どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第四章-オータムクラウド国編-

-第四章七十一節 南門の再会とやり過ぎた魔法と大妖怪再び!…-

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「ッ!?…お、おいちょっと待たんかい!!…」


「シロちゃんを助けないと!……後レイヴンさんも!!…」


「レイヴンはオマケかい!!!……ったく、しゃ~ないなぁ!!…」


オリハの異様な嗅覚によりライザ達一行はレイヴン達と合流!…その際兵士達に

取り囲まれている様子を目にしたオリハは一目散に駆けて行き!…ライザもそんな

様子を目にして後を追い駆ける様に声を掛けるが、オリハは決して止まろうとする

様子を見せないでいた!…それこそシロがピンチに陥っている!…ただそれだけ

しか見えて居ない様子で言葉を口にすると、レイヴンはついでとばかりに語り!…

するとそんなオリハの言葉にライザもツッコミ!…呆れた反応でオリハと同じく

レイヴン達の救出に駆けて行くと、レイヴン達との合流を果たす!…


「ッ~~~……ッ!……この匂いは!……ッ!!…」


「スウゥ……ッ!!…獄!!…裂鋼連撃!!!!

うおりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃああああぁぁぁぁぁ!!!!」


__ゴオォォ!!!…ボガガガガガガアアアアァァァン!!!…


「ッ!?…な、何!?…って、ライザとオリハ!?…」


オリハとライザが敵兵達に向かって行く際、シロはその二人の匂いを感じ取った

様子で…敵に囲まれながらもふと気が付いた様子でシロはピクッと反応して見せ、

そして徐に鼻をヒクヒクとさせてオリハ達が近付いて来て居る事にハッと更に

驚いた反応を見せて居ると、次にはオリハとライザが敵兵達に向かって攻撃を

開始する!…それはまたもや某・無双ゲーの如く敵兵達を吹き飛ばして見せると、

レイヴン達の退路を確保して見せ!…するとその異変に気が付いたレイヴンが

ビクッと驚いた反応を露わにし!…敵兵が吹き飛ぶ音を耳にし慌てて振り返った

様子を見せると、そこで無双をする二人の姿を見つけてしまう!…片方は完全に

峰打ちの事など忘れた様子で敵兵を殴り!…もう片方は城を見つけるなり

まっしぐら!…とにかく敵じゃない事にレイヴンは戸惑い!…二人を合流出来た

事で若干の余裕を見せて居ると、ライザがレイヴンを急かし始める!…


「…っと!!…レイヴ!!…」


「シロちゃん大丈夫!?…ケガはない!?…」


__ガバアァ!!…ッ!?…ぎゅうううぅぅぅ!!…


「ッ~~~!……オ、オリハ叔母さん!!!…く、苦しいですぅ~!…」


ライザは一々こんなのを相手にはして居られない!と言った具合に撤退を呼び掛け

ようとするのだが、ライザの声に被せるようオリハはシロの事を心配し始め!…

それこそオリハは自身の持っている武器を投げ捨てるとシロの体を抱き締めに

掛かり!…シロも突如熱烈にオリハから抱き締められた事で戸惑って見せると、

タップしてはオリハに苦しいと文句を言う!…だがシロ自身満更でも無い様子で

尻尾をブンブンと振って居り!…何ならまだ敵達に囲まれているにも関わらず!…

そんな運命の再会!…みたいな事をやっている事に…ライザとレイヴンが戸惑った

様子で視線を向けていると、思わず困惑の声を漏らす!…


「……えぇ~…」


__…ザッ…ザッ…ヴアアアアァァァ……


「…ッ!!…お、おいオリハ!!!…

悪いけどそう言うのは後や!!…今はとっととここを後にするで!!…

このままあの門潜って先を目指すぞ!!」


完全にライザとレイヴンをガヤ扱い!…それこそ周りに居る敵兵達と一緒の空気の

扱いにしてしまい!…そうなるとライザとレイヴンもナニコレ?…とばかりにただ

立ち尽くし…思わずその光景に本来の目的を忘れそうになって居ると、その間にも

敵兵士達が間合いを詰める!…この時徐々に徐々にと迫って来てはやはり呻き声を

上げており、ライザもそれを耳にするなり途端にハッと我に帰った様子で!…

そうなるとオリハに話を被せられた事など如何でも良く!…ただ逃げる様に改めて

オリハを含めて先を急ぐ様に声を掛けると、オリハもハッと気が付いた様子で

シロを放す!…


「ッ!……シロちゃん!…感動の再会は後でね?…」


__……チャキッ!…バッ!!…ヴアアアアァァァ……


「ッ!!…ったく!!…ホンマしつこいやっちゃで!!…

…とにかく!…前衛は俺とオリハで何とかする!!…

レイヴンは当然後衛!!…そんでシロちゃんはその間でレイヴンの護衛!!!…

…それでえぇなぁ!?……じゃあ…行くで!!!」


__ヴアアアアァァァ!!!…


抱き締めて居たシロを解放するとまた後でと言い…自身が投げ捨てた武器鉄扇

回収しに向かうと、それを手にした途端に徐に開いては身構え始める!…だが

その間にも敵兵達は再度レイヴン達を包囲!…逃げ道を封鎖してしまい!…しかし

だからと言って諦めると言った選択肢などライザ達に当然無く!…無理やりにでも

こじ開ける!と言った具合にライザが指示を出し始めると、それに合わせて全員が

動いて行く!…そして陣形を取り直した所でライザが確認!…突撃の言葉を口に

するとライザとオリハは飛び出して行き!…それに対して敵兵達も迎撃するよう

槍を構え!…真っ向からの衝突を敢行して行くと、次にはその兵士達が宙を

舞う!…


「ッ!!…双扇裂破!!!」


__ゴウゥ!!!…ガッ!…ボフウウウゥゥゥ!!!……ッ!?…


「ッ!…あっ!…シロのカマイタチ!!……でも何か違う?…」


{…えぇ~?…いやいやそれよりも今の技なんや!?…

てかこのゲームにそんな技あったっけ?…

確かにさっきから何か珍しいモン持っとるとは思ったけど!…

これもさすがに予想外やねんけどぉ!?……今敵が吹き飛んだ!!…

…うんにゃ!…敵がぶっ飛んでは錐揉み回転でどっか行くんやけど!!…}


オリハは両手に鉄扇を握っては強烈な風を扇ぐ様に一振り!…それはまるで

シロのカマイタチを彷彿とさせる刃となると敵兵達を襲い!…そのまま吹き

飛ばす様にして敵兵達の包囲網に風穴を開けると、シロやライザ達を驚かせる!…

この時シロはそのオリハのやって見せたカマイタチに興味を持った様子で

驚いて見せると、次には何か違うと感じた様で…その一方でライザはその

オリハの一撃に驚き戸惑い!…こんな事出来たっけ?…とばかりにただ

オリハに視線を向け戸惑った表情を見せると、思わず敵兵達に同情をする!…

既に殴り倒しまくっている奴が何を?と言いたい所なのだが、その場に居る

誰もライザのやって来た事など知らず…何ならオリハは道を切り開く事を

優先に動いて居り!…ライザの視線に気付かないまま先を急ごうとすると、

レイヴンもレイヴンで魔法を唱え終える!…


「……よし!…

《凝縮せし炎よ!!…一筋の線となり敵を薙ぎ払わん!!…

それは誰にも止められぬ破滅の道筋!!…あらゆる物を焼き切り!!…

その治癒をも一切を許さん!!…神の御業を今ここに!!!…

フレアレーザー!!!》


__ボンッ!!…コオオオオォォォ!!!…カッ!!…ビイイィィィィ!!!!…


レイヴンは魔法を詠唱し終えると杖を天高く掲げ出し!…そこで小さな太陽らしき

物を生成すると、何やら光を収束させ始める!…それは見るからにヤバい雰囲気を

放っては煌々と輝き続けると、次には目が眩みそうな位に強烈な光を放ち!…

するとその収束した光は一筋の炎となって敵兵達を焼き払い始め!…着弾地点に

軽い火柱を作って見せると、更にライザを驚かせてしまう!…それこそ自身の

頭上に太陽が昇って居るかの様な感覚を覚えると、意外と影響は無いのか熱い!…

と言ったモノは感じず…だが物騒である事に変わらない訳で!…その着弾地点の

方へふとライザが視線を移すと、そこでオリハが巻き込まれそうになっている

光景を目にする!…


「ッ!?…って、こっちもトンデモナイモン唱えとる!!!……ッ!?…

オ、オリハァ!!…うしろぉ~!!!」


「ッ!…え?…ッ!?!?…ぎゃああああぁぁぁぁ!!!」


「ッ!!…おぉ!…飛んどる飛んどる!!…

…あの様子やと巻き込まれては無さそうやな?…

…てかレイヴン容赦ねぇなぁ?…」


宛ら某・コントの様にライザがオリハへ危険を伝えると、オリハも気が付いた

様子で反応!…それこそオリハは道を切り開くのに夢中になって居た様子で

全然事に気付いて居らず!…振り返るなりそのレイヴンが唱えたレーザーが

間近に!…オリハは気が付くと途端に慌てて絶叫してはハリウッドダイブ!…

何とか間一髪の所でそのレイヴンのレーザーを回避して見せると、ライザも

回避出来た事に安堵する!…そして改めてそのレーザーに蹂躙されて行く

兵士達の様子に目を向けると、この世の地獄を見たかの様で!…それこそ

さすがにレーザーそのものを直撃はさせて居ないものの火柱に煽られ!…

兵士達が藻掻き苦しむ様な様子を目にすると、ただただ戸惑った様に息を飲む

しか出来ないでいた!…


__……ッ!……


「……ぜぇ!…ぜぇ!…し、死ぬかと思ったぁ!!…

さっきの何!?…全細胞が逃げろ!って訴えて来た様な感覚が!…」


「オリハ無事かぁ!?…フゥ~…

…お前はもうちょい回り見る事を覚えた方がエェで?…

でないとさっきみたいに豪い目に遭うで?…」


「……へい…」


この時ライザから見た光景と言うのは某・ジ〇リ先品に出てくるワンシーン

の様で!…宛らレイヴンが唱えた魔法は巨〇兵と呼ばれるモノのそれに見え…

焼かれる兵士達は某・ダンゴムシの様に宙を舞い!…オリハもオリハで命の

危機を感じながら!…何とか生き残っている事に自分でも驚いた反応を見せて

居ると、地面に突っ伏したまま息を整えていた!…さてそうしてライザも

地面に突っ伏して居るオリハを見つけるなり心配の一声、その際先程叫び声が

聞こえていた事から無事だと悟り…改めて辺りに注意を払う様に怒る事無く

注意を口にし、その注意の言葉にオリハも突っ伏したまま…意気消沈した具合に

ただ一言だけライザに返事を口にすると、そんなオリハの様子を見てかシロが

ハッと気が付いた様子で駆け寄って来る!…


「……ッ!!…オ、オリハ叔母さん!!…大丈夫ですかぁ!?」


__ッ!!…ガバァ!!…グッ!!…


「全!!…然!!…大丈夫!!!…叔母さん不死身だから!!!」


「ッ!?……もう色んな意味で逞しいな?…」


シロは慌てた様子でオリハを呼ぶと両手を上げてワタワタと!…するとそんな

シロの呼び掛けにオリハも機敏に反応して見せ!…顔だけを上げてシロに笑顔で

大丈夫!と返事をすると、更にサムズアップまでして見せる!…するとこれには

シロも安堵!…尻尾を振っては胸をホッと撫で下ろし…その様子を離れた位置で

見て居たライザも思わず呆れ…ある意味でマサツグ以上にタフである事に苦笑い

をして居ると、遂に兵士達の殲滅が終わる!…その際その周りの光景と言うのは

まさに地獄!…轟々と燃えては兵士達が横たわり!…辺りには黒煙が立ち昇って

黒く煤け!…その光景に思わずレイヴン自身もやり過ぎたか?…と感じて居ると、

ライザがしみじみと感じた様子で言葉を呟く!…


「……にしても…やっぱ魔法って便利やな?…

あっちゅうまに形勢逆転やし…」


「ッ!?…え!?…」


「確かに便利ですよねぇ…まぁ詠唱中に邪魔されたらカチンと来ますけど…」


「レイヴンさん凄いのです!!!…」


その死屍累々の光景を見てライザは平気な顔をして一言!…魔法って便利だな…

とまるでこの光景を見てその力だけに囚われたよう言葉を口にすると、レイヴンが

戸惑った様子で反応する!…勿論やり過ぎたと反省をしている一方でのこの言葉

なので、ライザが闇落ちしそうな感じに聞こえ!…するとそのライザの言葉に

続くようオリハも話に乗っかり始め!…何やら若干不穏な空気を感じて居ると、

更にシロが無邪気にレイヴンを称賛する!…そしてこの時レイヴンが一番に恐怖を

感じたモノと言うのは、シロがこの光景を見ても全く動じて居ないと言う事で!…

確かにあのマサツグに付いて行っている事で多少なりとも耐性は付いて居る

のだろうが、それでも目を輝かせ羨望の眼差しを向けて来るシロに!…レイヴンが

嘘だろ?…と戸惑った反応を見せて居ると、更にまだ事は終わって居ない様子で

次の困難が立ちはだかる!…そしてその困難と言うのは!…


__……ド、ドドッ!…ド、ドドッ!…ド、ドドッ!…ド、ドドッ!…


「……ッ!!…何かが近付いて来る!!…まだ終わってません!!!」


「ッ!?…今度は何や言うねん!!…もうエェ加減にせぇよ!?」


それは何か重々しくも機敏に!…こちらへ向かい何かが走って来る足音を

耳にすると、オリハが反応!…その際全員に警戒を強めるよう指示を出し!…

鉄扇を開いてまた戦闘態勢に入って見せると、その音の聞こえる方へと

振り向いて行く!…するとそんなオリハの警告にライザも文句を!…勿論

オリハに対してでは無く、その襲って来た者に対してなのだが!…文句を

零した所で当然帰って行く様子は無く、ライザも身構え何が来るのかと

そのオリハの向いている方に振り向くと、そこで獣らしき姿を目撃する!…


__……ド、ドドッ!…ド、ドドッ!…ド、ドドッ!…ド、ドドッ!…


「……ッ!?…げ!?…ぬ、鵺だ!!!…

てかあの一体だけじゃないのかよ!?…」


その重く機敏な足音は徐々に近づいて来ると同時に四足歩行の獣っぽさを覚え!…

全員の目の前にハッキリと姿が分かる位にその形を露わにすると、レイヴンが

嫌そうな感じで言葉を零す!…その際シロも若干引き攣った様子で反応すると、

あの時の戦闘を思い出したのか恐怖に震え!…しかし退く訳には行かないので

必死に耐え!…今度は負けない!…と言った具合に踏ん張って見せると、ライザは

ライザで戸惑ったよう質問をする!…


「ッ!?…その口調やと一回やり合うたんかい!!…

…せやったらコイツの弱点は!?…」


「ッ!!…アイツは雷を主体に戦って来る!!…

攻撃も噛み付いたり引っ掻いて来たり!…

まんま虎?…みたいな戦い方をする!!…」


「…せやったら風が有効って言った所か!!…オリハ!!…行くで!!!」


レイヴンの反応から察した具合に…ツッコむ様にして鵺の弱点について

質問をし!…その質問を受けてレイヴンも実際に見た事を伝える様に

鵺の攻撃パターンを話すと、それを聞いたライザは更に察した様子で

解釈する!…その際ここで少し解説を挿むとゲームにおける属性じゃん

けんと言うのはこういう風に…火<水<雷<風<地<火の順に踏まえて

優劣が存在し、鵺は雷属性と言う事なので風属性に弱いと仮定され!…

ライザはこのセオリーを守ってカマイタチを使えるオリハを主体に

戦うよう!…オリハに声を掛けてながらその鵺に向かって戦闘をおっ

始めようとすると、オリハは先程の忠告を生かした様子でふと確認を

し始める!…


「……レイヴンさんの様子……大丈夫そう…

…他に敵はいない……なら!!…」


__ババッ!!…フオオオォォ!!!…


突出するとまたあのレーザーに焼かれそうになるかもしれない!…そう踏まえて

オリハは一度辺り確認!…するとこの時レイヴンは一応魔法を唱えている様だが

先程みたいな魔法では無く…何か違う魔法を唱えている事が見て伺えると、

オリハはふと辺りの敵兵達の様子について確認をする!…しかしこの時先程の

レーザーで一掃されたせいか、その影は何処にも無く!…だがとにかくそうして

確実に安全を確認した所で!…漸くオリハも本腰を入れて戦闘に参加するよう

鉄扇でカマイタチを放つ様に動き出して見せると、ライザと共に鵺の牽制へ

打って出る!…


「疾駆連弾!!!」


「風神連斬!!!」


__ゴバババババババババ!!!……ッ!?…ギャフウウウゥゥゥゥ!!!!…


「ッ!!…まだ分からんけどそこそこは効いとるみたいや!!…

このまま畳み掛け!…」


ライザは腕に風を纏わせるよう腕を捻り!…そこから正拳突きを繰り出すよう

交互に腕を突き出して見せると、剣圧ならぬ拳圧!…風を纏った気弾の様な

モノを放出する!…そしてその一方でオリハも鉄扇で大きく風を扇ぎ!…シロの

十八番であるカマイタチを連続で放って見せると、見事に走って来る鵺の脚を

止める!…その際鵺も遠距離から飛んで来る攻撃に驚いたよう声を上げると、

身を丸める様にしてその攻撃に耐え!…ライザもライザで自分達の攻撃に効果

ありと!…そのまま何事も無く終わらせる様にオリハへ畳み掛けるよう指示を

出そうとするのだが!…そうは問屋が卸さない様子で鵺が動く!…


__ッ~~~!!!……ザッ!…ザッ!…ザッ!…ザッ!…ッ~~~!!!…


「ッ!?…マジかお前!!!…」


「ッ!!…危ない逃げて!!!」


真正面から攻撃を受けているにも関わらず!…鵺は耐える様に攻撃を受けると、

前に!と足を進める!…それは一歩、また一歩と進むとジリジリとライザ達との

取間合いを詰め!…遂に自身の攻撃間合いにその自身を攻撃して来る二人を

入れると、飛び掛かる体勢へと入って行く!…するとこれにはライザも驚いた

反応を見せると、思わず攻撃の手を緩めてしまい!…となるとオリハも察した

様子でハッと目を見開き!…途端に全員へ呼び掛ける様に危ない!と声を上げて

見せると、次には鵺が飛び掛かって行く!…


__ガアアアアアァァァァァァ!!!…ッ!!…バババッ!!…ザザァ!!…


「…チッ!!…まさかここまで我慢強いとは!!…

思わず感心してもうたわ!!…」


「…シロちゃん達は!?……ッ!!……ふぅ…

如何やらヘイト注意はこっちに向いてるみたいですね!…まずは一安心!…」


「…何て言っとる場合かぁ?…

バケモンがこっちに注視してんのやぞ?…

最悪俺達の方がピンチかもしれんのに!…」


勢い良く鵺が飛び掛かって行くとライザ達も攻撃を中断して回避優先に!…

その際攻撃が当たるか当たらないかの所でギリギリにドッヂロールをしては

回避に成功!…鵺はレイヴンとシロ!…ライザとオリハの間に陣取るよう

着地をして見せると、振り返るなりライザ達へ威嚇をする!…そしてドッヂ

ロールで回避した二人も勢いそのままに体勢を整えると、すぐさま身構え!…

何ならライザはその鵺を相手に根性が有る!と零しては苦笑いして見せ!…

オリハはオリハでシロ達の心配を!…するとそこで改めて鵺の注目がこちらへと

向けられて居る事に安堵して見せ、そんなオリハの言葉にライザがツッコむよう

更に言葉を口にして居ると、シロはシロでそんな二人を援護する!…


「……ッ!!…レイヴンさん!!…少し離れますね?…」


「ッ!…え?…えぇ!?…シ、シロちゃん!?…」


__タタタタタタタ!!!……コオオォォ!!…


何か思った様子で鵺と対峙する二人を見詰め!…次に何か覚悟を決めた様子で

キュッと本気を見せる顔を浮かべると、シロはレイヴンから離れる事を口に

する!…と言っても二人の戦闘に参加をする言った事ではなく、ただ手助けを

と言った様子で…だがレイヴンが一人になる事は勿論であり、しかも魔法を

唱えている最中と!…当然レイヴンは不安を覚えた様子でシロに声を!…しかし

シロはそれを聞く事無く掛け出して行き!…その戦っている二人の元へと駆けて

行くと、徐に自身の口の中に冷気を溜める!…さてその一方で…


__…ガルルルルルルル!!!……ッ!!…


「……チッ!!…顔は猿の癖に威嚇具合はいっぱしの虎や!!…

オマケにそこそこ頑丈と来た!!…こらちぃ~っとばかし苦戦しそうやな!!…」


「……見た感じ弱点はあまり無い?…いや、何かしらある筈!…」


__タタタタタタタ!!!…ンバ!!…スウゥゥ!!…フウウウゥゥゥ!!!…


「ッ!?…な、何や!?…」


鵺と対峙している二人は硬直状態!…その鵺の威嚇にライザが意外と言った

様子で言葉を零すと、相手のダメージの入り具合を確かめ!…更には思わず

苦戦を覚悟する様な言葉を呟き!…オリハも何か効果的にダメージを与える

方法は無いか?と相手を注視して居ると、そこへシロが駆けて来る!…

シロは鵺の背中を飛び越える様に大ジャンプすると、突如二人に向かって

アイスブレスを!…それはそれぞれ手に持っている武器へと向けられ、カチン

コチンに凍らせ!…だがそれは意外と二人の負荷となって襲い掛かるのでは

なく!…寧ろ何か武器の攻撃力が上がった様に感じられると、二人は驚く!…


__パキパキパキパキ!!!…カチィ~~ン!!……ッ!!…


「ッ!?…こ、これってもしかして!?…エンチャント!?…」


「ッ!?…マジで!?…え?…えぇ~……

まさかこんな事も出来るんか!…このシロちゃんって子は!!…」


「凄い!!…凄いよシロちゃん!!!…」


シロは器用にその持っている武器だけを凍てつかせるとライザ達に力を!…

氷のエンチャントを付与し!…するとこれにはオリハもハッと気が付くなり

驚いた様子で!…シロに何をされたのかに気が付いた反応を見せると、

そのオリハの言葉にライザも驚く!…一応エンチャントと言うのは然程

難しくは無く色々と付与する方法は有るのだが、こう言った技能を活かした

モノとなると話は変わり!…加減を間違えれば勿論FFフレンドリーファイア待ったなし!…

故に難しいとされて居るのだが、シロはそれをやって見せた事で二人から

賞賛の言葉を浴び!…シロもシロでその言葉を受けた事で照れる様子を

見せると、尻尾を振る!…


「ッ!…えへへ♪…」


__スチャ!…パタタタタタ!!…


「……じゃあ?…折角やし?…第二ラウンドと行こうか!!…

今度のは痛いぞ?…このボケナス!!…」


「今度こそ!!…仕留める!!!…」


シロのエンチャント武器を手にやる気を見せ!…改めて目の前の鵺に対して

二人が身構え始めると、鵺もそれに合わせて雷を纏う!…それはまるで

静電気の様にバチバチと!…更に圧が高まって来たのか帯電し始め!…

だが関係無いとばかりにライザは構え!…鵺の事をボロクソに言うよう罵倒の

言葉を口にすると、オリハもオリハで鉄扇を構える!…今度こそ仕留める!…

そう口にするとオリハの目には殺気が満ち!…先程のシロを褒めると言った

優しい面影が消えると、本気になる!…さてそうなって来るとまたゲームが

変わったよう!…某・一狩り行こうぜっぽい感じで互いが身構えて居ると、

ふとライザがある事を呟く!…


「………なぁ?…これってモン〇ンぽくね?…

俺達がハンターで…シロちゃんがオトモ…

目の前のこいつは…雷纏てるしジン〇ウガ的な?…」


「ッ!!…そ、そんな事を言ってる場合ですか!?…

折角集中してたのに気の抜ける事を!……だったら何ですか?…

ライトニングお手だったり大雷光○虫でも飛ばして来るって言うんですか?…」


「……ッ?…モン〇ン?…オトモ?…ライトニング…お手?…」


ライザが思い立ったよう口にしたのは某・一狩り行こうぜのゲームの話…

宛ら今自分達が体験して居る場面と言うのはそれに似て居ると感じたらしく、

何か楽し気に吹き出しそうになりながら話を持ち掛け出すと、更に具体的な

話まで持って行く!…その際オリハも突如そんな話をされて戸惑ったよう

反応すると、当然の様にライザへツッコミ!…だがオリハ自身も言われて

そう感じてしまったのか、乗っかる様にライザの話に参加をすると、

その思い浮かべているモンスターの技を口にする!…するとそんな二人の話に

シロは首を傾げて見せ、質問をする様に復唱を…だがそんな事を言って居る

場合では当然無く!…遠方に居るレイヴンからツッコみを受けると、全員は

目が覚めた様にハッとする!…


「ッ~~~!!…そんな事を言ってる場合か!!!…戦闘に集中しろ!!!…

しかもフラグめいた事を口にして!!…もしそれを本当にやって来たら!…」


__ガアアアアアァァァァァァ!!!…バチバチバチバチッ!!!…ふわぁっ…


「ッ!!…へ?…」


「ッ!?…おい!!…変な話をしているから現実になったじゃねぇか!!!

とにかく注意しろ!!…一体どんな攻撃か!!…これは完全に初見だぞ!!!」


それこそ目の前の敵に集中するようレイヴンはライザ達をツッコミ!…すると

そのレイヴンのツッコミにライザ達もハッとし!…改めてスッとその鵺の

動きに目を向け始めると、そこで奇妙な動きを見せる鵺の姿を目撃する!…

その際鵺は自身の体から雷の球なる物を生成すると、まるで逃げられない様に

ライザ達の周りに浮遊させ!…すると当然言った事が現実になった!…と

ばかりにライザは気の抜けた様子で声を漏らし!…レイヴンもその様子を

目にして更にツッコミを入れるよう文句を口にすると、ライザ達に注意を

呼び掛ける!…しかし注意するよう言われた所でどうしようもなく!…ただ

戸惑った様子でライザ達が思う様に動けないで居ると、鵺は更に攻撃を

仕掛ける!…


__グググ…コオオォォ……カッ!!…


「ッ!?…なっ!?…」


「ッ!?…マジかよ!?…ッ~~!!!…アイスボルト!!!」


__コオオォォォ!!!…カッ!!…ドゴオオォォン!!!…ッ!?…


鵺の攻撃と言うのはこれまた初見!…それは蛇の尻尾から飛んで来たモノで!…

蛇の尻尾は徐に口を開くとレイヴンに狙いを定める様に尻尾をしならせ!…

その開いた口に何やら電気の様な光を溜め始めると、次にはブレスを吐くが

如く発射する!…と言うのもそれはブレスと言うよりもレーザーに近く!…

尻尾が攻撃を仕掛けて来た事でライザ達は戸惑い!…何ならレイヴンもそんな

突然の攻撃に慌ててふためき!…今まで唱えていた魔法を中断!…すかさず

身を守る為に即詠唱で氷の塊を目の前に生成!…しかしそれをも砕く勢いで

レイヴンは吹き飛ばされ!…何か事故現場を見た様な鳥肌物の光景をライザ達が

目にすると、その表情は一気に青褪めるのであった!…

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

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