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俺が守る ローガスside
しおりを挟むスイを拾ってきて十四年が経った
ほんとに、あっという間に時間は経っていくから
困る
あっ、スイっていうのはスウィンの愛称だ
いつの間にか成長して
ほんとに聡くて賢い娘になった
本当に綺麗にもなった
まぁ、レイシーには敵わないけどな
レイシーも日々美しくなっていって本当に何をするにも心配になる
料理だってレイシーの綺麗な手に傷がついたらと思うと
ほんとに何もしてほしくない
全てに危険が付いて回ってるのに俺のレイシーときたら
って、悪い
話が逸れたな
そして今から四年前
俺とレイシーの間に子供ができた
そこで初めてスイに俺達の本当の子供じゃないことを打ち明けた
スイが十歳の時だ
本当に十歳かと疑うほど冷静になって話を聞いていたのは今でも覚えている
あの時は本当に驚いた
普通
『私、お父さんとお母さんの本当の子供じゃなかったの?グスッ』
ってなるだろ!?
別に、それを期待してたわけじゃないが
更には
「うん....なんとなく分かってた。」
とか
本当に十歳なのか疑った
......で、話は変わるが
スイは体内のメビス量が多い
〔話、変わりすぎだろ!!しかもメビス量ってなんだよ!!〕
ん?
メビスってなんだよ?
お前たち
俺を挑発して楽しいか!
あ‶ぁ、そうか!!
まぁ、説明はしてやるけどな
次、挑発してみろ喜んでそれに乗ってやる
そんで
メビスっていうのは平民や王族の誰しもが持っている能力を行使するためのエネルギーみたいなもんだ
もちろん量は多いほうがいいんだがコントロールするのが大変で下手をすれば
暴走して命を落とす
国では能力は重要だがメビス量もそれなりに重要視される
能力は特殊だがメビス量が足りず行使することができない
なんてことがあるからだ
だからスイには五歳からメビスの体内循環の仕方・能力の行使の仕方を教えている
ほんとは三歳から教えたかったんだが
「三歳からなんて、スイちゃんが危険な目にあったらどうするの!?」
レイシーがどうしてもって言うから譲歩して五歳から始めることにしたんだ
ちなみにレイシーはスイに座学を教えている
いらない知識なんて微塵も無いからな!
まぁ、万が一俺達がいなくなってしまったとしても
世界の常識を知っておけば困らない
俺達は
人間は
いつ死んでもおかしくないからな
弱く脆いのが人間で
だから人間は
簡単に死んでしまう
俺も剣か何かで斬られたら
簡単に死んじまうだろうな
まっ、レイシーがいる限り俺は死なねぇけどな!
家族は俺が守る
たとえ相手がどんな奴でも
ローガスside end
ふふふっ、ローガスったら張り切っちゃって
「私も、皆のために頑張るから一緒に頑張りましょうね!ローガス!」
私達の子供は
私達が守らないとね
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