(仮)異世界で私に家族ができました

白兎

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十四歳~両親はラブラブ~

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階段を降りて一階に行くと
そこには椅子に腰かけて台所を見つめるお義父さんがいた

「おはよう、お義父さん。」
「あぁ、おはようスイ。今日は早いな。」

挨拶をした私に向けて二カッと笑い挨拶を返すのは
茶色の眼に、淡い赤色の髪をオールバックにしている

ローガスもとい
お義父さんだ

「おはよう、お義母さん。」

お義父さんの近くで朝ご飯を皿によそっているお義母さんにも挨拶をする

レイシーもとい
お義母さんは、淡い茶色の眼をしていて
今は淡いピンク色の髪を一つに結んでいる

お義母さんは手を止めてこっちを向くと優しい笑みを浮かべた

「おはよう、スイ。朝ごはんできてるから運ぶの手伝ってくれない?」
「うん、分かった。」

お母さんは“ありがとう”と言って朝ごはんの準備を再開し、私も運ぶのを手伝い始める
その様子を見ていたお父さんは感心したような顔をした

「スイは偉いな。俺が子供の時なんて、親の手伝いなんて全くと言って良いほどしてなかったのに。」
「そんなこと言ってないでローガスも運ぶのを手伝って。」
「レイシー、俺はだな.....わかったよ。」

お義父さんが渋々了承したのは、お義母さんに弱い
と言うよりも、お義母さんが怒ったらお義父さんの何十倍も怖いからだろうな
さっきのお義父さんの間は
お義母さんの“運ばないなんて言わないわよね”という笑っているけど笑っていない目の力だと思う

お義母さんは
『親たるもの、子供のお手本にならなければいけない。子供の教育に全力を注ぐのは当たり前』

をモットーにしているから自由人なお義父さんに対して少し厳しい

でも

「許してくれよレイシー。機嫌直して、な?」
「何の事かしら?私は別に機嫌悪くないわよ。」
「お願いだよ。レイシー.......俺のことはもう嫌いか?」
「っ!?ローガス......ごめんなさい、言いすぎたわ。私はローガスのこと心から愛してるわ。」
「っ!?レイシー!!俺も悪かった。愛してる。」

二人とも....とっても仲がいい
少なくとも子供の存在を忘れて、愛してると言い合いながら抱きしめ合うくらいには


ちなみに朝食の準備はとっくに終わっている


いつになったら食べれるのかな?





この世界には能力持ちが存在する
人には何かしらの能力があり
生活系のものから戦闘系のものまで
ちなみに
戦闘系の能力を持つ人間や能力が三個以上だったりする人間は(能力によるが)王宮に仕えることができる

能力の例で行くと
レイシーは植物系・芸術系
野菜などの植物を育てること得意とする能力
歌を得意とする能力

ローガスは狩系・大工系
動物を狩ることを得意とする能力
物を作ることを得意とする能力

数でいうと
この国の王族は最高で六個の能力を持つ
国民は二個の能力を持つ

歴代の最高個数は

十個だ
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