どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-

-第七章八十二節 クラマスの責務と要救助者二組目と変わったスキル?…-

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まさかのアンデット特攻を持っていたフェルに戦闘を任せ!…もしもの時に備えて

ハンドレットがフェルに対して身構える事になって居ると、暫くしてその動けなく

なっている面々の一隊を見つける!…となるとここでフェルがハッと正気に返る!…

それはやはり倒れている面々を見ると冷静になる様子で、動けない面々を見つける

なり途端に慌てて心配を!…そしてフェルがその動けない面々に向かい駆け寄って

行き!…するとその面々もフェル達が近付いて来るのを感じるなり!…満身創痍

ながらもその近付いて来るフェル達に向けて忠告をする!…


__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ……ッ!!…ザッザッザッザッザッザッ!!…


「…ッ!…こっちに来ちゃだめだぁ!!…こっちにはスライムがぁ!!…」


それはまるでこっちには罠が在るよう!…体力の限り手を伸ばしながら来るな!と

フェルに叫んで見せると、その理由にあのアシッドゴアスライムが近くに居る事を

口に!…と言うのもアシッドゴアスライムは腐肉を好んで食べる習性が有るらしく、

宛らハゲワシの様に!…ここに迷い込んだ者を瀕死に追い込み!…ジワジワと

嬲り殺しにしてから捕食すると言う!…まさにその最中に遭って居る事をその面々が

叫んでフェルに危険を伝えて行くが、時既にお寿司!…そのフェル達が近付いて来る

足音にアシッドゴアスライムが反応をする!…


「ッ!?…え!?…」


__…ズルズル…ズルズル…


この時その面々の忠告を聞いてフェルが戸惑った様子で言葉を漏らすと、まるで

姿を潜めていた様に物陰からゾロゾロと!…宛ら獲物は渡さない!とばかりに

フェルの前へ群がり始め!…数にしてまだ数体なのだが!…それでも大きさからか

十分壁となり!…その倒れる面々に近付けない様子を露わにすると、そのアシッド

ゴアスライムの出現にフェルも思わず驚く!…そして次には苦虫を噛む表情を

露わにする!…


「ッ!?…クッ!!…ムツさん!!…コイツ等ってアンデット!?」


「…いや多分違います!!…」


それこそ苦しむ仲間達を前にして当然苛立ちを隠せない反応を露わにすると、

その手に剣を持つのだが!…それでもやはり何か迂闊に手を出せない様子で

構えるだけで!…この時後方に居るであろうハンドレットに対して!…

自分でもこのスライム達を薙ぎ倒せないか!?とばかりにアンデットか如何か?を

尋ねて行くと、ハンドレットは悩みながらも否定!…そしてハンドレットも

武器を構える!…その際!…


{…この状況でアレをやれば…

あそこで倒れて居る人達を巻き込みかねない!!…

となると今度はコッチに変えて処理をするか!!…

…多少面倒な事にはなるが!…致し方ない!!…}


__ヴンッ!!…ヴンッ!!…ジャコンッ!!…


ここまで来るに当たってやって来た津波?をやるには範囲が広い!と…最悪面々に

止めを刺す事になるのを危惧すると、他にも方法がある様子で一旦武器を仕舞い!…

この時水が永遠に滴る戦鎚から今度は赤熱した両手持ちのモーニングスターに!…

水の次は火!と…それを手にジッとスライムを睨んで行き!…今にも突っ込んで

行きそうなそんな闘志の現れ様を発して行くと、フェルもそんな背後からの熱?…

異変にピクッ!と…振り返り様子を確認する!…


「ッ!…ムツさん?…ッ!!…」


__ザッ!…ザッ!…ザッ!…ザッ!…


「ッ!!…行くぞオオオォォォォォォォ!!!」


その際何か嫌な予感を感じつつハンドレットの事をムツさん?と、するとそこで

今にも突撃せん勢いを見せるハンドレットの姿を見つけ!…となるとそんな様子を

見せて居るハンドレットに当然フェルは驚き戸惑い!…一方のハンドレットは

そんなフェルの事など御構い無し!…まるで猪が如く!…砂を蹴るよう足を動かし

ウォームアップをして見せると、次には掛け声付きで突貫!…スライムの群れに

向かって行く!…


__オオオオオオオォォォォォ!!!!…


「ッ!?…ちょ!?…」


宛らに何も考えて居ない様子で真正面から突貫!…その際モーニングスターを

射に構え!…スライム達に向かい薙ぎ払う様にしてブンッ!と力強く振り回して

行くと、その勢いは熱波を生み!…更にはフェルをも怯ませて行く!…

と言っても勿論フェルにダメージ等は一切なく、ただ驚かせただけで!…

が、それでも一方のハンドレットはそのまま突っ込み!…某・一狩り行こうぜの

ゲーム宜しく!…溜め技でスライム達を横薙ぎにかっ飛ばすよう一閃すると、

そのスライムの壁を焦がして突破!…一気に蹴散らして見せて行く!…


__ゴアアァァ!!!…ボッジュウウウゥゥゥゥゥゥ!!!!…ッ!?!?…


「ッ!?…はあぁ~…やれやれ…

あの人も何だかんだで危なっかしいと思うんだけど…」


そのハンドレットの一撃がスライム達に直撃した瞬間、水が激しく蒸発する様な

音が辺り一帯に響き!…となるとその音でまたアシッドゴアスライム達が寄って

来そうなモノなのだが、そんな事も無い様子で音は徐々にフェードアウト!…

一方でそんな光景を目の前で見せられて!…満身創痍の面々が驚き戸惑った

様子でその突っ込んで来たハンドレットの姿を見詰めて居ると、フェルもまた

その様子に呆気に取られてしまう!…そしてポソッと人の事が言えない様な

そんな事を口にする!…さてそうして規格外な事をやって色々な視線を浴びている

ハンドレットはと言うと、攻撃の勢いと止める為に自らの屈強な体を使い!…


__グオンッ!!…ダアアァァン!!!……ッ…


「…えっ?…」


それは宛ら回転の勢いを殺す為に四股を踏むよう!…まずはモーニングスターを

肩で担ぎ、一本足でクルクルと回転!…と、その時点でまるで四股を踏む様な

態勢に入って見せており!…次にはズドン!と足を踏み下ろす!…するとそれは

辺りに響く様にして若干揺れ!…これにはまた満身創痍の面々が戸惑い慌て!…

一方のハンドレットはまるで時が止まった様にその四股を踏んだ状態でビタッ!と

動かなくなって見せると、暫く沈黙!…静かにその面々を見下ろし続ける!…

さてそうして動かなくなったハンドレットに当然また戸惑いの目が向けられて

居ると、背後からフェルがスッと近付いて行き!…


__ツカツカツカツカッ!!…パアァン!!!…ッ!?!?…


「ムツさん!!…やるならやるって言って下さい!!!…

吃驚したじゃないですか!!!…しかもただでさえ体が大きいのに!!!…

私まで巻き込むつもりですか!!!…」


真っ直ぐハンドレットへ向かって行くなりその背中へ向けて平手を一発!…

それは狭い下水道内に軽く響き!…ハンドレットのシバかれた衝撃で

若干仰け反る様なそんな反応を露わにすると、三度その一連の様子を見て

面々は戸惑う!…だがフェルは御構い無しに文句を続ける!…と言うのも

いきなり向かって来られた事で驚いた!とばかりに始まって行くと、

巻き込まれそうであった事も口に!…と、一方で漸くハンドレットも

シバかれた事で動きが見られ!…クルッと振り向きフェルに視線を向けて

行くと、コッチもコッチで言葉を漏らし!…


「いたたたた!…だ、だからって叩く事は無いじゃないですか!…

それに緊急を要して居ましたし!…少しくらい大目に見ても!…」


と言うのもハンデレットは先程の張り手が効いた様子で、痛がる様な素振りを

露わに!…と、次には張り手をして来た事に対して文句を口に!…そして先程の

攻撃についても!…このままだと面々が危なかったが故である事を説明すると、

情状酌量の余地をフェルに求めて行くのだが!…フェルはそれを聞き入れない

様子で首を左右に振って見せる!…そして更に文句を続けて見せると、今度は

立場が逆転した様子でハンドレットに落ち着くよう説教をし!…


「それで味方を巻き込んでは意味がないと言ってるんです!!…

…私も強くは言えませんが!…ムツさんは自我がある分質が悪いんです!!…

その点を踏まえて予め声を掛ける等してください!!…」


「ッ!!…ウッ!…す、すみません…」


何でも味方を巻き込んでは意味がない!と…その際自身の暴走についても

出しにするよう!…ハンドレットの方が質が悪い!と話しを続け!…何なら

やるにしても予め何か合図か声が欲しかった事を懇々と反省を促す様に!…

人差し指を立てながらハンドレットにムッした表情を浮かべて見せると、

自身でもそれを正論と感じたのか…次にはばつが悪そうに謝り始める!…

そして二人の間で如何にも奇妙な雰囲気になって行くと、未だ満身創痍の

面々からすればとにかく助けて欲しい!と願うばかりで…


{…え?…なにこれ?…}


{…早く助けてくれないかなぁ…}


__ジィ~~~……ッ!…あっ…


勿論その様子に困惑の表情は必至な訳で!…しかし如何すれば良いのか?等も

全く分からず!…とにかくその様子を見守り!…各々が心の中で困惑の言葉を

漏らして行くと、次には助けて欲しいと言った視線を二人に向ける!…すると

二人も今度はハッとした気付いた様子で反応をする!…さてそこからはある程度

動ける位にまで体力とTPの回復をさせると、ダンジョンからの脱出アイテムを

その救助した面々に使い!…


__スウゥ…パシュンッ!!…


「…とりあえずはこれで良し!!…

さてこの調子だとまだ奥に誰か行ってしまっているのでしょうか?…」


回復した面々はそのアイテムの光に包まれ姿を消し、次には下水道の出入り口に

向かって飛んで行き!…と、まずは一組だけでも回収出来た事にハンドレットが

安堵して見せ!…しかし他にまだ救助者が居るかもしれない事を考慮し出し!…

その有無についてフェルに意見を求めて行くと、フェルもそれを聞かれた事で

徐に腕を組む!…そしてその質問に対して真剣に考えた様子で返事をし出す!…


「…うぅ~ん…可能性は無くもないって感じですね?…

彼らみたいにその対処法を知らなかったら…

この近辺で同じ様な事になってそうですし…

…あっ!…でも[アキラ]さんと[笹団子]さんとか!…

先に行っていそうな感じが!…」


それは何方とも言えない!と言った様子でやはり答えに悩む表情を見せると、

先程助けた面々を例に挙げて話しをし!…と言うのもやはり彼らみたいに

レベルが足りて居ない者達だとあぁなってしまう!と…だがあの宿屋で

そのお仕置きを命令?…されたのはどんな者達かフェルは知らず!…

一体どの手合いの者達がどれ位なのか?…そこも含めて分かっていない!…

不明である様なそんな事を口にすると、続けてふとある連中を思い出した

様子を!…その者達について話をする!…何でもその者達ならちゃんと

レベル相応の動きを見せると、彼らなら奥を目指すかも!と言うのだが…


「…ッ?…彼らは確かあの場に居なかった様な?…」


「ッ!…あっ…そうですか…

…と言うか彼らは我々クランの良心ですから…

お仕置きを受ける様な事もないですね…」


「ッ!…ッ……」


ハンドレットがまず前提としてそのフェルの言う者達が居なかった事を口に!…

それはお仕置きの話を聞いて居ないと言う事であり!…同時にこの場所に居る筈も

ない!と言う事を意味すると、フェルもその話を聞いて途端にシュンと冷静に

なる様なそんな反応を露わに…次にはふとその面々が居ないであろう理由を

自ら零す!…と言うのもそのフェルが名を上げた者達と言うのは、ちゃんとした

常識人達であり!…と、今度はまるで自分達とは違う様な何か負い目を勝手に

感じ!…するとその言葉でハンドレットにも流れ弾が!…何なら若干反省をする

様なそんな態度を露わに!…薄暗い下水道の中で大の大人が二人空しく!…

ポツンと立ち尽くし自分達って…とばかり静かに反省をし出すと、今度は先に

続くと思われる道から!…


__…ッ~~~!!!…ッ!?…


「今のは!?…」


「行きましょう!!!」


突如それは暗闇の向こうから響く様に!…恐らく何者かが呪文を唱えている様子で

一瞬パッと光った様に見えると、反省をしていた二人も気が付いてピクッ!と…

機敏にその光の見えた方へ視線を向ける!…そして見間違いでなかった事を確認

するようハンドレットが言葉を漏らすと、フェルも見たとばかりに先を急ぐ事を

口に!…と、二人揃ってその光の見えた方へと掛けて行き!…徐々に何やら明るい…

若干開けた場所へと出て来てしまうと、そこで更に要救助者達!…仲間の面々を

見つけて行く!…


「…《かの者よ!!…ここは聖域!!…汝に踏み入る場所にあらず!!…

これより忘却!…静かなる場所に眠り給え!!…サンクチュアリ!!!》」


__カッ!!…ヴン!!!…ぱあああああぁぁぁぁ!!!…


「チッ!!…こうもアンデットが多いとは!!!…

おい皆ぁ!!…ここから離れるんじゃないぞ!?…

ここを起点各個撃破!!!…何とかここを切り抜けるぞ!!!…」


そこには神聖魔法と唱える僧侶一人の姿と、その僧侶を背にして取り囲む

面々達の姿が有り!…その際僧侶はアンデット達が寄って来れないよう

光の陣をまずは形成!…見た所範囲としては僧侶を中心に半径1~2mと

言った所か!…そして周りの面々も外に対して警戒しており!…冷静に

各個撃破するよう一人が指揮を執って折れないよう必死に鼓舞し続ける様子を

露わにすると、それに答えるよう周りも必死に歯を食い縛る!…窮地では

あるが良い雰囲気を見せて居た!…


「…いい連携ですね!!…時間は掛かりますが確実性が!…」


「そんな事を言っている場合じゃないでしょ!!…行きますよ!!」


それこそ思わずその統率の執れている様子にハンドレットも思わず感心!…

見ていて安心出来る!とばかりに言葉を零し!…一体何が如何良いのか?を

続けて言葉にしようとすると、そんなハンドレットに対してフェルが

ツッコミの言葉を口に!…早く助けるよう急かして行く!…その際相手が

アンデットと言う事で自らが飛び出して行って見せると、その面々に群がる

アンデットの内一体を不意打ち!…


「…ハアアアァァァ!!!」


__ザシュンッ!!…ッ!?…ぱあああぁぁぁ!!…


勢い良く突っ込んで行っては吠えて見せ!…背後から袈裟斬りに一太刀アンデットへ

浴びせて行くと、そのアンデットは何が起きたのか分からないまま次には前のめりに

倒れ!…そしてそのまま消滅する!…それはやはり謎の光に包まれながらスッと姿を

消して行くと、その様子を見た面々もピクッ!と…まるで見た事が有る!とばかりに

思わずハッと目を見開き!…次にはフェルが助けに来てくれた事を理解!…各々が

安堵すると同時に!…これまたやはり何か警戒をするそんな様子も見せて行くと、

一方でフェルは次々にアンデットを斬り捨てる!…もはや無双状態と化して行く!…


__ザシュンッ!!…ドシュンッ!!…ブワシュンッ!!!…


「…アッハハハハハハハハ!!!!…壊れろ!!…壊れろ!!!…

何故そうまでなっても藻掻き生きるか!?…破壊こそ我が喜び!!…

…死にゆくモノこそ美しい!!!…さぁ!!…

我が剣の前にて朽ち果てるがいい!!!」


この時アンデットも突然の不意打ちに対してあまり動じてはいないのだが、

直ぐには反応出来ない様子で!…結果一方的に葬られる事になって行き!…

フェルもこれがきっかけでまた狂気に!…仕舞いには某・大作RPG三作目の

ラスボスの様な台詞まで口にする!…と、一方でそんな様子を目にして

ハンドレットも警戒をし始めると、静かに武器を変えて行き!…その手に

何やら妙に光沢?いや光りを放つ鈍器を持ち!…まるで水晶で出来ている様な!…

いや水晶その物を鈍器にした武器を手に!…次にはアンデットとの戦闘に

ハンドレットも参戦すると、今度はフェルを巻き込まない様に一掃!…

まるで重戦車ぶりを発揮する!…


__グオンッ!!…ゴシャアァァ!!!…ドシャアァァァ!!!…


「ッ!?…チ、チムマス!?…な、何で!?…

これって俺達へのお仕置きの筈じゃあ!?…」


「ッ!…説明は後です!!!…今はこいつ等の殲滅に専念してください!!!」


容赦の無い振り下ろしや薙ぎ払いがアンデット達へと襲い掛かる!…するとこれまた

その異変に面々が気付いた様子でハッ!と…お仕置きを命令した筈の本人が居る事で

これは如何言う事!?と悩み始め…一体何が起きているのか理解出来ない!と言った

そんな戸惑い様までをも露わにすると、一方でハンドレットもそんな面々の様子に

気が付いた反応を!…今は戦闘に集中するよう忠告をする!…しかしそうは言った

ものの既に大半がフェルの手によって呆気なく葬られると、戦闘はもう終わったと

言ってもいい位に落ち着いて居り!…


__アハハハハハハ!!!…アァ~ッハハハハハハハハハ!!!!…


「…ス、スゴ!!…これがクラマスクランマスターサブマスサブクランマスターの力!?…」


その場ではフェルの高笑いが不気味に響き!…しかしだからと言って更にエネミーが

寄って来る様子はもう無く、そのまま戦闘は無事フェルの手によって収められ!…

一方でハンドレットとフェルが戦闘に加わっただけでこの呆気ない決着振り!と…

これにはその面々達も驚き戸惑い!…改めて二人の実力の高さに驚きを隠せない

そんな言葉を漏らして居ると、ここで二人について何かを知っている者が

ある言葉が!…


「…片や[聖女]でもう片方は[歩く武器庫]だからな…」


「ッ!…え?…せ、[聖女]?…それに[歩く武器庫]って?…」


と言うのもそれは何か二人の通り名だろうか?…恐らく[聖女]と言うのはフェルの

事を指しており、[歩く武器庫]と言うのはハンドレットと言うのが伺え!…しかし

その名前の由来については…まぁ何と無く分かるのだが!…それでもそんな言葉が

出て来た事でその者は戸惑い!…一体如何言う意味なのか?とその言葉を口に

した者に尋ねて行くと、その者は如何言う意味なのか?をその者に話す!…そして

更に戸惑わせる事に!…


「ッ!…あれ?…知らねぇのか?…って、まぁ知らなくても当然か…

ウチのクラマスはスキルに[武器を背負う者ウェポンラッカー]って言うのを持ってて…

サブマスは文字通り[聖女セイント]って言うスキルを持ってるんだ!…

…確か[武器を背負う者ウェポンラッカー]は武器の持ち替え時間を無くして、

更に武器に関するアイテム等の重量制限を無視して所持出来るって言う…

若干壊れたスキル!って言う風に話しを聞いた!…

そんで[聖女セイント]は文字通り聖女って意味で!…

攻撃等に神聖属性が付くって言うこれまた変わったスキルで…

このスキルを持ってジョブが神職系だった場合更に効力をALL倍掛け!…

まさに神職特化のスキルって言う風に話を聞いたぞ?…」


何でも知って居る者曰く、二人は変わったスキルの持ち主であるらしく!…

何ならそれぞれユニークスキルと言った具合に説明して行き!…ハンドレットは

武器庫と話し、フェルは聖女とアンデットを一撃で倒して行くその理由について

説明をすると、その説明を聞いた者は驚き戸惑い!…その落ち着いた二人の姿に

目を向ける!…そしてそんなスキルがある事を知らない!と言った具合に言葉を

漏らすが、次にはふと疑問を感じ!…


「ッ!?…な、何それ!?……ん?…アレでも確かフェルさんって?…」


「ッ!…あぁ~…その事に関しては触れない方が良いぞ?…

何でも本人も気にしてるみたいだから…」


「ッ!…え、えぇ~…」


その際疑問に感じた事と言うのはフェルの今のジョブについて!…言わずもがな

彼女の今のジョブは暗黒騎士で、そのスキルとは全く正反対のジョブである事を

今更ながらに思い出し!…となると僧侶の者が何で?と疑問を思わずまんま言葉を

口に!…すると先程まで説明をして居た者も納得する様な?…しかし次には

その質問に対して忘れろ!と…フェルにとって何か爆弾でもある様なそんな事を

話して行くと、更に僧侶は戸惑う事に!…しかし了承した様子で次には黙る!…

さてそうして助けられた事で各々がホッと胸を撫で下ろすと、次にはハンドレットが

戻るようその面々に声を掛け!…


「…さぁ、ここから脱出してください!!…

お仕置きの件はもう不問!!…地上に戻って休んでください!!…

…我々はもう少しやらないといけない事が有りますので!!…」


「ッ!!…だ、だったら俺達も!!…協力した方が早く終わるんじゃ!!…

それにこの先にはまだ他の連中も向かって行ったし!!…」


何ならお仕置きの件も不問!と解き!…もうここに拘る必要がない事を面々に

説明をしてチラッと先の様子を確認すると、その暗い下水道を睨み付ける!…

更に奥へと進んで行く意思の表れを見せて行く!…するとそんなハンドレットの

様子に面々も途端に戸惑い出すと、一応如何言う事か?を何と無く理解しつつ…

しかしその上でも自分達も協力する事を願い始め!…その際先に進んで行った

他の者達を見た事を口に!…彼らを助けたい様なそんな言葉を続けて行くと、

その話を聞いたハンドレットはピクッ!と反応…嫌な予感的中!とばかりに

返事をする!…


「ッ!?…やっぱり先に進んだ人が居るのですね!!…

…ッ…いえ、これは私の責任です!!…皆さんは戻って!…

明日の大戦に備えて英気を養って下さい!!…

…ちゃんと他の人達も連れ帰りますので!!…」


それはやはり厄介な事になった!とばかりに苦虫を噛んだ様な表情になると、

更に責任を感じ!…と、そして協力を申し出てくれた者達に対してやはり

帰るよう促して行き!…それは決して邪険にしない様に!…気持ちだけ有り難く

受け取る!と言った具合に返って明日に備える事を口にすると、その者達の

心配を請け負う!…必ず連れて帰る事を約束する!…それこそ向き合い

グッ!と拳を握って胸に当てると、某・巨人を駆逐する漫画の様な敬礼を!…

だが勿論そんなハンドレットの言葉に納得のいかない様子でその者も食い下がり!…


「ッ!!…でも!!…」


__ガッ!!…ッ!…チラッ?…


それでも!とばかりにハンドレットへ反論を!…何か理由がある様子で如何しても

付いて行きたい様なそんな反応を見せるのだが、次には背後から肩を掴まれる!…

するとそれに対してその肩を掴まれた者もハッとする!…となると次には振り返り

誰が肩を掴んで来たのか?を確認すると、そこには一緒に戦ってきた仲間が無理!

と言った具合に辛そうな表情を浮かべて首を左右に振っており!…と、同時に

ある者の姿もその反論をする者の目に映り!…


「…悪いけど!…こっちは限界だよ!…

ここまで無理をさせて来たから!…これ以上は!…

それに私達が言っても足を引っ張るだけになる!!…」


「ッ!!…ッ…」


そこに居たのはもう体力の限界!と言った様子で杖を支えに立っている僧侶の姿で、

その肩を掴んだ者もその僧侶の事を気遣い言葉を口に!…と言うのもここまで

来れたのも僧侶のお陰!と話して行き、そんな僧侶に無理はさせられないよう

説得の言葉を続け!…そしてここらが潮時である事を更に説得して帰るよう促すと、

同時に無理して付いて行った場合の話もし!…それはちゃんと客観的に状況が

見れている様子で自分達が邪魔になるであろう事を渋々話し!…と、その一連の話を

聞かされぐうの音も出ない様子!…渋々納得した具合でその場に俯き!…

ハンドレットもそれを見てスッと帰還用のアイテムを一つ取り出して見せると、

その引き留めてくれた者に感謝!…そしてアイテムを渡して行く!…


「…ありがとうございます!…そして私が至らないばかりにスイマセン!!…

…これを使って地上に!!…あとの事は任せて下さい!!…

…必ず!!…必ず連れ帰って見せますので!!……では!!…」


__クルッ!!…タッタッタッタッタッタッタッ!!……


その脱出アイテムを渡す際!…改めて自身の判断が足りなかった事を話し出すと、

その面々に向けて謝罪をし!…そしてこれまた任せて欲しい!と言葉を口に!…

もう一度約束をする様に必ず連れ帰って来る事を話して行き!…次には更に奥に

向けてクルッとフェルと一緒に振り返ると、そのまま怯む事無く進んで行く!…

まるで急ぐ様に駆けて見せる!…さてそうして二組目も助けて更に奥へと進んで

行くと、更にエネミーの数も増え出し!…


__…ヴァアアアァァァァ……ズルズル…ズルズル…ッ…


「…一体どれだけのエネミーがここに沸いて居るんですかね!?…

こんなのが居る上で普通に生活とか!!…正気の沙汰じゃないと思いますが!!…」


そこには某・ネズミーランドのアトラクション待ちか!?とも思える程の

アンデットの長蛇の列!…そして色々と混ざり合ってか更に混沌と化した

色を見せるスライム等!…とにかくそこはもう魔窟と化しているのが

色々と見られる状態であり!…こんな下水道の上でよくもまあ生活が

出来るモノだな!?と…フェルが思わずツッコミを入れずには居られない

様子で呆れた言葉を口にすると、ハンドレットが辺りを警戒しながら返事!…

知らなかったので?と話しをする!…


「…知らぬが仏と言うヤツでしょうか…

…実際下水道に入る際のあの格子戸!…

相当頑丈そうに見えましたしね!…」


と言うのもこの状態を正直に話す様な連中とはとても思えず、何なら気付いて

話をした所で取り合って貰えない!と…その証拠にこの下水道へ入る際の

あの鉄格子が物語っているようハンドレットは話しをして行き!…そして

辺りを見回し戦闘の形跡等を見つけながら!…近くに仲間が倒れていない事を

更に確認しながら奥へ奥へと目指して行くと、そこで奇妙な異音を!…

二人は不気味に感じながら耳にする事になるのであった!…

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暁刀魚
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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

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ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

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HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

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