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-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-
-第七章八十一節 バッドマナーの結果とクラマス出陣とフェルの能力?-
しおりを挟むさて一度ここで視点は変わってシルビィの後を追う様に先を進む面々達に!…
その際シルビィと違って隠れる事や気配を消す事が出来ないで居ると、当然
この下水道に居るモンスター達と度々戦闘になり!…そしてその度に激しい
爆発やら浄化魔法等が飛び交う事になって行き!…予想以上に消費の激しい
探索となって!…各々が息を切らし戸惑いをヒシヒシと感じて居ると、思わず
こんな話を口に!…
「…ダハァ~!!…ふぅ~…お疲れぇ~…」
「…この下水道無駄にレベルが高くない?…
まさか[アシッドスライム]が居るとか聞いて無いんだが?…」
いつ何処から出て来るか分からないアンデッドに苦戦をしつつ、つい先程も
何とか戦闘に勝利した様子で…と、ここまで連戦だった具合に息を切らし!…
まずは互いが無事である事を確認するよう労りの言葉を掛けて行くと、
一緒に行動をして居る者の一人がボソッと零す!…まるで普通じゃない様な
そんな事を口にする!…と言うのもその出て来るモンスターについて!…
これが出て来る事自体が可笑しい様な事を更に続けると、もう一人が思惑が
外れた!とばかりに言葉を漏らし!…
「…ただ探索するだけで終わると思って居たんだがなぁ…
この周りの様子を見る限りそうは全然行かなさそうだしなぁ…」
それこそ今回は軽いお仕置きだ!と思って居た事を口に!…しかしいざ蓋を開けて
みれば全然そんな事は一切なく、周りは地獄絵図と化しおり!…宛らその光景は
某・心を折るダークファンタジーの1ステージの様子で、となるとそんな様子からは
真面に進めるとは全然思えず!…もう既に心が折れそうになっており!…それに
思わず同調するよう更にもう一人が愚痴を零すよう言葉を口にし始めると、
それでもまだよかった点を続けて話す!…それは少しでも気が紛れるように!と
思い言ったのだろうが!…
「…はあぁ~…あの人のお仕置きって何でこうも…
一癖も二癖もあると言うか…とにかく幸いなのはこの醜悪な光景に対して!…
匂いを感じないって事だろうな?……多分本当に嗅覚も使える状態だったら…
とてもじゃないが進めない様な気がする…」
「…すまんがチャンネルを変えてくれ…
今そんな冗談利ける気がしない…
…はあぁ~…せめてあの人が居たらなぁ~…」
と言うのも改めて自分達の嗅覚が死んでいる?事に良かった!と漏らし…
もし生きて居た場合についてはとてもでは無いがここまで来れて居なかったで
あろう事を語って行くと、寧ろこの話は逆効果だった様子で!…パーティの
一人が想像をしたのか次には止めてくれ!と漏らして行き!…その際疲れた
様子で思わず溜息を吐き出し!…そして更にふとある者の事を思い浮かべ…
居てくれたらなぁ~と完全に心が折れそうなそんな反応を見せて居ると、更に
後続からドンドン同じく疲れた様子で面々達が!…
__コッ…コッ…コッ…コッ…
「…ッ!…灯り?…ッ…丁度!…って、その前に…
おぉ~い、誰かいるのかぁ~?…居たら返事をしてくれぇ~!…」
この時休んで居た者達は簡単ながらも焚火をして居り!…その揺らめく炎を
見て自身のSAN値を回復して居ると、その灯りを見つけた者達が自分達も!と
ばかりに寄って来て!…その際その寄って来た者達の内一人がまず人なのか
どうか?と確認をするよう!…その休んで居る者達へ向けて声を掛け出し!…
安全だったら返事をしてくれ!とばかりに言葉を続けて掛けて行くと、次には
この行為が如何にもよくは無かった様子で揉める元に!…
「ッ!?…バ、馬鹿!!…これでまたあのスライムでも呼ぶつもりか!!…
コッチはもう疲れてんだぞ!?…もう少し考えて行動をだなぁ!!…」
それは大声を出せばまたあの不気味なスライム達が寄って来る!と言う事で、
その寄って来る者達のパーティの一人が声を掛ける者に対して罵倒を口に!…
と言うのも今度は相手にも迷惑を掛けるつもりか!?と言った様子で…何なら
その怒り具合からして他にも色々とやらかしてか信用がない様なそんな雰囲気も
感じられると、更にはいい加減にしろ!とばかりにその者に対してイライラ!…
するとその言葉で更にイライラは伝染する!…
「ッ!!…お前の方がウルセェよ!!…
…疲れたからって声のボリュームまでぶっ壊すんじゃねぇ!!
コッチは気を遣って安全の確認をしてるだけだって!!…」
まるで突如文句を言われた!とばかりに!…ブチ切れた様子でその声を掛けた者が
罵倒する者に喧嘩っ早く返事をすると、声がデカい事を逆に指摘!…何なら続けて
安全確認をしているだけ!と文句を続け!…自分には一切非が無い様な!…
寧ろパーティを気遣っている様なそんな言葉を口にすると、一方でその罵倒する者も
決して負けない!…逆に文句を言い返し始める!…と言うのも何故信用されていない
のか?と言う事を口にすると鬱憤を爆発させ!…
「ッ!!…誰のせいでこうなって居ると思ってるんだ!!!…
勝手に一人で突っ込んで行ってモンスターを馬鹿程連れて来て!!!…
挙句の果て疲れたから休憩しようとしたらまた一人で突っ込んで!!!…
周りの事も考えろよ!!!…勝手に死にたきゃ一人で死ねよ!!!」
「…あぁ…また面倒なのが来た感じ?…もういい加減にしてくれよ…」
もはやただの言い合いではなく喧嘩となり、その声を掛けた者のバッドマナー
振りを大声で吠え!…それこそウンザリ!と言った様子でボルテージも上がり!…
更に喧嘩は当然激化!…一方で巻き込まれそうになっている方としても
ウンザリであり…何ならこれが初めてで無い様なそんなある意味冷静振りを
見せて居ると、とにかく手を出す事無く放置!…ただ嵐が過ぎ去るのを待って
行く!…さてそうして色々と揉めたり思考を放棄しそうになって居ると、当然
その騒ぎを聞きつけてモンスター達も集まり始め!…
__…ヴァアアアァァァァ……ズルズル…ズルズル…ッ!!…
「…はあぁ~…どっちもはた迷惑でしかないっての!!……動けるか?…」
「…動けなくても動かないと死んじゃうでしょ!?…やるしかない!!…」
結果二人揃ってバッドマナー!…別にペナルティは無いのだが!…あの喧嘩をする
二人を見て休んで居た者達が呆れて助ける事を放棄すると、とにかくその場から
逃げる事を選択!…その際自身のパーティに声を掛ける!…それは回復出来たか
どうかについてであり、その問い掛けに対して同じく休んで居た者は首を左右に!…
が、それでも逃げないとヤバい!と言う事は理解しており!…次には素早く立って
その場を後に!…一旦下水道を出ようと考え!…その現場を放置して遠回りで
出入り口に向かい走って行くと、残された方はその集まってきたアンデット達の
襲撃を受ける!…結果満身創痍に陥ってしまう!…さてそんな世知辛い様子が
垣間見れるこの下水道の入り口では、やはり心配になったのかハンドレットと
付いて来たフェルが立って居り!…
「…はあぁ~……ムツさん?…いい加減自分のスパルタ振りに気付いて下さい!…
度が過ぎると本当に内部崩壊を引き起こす事になりますよ!?…
…まぁマナーがなっていない者達に…例えそれが団員であっても!…
ペナルティを科したくなる気持ちは分かりますが!…」
その際下水道に入らなくとも心配そうにその階段の上から入り口を見詰め!…
そして呆れた様子で溜息を吐きつつ!…この時フェルがハンドレットの事を
ムツさん!と呼んで!…今回の件について話し出すと、毎回やり過ぎている様な
そんな事を説教染みながら口に!…と、同時に手心を加える事を更に忠告して
行く!…何なら最悪クランが崩壊する恐れがある事を更に示唆して話す一方、
丸っきり全否定をする様子でも無く!…ある程度罰則が要る事を認めつつ!…
それでもやはりやり過ぎの様なそんな言葉の濁し方をして行くと、ハンドレットも
素直に話しを聞いている様子!…戸惑いながら返事をする!…
「ッ…う、うぅ~ん……い、一応強制では無いんですよ?…
ほら一応大戦前ですし…万全を期して貰わないと!…」
「…ッ?…言っている意味が分からないのですが?…」
この時分かってはいる様子で唸って見せると、ばつが悪そうに腕を組み!…
と、次にはそのフェルの言い分に対して戸惑いながらもハンドレットが言い訳を!…
と言うのもあくまでも強制でない事をフェルに話し!…フェルもそれを聞いて
それはもうペナルティと呼べるのか?と…思わず疑問を持った様子でピクッと
反応をして見せると、静かに首を傾げて悩む!…一方でハンドレットもスッと
フェルに視線を向けると、次にはある事をフェルに向かって話し始め!…
「…それに違反歴で言うと…フェルさんが最多なんですが?…」
「……あれぇ~?…そうでしたっけぇ~?…」
と言うのもフェルの違反行為の数について!…クランメンバーの中で最多!と…
一番の問題児であるようハンドレットが苦笑いをしながらポロッと指摘をして
行くと、その言葉を聞いて今度はフェルがピクッ!と反応を!…次にはばつが
悪そうにそっぽを向く!…その際誤魔化す様にしてすらっとボケたトーンで
返事をすると、今度はその二人が心配そうに見詰めている下水道の入口で異変が!…
__タッタッタッタッタッタッ!!!…ガシャンッ!!…ッ!?…
「ッ~~!!!…ダハァ~!!!…はぁ!!…はぁ!!…」
「ッ!!…み、皆さん如何したのですか!?…」
それは何かが奥の方から走って来る足音が聞こえ!…次には勢い良くその下水道の
鉄格子の扉が開くと、そこから面々が飛び出して来て!…その様子は酷く慌てた
様子で息を切らし!…誰もがその場で倒れそうな位に疲弊すると、そんな面々が
飛び出して来た事にハンドレットとフェルもビクッ!と…そして慌てて駆け寄って
行く!…その際ハンドレットが心配をした様子で声を掛けると、その疲弊していた
者達も二人に気が付くなり状況を訴え!…
「ッ!…はぁ!!…はぁ!!……ム、ムツさん!!…
あんなのお仕置きなんてレベルで済まねぇ!!…あれは地獄だ!!…
ハァ!!…ッ!!…ゲホゴホガホ!!!…ッ~~!!…
…俺達も最初は普通の下水道って思ってたけど!!…
中はもう…腐○谷みたいになってる!!!…」
その疲弊した者達の状態も酷いモノ!…確かに外傷等は少ないものの!…
その表情からは重度の瘴気デバフの症状が見られると、TPの消費も激しく!…
そして今回のお仕置きに関して無理がある!と…息を切らしながら地獄!と
訴え!…下水道の様子をさも某・心を折るダークファンタジーのトラウマ
ステージの様に話して行くと、それを聞いたハンドレットも戸惑いを隠せない
様子で予想外!と驚く!…すると次には隣にいるフェルに声を掛ける!…
「ッ!?…く、腐○谷!?…そんなにですか!?……フェルさん!!…」
「急ぎましょう!!…場合によってはさっきの話が現実に!…」
それはその話を聞いただけで状況を察し、直ぐに下水道に入って行った他の面々を
助けよう!と…その際協力を願うようフェルに声を掛けて行き!…するとフェルも
隣で話しを聞いて居たせいか既にやる気!…もうとっくにその手に剣を握って
待って居り!…ハンドレットの合図を無くしてそのまま突貫の様子を見せて居ると、
ハンドレットもまずはその逃げて来た者達の安全を確保する!…全員を一気に抱き
抱えて階段を登る!…
__ガッシ!!…グワアァ!!!…バッ!!…タッタッタッタッタッタッ!!…
「…ここ等辺ならまだ大丈夫か?…それに日も差している!!…」
__…スッ…スッ…スッ…スッ……クルッ…バッ!!…
そして上の開けた場所にやって来ると、その開けた場所に日の光が差し込む事を
確認し出し!…と、次にはそれぞれ逃げて来た者達を川の字で寝かせて行き!…
日の光に当てる事で瘴気を払い、デバフの解除を試みる!…所謂[瘴気抜き]をして
更に自然治癒力を何とか取り戻せる様にしておくと、次には踵を返してまた
階段の下に!…この時階段を介さず飛び降りて行く!…するとその着地をする際
大男が降って来た事で軽い地響きが起きてしまい!…
__…ダアアァン!!!…スンッ……グッ!!…
「…ッ!…じゃあ!…行きますよ!!…」
別に起きた所で何かが連鎖して起きると言う訳では無いのだが、軽い地響きが
起きる程となると本来足にジィ~ン!とした痛みが走りそうなモノで!…
だがハンドレットは全く気にしていない様子でスッと何事も無く立ち上がり!…
そして今度は準備が出来た!とばかりにフェルへ向かってサムズアップ!…
それこそ見ているかどうかも分からない筈であるのだが!…この時偶然フェルが
振り返ってそのハンドレットの様子を確認すると、次にはその下水道への
格子戸を開ける!…そこから二人揃って腐○谷と称される下水道へと
突撃して行く!…そうして突撃して行き最初に二人が見た物と言うのは、面々を
苦しめたであろうあのアシッドゴアスライムの群れで!…
__ズルズル…ズルズル…ズルズル…ズルズル…
「ッ!?…アッ!…アシッドスライム!?…
こんなの普通、町の下水道に沸く筈がないんじゃ!?…」
と、そんなアシッドゴアスライムの群れを見てフェルが驚愕!…居ても普通は
スライムが限度!と…このアシッドゴアスライムの存在について、とにかく
異常!と言った戸惑いを隠せないそんな反応を見せて居ると、戸惑って居る
フェルを余所に!…追い越す様にしてハンドレットが前へと出る!…その際
その手にはまだ何も持っていないが!…ハンドレットは前に出るなりフェルに
作戦を口に!…
「…とにかく先を急ぎますよ!!…もしもに備えてフェルさん温存!!…
私が道を切り開きます!!!…ッ…アシッドスライムには!!!…」
__ヴン!!…ジャコンッ!!…ゴオオオオォォォォ!!!…
それはハンドレットがタンクとなり、フェルには何か有るのか力を温存するよう
言い聞かせ!…と、同時に腕をまるでバトンを受け取る様に後ろへ伸ばし!…
すると次にはそのハンドレットの手に武器が!…まるで無から創造した様に
取り出して見せ!…次にはその目の前に居るアシッドゴアスライムに向かって!…
何やら水の滴る異様な戦鎚を振り被って行くと、今度は勢い良く戦鎚を振り
下ろす!…さもハンマーゴングが如くハンデレットが技を放つ!…
「力の制覇撃!!!!」
__グオンッ!!…ガッ!!…ブワッシャアアァァァァ!!!!……
この時それは力任せにその戦鎚を振り下ろしただけに見えて行くと、その技が
アシッドゴアスライムに当たる事は無く!…ただ地面にガッ!と音を立てて
ぶつけただけ見えてしまい!…が、当然それだけで終わる筈も無い訳で!…
その叩いた地面から突如水が!…まるで湧き出る様にして溢れて出し!…
次には波となってその眼前に居るアシッドゴアスライムの群れを押し流して
しまうと、そのまま一掃!…直ぐに道を押し開けて行く!…その際押し流して
行った水はいつの間にかスッとその姿を消して行くと、まるで最初から
そんなモノなど無かった様な光景を見せ!…
「ッ!?…おぉ!!…あ、相変わらず爽快な!!…
…でもムツさんもペース配分には気を付けて下さいよ!?…
私その巨体を連れて帰れる自信有りませんからね!?」
が、しっかりその技は視認されている様子で今度はフェルが言葉を口に!…
何なら前にも見た事が有る様子で爽快!と漏らし…しかし次にはその技に
対して使い過ぎは危険!と忠告を一つ!…団員を助ける上でミイラ取りが
ミイラになる事を恐れている事を更に話すと、その際ハンドレットを
連れて帰れない!と言葉を…さも見捨てる様なそんな事を続けて話す!…
するとそんなフェルの言いように対してハンドレットもグッ!と戦鎚を
持ち上げると、大丈夫!とばかりに返事をし!…
「ッ!…分かってますよ!!…
これでもセーブしてしてやってますので!!…ご心配なく!!…」
「ッ!?…あ、相変わらず出鱈目な!!…」
何でもハンドレット曰くちゃんとペース配分を考えて居るらしく、先程の技も
加減をしてアレなのだ!と…まるで自身が脳筋であるよう言葉を漏らし!…
しかもそれを笑いながら言うモノだから!…フェルもそのハンドレットの返事を
聞いて何か改めて戸惑う様なそんな反応を露わにすると、思わず本音を口に!…
更に呆れて戸惑って見せる!…しかしそんなフェルの事など御構い無しに!…
ハンドレットはその戦鎚を肩に担いで先を見ると、フェルに急ぐよう声を掛け!…
「…さぁ急ぎますよ!!…ただの下水道と見て居たのが裏目に!!…
とにかく彼らを救い出さないと!!…」
「ッ!!…あっ!!…勝手に突っ走らない!!!…」
__ダッダッダッダッダッダッダッ!!!…
一応気さくに声を掛けては居るのだが、その際その様子はまるで自責の念に
囚われて居るよう!…今回のお仕置きが自分でも失敗であった事を認めて
言葉を漏らしており!…とにかく救い出す事を先決!…自分一人でも!と
ばかりに更に奥へと勝手に進もうとして行くと、そんなハンドレットの様子に
フェルも慌てて追い駆ける!…そしてハンドレットに文句の言葉を口にする!…
すると二人がもっと奥へと進んで行くと、ここでダンジョンの案内が!…
---------------------------------------------------------------------------------
「バイオシア地下下水道・淀みの薬品廃棄水路」
バイオシアの地下に張り巡らされるよう伸びている下水道。特にここは
上の住宅街の生活排水が流れてくる他、研究所から廃棄となった薬品が
流れ込んで来る為、非常に危険な場所となっている。そしてその流れ
込んで来る薬品次第によっては当然劇薬と化して行き、それは決して
自然分解される事無く下水道を淀ませ、下水道に住み着くあらゆる生物
を死滅させる。そして今となってはそれ以上混ざり合う事のない域に
達しており、見た目からも危険である事が伺えると同時に、これを好む
未知の生物が誕生する混沌と化した場所ともなっている。尚町に誰も
居なくなった事でこれ以上の汚染は無いのだが、浄化される事も無いので
更に質が悪くなる一方となってしまっている。
---------------------------------------------------------------------------------
そこにはその用水路に流れている謎の液体が改めて危険である事、何なら普通の
生物はこのせいで居ない事が書かれて有り!…更にはこれが原因でアシッドゴア
スライムの様な異形が誕生した事も続けて有り!…これら一連の原因は何もかも
あの研究所!と…全てがあの研究所が存在している事がいけない様な事が
説明に書かれて有ると、それを見てフェルがチラッと余所見を…今現在も異様な
様子を見せるマーブル色の液体に目を向ける!…
「…それがこれだと?…だとすれば有り難い情報の様なそうでも無いよな…」
「…とにかく触れなければいいだけです!!…
さぁ、先を急ぎますよ!!…って、何か来る!?…」
と言うのもこの色を見れば分かる!とばかりにフェルが言葉を!…そして改めて
この情報が必要かどうか?と悩んで居ると、一方でハンドレットがアシッドゴア
スライムを押し流しながらガンガン先を進み!…その際ちゃんと付いて来るよう
フェルに声を掛けるのだが、それも次には頓挫するよう!…進む先に何か
スライムとは違う人影の様なモノを見つけて行くと、今度は警戒をした様子で
ハンドレットが足を止める!…そしてその正体を見定め始める!…それは助けに
来た面々ではない可能性を考慮すると、今度はフェルを温存させておいて
良かった!とばかりに何故か安堵して見せ!…
「…ッ!!…これは!!…
…如何やらここからはフェルさんの出番でもあるようですよ!!…」
「ッ!…と言う事は?……ッ!…」
それはその人影の正体に気が付いた様子で反応を!…その際フェルに出番が回って
来た事を告げて行き!…フェルもその言葉を聞いて何か覚えがある感じで返事を
すると、ハンドレットの脇腹から顔を覗かせ先の様子を見る!…そして同じく何か
人影が迫って来ている様子を目にして行く!…と言うのもそれらはまるで助けを
求めるよう両腕を前に伸ばしており、呻き声を上げながら列を成して一直線に
ハンドレット達が居る方へと歩いて来て見せ!…
__…ヴァアアアァァァァ……ヴァアアアァァァァ…
「ッ!…あぁ~…なるほど?…じゃあ選手交代ですね?…」
するとそれを目にしたフェルも次には納得した反応を!…なるほど!と言葉を
零して武器を握り!…ハンドレットの脇腹からヒョコッと姿を現すよう前に
出て来て構えて見せると、その近付いて来る者達の事を睨み付ける!…容赦の
無い様子を露わにする!…その際その近付いて来る者達全てを請け負う様に
言葉を漏らすと、一方でその近付いて来る者達も全く気にしていない様子で
近付き続け!…
__…ヴァアアアァァァァ……ヴァアアアァァァァ…
「…頼みましたよ!…」
呻き声は更にハッキリ!と聞こえ出し!…その姿も遂にアンデットである!と
言う事が明確になると、ハンドレットもそれを見てその場をフェルに任せるよう
言葉を口に!…この時邪魔にならないよう下がっても見せる!…するとフェルも
そんなハンドレットの言葉に対して返事はしないが、頷く反応だけはして見せ!…
と、一方でアンデットも更に襲い掛からん勢いでフラフラ!と近付き!…遂には
いつでも両者の攻撃が届く範囲となってしまい!…フェルがすかさず飛び出し
アンデット達に斬り掛かって行くと、次には奇妙な光景が!…
「ッ!!…ハアアアアァァァァァ!!!!」
__フォンッ!!…ズバッズバン!!……ヴァアアアァァァァ…パアアァァ!!…
その際フェルは勇ましく吠えて足を踏み出すと、剣を振り被りアンデットの一体に
一太刀!…そして続け様に次のアンデットにも斬り掛かり!…計二体を斬った所で
その斬られたアンデットの身体が何故か光に包まれて行くと、次にはその斬られた
アンデット達が完全消滅!…跡形もなく消えてしまう!…本来アンデットを倒すには
神聖武器を使うか属性攻撃で無いと倒せない筈なのだが、事フェルに限っては
そのどちらにも当て嵌まらない様子で!…
「ッ!…相変わらず矛盾して居ると言うか何と言うか…
まぁ助かる事に変わりは無いのですが…」
「…クフッ!…クフフフフッ!!…クハハハハハハ!!!…
アァ~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!…」
と、一方でその様子を見てハンドレットが何かを知っている具合に独り言を!…
それは何かフェルの状態と矛盾している事をポロッと漏らし!…一方で矛盾して
居ると言われている本人は興奮を覚え!…自身の顔を手で押さえてまた狂気に
駆られるそんな反応を露わにすると、今度は高笑いをし始める!…とにかく
テンションを爆発させる!…それは敵を倒す事に快感を覚えるよう悶え出すと、
笑いながら残りのアンデット達に目を向け!…
「あぁ!!…やっぱり敵を斬る時のこの感触!!…たまらない!!!」
「…フェルさぁ~ん?…出来れば程々にお願いしますよぉ~?…
私、フェルさんとは敵対したくないので~?…」
「クハハハハハハ!!!…
アァ~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!…
ヒャアァ~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!…」
もはや何かに飲まれ掛けている様な!…人としての自我が残っているかどうか…
フェルがとても怪しい事を口にすると、そんな様子にハンドレットが呆れた具合で
ツッコミを入れる!…落ち着くよう声を掛けて行く!…それはやり過ぎないよう
お願いをすると、更には過去に敵対状態に陥った事が有るのかそんな言葉を続け!…
が、そんなハンドレットの言葉は届いているのか届いていないか?…未だ悶える様に
して高笑い!…とりあえず標的は目の前のアンデットと言った様子で笑い続けると、
また斬り掛かって見せて行く!…するとハンドレットも覚悟する!…
「…あぁ~…これは覚悟しないとかもですね…」
「さぁ!!…楽しい時間は始まったばかり!!!…
皆纏めて壊してあげるから!!!…もっと私を楽しませて!!!!…」
この時頭を掻き毟りながらまた呆れ、仕舞いには脱力するよう首からガックリと
折れて見せ!…と、一方でフェルのテンションは更に上がった様子で昂っており!…
また一段階狂気に飲まれた様なそんな台詞を口にすると、その身に何か不穏な
空気を!…何やら禍々しい黒い靄の様なモノを纏い始める!…それはマサツグや
モツの使う[魔王覚醒]とはまた違い、こちらは完全に闘気の様に立ち昇り!…
そして決して形を成さずに無形で有り!…一方でフェルが相手にしたアンデット達は
皆やはり跡形もなく消滅!…その際フェルには何が見えているのか?…とにかく
楽しい!と言った様子で嬉々として更に奥へと進んで行くと、ハンドレットも監視を
するよう追跡!…本来の目的を忘れそうになるのであった!…
因みにこの時宿屋でハンドレット達の帰りを待って居るマサツグ達はと言うと…
「…で、呼ばれて来てみればこれは何?…」
「あ、あはははは…」
まずアヤがマサツグ達に呼ばれた様子で宿屋に来ると、そこで大量の野菜が
山の様に積まれて有るのを目にして行き!…と、それら置かれて有る野菜を
マサツグ達が必死に皮を剥いて居り!…何ならシロとハクも手伝って居り!…
アヤもその光景を見てこれは何?と質問をすると、その問い掛けに対して
モツとミサカが苦笑い!…マサツグはアヤが来た事に安堵する!…
「おうアヤも手伝ってくれ!!…量が量だから手分けしないとな?…」
「ッ!…え?…あっ…う、うん?…」
そして徐に何処からかナイフを一本取り出して見せると、その皮むきを
手伝わせる様な!…と、ますますアヤは困惑する羽目になってしまい!…
だがそれでもナイフを受け取り!…自然とその野菜の皮むきに参加を
し出し!…揃って夕食の準備に掛かって行くと、次には何故自分でも
スッと受け入れてしまったのか?…アヤはこれまた悩むのであった!…
0
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過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
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カクヨム様にも投稿しています。
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