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011 突撃…?
しおりを挟むとっても良いお天気ですね!こんな日はお弁当持って外でピクニックなどできたら素敵ですね!!!
はい、現実逃避しております。エレーヌです。
私は今現在、第2騎士団の演習場の外門におります。サリィと一緒に。
今日のサリィはお付きの人モードなので、半歩後ろにメイド服でいます…。怖いです。
何を言いたいかは、分かっています。早く中に入って受付に行けと言いたいんですね…。はい。
昨日ジェシーとサリィと3人で話し合って、早めに誤解を解くべきだということになりました…。そしてオルセイン様が自害する前に逢いに行けと。
それは分かるわ、でも恋を自覚してからオルセイン様にお会いするのがとても凄い恥ずかしいのよ……
できれば暫くはオルセイン様の昨日拝見した背中や胸筋、腹筋を思い浮かべてベットの中でキャーキャー言っていたかったわ……。
「お嬢様、いい加減腹を括って行きましょう。お弁当も悪くなっては大変ですわ。」
「そっ、そうね……。よし、それでは行きましょう!!」
そうでした!今日はジェシーから言い渡されたミッションがあるのよ!!
1、昨日のお礼と謝罪を言う。
2、差し入れを受け取って頂く。
3、お弁当はあーんをして食べさせる。
4、次のデートの約束をする。
って…3と4は難しすぎるわ!!
特に3は付き合ってからすることではないのかしら??
ジェシーはあちらがお詫びをしたいと言ったらおねだりをしてみなさい、とは言われたけど………断られたら泣くわ………。
「やっぱり突然で嫌がられないかしら?」
「大丈夫ですよ。念のため先触れで今日伺う旨の手紙は出てますから、これで行かない方が失礼です。」
「確かにそうだけど……。やっぱり緊張するわ~!!」
「はいはい、お嬢様は可愛いから大丈夫です。ほら、着きましたよ。」
「すっごく適当だけどありがとう!
……よし、行ってくるわ!!」
決意して受付の方へ向かって行くと、受付にいた騎士団の方はものすごい勢いでこちらに来たわ。顔が赤いようだけど大丈夫かしら?熱中症だと危険よね。
「お嬢様、多分違うので大丈夫です。」
あら、サリィまで私の考えが読めるのね。
サリィは小さい頃から一緒にいたから当然かしら。
「あの、こちらは第2騎士団の演習場となっています!いっ、如何されましたか?第1騎士団へのご案内でしたら、私がさせて頂きます!!」
あら、受付に行く前に来て頂いて案内してもらえるなんてラッキーだわ。
「ありがとうございます。でも私は第2騎士団の副団長、オルセイン様にお目通り願いたいと思いますの。ご確認願いますか?」
にこっと笑顔で言えたかしら?やっぱりこれから好意を伝える方の職場ですからね!良い印象でいてもらいたいですわ!!
「ふっ、副団長…ですか…?」
「はい。よろしくお願いします。」
「かっ、畏まりました!!直ぐに確認します!!」
ダッシュで受付に戻って確認してくれました。無事に確認とれて案内して頂けるようで安心しましたわ!
「こっこちらです…!」
「ありがとう。」
何故か顔の赤い団員さんが先導して、案内して頂けることになったので、私とサリィは大人しく付いて行きました。
建物中の長い廊下を歩くと、ドキドキが増していくみたい。どうしましょう。
今更だけど今日の私の格好は大丈夫かしら?
今日の私の格好は淡いミントグリーンの少し可愛めのドレスです。
気に入っているドレスなのだけど……オルセイン様は何色が好きかしら?
髪型もジェシーと相談して、少しうなじが出る様に纏めてもらっているの……。
少しでも好ましく映ると良いのだけれど……。
「着きました。」
大きな木目の扉の前で立ち止まり、団員さんは大きな声で中へお声がけしています。
私の緊張もピークです!!
ーーーーーーートントントンッ!
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