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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章五十節 [ガン=カタ]とアクロバティックとオリハの咬筋-
しおりを挟むさて控室でまた変な小競り合いが起きていると、
一方の闘技場ではオリハが大奮闘ぶりを見せており!…
と言うのも二人目は案の定銃でオリハを攻撃!…
まっぐすオリハに向かいまずは一撃!…
さも挨拶代わり!とばかりに堂々真正面から撃って行くと、
オリハもそれに対して機敏に反応をする!…
その飛んで来る銃弾に対して途端にスッと武器を振り下ろす!…
するとさすがはドレッグ謹製の武具と言った所で、
いとも簡単にその飛んできた銃弾を真っ二つに!…
と、ここでオリハがその手応えに違和感を覚え!…
しかしそんなオリハの様子など御構い無し!…相手の女性はそれを皮切りに!…
俊敏な動きで突如オリハに接近すると、インファイト!…
宛ら洋画の様なアクションファイトをおっ始める!…
__ババッ!!…チャキッ!!…
「ッ!?…ち、近付いて来て!?…ッ!!…」
「一気に仕留めてあげる!!…」
この時相手が勿論とばかりに近付いて来た事でオリハは驚き!…
反応が一瞬遅れる様な動揺を露わにすると、
向こうも向こうでそんなオリハの事など御構い無し!…
とにかく自分のペースに持ち込み崩さない構えを露わにする!…
その際まずはオリハを自身の間合いに入れた所で!…
まるで体を捻る様に軽くステップを踏んで行くと、
次にはオリハに向かって回し蹴りを放って見せ!…
となるとオリハも弾丸を弾いた手前で切り返す事が出来ず!…
だがそのまま食らうつもりも全然なく、困ったオリハは咄嗟に!…
__タンッ!…ッ!?…フォンッ!!!…
「ッ!?…躱した!?…」
__スタッ!!…バッ!!…
それこそオリハはまるで蹴られた様に突如バク転!…
すると当たるスレスレの所で相手の回し蹴りを回避して行き!…
回避された方も思わずえっ?とばかりに戸惑う反応を露わにすると、
まんま躱された事を口に!…一方でオリハはスッと地面に手を!…
三点着地で態勢を整える!…
そして素早く次の攻撃が飛んで来ても大丈夫な様に頭を上げて注意をすると、
この時オリハもオリハで驚いた具合に相手を見詰め!…
__ジッ!!……ッ……
{あっぶなぁ~!!…まさかの銃使いなのにインファイトとか!!…
ちょっとだけ肝を冷やしたぁ~!!…
…それにあの蹴りもかなりヤバい!!…確実に場所的には顎を狙ってた!!…
あんなの真面に喰らったら一発でダウンを取られちまう!!!…
…俗に言う世界を狙える脚って言うか!…とにかくヤバい!!…
さっきのが噛ませ!!…って、まぁ噛ませだったか…
とにかくアレは喰らっちゃダメだ!!!…何なら銃より厄介!!!…}
と言うのもその見た目から完全に遠距離から来るモノだ!と思って居た様子…
しかしいざ蓋を開けてみたらそんな事は全然無く!…
近接攻撃を交えて来た事にこれまた驚きようを露わにすると、
ただジッと相手の事を見詰める!…それこそ牽制!とばかりに虚勢を張る!…
その際先程の蹴りについてもヤバかった!と頭の中で考え出すと、
如何ヤバかったのか?を改めてこれまた頭の中でリプレイして行き!…
と、そこでこれは偶然出たモノでは無い事を認識して行き!…
間違いなく命に係わる!と…寧ろ銃より危険!…
何か先程からの違和感と交えて更に奇妙な感覚に戸惑いを感じ続けていると、
ここで相手の女性が声を!…まるで痺れを切らした様に言葉を漏らす!…
「…その様子だと既に気付いている様子ね…」
「ッ!…何!?…」
それはオリハの眼力に負けたと言うか、一人勝手に誤解した様子で!…
と言うのも徐に看破された!と漏らして行き…
それこそさすが!とばかりにフッと不敵な笑みを浮かべて見せると、
その一方でオリハもピクッ!と…
次には急に何?とばかりに話しについて行けない様子を露わにする!…
この時露骨にでは無いのだが!…それでもえっ?とばかりに漏らしてしまうと、
相手は聞いていない様子でただ淡々と自身の事を話し始め!…
「…私は…[銃使い]と[格闘家]のハイブリッド!…
もっと分かり易く言うと…[ガン=カタ]とでも言えばいいかしら?…」
「ッ!…ガ、ガン?…なにそれ?…」
何でもその相手の女性が言うには自分はハイブリッド!と…
その際身近な所で言うとライザと一緒で!…
こっちは[銃使い]と[格闘家]!…
宛らハリウッド映画のアクション俳優の様な構成である事を口にすると、
それを聞いたオリハは当然聞いた事がない様子で!…
更に戸惑い様を露わにする!…
それこそ今度は間違い無くその表情でもえっ?とばかりに反応を示すと、
相手の女性も律義に如何言った構成なのか?を続けて話し!…
「…もっと分かり易く言うと…そうねぇ…
…貴方が知って居るかどうかにもよるけど…
デビルメ○クライのガンスリンガーのダ○テ!…」
「ッ!…あっ!…あぁ~!!…な~ほ~ね?…」
その際それでも伝わるかどうか?と心配をして見せ!…
それこそゲーマーなら分かる!と言った所で!…
的確な例をポソッと漏らす様にして口にすると、
オリハも当然!とばかりに直ぐに理解した様子!…
納得出来た反応を露わにする!…
何ならこの時思わず某・Vthunderの様な返事をして見せると、
それこそ今戦っているとは思えない雰囲気を醸し出し!…
さてそうして相手に理解して貰えた事で相手の女性も思わずホッ!と…
が、そこで話は終わらぬ様子で!…更に続けて詳しく!とばかりに話しを…
「…ま、私の場合は更にそれにアレンジを加えての体術仕込み!…
遠距離は銃!!…そして近距離戦はマーシャルアーツ寄りの体術って!!…
…そりゃ両方を同時に扱うのはとても難しいとは感じるけど!!…
それでもハリウッド映画みたいな動きが出来ると楽しい!!って言うか…
…まぁ別に無敵って言う訳でもないけど……それでも…
それでも貴方なら倒せるって言う自信はある!!…」
その話と言うのもさも自慢?と言うか、ただ話しを聞いて欲しい様な…
その際ベースは確かにダ○テを模している様であるのだ、
そこに自分なりのアレンジを加えている事を明かし!…
何なら嬉々として可愛らしい女性の姿を露わにすると、
オリハもそんな相手の様子に思わず戸惑い!…ただ黙って話を聞いてしまう!…
と言うのもオリハはちゃんと今戦闘中である事を理解しており、
しかしだからと言って今攻撃を仕掛けるのは憚られる様に感じ!…
故に如何したら良いのか分からず困惑!…
と、次にはスッと女性も先頭に戻り始め!…
オリハを倒せる自信が有る事を口にすると、オリハも我に返るようハッ!と…
「ッ!!…ッ…」
「…さぁ!…派手に行くわよ!?…
油断をしてると本当にあっと言う間に倒れるんだから!!…」
__スゥ…チャキンッ!!…ッ…
急に話が戻って来た事に思わず困惑!…と、一方でまた相手はやる気を見せ!…
スッと体勢を整えてオリハに対して身構え出し!…
やはり先程のターコイズを例に出して油断はするな!と忠告をすると、
オリハも先程までの様子を見て気は抜けない!と…
その相手の様子に呼応するよう武器を構え直して行く!…
それは姿勢を低く獣の様に両刃剣を握って見せると、
一切その女性から視線を逸らす様子を見せず!…
が、同時にこの時ふと頭の中では疑問が残っている様子で考え事を!…
{…それもだけどさっき気になったのは弾を切った時!…
何か鉛弾を斬ったにしては手応えがなさ過ぎた様な?…
…これもこのドレッグさんの武器のお陰って言うのなら納得出来る気もするけど…
何かそれとはまた違う様な?…}
その疑問と言うのも相手が打って来た弾丸の事で!…
その際弾くと言うより切った!…まず弾丸を切った事にも驚きなのだが、
その感触が如何にも違う事に違和感を感じてしまい!…
となるとそんな些細な事が頭を巡り!…
この時普通の者なら別に弾けたのなら問題は無い!と言う風に考えてしまう所、
オリハに限ってはそうではない様で!…
何ならその違和感についてもドレッグの武器だから?と言った風に考えるのだが!…
しかしそれだけでも納得出来ないと言うか説明出来ないと言うか!…
とにかく異様!とばかりに変!と言う言葉が頭の中に浮かび続けてしまうと、
一方の相手は本気を出す!と…今度こそ!と意気込み始める!…
「…さぁ、今度は本気でやるわよ!!…
もう生半可な事はしない!!…ここからは本気で仕留めに行く!!…」
__ッ!!…ッ…チャキッ!!…
「…[Shall We Dance?]…」
それこそ恐らく舐めプをしていた訳ではないのだろうが、
もう容赦はしない!とオリハを睨み…
と、その両手に持つ銃をオリハに狙い澄ます様に突き付けて行き!…
オリハもそんな相手の様子を見て動ける様に!…
グッと足に力を入れて相手の動きに注意を払うと、
その様子にまた相手はニヤッと笑みを!…すると今度は意味深な事を口にする!…
それはもう何か役になり切る様に!…
その言葉を口にした後はオリハに向かって集中砲火!…
__…ッ…ボババババババ!!!…ッ!!…ッ~~~~~~!!!…
「ッ!?…さ、最初予想してたのはこっちの方だったんだけどぉ~!!!」
その二丁の拳銃から宛らガトリングガンの様に弾丸の嵐が!…
勿論一点にオリハへ向かい飛んで行き、
オリハも今度は牽制も何も無い弾丸の嵐を目の前に!…
思わず圧倒されるよう戸惑いを露わにするが、
次には器用にかつ慣れた様子で両刃剣にて全て防ぐ!…
しかし歯を食い縛るそんな表情を浮かべて見せる!…
その際最初はこれが飛んで来る事を予測していた!とばかりに言葉を漏らすが、
相手にその言葉が届く事は決してなく!…
と、一方で相手も今度は攻撃パターンを変え始め!…
__スタンッ!!…ッ!!…ボババッ!!…ボババッ!!…
「ッ!?…足も速い!!…これは本当に苦戦!!!…」
と言うのも今度はオリハの死角を狙おうと側宙をし始め!…
と、この時勿論オリハに拳銃を突き付けたまま!…
回転をしながら銃を撃つと言うアクロバティックな姿を披露すると、
オリハもそんな相手の動きに翻弄され!…
しかしそれでも必死に食らい付きやはり被弾を良しとしない!…
その際観客達からすると勿論オリハが劣勢に立たされている様に見える訳で、
思わずそんなオリハの様子に固唾を飲んで見守る視線を送り!…
その一方で相手も調子に乗るよう引き金をガンガンに引き続け!…
「それそれそれそれえぇ!!!…どんどん攻めて行くわよおぉ!!!」
__カチンッ!!…カチンッカチンッ!!…ッ!…
しかしここで[銃使い]の弱みが出てしまう!…
と言うのも弾を撃ち過ぎたのか、弾切れを起こし!…
因みに相手が使っている銃は両方ともオートマグで!…
故にリロードは弾倉式!…然程時間が掛かる事は無いのだが、
オリハからするとそれが唯一のチャンスであり!…
と、この時弾切れを起こした事に相手はもハッ!と…その際何度か引き金を引き!…
完全に弾切れである事を確認すると、オリハも一瞬攻撃が止んだ事を認識!…
チャンスと言って反撃に出る!…
「ッ!!…だよな!?…こんだけ撃ってりゃすぐに弾切れに!!…」
当然リロードとなると幾らオートマグとは言え若干の時間が掛かってしまう!…
それも二丁となると尚の事で、となるとオリハは一気に相手に向かい接近!…
当然相手に隙を与えないよう!…
このチャンスで一気に片を付けるつもりで向かって行くが、この時妙な事に!…
嫌な予感も感じてしまう!…何故なら相手は弾切れになったと言うのに、
然程慌てる様子を見せて居ないからで!…
と、そんな一抹の不安を感じている一方で相手も冷静に状況を見極め!…
__カシュッ!…ババッ!!…ッ!?…
「ッ!?…む、むか…!!」
その際まずは空になった弾倉を捨てる様に排出!…
すると今度は急ぎ次の弾倉を込めようとするのか?と思いきや、
何を思ったかオリハに向かい駆け出し始め!…
となるとそんな相手の様子にオリハも驚き!…
まさか向かって来るとは露にも思わず!…
何ならこの時面食らった様に戸惑う表情を露わにすると、
相手もそんなオリハの表情に気が付いた様子!…
フッと笑みを浮かべては改めて!とばかりにこう言い退ける!…
「さっきも言った筈よ!!…
私は[銃使い]と[格闘家]のハイブリッドだって!!」
__フォンッ!!…ギィンッ!!…ギィンギイィン!!!…
それは自分も接近戦が出来る!とばかりに口にすると、
次にはオリハが仕掛けるよりに先に飛び蹴りを繰り出し!…
となるとオリハもそれに合わせて慌ててガード!…
この時さも演武の如く蹴りが舞い!…
オリハもタジタジになって思わず引け腰になっていると、
相手は深追いする事無く!…
さも先程のは牽制と言った様子で途端に距離を取って見せる!…
と、オリハも攻撃が落ち着いた事で改めて体勢を整えては!…
まだチャンスはある!とばかりに言葉を口に!…
「ッ~~~!!!…体術が厄介!!…でも弾は!!……ッ!?…」
__…ヒュウウゥゥ!!!…クルンッ!…カシャンッカシャンッ!!……ッ…
この時やはり体術が厄介である事をポロッと漏らし!…
だが肝心の遠距離攻撃はまだ封じている!と、と言うよりかは捨てた様な!…
そんな感じに思えて相手がリロード出来ていない事を確認すると、
そこで次には絶望の光景を目に!…
とにかくハッとある事に気が付きあり得ない!と言った表情を浮かべて見せる!…
何故ならその相手の頭上にふと影の様なモノを捉えて行くと、
そこにはいつの間に投げ飛ばしたのか分からない!…
恐らく弾が入っているであろう弾倉がクルクルと二つ奇妙に宙を舞って居り!…
と、その落下地点も言わずもがなと言った所!…相手の女性がその場でクルッ!と…
突如踊る様に一回転をその場でして見せると、
その宙を舞っていた弾倉もまるで吸い込まれるよう両手の銃の中に仕舞われ!…
さもリロード完了!とばかりに音を鳴らす!…
さて一方でこれをやって見せた女性はと言うと、
上手く出来た事に思わずオリハへ対してドヤッ!と…
「…リロード完了~♪」
「……マジか!…」
まるで如何?と尋ねる様に相手は言葉を口に!…
一方でオリハもそんなモノを見せられて!…
宛らハリウッド映画で敵役を演じている様なそんな気分になってしまうと、
ただただ目を真ん丸にして驚きを隠せない!…
それこそポロッと本音も漏らす!…
そして思わず石化する様にその場で奇妙な状態で固まって居ると、
相手もそんなオリハに対して!…
もう一回戦!とばかりに銃を堂々と突き付け遠慮なく引き金を引き!…
__チャキッ!!…ボババババババ!!!…
「どわああぁぁあぁあぁあぁあぁあぁぁあぁああ!!!!」
またオリハの目の前に弾丸の嵐が迫って来る!…リロードした後ゆえ御構い無し!…
今度こそ!とばかりに相手も躍起になって来ると、オリハも慌ててビクッと反応!…
また防戦一方の状態へと追い込まれてしまう!…
しかしそれでもオリハは奇声を挙げながらそれを全て防ぎ出すと、
また観客達を大いに驚かせて行き!…
と、一方の相手も未だ被弾ゼロのオリハの鉄壁具合に!…
勿論と言った具合で驚きを隠せず!…
{…ッ…これだけ打てば一発でも当たりそうなモノだけど…
これが英雄って呼ばれるプレイヤーの妹さんの実力って事なのかしら?…
…だったらこれは如何!?…正直使いたくなかったけど!!…}
幾ら撃っても一発として当たらない事に勿論あり得ない!と…
それこそ相手がチートか何かを使っている事を考えるのだが、
もし使っていれば運営が摘発して居る筈であり!…
となるとこれも実力?と納得をし始め!…その理由にマサツグの妹!と…
男では有るのだが妹!とやはり誤解をしている様子でクッと歯を食い縛ると、
相手は強硬手段!とばかりに…ある策を講じ始める!…
それはオリハに対して未だ牽制をするよう銃弾の横殴りの雨を放っていると、
ふとあらぬ方向に向かい!…
__スッ…バシュンバシュウ!!…ッ!……ギュウゥ!!…
{ッ!?…全然違う方に向かって二発!?…
明らかに何か仕掛けた様にも思えるけど!!…}
本当に何も無い方向に向かって銃弾を二発!…一体何を思って打ったのか?…
その様子は観客達!…中でもフィロやシロ達と言った!…
動体視力がずば抜けて居る者の目にしっかりと映ると、
フィロは何かを察した様子で手に汗を握り!…
シロとハクはえっ?とばかりに疑問を持つ!…
尚その他見えて居る者には見えていたのだが、
そのオリハが相手をする女性の真意を見抜けたのは限られており!…
と、この時オリハもその様子はちゃんと見ていて!…しかしその真意が分からず!…
ただ何かを仕掛けたと言う事を!…漠然的にしか分かって居ないと、
次にはハッとまた冷や汗をかく事に!…
と言うのもそれを目の前に青褪める!…
__…ボバババババババババ!!!…ッ~~~!!!……シュンッ!!…
「ッ!?…なぁ!?…」
それはまるで流れ弾が偶然巡り巡って帰って来た様に飛んで来る!…
と言うのもこの時未だ牽制は続いて居り、オリハとしてもその対処に追われ続け!…
と、そんな最中オリハの顔目掛けて一発の弾丸!…
宛ら真正面からが無理なら別の所から!…
そんな意図が汲める様に斜め下から顎を狙う様にして一発の弾丸が飛んで来ると、
オリハもそれに気が付いた様子でハッ!と…当然更に驚き様を露わにする!…
それこそこんなのアリか!?と言わんばかりにその表情を困惑に染めて見せると、
相手の女性もさすがにこれは喰らった!と確信を持って行き!…
「入った!!!…まずは一発…!!!」
因みに言わずもがな彼女がやったのは[跳弾]!…
二発撃ったのは一発が本命で後は補助!…確実に一発を与える為の犠牲弾で!…
その犠牲を得てオリハの死角を突いて行くと、思わず歓喜に声を漏らし!…
やった!と笑みを浮かべて見せる!…
しかしそう上手くは行かないのがこの癖の強い兄弟の強み!…
オリハも黙って喰らう気はサラサラ無く、
マサツグと同様一か八か!と言った覚悟の決めようを露わにし始め!…
__ガアァァッガギュンッ!!……ッ!?!?…
「ッ!?…なっ!?…」
「ふぁんとおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
と言うのも食らいそう!と言った所で悪あがき!…
オリハはその飛んで来た弾丸に向かい口を開き、
そして奥歯で器用に噛み砕くよう受け止め!…
その際顎に掛かる負担は勿論相当なモノ!…だがオリハはそんな事など顧みず!…
ただ食らいたくない!と言った一心で本当に弾丸を受け止めに掛かると、
当然その様子を見せられた相手は驚き戸惑い!…
目を真ん丸にしてオリハを見詰める!…
尚オリハとしてもさすがに簡単ではない様子で、
顎に思いっきり力を入れては吠える様に言葉を漏らし!…
それは宛ら獣の咆哮の様であり!…
噛み砕かん!とする様子はまさに勝利に飢えて居る様!…
となるとそんな様子に二度驚き、また相手はあり得ない!と口に…
「…う、嘘でしょ!?…あ、あんな躱し方をするなんて!?…」
「憤怒怒怒怒怒怒怒怒怒!!!!…
…ひゃらせはぁ!!!……ッ~~~!!!…へん!!!!!」
それこそ今までそんな避けられ方?をされた事がない様子でただただ戸惑い!…
しかし一方で攻撃の手を止める事も決してせず、
と言うかもう弾切れの事など頭の中にない様子!…
と、これまたその一方ではオリハが歯を食い縛り続け!…
遂には止めた様子で言葉を!…
その際さも某・ジオン軍中将の様な台詞を口にして行くと、
その噛み止めたであろう弾丸を吐き出し!…ジッと相手に視線を向ける!…
となるとまたそんな様子を目にして!…
相手も化け物を見る様な目でオリハの事を見詰めて行くと、
可笑しい!とばかりに言葉を…
「ッ!?!?…う、嘘よ!?…あ、有り得ない!!!…そんなのって反則!!!…」
「プッ!!!…なぁにが反則だぁこの野郎!!!…ッ!!…
よもや跳弾を使って来るとか!!!…
こっちからすればそっちの方がよっぽど反則の様に思えるわああぁぁ!!!…」
さすがに勝った!とまでは行かないが到底信じられない様子で言葉を口に!…
それこそこんなの反則!と…こんな事が有って良い筈が無い事を訴えると、
一方でオリハもそんな相手に対して素の反応を!…
物言いには物言いで対抗をする!…その間片方が銃を撃ち続け、
もう片方はそれを防ぎ続けると言う一方的な状況!…
だがそこに口喧嘩も混じって来たモノだから不可思議が極まり!…
となるとそんな様子を見せられている観客達もこれまた唖然!…
こんな戦い始めて!と…ただその様子を見守る事しか出来ない様子を見せていると、
オリハは漸く疑問が解けた様子で言葉を!…更に相手に投げ掛ける!…
「…ッ~~~!!…っで、漸く分かった!!…
何でさっきから玉の反動に違和感を感じるのか!!…」
「た、弾の反動?…何を言って?…」
その疑問と言うのも先程からの弾いている弾の反動で、
違和感の正体に気が付いた事を口に!…
何なら先程弾丸を口で受け止めた事が関係している様子で!…
その際オリハは怒っている様な!…
その事実にムッと何か許せない!とばかりに相手の事を睨んで行くと、
睨まれている相手も思わずギョッ!と…何が何だか分からない様子を露わにする!…
そしてそのオリハの言葉に対して一体何の話?と返事をすると、
オリハは怒っている理由についてこう話し!…
「さっきからアンタが使ってる弾!!…それゴム弾じゃねぇか!!!…
通りで刃の通りが微妙に良いと思ったけど!!…
まさかゴム弾を使ってたとは!!…ふざけてるのか!?」
「ッ!?…あ、当たり前でしょ!?…あくまでも御前試合!!…
非殺がルールなんだから…!!」
何でもオリハが怒っている理由と言うのは相手が使っている弾丸にあり!…
噛んだからこそ分かった!と…
その弾丸がゴム弾で非殺傷武器である事に怒りを漏らすと、
舐められていた!と誤解をし…一方でそのオリハの文句に対して相手は当然!と…
と言うのも別に舐めプで使っているのではなく!…
大会規定に則り非殺傷武器で戦っている事を口にすると、
オリハを言い負かそう!と…
だがオリハはそれを言われても尚怒りが収まらない様子で暴走し出す!…
「ッ!?…ッ…ッ~~~!!!…
だああああぁぁぁもう!!!…とにかく許さねぇ!!!」
「ッ!?…り、理不尽極まり…!!!」
勿論相手が言った事はご尤もであり、何も間違って居らず!…
だが怒りを露わにした手前引っ込みが付かず!…結果オリハは逆ギレするよう!…
とにかく許さない事を口にすると、
理不尽に怒りを向けられた事に対して相手も当然戸惑い!…
文句を言うよう言葉を漏らす!…
その際ここに来て失念していた事がまるで牙を剥くよう襲い掛かると、
宛らそこに畳み掛けるよう更に不運は続く!と言った様子で!…
と言うのも二度目の弾切れを起こしてしまい!…
__カチンッ!!…カチンッカチンッ!!…ッ!?…
「ッ!?…しまっ!!…ッ!?…」
__バシュンッ!!!…コオオオオオォォォォォォ!!!!…
二~三回また何も無い引き金を引いて行き!…と、弾の計算を忘れていたと言うか…
オリハとの言い争いに必死になって次の行動の思考が纏まらずに戸惑ってしまうと、
一方のオリハは言い争いをしててもちゃんと行動を!…
今度は逃がさない!とばかりに接近し出す!…
それこそ先程よりも機敏に本物の狼のよう駆け抜けると、
宛ら一陣の風になった様に!…
更にはもう油断もしない事をポロッと零すよう口にして行き!…
「今度は一片の隙も見せない!!!」
__チャキッ!!…スンッ………ッ…
武器を握り直し狙いを定め!…
そのまま真っ直ぐにアタフタしている相手に向かい!…
両刃剣を相手の腹部に滑り込ませるよう一撃を放つと、
一戦目のターコイズと同じ様に!…音も無く一撃を喰らわせる!…
するとまた辺りは時が止まった様に静かになると、
本日二度目となる殺陣の様な雰囲気へと代わり!…
と、誰も動く事が許されない様な!…ただ固唾を飲んでジッと見守り!…
これで終わったのか?と言った疑問が観客の中から見られ出すと、
次には糸が切れた人形の様に!…オリハの相手が倒れ始める!…
「…グッ!!…ガハァ!!…」
__ドサアァ!!……ッ…
それは前のめりに苦痛の表情を浮かべつつ、
その際握っていた両手の銃もパッと手を放してしまい!…
と、次には辺りに人が倒れた音だけが微かに響き!…
一方のオリハは振り向きもしない!…
まるで相手がもう起きて来ない事に確信を持っているかの様に!…
終わったと言わんばかりにスッと緊張感を解いて見せると、
次には審判である兵士もハッ!と…今決着が付いた事を自覚する!…
となると次にはまた慌ててオリハの勝利を口にし始め!…
「…ッ!?…しょ、勝負あり!!!…二戦目勝者!!!…オリハ!!!」
__ワアアアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!…
「…はあぁ~!……ったく!!…これで二人目!!…
…あと八人かぁ~…こんなのがあと八人?…」
一度ならず二度までも!…それ程までに劇的な幕切れ!とばかりに…
審判が急ぎオリハの勝利である事を口にすると、
またそれを合図に観客達が一気に歓声を上げ!…
それは凄い!と言った具合に感動をする者も居れば!…
オリハをまるで化け物!と…
別に蔑む訳では無いのだが、これが英雄の妹かのか!?と…
いい意味で化け物と言った感心の目が向けられると、
一方でその化け物の親であるマサキとくまさんはヒヤヒヤ!…
ゲームの中でも心配をする!…尚シロとハクはそのオリハの勝利に大盛り上がり、
二人の膝の上で跳ねて居り!…
と、フィロもフィロで今回のはさすがに焦った!と言った様子で…
しかし無事勝利を収めた事で安堵して見せ!…更にオリハに対して期待を!…
もっと楽しませてくれ!と言った期待の目を向けて行くと、
肝心のオリハはもう草臥れた!と…
改めて自分が言い出した事に後悔の言葉を漏らすのであった!…
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なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
水都 ミナト
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【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
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※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
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【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
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事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
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タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
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