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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章六節 空賊の目的と槍使い同士と親分の過去?…-
しおりを挟むさてまさかの空賊の親分がリーナと同じ位の女の子である事が分かった事で、
マサキとしては勿論相手にし辛く!…となると全体の流れでシルビィに相手を
任せる方向になると思われる所なのだが、如何やらこの空賊の親分!…
[リナ]はマサキと戦いたい様であり!…シルビィの事は眼中になく!…
一点にマサキだけを見詰める様子を露わにすると、不敵にニヤッと笑みを!…
異様な立ち上がりを見せる事になって行く!…
「…さぁ!…何処からでもかかって来い!!!…
1対2だろうが何だろうが関係ねぇ!!!…
俺様は強い奴とやりてぇんだ!!!」
「ッ!?…何ちゅうはた迷惑な戦闘狂や!!……ん?…
ちょと待てぇ!!…じゃあ何でこの飛行船を襲って?…」
リナは既にやる気満々殺気ムンムン!…
数などモノともしない様子で二人纏めて相手をするよう!…
ただとにかく喧嘩がしたい!とばかりにマサキ達へ吠えて見せると、
その手に応援団旗の様な変わった槍を!…スッと構えて挑発を続ける!…
となるとそんなリナの様子からマサキもやはりやり辛そうにはた迷惑!と
言葉を漏らして見せるのだが、ここで漸く引っ掛かって居たモノが取れた様に!…
と言うのもそもそも飛行船を襲って来た理由と言うのが未だ分からず!…
何故この様な面倒な事をしているのか?と…
漸く言いたい事が言えた様な疑問の言葉を口にすると、
その問い掛けにリナも次にはピクッと反応!…身構えながら返事をする!…
「ッ!…あぁん、まだこの期に及んで時間稼ぎかぁ!?…
…チッ!!…でもまぁ…目的位は話してやるよ!!!…
…そう!!…俺様がこの船を襲った理由!!!…それは!!!…」
「ッ!…それは?…」
その際また話の腰を折られた様に不服そうな様子を露わにすると、
マサキに対して文句を漏らし!…
が、それでも音は真面目なのかちゃんと返事には答える様で!…
不服そうにしながらも目的!と話し…何か崇高な目的がある様な!…
そんな臭わせ振りな台詞をチラッとながら口にすると、
思わずマサキも乗っかる様にして台詞を復唱!…
何か関西人の血を疼かせてしまう!…
さてそうして漸く空賊達の目的を知る事になるのだが、
そこで聞かされる内容にマサキはまたもや戸惑う羽目になってしまい!…
「あのデグレアントに喧嘩を吹っ掛けた英雄!!!…
[マサツグ]とか言うめっぽう喧嘩に強ぇ奴に会えるって
聞いたから襲ったんだ!!!」
「ッ!?…ハァ?…」
と言うのもその空賊の目的と言うのは如何にもマサツグにあるらしく!…
何ならその話も一体どの様に伝わっているのか?…
リナが言うには一番重要なのは喧嘩が強い!と言う点である様で、
しかも一国に勝ってしまう程!と聞いたが故か…
そんな男なら一度は戦ってみたい!と、戦闘狂ながらに思ったらしく!…
興味を持った結果こうして襲い掛かって来た事を!…
それこそ本来の目的であるよう嬉々としてマサキに話して見せると、
マサキはその話を聞いて思わずキョトンと…
更に理解が出来ずに戸惑ってしまう!…
何なら思わず本音を漏らす様にしてハァ?と言葉を漏らして行くと、
一方で更にリナは何故戦いたいのか?まで話し始め!…
「…俺様はなぁ?…強い奴にしか興味がねぇんだ!!!…
強い奴と拳を交える事で生きている事を実感する!!!…
そしてこの船にはそんな一生出会えるかどうかも分からない!!!…
とんでもねぇ奴が乗っているって話じゃねぇか!!!…
だとしたら当然襲うよなぁ?…俺は強い奴にしか興味がない!!!…
俺はソイツと戦って!!!…勝つ事で欲を満たしてぇんだ!!!…
…ところがその前にこんな面白れぇ奴が出て来た!!!…
そりゃモチでやり合うしかねぇよなぁ!?…」
それはもう考え方までまるで脳筋である!とばかりに…
そもそも前提として強い奴に興味がある!と…
自分より強い奴に会い拳を交えるのが唯一の楽しみであるよう!…
やはり嬉々としてその事を語りに語ると、
さもマサツグを某・はぐれなメタルな何かの様に!…
いやこの場合はメタルなキングか?…
とにかく今こうしてチャンスをモノにしようと思った様で、
戦う為に手段は選ばない!と…
自身の欲に忠実になってこの様な事を起こした経緯を更に話すと、
その途中で更にマサキ自身にも興味を持った事をこれまた話し!…
その際リナはまるで子供の様に目を輝かせ!…
一方でそんな視線を向けられて余計に困惑する事に!…
マサキは理解出来ない様子で思わず一歩後ろに下がると、
次にはシルビィに分かるよう説明を求め!…
「…シ、シルビィちゃん?…この子が言っとる事理解出来る?…
もう俺には何を言っとるんかサッパリやねんけど?…」
「…申し訳ございません…私にも些か…
…こうなって来るともはや…
同じ人であるかどうかの問題かとも思われますが?…」
理解が出来ない!…
いやこの場合はとても面倒臭く理解をしたくない!と言うべきか?…
とにかくその目の前の女の子の考えに難色を示し!…
思わず自分だけが可笑しいのか?とシルビィに確認をするよう質問をすると、
シルビィもマサキと同様に理解が出来ないのか?…
そもそも人として同じかどうか?を疑い始める!…
その際もうGOサインを待たずしてリナに襲い掛かろうか?ともシルビィが
ふと考え出すと、一方でリナも未だやる気満々で二人を睨み!…
「…さぁ、そのマサツグとやり合う前の前哨戦だぁ!!!…
ここで負けるようじゃマサツグには勝てないだろうよ!!!…
まずはその腕試しと言った所で!!…派手におっぱじめようかぁ!?…
…なぁ?…面白お兄ちゃんよぉ!?…」
__ッ!!…ッ……
と、次には長話もここまで!とばかりに仕切り直し!…
その際ここで負けるようでは件のマサツグには勝てない!と…
一人勝手に何か謎の期待感?を露わにし出すと、
もう待てない!とばかりにマサキ達に向かい槍を突き付け!…
となるとそんなリナの様子にマサキ達も当然警戒!…
いつ攻撃を仕掛けて来ても可笑しくない!と…
興奮した様子でやる気満々のリナの動きに注意を払って見せて居ると、
リナは次の瞬間我慢が出来ない様子で攻撃を仕掛ける!…
それはとても変わった戦闘スタイルを取って見せる!…
「…あぁ~もう我慢が出来ない!!!…行くぜエェェ!!!」
__ンバシュン!!!…ッ!?…
「と、飛び跳ねた!?…」
それはマサキに向かい大きく一歩を踏み込んで見せたかと思うと、
そのまま突っ込んで行くのではなく!…
マサキの頭上を取る様に大きく飛び上がり!…
と、その際その特徴的な槍の旗がたなびく様子を見せて居り!…
一方で頭上を取られた事にマサキは驚き!…
初手から飛びあがる等聞いた事がない様子で戸惑い様も見せて居ると、
その間にもリナは慣れた様子で空中にて態勢を整え!…
そして眼下に居るマサキに向かい狙いを定める!…
勿論相手を一突きに!…
その一撃に賭けるようギュッと槍を握って見せると、
ここで謎の慣性が働き!…
「ッ~~~!!!!…貰ったアアアアァァァァ!!!!」
まるで天井を蹴ったかの様に突如降下!…
真っすぐ矢の如くマサキに襲い掛かり!…
その手に持つ槍をマサキ目掛けて今まさに突き出そうとして行くと、
もう仕留めた気で居るのか!…大声で勝ち誇った様子を露わにする!…
だが当然そんな大振りな攻撃を目にしてマサキも素直に喰らう筈が無い訳で、
次にはハッと我に返ると慌てて回避行動に移って行き!…
それは変にバク転をするとかそう言った事は無く!…
「ッ!?…って、呆けとる場合や!!!…」
__ンバッ!!!…フォンッ!!!…カアアアァァァン!!!…
我に返るなりバックステップ!…自分でも呆けている場合ではない!と…
まさに自身にツッコミを入れるよう言葉をポロッと漏らしていると、
次の瞬間マサキの目の前にリナが槍を手に降って来る!…
その際床に穴が開いた様な異様な音も耳にする!…
となるとそんな音を聞いてマサキも更にハッとすると、
思わずその槍が刺さったであろう地点を確認!…
と、そこにはやはり槍の切っ先が床に刺さっている様子が見られ!…
何なら更に周りをよく見るとそこには継ぎ接ぎだらけの床の様子が!…
如何やら初手にこの攻撃をしている様で、
そこ等中が穴だらけである事を物語っており!…
「ッ!?…無いって事か!!!」
「ッ!?…チィッ!!…躱されたか!!…でも…そう来なくっちゃなぁ!?…」
しかも毎回槍で貫いているのは薄いとは言え鉄板で有り!…
当たればタダでは済まないを物語り!…
マサキも改めて油断ならない相手である事を認識すると、
一方で攻撃を躱された事でリナもピクッと反応!…
舌打ちをしてマサキの事を目で追い始める!…
だが同時に戦闘を楽しい!と感じているのか!…
クッ!と笑みを浮かべて見せると、次には追撃を仕掛けよう!と…
と言うのもその床に刺さった槍を支えに飛び蹴りを一つ!…
__ダンッ!!…ッ!!……ッ…パアアアァァァァン!!!…
「ッ!?…グッ!!!…」
「…少々…おいたが過ぎるかと…」
リナがまた脚力にモノを言わせて踏み込んで行くと、マサキに向かい飛び蹴りを!…
が、今度はそれを阻止する様にシルビィが動き!…相手の動きは読めている様で…
飛んで来る蹴りに対してスッと間に割り込んで行くと、
真っ向から蹴り返す様にして堂々ハイキックを繰り出し!…
すると逆にリナが吹き飛ばされる様にしてバランスを崩し!…
と、これにはリナも思わず驚き!…
若干ダメージを喰らった様なグッと歯を食い縛る表情を露わにすると、
一方でシルビィもスッと膝を曲げて残心のポーズ!…
一度仕切り直しを図って行く!…
何なら若干怒りの様子もスッと見せると、
リナはそれを見て漸くシルビィも敵!と認識して見せ!…
__…ッ…ザザアアアァァ!!!…フォンッ!!!…
「…へ!!…ただの雑魚って訳じゃあなさそうだ!!!……良いぜぇ?…
そうでなくっちゃ!!…こうでなくちゃ面白くねぇ!!!…」
蹴られた勢いで後ろに吹き飛び!…
しかしそこは慣れた様子でクルンと身を翻し!…
難無く受け身を取って床にスキール音を立てて行くと、
槍を水平に一振り!…
まるで追撃を警戒するそんな様子を取って見せる!…
そしてシルビィの事を認めた具合で不敵に笑みを浮かべて行くと、
面白い!と言葉を口にして行き!…
一方でシルビィも更に足をスッと静かに降ろし始め!…
「…実力をお認めになって貰えた事に関しては喜ばしい事ですが…
大旦那様を足蹴にしようとした罪は勿論!…
きっちり熨斗を付けてお支払いになって貰います!!!…」
今まで無視?をされていた事に対して言葉を口に!…
気付いて貰えた事は喜ばしい!と…
だがマサキに攻撃を仕掛けた事に対し!…
絶対に許さない!と言った怒りの様子を露わにすると、
スッとデッキブラシを構えて見せる!…
まるで槍使い同士惹かれる様にグッと更に殺気を放つ!…
それは自分にしか注目をさせない様に敵意をあからさまに露わにすると、
リナもその殺気を受けてかやる気を漲らせ!…
「ッ!……フッ!…フフフフフッ!…ッ~~~~!!!…
…今日はなんてツイてる日なんだ!!…面白れぇ奴がここにも!!…」
__ッ!?…ッ……フォンッ!!…
それこそ込み上げて来る笑いを我慢出来ない様子で!…
そして勿論恐怖に震えるのではなく、
歓喜に震える様にして今日が吉日である様な!…
とにかくマサキとシルビィを改めて好敵手!と認め始め…
と、一人勝手に歓喜するリナの様子にこれまた戸惑い!…
何か精神的に疾患でも患っているのでは!?と感じてしまうと、
一方でリナは意味有り気に槍を一振り!…更に興奮を強めて見せる!…
すると更に調子に乗ってきた様子で、ここから本気!とばかりに言葉を…
「…良いぜぇ?…アンタら最高だよ!!!…
だったらもうここからは様子見とかしなくて良いよなぁ?…」
「…こちらは最初から本気など出し手は居ませんでしたが?…」
まるで先程まで舐めプをしていた!とばかりに、
だがそもそもとしてまだ言う程戦ってもいないのだが!…
しかしとにかく先程のやり取りでここからは本気!と火が点き始め!…
と、リナがそう笑いながら零す一方で!…
シルビィも挑発するよう最初から全然本気など出して居なかった事を
澄ましながら口にすると、リナもその言葉を受けて途端にピクッと反応!…
その様子を苛立ちに変えて見せる!…
と言うのもやはりシルビィに触発された様子で!…
「ッ!…言ってくれんじゃん!!…じゃあその思い上がりを後悔させてやる!!!…
…[竜撃騎士槍術]!!!…免許皆伝・師範代!!!…
…もといレンフィールド空賊団船長!!…[リナ・A・レンフィールド]!!!…
押して参る!!!…」
さすがにここまで言われるとカチン!と来た様子で有り…
その際余程自身の腕に自信が有るのか、
シルビィを下と見ている様子で言葉を続け!…
その自信もちゃんと根拠がある様子で理由を口に!…
何でも何処かの流派の出なのか?…
自身が免許皆伝の腕を持っている様な事を名乗りで堂々口にすると、
途端に先程とは打って変わった構えを露わに!…
さも功夫の棒術の様な構えを取って見せる!…
するとシルビィもその構えに覚えが有るのかピクッと
軽く反応をして見せると、次には本気になったよう自身も構えを変えて見せ!…
__ッ!……スッ……ッ!!…
「…アンタ、その構えは!…」
「…さぁどうぞ?…何処からでも掛かって来てくださいまし?…」
それは本来のスタイルに戻る様に!…まるでビリヤードのキューを構えるが如く!…
もっと具体的な所で某・格ゲー・罪の歯車に出て来るヴ○ノムに似た構えで
その手に持つデッキブラシを握って見せると、リナもその構えに覚えがある様で!…
と言うのも若干戸惑う反応を見せており!…
宛らあり得ない!と言いたげな具合に思わず言葉を零して行くと、
シルビィはそんなリナの様子など御構い無し!…
さっさとかかって来い!とばかりに言葉を掛ける!…
その際スッと冷徹な視線でリナの様子をジッと見ると、
リナもその様子を見て今度は徐に緊張し始め!…
「ッ!?……クッ!!…」
「…ッ?…な、何や言うんや?…さっきから笑ろたり怒ったり!…
仕舞には固まってしもて!…忙しやっちゃなぁ~?…」
この時先程までの勝気な様子はまるで嘘の様に消えて無くなり!…
途端にまるで強敵を相手にして居る様な!…
気を抜くと一瞬でやられる!とばかりに…
やはり何か緊張をしている雰囲気を露わにすると、
マサキもマサキでそんなリナの様子にこれまた戸惑い!…
忙しない!と言葉を零す!…
その際勿論何が原因でそうなっているのかは分からないのだが、
明らかにシルビィが原因?だと言う事は何と無く分かり!…
と、そんな両者をチラチラ見ているとシルビィがマサキに忠告を口に!…
「…大旦那様?…ここは私が…この者に少し…
灸を据えて差し上げましょう…」
「ッ!…え?…え??…」
宛ら下がって居て欲しい!とばかりに、そして自分一人で相手をする!と…
何なら上の者として一度教育と言う形でも懲らしめる!と、
リナの事を逆に舐めている様子で言葉を漏らし!…
と、いきなり強気?に出始めたシルビィにマサキも更に戸惑いを露わに!…
一体如何した?と慌てて見せ!…
何か同時に不穏な妙な気配も感じてしまうと、
一方でその余裕?の言葉にリナが噛み付く!…
次には先にリナがシルビィに仕掛けて見せる!…
「ッ!!…やれるモンならやってみやがれ!!!…
まさかここで出会う事になるとはなぁ!?…伝説の奴隷姫さんよぉ!?」
__ンバシュン!!!…ふわっ…カッ!!…チュドオオォォン!!!…
それこそ最初マサキにやって見せた時の様に!…大きく踏み込んだかと思うと、
シルビィの頭上を軽くフワッと舞って見せ!…
が、次には先程とは打って変わって弾丸の様に!…
シルビィに向かい思いっきり落下!…何なら床に穴を開ける所では済まさない!…
軽いクレーターを作る様に鉄板の床を凹ませて見せると、
マサキもその様子の変わり様に驚く!…
しかし一方でシルビィは涼しい顔をしてそれを余裕で避けて見せる!…
「ッ!?…な!?…」
「ッ!!…チッ!!…外したぁ!!!…」
その際攻撃を避けられた事でリナが焦りと苛立ちの両方を露わにすると、
すぐさま追撃の構えに入り!…
が、一方でシルビィは慌てず騒がずじっくり観察!…
それこそやはり知っている流派なのか?…さも弟子の動きを見る様に!…
大人の余裕さえも感じさせる何か不思議なモノを露わにすると、
ここで更に意味深な事を!…リナを挑発する様に口にする!…
と言うのもそれを聞いた瞬間、リナは更に怒りを露わに!…
「…見え見えなのですよ…ですから貴方の流派は敗北した…」
「ッ!!…黙れぇ!!!」
と言うのも攻撃がバレバレである事をわざわざ口に!…
当たる筈が無い!と言い、何なら既にもう勝敗?が付いている様な!…
それこそ一度リナがシルビィに!…
敗北した事が有る!とばかりの言葉も言って退けると、
それを聞いたリナは更に感情的に!…シルビィに怒りを露わにする!…
その際文句を言う流れでやはり先程と同様槍を支えに蹴りを
繰り出そうとするのだが、シルビィには当然お見通しで!…
__ダンッ!!…グオンッ!!!……ッ!?…
「…学習をしないのは罪ですよ?…」
リナは勢いを殺す事無く流れる様に!…
しかしシルビィはそれを半身で軽く避け!…
通り過ぎ様にリナへ当たる筈が無い事を再度忠告して行くと、
学ばない事は罪!と…
何なら相手の勢いを利用してリナの自爆を誘発する!…
と言うのもリナが勝手に突っ込んで来た所に合わせて!…
デッキブラシの穂先?の部分をスッと相手の腹部に
刺さるよう構えて見せると、
リナはそのデッキブラシの穂先?に自ら刺さって行ってしまい!…
__ギュンッ!!…ガスウゥ!!!…ッ!?…ッ~~~!!!…
「ッ!?…うわ!!…エグイのぉ~?…」
この時リナの体は当然くの字に折れ曲がり、
勢いも相まってか深々と刺さり!…
となると直前に食べていたモノもこれまた押し出されるよう
次には見事にリバースする羽目に!…
と、リナは声を上げる事無く悶絶し始め!…
シルビィも一方で涼しい顔を続けており!…
一切見向きする事無くグッとそのデッキブラシを握る腕に
更なる力を込めて行くと、その容赦の無い様子に
マサキも思わず引いてしまい!…
が、シルビィは今度は投げ飛ばす様にして更にデッキブラシを
押し込んで行く!…
__グッ!!…ギュンッ!!!…ガスウウゥゥ!!!…ッ!?…
「ッ~~~!!!…グハアアァ!!!……ッ~~~!!…グッ!!…」
__グオンッ!!…ッ…ドサアアァァ!!…ゴロゴロゴロゴロ!!!…
更に色々と漏れ出しそうになりながらも!…
必死にリナがその苦痛に耐えて見せると、
恨めしそうにシルビィを見詰め!…
が、シルビィはそんなリナの事などやはり全く御構い無し!…
次に球を撃ち出す様にしてリナを投げ!…
敵飛行船の床にリナを堂々転がして行くと、
手慣れた様子でデッキブラシを一振り!…
そして眼下にリナを見下ろして見せる!…
一方で床に転がされたリナはと言うと、
自身の腹部を押さえながらやはり悶絶!…
しかしまだ折れていないのか自身の槍を支えに立ち上がろう!と…
「…ッ!!…ッ~~~!!!……ッ!?…ガハァ!!…ハァ!!…ハァ!!…」
「ッ!?…あぁ~おい嬢ちゃん、もう無理や!!…
諦めてこのままジッとしとった方が!!…」
必死に歯を食い縛りながら体に力を!…それこそ少しでも気を抜けば!…
あっと言う間に崩れてしまいそうなそんな様子を見せて居ると、
マサキもそんな様子に思わず労わる言葉を!…
もうこれ以上は無理である事を口にする!…何ならこれ以上無理をすれば、
医者でなくても命に係わる事が容易に見て分かるレベルで有り!…
だがそれでもリナは絶対に退こうとしない!…
シルビィに怨嗟の視線を向け!…
何が何でも立ち上がろうとする意志を頑なに見せ続けると、
逆にマサキへ文句を口に!…
「ッ!!…クッ!!…う、うるせぇ!!!…
な、舐められっぱなしで!!…終われるかよ!!…
…ましてや!!…ましてや俺の父ちゃんの仇ぃ!!!…」
「ッ!?…ハァ!?…か、仇!?…」
それは指図は受けないとばかりに反抗期の娘宜しく!…
その際別に舐めてはいないのだが!…
自身のメンツが許さない様なそんな事を口にすると、
ここで衝撃の事実を!…
と言うのもシルビィが親の仇である事をここで明かす!…
この時それが分かったのもあのシルビィのデッキブラシの
構えからと言った様子でジッと睨むと、
その話を聞いたマサキはこれまた戸惑い!…
それこそ突然の話の展開にこれまたついて行けず仕舞いで!…
一方でそんな二人の事など御構い無し!…
シルビィもこれ以上は無駄である事を諭す様に話し出すと、
マサツグには到底挑めない!と…
「……今の私に勝てない様では…旦那様に挑むなど夢のまた夢ですね…
…言っておきますが…あの方は私等より遥かにお強いお方です…
当時の全盛期の私が挑んでも一太刀浴びせられるかどうか…
そのレベルのお方です!…」
と言うのも全然話にならないレベルで無理だ!と否定…
それもシルビィですら敵わない!と…リナの言う伝説の奴隷姫時代でも!…
恐らく一撃が限界である事を更に漏らすと、
シルビィはマサツグに反旗を翻した事を想像したのか!…
若干の震えを露わにする!…
それは紛れもなくマサツグに対して恐怖する様子を見せて居ると、
その手に持つデッキブラシもプルプルと震え!…
と、そんなシルビィの言葉と様子を目にしてリナも戸惑い!…
「ッ!?…な!?…」
「…ここは大旦那様の言う通り…大人しく投降するのが吉と思われますが?…
…それに私がこの様な事を言うのもアレですが…今ここで私を倒したとて…
その上に更にシロ様…ハク様にフィロ様が居るので…
やはり旦那様に挑む事は不可能かと…」
自身の仇であるシルビィがそこまで言う!…
何ならそんなシルビィの様子にこれまた戸惑い!…
思わず困惑の言葉もポロッと漏らして固まってしまうと、
更にシルビィは言葉を!…
と言うのも降伏するよう呼び掛け始める!…
そもそも今やろうとしている事自体無謀である事を口にすると、
更にはまだ壁がある事も従魔ながらに話して行き!…
それこそ自身がマサツグの従魔の中で一番弱い!とばかりに三人!…
シロにハクにフィロ!と…この三人を倒さない限り!…
マサツグには絶対に挑めない事をこれまた話すと、
トドメとばかりに諦めるよう言葉を!…
だがそれでもリナは決して諦めようとは一切せず!…
「やかましい!!!…ぜぇ!!…ぜぇ!!…
…ま、まだ終わってない!!!…終わっちゃいねぇんだよ!!!…」
寧ろシルビィに否定をされた事で更に火が点いたのか!…
シルビィに威嚇をするよう吠えて行き!…槍を片手にまだやる気なのか!…
そこから構えて見せようとフラ付く姿を露わにすると、
目の焦点も合っているかどうか?…それでも終わっていない!と反論をする!…
となるともうここまで来るとそのガッツに敵ながら称賛を
送りそうなモノではあるが、悲しい事にこれは命のやり取りであって!…
シルビィもそれを分かって居るが故に言葉を口に!…
「…如何しても…まだ続きをなさると…」
「当たり前だ!!!…私はまだ負けて!!…」
「…では…せめて華々しく!…その命を散らせて差し上げましょ…」
これだけ言っても無駄なのか?と…若干悲しむ様にして再度確認の言葉を口に!…
するとその言葉にリナも反抗をして見せ!…フラ付きながらも槍を構える!…
決して自身の負けを認めようとはしないでいると、シルビィもそんなリナに
引導を渡す様に!…改めてデッキブラシを構えて見せる!…
その際もう苦しまないよう一撃で葬る事を口にし出すと、
マサキがそんなシルビィに待った!を掛けて止めに入り!…
「ッ!?…ま、待ったやシルビィちゃん!!…もう決着は付いとる!!…」
「ッ!!…おい邪魔をするな!!!…私はまだ負けて!!!…」
それこそそこまでしなくてもいい!と決着を訴え…
その際シルビィとリナの間に割り込む様に!…
リナの戦闘不能である事をリナの意志を無視してマサキが諭すと、
当然リナがマサキに噛み付こう!と…フラフラながらに文句を言う!…
だがその様子から分かる様に!…もうこれ以上は命に係わる事が一目で分かると、
マサキもそんなリナに一歩も引かずに無理だ!と諭す様に話し続け!…
「…いいや!!…嬢ちゃんの負けや!!…
…ほれ、膝が笑ろてもうて立ててない!!…
こんなん勝負にもなりゃせんで!?…」
「ッ!?…グッ!!…」
「…とりあえず悪い様にはせんから!!…大人しいここで捕まっとけ!!…
それでもまだやるって言うんやったら!!…
今度は俺が無理やりにでも寝かせたるからな!?…覚悟しいや?…」
その際改めてリナの負けである事を堂々指摘!…何ならリナの膝を指差し!…
まるで生まれたての小鹿の様にプルプルである事をこれまた話すと、
リナもそれを言われてぐうの音が出てしまった様な!…
言い返せない様子を露わにする!…
そしてリナ自身もそろそろ限界なのか徐々に崩れる素振りも見せ始めると、
マサキもそれを見て丸め込みに掛かり!…
と言うのも大人しくするようリナを言い聞かせ!…
何なら抵抗するなら今度は自分!と…
無理にでも大人しくさせるそんな態度を露わにすると、
その姿と言うか様子はオトン!…
と、それを見てリナも思わずハッ!と…
遂には戦意喪失でへたり込んでしまうのであった!…
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内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
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魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
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過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
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社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
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そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
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かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
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過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
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収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
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2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
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【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
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見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
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神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
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