変態転生令嬢が強面不細工を狙う

狗沙萌稚

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004 美の神様降臨…?

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主人公の腐った表現が出てきます。
苦手な方はその部分を飛ばしても何も問題ありませんので、よろしくお願いします。

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騎士団の演習は楽しかったですわ~!!
最初は合同に基礎練をした後、メインの白対黒の模擬試合で白熱しました!!
白の第1騎士団はパワーはそんなに感じられないけどその分技がすごくて、
黒の第2騎士団はパワー溢れる試合運びで手汗握る感じでしたわ!!
そしてあの切れ長クール系黒の副団長はとてもお強かった……!!
副団長くらいになるとパワー馬鹿って感じではなくて、素人目にも分かるくらい技も軽やかで…とにかく圧勝!イケメンも圧勝!
そして流れる汗を舐めとりたいっ……!!



ふぅ……ちょっと先ほど見た光景に興奮冷めやまないみたいですわ…失礼しました。


「なかなか面白かったわね!レニは気になる人はいらっしゃった?
最後の試合を真剣に見ていたようだけれど…」


ニヤニヤしながら聞いてくるジェシーはちょっと楽しそうです。
私は…確かに最後の試合は黒と白の副団長同士でとても熱い試合でしたわ…
黒の副団長は強面(私の中では)イケメンで、白の副団長は銀髪のロングサラサラヘアーを靡かせた美人さんでした。

……はい、正直に言います……。
私前世では美人と強面の組合せは大好物でした……。左右どちらでも対応可!!
でもあの白の副団長は美人だけどちょっと腹黒そうな雰囲気があったから……
美人×強面かなぁ~~!
強面イケメンの照れ顔とか眼福ものよね…
あんなに普段はキリッとしてストイックな感じなのにベットの中では美人腹黒に押し倒されたら慌てて赤くしておし返そうとするけど上手く力が入らないからあっという間に手を纏められてベットの上に縫い付けられて思わずそらした薄い耳に舌を這わせられたり喉元を噛みつかれて……………




「……ってあら?ここはどこかしら??」

大変ですわ……妄想しながら人の流れに歩いていたはずなのに…いつの間にか知らない場所に来てしまったみたいです……
サリィには変態ホイホイのジェシーから目を離さないようにお願いしといたから多分あちらは大丈夫だと思うのですが…


とりあえず馬車置き場まで戻らなくてわ!
サリィにまた怒られちゃうわ!




「ここは演習場の裏手側かしら…?人がいないわ……」

反対方向に進めばよかったかしら…
全然人が居なくなってしまったわ…!!
前世から方向オンチでいつも昔の友人やサリィから何でそんな所に進むのかと怒られていて気をつけていたのだけど……
うぅ……泣きそうになってきたわ……


ーーーバシャッ


何か水音がしたわ!!
よかったー!!誰かいるみたいだわ!!

少し小走りしながら水音のする方へ角を曲がりながら駆けると
そこには………やばい………美の神がいる………


美の神様は井戸の側で水を浴びていたようね………
美の神様は上半身を露わにして美しい背中が見えているわ……筋肉がいいわ……特に肩甲骨あたりの筋肉は最高ね………
まるでデッサン用の彫刻みたいに美しい背中………腰周りもエロい………ほんとイイ…
黒い前髪も少し乱れているが…エロい……
あら美の神様がこちらを見たわ……
細めの目がとても大きくなって少し顔が赤いようだけど………うん、その表情もエロい。

「あの、どうされましたか?
こちらは一般開放されていない区域になっていますが……」

えっ………エロボイスぅぅぅ!!!
腰にくるイイ声とはこの声なのね!!!

「もっ、申し訳ありません。少し…道に迷ってしまったみたいで……。
あの、馬車乗り場はどちらでしょうか?」

「馬車乗り場は反対方向ですね。
よろしければ御案内しますので、少々お待ち頂けますか? ……あの、身なりを整えますので……」

「あっ、もっ申し訳ありません…!不躾なことを……」

私ったらずっと神様のような美しい筋肉を視姦してしまっていたようですわ……
淑女としてはしたないと思われてしまったかしら………
でも咄嗟に視線を外してしまったけどまだ見ていたかったな……

「いっ、いえっ!私の方こそすぐに身なりを直さず申し訳無かった…!!男所帯なのでつい癖で……。」

そう言いながら井戸から少し離れた場所にあった白いワイシャツを羽織って、ボタンを留めていた。
私は素敵な腹筋と胸筋が隠れてしまうのを見ながらフラフラと無意識に近づいていたようで…

「そういえば申し遅れました、私は第2騎士団の副団長をしている、オルセイン・シュレヴィッツと申します。」

綺麗な礼をとりながら丁寧な自己紹介をしていただきましたが、私はオルセイン様の紅い瞳に釘付けになっていました。

オルセイン様は私が近くに来ていたことに少し驚いた表情をされましたが、厳しめな表現を崩さずに目を逸らされてしまいました。
私はもう一度その紅い瞳を見たかったのか、自分でも良く分からなかったのですが…
思わず一歩、オルセイン様の方へ足を運ぼうとしたら、バランスを崩してしまいました。

幸い地面は芝生のところなので
少しドレスが汚れる程度だと思うのですが…
咄嗟に手を前に出して、衝撃に備えようとしたら……

「きゃっ!」

「危ないっ!!」

ーーーーポスンッ

「いたく……ないわ…」

痛いのを覚悟して目を瞑っていたら
何か硬いのに覆われているようで………
もしやと思い、目を開けると
そこにはやはり顔を真っ赤にしたオルセイン様のドアップが!!

オルセイン様が抱きとめてくださったのね…!!
先程見ていた胸筋がここにある……!
思わずうっとりと頬ずりしまい、その弾力を堪能していたら少し焦った声が聞こえてきましたわ。

「あっあの、大丈夫でしょうか??」

「あっ、申し訳ありません……!!助けて頂き、ありがとうございます。
重ね重ね失礼をしてお恥ずかしいですわ…。」

「いえっ、そのようなことは決して…!」

「ありがとうございます。あの、申し遅れました、ワタクシはエレーヌ・ジュグラリスと申します。」

「ご丁寧にありがとうございます。それでは馬車乗り場まで御案内させて頂きます。」

オルセイン様からしっかりと立たせて頂き、エスコートをしてくださるのは
お顔は厳しそうで少し怖い印象ですが、やはり貴族のご子息なのでしょう。
すごく様になっていて素敵ですわ…!!








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