25 / 52
024 約束…?
しおりを挟むその後、オルセイン様とメルヘンなお店でメルヘンなお菓子をたくさん買って…もらっちゃいました………。
自分で支払おうと思ったのですが…
オルセイン様は予想以上に店の中に居続けるのが居た堪れなかったみたいです……
軽くパニックになったオルセイン様は、慌てて私が持っていたお菓子と、おススメと書いてある商品など店員さんに言われるまま纏めて買っていました。大変な量です。
「すっ、すまん。……ちょっと買い過ぎたな…」
「いえ!お土産を沢山頂いてしまって……
オルセイン様ありがとうございます。」
「いや、気にしないで良い。」
「いえ、そんな訳には……!!オルセイン様、何かお礼をしたいのですが……」
何が良いでしょうか……?貧乏伯爵家ではお金をかけることができませんし……
「俺が勝手に買っただけだから、本当に気にしないで良いのだが……
それなら…もし、良かったら今度また演習場に見に来て欲しい」
「はい!必ず行きますわ!!」
誘ってもらえました……!嬉しいですわ!!
まぁ勿論誘われなくても行きますけど。
ストーカーでは……ありません。
「では、次はどこに行こうか?」
手を差し伸べて、私が隣に来るのを待ってくれます。
それがとても嬉しいわ。オルセイン様ととても近しくなったように思います。
ーーーーーガヤガヤガヤガヤ
楽しかった時間はあっという間ですね……
サリィとの待ち合わせ時間5分前に、再び噴水広場にいます。
あれから特に大きな問題も無くて良かったです。
まぁ…少しだけオルセイン様と離れると男の人がわらわらと来て、ちょっと怖かったですが……
でもオルセイン様がすぐ来て助けてくださったので……かっこよかったですわ~!
何度か背中にくっついちゃいましたし♪うふふ♪
……今度は素敵なお尻を触りたいですね……
今回は我慢しましたよ?ちゃんと……多分…。
いえ、すこーーーしだけ背中にくっついた時に形の良いお尻を少しだけ身体で確認しましたが……
でも手で触ってないのでセーフですよ!ねっ!
「今日はとても楽しかった…。ありがとう。」
「いえ、私の方こそ色々とお付き合い頂いてありがとうございますわ。
あの、それで…次のデートのこと……なんですが………
オルセイン様が大丈夫でしたら次のお休みは大丈夫でしょうか……?」
「勿論、次の休みも大丈夫だ。
ただ、その前に3日後に午後休があるのだが……
良ければ少し遠乗りに出かけないか?
まぁ暗くなる前に帰ってくるから近場にはなるが…」
「まぁ!是非行きたいですわ♪
でも…私は馬には一人で乗れませんの…
大丈夫でしょうか?」
残念ながら…運動神経は何処かに迷子になったまま帰ってこないのよね……
前世からなので諦めています……
サリィにも諦めるよう、口を酸っぱく言われています……悲しいわ……。
「ははっ!大丈夫だ。俺の馬は気性は穏やかな良い男だから、一緒に乗ろう。」
「ありがとうございます……。お恥ずかしいですわ…。」
「いや、苦手な事があって逆に安心だ。」
私は苦手な事ばかりですが…?
どういったことか聞こうと思いましたが
ちょうどその時、前からサリィが来ました。
サリィもちょうどこちらに気づいたようで、
「お嬢様、お待たせして申し訳ありません。」
「私達もさっき着いたところだから大丈夫よ。」
「シュレヴィッツ様、今日はうちのお嬢様を預かって頂き、ありがとうございました。
お嬢様は何か失礼な事はしませんでしたか?
少々残念な頭を持っていますので
失礼な所がありましたら、私に何でも仰って下さい。教育し直します。
そしてもし、ご迷惑でなければまたうちのお嬢様と一緒に出掛けてくださると嬉しいです。」
「ちょっと!サリィ!!私は小さい子供ではないのだから……!!」
「いや、こちらこそ楽しい時間を過ごさせてもらった。ありがとう。」
「こちらこそありがとうございます…!」
お別れのハグをしたかったですが…
「お嬢様、おやめください。」っと、サリィに止められてしまいました……。残念。
オルセイン様とは普通にお別れをして、サリィと共にお家に帰ります。
本当に楽しかったわ……!!
「お嬢様が楽しそうでなによりでございます。」
「うふふ♪とても色んな事があったの。
あとでゆっくりお話を聞いてね!」
「はい。楽しみにしています。」
色々と話したい事がいっぱいある。
サリィが淹れてくれるお茶を飲みながらゆっくりと、今日の素敵な出来事を思い返したいわ。
14
あなたにおすすめの小説
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
【完結】夜会で借り物競争をしたら、イケメン王子に借りられました。
櫻野くるみ
恋愛
公爵令嬢のセラフィーナには生まれつき前世の記憶があったが、覚えているのはくだらないことばかり。
そのどうでもいい知識が一番重宝されるのが、余興好きの国王が主催する夜会だった。
毎年余興の企画を頼まれるセラフィーナが今回提案したのは、なんと「借り物競争」。
もちろん生まれて初めての借り物競争に参加をする貴族たちだったが、夜会は大いに盛り上がり……。
気付けばセラフィーナはイケメン王太子、アレクシスに借りられて、共にゴールにたどり着いていた。
果たしてアレクシスの引いたカードに書かれていた内容とは?
意味もなく異世界転生したセラフィーナが、特に使命や運命に翻弄されることもなく、王太子と結ばれるお話。
とにかくツッコミどころ満載のゆるい、ハッピーエンドの短編なので、気軽に読んでいただければ嬉しいです。
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
小説家になろう様への投稿時から、タイトルを『借り物(人)競争』からただの『借り物競争』へ変更いたしました。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
【完結】転生地味悪役令嬢は婚約者と男好きヒロイン諸共無視しまくる。
なーさ
恋愛
アイドルオタクの地味女子 水上羽月はある日推しが轢かれそうになるのを助けて死んでしまう。そのことを不憫に思った女神が「あなた、可哀想だから転生!」「え?」なんの因果か異世界に転生してしまう!転生したのは地味な公爵令嬢レフカ・エミリーだった。目が覚めると私の周りを大人が囲っていた。婚約者の第一王子も男好きヒロインも無視します!今世はうーん小説にでも生きようかな〜と思ったらあれ?あの人は前世の推しでは!?地味令嬢のエミリーが知らず知らずのうちに戦ったり溺愛されたりするお話。
本当に駄文です。そんなものでも読んでお気に入り登録していただけたら嬉しいです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる