変態転生令嬢が強面不細工を狙う

狗沙萌稚

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005 ラッキースケベ…?

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オルセイン様に案内して頂き、改めて演習場を歩き出しました。
来る時は中を通ってきたのですが、ここからだと外から行った方が馬車乗り場には行きやすいみたいです。…どんだけ遠くに来たのでしょうか…恥ずかしいわ……

しかし…私の今の身長は約168センチくらいあって、さらにヒールを履いているのですが…
オルセイン様は私の頭を優に超えていらっしゃるので、190センチくらいあるのではないでしょうかね!
半歩前をキリッとした表情で歩く姿は本当にカッコいいですわ~!!!
なんかもぅカッコいいが飽和状態になっている気がする……でも本当に素敵……カッコいい……
広い背中に抱きついてもビクともしなさそうだし……先程見えた腹筋も割れてて触りたかった……
2次元でしか男の人の裸は見たことがないから…男の人の筋肉って良く分からないのだけど……あんなに割れている腹筋って本当にあるのね………
抱きとめて頂いた時に触れた胸筋もシャツの上からだけど、程よく硬くて気持ち良かったなぁ~………また触りたいな…………


「あの、エレーヌ嬢……先程からこちらを見ていますが、自分は何か失礼なことをしているのでしょうか?
 ………あまり女性の扱いには自信がありませんので、失礼なことがあったら直します故、仰ってください。」


ひぇっ!また見つめ過ぎてしまったみたいだわ!!多大な誤解が…!!


「いえ、そのようなことは決してありませんわ!!
……度々見つめてしまい、申し訳ありません……。
私よりも身長が高いので何センチくらいあるのかなと少し考えてしまいましたの…」
 

それらしい言い訳がすんなりと出てきて良かったわ…少し必死に言い訳めいて恥ずかしいけれども……顔赤いかしら……?


「そうでしたか。自分は確か194センチくらいだったと……。女性にはこの身長は恐怖の対象となるでしょう…怖がらせてしまい申し訳ない。」

「そんなことありませんわ!
私、女性にしては身長が高いからいつも恥ずかしいんですの………。
友人のジェシカ様は見た目も身長も可愛らしい方だから羨ましくて……私はあまり女性らしくないでしょう?」

この世界の男性は平均的に172~3センチくらいの方々が多いので
私がヒールを履くとそれほど変わらない方が多いのよね……中には目線が明らかに下の方もいていつも微妙な空気が流れますの……
その点ジェシーは自称150センチくらいなのでバランスがとても良い感じになるのよね。


「そのようなことはありません。肩も腕もとても華奢で、自分が力を入れたら折れそうなくらいだし……それに……
いや、とにかく貴方はとても女性らしいと思う。」

少し視線を彷徨わせながらもきっぱりとオルセイン様は仰ってくださったわ…!
どうしましょう……とても嬉しいですわ。
ちょっと顔が熱くなってしまいます……。


「ありがとうございます…オルセイン様のような素敵な殿方にそう言ってもらえて…とても嬉しいですわ。」

「えぇっ?!」

「えっ?」


何故かオルセイン様は驚いた様に目を瞠いて勢いよくこちらに視線を向けてくださいましたが、すぐに逸らされてしまいました……
どうしたのでしょうか…?


「あの……オルセイン様? どうされまっ……きゃっ!」


私ったらまた芝生に足を取られてしまいました…!!
昔からどんくさくて恥ずかしいです…!!

衝撃に備えようとしたらまたその衝撃は来ず……
その代わりに何か…お腹というか……
いえ、胸ですね…胸に大きな手がありますね。
まじまじと大きな手が私の割と豊かな胸をおさめているのを見てしまいましたが
助けて頂いたのは理解できています。なのでこのつんのめった間抜けな体制を整えてからお礼を言いたいのですが……
オルセイン様は固まってしまったみたいですわ。どうしましょう?あら、オルセイン様の耳が真っ赤になって可愛いですわ。

「あの、オルセイン様…?」

「はっ!あの!申し訳ありません!!」

「えっ?!きゃあっ!!」

「うわっ!」

ーーーーーーードサッ!!


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