変態転生令嬢が強面不細工を狙う

狗沙萌稚

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003 ムッツリ…?

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ーーーー快晴。
サリィにお任せして、精一杯のおめかしをした私は騎士団の見学へ友人と一緒に来ました。
些か胸元が開きすぎな気がするドレスだけど
水色のシンプルで大人っぽいデザインなので
とても気に入っていますの。
ジェシーは顔立ちに良く似合う、薄いピンクの大きなリボンが可愛らしいデザインのドレスを着て、そちらも気合充分のように見えますわね。

「では、いざ中へ進みましょう!!」

声高々と宣言したジェシーは先陣切って演習場の中へ進んで行きました。



会場の中に入ると、意外と人が沢山いてびっくりです。
女性も少ないですがチラホラいるみたいですし…平民の方々が多いようですね。
円形の闘技場みたいな造りの騎士団演習場の
真ん中には、白い軍服と黒い軍服の列ができているのが見えますわ………


黒い軍服の方々は初めて見ますわね……
えっ?なっ………なんとカッコ良いのでしょう………!!
今までほぼ貴族の方々しかお会いしたことがないので忘れてましたが…
私前世ではマッチョな軍服の方々大好物でした……!
いや、嫌いな女性などこの世にいるのかしら……
鍛えられた身体に包まれている禁断の黒軍服…
中の腹筋とか割れているのかしら…
私昔から胸筋がある方のが好きなのよね…
この世界の男性は割と細マッチョな方が多いから胸筋の厚みが物足りなかったのよね……
確かに細身の硬い胸もスタイルが良く見えるし良いとは思うけど…私はAカップくらいあるような胸筋を鍛えてる方が良い……
あぁ…一度でいいから厚い胸筋を撫でてみたい……弾力を直接肌を触れて確認したい……
そしてそこから腹筋へ流れていって………
あまりボディービルダーのような方は苦手ですが…スポーツマンのようなマッチョはいいですね……ウフフフフフ



「……ニ?レニ??
またボーッと無表情で凝視しているわよ?
また変なこと考えてるでしょう…貴方って人は…」

「あら、ジェシー、失礼なため息をはかないでちょうだい。ちょっと黒い軍服の方々が珍しくて眺めてただけよ。」

「いつも王宮などの警備は第1騎士団の方々だから第2騎士団の方々は、レニには珍しく見えるのね。
サリィの婚約者も確か第2騎士団よね?」

「はい。私の婚約者は平民の出なので…貴族の御子息が集まる第1騎士団には入隊できません。」

この世界の騎士団は大きく分けて
貴族の次男、三男など家督が継げない子息が所属する、第1騎士団。
第1騎士団は白い軍服を着用して、主に王宮などの警備が専門みたい。
対して黒い軍服を着用している第2騎士団は
平民出身が多く、地方の砦やら外の警備が主な仕事らしい…です!
サリィ情報なんだけどね!そのサリィは婚約者を熱い視線を送っています……
いつものメイド服ではなく、簡素だけどふわりとした形の綺麗な形をしたワンピースを着ているサリィは切れ長な二重の目が綺麗な大人っぽい美人さん……羨ましい………‼︎

「サリィの婚約者って可愛い系よね~。あれだけ可愛いなら平民でもいいわ!!」

「侯爵家の1人娘が平民をお婿さんに連れてきたら流石のおじ様も倒れちゃうわよ?」

「分かってるわよ~!だから一応貴族の子息を探してるんじゃない!」

ぷくっと頬を膨らませる仕草は、とても同い年には見えないくらい可愛いわ。
この世界にも写真や動画技術を誰か作ってくれないかしら?
とても保存したくなる可愛さだわ!!

「でも、そうしたら本当に第1騎士団だけの公開演習の方がよかったのではなくって?
第2騎士団は平民の方々なのでしょう?」

「あら、知らないの?第2騎士団の中にも貴族の方はいらっしゃるわよ。
腕っぷしを鍛えたいと第1では満足出来ない方や、あまり見目がよろしくない方など様々な理由ですけどね。
……あぁ、ちょうど騎士の方々の前に出てきた黒髪の方、あの方も貴族ですわよ。
確か侯爵家の方だったわね……あの見た目だから第2騎士団へ入隊して、今現在は副団長ですって」

そう言ったジェシーの視線の先を見れば
背の高い黒髪短髪の鋭い目つきの方が整列された団員の皆様の前にいらっしゃるわ…
遠くから横顔しか見えないけど………


えっ?あの方めっちゃイケメンでない??(動揺)
確かにこの世界のイケメンには当てはまらないけど……二重でも細マッチョでもないし…

でも黒い髪は硬めなのかしら…後ろになでつけてあって触ってみたいわ…良く妄想では触ると柔らかいというしね……
遠くからでも肩の筋肉がついているのが分かるわ………背中の筋肉も無駄の無いのよねきっと………
お尻が小さくて腰も細すぎず………

…………いいわぁ~~!!!
あの方完璧ね!あの方ほど黒の軍服を着こなしている方はいらっしゃらないわ!!!
お尻から腰あたりを触ってみたいわ!!!滑らかな筋肉が見ただけで分かるなんて、素晴らしいスタイルの良さね……!!


思わず腰を舐め回すように見ていたら
ふと、副団長様もこちらを見たような…?
いえ、遠いから気のせいよね…?


「レニ?その表情はどうしたの??
いつも変なことを考えてる時は無表情なのに……まるで恋をしたような顔をしているわよ?
もしかして誰か良い人でもいたの??」

「えっ?!えぇっ?!
そん、そんなことはありません、わよ!!」

「うふふ、レニ動揺し過ぎよ~。あとでゆっっくりとお話し聞かせてね。」


にっこりとした笑顔を見せられて
少し嫌な予感がしたけれど、中央で大きな声がして演習が始まったようなので私達は意識がそちらに向いてホッとしてしまいました。





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ようやく主人公の変態を書けるようになりました笑
これからどんどん書いていこうと思います!
そしてあとがき?の書き方がわかりません…
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