どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

-第八章十三節 謎の機影?と機械少女と見たくないモノ!…-

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それは[バイオシア]の方向から飛んで来ると、まずは魔王軍の簡易拠点を捉え!…

が、だからと言ってそれは敵ではないのか本陣にある玉座を襲う様子は全く無く!…

そのまま通り過ぎてデグレアントに直行!…その際こちらでも飛行機の様なキィン!

と言う音を響かせて行くと、その近付いて来るモノに対してシロやハク!…

グレイスもその音や気配に機敏に反応を示して行くと、当然警戒をするのだが!…


__ッ~~~~…キイイイイィィィィィンン…ッ!?…


「こ、この音ぉ~~!?…」


「ッ!?…ちょ!!…シ、シロちゃん!?…」


この時その聞き慣れない音に三人は困惑!…シロとハクは慌てて見せ!…シロに

至ってはくまさんに縛られている事を忘れて居た具合にワタワタと身構えようと

して行くと、くまさんも釣られてワタワタとし!…一方でグレイスも敵!?と

思わず身構え始め!…しかし先述の様にその音はそのまま本陣を通過して行き!…

その際その通過したものの姿にくまさんがハッ!と…何ならミサカにマサキと

同じく!…プレイヤーの面々だけがそれを見た事が有る様子でアレ?と疑問を

持って行くと、各々が言葉を口に!…


「ッ!!…え!?…さ、さっきのって確か!!…」


「ッ!?…な、何であのが!?…」


「ッ!?……今見えたのってもしかして!!…」


その際その通り過ぎたモノの姿と言うのは人型に見え、大きな翼を生やして

いる様に見えており!…それこそ前線で今戦っている者達の前に突如現れた敵!…

機械少女の事は知らないのだが!…それと酷似している事をチラッと目視で

確認して!…身近で見掛けた事も思い出すと、そのまま何もせず見送る!…

ただ見覚えがある様子で戸惑い続ける!…その際特にマサキが一番見覚えが

あった様子で戸惑いの言葉を零して行くと、面識があった具合に嬢ちゃん?と…

一方飛んで行ったモノはそのままデグレアントへと突っ込んで行き!…

そこで最前線であるオリハ達の姿を見つけ!…敵の機械少女と同じく急降下で

その戦闘に参加をすると、当然その突然の助太刀?にオリハ達も驚き!…

そして警戒を露わにする!…


__キイイイイィィィンン……ッ…ギュンッ!!…ヴワァッサァ!!!!…


「ッ!?…ッ~~~~!!!!……こ、今度は何!?…って、えぇ!?…」


「このクソ忙しい時にぃ~~!!!…」


それこそ突然背後から猛烈な風圧が吹いて来た事で驚いて見せると、思わず

その風圧でバランスを崩しそうになり!…が、そこはバランスを崩せば色々と

終わってしまうのでガッツで耐え!…その際相手も同じだった様子でワタワタ!…

ハンドレットもその突然の強襲?で吃驚した具合に!…一旦風圧をやり過ごし

バッと背後を振り返ってその姿を確認すると、その表情を非常に驚いたモノへと

変えて行く!…そして風圧を耐え切った所でオリハが文句を漏らして行くと、

ハンドレットは更に戸惑いの言葉を口に!…


「ッ!?…き、キミは!!…」


と言うのもハンドレットの目の前に居るのはまるでお菊人形の様な…前髪パッツンの

ショートボブの女の子で、そして特徴的な目付きと言うかジト目でハンドレットと

オリハの事を見て居り!…更にはその姿形はどこにでも居そうなギルドの受付嬢の

格好をして居て!…と言うか受付嬢がここに居る事自体可笑しいのだが!…とにかく

その姿は間違い無くあのドラ子本人で有り!…何ならその背中にはまるで某・自由を

象徴するガン○ムのバックパックの様な羽が付いているのが見られると、当然そんな

物が付いている事でハンドレットは目を真ん丸にし!…と、そんなハンドレットなど

御構い無しにドラ子は挨拶をし始める!…


「…魔王軍の皆様、ご機嫌ように御座います…

…マスターのご命令でギルドより援軍を…」


「ッ!?…その声ってもしかして!!…ドラ子ちゃん!?…」


「…はい、ドラ子に御座います……ッ!…」


それはいつもの様に感情が読めない具合で言葉を口に、何ならその表情も変わって

おらず!…と、ここに来た理由についても恐らくアンジュの指示であろうか?…

ただ魔王軍の援軍に来た!と…その話を聞いて当然ハンドレットがこれまた更に

戸惑う反応を露わにすると、一方でその声だけでオリハが誰なのか?を特定!…

本人に名前を尋ねて行く!…するとその問い掛けに対してドラ子もスンと澄まして

返事をすると、次にはそのオリハの様子に気が付くなり静かに近付き!…


__…コッ…コッ…コッ…コッ……ガッ!…


「ッ?!…え?…」


今まさに敵サイボーグ?…アンドロイド?と鍔迫り合いをして居ると言うにも

関わらず、無警戒にスッと二人の方へ近付き!…となると未だ鍔迫り合いを

している二人の間では火花が散り!…が、ドラ子は全く気にする事無く隣を歩き!…

何故か敵に認識されていない様子!…いとも簡単にその敵の隣に移動をすると、

次にはスッと右手を伸ばしてはその機械少女の腕を掴み!…目の前でオリハを

戸惑わせる!…その際何故スッと近付けたのか今から何をするのか?と言った具合に

オリハが言葉を漏らして居ると、次にはもはや衝撃の光景を目の当たりにさせ!…


「出力30%と言った所でしょうか…」


__グンッギュンブワアアァァァ!!!…


「ッ!?…ッ~~~!!!……え?…」


この時恐らく力加減の事を言って居るのか?…三割の力で腕を掴み続け!…

そこから更にまるで合気道のよう一瞬でその機械少女の体をいとも簡単に

持ち上げると、そのまま近くの民家に向かい一気に勢いを付けて背負い投げ!…

機械少女を民家の壁へと叩き付ける!…その際先程まで鍔迫り合いをして居た

オリハも突如力の行き先を失った事で戸惑いふら付いて見せるのだが、

それよりも今目の前で起きた事に動揺が隠せず!…それこそ転けずに踏ん張って

堪えた所で言葉を漏らし!…今何が起きたのか?とオリハも目を真ん丸にして

チラッとドラ子の方に視線を向けると、そこには何かを投げたであろう

ドラ子の姿!…となるとドラ子の向く方には先程の機械少女が宙を舞う!…

そして!…


__…ッ…ドガシャアアァァァァァン!!!……カランッ!…パラパラ……


次にはその機械少女も状態を立て直す事が出来ない様子でそのまま弧を!…

放物線を描いては壁に激突!…その際家の壁をぶち抜く事は無いのだが、

それでも若干減り込んだ様な跡は見られ!…何なら民家の壁際にあった物を

軒並み薙ぎ倒す事となり!…辺りにけたたましい音を立てて行くと、

これまたその目の前の光景にオリハが戸惑いを隠せない様子で言葉を!…

何度も瞬きをして固まってしまう!…


「…え?…」


__………。


そしてそれはハンドレットも同じ感覚になったらしく、信じられない様子で

ドラ子を見詰め!…と、二人の後を付いて来た面々も同じくその光景に

絶句して行き!…いつも頑張って受付をしてくれている女の子!…その子が

まさかのパワープレイ!…今度から怒らせない様に心の中で誓うそんな事を

考えて居ると、一方で相手の機械少女は動かなくなり!…その様子にドラ子も

ポソッと言葉を…


「…いけません…やり過ぎてしまいましたでしょうか?…」


__どよぉ!?……コッ…コッ…コッ…コッ…


それこそ先程三割と言っていたにも関わらずそれでもやり過ぎた!と言葉を口に…

その際反省の色は全く見られず、と言うか表情が固まって居るせいか?…とにかく

スンと澄ましており!…そんなドラ子の様子に各々動揺!…思わず怯む様なそんな

反応を露わにすると、ドラ子もスッと行動を開始!…徐にその動かなくなった

機械少女の元へと歩いて行く!…そして突如起きられたら間違い無く攻撃を喰らう

であろう位置までグッと近付いて見せると、途端にしゃがんではその機械少女の

目に向かいスッと手を伸ばし!…


__…スッ…カチャッ……ッ…


「…マスターの言う通りでございますね…」


と、今度はその目に付けているバイザーをスッと取り外し!…そしてマジマジと

その機械少女の素顔を見詰め!…何かを確認した所でポソッとアンジュの

考え通りである事を口にすると、次にはスッと立ち上がる!…その際その背中は

何か怒りに震える様に見えてしまう!…となるとそんな様子を見せるドラ子に

当然疑問が沸いて来ると、次にはオリハがその言葉の意味について質問をして

行き!…


「ッ!…え?…それっと如何言う?…」


「…皆様…この子達の相手は私が引き受けます…

皆様は構わず進軍を…このふざけた戦争に終止符を…」


何が何だか分からないから説明が欲しい!と…それこそ協力も出来るのなら!…

情報は共有したい!と言った具合にドラ子へ戸惑いながらもそう声を掛けて行くと、

ドラ子はオリハの質問をスルー!…ただこの機械少女達の相手を請け負い始める!…

その際ただ早くこの戦争を終わらせて欲しい事を口にすると、質問の答えが

返って来なかった事でオリハ共々面々は戸惑い!…が、二度も聞ける雰囲気では

当然なく!…と言うのもやはりドラ子が怒りに震えている様な!…何なら何か

先程の言葉からも!…珍しくドラ子の感情が宿っていた様に感じられると、

ハンドレットがオリハに声を!…先を急ぐ様に声を掛ける!…


__…ポンッ…ッ!…ッ…


「…オリハさん!!…先を急ぎましょう!!…

ドラ子ちゃんだって何か事情がある筈!!…

ならば我々が首を突っ込める筈がないです!!…

…今は彼女の言う通り!!…このふざけた戦争に決着を!!…

奴らに引導を渡してやりましょう!!!…」


その際ポンッとオリハの肩に手を置いてワンクッションを挿むと、オリハも

気が付いた様子で振り返り!…と、そこには決意を新たにするハンドレットの

様子がそこにあり!…それこそ意気軒高!と表情を改め!…ドラ子の話を聞いた

様子でこれ以上の詮索は失礼!と…ドラ子の気持ちも考えてお言葉に甘える事を

オリハに言うと、自分達の進む方向を見詰める行く!…それはある意味で空気を

呼んだ方がいい様に態度で示すと、そんなハンドレットの様子を見てオリハも

ハッとしては同じく進むべき先を見詰め!…と、そんな事をしている間にも

予定の休憩時間をオーバーしてしまい!…時間もそこそこにして進軍再開!…

その場にドラ子を置いて行き!…ドラ子に見送られながらオリハ達が先へと

進み始めて行くと、ドラ子は改めてその倒した?機械少女をジッと見詰め!…


「……ッ…まだ…まだ私にはやるべき事が有るのですね…」


__…スッ…カチッ…カシュウゥゥン…ガチャガチャッ…ゴトッ…ギイイィィ…


それはその機械少女の事を知っている様子で…一人何か意味深な事を口にすると、

またしゃがんでその少女の体を弄り始め!…それこそまるでその構造を最初から

知って居る様にいとも簡単に装甲等を外して行くと、遂にはほぼ丸裸!…少女を

レオタードの様な下着一枚の姿にしてしまい!…そして用が有るのはその装甲を

剥いだ少女ではなく!…外した装甲にある!とばかりにスッと手を伸ばして更に

色々と器用に分解をして行くと、そこであるパーツを見つけ!…


__バキョンッ!!…ッ!…ッ…


「…通信ユニットを発見…これを用いて隊長機…

更にその裏に隠れているクソ野郎を探知する事が可能…

…早速シンクロを試みます…」


そのパーツと言うのは頭部の装甲にあった何やら通信機の様な物で、次には

ドラ子がそれを手にマジマジ見詰めながら言葉を口に…それこそまるで誰かに

報告するようボソボソ!と独り言を漏らして行き!…そしてその通信パーツを

徐に自身の額に!…そして何かを探る様なそんな様子を露わにすると、その際

まだその通信パーツは生きて居るのか?…何やら小さく光を点滅させる様子を

チラチラ見せる!…しかしそんな事など当然全然御構い無しに!…ドラ子が

その通信パーツを用いて逆探知をし始め!…


__…ピピピッ!…ヴウンッ!…


〈…621ハ右翼ニ展開…635ハ左翼ニ……敵ヲ殲滅後掃討戦ニ…

…ソノ際可能デアレバ[サンプル]ヲ回収…敵玉座ニ居ル[双子]ヲ奪取…

奪取次第サンプルヲ研究所ニ…〉


すると無事探知する事に成功したのか、次にはログを奪取!…それはつい先程の

機械少女の指示であろうか?…他にも機械少女が居る事が確認出来!…名前はなく

まるで実験機体の様に番号で呼ばれている事が伺えると、更にはその後の彼女達の

行動についても簡単に情報を獲得!…誰も生きて返さない命令が聞こえて来る!…

そしてその情報を発信しているのはやはり若い女の子隊長機なのであろうか、棒読みで

指示を出しているのが聞こえ!…その際更に気になる言葉も聞こえて来て!…

それは如何もシロとハクの事を言っているのか?…[サンプル]・[双子]と言葉が

聞こえ…その命令に対しても何か知っているのか!…ドラ子はその命令を耳にして

ピクッと反応を露わにすると、スッと立ち上がって行く!…そして次にはその通信

ユニットを放棄する!…


「…敵隊長機のログを盗聴する事に成功…

…そしてやはり裏であのクズが居る事も推測…

存在を抹消する事も視野に加入…」


それこそまるでポイ捨てをするよう簡単に放棄!…そしてこの命令にも何か

既視感がある様子で!…何かを思い出す様にしてその覚えのある!…何なら

この命令を出したであろう者の事を口汚く漏らして行くと、更に殺意を露わに!…

徐々に感情的になって見せる!…とまぁ言っても表情や態度に変化は一切

見られないのだが、普段の言動から考えるととても怒りに燃えて居り!…

と、次にはまるでその通信の痕跡が見えて居るかの様にある方向をチラッ!と…


__…チラッ…ッ…


「…発信元はここより北東の方角…地図によれば貴族街区…

これより探索を開始する…」


宛ら方向を確認する様に通信が送られて来たであろう方向をジッと見詰め!…

そして予め記憶をして居たのか!…その方向に何が有るのか?を口にしながら!…

バックパックに推進剤を充填すると、今度はドラ子の身体がフッと宙に浮き出す!…

そして徐々にスゥ~っと上る様にして浮上して行く!…するとそこからは当然

通信の痕跡を追ってドラ子が弾丸の如く飛んで行くと、その姿を見た他の機械

少女達が機敏に反応を示して行き!…


__ギュンッ!!…ッ!!…バシュンッ!!…キイイイイィィィンン!!!…


「…ッ!…後方より動体探知…マークですか…」


勿論脅威!と受け取った様子でドラ子を追跡!…それこそ撃墜しようとその手に

武器を握るのだが、しかし速力はドラ子の方が上で有り!…結果追い着く事が

出来ずに徐々に離され!…と、ドラ子の方でも追手に気が付いた様子でピクッと

反応!…だが相手が自身に付いて来れていない事!…時間が惜しい事から完全に

無視の様子で飛んで行くと、遂には振り切ってしまう!…圧倒的性能差を

見せつけて行く!…さてそうしてドラ子もこうしてこの戦争に参加をし出すと、

ここでトンデモナイ事件が起き!…


__…ブツンッ!!…ザザザアアアアァァァ!!…


「ッ!?…え!?…」


「ご、ごしゅじんさま!?…」


と言うのもくまさんやシロが見守るマサツグ達の画面に乱れが生じ!…画面は

消える事無く残っているが、映像は砂嵐となっており!…マサツグ達の安否が

全く分からない状態にへとなってしまうと、当然その様子にシロとくまさんも

戸惑い!…揃ってマサツグとモツの心配をし出す!…それこそ何か嫌な予感が

感じられると、ただその砂嵐の映像を見詰め続け!…と、一方デグレアント側でも

そんな事態に何故か戸惑い!…それはこんな事初めて!とばかりに!…一番危ない

人物の動向が分からない事で慌てて見せると、その会話もまんまバカでかい声で

聞こえて来て!…


__一体何をして居るぅ!!!!…ッ!?…


「…るっさ!!…ここまで聞こえて来るんかい!!…」


それはまるで自身の部下に当たり散らすよう聞こえて来て!…と、そんな怒鳴り声が

聞こえて来た事で玉座の方でもビクッ!と…そこそこ離れているにも関わらず!…

それでもハッキリと何を言ったのか?が分かった事でくまさんが思わずツッコミを

入れると、シロやハクがそれに同意をするようキョトンとして頷く!…

何ならグレイスも戸惑い気味に頷いてしまう!…それはある意味で仲良くなった様に

各々が反応を見せて居ると、次には帝都の方から爆発音が!…


__…ボガアアアァァァァンン!!!!…


「ッ!?…え!?…」


「こ、今度は何や!?…」


何ならと言うか当然と言うか何の前触れもなく突如発破!…するとその爆発で

また各々が驚き始め!…その爆発の音が聞こえた方にハッと視線を向けて行くと、

そこにはやはり何かが爆発したであろう黒煙が!…空に向かっての伸びて行く!…

となると先程の映像の乱れといいこの発破も要因となって!…何か不安を感じて

しまうと、徐々にマサツグ達が映っていた画面の方にまた異変が見られ始め!…


__ザアアアァァァァ!!…ザッ…ザザッ…ヴウンッ!!…


「ッ!…あっ!…映ッ!……た?…」


「え?……」


と言っても何の事はない異変と言うのも画面が回復して来たのか砂嵐が治まり!…

そして徐々に何が起きたのか?が全貌になり出し!…するとシロも気が付いた

様子で画面を指差し!…注目をするよう皆に声を掛けて行くが、そこで見たモノは

目を疑う光景!…謎の爆発後の跡がそこに映っていた!…そこにはあの爆発に

巻き込まれたであろう兵士達の倒れる姿がチラホラ映って居ると、それに雑じって

姿が確認出来!…となるとそれを見て

シロとハクは途端に絶句!…まるで信じられない様子で画面を見詰め!…

その指差していた手も次にはダランと…力無く落ちてただ放心とする事しか

出来ない様子を見せて居ると、グレイスも困惑を隠せない様子!…次には言葉を

漏らし始める!…


「え?…え?…こ、これは?…一体何が!?…」


「……ッ!…あっ…」


その際当然理解が出来ない様子で慌てに慌てて見せて行くと、ハクを抱えながら

思わずスッと席を立ち!…が、幾ら席を立った所で様子は変わらず!…画面は

ただ倒れるマサツグとモツを映し続け!…次にはその倒れるマサツグとモツに

向かい!…何処からともなく別の兵士達が集まって来る姿も映り出すと、次には

その兵士達はまるでマサツグ達の生死を確かめる様に!…恐る恐る警戒をしながら

近付き始める!…となるとその様子を見て更に戸惑いを覚えて行くと、くまさんが

言葉を!…と、次にはシロとハクがピクッと反応をして見せ!…


__……ッ………


「…シロちゃん?…」


それは途端にガクンと力無く俯き始め、そして二人揃って何も言わなくなり!…

と、そんな様子を二人揃って見せ始めた事にグレイスとくまさんもこれまた

戸惑い!…特にくまさんがシロに声を…それこそ大丈夫か如何か?を確かめる様に

声を掛けると、次にはトンデモナイ様子をシロとハクが露わに!…まるで怒りに

我を忘れる様子を見せる!…この時ハクはバッと機敏にグレイスの腕から抜け出して

行くと、一方でシロもくまさんのおんぶ紐を斬ってしまい!…


__…ズルンッ!!…ッ!?…スッスパパパパ!!!…ッ!?…


「ティナ!!!…ハティ!!!…」


二人揃って抜け出した所で次には一直線に帝都へダッシュ!…この時何かを語る事は

一切無く!…ただその小さな体から身の丈以上の怒りの感情を溢れさせると、思わず

そのシロとハクの様子にくまさんが委縮!…グレイスも慌てて呼び止めに掛かる!…

その際必死に両手を伸ばし二人の本当の名前を口にするが、シロとハクは決して

止まらず!…が、それを良しとしない者も当然居り!…次には思いっきり踏み出そう

とするシロとハクに!…さも刺客を差し向けるようある動きを見せて行くと、二人の

動きをまさかの拘束!…何とか落ち着かせようと図って見せる!…と言うのも!…


__ッ!!…ヒュンッ…ヒュヒュヒュヒュッ…バババッ!!!…


「ッ!?…な!?…」


「こ、これは!?…」


この時動きを拘束しに掛かった者と言うのはまさかの指揮官をして居る

で有り!…ミサカは異変に気が付くなり片手を!…まるで糸を編む様に

軽く指を動かして見せると、次には二人の目の前に突如鎧甲冑を身に着けた

大男を止めに向かわせ!…となるとさすがの二人もその突然の大男の登場に

戸惑いを露わに!…そして二人揃ってその大男の胸に向かって飛び付く事に!…


__ギュンッ!!…ガシャアアァァァン!!!……ガッシ!!…


その際衝撃は相当なモノで!…マサツグみたいな者で無い限り!…うっかり

そのまま食らって死んでしまうと言った事になりそうなのだが、大男達は

そんなシロとハクをしっかりキャッチ!…絶対に逃がさないよう捕縛する!…

となるとまさかの弾丸を耐えた様子にグレイスとくまさんも驚きを露わにして

行くと、一方で捕まった事でシロとハクは猛烈なまでに抵抗をし出し!…


「ッ~~~~!!…放せ!!…放せええぇぇぇ!!!」


「ご主人様を助けるのです!!!…ッ~~~!!!…

何が何でも絶対に!!!…邪魔をしないでください!!!!」


それこそその大男達の拘束から逃れる為に殴る蹴る!…勿論力加減など一切なく!…

まるでメイスで殴られたかの様に強烈な打撃音が響いて行くと、若干鎧甲冑が

減り込む!…しかし絶対にシロとハクを放しはしない!…となるとシロとハクも

文句が止まらない様子で更に殴る蹴るの暴行を繰り出して行くが、それでも拘束が

解かれる事はなく!…と、一方でミサカはそんな暴れる二人の事をジッと見詰め!…

そして何とか拘束で来ている事に安堵して見せ!…次には二人に落ち着くよう

声を掛けて行くのだが!…


「…ふうぅ~……ッ…駄目だよ!!…

何が有っても君達はここを離れちゃいけない!!…

無駄な抵抗は止して!…大人しくお母さんたちと一緒に!…」


如何にもその声の掛け方が不味い様で!…とにかくこの玉座から離れる事を

固く禁じ!…それが相手の思う壺である事を!…さも勝利にだけ執着するよう

話して行くと、それは二人からすればマサツグとモツを見捨てる様に聞こえ!…

となるとそのミサカの言葉に対してハクが猛烈なまでに反論の言葉を口にする!…

それこそあの大人しい様子は何処にもなく!…まるで怨嗟を吐くよう荒々しい

言葉を漏らして行き!…


「ッ!!!…ふざけるなです!!!…先生が目の前でやられて!!!…

放っておけだなんてあんまりです!!!!…

ハク達が助けに行かなくちゃ!!!…先生はまだ死んでいないのです!!!!」


何ならもうマサツグ達を助ける事しか考えて居らず!…その際マサツグ達が

やられたのを見て!…大人しくして居られる筈がない事を訴えると、この間も

当然抵抗を!…しかし拘束は一切溶けない!…まるでそもそもダメージ事態を

受けていない様子でガッチリ二人の事をホールドすると、一方でハクは

更に言葉を!…と言うのもまだ間に合う様な事を口に!…まだ死んでいない!と

必死に訴え!…力の限りとにかく抵抗の意志をミサカに見せて行くと、ミサカも

ミサカでそんな二人に大いに戸惑い!…


「ッ!?…な、何て抵抗力!!…さすがフェンリルって言った所かな!?…」


__……ッ……ッ……


一方でそのマサツグ達が倒れている映像の方はと言うと、遂にマサツグ達の生死の

確認が終わったのか!…それはハク達の言う通りにまだ生きている様子で有り!…

その集まってきた兵士達の手によってその身柄が確保されると、そのまま何処かへ

連れて行かれる様子が映り!…その様子に敵味方の士気の変化が見られ始める!…

ある者達はその連行されるマサツグ達の様子を見るなり慌て始め、救援に向かおうと

動きを!…またある兵士達はその様子を見て戦意高揚!…まるで勝てる兆しが

見えて来た様に!…その場で吠える出し!…自分達も!とばかりに鼓舞する様な

そんな様子が見られると、魔王軍がそれを見て若干引き気味!…何なら戸惑いを

覚えて行く!…しかしそんなマサツグ達の窮地では有るのだが、魔王軍の士気が

下がる様子は決してなく!…


「…皆進めえええぇぇぇ!!!!…絶対に勝つぞオオォォ!!!!」


「このまま進めば!!!…

押して押しまくれえええぇぇぇ!!!!」


と言うのもその連れ去られている様子を様で、

言い換えるならその映像を全く信じていない様な!…誰も彼もがその表情や

様子から心配の[し]も無くただ前へと進み続け!…一方でデグレアント側は

依然として押され続ける事に!…徐々に徐々にとハドンが居る広場の方へと

迫られると、その広場に気絶状態のマサツグとモツが運ばれて来る!…

するとその様子にハドンも徐にニヤッと笑う!…何故なら!…


「…フンッ!!…手こずらせおって!!…

幾ら魔王と呼ばれて居ようとも!!…こうなってしまえば形無し!!…

…おい!!…早速あ奴らに見せてやれ!!!」


__ッ!!…ハハァッ!!……ガタンッ!…カタカタッ…ガコンッ!…


ハドンは如何もこの魔王軍はマサツグのおかげで持って居る!と考えている様で、

その総大将を捕まえた事でもう勝利を確信しており!…となるとマサツグ達を

連れてきた兵士達に次にはこう命令を!…と言うのもその広場にはとても悪趣味な

物が置かれて有り、その置かれて有る物と言うのはギロチン式の処刑台で!…

そのギロチンにマサツグの首を固定するよう顎で指示を!…するとその指示に

兵士達も従って行き!…気絶状態のままマサツグの首をギロチンに固定して

行くと、更に勝利を確信!…ハドンはその場で大いに感情を爆発させるので

あった!…

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王都で「神童」の名をほしいままにしていた少年、ディラン・アークライト(17歳)。   剣を握れば騎士団長を唸らせ、魔法を学べば賢者を凌駕する。誰もが彼を「次代の勇者」と信じて疑わなかった。  しかし、運命の職業選定で彼が得たのは――【遊び人】。   それも、三つの職業スロットすべてが【遊び人】で埋まるという、前代未聞の怪現象だった。 「期待外れだ」 「国の恥晒しめ」   掌を返した周囲によって、ディランは着の身着のままで街を追放される。  だが、かつて神童と呼ばれた彼の「分析力」は死んでいなかった。 『……Lv1なのに、ステータスが異常に高い? それに経験値が分散せず、すべて加算されている……?』  彼だけが気づいた真実。  それは【遊び人】という名に偽装された、この世界の管理者権限(Free-Hander)であり、全職業のスキルを制限なく使用・強化できるバグ技(デバッグモード)への入り口だったのだ。  これは、理不尽に捨てられた元・神童が、その頭脳とバグ能力で世界を「攻略」し、同じく不遇な扱いを受けていた美少女騎士(中身は脳筋)と共に、誰よりも自由に成り上がる物語。 【著者プロフィール】アルファポリスより『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』を出版、オリコンライトノベル部門18位を記録。本作は2月に2巻刊行予定。

おばさん冒険者、職場復帰する

神田柊子
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アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。 子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。 ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。 さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。 生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。 ----- 剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。 一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。 ----- ※小説家になろう様にも掲載中。

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
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俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
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HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

孤児院の愛娘に会いに来る国王陛下

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ルル8歳 赤子の時にはもう孤児院にいた。 孤児院の院長はじめ皆がいい人ばかりなので寂しくなかった。それにいつも孤児院にやってくる男性がいる。何故か私を溺愛していて少々うざい。 それに貴方…国王陛下ですよね? *コメディ寄りです。 不定期更新です!

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