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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-
-第八章三十一節 マサツグ死す?と不穏な怪音とマサツグ達の存在!…-
しおりを挟むそれは呆気ない程にあっさり!と…いつもならそんな展開をマサツグ達が
見せていたが、今回は逆にとばかりに!…となると当然この衝撃の映像を
目にした者達は思わず沈黙!…誰もがその映像を信じられずに固まり!…
青褪め絶句する様子を各々がチラホラと見せて居ると、魔王軍は大いに
混乱をし始める!…その際ある者はこれで終わり?とばかりに敗北を考えて
固まってしまうと、ただ映像を見詰め絶望し!…またある者はとにかく
マサツグ達が死んだ事にショックを受け!…そのまま茫然自失に!…
まるで夢を見ている様なそんな気分になって行くと、しかし一方で当然ながら
戦争は終わらない!…まだまだ続く様子を見せ続ける!…
そしてその絶望をする様子と言うのは!…勿論プレイヤー達だけに限った事では
無い様で、いや寧ろNPC達の方が顕著に慌てたり青褪めたり絶望する様子を
見せて居り!…
「ッ!?!?!?……う、嘘だ!?…嘘に決まっている!!…
こんなの!!…こんなのあり得る筈が!!!…」
「ッ!!…もらったあぁぁぁ!!!」
この時広場から更に攻めて来るよう魔王軍の面々に交じり!…結局リーナも
この戦闘に参加をして居り!…しかしそこでたまたまそのマサツグ達の
衝撃映像を見てしまうと、途端に信じられない様子で青褪めて行き!…
それこそ映像を見詰めたまま固まってしまい…そしてそのまま生きる気力を
失った様にみるみる絶望をして行くと、譫言の様に信じられない!と…
何なら映像自体が嘘である事も呟き始める!…それは宛らまるで夢である事を
願う様に!…だが現実はリーナに余計に夢ではない事を物語り!…
と、次にはリーナの保護者をしているラインハルトがそんなリーナを見つけて
一喝!…
__ッ!?…セイヤアアァァァ!!!…バキイィ!!!……ッ…
「…馬鹿者狼狽えるな!!!……ッ…
今は目の前の事に集中!!…足をすくわれる事になるぞ!!……ッ!!…」
その際助けられた命を無駄にするな!とばかりに緊張感を持たせようと!…
しかしそう言ってもラインハルトもその映像を見た様子で内心戸惑い!…
だがそれでも今は戦時中!と…気丈に振舞うよう今は目の前の事だけに
とにかく集中するようリーナに注意をして行くと、依然として進攻を続け!…
心の中で仇を誓う!…そしてもう一方はあの結婚式場となった聖堂の方で、
同じくその映像を目にして青褪めては現実を受け入れられずに固まって
居る者がもう一人おり!…
「ッ!?…え?…う、嘘…でしょ?…」
__ワアアアァァァァァァァァ!!!!……
その者と言うのはアヤで有り、未だ自身の心に疑心暗鬼!…その際聖堂の前で蹲り…
誰にも干渉される事無くただ一人自問自答をして居ると、そこであの衝撃音を!…
そしてマサツグ達の衝撃映像を目にしてしまう!…となると途端にその自問自答も
如何でも良くなり、次には信じられない!とばかりにその表情は強張り!…
するとそこからはアヤもリーナと同じ様に嘘だ!と言葉を…しかし周りからそんな
言葉に対しての返事はなく!…ただ聞こえてくるのは今が戦時中であると言う!…
雑踏と勇ましい声だけが耳に飛び込むよう入って来ると、余計に何か不安を!…
そして徐々に青褪め始める!…さてそうしてマサツグ達と関係の有る面々が次々に
青褪め絶望すると、一方でそんなマサツグの娘とも呼べる幼女達の様子と
言うのは!…
「ッ!!…な、なに!?…この音!?…
…ッ!…ア、アレは?…」
「今向こうから聞こえました…よね?…でも……ッ?…」
__……んん~~?…×3
奇跡的?にも気が付いていない様子でただ戸惑って見せるだけ!…と言うのも
先程までオリハが孤軍奮闘する様子を見て居た為、肝心の場面は見て居らず!…
しかしけたたましい音を聞いた事でビクッと反応!…そして映像に視線を向け、
そこでドラゴンを模した石像!…それが勝利を確信した様に吠えている様子を
目にして行くと、シロとハクはこれまた揃って同じ反応を…ただただこれは何?
とばかりに首を傾げる!…その際くまさんも一緒になって首を傾げるそんな
反応を見せて居ると、同じ母親でもグレイスは如何にも違う反応を見せて居り!…
「……今の音は!!……ッ…」
__ッ!!…ッ……ッ!!…ッ~~~~!!…
それは音だけで大体の事態を察した様で、しかし特に青褪め絶望する様子等もなく…
ただ心配をする様にジッとその宙に浮く映像をジッと見詰めており!…一方で勿論
ミサカもその映像を見ても尚!…諦めない様子で指揮を執ると、それはマサツグ達を
信じるよう躍起に!…更に敵軍を追い込み続ける!…
さてではそんな衝撃映像が映し出された当の現場ではと言うと、それぞれ三人の
魔術師が漸くマサツグ達に勝てた!とばかりに脱力しており…ヴァンドルイドは
特にもう歳のせいか先程の戦闘で体力がヤバく!…その場で項垂れる様にして
息を切らし!…フィロノマールもその場で膝を!…しかし勝った事でまた悪い
笑みを浮かべて静かに笑いを込み上げて行くと、小刻みに体を揺らす!…
確かな勝ちを確信する!…更にパルメリアも手ごたえを感じた様子でへたり込むと、
ここでハッと気が付いた様子を露わに!…
「…ッ!!…な、何て事を!!…
あの二人を潰してしまってはダグレス様の復活が!!!…
フィ、フィロノマール!!!」
「ッ!……あぁ~…でしたらその辺の兵士を依り代にすればいいのでは?…
デグレアントは数多くの人材が集まる!…
その中で厳選をするのも一つの手とも思えますが?…」
と言うのもマサツグ達を潰してしまった事に機敏に反応!…何故ならダグレスを
復活させるに当たっての依り代をダメにした!と…これではダグレスが
復活出来ない!と慌てて事を考えると、次にはフィロノマールを呼んで行き!…
と、フィロノマールもそのパルメリアの慌てる声を最初から聞いて居た様子で!…
しかし次には興味もない様子で適当に返事!…それこそ別に他にも代用品が
ある様なそんな畜生な台詞を口にすると、パルメリアもパルメリアでそんな言葉に
トンデモナイ返事を!…やはりデグレアントである事を口にする!…
「ッ!!…ふ、ふざけないで!!!…
ダグレス様はあのモツと言う男を御所望なのよ!?…
…それを何の役にも立たない兵士で代用しようなんて!!!…」
その返事と言うのもまずはモツの身体がダグレスの要望であった事を口にすると、
次には自国の兵士をまるで人として見ていない様子で更に続け!…それこそさも
道具の様子に語って行き!…酷く興奮した様子で反論をして見せ!…
また杖を突いて立ち上がり!…フィロノマールのへたり込む処へ歩いて行こうして
見せると、その様子にフィロノマールも静かに溜息を漏らす!…さも辟易とした
様子で呆れて見せる!…さてそうして二人が口論を始めようとして居ると、
一方のヴァンドルイドは未だ息が整わない様子で俯き続け!…
__ゼェ!!…ゼェ!!……ッ…ッ!!!…ゴハアァァ!!!…ッ!?…
と、必死に息を整えようとしている矢先に異変が起き!…その異変と言うのも
ヴァンドルイドの身に!…やはり無理をしていたのか!…途端に気分が悪くなり
次には耐え切れずに吐血すると、一気に噴き出す様にして口から血が溢れ!…
となるとヴァンドルイド自身も驚き戸惑い!…その吐血を目にして自分は
死ぬのか!?と初めて死を予感すると、今度はそれも可笑しくない!と開き直り
始め…
{…ッ……無理はないか…齢90にしてこの大役!…
いや我ながらに良く持った方ではないか!!…
…最後の最後で我が祖国を守り殉死!…国に使える者として!!…
これ程までに名誉のある死はあるだろうか!!……まぁそれでも…
それでも心残りがあるとするなら!!…陛下!…
陛下!!…如何かもうこれ以上!!…これ以上ご乱心の程を!!…}
それは思い返す様にしてスッと目を閉じ、今までの人生で悔いはない!と…
寧ろこの終わり方に対して自身としても満足の行く死に方であるよう考えると、
徐々に体の力が抜け!…が、満足が行っていても心残りがある様で!…
その際陛下!と思い浮かべ…何かやはりある様子でこれ以上心を乱さないよう
願うのだが、そんなヴァンドルイドの死を許さない!…次にはまた違う異変が
起きて行く!…と言うのもその異変と言うのはドラゴンゴーレムの腕から
ヒシヒシと感じられ!…
__……ッ……ッ…
{……ッ!…な、何じゃ?…何じゃこの違和感は!?…}
この時それはまるでとても嫌な予感を感じる様な!…感覚的には今から
目を閉じ寝ようとして居るタイミングで、耳元で蚊がブ~ンとは音を
立てる様な不快感を覚え!…となるとヴァンドルイドも途端にハッと
意識を取り戻し!…勿論辛い所ではあるのだが!…それが気になって
とても安らかに旅立てない様なそんな不安を覚えて行くと、次には
また気を張り始める!…一方でヴァンドルイドの心配など御構い無し!…
二人はやはり口論を堂々始めて行く!…
「大体あなたは殿下に不敬なのです!!!…
あの方は次のこの国の王となられるお方!!!…
そんなお方に対してあなたの態度と言うのは!!!…」
その際パルメリアは前々から感じて居た様子でフィロノマールの態度が不敬で
ある事を指摘すると、もっとダグレスを敬うよう文句を言い!…それこそ
次世代のリーダーとして扱うべき!と怒気を強め…自身の特別な感情も交えつつ!…
フィロノマールの事が気に入らない!と今この時を持って面と向かって話して
行くと、フィロノマールもそんなパルメリアの態度に対して反論を口に!…
何でもフィロノマールとしてもちゃんと考えがあっての行動である事を話して
行く!…
「勿論即位をされた暁にはこの態度も改めましょう!!!…
しかし今の殿下には目に余るものを感じる!!!…
それに陛下もこうおっしゃられて居た筈です!!!…
…より良い王にする為に遠慮はいらない!!…対等であれ!!と…
故に私としても心を鬼にしてあの様な態度を!!!…」
こちらも負けじ!と話の引き合いに現王様であるゼファーの言葉がある事を
上げて行くと、何ら自分は可笑しくない!とばかりに言葉を口に!…
それこそこちらも酷くゼファーの事を心酔している様子で話しを続け!…
パルメリアの文句に対して改めない!と…自身の信念を曲げない様な
そんな言葉を堂々と口にして行くと、二人の間は余計に険悪!…遂には
一触即発の事態にへとなってしまう!…だがそんな事で言い争っている
場合では当然なくなってしまうと、一方で更にヴァンドルイドの不安は
大きくなり!…そしてその不安と言うのは徐々に音となって聞こえ始め!…
__…ッ~~!……ッ~~~!!……ズガガガガガガ!!!…
「ッ!?…じょ、徐々に大きく!?…
…ッ!!…お、お主達!!!…
今その様な言い争いをしている場合では!!!…」
宛らまるで工事現場で聞く様なそんな音が!…具体的にはドリルで穴を掘る様な
音が聞こえ!…当然そんな音を聞いた事が無いヴァンドルイドはこれまた戸惑い!…
更に焦燥感に駆られるそんな様子を露わにすると、次には喧嘩をする二人に
慌てて声を!…異変である事を口にする!…その際うっかり[その様な事]と
口を滑らせてしまうのだが、案の定そのヴァンドルイドの言葉に二人がピクッと
反応をして見せ!…
__ッ!!!…バババッ!!!…
「「その様な事ではない!!!!」」×2
と、二人揃ってヴァンドルイドの方へ振り返ると文句を口に!…それこそ本当に
今喧嘩をしているのか?と言うレベルでシンクロしており!…怒りの矛先も
互いからヴァンドルイドの方へと向けられると、当然怒りの表情を露わに!…
キッとヴァンドルイドを睨んで行く!…となるとそんな視線を向けられた事で
勿論ヴァンドルイドも戸惑う反応を見せるのだが、何度も言うがそんな事をして
いる場合では当然無く!…
「ッ!?…じゃ、じゃから!!!…まだ終わっとらんと言っておるのじゃ!!!…
まだ奴らは生きておる!!!…その証拠に!!!…」
「ッ!?…何を言っているのですヴァンドルイド宰相!!!…
奴らは確実に!!!…」
それこそウカウカとくたばって居る事も出来ない!と言った具合に!…二人の視線に
対して負けじと強く!…睨み返す様にしてまだ終わって居ない事を口にすると、
今まさに聞こえている異音を!…その睨んで来る二人へ耳にするよう文句を言う!…
そして更にまだ生きている事も言うのだが、そんなヴァンドルイドの言葉に対して
フィロノマールは信じておらず!…何なら潰したと信じ切った様子で有り!…
自分の目でもアレは絶対に助からない事を口にしようとするのだが、ここで休憩の
終わりを告げる様に!…今度は聞き逃せない程にハッキリと異音を耳にする!…
__ズガガガガガガ!!!…ピシィ!!…ビシィ!!!…ッ!?!?…
「ッ!?…な!?…な、何だ!?…この音は!?…」
「ッ!!!…イカン!!!…もう持たんか!!!」
勿論その異音はマサツグ達を潰した筈のゴーレムの両腕から聞こえており!…
何かを採掘する音と同時に、何やら不穏な音も聞こえ!…それはまるで何かに
ヒビが入る様にして耳に入り!…当然ヴァンドルイドはその音を耳にして更に
戸惑い!…フィロノマールもやっと音を聞いたのか!…この音は何と慌てる
反応を露わにすると、また一方でヴァンドルイドが覚悟を決める!…
そしてやはりまだ戦闘が終わって居ない事を自覚する!…するとその自覚と共に
次には更にそのゴーレムの両腕にヒビが更には入って行くと、遂には耐え切れなく
なった様子でこれまた衝撃映像が!…
__ピシィ!!!…ビシィ!!!…ビキィ!!!…ボゴオオオォォォォン!!!!…
「ッ!?…な!?…」
「バ、馬鹿な!?…」
言わずもがなその衝撃映像と言うのはドラゴンゴーレムの両腕が大破するシーン
であり!…それは辺りに爆散するよう瓦礫が飛び散り!…その飛び散る瓦礫の中!…
勿論マサツグとモツの二人も一緒になって飛び出して来る様子を見せて行くと、
その様子にフィロノマールとパルメリアも動揺を隠せず!…何ならあれでまだ
倒せて居なかった事に焦りを覚える!…と言うのも彼らの魔法的にはこのゴーレム
こそが自分達の最上級魔法で、これを喰らっても尚生きている事に絶望し!…
「ば、化け物!?…よ、よもやこれを喰らっても尚!!…
尚生きて居られるなど!?…」
__……ズシャッ!!!…グリングリンッ!…フゥ~~……
当然あり得ない!とばかりにフィロノマールは戸惑い続け!…思わず後ろに一歩!…
今自分達が怪物を相手にしている様な気分になって行くと、そんな二人に恐怖の色を
隠せない!…勿論動揺も露わにする!…そしてそれに同調するようパルメリアも
酷く慌てるそんな様子を見せて居ると、一方でゴーレムの腕から出てきた二人は
まるで余裕を見せる様に体を動かし!…それは着地をするなり肩を回す!…
宛ら準備運動にもならない!とばかりに…一息吐きながらその自分達の背中で大いに
強者感を出して行くと、ヴァンドルイドは勿論次の行動を!…また二人を仕留めに
掛かって行く!…
「……クッ!!…ヌゥン!!!……ハアアアァァァァァァ!!!!…」
__…ガゴッ!!…ゴトッ…ゴトゴトッ…ゴゴゴゴゴ!!!…
この時苦虫を噛む様にしてやはり仕留め切れていなかった事に苛立ちを見せると、
徐に大きく柏手を一つ!…そしてまたその場で全身に力を入れるよう力み始め!…
と言うのもこれがヴァンドルイドの魔力の高め方である様で!…次にはまるで
某・かめ○め波を撃ち出しそうな!…そんな勢いでまた大きく声を発して行くと、
そのマサツグ達がぶっ飛ばした腕に変化が!…瓦礫が宙に浮いて動き始める!…
それはさも元の形に戻るよう大破した腕の方へと飛んで行くと、恐らくその部分で
あったであろう位置に止まり!…と、徐々に徐々にと瓦礫がどんどんと集まって
行き!…
「ッ!?…嘘だろ!?…ぶっ壊したのに再生もするのか!?」
__…ッ!…ぷよんっ…プルプルッ……ッ…
となるとこれにはマサツグ達も動揺を隠せず!…またあの固い腕を破壊しなくちゃ
いけないのか!?と…再生している事実にマサツグが勘弁してくれ!とばかりに
零して見せると、一方で隣ではモツが冷静に分析!…急にゴーレムの動きが何故
良くなったのか?を観察する…するとそのモツの目にはとても興味深い様子が!…
と言うのもそのゴーレムは岩だけで構成されて居ると思っていたのだが、如何やら
他にも色々と仕掛けが有った様子で!…その仕掛けと言うのは関節にスライムが
大量に使われているらしく!…そしてそんな芸当が出来そうなモノはただ一人!…
パルメリアが手を貸した事でゴーレムの性能が増している事を理解すると、更には
火を噴き出したのもフィロノマール!と…次に次に性能を看破する!…
そうしてそれらを見て踏まえた上で改めて注意が必要である事を感じて行くと、
マサツグに注意を促し!…
「…寧ろここからが本番!って考えた方が良さそうだな!!…
関節にスライム!!…広域のファイアブレス!!…
更には当たり判定のデカい腕!!…本腰を入れるか!!…」
「ッ!…はあぁ~…さっきので草臥れたんだが?…」
その際改めて確認が出来た事を口にして行き!…動きが機敏になったのは
スライムのお陰!と…ファイアブレスも吐く様になった事!…オマケにまた
腕も再生した事で手が付けられなくなる事をマサツグに話すと、マサツグは
ゲンナリとするよう言葉を!…それこそ先程の脱出劇で疲れた事を漏らして
行く!…だがそのマサツグの様子と言うのは言う程ガックリと折れている
様子は感じられず、寧ろ心成しかワクワクとしている様に見えて行き!…
__…ウズッ…ッ!!…ッ~~~……
{…やはり楽しんでおられる様に見える!…
だとすると心を折るのは到底不可能!!…
…それに先程はあの炎が有っての奇襲が出来たが…
…さて如何やってこの方々を叩き潰すか?…}
__ゴゴゴゴゴ!!!…ガゴンッ!!…ッ…
ゴアアアァァァァ!!!!…チャキッ!!…
何ならこの状況をまるで楽しんでいる様に見えてしまい!…と、そんなマサツグの
様子に気が付いたのかヴァンドルイドも勿論警戒!…それそこ先程は不意を
突けたから!と…ヴァンドルイド自身もここからが本番である事を理解すると、
一方でドラゴンゴーレムの両腕の修復を終えて行く!…そしてマサツグ達に
向かって身構えて見せる!…そして互いに向き合い構える様子を見せて居ると、
これまた一方ではまだマサツグ達が生きている事を受け入れられない様子で
慌てる者が!…
「あ、あれでまだ死なないなど!!…この様な事が!?…」
「ッ!!…そ、そんな事を言っている場合では!!…来ますよ!!」
その慌てる者と言うのもフィロノマール!…イレギュラーな事が起きたので
パニック状態に!…それこそ神経質の様な戸惑い様を露わにすると、一方で
隣ではパルメリアが言葉を!…と言うのもこちらは若干慌てて居ながらも
冷静になり!…それはやはりあの霊峰にて一度対峙した事が有るからか?…
とにかく慌てている場合では無い!と…あの時の様な冷静さを今になって
取り戻した様に注意をすると、フィロノマールもハッ!と…少しだがパニック
状態を落ち着かせる!…さてそうして仕切り直す様にして双方が構え直す
様子がまた映像として映し出されると、そのマサツグ達の脱出劇を目にした
他の者達は!…
「……な、何だ…あれ…」
「も、もう…本当に化け物の域なんじゃねぇのか!?…
…て、てかぁ…一体如何やったらあんな化け物染みた!…
ビ、ビルドが出来るって言うんだ!?…」
「…本当に俺達と同じ…普通のプレイヤーなのか?…」
やはり信じられない様子でこれまた違うパニック状態に!…その映像に映った
脱出劇がまるで漫画やアニメの様に見えてしまい、それが何か現実味が無い様に
感じられ!…まぁゲームの中なので当たり前ではあるのだが!…とにかくそれが
信じられない事を考えると、次には本当にマサツグとモツを化け物扱い!…
その二人の鍛え方から疑問を持つ!…それこそどうやればあんな化け物に
なれるのか?と言った疑問を持ってしまうと、次には本当に自分達と
一緒なのか?とまるでチーターの様に考えてしまい!…が、幾ら考えた所で
答えは出ず!…その一方でこれまたマサツグ達が生きていた事に、酷く驚きを
露わにする者もおり!…
「ッ!?…マ、マサツグが生きて!?…ッ…ッ~~~!!!…」
「ッ!!…フッハッハッハッハ!!!……そうでなくてはなぁ!!…
あの者達が早々簡単に死ぬ様なモノか!!…
逆境を乗り越える力を持つ事がまさに英雄!!!…
…となると!!…我々もあの者達に負けては居れんなあぁぁ!!!!」
それこそ感極まり次にはボロボロと泣き出す始末!…と言うのもリーナはマサツグが
生きていた事に歓喜し出し!…またその場から動けなくなる様なそんな感情の
荒ぶり様を見せて行くと、一方でラインハルトもそれを確認して次には笑い始め!…
と、今度はさすが!とばかりに言葉を漏らし!…と言うのも内心ショックを
受けつつも、やはり心の片隅で生きて居る!と…マサツグ達の生存を信じていたが
故のラインハルトなりの喜び様で!…となるとそんなマサツグ達の脱出劇を目にして
看過された様に!…現在敵に囲まれている状況ながらも!…自分もここで活躍する!
とばかりに大いにやる気を見せて行くと、その感情の昂り様だけで敵を威圧!…
さすがの貫禄を露わにする!…と、そんな脱出劇の様子と言うのは他でも影響を
与えて行き、モツが死んてしまったと思い込むアヤもそれを見てハッ!と…
「ッ!?…ッ!?!?…モ、モツ!?…え!?…
そ、そんな!!…だ、だってさっき!!……ッ!!…」
{…あ、あれ?…な、何で私こんな?…
マサツグも無事なのに…如何して?…}
映像からの衝撃音を耳にしてハッと顔を上げて行き!…と、そこで何事もなく
体を動かす二人を見つけ!…二人の無事を喜ぶ!…と言うより驚き!…
何よりモツが生きている事に心の底からホッとすると、そこで更にアヤは
その自身の感情にピタッと疑問を!…何故モツが気になったのか?に戸惑いを
持つ!…と言うのもその画面には勿論マサツグも映っているが、何よりモツが
映っている事に安心感を覚え!…となるとまるで自身が薄情なエルフの様に
思えてしまい!…あの魔剣の事といい…更に自身の心に対して何か難解なモノを
抱いて行くと、チネットもそんなアヤの感情が見えているのか?…不可視状態
ながらも心配をする!…そして更に話しは飛んで本陣に!…ド派手な登場を
した様に見えるマサツグ達の様子に、シロとハクは大喜びの反応を!…
「「ッ!!…おおおぉぉぉ~~~!!!」」×2
「ッ!?…な!?…ッ!?…」
宛ら戦隊物のアニメを見ている子供の様に大興奮!…くまさんとグレイスに
それぞれ未だ抱えられながら!…その映像を見て二人の活躍に驚きを隠せない
そんな表情を浮かべて居ると、グレイスもその様子を目にして大いに戸惑い!…
次にはその宙に浮く映像に誰よりも噛り付く様子を見せて行く!…
その際さすがに二人が死んだとまでは思っても居なかった訳ではあるが、
しかしそれでもほぼ無傷の様子に動揺を隠せず!…何なら目を見開き何かの
見間違いでは!?と目を疑う始末!…だが幾ら見直してもマサツグ達は無傷!…
そのしぶとさに更に驚く!…と、そんな息子達の様子を目にしてくまさんも
シロを抱えたまま映像を凝視すると、思わずこんな事を口に!…
「…はえぇ~…こんな事まで出来るんかいなぁ~!…
…いやさすがに私には無理やろうけど…
それでもヒロやお父さんならやりそうな…」
「ッ?!…え?…えぇ!?…」
と言うのもあれならオリハやマサキにも出来そう!と…サラッとトンデモナイ事を
口にして行き!…まるで自分達の家族があの同じ化け物である様なそんな事を
ポロッと漏らすと、それを聞いたグレイスはこれまた驚き!…と言っても自分も
やろうと思えば出来る訳だが!…それでも自身の中の仮説!…冒険者=化け物説が
更に濃厚になった様なモノを感じると、くまさんを凝視!…何者!?とばかりに
口も開く!…さてそうしてグレイスが一人カルチャーショック?の様なモノを
またもや感じてしまって居ると、その驚きを生んだ現場の方では!…
「…相変わらず狙うのは術者三人?…」
「…と、行きたい所なんだが…
ハッキリ言ってそう簡単に襲う事が出来るのかな?って…
なんせ目の前にはこのデカ物が居る訳で!…
そしてその動きも機敏になったと来たモンだからなぁ?…」
改めて三人の術者を相手にするに当たって二人が作戦会議をしており!…
その際勿論相手の動きに注意をしつつ!…前のままの方針で攻めて行くのか?と…
マサツグがモツに指揮を任せるよう確認を取ると、その話にモツが難色を示し!…
如何にも悩むそんな表情を浮かべて見せる!…と言うのも本当はマサツグの
言う通りに前のままで攻めたい所ではあるのだが!…先程やられた事を加味すると、
それも難しく感じてしまい!…となると先にこのデカ物を如何にかした方が
良い様に感じる訳で!…だがこんなデカ物を相手にするとなると、やはり色々と
面倒!と感じる訳で…と、煮え切らない様子を見せており!…マサツグとモツが
揃って戸惑う反応を見せて居ると、一方で先にドラゴンゴーレムが動きを!…
改めて二人を排除しようと拳を振り上げて行くのであった!…
0
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ファンタジー
スキルが全ての世界。
十歳になると、成人の儀を受けて、神から『スキル』を授かる。
スキルによって、今後の人生が決まる。
当然、素晴らしい『当たりスキル』もあれば『外れスキル』と呼ばれるものもある。
聞いた事の無いスキル『クエスト』を授かったリゼは、親からも見捨てられて一人で生きていく事に……。
少し人間不信気味の女の子が、スキルに振り回されながら生きて行く物語。
一話辺りは約三千文字前後にしております。
更新は、毎週日曜日の十六時予定です。
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