウウゥゥゥン!!!!……ッ!?…


この時巻き込まれるのは真っ平御免!とばかりにレイヴンの言う事を聞くと、

全員に移動を促すよう言葉を口に!…

その際予め決めた様にシロとハクには護衛係!…そしてレイヴンはレーダー役を!…

マサツグ達には分からない為!…必然的にナビゲーターの立ち位置になって行くと、

マサツグも改めてお願いを続け!…

そして自分も!とばかりにその役割を担い始める!…

それは任せる言葉を口にした後、スッと目を閉じ瞑想をするよう!…

となるとそんなマサツグの様子にレイヴンもえ?っと…

急に黙ってしまったマサツグに何をしている?と…

そう言いたげな様子で視線をジッと向けていると、マサツグは徐に[魔王覚醒]!…

鹿のその自身の背後から幾本も腕を生やして見せる!…

と言ってもあくまでもマサツグの負の感情からなるモノであり、

肉々しいモノではなく!…

しかしそんな様相となった事で勿論初見の者達は驚き戸惑い!…


「ッ!?…な!?…」


「…あとは…動けない子全員を!…」


当然そこにはレイヴンも含まれ!…

それこそこんなスキル見た事が無い!とばかりに、骸骨ながら驚きを露わに!…

そしてそれ以上何も言えないまま固まってしまい!…

一方でマサツグはそんなレイヴン達を余所に!…

自身でもうまく変換出来た事を確認すると、

同時に一本一本操れるかどうかを確かめ始め!…

この時その増えた腕の様子はまるで千手観音となっており、

ただ神々しくなく逆に禍々しい!…が、とにかくそんな腕を動かし!…

動けない者達に向かってズズズ!と腕を伸ばして行くと、

それはもうある意味でトラウマものを!…


__ギュンッ!!…グワアァァ!!…ガシシシシ!!!…ッ!?!?…


その腕の動かし様は宛ら某・奇妙な冒険にも有った、

決して振り返ってはいけない小道が如く!…無数の腕が得物を求めるよう!…

動けない者達一人付き、両手と言った具合に捕獲!…

ならぬ優しく保護をして行くと、

一方でそんな様子を見せられた者としてはただただ恐怖!…

何なら腰を抜かしそうになってしまう者まで現れ始める!…

しかし肝心のマサツグはそんな様子など見えていない様子であり、

無事回収出来た事に安堵して見せ!…


「…ふぅ…何とか腕は足りるかな?…

…ッ…けど!…これ結構精神力と言うか!…

TPの消費が激しい!!…まぁ何とか持たせてみるが!!…」


「…ッ!?…う、腕が足りる足りないとか!!…

そんな次元じゃねぇだろ!?……まぁ実際にヤブの腕!……腕?…

が、トンデモナイ事になっているのは事実だが!!…」


それは軽く一仕事終えた様子で息を漏らし!…

そしてパワーワードとも思える言葉で腕が足りた!と、

一生使う事のないであろう言葉を続け!…

が、これで完全にOKと言う訳でもないらしく!…

マサツグ曰く思ったより疲れる!と…

TPの消費となって十分に重しとなっている事を更に話すと、

そんな呑気?な事を言っているマサツグに対して!…

レイヴンもハッ!と我に返るなりツッコミを入れる!…

その際チラッと改めてマサツグの背中に目を向けると、

そこにはまるでエノキタケが如く密集し蠢く腕の数々が目に映り!…

思わずSAN値が削られそうになるのだが!…

ここで倒れる訳には!…とまでは行かないが!…

改めてやる気を出して行くと、一方でマサツグが号令を掛け!…


「とにかく外に向かうぞ?……ッ…

誰一人としてはぐれないよう!!…ちゃんと付いて来る様に!!…いいな!?…」


__ビクゥッ!!…プルプルプルプルッ!!!…ッ!?…


「あ、あれぇ!?…な、なしてぇ?…」


気力を振り絞るとまでは行かないが、鬼気迫る感じで言葉を口に!…

が、それが良くなかった!とばかりにモフモフ達は委縮して行き!…

また一纏めとなって毛玉と化し!…

明らかにマサツグに対して恐怖心を露わにすると、

その巨大な毛玉はプルプルと小刻みに震え続ける!…

となるとマサツグもマサツグでそんな様子に戸惑って見せる!…

その際急に気が抜けたと言うべきか、理解が出来ない様子で何で!?と言葉を…

と、一方でそんなマサツグの言葉にレイヴンが呆れながら更にツッコミ!…


「…そりゃ化け物みたいなやつが!…

殺気を放ちながら命令をして来たら誰だってビビると思うが?…」


「ッ!…あっ!…」


と言うのも今の自分の状態を分かって居ないのか?とばかりに…

殺気をガンガンに放っていれば、誰でも委縮するに決まっている事を口にして見せ…

と、レイヴンにそう言われてマサツグも漸くハッと気が付き!…

次にはまた気が抜けた様子で言葉を漏らし!…

このままでは勧めない事に悩むそんな素振りを見せていると、

レイヴンもこれには頭を抱えて更に呆れる!…

一方でそんな二人の様子にシロとハクがこれまた動く!…

それはマサツグ達の代わりにし切り出すと、モフモフ達に号令をかけ!…


「さぁみんな、出発なのです!!」


「ハクとお姉様の後について来るのです!!」


__ッ!!…プルプルプルプルッ!!!…ッ…みゃあぁぁ~~!!!…


シロがモフモフ達の先頭に立ち、続いてその隣にハクも並び!…

と、次には手を挙げて自分に注目をさせるよう!…ここからの脱出を笑顔で促し!…

手をパタパタと振ってとにかくアピールをして見せると、

ハクもそれを煽るよう言葉を口に!…両手でメガホン?を作って行く!…

するとそんな二人の呼び掛けにモフモフ達もピクッと反応をし始めると、

一匹?…いや一人と呼んだ方が良いのか?…とにかくその初めを皮切りに!…

徐々に他のモフモフ達も聞き入れた様子でシロのッ姿を確認して行き!…

それこそシロ達を信じる様に!…

次第に震えも収まり誰もが一致団結するよう返事をすると、シロの前をするよう!…

片手を天井に向かい付き上げる!…

そうして統率?が取れた所で、マサツグとレイヴンも若干戸惑い!…


「…これヤブよかシロちゃん達に任せた方がいいのでは?…」


「…ま、まぁ…楽だからいいけどさ?……ッ…」


その際下手に自分達が動くよりシロ達に任せた方がいいのでは?と…

この時レイヴンはシロ達の有能振りに驚きつつ!…

混乱の原因となったマサツグにもう何もするな!とばかりに視線を向けると、

マサツグもそのレイヴンの言葉を聞き入れたらしく!…戸惑いの様子を…

いや何か物寂しさの様なモノを感じて行く!…

そして以降本当にただ運搬ロボットと化したよう!…

シロとハクに全てを任せて移動を始めると、当初の予定通り順調に進み!…


__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ……


「…ッ!…その向こうに階段がある筈だ!…

魔力はそっちから流れて来てる!!…」


「ッ!…こっちですね!!…ッ!!…」


「敵!!…」


レイヴンがナビゲーターとして動く事で最適なルートを!…

それは初見で有りながらも淀み迷う事なく指示を出し!…

斥候としてシロとハクも揃って前方を警戒すると、敵を見つけ次第補足!…

そこから流れる様にして敵を倒す!…

それこそマサツグ仕込み?の容赦のない一撃を見舞って行くと、

ものの数分と掛からない内に敵を殲滅して行き!…

何なら特にスケルトンに対しての敵意がこの時すさまじいモノで!…


__カシャンッ……カシャンッ…ッ!!…


「…もう臭いのは嫌なのです!!」


「さっさと片付けるのです!!!」


__シュインッ!!…シュンッ!!!…ズバアァァ!!!…


それはさも期待を裏切られた!と言うか、騙された!と言わんばかりの勢いで…

それこそ襲い掛かる際も私怨を口に!…

臭いのは嫌だ!とシロが言い、ハクもそれに続くようさっさと片付けると言って!…

各々得意とする得物を手に特大の一撃を見舞って行くと、

宛らそのスケルトンと遭遇した場所は氷室?と言いたくなる位にスゥ~っと…

涼しいを通り越して寒い!…そんな場所へと変えてしまう!…

その際レイヴンもそんな二人の様子を見て、

その技の威力と言うか鮮やかなお手並みと言うか!…


「ッ!?…お、おぉう!?…」


「ッ!…何、どしたぁ?…」


シロが更に成長している事は勿論として、

一方で初めて見るハクの動きにも驚きを感じ!…

と言うのもまるでやはりシロが二人いる様に感じられ!…

持っている得物こそ違うのだが!…

何ら遜色のない恐ろしい存在である様に感じてしまうと、戸惑いの声を!…

するとマサツグもそんなレイヴンの声を聞いて反応を示す!…

と言うのも何をそんな驚いているのか?と、

となるとそんなマサツグの問い掛けにレイヴンもハッとした様子で!…


「…いや…最後に見た時より!…やっぱ格段に成長を感じるなぁって!…

…何ならあのハクちゃん!…だっけか?…あの子も相当!…」


「…まぁ双子だからな?…オマケにフェンリルの女王様の子!…」


と、改めて言葉でも驚きを口に!…

そのシロの成長ぶりに感嘆を禁じ得ず、さも自分もある意味親とするよう!…

感慨深いモノを感じる!と…それと一方で更にハクについても驚く言葉を!…

やはり骸骨であるため表情は無いが、

それでもその声色だけでとてもシロに似ている事に驚きを露わに!…

やはりシロと一緒でトンデモナイポテンシャルを感じている事をマサツグに話すと、

マサツグも無理もない!と返事…

何ならマサツグ自身戸惑う様にして苦笑いをして見せ、

そして改めてシロとハクが双子である事!…

更にはフェンリルの女王の子供である事を話して行くと、

その話を聞いて改めてレイヴンは信じられない様子を!…

先行するシロ達の背中をジッと見る!…


「…ほんとトンデモナイ子達を任せられたな?…

これで子供とか!…大人になった時は如何なる事やら?…」


「…それはそう!…」


それは預かっている!と言う事に対して!…

改めてトンデモナイ奇跡であるよう話しをすると、

これでまだ子供であると言う事も留意し!…

何故なら今後どの様に成長をするのか?…

間違い無く飛んでも無い大物になる事が想像出来!…

その時自分達もどの様になってしまうのか?…

思わずその時の事を考えて心配をしてしまう様子を見せるのだが、

マサツグだけは違う事を考えて居る様な!…

それはレイヴンの言葉に対して返事をする一方、

マサツグは育ての親らしく二人を見詰め!…

それこそ娘の成長を見守る様に!…悲しくも楽しみ!…

何か意味有り気なそんな具合に笑みを浮かべて見詰め続けると、

ただ今は運搬ロボットと化す!…

シロ達を先頭において出口を目指し続けるのであった!…

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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

そう
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ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~

楠富 つかさ
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 ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。  そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。 「やばい……これ、動けない……」  怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。 「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」  異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!

ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった

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いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。 そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?

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ひまなひと
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主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。 今の所、170話近くあります。 (修正していないものは1600です)

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