どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

-第八章七十六節 凶王第三形態?と本気のマサツグ!と城からの観客?-

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ディマイオスが放つ瘴気は更に濃く、そして辺りを飲み込むようにして

侵食して行き!…更にはアンジュからの謎の忠告とボイスチャットと!…

見事に混乱を極める事となって行き、他面々も何故アンジュがその様な

忠告が出来るのか?と思わず疑問を感じてしまうと、もはや統率等と言う

次元ではなく!…ただただ現場は混沌と化す!…

しかしその一方で変わらぬ様子を見せる者達もやはり少なからずおり、

シロとハクは未だマサツグに対して静かに祈りを捧げて見せ!…

更にはくまさんやグレイスも居ても立っても居られないと言うか!…

シロとハクと同じ様に!…マサツグが勝つ事を信じ祈りを捧げる様子を

露わにすると、それとは裏腹に!…ディマイオス?の周りで妙な変化が

見られ始める!…


__ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!…ズッ!…ズッ!…


「ッ!?…が、瓦礫が!!…瓦礫が吸い込まれて行ってる!?…」


それは色々と暴れていたせいか!…辺りには大小様々な瓦礫が所狭しとまでは

行かないが、ゴロゴロと戦いの激しさを物語る様に転がっており!…

と、そんな瓦礫は当然ちゃんとした地面に無造作に転がっている訳なのだが、

可笑しな事に独りでに浮遊をし始め!…ディマイオスが放つ瘴気の中へと

吸い込まれる様に姿を消すと、静かに物音を立てなくなる!…

何か不気味なモノを感じさせる!…と、そんな様子を見てマサツグもより一層

これは何!?と言った具合に戸惑って見せると、その瘴気の中では稲光の様な

モノが突如見え出し!…


__…ピカアァ!!…ピカアァァァ!!!…ゴロゴロゴロゴロ!!…


「っ!?…な、何だって言うんだよ!?…一体何が如何なって!?…」


「それよりもさっきのボイチャ?…念話は何だったんだよ!!…

…死んじゃいけないって一体!?…」


宛らその瘴気は黒い積乱雲の様になって!…となると辺りに不穏な様子を

見せる事に!…下ではそんな瘴気の塊を見て面々も戸惑う反応を見せると、

同時に先程のアンジュのボイチャに対しても疑問の声を上がる!…

まさに不安に不安が重なる事態となってしまう!…そして色々な疑問が

それぞれを苛む様にとにかく不安感を煽りに煽ると、一方では更にその

瘴気の方では徐々に不可思議な事が起こり始め!…


__ゴゴゴゴゴゴッ!!!…ゴゴゴゴゴゴッ!!!……ボコォ!!!…


「ッ!?…ッ…」


__ボコォ!!!…ボコオォ!!!…ゴゴゴゴゴゴッ!!!…


それは雷鳴轟く様な音を立てると、次にはその瘴気の積乱雲の内側から!…

突如腕の様なモノが突き破る様にして生えて来て!…具合を確かめる様に

何かを握る様なそんな様子を見せ始めると、マサツグもそれを見てさすがに驚く!…

と、同時にフッと直ぐに次の展開を予想する!…因みにその出て来た腕と

言うのは恐らく人間のモノであろう様子が伺えると、その一本だけでなく

二本三本と増え始め!…しかし全体像は未だその積乱雲の中であり!…

マサツグも若干の焦りを感じつつ!…

ここは様子見とばかりにスッと刀を握り込むと、その積乱雲に向かい斬撃を一つ!…

牽制の一撃を放って行く!…


「……ッ…フッ!!…」


__バシュンッ!!!……ッ…


まるで抜刀術の様に目に留まらない速さで刀を振るうと、さもシロ達が

やっているカマイタチの様に!…と、そのマサツグが放った斬撃はスッと

積乱雲を切り裂く様に!…中へと沈む様に姿を隠し!…

そこから何の反応も無く、マサツグも空振りに終わったか?と諦める様子を

見せようとすると、途端に積乱雲が藻掻く?様にして身を捩る?…

とにかく普通ではない反応を露わにすると、同時に声の様なモノが

聞こえて来て!…


〈っ!!…ぎいやああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!…〉


「ッ!?…え?…普通にダメージが通る?…だったらこのまま押せば!…」


それは尋常ではない勢いで悲鳴を上げる様な!…まさに断末魔の模範例とばかりの

声であり、マサツグもそれが遅れて聞こえて来た事に思わず驚き!…

しかしこれでダメージが通る事は確認された訳で有り!…となると余計な事が

起きる前に!…今の内に潰してしまった方が良いのでは?と考えて行くと、

一度改める様に刀を納刀!…一気に片を付けるよう身構え始める!…

しかしそれももう遅い!とばかりに次にはバッ!と、姿を隠していた瘴気は

晴れて行き!…


__ッ……ヴワッサアアァァァ!!!!……ッ!?…ッ!?!?…


「…ッ…ッ~~~~!!!!…

グオオオオオアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!」


その際そこで姿を現したのは五体満足なディマイオスの姿で有り、しかしその体は

とても歪で!…と言うのも体の至る事から瓦礫片が!…間違いなく吸収したであろう

そんな様子を見て取れると、もはやその姿は神と言うか悪魔と言うか!…

とても生物とは呼べない異形なモノとなっていた!…この時一応辛うじて

まだ人の形は保っているが、腕は四本と阿修羅としても中途半端なモノであり!…

と、その背中からは翼も大きな物が生えて居り!…いや生えていると言うか

放出していると言うか!…分かり易い所で某・髭ガ○ダム!…禁忌とされている

技を放っている様な!…しかしそれはとても綺麗なモノでは決して無く、非常に

禍々しいモノとなっており!…まるで怨嗟を糧として居る様に見えるモノで!…

と、一方でディマイオスは徐に身を丸めて体を震わせ!…そして今度はバッ!と

発狂するが如く仰け反り天に向かい轟く雄叫びを上げて行くと、これまたまるで

某・竜退治のゲームに出て来る技の様な!…一帯にダメージを与えつつ怯ませに

掛かる!…


「ッ!?…な、何だ!?…これあぁぁぁ!!…」


「ッ~~~!!!…痛い痛い痛い痛い!!!…

耳を塞いでるのに痛いぃ~~!!!…」


__ッ…ッ~~~~!!!!…


それは幾ら耳を塞ごうが貫通して行き、ジワジワと嬲られる様にして

ダメージを負ってしまい!…となるとそんな祈る者達も一気に減り!…

マサツグのパワーもそれに比例して下がって行き!…

シロ達に向かい伸びていた光の線も急に細くなるそんな様子が

見られて行くが、しかしそれでも必死に耐えながら祈りを捧げる者達もおり!…

辛うじてマサツグのパワーが切れる事を防いで行く!…

因みシロとハクはもう無我の境地に至っているのか、全くその雄叫びを

モノともせず!…しかしダメージを喰らってしまう事までは如何にも出来ず!…

ジワジワとこちらも追い込まれ!…耳から若干ながら出血する様子が見られて

行くと、マサツグもそれを察知した訳では無いのだが!…

すかさず次には攻撃を始める!…


「ッ!!…チッ!!…ギャンギャン喚いてんじゃねぇ!!!」


__バシュンッ!!…ズバアァン!!!…ッ!?…ッ…ッ~~~~!!!……


その際五月蠅い!とばかりに文句を漏らしながら抜刀術を繰り出して行くと、

また斬撃を飛ばし!…と、それはまた目にも止まらない勢いでディマイオスへ

飛来して行き!…しかしその狙いは若干ズレ!…本来首を狙った筈が、軌道が

逸れてディマイオスの左腕一本を斬り飛ばして行くと、ディマイオスも途端に

ビクッと反応しては叫ぶのを止め!…途端に怯む様子を露わにする!…

そして斬られた腕を右手で抑えるそんな様子を取って見せると、次には歯を食い縛り

マサツグをジッと睨み始め!…この時もはやそこに人の面影は感じられず!…

マサツグもそんなディマイオスを睨みながら!…コイツを相手に出来るのは

自分しかいない!と自覚をすると、ディマイオスに挑発!…左手に鞘を握りながら、

腕を伸ばして手でクイクイッとやって見せる!…


「…来いよ!…相手をしてやる!…

尤も?…テメェに俺が倒せるかどうかは知らねぇけどな?…」


__ッ!!!…グオオオオオォォォォォォォ!!!!…ボゴボゴボゴボゴッ!!…


その生意気な態度に上から目線!…当然ディマイオスもまだ若干ながら

自我があるのか、途端に挑発に乗り出し!…と、もはや当たり前の様に

斬られた腕も再生させ!…次にはマサツグに向けて怒りの雄叫び!…

しかし今度のはダメージを喰らう程ではなく!…面々もその激しい雄叫び?から

解放された事でハッとすると、途端にその雄叫びが聞こえた方に視線を!…

するとそこで今にも襲い掛からんとするディマイオスの姿を見つける!…


「ッ~~~!!!……ッ!!…ッ!?…

な!?…ほ、本当に何が起きて!?…」


「馬鹿野郎!!!…ンな事を言ってる場合か!!!…

…今は!!…今は少しでも力になれる事をするんだよ!!!」


そこには先程までとは打って変わっての化け物の姿!…当然そんな化け物に

誰もが驚きそして慌て、ならもう怒涛の展開にこれまたついて行けず!…

となると戸惑いを言葉を漏らして困惑を露わに!…しかしそんなモノが

出て来ても直ぐに声を!…もはや指揮など必要とせず!…

誰もが助け合う様にして一致団結の様子を見せ始めると、慌てながらも

今出来る事を指示!…この時手本を見せる様に祈り始める!…

そしてそんな様子を見せる仲間に一度はその戸惑う者も更に困惑する様子を

見せるのだが、それでも次には真似をし始め!…一方のマサツグもそんな

ディマイオスに対してスッと身構える素振りを取って行くと、今度はまた

目の前で瞬間移動をして見せ!…


__…シュンッ!!…ッ!?…


「…四季刀剣術…秋ノ太刀・終式…落葉ノ型……ッ…[千秋烙せんしゅうらく]!…」


と、またいきなり消えた事でディマイオスは戸惑いを露わに!…

そして突っ込んで行く事を中断し!…途端にマサツグの姿を探すよう

辺りを急ぎ見回し始めると、次には何処から声が!…それは間違いなく

マサツグの声で聞こえて来る!…その際マサツグは恐らく技の名前を

口にしたのか、四季刀剣術!と漏らし…と、その声が突如聞こえて来た事で

ディマイオスも更に機敏に反応を示し!…だが幾ら辺りを見回そうが

何処にも無く!…となると次には焦りを見せると言うか何と言うか!…

未だのっぺらぼうながらも戸惑うそんな様子を露わにすると、

マサツグは突如姿を!…ディマイオスの頭の上より現れて見せる!…


__シュンッ!!…チャキッ!!……ッ…ヒュウウウゥゥゥ……ッ!!…ッ!?…


マサツグがディマイオスの頭の上より姿を現した時点でもう攻撃の構え!…

それは頭の上から奇襲を仕掛けるよう!…納刀状態で落下し始め!…

その勢いに身を任せて眼下に居るディマイオスに対してスッと刀を

抜刀し出すと、問答無用で斬り掛かる!…と、同時にディマイオスも

ここでハッと気が付いた反応を示して行く!…それは音でピクッと

反応をした様子で、慌てた具合に自身の頭上を見上げて行くのだが!…

しかし当然気が付いた時には時既にお寿司!…もう眼前にまでマサツグは

迫って来ており!…鞘から刀が放たれるそんな瞬間を目にして行くと、

次にはもう地獄を見る事に!…視界が真っ赤に揺らめき染まって行く

そんな様子を目にしてしまう!…


「…遅い!…」


__ッ…ゴアアアアアアァァァァァァァ!!!!…ッ~~~~!!!!…


その際マサツグもディマイオスが反応した事に気が付いて行くと、

冷静に一言言葉を漏らし!…と、そこからは怒涛の攻めを展開して見せ!…

まるで某・鬼退治の漫画の様に!…刀身に炎を纏わせ目にも止まらない

無数の連撃を放って行くと、宛らその様子は大気圏を抜けて来た隕石の様に!…

独特の炎の形を模して見せる!…そしてそれを受けてしまったディマイオスも

何も出来ないまま抑え付けられるよう喰らい続けると、声にならない声を上げ!…

が、次には途端にガッツを見せる様に抵抗を露わに!…


__ッ~~~!!!…グオッ!!…ガキイイィィン!!!!…


それはもう直ぐで地面に叩き付けられる一歩手前と言った所で!…

マサツグはそのままディマイオスを地面に叩き付け、滅多斬りにして

トドメを刺そうとして行くのだが!…しかしギリギリのところで

ディマイオスはマサツグの連撃を無理やり弾き!…と、その反動で

逆にマサツグを空へと吹き飛ばし!…まさかの反撃にマサツグも驚き!…

若干戸惑う様なそんな反応を見せるのだが、だからと言って冷静さを

失う事は一切なく!…次には弾かれた所で空中で受け身を取って見せる!…


「ッ!?…ほぉ?…」


__…ッ…クルンッ!……ッ…


その際マサツグはさも慣れた様子でクルリと身を翻して行くと、いとも簡単に

姿勢を整え!…そして向かって来るかもしれないディマイオスへスッと視線を

向けて行き!…と言うのもそれは当然警戒をする様に!…いや寧ろ来い!と

言った挑発的なジッと睨む様子を露わにすると、案の定ディマイオスは反撃に

打って出るのか!…ディマイオスも土壇場で何とか受け身を取って見せる!…


__ギュンッ!!…グルンッ!!…ビタァ!!!…


「ッ!?…うおおぉぉ!?…」


と言うのも面々の頭上から約1~2mと言った所で!…何とかマサツグの

攻撃から復帰すると、次には耐える様にして踏み止まり!…

となると間近にディマイオスの踏ん張るケツがある様なモノになり!…

ふとそれに気が付いた者が驚き慌て!…急ぎその場所から這ってでも

逃げる様子を露わにすると、一方でディマイオスはそんな逃げる者には

目もくれない!…ただ宙に浮いているマサツグへ視線を向ける!…

そして何ともなっていないマサツグの様子にこれまた怒りを覚えて行くと、

また感情に任せて吠えて見せ!…


__ッ~~~~!!!!…グオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!…


その際ディマイオスはこれまた体を硬質化させる事が出来るのか!…

マサツグから受けたダメージはと言うと、一応そこそこ効いている様子で!…

そしてその証拠とばかりに火傷の様な斬られた跡が体中に残ってはいるが!…

その傷跡も両断とまでは行かず、深々と斬られた程度でまだ五体満足!…

そして徐々にまた再生能力でその傷を癒し始め!…次には完全に癒える前に

グッとマサツグに身構えて行くと、この時その四本の腕にそれぞれ魔力を

溜めてまた武器を生成して見せる!…それこそ四本それぞれで別の武器を

握り出す!…


__グッ!!…パアアアァァァ!!!…バシュンッ!!!…


「ッ!!……ッ…おいおい…ちゃんと扱えんのかよ?…」


右手に剣と杖をそれぞれ握ると、左手には槍と鈍器をそれぞれ握り!…

何なら武器を生成するのに然程時間も掛かって居らず!…体感にして約10秒程度か…

四つの武器を同時に作り!…マサツグに威嚇をするようグッと構える様子を露わに

すると、マサツグもそれを見て若干驚きを見せるのだが…次には小馬鹿にするよう

言葉を漏らす!…となるとそんなマサツグの言葉を聞いて当然ディマイオスも

怒りの咆哮をまた上げると、瞬間マサツグに向かい突貫し始め!…


__グオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!……ギュンッ!!!…


「ッ!…また同じ事の繰り返し…」


この時やはり目の前から消える様にして一気に加速!…しかしマサツグには

その姿が見えて居る様で、ディマイオスの動きを目で簡単に追い!…

そしてまた同じ様に愚直な攻撃!と馬鹿にすると、カウンターの構えも

見せ始め!…そして向かって来るディマイオスに集中して行き!…

また同じ様にあしらうかのようジッと深くは考えず…ただ向かって来る事を

待ち構えて見せると、次にはディマイオスが奇行に!…あっとマサツグを

驚かせる!…


__キイイィィィン!!!…ビタッ!!…ッ!?…


「ッ!?…何!?…」


それはマサツグの攻撃範囲にギリギリ入らない辺りで突如ビタッと動きを

止めると、宛らフェイントを掛ける様な行動を取り!…と、それは余りにも

不自然な急停止振りを見せるモノで!…その際マサツグも引っ掛かりはしない

のだが、予想外の動きに思わず戸惑い!…何ならここに来てディマイオスが

突如成長を見せ始めた事で、思わず固まってしまいそのまま咄嗟に動けなくなり!…

それこそ動揺を口から漏らす事に!…となるとその動揺を聞いてか!…

ディマイオスも途端に反応を示すようまた動きを見せ始めると、マサツグに

向かって襲い掛かり!…


__グオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!…ギュンッ!!!…ッ!!!…


それこそディマイオスもチャンス!とばかりにまた勢いを付け直し!…

感情を爆発させる様に吠えながら!…マサツグへ剣や鈍器を振り上げて行くと、

それはもう型など関係無しに本能の赴くままに!…とにかく武器をやたら滅多ら

振るい始める!…宛らそれは単純なる暴力と言った所か!…力任せに鈍器を振るい、

体力の続く限り剣でマサツグを追い込み続け!…が、だからと言ってマサツグも

そのままやられる筈も無い訳で!…


「ッ…させるかよ!!!」


__スゥ…ッ…ドガガガガガガガガガガガ!!!!…ッ!?!?…


次にはマサツグも向かって来たディマイオスに対して勿論応戦を開始!…

その際刀をもう一本抜刀して行き!…真正面から受けるのではなく!…

刀の耐久力も考えて受け流す様にして全ての攻撃を防ぎ始めると、

それはまるで激しい連打戦の様な!…恐ろしい衝撃音が空一杯に響き始める!…

となるとそんな様子にまた下に居る面々も戸惑う様なビクッとした反応を

露わにすると、途端に空を見上げ始め!…と、見上げるとそこに在るのは

連打戦をしているマサツグとディマイオスの姿が有り!…そうなって来ると

これまた面々は驚き戸惑いを露わにして行き!…この化け物染みた戦いは

一体何!?と言った!…衝撃をまた各々が絶句しながら受けていると、

そこに突如ある人物達が…シロ達の元へとやって来る!…と言うのも…


__シュンッ!!…ッ!?…ッ!!……カラコロ♪…


その者はマサツグと同じく瞬間移動が使える様で、突如シロ達の目の前に

現れて見せ!…と、いきなり人が現れた事で近くに居る面々は勿論驚き!…

次には一体誰なのだ!?と…戸惑い慌てながらも直ぐに臨戦態勢を整えて

行くと、警戒の色を見せるのだが!…しかし今度は何か見覚えがある様子で

躊躇ってしまう!…その際瞬間移動して来た人物も着地をするよう下駄の音を

少し鳴らすと、次には自身の目の前に人が立っている事に気が付いて行くと、

こちらも面識が有るのか!…途端に慌てた様子で質問をし始め!…


「…マサツグは!?…マサツグは何処でいるのでしょうか!?…」


__ッ!?…ッ!?!?…オロオロッ!!…オロオロッ!!…


何ならその人物をよく見てみればその正体はフィロで有り!…

この時フィロはとにかく慌てた様子を見せ!…目を合わせるなり

ハッと縋り付く様にしてマサツグの居場所を聞き出すと、

縋り付かれたミサカの騎士の傀儡が思わず動揺!…

傀儡でありながら人間らしい挙動を見せる!…すると一方でふと

くまさんもそれがフィロである事に気が付くと、確認をするよう

フィロを呼び!…と、同時にそのフィロの口調が変わっている事に

また思わず疑問を感じてしまい!…


「フィ、フィロちゃん!?…って、その口調は?…」


「ッ!?…お、お義母様!!…マ、マサツグは!?…」


となると次には関係は無いのだがその事を口に!…するとフィロも途端に

耳をピクッと反応させると、今度はくまさんの存在にハッと気付き!…

と、また途端に騎士から離れてそのままくまさんの方へと流れて行き!…

また縋り付く様にして慌てて見せ!…先程の傀儡と同じくマサツグの

居場所について尋ねて行くと、そのフィロの必死具合にくまさんも思わず

戸惑ってしまう!…それこそ返事に困って見せる!…そしてマサツグの

居場所についても当然知っては居るのだが、そのフィロの必死具合からか

出て来た言葉は戸惑いのモノで!…


「ッ!?…え!?…え、えぇ~っとぉ?…」


と言うのもこの時そのフィロの様子にも戸惑ってしまい!…

何故ならあのいつもの花魁らしい派手な様子は無くなっており、そこに居るのは

可憐な乙女と変わった狐耳の清楚な女性で!…と、いつもと違うギャップに

面を喰らい!…宛ら女性と初めて話しをする初心な中学生男子の様に!…

思わずタジタジとした微妙な反応を露わに!…言葉がしどろもどろで思う様に

出て来ないそんな様子も見せて居ると、一方で瞬間移動をして来たのは

フィロだけではないのか!…あと三人が姿を見せる!…


「…ッ~~~!!!…タタタタタ!!!…

ちょ、ちょっとぉ!!…もう少し丁寧に運びなさいよ!!!」


「ッ~~~!!!…そ、そうだぞ!?…

ゼファー様の身に何か有ったら如何するつもりだ!!!」


その内一人が何処かを打ち据えた様子で動きを見せると、次にはフィロに対して

文句を口に!…するとそれに便乗して更に文句の言葉が飛び出す事に!…

その際その者はゼファーと言う者を心配しており、この移動の際に怪我をしたら!…

或いは悪化したら如何責任を取る!?とばかりに!…こちらも何処かを打った様子で

続けて見せると、そんな二人に陰に紛れて無言で体を起こす!…二人とは明らかに

体の大きさが違う者が動きを見せる!…しかしそんな二人の反論等フィロは聞く耳を

一切持たず、次には逆に文句を口に!…


「ッ!!!…あぁ~もう、今はそれ所ではありませんでしょうに!!!…

…と言うより!!…何で一緒について来てしまったのですか!?…

ここに来てしまったら余計にややこしく!!!…」


「……ッ!?…え!?…い、今!!…ゼファーって!?……ッ!?…」


その文句も聞いてみる限りフィロが連れて来た訳では無い様で!…

さも勝手に付いて来たのはそっち!のばかりに…オマケに誰か付いて来ては

イケナイ人物が居る様に更に漏らすと、時既にお寿司!…

次にはミサカがふと思い出す様にして言葉を漏らし!…

その名前に聞き覚えが有るのか!…いやあるに決まっている名前を聞いて

当然の様に戸惑い様を露わにすると、次にはその傀儡の影に隠れている

人物達を確認!…と、そこで女性二人!…男性一人が陰に隠れているのを

見つけて行く!…その際その見つけた人物と言うのは、言わずもがなアヤと

バルディアナとゼファーで!…と、ゼファーは当然敵軍の総大将で!…

その総大将が何故!?と…これまた勿論の様に慌てる反応を取って見せると、

その肝心の敵総大将は徐に空を見上げ!…


「…ッ……ッ!!…あ、あれは!!…」


「ッ!…え?…ッ!?…ア、アレは!!…」


するとそこに居るのは当然戦っているマサツグとディマイオスの二人の姿で!…

この時それがあの幼女とは!…ディマイオスとは分かって居らず!…

見た事の無い異形の者に!…思わず驚く様なそんな反応をして見せると、

次にはその他三人もハッ!と視線を…特にフィロが戸惑って見せる!…

と言うのも先程からの様子を見る限り、マサツグが心配で飛んで来た様で!…

と、マサツグが得体の知れない化け物と戦っている事でとにかく戸惑い!…

一方でミサカは警戒を密に!…と言うのも今目の前に敵総大将が居る訳で!…

今ここで自分が倒せば!…一先ずはこの戦いに終止符が打てる事を考えると、

直ぐに傀儡を操り包囲をし始め!…


__……スッ…ッ…ザッ!…ザッ!…ザッ!…ザッ!……ガチャンッ!!!…


「ッ!?…な、何を!?…」


それこそ相手に悟られないよう人形術!…すると騎士の傀儡達も途端に機敏に!…

宛ら隊列を組む様に!…ゼファーとバルディアナを中心にかつ手早くアヤの安全も

確保すると、この素早い動きにバルディアナもハッ!と…だが気が付いた時には

既に完全に包囲される!…そしてこの状況に対して勿論戸惑い様を露わにすると、

ミサカもミサカでそんなバルディアナの様子に対して当たり前!とばかりに反論を…


「何をも他にも無いでしょ!?…今はまだ戦争中!!…

そしてその総大将が目の前に居るとなったら!!!…」


「ッ!!!…クッ!!……この数!!…そしてこの威圧感!!…

…せめてゼファー様だけでも!!…」


勿論言い分は敵である!と…その際これを絶好のチャンス!と言う様に!…

何が何でも仕留める!とミサカなりの気概を見せると、バルディアナも

そのミサカの様子を見てか!…途端に焦りを覚え始める!…

この時チラッと辺りを警戒しながら敵の動きを確認すると、

直ぐに相手の練度を察したのか!…次にはゼファーだけでも逃がそうと

考え始め!…が、そうはさせない様にミサカも傀儡を使って間合いを詰め!…

と、こちらでも一戦始まりそうな!…

そんな不穏な様子が薄々と迫って来る様に感じられると、その様子を察してか…

徐にゼファーが言葉を漏らす!…


「…すまないが少し…待ってくれないだろうか?…」


「ッ!!…え!?…」


それは頭の上で戦っている二人を見詰めながら、抵抗する気も無い様子で

突如ミサカに向けて声を掛け!…と言うのも今は見逃して欲しいとばかりに

待ってくれ!と…その際一切その様子から視線を逸らす事決して無く!…

まるでその様子から目を逸らしてはいけない様な…異様な使命感をその背中から

ヒシヒシと放って行くと、ミサカもそんなゼファーの様子にこれまた思わず

戸惑い!…さも質問をする様に言葉を零す!…するとそのミサカの言葉に対して

ゼファーも更に続けて行くと、余計に難解な言葉を口に!…


「…私はこの戦いの行く末を!…見届けなければならないのだ!!…

…私がやってきた今までの事は!!…本当に過ちだったのか!?…

一体どんな意味を持つのか!?……例えその結果がどちらに転ぼうとも!!…

私はこれを起こした者として!!…最後まで見届けなければならないのだ!!!…」


「ッ!?……ッ…え?…ほ、本当にこれがそのゼファーなの?…

…な、何か…何か思っていたのと違う様な?…」


何でもゼファーが言うにはその戦いの行く末を見たいらしく!…

それこそそれが終わるまでは死ねない!とばかりに…

自分の行いが間違っていたのか?…まるで答え合わせをしたい様な…

そんな言葉を真剣な様子を話して行くと、一向に視線をマサツグ達から

逸らさない!…その言葉の通りに執着する素振りを露わにする!…

そしてそんな言葉を聞いてもう一つミサカも戸惑って見せると、

思っていたのと違う!と…と言うのもこの一連の流れからもっと極悪人を

想像して居た様子で!…何ならあくまでも情報でしかゼファーを知らず!…

別にいい人と言うつもりは無いのだが!…自身が想像して居た者より

まだ真面そうである事に驚きも見せると、思わず攻撃を躊躇う!…

間接的にゼファーの望みを聞くのであった!…

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俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。 で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか? 異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕! 異世界帰りのハーレム王 朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!

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とあるサイトを眺めていると隠しリンクを踏んでしまう。主人公はそのサイトでガチャを廻してしまうとサイトからガチャが家に来た。突然の不可思議現象に戸惑うがすぐに納得する。そしてガチャから引いたダンジョンの芽がダンジョンになりダンジョンに入ることになる。

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二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。 ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。 そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。 主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。 ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。 それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。 ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。

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スキルが全ての世界。 十歳になると、成人の儀を受けて、神から『スキル』を授かる。 スキルによって、今後の人生が決まる。 当然、素晴らしい『当たりスキル』もあれば『外れスキル』と呼ばれるものもある。 聞いた事の無いスキル『クエスト』を授かったリゼは、親からも見捨てられて一人で生きていく事に……。 少し人間不信気味の女の子が、スキルに振り回されながら生きて行く物語。 一話辺りは約三千文字前後にしております。 更新は、毎週日曜日の十六時予定です。 『小説家になろう』『カクヨム』でも掲載しております。

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