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第2話 就職
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創造神リュクス
この異世界を創造したとされる神様だ。世界全体で信仰されているが特に文化が根強い南半球では家庭に一つマスコットが置かれているくらいだ、が…
見るからにただの少年…というかクソガキ…
「で、働く気にはなった?」
目を輝かせ近寄って来る。
「あのね?」
「ん?」
「そもそもなんで俺が働くことになってるんですか?」
首を傾げる
「いや、だって君以上に未練ないでしょ?」
…は?!
「いや俺にだって未練くらいありますよ!商売だってもっと繁盛させたかったし、彼女も欲しかったし、家だって…あ?!家!」
まだあのクソガキは何も知らないかのように首を傾げている。
「え、だってさぁ…」
「まず第一に君がやってら商売…もうすぐ潰れるよ?」
「え?」
「これ真面目な話。君シャンプー作り売りしてたでしょ?」
「はぁ…」
「1年後エクレシア共和国で大規模石鹸工場が新設されて君の商売終わるんだよ」
「は?」
「第ニに君に彼女できるわけないじゃん」
「うグッ…」
「第三に家だってもうなくなったじゃん」
…
「いやお前のせいだろうが!!!」
「だから家くらい用意するから働いてよ!ね?」
こいつクソガキなだけじゃなくバカでもあるのか?自分の家壊した奴に散々バッシングされた挙句僕のところで働かないか?だと?!そんなのウケる奴いねーだろ!!ていうかこいつの親どこだよ!!どんな教育してんだよ!!!
「そんなことより親御さん連れてきてくれるかな?」
少年があからさまにこいつ何言ってるんだ?という顔になる。
数秒またフリーズしたが何を思いついたのか少年は急に立ち上がった。
「あ!そういうこと?!まだ僕が創造神だって信用できないの?君理解力少ないね!」
「あ゛?」
やはり殴ろうか?
すると少年は何もない草原に手をかざす。
「まぁ見ててよ」
次の瞬間、突然目の前に壁ができた。
いや、壁というより柵だ。
見上げると目の前に立派な門が建っていた。
柵の奥にはまるで古の王族のものかのような巨大で…さらにおしゃれな洋館が建っていた。
庭は花が乱れ咲き、大きな噴水まである。まるで楽園のようだ。
「はい。ここ君の家ね。これで信じてくれる?」
ん?君って誰だ?…
「…え?…これだけじゃ物足りない?」
?
「全く要求多いなぁ~」
再び手をかざすと屋敷の隣に温泉旅館のような建物が出来上がる。
何が起こっているのだろうか?
これは魔法なのか?夢なのか?
「…まだあるの?…」
再び手をかざすと今度は屋敷の横に特大プールが出来上がる。
「これでいいよね?流石に…」
「いや…」
「ん?」
「この屋敷誰の?」
少年は再び顔をしかめる。
「そりゃ君のものに決まってるでしょ?話聞いてなかったの?」
君…
「え?!俺?」
「なんだよ…もうちょっと喜んでくれるかと思ったのに…」
いや喜ぶとかの問題じゃないでしょ。
何だよこのおしゃれな豪邸は!!!!さらにプール付き温泉宿付き?いったい何が何でどうしてそうなった?!
「もしうちで働いてくれるならこれあげるよ」
「俺に?!」
「ほんと話し聞いてないね。だから彼女もできないんだよ。」
「それとこれとは関係ねーよ!!!!」
うん。たぶんこれ夢か詐欺だろ。詐欺だったらヤバいなたぶんこれ受け入れたら過労死するくらいの仕事はいるとか屋敷没収とか…
でも待てよ…なんでこいつが俺の商売知ってるんだ?俺はたしかに石鹸を売ってた…だが、シャンプーは原材料が高いから王妃さまにしか売ってない。それも厳密に管理してたからバレることはないはず…
まさか…
「君、本当に創造神なの?」
「だからそう言ってるじゃん。」
え?…俺本当に創造神に殴ろうとしてたの?俺、死ぬの?やなんだけど…
「で、それでさ報酬なんだけど…」
ん?報酬?家以外もあるの?
少年が天に手をかざすと大量の袋が足元に降ってくる。
「月収、金貨三億五千万枚(約三億五千万円)でどう?」
「…は?」
神界は恐ろしいくらいのインフレなのだろうか?
「あの…」
「物足りない?じゃあ」
また少年が手をかざそうとしたのでとめる。
「金貨って人間の使う金貨ですよね…」
「そうだけど…」
月収だよな…それ一生豪遊できるじゃん!これだけあるならアンティーク家具いくつ買えるんだよ!っ…危ない危ない持ってかれるところだった…
「…で、仕事内容はなんなんですか?…」
少年は満面の笑みになる。
「僕ら上級神神の会議に参加することだよ」
「上級神?」
「あ!神界にも地位?みたいなのがあって上級神は例えば炎のイグ君とか水のリリアちゃんとか…」
炎の神イグニスと水の女神リリアのことだよな?それ…
「というかなんで一般人の俺がその神様たちの会議に?」
すると少年は急に気難しい顔になりどこからか地球儀を出す。
「せっかく作った世界なら平和にしたいじゃん」
地球儀をくるくると回す。するとどういう原理か地球儀に描いてある国境が縮んだり広がったりを繰り返す。
「なのにこれだよ」
しばらくするとはじめは10数だった国が分離したりなどしていつの間にか見覚えのある地図になっていた。しかしいまだに国境はかわり続ける。
「これじゃあ何しても埒が明かないから一般人の視点も取り入れようと思ったわけ」
なるほど。納得はできる。確かに前世でも物事が滞ったときに別の視点を入れてみることはよくあった。
でも、なぁ…まだ腑には落ちない…
「あ、ちなみに3食付きのボーナス付きで週休二日・定時は12時で――」
「やります」
こうして俺は神界に就職することとなった。
この異世界を創造したとされる神様だ。世界全体で信仰されているが特に文化が根強い南半球では家庭に一つマスコットが置かれているくらいだ、が…
見るからにただの少年…というかクソガキ…
「で、働く気にはなった?」
目を輝かせ近寄って来る。
「あのね?」
「ん?」
「そもそもなんで俺が働くことになってるんですか?」
首を傾げる
「いや、だって君以上に未練ないでしょ?」
…は?!
「いや俺にだって未練くらいありますよ!商売だってもっと繁盛させたかったし、彼女も欲しかったし、家だって…あ?!家!」
まだあのクソガキは何も知らないかのように首を傾げている。
「え、だってさぁ…」
「まず第一に君がやってら商売…もうすぐ潰れるよ?」
「え?」
「これ真面目な話。君シャンプー作り売りしてたでしょ?」
「はぁ…」
「1年後エクレシア共和国で大規模石鹸工場が新設されて君の商売終わるんだよ」
「は?」
「第ニに君に彼女できるわけないじゃん」
「うグッ…」
「第三に家だってもうなくなったじゃん」
…
「いやお前のせいだろうが!!!」
「だから家くらい用意するから働いてよ!ね?」
こいつクソガキなだけじゃなくバカでもあるのか?自分の家壊した奴に散々バッシングされた挙句僕のところで働かないか?だと?!そんなのウケる奴いねーだろ!!ていうかこいつの親どこだよ!!どんな教育してんだよ!!!
「そんなことより親御さん連れてきてくれるかな?」
少年があからさまにこいつ何言ってるんだ?という顔になる。
数秒またフリーズしたが何を思いついたのか少年は急に立ち上がった。
「あ!そういうこと?!まだ僕が創造神だって信用できないの?君理解力少ないね!」
「あ゛?」
やはり殴ろうか?
すると少年は何もない草原に手をかざす。
「まぁ見ててよ」
次の瞬間、突然目の前に壁ができた。
いや、壁というより柵だ。
見上げると目の前に立派な門が建っていた。
柵の奥にはまるで古の王族のものかのような巨大で…さらにおしゃれな洋館が建っていた。
庭は花が乱れ咲き、大きな噴水まである。まるで楽園のようだ。
「はい。ここ君の家ね。これで信じてくれる?」
ん?君って誰だ?…
「…え?…これだけじゃ物足りない?」
?
「全く要求多いなぁ~」
再び手をかざすと屋敷の隣に温泉旅館のような建物が出来上がる。
何が起こっているのだろうか?
これは魔法なのか?夢なのか?
「…まだあるの?…」
再び手をかざすと今度は屋敷の横に特大プールが出来上がる。
「これでいいよね?流石に…」
「いや…」
「ん?」
「この屋敷誰の?」
少年は再び顔をしかめる。
「そりゃ君のものに決まってるでしょ?話聞いてなかったの?」
君…
「え?!俺?」
「なんだよ…もうちょっと喜んでくれるかと思ったのに…」
いや喜ぶとかの問題じゃないでしょ。
何だよこのおしゃれな豪邸は!!!!さらにプール付き温泉宿付き?いったい何が何でどうしてそうなった?!
「もしうちで働いてくれるならこれあげるよ」
「俺に?!」
「ほんと話し聞いてないね。だから彼女もできないんだよ。」
「それとこれとは関係ねーよ!!!!」
うん。たぶんこれ夢か詐欺だろ。詐欺だったらヤバいなたぶんこれ受け入れたら過労死するくらいの仕事はいるとか屋敷没収とか…
でも待てよ…なんでこいつが俺の商売知ってるんだ?俺はたしかに石鹸を売ってた…だが、シャンプーは原材料が高いから王妃さまにしか売ってない。それも厳密に管理してたからバレることはないはず…
まさか…
「君、本当に創造神なの?」
「だからそう言ってるじゃん。」
え?…俺本当に創造神に殴ろうとしてたの?俺、死ぬの?やなんだけど…
「で、それでさ報酬なんだけど…」
ん?報酬?家以外もあるの?
少年が天に手をかざすと大量の袋が足元に降ってくる。
「月収、金貨三億五千万枚(約三億五千万円)でどう?」
「…は?」
神界は恐ろしいくらいのインフレなのだろうか?
「あの…」
「物足りない?じゃあ」
また少年が手をかざそうとしたのでとめる。
「金貨って人間の使う金貨ですよね…」
「そうだけど…」
月収だよな…それ一生豪遊できるじゃん!これだけあるならアンティーク家具いくつ買えるんだよ!っ…危ない危ない持ってかれるところだった…
「…で、仕事内容はなんなんですか?…」
少年は満面の笑みになる。
「僕ら上級神神の会議に参加することだよ」
「上級神?」
「あ!神界にも地位?みたいなのがあって上級神は例えば炎のイグ君とか水のリリアちゃんとか…」
炎の神イグニスと水の女神リリアのことだよな?それ…
「というかなんで一般人の俺がその神様たちの会議に?」
すると少年は急に気難しい顔になりどこからか地球儀を出す。
「せっかく作った世界なら平和にしたいじゃん」
地球儀をくるくると回す。するとどういう原理か地球儀に描いてある国境が縮んだり広がったりを繰り返す。
「なのにこれだよ」
しばらくするとはじめは10数だった国が分離したりなどしていつの間にか見覚えのある地図になっていた。しかしいまだに国境はかわり続ける。
「これじゃあ何しても埒が明かないから一般人の視点も取り入れようと思ったわけ」
なるほど。納得はできる。確かに前世でも物事が滞ったときに別の視点を入れてみることはよくあった。
でも、なぁ…まだ腑には落ちない…
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