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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章十二節 やはり第二形態!と覚悟の決め方!とキレるの意味!…-
しおりを挟むそれは突如背後より…
苦痛に悶える様なセルゲイの声が聞こえて来た事でリナがハッと慌て出すと、
後ろがとても気になり!…しかしだからと言って振り返る事はこの時出来ず!…
舵を握りながら頻りに後ろを!…
チラチラと振り返ろうとしては戸惑い様を露わにすると、同時に戸惑いの言葉を!…
さもマサキに質問をする様に口にする!…
と、一方でマサキもそんなセルゲイの様子に如何する事も出来ず!…
ただ見ている事しか出来ないで居ると、更にセルゲイの様子が変貌して行き!…
「な、何!?…今何が起きてるって言うんだ!?…」
__ッ!?…ボゴボゴボゴボゴォ!!!…バシュンッ!!…バシュンッ!!…
「ヌアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!」
その際辺りにリナの叫び声?が微かながら響くと同時に、
徐々にセルゲイの変態が終わりに近づいて来たのか!…
膨張が徐々に収まり始め!…
次にはまたその背中からもう一対の腕が生えて来る様に飛び出て来ると、
一方でその当の本人はまるで負荷に堪えるよう声を!…
それはもうリナの声を掻き消す勢いで叫んで見せる!…
そして今度は膨張していた体もギュンッ!と一気に引き締まり始めると、
これまた徐々に人の形に戻って行き!…
そして最終的にはその姿はやはり更に化け物へと変貌を遂げ!…
__バシュウウウウウウウゥゥゥゥゥ!!!!……ッ…ッ~~~~…
最終的には某・アシ○ラマンみたい容姿になり!…
腕は左右でそれぞれ三本ずつ、計六本あり!…顔は当然一つだけ!…
そして肌の色も更に濃くなってズズ黒く!…
その色は表現するとまるで長年放置されて来た池の水の様で、
色からして明らかにヤバさを物語っており!…
そして変態完了のお知らせとばかりに!…
その体全体から突如蒸気の様なモノを放って見せると、
いつの間にかセルゲイは沈黙しており!…
そして徐々に眠りから覚めるようピクピクと痙攣!…
と、そんなセルゲイの様子にマサキも唖然!…
何ならマサキが与えてきたダメージも回復したのか!…
先程まで有った筈の傷は無くなり!…
まるで最初から傷を負って居なかったかの様に綺麗な状態に戻っていると、
マサキもこれには参った!と…呆れる様にして言葉を漏らす!…
「…やれやれ…こっからが本ちゃんってところかいな!…
しかも見るからにパワーアップしとる!!…
さっさと仕留めやな俺やのうて船の方が先に落ちるかもしれん!…」
それはここからが本当の意味で本番である事を理解すると、
当然今からこれを相手にするのか?と思わず絶望をしてしまい…
が、だからと言ってマサキの闘志が衰える事は一切無く!…
改めて変貌を遂げたセルゲイを見て如何やって倒そうか?と…
見るからにその攻撃はヤバいそう!と言う事が一目で分かり!…
暴れる前に倒さないといけないスピード勝負!…
直観的にそう感じて自分よりも飛行船の耐久力を気にしていると、
次にはセルゲイが覚醒したのか!…
突如マサキの目の前から消えて強い衝撃を感じて行く!…
__ギュンッ!!…ッ!?…ドゴオオオォォォォ!!!…ッ!?!?…
この時その衝撃はまるで車に撥ねられたかの様なモノであり、
マサキも突然の事で思わず戸惑ってしまい!…
と、気が付けば今度は逆に自分が船内の壁に減り込む事に!…
そして鈍い痛みが全身を走り!…一瞬何が起きたのか分からず!…
壁に減り込んだ状態で思わず若干困惑する様なそんな様子を見せて居ると、
一方で今度はそのマサキが吹っ飛ぶ姿は見えたのか!…
リナが絶句した様子でマサキを見詰める!…
それは首の角度的にもギリギリ見えると言った様子で、
マサキの姿をジッと見てはワナワナ震え!…
「な、何で!?…何で吹っ飛んで!?…」
「ッ~~~!!!…ガフッ!!!…」
一方でマサキは先程の一撃のせいか次には吐血!…
となるとこの事態にマサキも更に戸惑い!…
それこそこれは不味いか?と…
さすがに命の危機を感じて徐々に焦りを覚え出すと、
若干意識が遠退きそうに!…しかし気力で耐えて見せる!…
一方その様子を見て今度はセルゲイが勝ち誇った様子で、
まるで天に向かい吠えるよう声を荒げて行き!…
それは船内をビリビリと揺らすレベルで響く事に!…
__ッ~~~!!!!…グオオオオアアアアァァァァァァァァァ!!!!!…
「ッ!?…っるっさぁ!!……ッ~~~!!!…」
{…チッ!!…たった一発程度喰らわせただけでこの喜び様かい!…
しかも勝ち誇った様にギャンギャン喚き出しやがって!!…
…ッ~~~!!!…こちとらまだ倒れてへんぞボケが!!!…
やったからにはしっかり覚悟出来とんねやろなぁこのクソが!!!…}
となるとその音源がある場所と言うのは当然酷い事に!…
それこそ鼓膜が破れそうな位の大音量を耳にし!…
これにはリナも思わず舵から手を放し、自身の両耳を押さえ!…
と、そのまま咆哮が治まるまで蹲る事に!…
一方でマサキもそれを耳にして更に意識をハッ!と…
そして今度は油断した事を反省し始め!…
同時にその勝ち誇る様に吠えるセルゲイに対して!…
怒りを燃やすとここまで来るのに感じた鬱憤も更に燃料に変えて行くと、
マサキを再起させるきっかけとする!…
そしてゆっくり体を壁から起こし始める!…すると!…
「…ッ!?…お、おい!?…大丈夫か!?…
生きているよなぁ!?…返事をしてくれ!!…」
マサキが動き出した事に気が付いたのか、
リナが慌てた様子で途端にマサキへ声を掛け出し!…
と言うのも先程の一撃を喰らって本当に大丈夫なのか?と…
先程の一撃は間違い無く常人であれば即死モノで、
しかしマサキが起き上がった事でリナとしても信じられない!と…
その際密かにマサキに対して化け物か!?と感じ…
それこそその声を聞きたい様子で返答を求めると、
マサキもそのリナの声が聞こえているのか!…
そのリナの問い掛けに対して色々と五月蠅い事を口にする!…
「ッ~~~!!!…っるっさいなぁ!!…生きとるわ!!…
…なぁに?…ちっとばかし余裕ぶっこき過ぎただけや!!…
お前はそのまま舵に専念しとれ!!…俺がコイツをぶっ倒すさかいに!!!…」
この時それこそまさに関西人のノリを見せ!…感情のままに返事をすると、
自分が生きている事を口に!…と、次には安心させるよう言葉を続け!…
さっきは油断した!と言い訳を漏らし、そして何も心配は要らない!とばかりに…
リナへ舵に専念するよう更に続けて返事をすると、
ここで闘気をその身に纏い出す!…
マサキはセルゲイを倒す!と堂々宣言をする!…
となるとその思っていた返事とは違うモノが聞けた事で、
リナは当然の様にこれまた戸惑い!…
「ッ!?…ぶ、ぶっ倒すってお前!?…
たった今一撃貰っただけでその有様なんだぞ!?…
勝てる訳が!?…」
そのマサキの発言を聞いて勿論無理だ!と慌てて否定!…
それこそ一旦落ち着け!とばかりに…
先程一撃を貰って満身創痍である事を口にすると、
それを聞いたマサキの怒りのボルテージが更に上がってしまう!…
となると次にはリナに対してその怒りの炎が火を噴き始める!…
それこそカチン!と来た様子を露わにすると、
今度はそれ以上言わせない!とばかりにマサキが声を荒げて一喝!…
リナを委縮させる事に!…
「ッ!!…じゃかあしゃいボケが!!!」
「ッ!?…ッ…」
それはセルゲイに一撃を貰って瀕死になった怒りも当然あるだろう!…
しかしこの時マサキは怒りを抑える事が出来ず、更に感情的になってしまい!…
となるとそんな怒声を上げるマサキにリナも思わずビクッ!とし…
その際その様子は宛ら父親に怒られてしまった娘の様で!…
思わずあの親分気質もその一言で消し飛んでしまった様な!…
途端にか弱くなって怯えるそんな反応を見せてしまうと、
次には何も言えずにマサキをジッと見詰め!…
一方でマサキはまだ怒りが収まらない様子でリナに堂々退かない!と公言!…
「こいつは俺を完全にブチギレさせたんや!!!…
そのケジメはしっかり付けさせる!!!…
付けさせやな俺の気が済まんのや!!!!」
「…で、でも…」
完全に頭に血が上っている事を自ら口に!…それは某・銀行マンの言葉の様に!…
やられたらやり返す!の精神でセルゲイを更にキッと鋭く睨んで行くと、
同時に視界を確保するよう血を拭い!…気が済まない!と更に続ける!…
するとそんなマサキの台詞を聞いてリナとしても勿論分からなくもないのだが、
でもやはりマサキの事が心配で!…
その際マサキは言うて赤の他人なので然程!…
心配をする必要は無いと思われる所なのだが、
しかしこの時リナはマサキに対して特別な感情!…
その際リナ自身まだこの感情に気が付いていない様子で!…
とにかく満身創痍のマサキを見て!…心配をせずには居られない!…
そんな感じでそれでも!と負けじと言葉を漏らして行くと、
それでもマサキは話しを聞かない!…リナへ舵に専念するよう更に言う!…
「…エェからお前は航路だけに集中しとれ!!…
…ッ…絶対に!!…絶対にお前には手ぇ出させへん!!!…
これは!!!…これは俺の喧嘩や!!!!」
と言うのもやはり一番に心配するのは航路で有り、
リナにしか扱えない!とばかりに怒気を強め!…
と、その際次にはリナに指一本触れさせない!と約束を口に!…
何故ならリナが心配をしているのは、
自身の身の安全の事を言っているから!と…
マサキは非常に残念?な誤解しており!…
故にリナを置いて死んだりはしない!と安心をさせるつもりで言葉を続け!…
となるとこの喧嘩のケジメは自分が付ける!と更に主張!…
絶対に折れない意思を露わにして行き!…そのマサキの決意の固さに!…
何ならマサキの言った言葉にリナがハッとする様に目を見開くと、
渋々納得!…
「ッ!?…ッ……ッ…ッ~~!!…わ、分かった!!…
…け、けど手助けが欲しかったら言ってくれよ!?…
…ッ…わ、私だって!…私だって戦おうと思えば戦えるんだからな!?…」
その際それでもやはり若干の葛藤を挿み!…だがリナの方が折れた様子で!…
納得した事を口にして見せ!…
しかし同時にやはり助けも必要である場合についても話して行くと、
この時やはりリナの親分気質が消えたままで!…
普通の女の子みたいな口調に戻って?話をする…
それこそ自分も戦える!と勇気を振り絞る様に漏らして行くと、
ここでマサキも若干冷静になった様子で!…
「ッ!……へ!…気遣いどうも!!…
…けど!!…ここはちょっとばかし!!…意地張らせて貰うでぇ!?」
何故なら普通の女の子からの返事が返って来たからであって!…
となると幾らガラが悪くてもマサキは紳士!…
自分がリナに当たっていた事にハッと気付き、
冷静さも掻いていた事から更にふと理解させられた様に!…
それこそ色々と落ち着く良いきっかけとして行くと、
マサキは不敵に笑うよう言葉を口に!…大丈夫!とばかりに返事をして見せ!…
そしてやはりリナに出番は回させない様な!…そんな言葉を続けて行くと、
次には驚くべき行動に!…リナをギョッとさせて見せる!…
__…グッ!!…バサアァ!!!…ッ!…ッ…ッ!?!?…
「な!?…ッ!?!?…」
それは何やら徐に自身の来ているジャケットにスッと手を掛けて行くと、
次には何故かそのジャケットを脱ぎ捨て!…
何ならその行為は言わば自ら防具を脱いだ様なモノであり!…
となるとこのマサキの行動にリナも動揺!…
一体何を考えているのか?が全く分からず!…
それこそマサキの細マッチョな体を目にして!…
更に思わず花も恥じらう乙女の様になってしまうと、
一方でマサキは呑気にこれでいい!と…更に自身に縛りを設ける!…
「…ふうぅ~!!…これで緊張感を持てるやろう!…
…さっきのは余裕をぶっこいとったから貰ったモンや!!…
せやったらそんな余裕も抜いてしまえば!!…
常に緊張感を持てるっちゅう事や!!!……のぉ、クソボケナス?…」
先に言っておくがマサキにその様な気も無ければ、
別にそう言った変な気も無く!…
ただ強いて言うなら逆境に対して強い様で!…自ら逆境に立って行き!…
自身を奮い立たせられる最高?のコンディションにして行くと、
改めてセルゲイに向かい挑発!…
仕掛けて来い!とばかりに腕を突き出し手招きをする!…
となるとそんなマサキの態度に化け物と化してもやはりカチン!と来た様で、
セルゲイはマサキに対してスッと身構え!…
__ッ…グオオオオオォォォォォォ!!!!……ッ!!!…
「…さぁこっからは第二ラウンドや!!!…
さっきの様には行かんし!!…
しっかり打ち込んで来やないて込ますぞ!?」
それこそマサキに対して吠えて行くと、
左右六本の腕をそれぞれ広げて威嚇をするよう構えて見せ!…
しかしマサキはそんなセルゲイの様子など御構い無し!…
身構えるセルゲイを見据えつつ!…
ここから第二ラウンド!と言って不敵に零す!…
自身の闘志もまだまだ折れていない事を露わにすると、
今度はコッチの番!と…更に挑発を続けて行く!…
しかし一方ではそんなマサキに対して慌てる様子を見せる者が!…
言わずもがなその慌てて居る者と言うのはリナであり!…
「ダ、ダメダメエェ!!…無茶だよぉ!?」
__グオオオオオォォォォォォ!!!!…ッ…グオンッ!!…
顔を真っ赤にしながらマサキに静止を促し!…
この時直視出来ない!とばかりに片手で顔を隠すのだが、
指の間からチラッと見る様なむっつり具合を見せて居り!…
と、リナが静止を促している一方でセルゲイが御構い無しに先制攻撃!…
それこそ攻撃を仕掛ける!とばかりに吠えて行き!…
マサキに向かい一直線に突っ込んで行くと、先程の教訓は何処へやら?…
右ストレートを縦に三つ並べる様にして同時に放つ!…
「…ッ!…やっぱさっきより攻撃が早い!!…けど!!…」
__ドガアァァン!!…ッ!!…
となるとそのセルゲイの勢いにマサキも戸惑い、
その際今までと攻撃速度が違う事にも当然気付き!…
しかしだからと言ってその攻撃を喰らうと言った事は一切無く!…
これを紙一重に回避して行き!…
セルゲイの右拳がそれぞれマサキの左側後方の床に刺さるよう!…
空振りに終わってマサキに隙を見せる事になってしまうと、
セルゲイはその事にハッと戸惑う表情を!…
一方でマサキはイケる!とばかりに言葉を漏らす!…
「見えへん訳とは違う!!!」
__スゥッ…ッ!!…
「まずはさっきの返させて貰うで?…」
それは見えている!と公言するよう堂々と口に!…
と、同時に最初に浴びせた一撃と同様真っ直ぐヌンチャクを構えて行き!…
となるとセルゲイも途端に警戒を露わにするのだが、
先程攻撃を繰り出した反動でか!…
ワンテンポズレてしまって思う様に回避が出来ない様子を見せて居ると、
その間にマサキが攻撃を繰り出す!…
それこそ先程貰った一撃のお返し!と言って容赦なく放つ!…
その際大きく振り被り力の籠った様子が!…
ハッキリと傍からでも分かる位に見えていると、
まるで吸い込まれて行くようまたセルゲイの頭を砕きに掛かり!…
__フォンッ!!!…メシャアアアアアアアアァァァ!!!!!…
「ッ!?…うわぁ!?…」
この時その様子をチラッと見たリナも思わず青褪めてしまうレベルであって!…
その気合の入った一撃はセルゲイの頭を陥没させ!…
例えが悪いが凹みの浅いス○ベ椅子の様な形にしてしまうと、
当然セルゲイは左手二本を使って頭を抱え!…
マサキから離れる様にして悶絶し出す!…
一方で確かな手ごたえを感じたのか、
マサキはそんな逃げようとするセルゲイを追い駆けるなり!…
追撃を放とうとして行き!…
__ッ!?…グアアアアァァァァァァァ!!!!…ッ!!…ババッ!!…
「逃がすかコラアァ!!!!」
それこそ一気に間合いを詰めると、またもやヌンチャクを構えて見せ!…
その際今度は往復ビンタとばかりに水平に構え!…何なら鬼気迫る勢いで
逃がさない!と…さも獲物を前にした猛獣の様な覇気も更に放って行くと、
一方でその追い駆ける様子を目にしたリナはハッ!と…不可思議なモノを
見つけてしまう!…と言うのもリナもそれを見つけるなり戸惑ってしまい、
アレは何?と困惑気味に言葉を零し!…
「…ッ!?…え!?…な、何!…あれ!?…
何であんな猛獣の顔が!?…」
その際リナはその見えたモノを猛獣の顔!と…
では何処でそんなモノを見つけたのか?と言う話しなのだが、
その見つけた先と言うのは何故かマサキの背中であり!…
となると某・地上最強の生物の様な!…
とかそう言うのでは勿論無く!…マサキが纏う闘気に変化が!…
宛らそれは刺青の様に!…まさに荒ぶる猛虎の顔を表し、
誰も居ない後方を威嚇する様な!…そんな様子の様に見えてしまうと、
リナはただその虎?を見詰めて思わず困惑!…
一方でマサキは御構い無しにセルゲイへ追撃を放って行く!…
「ウオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
__バキバキャアァ!!!…ドガガガガガガガガガ!!!!…
マサキは吠えながらヌンチャクで左右にセルゲイの両頬を殴打!…
するとそこから続け様に殴る蹴るのTPが続く限りの猛攻を見せ、
それこそ相手が化け物であろうが知ったこっちゃない!と…
宛ら功夫の演武の様に連打!…
と、勿論そこにヌンチャクの攻撃も折り合わせつつ!…
とにかく目の前の化け物に対して!…
滅多打ちの容赦のない猛攻を浴びせ続けると、
セルゲイも喰らうだけ喰らって怯み続ける!…
それはさも沼に嵌ったよう動けなくなる!…
さてそうしてマサキの鬼の様な連打振りに、
これまた更に戸惑いを隠せず!…
「ッ!?…な!?…な、なあぁ!?!?…ッ…」
それこそ本当に人なのか!?と疑ってしまう程であり!…
もはやリナ自身言葉にもならない様で!…
ただただな!?っと驚き?…戸惑い?…
とにかく言葉を漏らさずには居られない反応を露わにすると、
目を真ん丸にしては舵などもうそっちのけ!…
ジッとマサキの様子を振り返りながら凝視する!…
と、一方でさすがにずっと攻撃を喰らい続ける気も無いのか!…
セルゲイは気力を振り絞りマサキに向かい攻撃を繰り出し!…
__ッ!?…ッ~~~~!!!…ガアアアアァァァァァァァ!!!!…
「ッ!!…チィ!!…」
その際漸く右腕をグッと構えて見せると、
次には一旦マサキを振り払おうと考えたのか!…
特に何も動き等は考えていない具合に右腕三本を振り回し!…
しかしマサキはそれに機敏に反応をすると、
その振り払おうとする右腕の動きに集中!…
それこそ腕と腕の間を縫う様に飛んで跳ねて回避をする!…
と言うのも相手との間合いを常に維持!…
何故ならもう時間を掛けるつもりは無い様で、
攻撃が止み次第!…仕留めに掛かろうとしており!…
「ッ!!…何をけったいな声上げながら反撃して来とんねん!!…
こっちは反撃してもエェとはとっつも言っとらんぞコラァ!!!…
エェからさっさと往生せんかい!!!」
「ッ!?…ほ、本当に何なの!?…あ、あの人は!!…
…ほ、本当に!!…に、人…間?…」
それこそ幾らどんなに腕を振り回そうとも、
マサキに攻撃が当たる気配は一切なし!…
何なら一方で反撃をして来た事にこれまた怒り!…
理不尽に黙ってやられろ!と…
やはり降参等は一切認めない!…
確実に仕留める!と言った怒り様を露わにすると、
そのセルゲイの攻撃を躱し続けるマサキにリナももうこれ以上ない位に戸惑い!…
疑問の言葉を口にする!…
と言うのも常人であればあんなの相手に出来る筈が無い訳で、
マサキは本当に人間なのか?と…その表情も動揺を隠せない位に露わになり!…
と、ここで更に操舵室にある者が一人!…飛び込んで来るなり驚愕する!…
「ッ!?…ドアが吹き飛んで!…ッ!?…お、大旦那様!?…
そ、それにこれは!?…一体何故その様なお姿に!?…」
と言うのもこの場にやって来たのは後を追って来たシルビィで有り!…
まず操舵室までやって来ると、
その操舵室の扉が吹き飛んでいる事に驚き様を見せ!…
と、次に中に入って二度目のビックリ!…
何故ならそこには化け物と大縄跳びならぬ!…
大腕跳び?をしているマサキの姿があって!…
更にはそのマサキは何故か上半身が裸!…
そしてその背中には虎の威嚇図があると言う、
これが三度目のビックリとなり!…
何なら改めて化け物がここに居る事で四度目のビックリ!…
となるとこの状況は何!?と…
理解が及ばないそんな反応をシルビィが一人見せて居ると、
勿論マサキの心配も口に!…
一方でマサキはシルビィに気が付いているのか居ないのか?…
はたまた反応が出来ないのか苛立ち様を露わに!…
セルゲイに対して文句を零す!…
「チィ!!…エェ加減にせぇよ!?…
いつまでもアホみたいに腕ブンブンブンブン振り回しやがってぇ!!!」
「…いえ…それ所の話では無いと私は思うのですが!…
…と、とにかく私も援護に!…」
それはまるで遅延行為!とばかりに文句を漏らし、
しかしそれでも尚一度の被弾も許さず!…
と、集中し切っている様子でセルゲイをジッとガン見し続け!…
一方でそのマサキの文句にシルビィがツッコミ!…
徐々に状況を理解出来て来たのか!…
次には直ぐにマサキの援護に回る事を決めると、
デッキブラシを手に堂々援護に回る!と口に…
しかしその言葉にマサキがピクッと反応を示す!…
と言うのもセルゲイだけは絶対に自分が仕留める!と決めている様で!…
「ッ!?…手ぇ出すなああぁぁ!!!」
「ッ!?…え?…えぇ!?…」
そのシルビィの手助けをする!と言う言葉だけは聞こえた様で!…
次にはシルビィを見る事無く!…
ただ拒否する様に手を出すな!とだけ叫んで見せると、
当然そのマサキの拒否の言葉にシルビィは戸惑い!…
何ならリナも一緒になって戸惑って見せる!…
それこそ理解が出来ない様子で思わず言葉を漏らしてしまうと、
やはりジッとマサキの大腕跳びの様子も見詰め!…
が、それでも尚マサキは一方で言葉を続けて行き!…
「こいつだけは俺がきっちり沈めたる!!!…
いいか!?…絶対に手ぇ出すな!?…コイツは俺の獲物や!!!」
「ッ!?…し、しかしこの様なモノを見せられては!!…
それに敵ももうこの化け物だけしか!!…」
それはもはやムキになっている様子でもあって!…
それこそ何か深い理由を言う訳でも全然なく!…
セルゲイだけは自分が倒す!と叫ぶ様に続けて行くと、
シルビィもそのマサキの言葉で更に戸惑い!…
となるとシルビィもシルビィで反対の意見を!…
と言うのも別に見て居られない!と言う訳でも無いのだが、
当然二人でやってしまった方が早いと感じ!…
何なら他に敵もいない事から尚更!と…
だがそれでもマサキは折れずに頑固!…
シルビィの意見に聞こうとせず、自分の意志だけをシルビィに叫び!…
「それでもや!!!…ッ…絶対に!!…
絶対にコイツだけは!!!…俺が引導を渡したるうぅ!!!!」
「ッ!!…お、大旦那様!……ッ…」
「…いや何言ってんの!?…そんな事をもう言っていられる!!…」
宛ら魂の叫びであるよう!…ただひたすらにセルゲイだけは!と…
また頭に血が上っているせいか、その叫びにも当然熱が籠り!…
となるとその熱の入り様にシルビィは五度驚き戸惑い!…
と、次にはまるで悩む様にして固まってしまい!…
しかし一方で冷静にそんな事を言っている場合か!?と…
リナが舵を握りながら!…さもツッコミを入れるよう言葉を
口にして行くと、早急に終わらせる事に一体何が駄目なのか?を
問おうとするが!…
「…分かりました!…」
「ッ!?…えぇ!?…」
その言葉を言い切る前にシルビィが突如了承をして見せ!…
それも十分に理解が出来た様子で堂々と、
となるとそのシルビィの返事にまたもやリナが困惑する様子を露わにし!…
そしてその視線も今度はスッとシルビィの方へ!…
何ならこれまたお約束とばかりに戸惑う声を!…
当然理解が出来ない訳で、次には何で了承をしたのか!?と…
それこそ視線でシルビィにその意味を尋ねる様に訴えるのだが!…
しかし肝心のシルビィはそんな視線に気が付いていない様子で、
更に話を進める!…と言うのもマサキにある条件を付けて話しをする!…
「但し!!…少しでも危ういと感じたら…その時は即刻介入させて頂きます!…
…これも大旦那様の命を守る為!!…それだけはこのシルビィ!!…
主の命に背く事になろうとも!!…絶対にお譲りをする気は御座いません!!…
…ですので…どうか!…如何か大旦那様!!…ご武運を!!…」
それはマサキの意志を尊重すると同時に、自身の使命もまた大事!とばかりに…
要は危なくなったら助けに入る!と言うモノで…それこそシルビィは頑なに!…
これだけは絶対守る!と誓っている様子で、幾ら主の命令とは言え聞けない!と…
もっと噛み砕くと妥協案の提示をして行き!…マサキが頑なである以上、
何を否定しても無駄である!と…
だがこれなら聞いてくれる筈!とシルビィは考え!…
故にこの妥協案を口にすると、マサキを見守るよう健闘を祈る言葉を続け!…
と、シルビィの思惑は見事に通り!…
「ッ!!……フッ!…上等やぁ!!…よぉ見とけよ!?…
俺の正真正銘本気の!!…喧嘩の仕方っちゅうヤツをよぉ!!!!」
次にはマサキも納得した様子でシルビィに返事!…
その際不敵にプッと噴き出し!…さも挑戦に乗ったよう!…
シルビィにその場で見て居るよう機嫌が直った具合で言葉を口にすると、
ここから正真正銘本気と語り!…更にその様子を変貌させる!…
と、変貌と言ってもセルゲイの様に見た目が変わるとかそう言うモノでは当然なく…
が、ある意味で確かにその見た目が変わる事には変わるのだが!…
とにかくその言葉の後に変化が見られ!…となるとマサキの言う本気が露わになり、
それを目にしたシルビィとリナは驚く事に!…何ならマサツグといいオリハといい…
その血筋に何か特殊なモノを思わず感じてしまうと、
シルビィは改めてマサキ達に驚愕!…
自身の主達にある種恐怖を覚えるのであった!…
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富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
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