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俺達の娘 ???side
しおりを挟む「着いたか。」
目の前には冬場でも寒くない丸太でできた大きな家があった
扉を開けて家の中に入る
「レイシー。今帰った。」
「ローガス!早いじゃない、今行くわ!」
スタスタスタスタ
返事の後、軽やかな足音が聞こえてくる
「お帰りなさい。今日はどうだった?」
「そのことなんだが、生きている赤ん坊がいたから連れてきたんだ。」
そう言って、赤ん坊を手渡す
レイシーは赤ん坊を受け取ると目を輝かせた後、悲しい顔をした
今にも溢れてしまいそうな涙を堪えているのが分かる
「可哀想に、こんなに可愛くて賢そうなのに.....。獣に食べられなくて、よかったわ。あーもー!この子を捨てた親が憎いわ。」
「そんなこと言わないでくれ、な?レイシーに憎いなんて言葉は似合わない。」
「......ごめんなさい。取り乱したわ。」
レイシーは俺に言われてションボリと縮こまった
まぁ、そうゆう人のことを本気で思って、こんなことを言うレイシーだから俺は好きになったんだけどな
「ねぇ、ローガス。この子をうちの家族にしない?私達まだ子供いないでしょ?」
赤ん坊を腕に抱きながら、こっちを見て微笑む俺の天使
.....同じ事を考えるなんて、やっぱりレイシーと俺は何かで結ばれているのかもしれないな
「俺は、レイシーの思いを尊重するよ。まぁ、俺もコイツが俺達の子供になってくれたらなと思ってたしな。」
「うふふ。でも、この子の意見も尊重したいわね。.....言葉が分からないのが残念だわ。」
本当に俺を殺す気か
愛おしくて仕方がない
どれだけ惚れさせれば気が済むんだ
「それじゃあ赤ん坊に聞いてみればいいと思うぞ。言葉は分からないかもしれないが――」
「この子の意見を尊重できる。」
「そうゆう事だ。」
「.....そうね。この子が起きてから聞くことにする。」
「それがいい。じゃあ、面倒を見るんだから名前を付けないとな。」
「そうね。この子は女の子だから――」
「ちょっと待て。どうして女の子だって分かるんだ。」
「あのね。そうゆう事は聞かないものなの。」
「....そうなのか。じゃあ可愛らしい名前がいいな。」
俺はそれ以上性別のことについて追求しなかった
レイシーに嫌われるのは死んでも嫌だからな
その後、赤ん坊が起きて子供になってくれるか聞くと満面の笑みで嬉しそうにキャッキャッと笑った
レイシーはその笑顔を見て
「可愛すぎるわ。私の子はなんて可愛いのかしら。」
と可愛いを連呼していた
ちなみに名前はレイシーと相談して、俺達が信仰している水の女神ウィンディーネ様の水をイメージして
スウィンと名づけた
俺達の可愛い可愛い娘
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