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-第五章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~ドワーフファミリア編-
-第五章五十一節 友の言葉と外道との戦い・中編と黒歴史?…-
しおりを挟む「…し、芝居だとぉ!!…ふざけるな小娘ぇ!!!…
さっき話した事は脅しでも何でも無く!…
真実をありのままに話したのだぞ!?…
本当にお前が我々デグレアントに下らない事には!!!…」
「…フッ…真実で有ろうと嘘であろうと構わない!!…
…私はただ自分の信じるモノを信じる!!!…」
「ッ!?…な、何ぃ!?…」
当然リーナに騙されたバルディアナは激昂!…リーナにふざけるな!と…
そして先程まで話して居た内容は嘘では無い!と、改めて真実である事を
言葉を強めて口にするが!…リーナは迷わない!と言った具合に返事をする!…
その際リーナはスティング達が簡単に負ける筈が無い事を信じると言うと、
逆にバルディアナを睨み!…それはまるで侮辱された事に怒る様に!…
そんな眼光を向けられた事でバルディアナも怯み!…ただ戸惑った様子で
何!?と言葉を口にして居ると、更にリーナは言葉を続ける!…
「幾らお前が何を言おうとも!!…私は私の国!!…
自分の国を信じている!!!…私が居なくともお父様やお母様…
あの師匠がデグレアント如きに負ける筈が無いと信じている!!!…
…貴様の言う事など何度でも断ってやる!!!…私を甘く見るな!!!!」
「ッ!?…甘く見るな、だと!?…ッ~~~!!!…ほざけ小娘ぇ!!!…
我がデグレアント帝国が弱小国如きに負けるだと!?…片腹痛いわ!!!…
そんな世迷言を言って居るから弱小は弱小!!!…戯言を抜かす!!!…」
何度バルディアナに否定され様とも自分は信じる!と…再度自身の信じるモノを
信じる!と口に…この時もやはりスティング達は強い!と…逆にデグレアントが
弱い!と言った風な言葉を口にすると、その言葉にバルディアナは更にキレる!…
その際有り得ない!と言った言葉を口にし出すと、とことん春野原国の事を
馬鹿にしている様子で!…遂には本性を隠す事無く怒りを露わに!…不気味な
魔力を放ち出し!…更にリーナに対してほざくな!とばかりに文句を言おうとして
見せると、リーナはそれでも怯まず言葉を続けて見せる!…そしてこの時口にした
言葉と言うのは!…
「私は友の言葉も信じる!!!!…」
「ッ!?…」
__どよぉッ!?…………ッ……
それはさも何処かで聞き覚えのある台詞で有り、リーナは臆する事無く!…
何なら正々堂々その言葉をバルディアナに向けて公言して行き!…胸を張って
素晴らしい言葉だ!とばかりに大声でそう言い負かそうとして見せると、
その洞窟内に居る全員を騒然とさせる!…何故なら確かに普通に聞けば
素晴らしい言葉なのかもしれないのだが、とてもクサくて公言出来るモノ
ではなく!…これはリーナがある種の勇者である事を証明しており!…
そしてそれを教えた本人はと言うとその場で顔を赤くして縮こまる様な
そんな反応を見せて行くと、自身の顔に両手を当てては沈黙して居た…
しかしリーナはそれでは止まらず更に言葉を!…さも追い打ちをかける様に!…
「己の信じる言葉は力になる!!!…
…これは私の仲間!!!…私の親友が教えてくれた言葉だ!!!」
「ッ!?……え?…」×2
「……ッ!?…い、いや!!…俺じゃないぞ!?…
そんな素面どころか酒が入っていても言えなさそうなセリフ!!…
言った覚えは俺には無いが!?…」
「わ、私でも無いわよ!?…
…た、確かに素晴らしい言葉ではあると思うけど…
そんな勇気の要る言葉を口になんて!!…」
リーナはハッキリと仲間内で教えて貰った言葉だと暴露する!…するとその言葉に
モツ達は戸惑い!…その場に居た兵士達も思わずチラッとモツ達の方に視線を!…
となると今度はモツ達の中で言った言っていないの困惑合戦!…モツは先手を打つ
様に言ってない!と…飲んで居たとしてもそんな言葉とてもじゃないが言えない!と
ハッキリ自分じゃない事を口にすると、次にはアヤが否定をし出す!…その際言葉
自体は素敵である事を口にするが、自分が言うには勇気が居る!と…とにかくモツと
アヤは二人揃って何故か兵士達に言い訳を口に!…その一方で今度はその視線が
オリハの方へと何故か向けられて行ってしまうと、オリハは余裕とばかりに否定を
する!…
__……チラッ?……ッ!…
「勿論私がそんなクサイ台詞を言う訳がないじゃないですかぁ~!…
確かに励ます言葉位は掛けますけど?…そんな夢物語の様な台詞を~?…」
__グサァ!!…ッ!!…ッ……
この時オリハはもう分かって居るとばかりに言葉を!…さも弄る様にまずは
その言葉を教えたかどうかについて否定をすると、その台詞に対してクサイ!
と言う…その際自分でもまだこれ位なら…と言った具合に自分が人間で
ある事を口にすると、更に追い打ちを掛ける様に一言!…するとその一言は
当然縮こまって居るマサツグの心にグサッと刺さり、マサツグが何かダメージを
受けた様なそんな反応を見せて居ると、そこへリーナが声を掛け出す!…
「……ん?…急に如何したと言うのだ、マサツグ?…
何か調子でも悪いのか?…」
「ッ!……おま!…よくもそんなこっぱずかしい事をこんな人前で!…」
「……ッ?…何を言って居る?…
この言葉はマサツグが教えてくれたのではないか!!…
恥ずかしがる事は無い!!」
__グサアアァァ!!!…グッハアアァァァ!!!………
その場で縮こまり顔を隠すマサツグにリーナがふと反応!…一体如何した?と
心配をした様子で声を掛け!…となるとマサツグも声を掛けられた事でチラッと
リーナの方へ振り向き出し!…文句交じりにこんな所で言わんでも!と言った
ツッコミの言葉を口にすると、リーナは不思議そうに首を傾げる!…その際何を
馬鹿な?と言った様子で更に暴露を口にすると、ハッキリと教えてくれたのは
マサツグである!と…寧ろ誇りを感じている様子で目をキラキラとさせて行き!…
マサツグがその暴露によって更に深いダメージを受けた様なそんな反応を見せて
居ると、リーナは構わず追い打ちを!…いや、死体蹴りをし始める!…
「私は感動したのだ!!…私が落ち込んで居る時に!!…
親身になって悩みを聞いて答えをくれたマサツグの事を!!…
その言葉にその姿!!……ま、益々好意を持ってしまったのだぞ?♥」
__ブハアアアアアァァァァァァ!!!!………ピクッ…ピクピクッ…
リーナは嬉々とした様子でマサツグが如何に素晴らしいか!を話し出す!…その時
リーナからは恐らくこう見えて居たのだろうか?…さも自分が落ち込んでいる時に
手を差し伸べ!…さも青春漫画の様に相談に乗ってくれた様な事を口にすると、
それは友情を越えて愛になった!と…益々マサツグに対して恋愛感情を持った
様子で話しをすると、徐に頬を染め始める!…しかしその肝心のマサツグはと
言うと今当然ながらそれ所では無い状態になってしまい!…自分で言った言葉とは
言えダメージが深い!と…もはや精神面は0を通り越してマイナス値になり!…
ピクピクと四つん這いになりながら痙攣するよう苦しみ続けて見せると、その様子に
オリハもやっぱりwと草を生やす様にして笑って見せる!…
「……やっぱ兄さんの事ですよねぇ~?…
…っで、如何します?…アレ助けた方がいいですかね?…」
「…そ、そうだな?…アレ以上はマサツグの精神に異常を!…
…と言うか見て居て可哀そうだ…違う意味で死……いやもう死んでるか…」
「……もう…もう止めて下さい……
マサツグさん…死んでしまいます…」
実の兄が見事なまでに晒し者になっているのを見てオリハは爆笑!…もはや
ネタだと言った様子で!…しかし今は当然ながら戦闘中である訳で、いつまでも
あのままの状態にはしておけない!と…ふとモツ達の方へ振り返り助けるかどうか?
と声を掛けると、モツも困惑した様子で返事をする…その際あのままだと余りにも
可哀そうである事を口にして見せるのだが、もう手遅れなのか?とも考える始末で…
その一方でマサツグは止めてくれ!と、自身の精神が持たない事を訴え出して
居ると、バルディアナも静かに身構えるのだが!…
「もう…何も怖くない!!…
私にはこの事を教えてくれた素晴らしい仲間!!…親友が居るのだからな!!」
__あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!………
「おいリーナそれ位にしろ!!…それ以上はマサツグが持たない!!…
もう!!…もうマサツグのライフは0だぞ!!!…」
「…と言うよりはもうオーバーキルなのでは?…」
身構えるバルディアナを余所にリーナは更に暴走!…もはやフラグめいた
言葉を口にし出し!…マサツグが自身のとってどれ程までに大切であるか?を
熱弁し続け!…マサツグもそれを受けて更にダメージを受けた様に羞恥に
悶えると、今更になって後悔をする!…するとその様子にさすがのモツも
ヤバい!と感じた様子で直ぐに動きを見せ始めると、リーナに落ち着くよう
声を掛けるのだが!…その一方でオリハはもうダメなんじゃ?と…
先程の質問の意味も何処へやら?…完全に救助を諦めた様子で言葉を口にして
見せて居ると、バルディアナもここで動きを見せる!…
「……クッ!!…下らん茶番をいつまでも!!…
…もう如何なっても知らん!!!…」
__シュンッ!!!…ッ!?……
「ッ!!…しまった!!…また奴が姿を隠してしまった!!…
クソッ!!…このままではまた奴の術中に!!…」
「……もうスプリングフィールドの事など如何でも良い!!!…
見な諸共消し飛ばしてくれる!!!…
…私を騙し!!…この私の命を狙った罪!!!…
そして我を虚仮にしてくれたその所業!!…ッ~~~!!!…
…あの世で清算し後悔するがいい!!!!!…
者共!!!…この愚か者達を即刻始末せよ!!!!」
先程まで壁にもたれ掛かって居たのを落ち着かせ!…スッとまた宙に浮いて
見せると、怒りの言葉を露わにする!…と言うのも今の今まで放置され、
挙句の果てには興味のない話を!…何ならデグレアントの事も馬鹿にされ!…
これ程までに無い位にバルディアナが怒りを露わにすると、次には腕をスッと
横に薙いで姿を隠す!…するとその様子にリーナも漸くハッとした様子で
反応すると、途端に武器を構えて慌て出し!…その一方で姿を隠した
バルディアナは猛烈に怒りを燃やして行き!…もはやリーナ諸共マサツグ達を
抹殺する事を考えると、またもや兵士達を動かし始める!…
__ッ!?……チャキッ!!…ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…
「ッ!…チッ!!…また囲んできたか!!…
さっきは後ろに壁があったから戦い易かったが今度は!!…
…アヤ!!…無理しないで良いからな!?…ヤバかったら逃げろ!!!」
「ッ!?…出来る訳ないでしょ!?…
彼方達を置いて逃げるなんて!…諦めちゃ駄目よ!!」
「ッ!…別に諦めてもいないし!…やられる気もサラサラ無い!!…
ただ守り切れる自信が少し無いから覚悟してくれってだけだ!!…」
当然兵士達は戸惑った様子ながらも反応すると、次にはマサツグ達とモツ達とで
包囲をし始め!…すると再度囲まれた事にモツも舌打ちをして行き!…若干の
焦りを覚えつつもアヤに無理をしない様に言い聞かせて行くと、アヤはハッと
した様子で返事をする!…と言うのもその返事と言うのは仲間を見捨てる事は
出来ない!と言うモノであり、自分も残って戦う!と…となるとその言葉に
対してモツもピクッとした様子で反論を口に!…勿論生き残る事を前提に!…
アヤを守り切れる自信が無い事を明かして行くと、アヤは大丈夫!と言って
弓を構える!…
「ッ!…フフフ!…そんなの!!…
あのマサツグ達と一緒に旅をしている時から覚悟してるから!!…
安心して頂戴!!!」
「ッ!……フッ!…しょうがねぇなぁ!…
…じゃあ、背中は預けたぞ!…」
「ッ!…フフフ!…任せて頂戴!!…」
何でもあのマサツグと一緒に居たのだから!と笑って話をして行くと、何が何でも
離れない!と言った意思をモツに見せ!…するとモツもそんなアヤの態度に諦めた
様子でフッと笑い!…アヤに背中を預けるよう背後を頼む!と口にすると、それを
聞いたアヤも互いに背中を合わせに行く!…そしてスッと背中を合わせて互いに
身構える素振りを見せて行くと、何処からでも兵士達の対処が出来る様に構えて
行き!…それはまるである種の恋愛漫画に出て来そうなシーンでは有るのだが、
そんな雰囲気をぶち壊す様に!…オリハがある事を口にすると、途端に二人は慌て
出す!…と言うのも!…
「……あのぅ?…熱い展開中に何なんですが?…モツさん、アヤさん?…
リーナさんと兄さんは大丈夫なのでしょうか?…
特に兄さんは完全に心折れてしまった様でしたから不味いんじゃ?…
あとさり気無くリーナさんがフラグを立てて居た様にも聞こえたんですが?…」
__……ッ!?…ババッ!!!……ジリ…ジリ…ジリ…ジリ…
オリハが口にした事と言うのも今のマサツグの状態について!…それこそ自分達の
心配も当然なんのだが、今のマサツグは近くにリーナが居るとは言えほぼ無防備な
状態であって!…と言うのも今だ羞恥に悶えるよう苦しんでおり!…敵の事よりも
自身の事でそのまま昇天しそうになって居ると、とてもじゃないが兵士達を相手に
出来る状態ではなくなっていた!…そしてそのオリハの話を聞いてモツ達も若干
理解するのに時間が掛かった様子を見せて行くと、次にはハッとした反応で!…
慌てた表情を露わにすると視線をマサツグ達の方へと向けて行き出し!…そこで
やはり今だ動ける状態ではないマサツグと徐々に間合いを詰めて来る兵士達の様子を
目にして行くと、次には慌てた具合にマサツグへ声を掛けて行く!…
「ッ!!…ヤッバ!!…おい、マサツグ!!…
いつまでそうやって顔を隠しているつもりだ!!…
敵が来ているぞ!!!」
「………。」
「……駄目だ!!…まだ羞恥に悶えてる!!!…
そんな場合じゃないってのに!!!…」
マサツグに向かって武器を構えろ!…敵が来ている!と慌てながらにモツは叫ぶ
のだが、やはりマサツグは動かず!…無言を貫くと自身の顔を隠し続け!…ただ
その場から一歩も動かない!…もはやその様子からは異様とすら感じられる
何かがふと見られて行くと、モツは更に焦りを覚える!…何故なら当然その間にも
敵兵達が迫って来ているからであって、このままではマサツグがやられてしまう!
と…するとその一方では兵士達もその様子にもう余裕と言った様子で構えており!…
まるで自分達の数を見て今更になって気が引けて居る様に見えると言葉を口に
すると、マサツグに対して武器を掲げる!…
「何だこいつはぁ~?…
ビビッて動けなくなったのかぁ~?」
「構うもんか!!…
とにかくこいつ等を始末すれば良いんだ!!…やっちまえ!!!」
「ッ!!…チッ!!…ここに来てまた増えた様な!!…
…ッ!?…止せ、止めろ!!!…」
「じゃあな!!…
ビビりの間抜けな冒険者さんよぉ~!!!」
この時近くに居たリーナもさすがに敵兵が多い!と言った様子で処理に追われ!…
とてもじゃないがマサツグの事は守れず!…その間にも敵兵達はマサツグの首を
取ろうして行き!…後は先程の流れの様に!…もう勝った!とばかりに言葉を口に
して見せ!…頭から剣を掲げて見せると、そんな寸での所でリーナもふと気が付く
と止めろ!と…しかしそう言われてその手を止める筈もなく!…迷う事無く
そのまま真っ直ぐに剣が振り下ろされようとして居ると、更にリーナは叫んで
行く!…
「ッ!!…やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
__スゥ!…フォン!!!……ッ!?…ッ~~~!!!…
確実に仕留めるよう数人の兵士達がマサツグを囲み!…そして剣を掲げ!…
するとそれを見てしまったリーナも慌てて取り囲む兵士達の方へと向かって
行き!…我が身を犠牲にするよう!…何とか手を伸ばしてマサツグを
助けようとするのだが!…その伸ばした手は空を掴むだけで届きはしない!…
となるとそのままマサツグに向かってその剣が一気に振り下ろされて行く
様子を目にする訳で、リーナはマサツグの死を覚悟するのだが!…しかし
当然ながらこんな所でこの話が終わる筈もない訳で!…次には異音!…
何か金属同士がぶつかる様な音を耳にすると、次には兵士達がどよめき出す!…
__ガガガガガイィィィンンン!!!……どよぉ!?…
「ッ!?…な、何なんだコイツ!?…さっきまで動かなかったくせに!?…」
「い、一体如何やって!?…あの状況から如何やって!?…」
「………。」
「ッ~~~~!!!……え?……ッ!?…」
この時その様子はモツ達からだと兵士達が邪魔で全く見えず!…ただ何が起きて
居るのか!?と困惑し…その一方でリーナは見たくない!と…愛する者が目の前で
殺される所など見たくは無い!と言った様子で目を閉じると、何か身構える様な
素振りを見せて居た!…つまり今現状を確認出来るのは兵士達とそれを指揮する
バルディアナのみの状態であり!…その兵士達もまさかの光景で驚き戸惑い!…
何ならその様子を一緒に見て居るバルディアナも呆気にとられた様子で絶句!…
まさかこんな光景を目にする日が来るとは!?とばかりに固まって居ると、
リーナも恐る恐ると言った具合に目を開ける!…するとそこには!…
__ギギッ!!…ギギギギギ!!!…
「コ、コイツ!!…我々の攻撃全てを!!!…
受け止めて居るだとオォォォォ!?!?!?…」
「こ、これは!?…」
「……忘れろ…」
リーナが目を開けた先にはまだ息のあるマサツグの姿が!…そして驚く事に
全ての攻撃を防いでおり!…と言うのもいつの間に体勢を変えたのか腰を
落としてどっしり構え!…両手にそれぞれ刀を握って腕をクロス!…さも
漫画の一場面の様なポージングで兵士達の攻撃を許さないで居ると、一太刀も
浴びた様子を見せないで居た!…となるとこれにはリーナも呆気にとられた
様子で目を見開き!…戸惑いの言葉をポロリ!…その一方でマサツグは
譫言の様に言葉を口に!…何か覚醒した様子で連呼しており!…兵士達も
そんなマサツグの様子に何か不気味さを感じて居ると、次にはマサツグが
本格的に動き出す!…
「忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ!!…」
「ッ!?…コ、コイツ何を言って!?……ッ!?…」
「リーナが今まで言ったセリフ!!!……全部忘れろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
__グオオォ!!!…ドガアアアァァァンン!!!…ギャアアアアァァァァ!!!…
マサツグが鬱憤を晴らす様に腕に力を入れると次の瞬間遅れながらにパリィ!…
勿論その攻撃を仕掛けてきた兵士全員の攻撃全てを弾き!…と、この時ただ攻撃を
弾くだけに留まらず!…その兵士達の体勢自体を宙に浮かせる様にして崩して
行くと、そのまま全員を吹き飛ばして見せる!…となるとそんな光景を目にして
一体何をやったらそんな事が出来るのか!?と、当然それを目にした者達は驚き
戸惑い!…その一方でマサツグは何か狂気に駆れた様子を全面に見せ!…ただ辺りを
見回しては全て忘れろ!と…忘れなければ死有るのみ!と言った様子で刀を構えて
行って見せると、とにかく目に付く兵士達に狂気の目を向けて行く!…
「忘れろ忘れろ忘れろ忘れろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
__ボガァァァァァンンン!!!……ギャアアアアァァァァ!!!…
「ッ!?…な、何なのだこれはぁ!?…」
__ボガァァァァァンンン!!!…ボガァァァァァンンン!!!…
[マサツグは「EX:心眼EX」を獲得しました。]
…そこからのマサツグは酷いモノで、兵士達を吹き飛ばすと同時に走り出しては
敵兵達の壁に突貫!…宛ら無双状態のオリハの様に風穴を開けて暴れ出し!…
そんな様子にリーナも何事!?と言った様子でただただマサツグの暴れように
目を向けて居ると、マサツグは「忘れろ」と連呼する!…如何やらマサツグは
この場に居る者全てを倒してなかった事にしようとしているらしく!…マサツグが
走ると敵兵が舞い!…と同時に驚く事に剣がバラバラ!…如何やら相手がガード
しようが御構い無し!…その構えている剣ごと斬って吹き飛ばしている様子を
見せて行くと、マサツグはEXスキルを獲得しつつ!…オリハが呆れた様子で
零す…
「ッ!……あぁ~あ…兄さんが黒歴史状態になっちゃった…」
「ッ!…え?…ヤブにそんな嫌な歴史があったのか?…」
「ッ!…いえ……これと言って…そのぉ…
…うぅ~ん…まぁ典型的な中二病とかは無かったですけど…
でも何か嫌な事があるとあんな感じで暴れていた時期は有りましたねぇ…
…場合によっては相手をボコボコにして用水路に沈めようとして居たとか?…」
「ッ!?…いや十分物騒なんだが!?…」
…この時オリハはそのマサツグの暴れようを見て「黒歴史状態」と、要は暴走
状態にあると言い…となるとそのオリハの言葉にモツも戸惑い!…マサツグにも
そんな時期が有ったのか?について質問をすると、オリハはしれっと返答する!…
その際一応それらしい過去が無かった事について思い出しつつ言葉を口にして
行くと、違うベクトルで荒れて居た!と…その際一例でサラッとある事を口に
して行き!…それを聞いてモツも更に戸惑った様な反応を見せて居ると、その
一方でマサツグは更に暴れる!…
「オオオオオオオオオオオオ!!!!!」
「ッ!?…ヒィ!?…な、何なんだコイツ!?…」
「く、来るな!!…こっちに来るなぁぁぁぁぁ!!!!」
__ボガァァァァァンンン!!!……ッ!…ッ~~~~!!!…
もはやこうなると暴走機関車!…誰もマサツグを止める事は出来ず!…
寧ろ敵兵達がマサツグから逃げる始末であり!…ある者は腰を抜かして
居る所をぶっ飛ばされ!…またある者は泣いて逃げようとして居た所を
ぶっ飛ばされると、至る所でドッカンドッカン!…とてもじゃないが
手の付けようがない様子を見せて居た!…そしてそんな様子を見て
リーナもとにかく戸惑った様子で固まって居ると、
次には何やらハッとした具合にフルフル!と…それはマサツグに対して
徐に怒りを覚えた様子でクッと歯を剥き!…マサツグに向かい怒りを
露わにして行くと、次には文句の言葉を口にする!…
「…おい貴様ぁ!!!…何故その様に動けるのならさっさと動かない!!!…
私はお前が不調に陥ったと!!…心配をしたのだぞ!?…」
__ッ!!…キキィ!!…ビタッ!!……チラッ?…
「何だリーナ!?…呼んだか!?…
…俺は今コイツ等の記憶をデリートするので忙しいんだが!?…」
先程までの様子とは打って変わって動きまくるマサツグにイライラを!…
と言うのも何故動けるのならもっと早くに動かなかったのか!?と…
自身の心配した心を返せ!とばかりに文句を言うと、マサツグは一度
足を止める!…如何やらまだ人の話を聞くだけの余裕ある様で、
リーナに対して返事を!…だがその返事と言うのは何と言ったのか?と…
ただ呼ばれたから反応した程度で済まして行くと、更にリーナは
怒って見せる!…
「ッ!?…ッ~~~~!!!…呼んだか?…ではない!!!…
心配をしたと言って居るのだ!!!…それを貴様は飄々と!!!…
私の心配を返せ!!!…馬鹿者ぉ!!!」
__ッ!…カチン!!…
「ふざけんじゃねぇ!!
大体あんな思いをさせられたのはお前のせいだろ!!…
アレはお前に対して言った言葉であって!!…
今ここで布教しろ!とは一言も言ってねぇ!!!…
それなのにお前と来たら恥ずかしげもなく堂々と話しやがって!!!…
お陰でこっちの精神が極限まで追い込まれたわ!!!…この脳筋!!!」
__カチン!!…ピクッ!…ピクピクッ!…
この時リーナはまんま自身の心の在り様を口にし出すと、マサツグを馬鹿者!と
言い…するとそんなリーナの言葉にマサツグもカチン!と…元々の原因は
お前にある!と…アレはリーナに向けて行った言葉である事を口にすると、
マサツグは言い返す様にリーナを脳筋と言って見せる!…するとそれを聞いた
リーナも当然ピクッと反応して見せ!…次にはマサツグ同様カチンと来た様子で
眉間をピクピクッ!…勿論そんな状況に雲行きはどんどん怪しくなり!…何か
嫌な予感をモツ達三人が揃ってあれぇ~?と言った具合に感じて居ると、それは
雷雨となって辺りに落ちる!…
「何だとこの大馬鹿者があぁ!!!
と言う事は貴様は私に恥ずかしい言葉を教えたと言う事かぁ!?…
あれ程までに私は感動したと言うのに!!!…
貴様は恥ずかしい言葉を教えたと言うのか!!!」
「時と場所を選ぶっつってんだよこの脳筋!!!…
アレは俺とお前だけだったから言った言葉で!!!…
言わばあれはお前にしか効かない言葉だったんだよ!!!…
…それだけお前が単純って事で!!!…」
「ッ!?…今貴様私の事を単純と言ったか!?…単純とぉ!?…
まるで人を馬鹿みたいに言うんじゃない!!!…この戯けが!!!!」
「ッ!?…実際絆されてたから単純だって言ってんだ!!!…
…それとも何か!?…自分はもっと複雑とでも!?…
…そう言った言葉は自分の心の中に秘めて置くモンだ!!!…
テメェは一々オープンハートしないといけない呪いにでも
掛かってんのかって話だよ!!!」
「ッ!?…なんと言う口に聞き方ぁ!!!…い、幾ら私と貴様の中でも!!…
許されないレベルがある事を教えてやる!!!…そこに直れ!!!…
貴様のその性根を叩き直してやる!!!!」
…と言った感じで落雷が…因みに言っておくがまだ戦闘は1mmも終わっておらず、
今だ現在進行形で進んでおり!…互いに互いを罵り合っては一歩も引かず!…
一向に喧嘩の様子が治まる気配を見せないで居ると、これにはモツ達も唖然とした
具合に口を開ける…何なら敵兵達も思わず足を止めるとその喧嘩の行方を見守り
始め!…バルディアナも突如始まった喧嘩に困惑し!…遂にはリーナとマサツグの
同士討ちを始めないか?と願う始末になってしまい!…とにかく何か収拾のつかない
様子を見せて居ると、更に混沌が押し寄せて来るのであった!…
0
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二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
私のスキルが、クエストってどういうこと?
地蔵
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スキルが全ての世界。
十歳になると、成人の儀を受けて、神から『スキル』を授かる。
スキルによって、今後の人生が決まる。
当然、素晴らしい『当たりスキル』もあれば『外れスキル』と呼ばれるものもある。
聞いた事の無いスキル『クエスト』を授かったリゼは、親からも見捨てられて一人で生きていく事に……。
少し人間不信気味の女の子が、スキルに振り回されながら生きて行く物語。
一話辺りは約三千文字前後にしております。
更新は、毎週日曜日の十六時予定です。
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