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ANGELIC CONVERSATION
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正直、何が悔しいって、身体を無理矢理開かれることが悔しい訳じゃない。
信じて貰えないことが、ただただ悔しくて、悲しくて……、零れる涙を止められなかった。
「俺が欲しいのは……そんな……じゃない……」
「じゃあ何が欲しいの? この写真の男の太いのが欲しいの?」
「ちが……っ……、あ、あぁぁっ……!」
反論しようと、肩越しに和人を振り返った瞬間、俺の後ろの口をこじ開け、冷たく硬いモノがうねりながら強引に押し入って来た。
下腹部に感じる裂くような痛みと、想像以上の圧迫感に、その姿勢を保っていることすら困難な程、俺の膝がブルブルと震えた。
にも関わらず、和人が手にしたリモコンのボリュームを最大限まで上げるから、ソイツは途端に俺の中で低い呻きを上げながら暴れだし……
「うぁ……ん、くっ……も、やめ……ん……あ……っ」
グルグルと中を掻き混ぜながら、ソイツは俺のイイ所をひっきりなしに刺激してくるから、嫌でも下半身が反応してしまう。
「なんだよ、散々嫌だのなんだの言ってた割には、気持ちよくなってんじゃんかよ。こんなに硬くしちゃってさ……」
和人クスクスと笑いながら、後から俺の腰を支え直し、俺の前に手を伸ばした。前を握り込まれ上下に擦られると、俺の中心は一気に限界まで上り詰めた。
「あ、も……出る、あ、あ……っ!」
堪え切れずに床に飛び散る白濁。
それを見た和人の冷たい視線が俺に突き刺さる。
「アンタさあ、気持ち良けりゃ何でもいいわけ? ケツの穴にこんなモンぶち込まれてさあ、嬉しそうに声なんか上げちゃって? ホントは俺なんかいらねぇんじゃないの?」
違う……そんなんじゃない……
いらないなんて、一度だって思ったことない……
他に何も欲しいものなんてない、俺が欲しいのは……
信じて貰えないことが、ただただ悔しくて、悲しくて……、零れる涙を止められなかった。
「俺が欲しいのは……そんな……じゃない……」
「じゃあ何が欲しいの? この写真の男の太いのが欲しいの?」
「ちが……っ……、あ、あぁぁっ……!」
反論しようと、肩越しに和人を振り返った瞬間、俺の後ろの口をこじ開け、冷たく硬いモノがうねりながら強引に押し入って来た。
下腹部に感じる裂くような痛みと、想像以上の圧迫感に、その姿勢を保っていることすら困難な程、俺の膝がブルブルと震えた。
にも関わらず、和人が手にしたリモコンのボリュームを最大限まで上げるから、ソイツは途端に俺の中で低い呻きを上げながら暴れだし……
「うぁ……ん、くっ……も、やめ……ん……あ……っ」
グルグルと中を掻き混ぜながら、ソイツは俺のイイ所をひっきりなしに刺激してくるから、嫌でも下半身が反応してしまう。
「なんだよ、散々嫌だのなんだの言ってた割には、気持ちよくなってんじゃんかよ。こんなに硬くしちゃってさ……」
和人クスクスと笑いながら、後から俺の腰を支え直し、俺の前に手を伸ばした。前を握り込まれ上下に擦られると、俺の中心は一気に限界まで上り詰めた。
「あ、も……出る、あ、あ……っ!」
堪え切れずに床に飛び散る白濁。
それを見た和人の冷たい視線が俺に突き刺さる。
「アンタさあ、気持ち良けりゃ何でもいいわけ? ケツの穴にこんなモンぶち込まれてさあ、嬉しそうに声なんか上げちゃって? ホントは俺なんかいらねぇんじゃないの?」
違う……そんなんじゃない……
いらないなんて、一度だって思ったことない……
他に何も欲しいものなんてない、俺が欲しいのは……
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