一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

ユニー

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2 そうだ、王都に行こう

16.5

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 ヤバい!

 違う意味で目立ち始めた!!

 直ちに街道から離れて人気が無い所まで移動して、短剣で長い髪をバッサリ斬り落とす事にしました。

 短剣を取ったところで、スマホが鳴るのです。

 「・・・。」

 スマホを手にすると、髪型カタログが載っているのです・・・。

 この世界用ではなく、異天の髪型なので斬新な形だらけです。

 「なぁ・・・もういい加減に出てきたらどうなんだ?」

 裏でちょくちょく助けてくれているのは良いのだが・・・なんか・・・いい気分はしない・・・。

 自撮りしたと思われる写真が出て来て、

 『あーあー聞こえる?』

 凄く自然な声がスマホから聞こえる。

 「あー聞こえるぞ・・・。」

 『いやはや・・・今まで名乗らずに御免な。』

 「何で今まで出てこなかったんだよ。」

 『色々っと言うか、負い目があるんだよ・・・。』

 人間だったのだが、魔人となって理性を無くし、俺を食糧として食おうしようとした時に運よく理性を戻りった事。

 そのまま放置していたら、血が足りなくて助からない事が解り、助ける為に血を分けた事で髪の毛の色が変わった事とかを教えてくれた。

 その後、自ら核を潰して死んだはずだと言った。

 「へー・・・。」

 『まぁ・・・そういう事だ。そう言う事が有って死んだと思ったら此処(スマホ)に憑依していた訳だ。』

 後は、俺が疑問に思った事の説明をしてくれた。

 森でクマの動きが止まったり、冒険者風の魔人の時の短剣とか都合が良い装備品の状態とか・・・。

 「なるほど・・・。」

 んで、改めて、髪の色とかが変わってしまったり、今まで出てこなかった事を謝っていた。

 「うん、許すよ。それにあの髪の色は嫌だったから丁度良かったよ。」

 と言って許した。

 『最後になったが、俺の名前はタツヤ・エモトだ。宜しくな』

 「宜しく、名前が無いから好きに呼んでくれ。」

 『解った。』

 その後、散髪をすると言う事で、タツヤが投擲剣を動かし俺が選んだ髪型にカットしてくれた。

 『よし!これでOKだ。』

 と言って、スマホの画面は鏡に成り、頭を見せてもらった。

 「よし!これで街道に戻るぞ!!」

 『まてまて!!』

 ストップがかかった。

 『ついでに用心して服装も変えとけ、何でバレるか解ったもんじゃないぞ。』

 「たしかに・・・。」

 と言う事で着替えました。

 これで大丈夫だ!!

 再び街道に戻り、例の噂が聞こえても俺を見てくる商人は居なくなった。

 ただ、その噂を聞く事に俺のライフポイントが減っていく・・・。

 宿に出来るだけ泊まらずに出来るだけの早足で街道を突破していった。

 三日後、ジフスミラ子爵領の領都に到着した。

 *

 宿に泊まり、汚れと疲れを落として次の町に行く方向を探した。

 このままいくと、例の噂でどこかで悶絶死しそうだ。

 時間が経つにつれ、変な尾ひれや背ひれが付いて来ていた。

 『まさかここまで噂が飛躍するとは思っていなかったぞ・・・。』

 と宿に泊まり、防音魔法をした後にタツヤが声を掛けて来た。

 「まったくだよ・・・。」

 『だが・・・このまま街道を行けばバレる可能性があるぞ。』

 何せ、普通ではない方法でバレット城塞都市を抜け、イヒェート山を越えて来たから、髪の色で酒の餌にされ何処から来たのかとか聞かれたら答えるすべがない・・・。

 こうなったら違うルートを探さなければならないようだ。

 タツヤに頼んで地図を出してもらう。

 流石にどの貴族が派閥に属しているのかまでは解らないので、今は出来るだけメグテール公爵領から離れるしかない・・・。

 どんなに頭を抱えてもやる事は決まっている。

 お腹が空いたので一階に降りていく宿兼用に成っている食堂で食事をしていると魔境の話が入って来た。

 話に寄ると、ハルハートン辺境伯領に有る魔境に入った冒険者がこの近くの魔境の出入り口に出て来たっと言う事だ。

 つまりその魔境は広大で此処とハルハートン辺境伯領と繋がっていると言う事だ。

 これは使える!

 多くの商人は新たなる商機を見出していたが、冒険者たちは冗談ではないと感じであった。

 必死に成り上がろうとする商人たちは冒険者たちを説得をしているが、冒険者たちはダメな理由を必死で伝えていた。

 そのため、反対に商人たちは説得され渋々諦めていった・・・。

 話を総括すると、魔境であると言う事もそうだが問題はその魔境出てくる魔物の素材が、利益貢献が出来るほど、さほど得ることが出来ないっと言うモノであった。
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