変態転生令嬢が強面不細工を狙う

狗沙萌稚

文字の大きさ
12 / 52

011 突撃…?

しおりを挟む


とっても良いお天気ですね!こんな日はお弁当持って外でピクニックなどできたら素敵ですね!!!


はい、現実逃避しております。エレーヌです。

私は今現在、第2騎士団の演習場のにおります。サリィと一緒に。
今日のサリィはお付きの人モードなので、半歩後ろにメイド服でいます…。怖いです。

何を言いたいかは、分かっています。早く中に入って受付に行けと言いたいんですね…。はい。


昨日ジェシーとサリィと3人で話し合って、早めに誤解を解くべきだということになりました…。そしてオルセイン様が自害する前に逢いに行けと。
それは分かるわ、でも恋を自覚してからオルセイン様にお会いするのがとても凄い恥ずかしいのよ……
できれば暫くはオルセイン様の昨日拝見した背中や胸筋、腹筋を思い浮かべてベットの中でキャーキャー言っていたかったわ……。


「お嬢様、いい加減腹を括って行きましょう。お弁当も悪くなっては大変ですわ。」

「そっ、そうね……。よし、それでは行きましょう!!」

そうでした!今日はジェシーから言い渡されたミッションがあるのよ!!

1、昨日のお礼と謝罪を言う。
2、差し入れを受け取って頂く。
3、お弁当はあーんをして食べさせる。
4、次のデートの約束をする。


って…3と4は難しすぎるわ!!
特に3は付き合ってからすることではないのかしら??
ジェシーはあちらがお詫びをしたいと言ったらおねだりをしてみなさい、とは言われたけど………断られたら泣くわ………。



「やっぱり突然で嫌がられないかしら?」

「大丈夫ですよ。念のため先触れで今日伺う旨の手紙は出てますから、これで行かない方が失礼です。」

「確かにそうだけど……。やっぱり緊張するわ~!!」

「はいはい、お嬢様は可愛いから大丈夫です。ほら、着きましたよ。」

「すっごく適当だけどありがとう!
……よし、行ってくるわ!!」


決意して受付の方へ向かって行くと、受付にいた騎士団の方はものすごい勢いでこちらに来たわ。顔が赤いようだけど大丈夫かしら?熱中症だと危険よね。

「お嬢様、多分違うので大丈夫です。」

あら、サリィまで私の考えが読めるのね。
サリィは小さい頃から一緒にいたから当然かしら。


「あの、こちらは第2騎士団の演習場となっています!いっ、如何されましたか?第1騎士団へのご案内でしたら、私がさせて頂きます!!」

あら、受付に行く前に来て頂いて案内してもらえるなんてラッキーだわ。

「ありがとうございます。でも私は第2騎士団の副団長、オルセイン様にお目通り願いたいと思いますの。ご確認願いますか?」

にこっと笑顔で言えたかしら?やっぱりこれから好意を伝える方の職場ですからね!良い印象でいてもらいたいですわ!!


「ふっ、副団長…ですか…?」

「はい。よろしくお願いします。」

「かっ、畏まりました!!直ぐに確認します!!」

ダッシュで受付に戻って確認してくれました。無事に確認とれて案内して頂けるようで安心しましたわ!


「こっこちらです…!」

「ありがとう。」

何故か顔の赤い団員さんが先導して、案内して頂けることになったので、私とサリィは大人しく付いて行きました。


建物中の長い廊下を歩くと、ドキドキが増していくみたい。どうしましょう。
今更だけど今日の私の格好は大丈夫かしら?
今日の私の格好は淡いミントグリーンの少し可愛めのドレスです。
気に入っているドレスなのだけど……オルセイン様は何色が好きかしら?
髪型もジェシーと相談して、少しうなじが出る様に纏めてもらっているの……。
少しでも好ましく映ると良いのだけれど……。


「着きました。」

大きな木目の扉の前で立ち止まり、団員さんは大きな声で中へお声がけしています。
私の緊張もピークです!!


ーーーーーーートントントンッ!
しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません!

花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」 婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。 追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。 しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。 夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。 けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。 「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」 フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。 しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!? 「離縁する気か?  許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」 凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。 孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス! ※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。 【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】

美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ 

さら
恋愛
 会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。  ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。  けれど、測定された“能力値”は最低。  「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。  そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。  優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。  彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。  人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。  やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。  不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

王宮メイドは今日も夫を「観察」する

kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」 王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。 ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。 だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……? ※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。

【完結】夜会で借り物競争をしたら、イケメン王子に借りられました。

櫻野くるみ
恋愛
公爵令嬢のセラフィーナには生まれつき前世の記憶があったが、覚えているのはくだらないことばかり。 そのどうでもいい知識が一番重宝されるのが、余興好きの国王が主催する夜会だった。 毎年余興の企画を頼まれるセラフィーナが今回提案したのは、なんと「借り物競争」。 もちろん生まれて初めての借り物競争に参加をする貴族たちだったが、夜会は大いに盛り上がり……。 気付けばセラフィーナはイケメン王太子、アレクシスに借りられて、共にゴールにたどり着いていた。 果たしてアレクシスの引いたカードに書かれていた内容とは? 意味もなく異世界転生したセラフィーナが、特に使命や運命に翻弄されることもなく、王太子と結ばれるお話。 とにかくツッコミどころ満載のゆるい、ハッピーエンドの短編なので、気軽に読んでいただければ嬉しいです。 完結しました。 小説家になろう様にも投稿しています。 小説家になろう様への投稿時から、タイトルを『借り物(人)競争』からただの『借り物競争』へ変更いたしました。

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。

処理中です...