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033 据膳…?
しおりを挟む想いが通じ合い、キスもして………今とっても良いムードよね……?えっ?えっ??もしかして……もしかしてこのまま最後までいっちゃうのかしら?!
……きゃーーーー!!どうしましょう~!!
いえ、嫌ではないのよ?むしろウェルカムよ!このような時が来ても良いようにお母様と相談して、脱がせやすいシンプルなドレスにしましたし?あっ、でも乗馬に邪魔にならないってのが最前提でしたよ?!そんな……期待はちょっとしかしてませんわ……うふふ♪
ゆっくりと頭を撫でてくださっているオルセイン様のお顔を見ようと上を向くと、オルセイン様は窓の外を見ていました。
私もつられて窓の外を見ると、そこにはとても晴れやかな空が………。ってえっ?さっきまであんなに雷雨だったのに??いつの間に??
まさかオルセイン様……このまま帰るとは言わない……ですよね………?
恐る恐るオルセイン様を再度見ると、先程の甘さはどこえやら…
「晴れてきて良かった。これなら帰れるな……。エレーヌ、今日は雨にも濡れて疲れただろうから帰ろうか。」
ああああああああっ……!!
やっぱり…そうなりますよねぇ……。とっても紳士なオルセイン様ですもんねぇ……。………悲しくなんて、ありませんよ……。期待なんて………していませんよ…………。あはは……。
「……はい。わかりましたわ……。」
ちょっと拗ねた言い方になったのは気のせいではないですね………。子供っぽくて恥ずかしいわ……。でもでも、オルセイン様ったらあっさり私の体を話してさっさと外へ行こうとしているんだもの………。今は私がオルセイン様のシャツを掴んでいるから、かろうじて座っているけど……。
オルセイン様はシャツを離さない私に困惑しているみたい……。チラチラ外を見ながら、私の顔を伺っているわ…………。
………私ばっかりサカってるみたいね……。
まぁ考えたら今日お付き合いできたばかりですし、キスもできたのだから、私にしては頑張りましたよね!うん!!よし!後でサリィ達に祝ってもらいましょう!
名残惜しいですが、オルセイン様のシャツを離して上を向くと、優しい目をしたオルセイン様が頭を撫でてくれました。オルセイン様の手は大きくて温かいのでとても気持ちいいです………。
ナデナデしてもらい、気持ち良くって先程のモヤモヤはどこかへ去りましたわ~うふふ~♪
私が猫だったら絶対にノドを鳴らして擦り寄っちゃいますね!!
気持ち良くって目を瞑ってナデナデを堪能していると、スルリと頬を撫でてくださり
チュッと軽く唇にキスを……ってえっ?!今、今キスされちゃいました?えっ?!オルセイン様??
オルセイン様の流れるようなキスに目を瞠くと、オルセイン様はいつの間にかドアの付近へ……
あれ?早くない??今キス…したんですよね?
オルセイン様って本当に瞬間移動できるのかしら??この世界って魔法とかないはずなのに……?
「シャドールの様子を見てくるっ!」
ーーーーーーバタンッ!
慌てた様子で叫ぶようにオルセイン様は勢いよくドアを閉めてしまい、部屋は一瞬で静かになります。
「行っちゃった………」
ボフッとベットの上に大の字に寝そべりながら、天井を見上げる……。サリィがいたら、お行儀が悪いですよって怒られちゃうけど……今は見逃してもらいましょう。
「オルセイン様のキス……上手だったなー…」
先程のキスを思い出すと、そりゃあもうベットの上をひたすらローリングしたいくらい嬉しかったですよ!!しばらくはローリングコロコロしてオルセイン様のエロい声とか、色気で人を殺すんじゃないかってくらいエロい顔とか!!もう………妄想なんか比じゃないですね………。私の前世からの妄想力もまだまだでした……。
でも………我儘、なんでしょうね…。
凄く自分勝手な我儘だと自覚はしていますが……
オルセイン様のキスは一体今まで何人の女性が体験してるんでしょうか………。
オルセイン様は私よりも10歳年上なので、今までお付き合いしている人が沢山いてもおかしくないんですが………ちょっとだけ、嫌だなぁ………。ちょっとだけですよ?……多分。
「私だけだったら……良かったのに。」
ああ、なんて自分勝手な我儘なんでしょう……。
オルセイン様のこれまでの人生は私のものでもなんでもないのに。嫌な気持ちが溢れてしまいそう……。
「これが………嫉妬なのかしら……。」
オルセイン様の腕の中にいた方を想像するととてもモヤモヤします……。理屈では仕方ないとは分かってはいるんですけどね……。
「付き合える事だけで凄く嬉しいのに…
すぐにこんな事考えちゃうなんて……めんどくさい女の典型よね……。」
私は前世含めてこれまでの人生で初めての彼氏はオルセイン様です。なので当然ながら全部が初めてです。ハグもキスも…それ以上も……。
だからオルセイン様との経験の差がすごいあるのよね…。
………いえ、オルセイン様が誰として、上手になったかとか考えちゃ駄目よ!
オルセイン様は今、私と恋人同士なんですから!!結婚するのも譲りませんわ!!
っっっって!そうよ結婚よ~!!きゃ~~!!どうしましょう~!!オルセイン様が…旦那様………うふふふふふふふ♪
昔の恋人に嫉妬するよりも、これからのオルセイン様との楽しいことを考えないと!
いっぱいオルセイン様とお出掛けしたり、恋人らしいこと、したいなぁ~…。
「あと……お尻、触りたい…わ……。」
悶えたりモヤモヤしたりしたら、ちょっと疲れました……。オルセイン様もまだ来ないですし……このまま少しだけ、目を瞑っても大丈夫かしら……?………少しだけ、目を瞑るだけ…………。
スッと目を瞑ると、一瞬で意識が遠のくのが分かったが、体は言う事を聞かずそのまま手放してしまったーーーーーーーー。
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主人公はどれだけお尻が好きなんだ!笑
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