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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章五節 イベント折り返し?と空賊の飛行船と空賊の親分!…-
しおりを挟むさてここからは破竹の快進撃を見る事に!…
と言うのもそろそろマサツグやくまさんの心労がピークに達すると考えられると、
シルビィとしてもそれらを心配する事に!…
となると本腰に入れて事態の対処に当たる事も当然考え!…
と、その際マサキの隣に立つとマサキにハンカチを手渡し!…
これで一度顔を拭く様に!と気遣いもするそんな場面を
チラッと見せると、マサキもハンカチを受け取るなり顔を漸く拭く!…
やっとべちゃべちゃから解放される!…
そして改めて目の前に居る空賊達に対してさて如何してくれようか?と言った
敵対心を見せるのだが、見せた所で既にシルビィの分身が制圧しており!…
__……パンッパンッ……ッ…
「…とりあえず先を急ぐか…
このままだとまた飛行船を揺らされかねんし…
えぇ加減鬱陶しいさかいに…」
それはまるで掃除でもして居たかの様に軽い!と言った様子を見せ!…
軒並み伸された空賊達は床に転がり!…
まるで捏ねられる様にしてその場で無様にも山となって重ねられると、
シルビィの分身が音を立てながら両手でゴミを払う様な!…
大した相手では無かった様に振舞って見せる!…
するとそれを見たマサキとしても呆れながら先を急ぐ事を口にすると、
そろそろ終止符を!と考え…となるとマサキはシルビィを連れて先を進み始め!…
と、そこでまた同じ様に空賊達を相手に!…もはや一人居たら五十は居る様な…
某・黒いアブラムシを連想させる位に空賊が居る様なそんな錯覚を感じていると、
空賊達もこちらに気が付くなり威嚇!…当然戦闘に入って行く!…
「ッ!?…な、何なんだコイツ等!?…おい、先行していた連中は!?…」
「お前らこそどんだけおんねん!?…
えぇ加減諦めてもう帰れよ、鬱陶しい!!」
この時やはり先行部隊から何の音沙汰も無いと言うか…
寧ろ人がやって来た事で戸惑い様を露わにすると、揃いも揃って動揺して見せ!…
と、一方で反抗の意を見せて来る空賊に対してマサキ達はウンザリ!…
もう目にするのも嫌!と言った具合に!…
今からでも帰れ!と文句交じりに言葉を漏らして行くのだが、
当然そう言って帰る筈も無い訳で!…ここから互いに睨み合う様にして硬直する!…
だがそれもその最初の邂逅したほんの一瞬の出来事の間で、
次には直ぐにシルビィが分身を駆使して闇討ちをして行き!…
「…失礼…」
__ッ!?…ドガガガガアアァァ!!!……ドサァッ!!…
ほんの少しの影があればそれだけでもうシルビィの独壇場!…闇に身を同化させ!…
相手の背後に周り相手に気付かれる事無くスッと攻撃の体勢に入って行くと、
シルビィは一言!…と、空賊達もここで声を掛けられて初めてハッと反応をする!…
しかし反応をした所で時既にお寿司で、あっと言う間に一掃!…
これが各階層にて見られる光景となって行き!…遂には飛行船の操舵室まで!…
マサキとシルビィの二人でほぼ完全に飛行船を取り戻す事に成功すると、
残るは親玉だけとなり!…また違うイベントが発生する!…
それは操舵室を奪還した所で、飛行船の船長がマサキ達にある話を持ち掛け!…
「…おぉ~!…何とも情けない姿を見せてしまい、申し訳ありません!!…」
「ッ!…アンタは?…」
それは何処に隠れていた?と言いたい具合で徐にマサキ達の背後から姿を現すと、
そんな船長の気配にマサキ達もハッと気付き!…
となると思わず驚く様にしてバッと振り返り存在を確認!…
すると一方で船長はまずマサキ達に感謝をする様な!…
そ自分達の不甲斐なさに情けなく思うよう!…
頭を下げて謝罪の言葉を口にすると、マサキもそんな船長に敵意は感じない!と…
だが一応誰なのか?を尋ねて行く!…
その際その質問を受けて船長も更にピクッと反応を示して見せると、
自己紹介をし始め!…
「ッ!…申し遅れました!…私、このフウェイル号の船長を務めております…
名を[セルゲイ]と申します!…よもやこの様に空賊に襲われるとは思ってもおらず…
不徳と致す限りに御座います!!…
そしてお客様にこの様なお願いを申し上げるのは心苦しいのですが…
何卒一つお願いを…」
「…何と無く話が読めそうな?…」
その際見た目からしてまんま船長である様に見えるのだが、
それでも改めて自身の事を船長と名乗り!…
そしてこの事態に対して予想外の出来事である!と…
だがそんな言い訳が通じるとは思ってもいない様子で更に続け!…
申し訳なさそうにしながらも!…
マサキ達のその腕を買った様子でこれまた更にお願い事があるよう
言葉を続けて行くと、マサキ達もその話のオチが読めた様子で…
と、次には何か嫌な予感を感じてしまう!…
と言ってもそれが本来の目的である為、
結局行かないといけない訳であるのだが!…
「…そのお願いと言うのも…空賊の親玉を倒してきて欲しいのです!!…」
「…やっぱり!…」
これもある意味心理的な何かであろうか?…
分かっては居るがこうも言われるとやりたくない様な?…
別に天邪鬼と言う訳ではない!…ただ何か改めて現実を突き付けられる事で…
その事がとても面倒である様に感じられると、一方で船長が本題を口に!…
やはり空賊の親玉の撃退をマサキ達にお願いをする!…
するとそれを聞かされた事でマサキも分かって居た様子で
ポソッと言葉を漏らして行くと、やはり何かゲンナリとするモノを感じてしまい!…
と言うのも元々この空賊退治事態乗り気でなく、
成り行きでこうなってしまったモノで!…しかしやるしか他に無く!…
船長もそんなマサキの事など御構い無しに話しを続け!…
「空賊は如何やら!…
この飛行船の屋上デッキに自分達の飛行船を着陸させている様なのです!!…
アナタ方にはその飛行船に乗り込んで頂き!!…そこで空賊の親玉の撃退を!!…
勿論やっていただけると言うのであれば!!…こちらとしてもそれ相応の対価を!…
出来る限りご用意させて頂こうと考えておりますので!!…どうか!!…」
と言うのもその空賊の親玉の居場所について話し始め!…
やはり別の飛行船から乗り込んで来ているのか!…
屋上デッキから件の空賊達が侵入して来ている事を話して行くと、
改めて空賊の撃退をマサキにお願い!…更に頭を下げて見せる!…
その際自分達でも如何にも出来ないそんな様子を露わにすると、
報酬も出す事を約束し始め!…
と、そんな事を言われるとやはり人と指摘になるモノで!…
別に現金な訳ではないのだが!…
その話にも少なからず興味を持った様子で反応をすると、
マサキは乗り気に!…
「…対価は正直気になる所やなぁ?…
まぁそれよりもまずは安全を確保するってのが第一の目標やけど…
…正直シルビィちゃんは如何?…まだ動ける?…」
この時同時に本来の目的も忘れて居ない様子で言葉を口に!…
あくまでも平穏な船旅の優先!…特にマサツグとくまさんの事を考えると、
自動的に引き受ける方向に!…と、その際シルビィにも確認を取る!…
と言うのも子の今までの流れから察するに、
メインで動く事になるのは恐らくシルビィになるであろう!と…
となるとシルビィのコンディションが要となり!…
シルビィに行けるかどうか?…その調子について軽く本人に確認を取ると、
シルビィは何ともない様子でスッと…余裕である事を口にする!…
「ッ!…全く持って問題は御座いません…
寧ろまだ体が温まっても居ないかと…」
「ッ?!…さ、さすが!…心強過ぎて寧ろ怖いわ!…
…ほんなら良し!…じゃあその親玉の撃退ってのをやって来るか!…
[まぁ]も[くまさん]も……そろそろホンマに限界かも知れんさかいに…」
それこそまだ大して動いても居ない様子で体が温まっていない事を口にすると、
スッと背筋を正してマサキの後ろに控えて見せ!…
と、あくまでも自分は従魔である!とばかりに前には出ず!…
出来る従者の位置を貫き!…
全てはマサキの判断に追従する姿勢も露わにすると、
そんなシルビィの姿勢と言うか態度にマサキも戸惑いの色を!…
改めてシルビィと言うキャラに恐れを持つ!…
何故ならあくまでも本来はマサツグの従魔であり、
レベルで言えばシルビィの方が大先輩な訳で!…
そんなシルビィが今は自分に従ってくれている!…
だがそんなシルビィも何かの拍子に反転!…
もし自身に牙を抜いたら!…
考えたくも無い事を思わずチラッと考えると、改めて恐ろしい!と…
仲間である事に感謝をする!…
そしてシルビィからも大丈夫!と返事を受け取った事で、
引き受ける方向で話しをすると…
「ッ!!…おぉ~!!…引き受けて頂けるのですか!?…
ありがとうございます!!…」
「ッ!?…い、いやそんな頭まで下げんでも!!…
…こ、こっちもその空賊の親玉に文句があった訳やし?…
丁度渡りに船やって言うかぁ!……ッ…とにかく!…
屋上デッキに向かえばエェんやな?…」
船長も今までの様子から引き受けてくれると悟った様で!…
次にはパァッと表情を明るくさせ!…
改めて感謝をする様にスッと頭を下げて見せると、お礼の言葉を口に!…
誠心誠意感謝の態度を露わにする!…
そしてその様子にマサキ達もやはり慣れないのか思わずビクッと反応をすると、
頭を上げて欲しそうに話しの話題を変えて行き!…
と言うのも改めて空賊の親玉の位置を確認!…屋上デッキに向かえば良いか?と…
早々にケリを付けるつもりで二度手間にならないよう確認をすると、
船長もそれに対して再度返事を!…
「ッ!…はい!!…既に屋上デッキへの道は解放済みです!!…
…どうかお気を付けて!!…ご武運を!!…」
__バッ!!…ッ!…バババッ!!!…
「ッ!?…ッ……ハアァ~…
…んならいっちょ喧嘩吹っ掛けに行くかぁ~…」
その際そこまでの道は既に開けている様子で言葉を口に!…
と、あとはマサキ達次第!と言った具合に…決戦に向かうマサキ達へ向けて!…
ビッ!と船長が徐に敬礼をしてマサキ達の武運を願うと、
その様子に他の船員達も気が付いた様子でマサキ達に敬礼!…
同じく勝利を願って見せる!…
となると一方で急に敬礼をされた事でまたマサキが戸惑った反応を露わにすると、
やはり慣れない様子で思わず呆れてしまい!…
と言うのも改めて面倒な事になってしまった!と戸惑いを覚え!…
自ら引き受けた事とは言え!…何故この様な事になったのか?…
マサツグでは無いにしろ如何してこうなった?と思わず考えてしまうと、
それでも渋々受け入れ!…そして操舵室を後にする!…
さてここからはシルビィと共に空賊の親玉に喧嘩を吹っ掛けに行く事になるのだが、
しかしだからと言って空賊達の横暴はまだ激しく!…
__ズダダダダダダダ!!!!…
「金!!!…女!!!!…いただけるモンは全て掻っ攫っちまえ!!!!…
親分からも了承は得てる!!!…何から何まで全部だ!!!!」
まだ湧いて出て来る様に戯言を口に!…やはり色々と欲を滲ませ!…
本能に忠実で醜いありのままの部分を露わにすると、
それを見たマサキはドッと疲れる様な!…一方でシルビィが嫌悪感を露わにする!…
それは欲を丸出しにしている空賊に対してムッと眉間にしわを寄せると、
今まで相手にしてきた空賊達と同じ目に遭わせるよう身構えて見せ!…
__…ドガガガガアアァァ!!!……ドサァッ!!…
「…よくもまぁ飽きもせず出て来れるものですね?…」
となると一人としてその場から逃がす事は一切無く!…
瞬く間に分身して一気に空賊達を制圧すると、
宛らそれは某・拳を極めた者の技の様に一瞬で!…
と、またその場に醜い人の山を築く事に!…
その際何も学習しない空賊達に…
シルビィが呆れる様にして馬鹿にする言葉を口にすると、
自身の衣服に付いたであろう埃をパンパン!と払う…
余裕の様子を露わにする!…
そしてその安定感のあるシルビィの掃討振りにマサキもさすが!と言った
視線を向けて行くと、静かに先を急ぎ!…
「…大旦那様?…先を急ぎましょう…
…旦那様も大奥様の事も心配です…
これ以上この様な下賤な輩に時間を割く必要もありません…
…全てはこのシルビィにお任せを!…」
と、さすがにシルビィも辟易とした様子で言葉を口に!…
その際マサツグとくまさんの心配をしつつ!…
これ以上もう相手にするのも嫌!とばかりに…
さっさと事態の収拾を図る事を更に漏らすと、
漸くシルビィの言う体が温まって来たのか?…
軽い殺気をその体に帯び始める!…
それはまるで某・世紀末救世主の様にオーラとなって
マサキの視界にも映って行くと、更にマサキを戸惑わせる事に!…
「ッ!?…あ、あぁ…でも万が一っちゅう事もあるから…
俺も行くで?…でもまあ急いだ事に越した事は無い!…
…ていうかまだこの先四日ほど船の旅やけど…あの二人は大丈夫なんか?…」
だが油断大敵であるのもまた当然の話であって!…
マサキも用心をした様子で付いて行く!と…
その際件のマサツグ達の話でこの後の旅についてもある事を!…
と言うのもあと四日ほどこの船の旅が続く事を口にすると、
この空賊の事件を抜きにしても心配!と…
ふと思い立った様にまた色々と不安を重ねてしまう!…
するとその話にまたシルビィもピクッと反応をすると、
同じ事を思ってしまったのか思わず考えす素振りを露わに!…
が、今は悩んでいる暇など二人に無く!…
今はまず目の前の難題に!…
とりあえず二人を不安にさせる空賊の処理に当たって行くと、
更にその足取りを屋上デッキに!…徐々に親玉へと近付いて見せる!…
__…コッ…コッ…コッ…コッ……ッ…
「…ここから先が屋上デッキか……んなら行くで?…」
「…御随意に…」
その道中やはり空賊達の邪魔が有りながらも辿り着くと、
その屋上デッキに向かう扉の前で一度立ち止まり!…
その際改めて準備が出来て居るかどうかを尋ねる様に質問を口に!…
と言うのも万が一に備えて!…
万全を期す意味でもマサキが何度でも言葉にして確認をすると、
シルビィもそれに対して澄ました態度を!…慌てる事無く返事をする!…
それは突入のタイミング等も含めてマサキに任せるよう返事をすると、
マサキもそれを肯定と受け取った具合でその返事を聞き!…
「ッ!……んじゃ、行きますかぁ~…
ったく、面倒な騒ぎを起こしてからに!!…
まず目ぇ合わせたら何からかましたろかぁ!?…」
__ガチャッ!!…ギイイイイィィィィィィ!!!…
次にはその屋上デッキへの扉に手を掛ける!…
その際空賊の親玉に対しての文句を漏らし!…
初手から何か先制をする様なそんな事を更に続けて行くと、
その扉を軋ませながら開き!…奥にある階段へと歩みを進める!…
この時その階段は宛ら天に昇るかの様に外の様子が光りとなって見えていると、
何か意味深めいたモノに見え!…
が、それでもマサキ達は足を止める事無く進んで行き!…
そして遂に件の屋上デッキに!…そこで船長が言っていた通り…
無理矢理着陸して来た様子で小型の飛行船が屋上デッキ一杯一杯に
停まっている様子を目にして行くと、マサキもその様子に息を呑む!…
そして思わず改めて緊張をする!…
「ッ!?…こ、これが空賊の飛行船?……な、何と言うかアレやなぁ?…」
「ッ!…と、言いますと?…」
その際いざ目の前でそのモノを目の当たりにすると、
やはり何か感じるモノがある様で!…と言うのも何かと比較する様に…
マジマジその飛行船を見詰めて…
思っていたのと違う?とばかりに言葉を漏らすと、その様子にシルビィが疑問を…
一体如何した?とばかりに声を掛ける!…
それは別にマサキの様子を心配するとかそう言うのでは無いのだが、
何か気になる反応であるらしく!…
一方でシルビィに問われたマサキの方はと言うと、
その問い掛けに対して何が気になっているのか?を答え始め!…
「…いや、もっと何んかこう…
ド○ラ一家的と言うか…くれ豚的と言うか…
そんなモノを想像していたと言うか…
…って、いや…やっぱ何でも無いわ…うん…」
「…ッ?……」
と言うのもマサキ的には某・ジ○リ作品的なモノを想像して居た様子で、
その想像と違う事に思わずガッカリしたと言うか…
まぁ似て居なくて当然の話であるのだが!…とにかく違う事に違和感を!…
いや勝手にマサキが期待をしていただけなのだが、
どうにもイメージと違う事で何かマサキの中で落ち着きが取れない!…
妙なズレが発生すると、シルビィの質問に対してまんま答えを…
だが次には何でも無いと言ってはぐらかし始める!…
何故なら言っても伝わる筈の無いネタ?であり、
現にその話をした際のシルビィはキョトンとしており!…
一方でそんな様子と言うか態度を見せるマサキに疑問を!…
結局何が言いたいのか?…思わず首を傾げそうにしながらも…
スッとマサキが歩き出した事でシルビィもハッと付いて行くと、
二人はその空賊の飛行船の中に!…と、そこで漸く今回の事件の首謀者!…
空賊の親分と対面する!…
__コッ…コッ…コッ…コッ……ッ!…
「…ほほぅ?…よくもまぁここまで来れたモノだな?…
我が部下ながら二人にここまで良い様にされて来たと言う事か…
実に嘆かわしい!!…」
「……ッ…」
敵飛行船の中に入って直ぐにBOSSマップと言った具合に!…
その飛行船の奥に何か玉座の様なモノが設置されて有ると、
その玉座に踏ん反り返る様にして座っている者が一人!…
と、その者もマサキ達の侵入に気が付くと声を掛け出し!…
それは誉めているのか馬鹿にしているのか?…
如何にも上から目線な喋り方で、
ここまでマサキ達を近付けてしまった事に部下が情けない!と…
無理に悪びれる様にして何か印象的と言うか?…
とにかく変わった喋り方でマサキ達を歓迎?する様なそんな態度を露わにすると、
一方でそんな空賊の親玉をマサキ達は凝視!…
思わず戸惑う様なそんな反応を見せてしまう!…
と言うのもその空賊の親玉と言うのがとても思って居た者とはまた違い!…
思わず本物なのか?と疑ってしまう程で!…
「…さぁ、ここまで来た褒美に俺様が直々に相手をしてやろう!!…
…レンフィールド空賊団船長!!…[リナ・A・レンフィールド]様が相手だ!!!」
__………ッ?…ッ??…
何故ならその悪ぶっている親分?は何処をどう見てもそうは思えない
若い女の子の姿をして居り!…見た所リーナとそう変わらない様な?…
歳も二十前後と言ったまだまだ若輩者感が拭い切れないそんな様子が
見て取れると、一方でその女の子は堂々自分が船長!と…
名前も名乗って威張って見せる!…
その際名前も誤魔化せない程に女性である事を物語って行くと、
マサキもえっ?と思わずその名前を聞いて戸惑ってしまい!…
と言うのも今までの空賊達の様子からもっとおっさん臭い者か?と
思っていたからで!…
しかしその正体はゴツくも無ければおっさんでも無く…とにかく予想とは掛け離れ…
大威張りの様子を見せる女の子が空賊の親分である事を認識させると、
マサキはその女の子にこれまた困惑!…理解が追い付かない様子を露わにする!…
「……あぁ~っと……え?…」
「…何だ?…まさか怖気付いたと言うのではないだろうな?…」
確かによくゲームの中!…いやこれもゲームの中ではあるのだが、
女の子の方が強い!と言った話はよく聞いたり見たりするのだが!…
しかし実際に目にするのはマサキとしてはこれが初めてな訳であり!…
何ならその様子から今まで相手にしてきた下っ端達の方が強そうな!…
如何にもこの女の子がそんな親分と呼ばれる程に…
強そうには見えないで普通の勝気な女の子の様にしか見えないでいると、
言葉に詰まる!…ただえっ?と相手にするかで悩んでしまう!…
因みにその目の前の女の子は上半身サラシだけであとは裸、
下はニッカポッカの様なモノを穿いて居り!…
そして肩には親分らしくコートを掛けてすかしており!…
そんな戸惑うマサキに対して一言!…
怖気づいたのか?と煽る様な言葉を口にすると、
マサキもそれに対して戸惑いながらも返事をし!…
「ッ!…いや、そんな事は絶対に無いんやけどぉ……え?…
嬢ちゃんホンマにこの空賊の頭なんか?…
何かホンマは裏に隠れてる奴が居って?…
そいつにそう名乗る様に言わされてるとか?…」
それは絶対に怖気付く事は無い様子で返事をすると、
未だ戸惑い続けて居る事を口にして行き!…
それこそ本当に空賊の親玉であるのか?等…
実は裏で黒幕が隠れて居るのでは?と…一番に考えられる!…
いやこの場合自分が納得出来る最有力説を挙げて行くが、
それを聞いた空賊の親分はムッ!と…
馬鹿にしているのか?と言った表情を浮かべて見せる!…
そして何度も言う様に自信満々に自分が空賊の親分である事を明かして行くと、
マサキに対してやはり苛立ちを露わにして見せ!…
「……ッ?…何を言っている?…俺様こそが正真正銘!!!…
この空賊団の船長!!!…お頭って奴だ!!!…
…変な事を言っているとぶっ飛ばすぞ?…
…さぁ!!…何処からでもかかって来い!!!…返り討ちにして!!…」
この時女だから舐めるとな!とばかりに更に挑発!…
マサキに対して徐に拳を突き付け始め!…
舐めて居ると痛い目を見せると言わんばかりに!…
ぶっ飛ばす!と更に言って退けると、
好戦的なのか今すぐ戦いたい!と言った態度を!…
さも自身が強者!とアピールをするよう手招きもする!…
その際やはり堂々胸を張って掛かって来るようこれまた言うと、
シルビィが徐々に痺れを切らしてきた様子でマサキに確認を取り出し!…
「…大旦那様?…もう始めてしまってもよろしいで御座いましょうか?…
…何と言いますか…この者からは見るに堪えない痛さが感じられるのですが?…」
それは小生意気な小娘を見て若干怒りを露わにするよう!…それこそGOサインを
貰い次第!…直ぐにでも制圧をする!と言った確固たる意志を露わにすると、
シルビィはその空賊の親分をまるで井の中の蛙!と…その舐めたい態度が痛い様子に
見える事を更に漏らす!…そしてそれは見るに堪えない事も更にマサキに漏らして
行くと、マサキもそのシルビィの反応を見て更に慌てて止めに入り!…
「ッ!?…あ、あぁ~!!…も、もうちょい待って!?…
な、何かまだ引っ掛かるモンがあんねん!!…
…何て言うか?…手ぇ出したらアカン様な?…」
と言うのもやはり最後まで何か責任が持てないと言うか確証が持てないと言うか!…
幾らどう見てもその空賊の親分と言える程強そうには全く見えず!…
もしこれで本当に違い!…うっかりその女の子を怪我でもさせようものなら、
何か申し訳が立たない様な!…とにかくマサキの中の紳士が警鐘を鳴らし続け!…
踏ん切りが付かずに苦悩し続ける事になり!…本当に如何したら良いのか徐々に
分からなくなって来ると、今度はその空賊の親分の方が痺れを切れし始める!…
と、マサキを更に挑発し出す!…
「…ッ??…さっきから何をグダグダグダグダ抜かしてやがんだ?…
それでもテメェは男か!?…いっちょ前にナニをぶら下げてんだろ!?…
だったらビッと覚悟を決めて!!…俺様に男を見せてみろやあぁ!!!」
それは一向に攻撃を仕掛けて来ないマサキに腰抜け!と言わんばかりに!…
終いには男かどうかを疑い始め!…
何ならナニがちゃんと付いているのか!?と下品極まりない女の子に
あるまじき発言をして行くと、男らしく覚悟を決めるよう更に言葉を!…
自身の度胸を見せる様に更に言う!…
それこそそこら辺の男顔負けの迫力を堂々見せて行くと、
マサキもその言葉を受けてこれまた戸惑い!…
同時に思わずカチン!と来た様子で!…
「ッ!?…な、何とまぁ年頃の女の子がはしたない!!!…
…ッ!!…しゃ~ない!!…とりあえず生け捕りの方向で!!…
そんでもって後でこの疑問を解消する事にしよう!!!…いくで!!!」
「ッ!…畏まりました、大旦那様!!…」
これ以上は話し合いは無理だ!と渋々理解!…
いやそもそも話し合いすら最初から出来て居なかった訳であるが、
それでも一応は生け捕りに!…
極力怪我をさせない様に空賊の親分を捕まえる方向でシルビィに
話しをして行くと、シルビィは素直に聞き入れた様子でマサキに返事!…
そして殺気を放ち始める!…
するとそれを受けて漸く戦闘が始まる!と思ったのか、
空賊の親分もニッ!と笑って身構え始め!…
となるとその場の空気はとても殺気立ったモノへと変わって行き!…
互いに一歩も譲らない!…気迫だけでまずはぶつかり、
一触即発の展開になって行くと、それは激しい戦闘に!…
予想外の抵抗を受ける事になるのであった!…
因みにその頃マサツグやくまさんはと言うと、
まるで事切れた様にその場で意識を失っており!…
__フウェイル号・マサツグの自室…
「ご、ごしゅじんさまがウンともスンとも言わないのですぅ~~!!!」
「ま、まるで本当に死んでしまったかの様に!!…
みゃ、脈は確かにあるのだが!!…」
__フウェイル号・くまさんの自室…
「こ、こちらもくまさん殿が全く動かず!!…
い、息は確かにある様なのだが!!…」
オリハがハクを抱えて戻って来ると、二部屋ではそれぞれ騒ぎが起きており!…
と言うのもマサツグの部屋ではシロが酷く錯乱しており、
治癒の光でマサツグの体を優しく包み!…が、一向に目を覚まさないせいか!…
本当に死んでしまったのでは!?とシロが泣きじゃくる様子を露わにすると、
リーナもその特異な様子に動揺を隠せない反応を見せ!…
その際ただとにかく死んでいない事だけを確認しており!…
一方でくまさんの部屋でも同様!…くまさんがマサツグと同じ反応を見せており、
ラインハルトが様子を見ている様で…
オリハに同じく相談をする様な慌て様を露わにすると、
オリハもオリハでそんな二人を見て呆れる!…
それこそハクの面倒を見たい事を口にする!…
「…ハアァ~…もおぉ!!…あっちもこっちも面倒な!!…
こっちはハクちゃんの面倒を見たいって言うのに!!!…」
「…諦めよオリハ…その立ち位置はお主にしか務まらんじゃろうて…」
「それって如何意味なのかなぁ!?…」
溜息と文句を同時に漏らし、何で自分だけが!?とばかりに頭を抱え!…
と、そんなオリハの様子に対してフィロがそう言う定め!と語り…
これはオリハの役目である!と…この時さも自分は関係無い!と言った様子で!…
オリハにしか如何にも出来ない様なそんな事を更に漏らすと、
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それこそ助けて欲しい様子を見せるのであった!…
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希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
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過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
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社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
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コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
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2000年代初頭。
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【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
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45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
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2巻決定しました!
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皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
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彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
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欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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