796 / 944
-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章十一節 お約束の化け物化!とマサキのボス戦!と喧嘩慣れ-
しおりを挟むさてセルゲイは一人溢れ出る力に感激すると、
今度は当然とばかりにその力を試したい様子を露わにして行き!…
と、ここで徐に目の前の様子にスッと目を向け始め!…
するとそこには身構えているマサキの姿が目に映り!…
セルゲイもその様子を見て自ずとある答えに行きつき!…
途端に身構える様な戦闘の意志を露わにすると、
その身構えるマサキに対して威嚇!…
もはや化け物を受け入れた様子で吠えて見せる!…
__ッ~~!!!…グオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!…
「ッ!……ッ…」
それは野生動物の様に自身の巨体を反らし広げ、四本の腕をそれぞれ伸ばし!…
と、言わば体全体を使ってマサキに威嚇!…辺りに自身の声を響かせ始め!…
その声のデカさで他のフロアに居る冒険者達もハッ!と…
それこそ何かが居る事を気付かせ途端に警戒をさせて行くと、
その一方で肝心のマサキは一切セルゲイに臆さず!…
ただジッとセルゲイを睨んで行く!…
それはまさに幾度となくこんな化け物を見て来た!…
或いは相手にした事がある!と言った様子で構え続けると、
その隣ではリナがセルゲイに怯え?続け!…
「ほ、本当に何なんだよ!?…セ、セルゲイが化け物に!!…
てかこんな奴今までに見た事が!?…」
そもそもとしてまずモンスターと言うモノを見た事が無いのであろう!…
あっても鳥型のモンスターか、
それこそ翼竜系のモンスターが関の山!と言った所で!…
ましてや元が人間であるセルゲイの変貌など尚の事で!…
その狼狽え様も当然酷く!…
夢でも見ている様なとにかく青褪める表情を浮かべて見せると、
ここでマサキがそんなリナの様子を察してか!…
リナにある事をお願いし出す!…
と言うのもそのお願いも非常に重要な事であって、
この場においてはリナにしか出来ない事でもあり!…
「…嬢ちゃん?…ここは俺が引き受けるさかい!!…
嬢ちゃんは飛行船の舵を取ってくれんか?」
「ッ!?…え、えぇ!?…」
と言うのもマサキはリナに飛行船の舵を取るよう冷静に指示!…
それは勿論怯えるリナを逃がす目的もそこに含まれていると、
同時に無情ながらも自分が戦い易い様に場所の確保もして行き!…
一方でそんな指示をされたリナは驚き戸惑う様子を露わに!…
思わずその指示を聞いた瞬間マサキの方にチラッと視線を!…
それは別にマサキの指示に不満があるとかそう言う話しでは全然なく、
ただマサキのその男気と言うか!…
とにかくその突然の指示に反応が間に合わない様な!…
そんな様子を見せて居ると、マサキは更に言葉を!…
一体如何言う意味なのか?を更に話す!…
「…今誰も居いひん様になった事で、舵を取るモンが勿論居らん!!…
しかもまだ一日目の航空!…あと四日も船旅がある中で!…
初日から航路を外れるなんてのはかなりヤバい!!…
オマケにこの飛行船に自動運行システムなんちゅうモンは恐らく無いやろうから!…
実質遭難って言うてもエェ位や!!…」
「ッ!?…ま、まぁ…確かに…」
それはもうセルゲイを倒した後の事を見据えた様で、
今ここで舵を取れないのは非常に不味い!と…
何故ならこの事件が起きているのはまだ初日の時点の話で有り…
初日から航路を外れて当てもなく飛行すると言う事は、
言わば自ら遭難する事に他ならない!と説明をし…
故に最悪全員が共倒れになる事態を示唆して更に話しを進め!…
オマケに便利なシステムも無いであろう事から!…
早急に対応が必要である事をリナに分かり易く!…
やはり関西弁で話しをすると、意外にも伝わったのかリナは理解!…
戸惑いながらも返事をする!…
しかしそれでマサキの話はまだ終わらず、
セルゲイを牽制しながら更に話しを続けて行き!…
「そしてそれを未然に防ぐ為にも!!…
ここで誰かがある程度舵を切らんなアカン!!…
けど俺もさすがに飛行船は扱こうた事がない!!…
そこで空賊の嬢ちゃんの出番っちゅう訳や!!…
空賊の頭張っとった位や!!…これ位は訳ないやろ?…」
その話と言うのもリナが適任である!と言う話しであり…
その際マサキも色々と乗り物には乗って来たが、
さすがに飛行船は経験が無い事を口にし!…
と、ここで頼れるは当然空賊の頭をしているリナであり!…
これ位訳はない筈であろうと仮定をし!…
リナに飛行船の操縦を一任する事をさも信頼したかの様に話して行くと、
リナもその話を聞いて大丈夫!と…
操縦に関しては問題無い事を返事する!…しかし!…
「ッ!!…あ、あぁ!!…問題はねぇ!!…けどそっちが!!…」
「構へん構へん!!…
こっちはあくまで時間稼ぎが出来ればエェだけやからな!!…
さすがに他の連中もここで暴れとったら!!…
誰かしら気ぃ付いてここに向かってくる筈や!!…
それまで俺がこのボケの相手をすればいい!!!」
当然それよりも心配なのはマサキであって!…舵を取る事に専念すると、
勿論セルゲイの相手が出来ない訳で!…となるとマサキに心配の声を!…
だがマサキには策がある様子ですかさず返事!…
と言うのも倒せなくとも時間は稼ぐ!と…
既にこの事態は全体に知れている事から救援も来ると考えている様で、
然程大変でもないと思っている様子!…
それよりも先にやはり舵を切る事の方が重要であるかの様に続けると、
一方で痺れを切らした様子でセルゲイが言葉を!…
「…何ヲ喰ッチャベッテイルノカハ分カランガ!!…
ココデ二人トモ始末シテ!!…俺ハ自由ヲ手ニ入レルウウウゥゥゥゥ!!!」
「ッ!?…コイツ!!…一々叫ばな会話出来んのか!?…
…とにかく!!…そっちは任せたで!!…
コッチもコッチで暴れるさかいに!!…巻き込まれんよう気ぃ付けてや!!…」
もはや人としての人格?も残っているかが怪しい所!…
マサキ達の話している内容が分からない!と…とにかくマサキを倒して!…
自分は自由を手に入れるとまた叫んで四本の腕を振り上げると、
マサキはそんなセルゲイに対して眉間にしわを寄せ!…文句の言葉を口にする!…
と言うのも叫ぶ事で五月蠅い!と、
しかし次には切り替えてもう話す時間も無い!とばかりにリナに後の事を任せ!…
となるとまだ完全に納得をして居ないのに話しを切られた事でリナは戸惑い!…
「ッ!?…き、気を付けるったって!?…
…ッ…ッ~~~!!!…あぁ~もう!!!…」
その際まだ話が飲み込めていない表情をリナは浮かべて見せ!…
しかし次にはもうそれ所ではない様子を目に!…
それはさも二人だけの世界に入って行くよう!…
マサキと化け物と化したセルゲイが互いに睨み合う!…
それだけの様子を目にしてしまうと、言いたい事があるのに言えない!…
謎の焦燥感?…いや、じれったさを感じてしまう!…
さてそうしてもう何も言えなくなってしまうと、
遂には無理やり了承をした様子で声を上げ!…
と、その声に気が付いた様子でマサキも更に言葉を漏らし!…
「…んじゃ、こっちもおっ始めよかぁ?…
なぁ?…このオオボケナス!!」
「我ガ力ニヒレ伏セ!!!…コノ愚カ者ガアァァァァ!!!!」
それは言わずもがなセルゲイに対して!…話は落ち着いた!とばかりに…
セルゲイに対して仕掛ける様な事を口にすると、
セルゲイもそのマサキの言葉に反応!…それこそ力に溺れた様な台詞を吐く!…
そして振り上げていた四本の腕をマサキ目掛けて振り下ろし始めると、
マサキもその様子を見るなり紙一重に回避をしよう!と…
と言うのもマサキの目にはそのセルゲイの攻撃の軌道が見えて居り!…
言わば避けるのは容易!と…然程労力を払わず!…
振り下ろされた腕の間に立って見せると、難無くその攻撃を回避!…
が、その際操舵室を震源に!…
大きな揺れが次にマサキ達へ襲い掛かる!…
__グオンッ!!…ッ…ドガシャアアアァァァァァン!!!…
「ッ!?…うわああぁああぁぁあぁぁぁぁああぁぁ!?…」
「ッ!?…チッ!!…面倒やのぉ!!…
こうも船揺らされると色々不味い!!…」
この時その揺れはまるで地震の様に大きく揺れると、
当然マサキ達の足元を覚束ないモノにしてしまい!…
となると一番に戸惑って見せるのはリナであり!…
リナは目に見えて足を取られ!…
今にも転びそうなフラ付き様を見せてしまうと、
一方でマサキもこの揺れには堪らない!と…
若干の焦りを感じて行く!…
と言うのも自分の足下も覚束なくなる事に戸惑うのだが、
何より心配なのはマサツグやくまさんの様子で有り!…
そうなって来ると更にセルゲイ戦では条件が自動的に付く事に!…
「ッ!?…チィ!!…外シタカァ!!…」
{…こうも脳筋馬鹿やとその攻撃のさせ方にも気を付けささなあかんのか!!…
やとしたらホンマに厄介なやっちゃで!!…
初めてのボス戦?…が、こんな縛りプレイやなんて!!…}
それは極力揺らさない様に!…
尚且つこれ以上被害を生まない為にもセルゲイを早めに倒す事で!…
一方でそんな被害の事など御構い無し、
初撃を躱された事でセルゲイは舌打ちをして見せ!…
慌ててマサキの姿を目で追って捉えて行き!…
すかさず次の攻撃を!…今度は捕まえよう!とバッと掌を広げて見せると、
更にその一方ではマサキもこの事から縛りプレイ!と…
初めてのボス戦に焦りを覚える!…と言うのも冬粉雪に居た時は、
バッカスと言う格闘家?と唯一それらしい戦闘をした位で!…
その他戦闘に関してはもはや取るに足らないレベルで有り!…
今までにこれと言ったボス戦の経験は全然なく!…
故に初回からこれか!?と…思わず焦りの色を更にチラッと見せてしまうと、
セルゲイがそんなマサキに対して腕を伸ばす!…
変わらず捕まえようと躍起になる!…
「逃ゲルンジャ!!…ネエエエェェェェェ!!!」
__ッ!!…バチコオオォォン!!!…ッ!?…
「…そのイントネーションで喋ってエェのは!!…若○さんだけやで!!!」
それこそ態々攻撃をするぞ?と教える様に!…やはり一々叫んで勢い良く!…
マサキの退路を塞ぎながら両手でガッチリホールドしようとして行くと、
マサキもマサキでマサツグ並みにトリッキー!…
ジャンプでその掴み攻撃をこれまた避ける!…
すると今度はまたけたたましくクラップ音が木霊すると、
一方でマサキはそのセルゲイの喋り方に引っ掛かりを感じた様で?…
と言うのも某・有名声優さんの名前を口にして許されない!と…
許されるのはその声優さんだけ!と話す様に…
まるでそのイントネーションがアイテムを使うと激昂する!…
某・戦闘狂人の様なそんな言い方をこれまた話すと、
当然何の事を言っているのか分からない!…
セルゲイは困惑しながらも更にマサキへ攻撃を仕掛ける!…
「ッ!?…ナ、何ノ話ヲシテイルノダ!?…トニカクソコデ大人シク!!!…」
「大人しくスンのはお前の方の方じゃボケナスゥ!!!」
一方の攻撃が空振りに終わってしまっても!…
もう一方の両腕でマサキを掴みに掛かって行くと、大人しくしろ!と文句を口に…
しかしマサキからすればそれは逆にこちらの台詞!と…
その言葉を聞いた瞬間怒りが湧き!…それこそ今まで抑えていた分!…
一気に溢れ出す様にして全身に闘気を纏って行くと、逆に文句を言い返す!…
と、同時に今度はマサキがカウンターを仕掛けて見せる!…
それは掴みに掛かってきた両腕の間をバッ!と素早く駆け抜けて行くよう!…
化け物と化したセルゲイの顔面に向かって突っ込んで行き!…
__バシュンッ!!…ッ!?…グオオォォ!!!…
「まずはいっぱあぁぁつ!!!」
__ギュンッ!!…ドゴオオオォォォォォォォ!!!!…ッ!?!?…
この突っ込んで行く時点でマサキは既にヌンチャクを振り被り!…
一方で真正面から突っ込んで来たマサキに対し、セルゲイも驚き戸惑う表情!…
しかし幾ら戸惑った所で如何にも出来ない!…
そんな慌てる様子も露わにすると、マサキは容赦なくヌンチャクを振り抜く!…
その際頭頂部から縦に真っ直ぐヌンチャクを振り下ろし一撃を放つ!…
となると辺りにマサキの怒りの籠った一撃の鈍い?…
いや衝撃音にも似た音が響いて行くと、セルゲイだけでなくリナをも酷く驚かせ!…
「な!?…なんて恐ろしい一撃なんだ!?…
あ、あんなの喰らったら誰だって一撃でお釈迦!!!…」
__ッ!!!……ドシャアアアァァァァ!!!!…
それは言わずもがなその一撃が首を思いっきり圧し折る勢いであったからで!…
となるとそんな一撃を放てるマサキに大いに戸惑い!…
更にはあり得ない!とばかりに言葉を漏らし!…
ジッと思わずマサキを凝視するそんな様子をリナが困惑気味に見せて居ると、
一方でその一撃を喰らったセルゲイは悲鳴すら上げられない様子で悶絶!…
それこそ地面に叩き付けられる様にして倒れてしまう!…
するとそんなセルゲイの様子に!…
マサキも何かしらアクションを見せるのか?と言った所であるのだが、
これと言って何かをすると言った事は全然無く!…
「…ッ……」
「…ッ~~~……ッ!?…って、そんな事を言っている場合じゃ!!…」
__ババッ!!…スタンッ!!…ババッ!!……ッ!?…
まるで感情が死んで居るかの様にジッと倒れたセルゲイを見詰め!…
と、それは宛ら次は如何してくれようか?と…
まるで品定めをしている様なそんな風にも見えてしまうと、
リナはそんなマサキの様子に何処か恐怖を感じ!…
何ならふと背中に冷たいモノが駆け抜けた様なそんな感覚を感じてしまう!…
そしてその様子に何も言えず暫くの間固まって居ると、
次にはハッ!と徐に自身の役割を思い出し!…
と言うのも動かなければやられるかも!と…
何がとは言わないが危機を感じ!…
急ぎ飛んで跳ねて舵の方へと駆けて行くと、そこである状態を目に!…
となるとリナは慌てて見せる!…
「お、おいおいこの航路!!…春野原は春野原でも!!…
こりゃ監獄都市の方に向かってんじゃねぇか!!!…
…ッ…これもあのマサキって奴の読みなのか!?…
と、とにかく急いで航路変更を!!…」
何故ならその飛行船の航路を調べると、
そこには確かに春野原へ行くよう舵が切られては有るのだが!…
しかしその行き先は王都ではなければのどかな農村と言う訳でもなく!…
と言うかそもそも監獄都市と言うモノがある事に、
大抵が思わず驚いてしまうであろう!…
とにかくその監獄都市の方へ舵が切られて有る事でリナは戸惑い!…
同時にマサキがこの指示をした真意について!…
セルゲイの行動を読んでいたのか?とばかりに!…
言葉を漏らして更に驚き様も露わにすると、またマサキに対して関心を!…
だが次にはハッと我に返るなり舵を弄る!…
その際やはりオートで操縦すると行った事は出来ない様で、
リナは操舵輪を握ると自力で航路を変更し!…
__…ッ!!…ッ~~~~!!!……ッ!!!…ッ!?…
一方でリナが航路変更をして居る所で、
マサキから重い一撃を貰ったセルゲイは頭を抱え!…
だがそれでも意地を見せる様に立ち上がり始め!…
そしてマサキに対してよくもやったな!?と…
怒りを抱きこの借りは倍にして返す!と言わんばかりに!…
チラッとマサキへ視線を向けると、マサキもセルゲイをジッと見詰め!…
それこそ当然これで終わるとは思ってもいない様子を露わにする!…
となるとそんなマサキの様子を見てまた思わずセルゲイは怯み、
マサキに対してコイツは何!?と…
また動揺を隠せないそんな反応を見せてしまうと、
マサキもまたその様子を見て一言!…セルゲイを馬鹿にし始める!…
「…なんや思たより簡単やのぉ?…」
「ッ!?…何ダトオオォォ!?…」
それはまるで思ったより大した事が無い!とばかりに言葉を口に!…
しかもたった一撃でこの倒れようと!…見た目の割に打たれ弱い?…
とにかく弱い!と言わんばかりに簡単と言う言葉をポロッと漏らすと、
当然その言葉を聞いてセルゲイが噛み付く!…
怯みながらでもマサキに睨みを利かそうとして見せる!…
しかしマサキは既に相手を下に見ている様子で更に言葉を続けて行き、
と言うのもまるで何かと比べては思った程?と漏らし…
「…この程度でエェんやったら?…
まだあの時群がってった人か何なんか分からん化け物の集団の方が強かったで!…
…こんなん…ハッキリ言って見掛け倒しや!……お前ぇ?…
喧嘩した事無いんか?…全然喧嘩慣れしてるようには見えんけど?…」
「ッ!?…バ、馬鹿ニシヤガッテエエエェェ!!!」
この時その比べた例と言うのはデグレアントでの出来事であろうか?…
それこそ歯ごたえが無い事を更に強調し始め、
仕舞にはその見た目とは裏腹に見掛け倒し!と…
何なら本当にBOSSなのかどうか?と疑い始め…
喧嘩の経験も然程無い様な…とにかくやはり弱い!とばかりに…
セルゲイに向かってなっていない!と言って見せると、
それを聞いて更にセルゲイが怒りを燃やす!…
と、同時に次には怯みから復帰をする!…
となるとまたマサキに向かい襲い掛かろうとするのだが、
やはりマサキには相手の行動が見えている様子で!…
__グオオオォォ!!!…グオンッ!!…グオンッ!!…
「…その向かって来る根性だけは認めたるわ!…けどな?…
やっぱりお前の攻撃…めちゃめちゃ単調やねん!…」
セルゲイはマサキに向かい拳を勢いよく振り上げると、
まるで熊の如くその振り上げた腕を振り下ろし!…
この時それぞれ片方二本づつで襲い掛かり!…
左二本を先に繰り出し!…
更に追撃で右二本もマサキに向かい放って行くが、
マサキはそれを然程動いていない様子で紙一重に!…
余裕をもって回避をする!…
その際一応はそのガッツと努力は認めるよう言葉を口にするのだが、
やはり無駄である!とばかりに…
マサキが更に隙を突いてカウンターを繰り出し!…
__ッ!?…シュンッ!!…ッ…バキバキッ!!…ギュンッドガアアァァ!!!…
その際またもや一気に接近!…当然自身の攻撃レンジも考えつつ!…
セルゲイの目の前にバッと出てまた攻撃を放つ様子を露わにすると、
一方でまた目の前にマサキが迫って来た事でセルゲイは驚き!…
しかしマサキは容赦のない攻撃を放って行く!…
それは左右に殴打するよう巧みにヌンチャクを扱って見せると、
その二撃目の最後で勢いを利用して回し蹴りを追加で放ち!…
と、それもまた真面に喰らった事でセルゲイもこれまた怯んでしまい!…
「ッ!?…ッ~~~!!!…」
__グラァ!!…ドシャアアアァァァァァンン!!!…ッ~~~~!!!…
何なら蹴られた勢いで後ろに倒れ!…その際受け身を取る事も出来ないまま!…
次にはその場で大の字になって倒れてしまうと、セルゲイは屈辱の二度目の悶絶!…
それはもうまるで某・龍玉集めの漫画に出て来る!…
世界チャンピオンの様な悶絶具合を露わにする!…
そしてこの時声にならない声を上げる始末であって、
一方でマサキもそんなセルゲイを目の前にして繰り出した蹴りを徐々に!…
降ろす様子を取って見せると、
次にはまるで何が駄目なのか?を説明する口調で言葉を続け!…
「…せやから簡単にカウンターが出来る!…
で、まだ続ける言うんやったら覚悟せぇよ?…
…いや、続けへん言うてもぶちのめすけどな?」
それは確かにスキルのお陰で攻撃が読めている事も起因するが、
それが無くても分かり易い!と…
何ならセルゲイの攻撃を喰らわない自信もある様子で!…
未だ余裕の様子でセルゲイを見下ろし!…
まだやるのかどうかについて話をすると、
返事はどっちでも構わない!とばかり…
やはりセルゲイを許さない事を口にする!…
となるとそれをさもマウントを取られた様に言われたものである事から、
セルゲイもまたカッ!となって悔しがり始め!…
「ッ!?…チ、チクショウ!!…
チクショウチクショウチクショウチクショウ!!!…
ッ~~~~!!!…負ケラレルカアアアァァァァ!!!!」
何ならその悔しがり様と言うのは、
これまた某・龍玉集めの漫画に出て来るセ○の様で!…
それこそ若本○夫さんの声で再生されそうな!…
とにかく特徴的な悔しがりで自身の体を震わせると、
そのままやられる気はやはり全く無いらしく!…
直ぐに起き上がり三度目の攻撃を仕掛け始める!…
その際またインファイトに持ち込んで行くと、
今度は大振りを繰り出す事無く!…
短いジャブ等でマサキを牽制しようとし!…
__バシュンッ!!…グワアアァァァ!!…シュンッ!!…シュンッ!!…
「ッ!…ちょっとは考え始めたか?……でもやっぱり…」
と、その攻撃の仕方を変えて来た事にマサキもピクッと反応をして見せ!…
しかしだからと言って慌てると言った様子も無く!…
そのジャブを一撃として喰らう事はやはり無い様子で!…
リズムを掴む様にワンステップでさもボクシングの様に回避をして行くと、
次にはタイミングを把握!…マサキがまた一気にセルゲイに仕掛けて行く!…
宛らその様子と言うのは得物に飛び掛かる獣の様で、
これまた簡単に相手の懐に入って行き!…
__ギュンッ!!…ッ!?…スッ…
「確かこんな感じやったか?…ッ!!…[裂鋼拳]!!!」
となるとそんなマサキの間合いの詰め方に三度驚き!…しかし今度は頭ではない!…
攻撃の行き先は腹筋の様で!…
マサキが懐に入るなり勢いを付けてその腹筋に右拳を突き出して行くと、
セルゲイもそれを見て咄嗟に腹筋に力を!…
だが御構い無しにマサキはそのまま拳を一気に叩き込む!…
その際まるで感覚を思い出す様に言葉を口にして行くと、
その手にヌンチャクを握りながら初めて技を使用し!…
と、それはもう恐ろしい結果を生み出す!…
と言うのも[裂鋼拳]と言うのは厚みにもよるが、
鋼の板をも貫く一撃を放てる強力な技で!…
そんな技を化け物とは言えどてっ腹に向かい打ち込んだ事で!…
__ギュンッ!!!…ドゴオオオオオオォォォォォォォォンン!!!!…
「ッ!!!!!……パガアァ!!!!」
宛らその技の刺さり様はまさに漫画やゲームの中の話の様で!…
まぁゲームの中の話なので当たり前ではあるのだが…
とにかくマサキの右拳は深々刺さり、セルゲイの体をくの字に曲げ!…
と、次にはその威力を物語る様に!…セルゲイの体は後方に吹き飛び!…
これもやはり漫画の様で、
壁に激突するまで一度として床に足が着くと言った事は無く!…
何ならその一撃を貰ったであろう箇所にはマサキの拳が跡になってしっかり残り!…
となるとこれにはセルゲイも耐え切れなかった様子で終いには吐血!…
白目を剥きながら壁に減り込み!…
ピクピク!と痙攣をするそんな様子を見せて居ると、
一方でその技を繰り出したマサキはハッ!と…
やり過ぎた!と言って慌てて見せる!…
「ッ!?…しもた!!…やり過ぎた!!!」
因みに慌てる原因としては当然セルゲイを心配している!…とかではなく!…
船を揺らす事によってマサツグとくまさんの心労が、
それこそストレスマッハで大変な事になってしまう!と慌てているからであって!…
と、一方で同時に縛りの条件が増える事にもなってしまい!…
言わずもがな技の使用を禁止!…
と言うのも別に繰り出す技を選べばいいだけの話なのだが、
マサキはそこが不器用なのかまだそれが出来ない様子で!…
一方で白目を剥いて壁に減り込んでいるセルゲイにも突如異変が見られ始め!…
それは気絶している筈なのだが、
何故か体がドクン!と脈打ち嫌な予感を感じさせ!…
__…ドクンッ!!…ドクンッ!!…ドクンッ!!!…ドクンッ!!!!…
「…ッ!…ん?…なんや?……ッ!?…」
となるとその脈打つ鼓動にマサキも疑問を!…それは注意深く観察をする様に!…
正直終わったと思った矢先の事で!…
この事態に当然戸惑いを隠せない様子を露わにすると、
そこでやはり体を痙攣させる様に脈打たせる!…セルゲイの姿を目撃する!…
その際なにやらまたボコボコ!と体を膨張させて居る様にも見えてしまうと、
次にはその当本人は気絶状態のまま!…更に悶絶するよう体を捩り!…
__ボゴッ!!…ボゴボゴボゴボゴッ!!…ッ…ッ~~~~!!!!…
「グオオオオオオオアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!」
「ッ!?…な、何や!?…また体が膨張して!?……ッ!?!?…」
と、次にはその苦痛?に堪えかねて思いっきり絶叫!…
当然その間もセルゲイの体の変貌は止まらず!…
遂にはまるで自爆寸前のセ○の様に!…
真ん丸な体になって最初の面影も消えてしまうと、
当然そんなセルゲイの様子にマサキは更に困惑!…
ここで初めて慄いてしまう!…
となると次には本当に自爆するのでは!?と感じてしまうと、
逃げると言った事を考えるのではなく!…
如何にしてこの状態を止めるか?で悩み始め!…
「ホ、ホンマに何やこれぇ!?……ッ!!…
こ、これが俗に言う第二形態とか言うヤツなんかぁ!?…
やとしてもこれってもう手ぇ出してエェモンなんか!?…
けど迂闊に手ぇ出してドカン!とか言ったら洒落にもならん!!…
かと言ってこのまま放置するん?ってなったら!!…
それもそれで違う気がするし!!…」
「グオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!…ッ!!!…
ヌアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
と言うのも勿論面倒な事になる前に一度は処理を考えて行くのだが!…
しかし頭に過るは不慮の事故!と言う言葉であり…
余計な事をして事故を起こしては元も子も無く、
迂闊に手が出せない!と言った様子で!…
その光景をジッと見詰めては歯痒く感じ!…
何ならそれで被害が及ぶのが自分だけならまだしも!…
今ここには一生懸命に舵を取ってくれているリナが居り!…
更には爆発するとして、
その規模もどれ位か分からない事からこれまた更にマサキを躊躇させる事に!…
と、その間にも目の前ではセルゲイが更に絶叫を続け!…
それこそ滅多に聞かないであろうレベルで叫び続け!…
宛らまるで拷問を受けて苦痛に悶えている様な!…
もはや悍ましい声となって!…
辺りに響きそんな声が聞こえて来る事で!…
リナも当然不安がり集中が出来ないで居ると、何度も後ろを見ようと四苦八苦!…
やはり気にする様子を見せるのであった!…
0
あなたにおすすめの小説
俺の召喚獣だけレベルアップする
摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる