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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-
-第八章十二節 崩れる体と親子での気持ちと新たな脅威!…-
しおりを挟むマサツグとモツがヴァンドルイドに剣を向けた事で岩の兵士達が動かなくなる…
そしてまるでヴァンドルイドとの別れを惜しむ様に…今居る聖堂から何故か
鐘の音が聞こえると言うタイミングの良い?…出来事が起きて居ると、一方で
その手応えにマサツグとモツが違和感を覚える!…その自分達が剣を向けた
相手に目を向ける!…と言うのも感覚的にはまるで土くれ相手に剣を思いっきり
振り下ろした様な?…とにかく人を斬ったにしては手応えが浅く!…と、二人が
疑問を覚えて居ると、一方ではヴァンドルイド?が言葉を口に!…
「…フッ…フフフッ…なるほど?…
これが英雄と呼ばれた方々の戦い方に御座いますか…」
__ッ!!…ッ…ズポォ!!…ッ!?…
それこそまるで二人の動きを理解するよう言葉を口に!…その際怪しげにニヤッと
笑い!…そんなヴァンドルイドの様子に何か不気味なモノを感じて行くと、次には
相手の言葉など御構い無しに剣を引き抜く!…と、そこで驚くべき光景を目にして
しまう!…それは人を斬った際当然なら引き抜けば血がドバッと溢れ流れ出て来る
筈であるが、ヴァンドルイドからはそう言った様子は全く見られず!…
何なら代わりにボタッと泥が垂れて来る始末で!…
__ボタタッ!!…ッ!?…バババッ!!…
「…ア、アンタ!…一体!?…」
となるとそんな様子に余計な不気味さを感じてしまい!…途端に慌てて二人が
そんなヴァンドルイドから距離を取って警戒をして行き!…一方で明らかに
人間ではない!…一応斬られた事で苦しむ様に!…ヴァンドルイドが息を荒く
肩で呼吸をする様子を見せて行くと、その斬られた傷口に手をやり…庇う素振りを
露わにする!…そしてそんな人間の様な反応をするヴァンドルイドに思わず
マサツグが声を掛けると、ヴァンドルイドもそんなマサツグやモツの反応に
至極真っ当!と言った様子で…
「…さすがの御慧眼で御座いますなぁ?…
…えぇ、怪しまれている通り!…
この体は人間のモノでは御座いません!…」
「ッ!?…え!?…」
ここでヴァンドルイドは何を思ったかマサツグを褒める様に種明かしをし始め!…
その際マサツグの疑問を肯定するよう返事をして行き!…自身が人間でない!…
まるでこの体が作り物であるよう二人に言葉を続けて行くと、そんな返事が返って
来た事でマサツグが驚き!…また緊張状態にへと発展する!…それはまるで自分
自身で無い事から無茶が出来る!と言って居る様に聞こえて来ると、マサツグと
モツは身構え直し!…しかし一方でヴァンドルイドは一体如何言う事なのか?を
説明し続け!…
「…これはあくまでも仮の身体!…私の魔法で作り出し!…
遠方より操作をしている物に御座います!…」
「…その割には何か色々と人間臭い様子が見れるんだが?…」
何でもヴァンドルイドが言うには体は魔法で出来ているらしく、恐らく媒体は
土であろうか?…あくまでも本物の身体ではない事をマサツグ達に話して行き!…
本物はこの場所より離れた所から操作をして居る!と…まるで気遣いは要らない!
と言った…そんな口振りでマサツグ達に説明をすると、それはそれで今度はまた
別の疑問が!…するとモツがその疑問をそのまま直球で質問をする!…と言うのも
攻撃を受けた際の怯んでいる様子がとても演技の様には見えなかった事を口に
すると、ヴァンドルイドもその質問に対して律義に返事を!…
「それに関しては私の神経をこの人形に繋げているからに御座います…
…故にその感触と言うのは手に取る様に…
逆に攻撃を受ければそのまま私にも伝わって来ると言うモノに御座います…」
「…ッ?…何でそこまで?…」
と言うのも本体である自分と人形の感覚をリンクさせているらしく、人間臭さは
そのせいである!と…結果先程の戦闘のダメージもまんま本体に行っている様で!…
となるとまたもや疑問を感じるもので!…何故そこまでして感覚をリンクさせて
いるのか?…この岩の兵士達同様ただ魔法の身で動かせばいい事を思わず言葉で
漏らしてしまうと、その言葉はヴァンドルイドの耳に入った様子で!…これまた
律義に返事を返す!…
「…当然で御座いましょう?…」
「ッ!…え?…」
それはまるで何を言って居る?とばかりに簡単に返事をして行くと、そんな返事を
された事でマサツグ達は戸惑い!…一方で徐々にヴァンドルイドの身体は形が
保てない様子で崩れて行き!…しかしそれでもまだマサツグ達に話がある様で!…
戸惑う二人にまるで道理を説くよう更に言葉を口にして行くと、ヴァンドルイドは
この国において真面!…二人揃って常識人である様に感じさせる!…と言うのも!…
「相手がそれ相応の覚悟を持って向かって来るのであれば!…
こちらもそれ相応の覚悟を持って帰すのが礼儀!…
…まぁそれでも保険と言うモノを取らせて頂いた訳では御座いますが…
せめてと思いこうして人形と感覚を共有!…
今こうしてお二方の前に立って居る次第に御座います!…
…お陰で話も集中して聞いていただけた様子ですので…まずは満足!…」
まるで目には目を歯には歯を!と言った様子で礼儀の話を!…その際今回保険を
掛けた事に関しては失礼であった!と…自身でも反省をするよう言葉を零し!…
それでもこうして真摯に向き合う為に感覚をリンクさせた甲斐が有った事を更に
話すと、最終的に結果を!…自身でも上手く行った事を口にする!…
するとそんな武士の様な事を言うヴァンドルイドに思わずマサツグとモツが
動揺する様子を露わにすると、その最後の言葉で警戒を!…
__ッ!?…ッ……
「…さすがに人形の方が持たない故これにておさらばで御座いますが…
…今度こうして相まみえた時!…その時は人形と言った無粋なモノを使わず…
私自身の姿で貴方方の相手をさせて頂きますので、ご容赦を!…」
何ならその言葉からはまだやる!と言わんばかりの気概を感じ、となるといやでも
身構える事となって行き!…だがその前に人形である体が持たない様で!…
そうして喋っている間にもボトン!と片腕が崩れ落ち!…その腕もそのまま
土くれとなってピクリとも動かない様子を見せて居ると、一方でヴァンドルイドが
別れの言葉を!…今度は本気で相対する旨を伝えて行く!…するとまたその言葉に
合わせてかもう片方の腕もボトンと落ちると、いよいよ攻撃手段が限られ!…
__…ボロッ…ボトンッ!…ボトボトッ…ボロドサアァァ!!………
「……な、なぁ?…結局これは?…」
「…分からない!…分かる訳がない!!…
…ッ!!…とにかく先を急ぐぞ!!…
さっきの鐘がもし正午を意味したモノなら!!…
時間もそう残ってないって事に!!…」
だがヴァンドルイドは攻撃を仕掛けて来る様子をそのまま見せず!…遂には首に
腰と折れて崩れ!…その場でただの土の山が出来上がる事となって行くと、
岩の兵士達も次にはガラガラと音を立て!…ただの瓦礫と成り果てる!…すると
そこは聖堂の中であると言うにも関わらず何故か岩や土の山が置かれて有る奇妙な
映っており!…と、そんな光景を見てマサツグとモツも終始困惑!…結局一体
何だったのか?と…ヴァンドルイドの目的も良く分からず!…ただ時間だけが
無駄に消費された様に感じて行くと、急ぎその場を後にする!…最後の聖堂へと
向かい始める!…
__……ギュムッ!!…ビィ~!!!…ビィ~!!!…
「ッ!?…いやん!…めっかった!!…」
「ボケてる場合か!!!」
さてそうしてマサツグ達が二つ目の聖堂を後にすると、またあの猫の目に
ガン待ちされ!…その際マサツグは見つかった事で突如ボケ出し、モツも
モツで律義にツッコミ!…結果マサツグとモツが一緒に移動している事が
これでバレ!…敵味方共にその映像がまた帝都内に映し出された事で
ギョッとする反応を露わにすると、帝都全体に激震が走る!…誰も彼もが
驚き戸惑う!…そしてそれと一緒にバッとある映像も並ぶ様にして突如
画面が映し出されると、そこには何処かの教会の様な建物の中の様子が
映し出され!…
__…ヴウンッ!…ッ!?…ざわざわ…ざわざわ…
「ッ!…今度は何や!?…」
「…結婚式場?……ッ!?…って事は!!…」
ただでさえマサツグとモツがずっと先を進んで居る!と言う事に戸惑いを
隠せない状態の中!…突如教会の中の様子が映し出された事でまたもや戸惑い!…
この時マサキがツッコミを入れる様に何事!?と言葉を漏らして行くと、一方で
アサシンをしているオリハも言葉を!…その映像を見て同じく疑問を持つ!…
しかしこのタイミングで教会内部の映像が映されると言う事はそう言う事で!…
途端に慌てた表情を!…まるで二つの画面で間に合うかどうか!?と言った
中継がされ!…と、また一方ではマサツグの映像が映った事で!…
ホッと安堵すると同時に!…ムスッと膨れる幼女の様子も見て取れると、大きな
熊がそれを宥める!…とにかく忙しい様子を見せていた!…
__ムッスウウゥゥ~~~!!!!…なでなで…なでなで…
「…ご主人様のバカ!!…またシロお留守番なのです!!!…」
「まぁまぁ!…確かに騙した事もアレやけど…
それもシロちゃんの事を思ってだからぁ~!…」
この時シロは見事なまでにブン膨れに頬を膨らませて行くと、先を急ぐマサツグの
様子をジッと見るなり文句を漏らし!…と、そんなシロをくまさんは逃がさないよう
捕獲しており!…と言うのも襷掛けはくまさん直伝の技なのか?…シロの体を自身の
体に括り付けるようくまさんもおんぶ紐を活用すると、シロの頭を撫でながら気を
落ち着かせる!…その際マサツグの気持ちもそれと無く話す!…と、そんな自身の
姉が縛られている様子を見てハクも思わず!…そっちも気になる具合でチラチラと
視線を向けて行くと、その母親であるグレイスもやはり同じく気になる感じで
チラチラ見て居り!…
__…チラッ?…チラッチラッ?…
{…お、お姉様?…えっとそれはぁ?…}
{し、縛られている!…
ま、まぁあの子が飛び出して行ってしまう事を考慮すれば…しかし!…}
と言うのもハクはまだあの状態になった事がなく未経験であり、何ならあんな風に
扱われている姉を見る事自体初めてで!…そして自分もいつかはあぁ言う風に
扱われるのか?と思わず考え!…興味半分戸惑い半分!…とにかくその状態は
良いのか?と色々と…何か考える様に疑問を感じて居ると、一方でグレイスが
心配を!…と言うのも窮屈ではないのか?と言った様子で見詰めて居り!…
謝って首が締まらないか!…しかしシロの今の状態からこれも致し方が無い
処置なのか?と言った心配をして居ると、その肝心の縛られているシロは未だ
ブン膨れ!…慣れ切って居る様でくまさんの言葉に反発する!…
「ッ!……分かってるです!…分かってるですけど…
…シロだってご主人様が心配なのです!…
またあの時みたいにやられちゃって…動かなくなっちゃったらって!…
…それにシロだって立派に戦えるのです!…それこそご主人の背中だって!!…」
その際反発すると言っても頭ごなしに否定をする訳ではない様で、少なからず
くまさんの言う事もちゃんと理解しており!…しかし子供ながらに如何しても
納得が出来ない部分と言うモノがやはり有り!…その間で自分でも如何にも
出来ない様な!…そんな葛藤の様子を露わにすると、自身の思っている事も
ポロポロと口に!…するとくまさんもその言葉を聞いてシロの気持ちを理解する!…
「…そうやねぇ…心配は心配やねぇ…ましてやこんな状況やもん!…
心配をするのは当然ってモンや!……でもな?…」
それこそその気持ち分からなくもない!と言った様子でシミジミ言葉を口にすると、
今の現状を差し!…と言うのも今は戦争中で確かに現実でないにしろ!…
自分の親が傷付くと言うのは子供からすれば耐え難く!…自身にもそういう経験が
有った事を思い出すと、シロに同調!…しかしそれでも!と話しをする…その際
意味有り気に言葉を口にしてスッと撫でる手を止めて行くと、シロも撫でる手が
止まった事でピクッ!と…
__なでッ……ッ!…ッ?……ッ!…
次には何か意味有り気に手を頭の上に置かれている事でシロもチラッ!と…
くまさんの顔を見上げ出し!…一体如何したのか?と言った具合にくまさんの
様子を確かめて行くと、そこでジッと宙に浮く映像を見詰めるくまさんの顔が!…
マサツグの奮闘ぶりを応援するかの様に!…その映像を見守り続ける母の顔を
目にして行く!…すると一方でくまさんもそんなシロの視線に気付いて居るのか
居ないのか?…親と言う生物について話をし!…
「お父さんお母さんって言うんは!…
自分の子供の事を第一に考えてしまう生き物なんや!…」
「ッ!…ッ…」
と言うのもくまさんが言うにはこれは至って普通の事で、それこそこれは
生物の性である様な!…何なら自身もそうであるよう現在進行形その態度を
見せつつ!…その際言葉を簡単に纏めて!…シロにそう言う生き物であるよう
親について話しをすると、シロもその話を聞いてピクッ!と…そして次には
今までのマサツグの言動を思い出し始める!…それはくまさんの言う通り
色々と嘘が混じりつつも自身を思う行動であった様に感じられると、
シロも納得した様子で若干落ち着き!…と、一方でくまさんは更にそこから
例外の話も!…
「…まぁ確かに一部例外もあるけど…それでも子供が傷付く位なら!…
自分が!!って、なってしまう生き物なんよ!…
それってつまりシロちゃんの事を自分の命以上に大切に思ってるって事で!…
シロちゃんの事を本気で愛してる!って事なんやと思う!!…」
それこそこの例外の話が悲しい話であるよう言葉を口に、だがその話を長々と
続ける筈もなく!…あくまでも例外としてシロに話し!…話を元に戻すよう
また親の話に軌道修正をして行くと、親が子供を守る理由についてこう言葉を!…
愛しているから!と話して見せる!…そしてマサツグが今こうしてシロを
お留守番させている理由についても愛しているから!と…傷付いて欲しくない!と
言う心情を汲み取ってシロへ真摯に話し続けると、シロもその話を聞いて機敏に
反応を!…
「ッ!!…愛して!…ッ…ッ~~~…」
「…それにあの阿呆かてそんな簡単に野垂れ死ぬつもりは無い筈や!…」
この時耳をピクッと動かすなり赤くなって両手を頬に!…宛ら恋する乙女の様に!…
次にはえへえへ♪と笑みを浮かべて体もモジモジとさせる仕草を露わにすると、
今度はくまさんの言葉を部分的に復唱!…照れに照れて悶えて見せる!…
すると一方でそんなシロを膝の上に乗せているくまさんも思わず声もなく笑って
しまうと、次にはもう一つ安心させるよう言葉を口に!…と言うのもマサツグだって
馬鹿では無い!とシロに続けて話して行き!…その際自身では思いっきり阿呆!と
言うのだが!…それでも簡単に死ぬ筈がない!と…まるで歴戦の猛者であるよう
マサツグを立てて話しをすると、その話にシロも途端にハッ!と…そして言葉を
漏らして見せる!…
「ッ!…え?…」
「…だって!…だってこんな可愛い娘を置いて逝く事なんて出来へんし!…
…あの子の事やさかいに!!…意地からでも生き延びて!!…
全員で笑って堂々と勝ちを謳歌したいハズやからな!!…」
「ッ!!…ッ…ッ!!…」
それは突如現実に引き戻されたかの様な戸惑いを覚える反応を露わにすると、
思わずシロはまたくまさんの顔をチラッと見上げ!…そして次にはその意味を
尋ねる様なそんな表情を浮かべて見せ!…しかしくまさんは構わず続けてシロに
ある話しをして行き!…と言うのもマサツグは必ず帰って来る!と…その理由に
ついてもシロにある!と語り…さも絶対に負けない様な事を更に言うと、ジッと
その宙に浮いている画面を見詰め続ける!…するとシロもその言葉を聞いて
ハッとする様なそんな反応をパッと見せると、同じくマサツグが映っている画面を
凝視し出す!…それこそ二人揃って応援をするかの様に熱視線を送る!…
そうしてシロのブン膨れ顔も一旦は落ち着きを見せて行くと、今度は進攻している
オリハ・ハンドレット達の方でも異変が見られ!…
__ワアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!…
「…ふぅ…粗方弓兵の排除は出来たか…」
「…ッ!?…ちょ!?…あ、あれは!?…」
その際オリハが裏で暗躍していたお陰で全軍進軍!…更に進攻を速めて行き!…
徐々にハドンが身構えて居ると思われる広場の方までやって来ると、ここで一旦
休憩を!…と言っても時間が無いので数分の小休止程度で済ませて行く!…
この時チラッと全軍の足並みを確認すると、何とか順調に全体が進んでいる事を
目視して行き!…と、この事からオリハも弓兵の始末が出来た!と安堵しようと
するのだが!…しかしそんなオリハの声を遮る様に足元から声が!…ハンドレット
驚いた様子で突如声を上げて行くと、勿論オリハもその声にビクッと反応!…
ハンドレットに確認を取る!…
「ッ!?…な、なにぃ!?…如何したって!?…
…って、んん?……ッ!?…」
それこそ慌てた具合にその声の聞こえた方へ視線を向けると、何ともない
ハンドレットの姿を見つけ!…となると次には当然何事か!?と言葉を口に!…
しかしその返答を聞くよりも先にある様子を更に見て!…ハンドレットが
何故か驚いた表情でビッ!と…空を指差して固まっている状態を確認すると、
オリハもそれを見た途端に振り返って何を指差して居るのか?を更に確認!…
と、そこで奇妙な影を目にして行く!…
__ッ~~~~~…ッ!?…どよぉ!?…ざわざわ!!…ざわざわ!!…
それはまるで渡り鳥の様に並んで編隊飛行をしているよう見えて行くと、
その内の一羽が何かこちらに向かい落下して来ている様にも見え始め!…
するとそんな影は他の面々にも見えて来出した様子であり!…誰も彼もが
アレは何!?と…勿論の如く警戒をする慌しい状態になって行くと、一方で
オリハはその影に見覚えがある!…そして更に焦りを感じる!…と言うのも
その影を見たのはあの[バイオシア]研究所での事であり!…何ならその影と
対面した事もあり!…
「…も、もしかしてアレって!!…」
「ぜ、全員警戒態勢ええぇぇぇ!!!…
こっちに落ちて来るぞおおぉぉぉ!!!!」
となるとオリハは戸惑った様子で言葉を零し、一方で正体不明の飛行物体に一同も
当然警戒を露わに!…その際ハンドレットが辺りに対して注意を呼び掛け!…
その呼び掛けに対して面々もハッ!と…我に返ってその飛行物体に向かい慌てて
身構える素振りを見せて行くと、一方でその飛行物体は減速をする様子を一切
見せない!…依然ハンドレット達に向かい落下し続ける様子を見せて行く!…
そして落下して来ると言う事は徐々にその飛行物体の姿がはっきりと分かると
言う事で、オリハもそれをジッと見て更に確信を持って行き!…
__ッ~~~~…キイイイイィィィィィンン!!…
「…ッ!?…や、やっぱり!!…」
「ッ!?…な、何ですか!?…オリハさんアレを御存じで!?…」
この時その落下して来るモノはさも飛行機の様な音を立て、その音は更に不安感を
煽りに煽り!…となると不安そうにそれを見詰める者達も徐々に来るであろう
衝撃に備え!…腰を落として防御の体勢を整えて行き!…一方でオリハもやはり
それを見た事が有る様子で!…やっぱり!と言葉を口にすると、ハンドレットが
そんなオリハに気が付いた様子で声を!…オリハにアレは何!?と質問をする!…
その際その落下して来るモノはまるで鳥の様な翼を広げて居る感じに見えて来ると、
その翼を持つモノは如何やら人の形をして居り!…何ならよく見てみるとそれは
女性の影の様な!…そして遠目だが色々と装甲が付いている様にも所々見られ!…
具体的には某・武○神姫の様な!…可憐な女の子がやはりこちらに向かい降って来て
いる様に見えて来ると、次には目の前でその落下して来たモノが翻す!…そのまま
地面には刺さらず強烈な風圧を辺りに放つ!…
__キイイイイィィィィィンン!!!!…ヴワァッサァ!!!!…
まるで獲物に向かい急降下して来た隼の様に!…地面に接触する約1~2m位の所で
グンと一気に体勢を変えると、その勢いと反動でかハンドレット達へ強烈な風圧を
浴びせ!…と、いきなりそんな風圧を受けた事でハンドレット達も驚き怯み!…
とまぁその風圧自体は一瞬なのだが!…それでも何故が長々と怯んでしまうそんな
様子を見せて行くと、怯みが解けたのは数十秒後の事!…と、構えを解くなりその
謎の飛行物体を目にして行く!…するとそこに居たのはまるで某・機動戦士を擬人化
させた様な容姿を持つ女性の姿で、フヨフヨと目の前で浮遊しており!…と、そんな
様子を目にしてこれまたハンドレットは驚き戸惑い!…
「ッ!?…ッ~~~~!!!…
…ッ…い、一体何だって言う!!…ッ!?…」
終いには色々と一遍に起きた事で思考が止まり!…何なら目の前には機械少女?と…
このゲームでは絶対に見ないであろう人種を前に!…一体如何したら良いのか?と
これまた悩む様子を露わにすると、一方でその機械少女はジッとハンドレットの事を
観察!…そして徐にその目をビカッと光らせて見せる!…その際その目の前に居る
機械少女の目にはバイザーの様なモノが付けられて有り!…ハンドレットを
見詰めたままスッと口を開き出すと、何やら望まない展開を言葉に!…
〈…ターゲットヲ補足…
コレニヨリ戦闘シークエンスヘト移行……目標ヲ…排除シマス…〉
__スッ…ヴウンッ!!…ヴンッ!!…
「ッ!?…え?…え??…」
と言うのもハンドレットの事を徐に敵と認識し出し!…次にはその手に円柱の
物体を!…それはまるでライトセーバーの様な機械をその手に確と握って見せると、
案の定その機械からビームの様なモノがミュンッ!と…明らかに文明の違いを
感じさせる!…となるとそんな様子を見せられてハンドレットも更に戸惑う反応を
露わにすると、もうついて行けない様子で言葉を零し!…だが敵は御構い無しに
武器を振り被ってハンドレットへ攻撃!…
__ッ!!…バババッ!!…ギイイィィィィン!!!…
しかしそれを良しとしない味方も当然そこに居る訳であり!…次にはその者が機敏に
動きを見せて行くと、その機械少女と鍔迫り合いを始め!…と言うのもその味方と
言うのはオリハであって!…オリハは普通の武器でも対抗出来る事を知っており!…
慌ててハンドレットを庇う様に間へ入り!…その自身の持つ剣でライトセーバーと
いきなり競って見せて行くと、更に可笑しな光景を露わに!…ハンドレットを
これまた更に困惑させる!…
「ッ!?…え?…えぇ!?…」
__バチィ!!…ヴァチバチバチバチイィ!!!…
「ッ~~!!!…あぁもうバチバチする!!…
ハンドレットさんも動いて!!!…とにかくこの子を無力化!!…」
とにかく目の前で見た事ない物や出来事が起きている事でパンク寸前に陥って
居ると、そんなハンドレットに対してしっかりするようオリハが吠え!…
それこそライトセーバーと鍔迫り合いをする事に慣れていない様子で!…
と、普通は慣れて居る筈も無いのだが…そのライトセーバーと擦れる度に!…
バチバチと火花が散って鬱陶しい!と言った様子を露わにすると、顔を顰めながら
ハンドレットに協力を!…あくまでも無力化を口にする!…と言うのもオリハも
何か思う所があるらしく、まずは捕獲を考え!…
{ッ!!…もし!…
もしこの子もあの研究所で見たあの子と一緒だとするのなら!!…
こんな事を望んでしている筈じゃない筈!!…なら!!…
上手く行けば無力化も!…或いはこちら側に!!…}
それは恐らく本人も望んでこうなって居るのではない!と考え…だとするなら
彼女は被害者!と…戦闘狂のオリハにしては冷静に相手の事を考える様子を
見せて行くと、出来るだけ相手を傷付けないよう消耗!…電力切れ?…或いは
TP切れを狙って行く!…そして無力化出来た所であとで機械に強い人に見て
貰う事も考えて行くが、やはりそうは問屋が卸さない様子でその機械少女も
策を講じ!…
〈敵性反応ノ増加ヲ確認!…本機一機デノ殲滅ハ難シイト判断ヲシ…
周リニ居ル味方ニ援護ノ要請ヲ開始!…〉
「ッ!?…チッ!!…やっぱそう言う事も出来ちゃうのね!?…」
と言うのも単純明快で近くの味方に援軍を要請!…それこそあのルシェッティとは
違うのだが!…何か電波の様な奇妙な音を発して行くと、オリハもそれを感じ取った
様子でピクッと反応!…と、同時に嫌な予感も感じてしまう!…それは直感的に
機械少女が他の仲間を呼んでいる様に感じられると、その様子に文句を言わずには
居られない様子で!…が、次にはここで心強い味方も動き始め!…と言うのもその
味方と言うのはハンドレットの事で!…我に返えるなり目の前の様子を!…オリハが
自分を庇ってくれている事に気が付いて行くと、慌てて声を掛け出し!…
「……ッ!!…ッ!?…オ、オリハさん!?…」
「ッ~~~!!!…クッ!!…何!?…」
「ッ!?…と、とにかく今助けますね!?…」
その際のハンドレットはまるでコンピューターの再起動の様に!…まずはその目の
前の光景でまた驚きを露わにして行き!…思わずオリハの名前を戸惑い気味に
漏らして行くと、オリハもそんなハンドレットの呼び掛けに対して火花を嫌うよう
返事!…忙しい!とばかりに声のトーンで訴えて見せる!…するとそんなオリハの
返事にハンドレットも大変である事を悟って行くと、次にはオリハと共闘するよう
武器を構え!…と、この時同時にそんな魔王軍の方へ近付く影が一つあり!…
しかしその影に誰も気が付く事はなく!…いとも簡単に魔王軍の背後を取られる事に
なって行くと、戦争にそのまま参戦!…更にその場の現状が荒れる?のであった!…
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2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
実家にガチャが来たそしてダンジョンが出来た ~スキルを沢山獲得してこの世界で最強になるようです~
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