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異世界への転移者
ど素人の解体ショー
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「それじゃあ解体を始めまーす」
「はーい」
返事が返って来たので早速解体を開始する。
「そういえば伶斗は解体出来るの?」
「ん?まぁやった事無いけど大丈夫だろ」
普通、子供がそんな事してたら怖いだろ。まあ良いか、取り敢えずレナの魔法で自慢の尻尾と首をぶった切ろうか。
「レナ、こいつの首と尻尾を切り落としてくれ」
「了解~」
レナは魔力を手に集中させて魔法を放った。
「ウインドカッター」
スパンッといい音を出しながら首は簡単に斬り落とされた。そして尻尾もあっさりと斬り落とし、胴体だけになった。
「よし、じゃあ後は俺に任せろ」
「分かったわ」
俺はシルバーキングウルフの胴体に近づいた。そして〈植物王〉のスキルで薄いナイフの様な形にした雑草を創り出した。
〈植物王〉のスキルを何故使えているかというと、先程シルバーキングウルフに刺さっていた松の木を抜こうしていて『これ植物操作使えるかな』と思い試したところ、見事に動いて限界を試した所、触れて無くても半径3メートル位の円の範囲だったら操作出来る事が分かった。
ついでに植物鑑定をそこらの植物に使っていたらナイフみたいな形の雑草が生えていたので『魔力で補強したら使えるかな?』と思い解体するついでに何処までこの草ナイフが耐えるか試しているのだ。
「まずは毛皮だな」
草ナイフを横腹に軽く刺し、毛皮を草ナイフで滑る様に斬った。
「…はあ?」
俺はその結果に驚いた。まるでペラッペラの薄い紙を斬っているような感覚だった。
「これ…本当に雑草なのか?」
もう一度植物鑑定を使ってみる。
名前:雑草
詳細:何処にでも生えているような雑草。
品質:伝説級
「はぁ!?」
この雑草やばい!なんか品質がやばい!
「どうしたの?」
レナは急に大声をあげた俺を訝しげに見た。
なので鑑定した詳細を見せてやった。
「はぁ!?」
やはりレナも同じ反応をした。普通の薬草は低級なのに伝説級だぞ?聖剣の一段下の品質だぞ?
ちなみに品質については雑草を鑑定した時に教えてもらった。
順番は、低級、中級、上級、最上級、極上級、天上級、伝説級、英雄級、神話級の順番で予想よりも種類が多かった。
話を戻すがこの雑草は伝説級、つまり一般人では一生見る事も叶わないようなものなのだ。そんな雑草を見たら驚くのも無理はない。という訳で結論…
「俺達は何も見なかったいいね?」
「ア、ハイ」
じゃあ解体を再開しますか。
俺は死体に近づき、さっき斬った皮の部分を持った。
「ふんっ」
そして一気に引っ張り、肉と皮を引き離した。
「うわぁ…」
「…」
レナが引いてるのが分かるが無視して作業を進める。
まず、肉を部位ごとに無理矢理骨ごとぶった斬ったり、引きちぎったりして、次に筋などが多くて食べれなさそうな所と分けていった。
黙々と作業を続けていると手に石の様なものが触れた。
「なんだこれ?」
そこには紫色に輝いている、こぶしの半分位の大きさの石があった。
「あら、それ魔石じゃない」
「魔石?」
「えぇ、たまに魔物が持ってる物で強い魔物ほど大きな魔石を持っていて人間の間では高く売れるらしわ」
「へー、綺麗だな」
空に掲げると太陽の光で魔石が紫色に輝いた。
「貴重だしどこかに保管しときたいな」
人が住む所に行ったら金が必要だからこの魔石はその時に使おうと思っている。
ポケットにも入らないしどうするか…
スキルでアイテムボックスとかないかな?とふとファンタジー小説でよくあることを考えていると突如機械的な声が脳内に響いた。
『現在の残りポイントは266です。ポイントを20消費してスキル〈アイテムボックス〉を習得しますか?』
…冗談だったのに本当にあったんだ。
取り敢えずyesと言っておくか。
『スキル〈アイテムボックス〉を習得しました』
よしきた、コレで一々荷物運ばなくて済む。
取り敢えずスキルの詳細を見てみる。
〈アイテムボックス〉Lv1
生物以外を容量分入れる事が出来る。(残り容量:0/20)
やはり思った通りだった。
試しに解体したシルバーキングウルフを食べれなさそうな部位以外を入れてみた。
「すごいな」
スキルを発動させるとシルバーキングウルフ(解体済み)が消滅し、薄い青色の透明な板が出現したと思ったらそこには残り容量と収納している物のリストが表示された。
容量【2/20】
収納物
【シルバーキングウルフの部位×4】
【魔石×1】
このスキルは本当に当たりだった。これなら重い荷物でも運べるようになるな。
さて、解体していたらいつの間にか日が暮れていたのでこの新鮮な肉で今日の夕飯をパパッと用意するか。上手く出来るかは知らんが。
ちなみにレナは近くにあった岩の上で爆睡していたので手伝ってもらう為に叩き起こした。
さーて、どんな食事をつくろうかね。
''真夜中で眠たい…それと最後は適当です、いません。
「はーい」
返事が返って来たので早速解体を開始する。
「そういえば伶斗は解体出来るの?」
「ん?まぁやった事無いけど大丈夫だろ」
普通、子供がそんな事してたら怖いだろ。まあ良いか、取り敢えずレナの魔法で自慢の尻尾と首をぶった切ろうか。
「レナ、こいつの首と尻尾を切り落としてくれ」
「了解~」
レナは魔力を手に集中させて魔法を放った。
「ウインドカッター」
スパンッといい音を出しながら首は簡単に斬り落とされた。そして尻尾もあっさりと斬り落とし、胴体だけになった。
「よし、じゃあ後は俺に任せろ」
「分かったわ」
俺はシルバーキングウルフの胴体に近づいた。そして〈植物王〉のスキルで薄いナイフの様な形にした雑草を創り出した。
〈植物王〉のスキルを何故使えているかというと、先程シルバーキングウルフに刺さっていた松の木を抜こうしていて『これ植物操作使えるかな』と思い試したところ、見事に動いて限界を試した所、触れて無くても半径3メートル位の円の範囲だったら操作出来る事が分かった。
ついでに植物鑑定をそこらの植物に使っていたらナイフみたいな形の雑草が生えていたので『魔力で補強したら使えるかな?』と思い解体するついでに何処までこの草ナイフが耐えるか試しているのだ。
「まずは毛皮だな」
草ナイフを横腹に軽く刺し、毛皮を草ナイフで滑る様に斬った。
「…はあ?」
俺はその結果に驚いた。まるでペラッペラの薄い紙を斬っているような感覚だった。
「これ…本当に雑草なのか?」
もう一度植物鑑定を使ってみる。
名前:雑草
詳細:何処にでも生えているような雑草。
品質:伝説級
「はぁ!?」
この雑草やばい!なんか品質がやばい!
「どうしたの?」
レナは急に大声をあげた俺を訝しげに見た。
なので鑑定した詳細を見せてやった。
「はぁ!?」
やはりレナも同じ反応をした。普通の薬草は低級なのに伝説級だぞ?聖剣の一段下の品質だぞ?
ちなみに品質については雑草を鑑定した時に教えてもらった。
順番は、低級、中級、上級、最上級、極上級、天上級、伝説級、英雄級、神話級の順番で予想よりも種類が多かった。
話を戻すがこの雑草は伝説級、つまり一般人では一生見る事も叶わないようなものなのだ。そんな雑草を見たら驚くのも無理はない。という訳で結論…
「俺達は何も見なかったいいね?」
「ア、ハイ」
じゃあ解体を再開しますか。
俺は死体に近づき、さっき斬った皮の部分を持った。
「ふんっ」
そして一気に引っ張り、肉と皮を引き離した。
「うわぁ…」
「…」
レナが引いてるのが分かるが無視して作業を進める。
まず、肉を部位ごとに無理矢理骨ごとぶった斬ったり、引きちぎったりして、次に筋などが多くて食べれなさそうな所と分けていった。
黙々と作業を続けていると手に石の様なものが触れた。
「なんだこれ?」
そこには紫色に輝いている、こぶしの半分位の大きさの石があった。
「あら、それ魔石じゃない」
「魔石?」
「えぇ、たまに魔物が持ってる物で強い魔物ほど大きな魔石を持っていて人間の間では高く売れるらしわ」
「へー、綺麗だな」
空に掲げると太陽の光で魔石が紫色に輝いた。
「貴重だしどこかに保管しときたいな」
人が住む所に行ったら金が必要だからこの魔石はその時に使おうと思っている。
ポケットにも入らないしどうするか…
スキルでアイテムボックスとかないかな?とふとファンタジー小説でよくあることを考えていると突如機械的な声が脳内に響いた。
『現在の残りポイントは266です。ポイントを20消費してスキル〈アイテムボックス〉を習得しますか?』
…冗談だったのに本当にあったんだ。
取り敢えずyesと言っておくか。
『スキル〈アイテムボックス〉を習得しました』
よしきた、コレで一々荷物運ばなくて済む。
取り敢えずスキルの詳細を見てみる。
〈アイテムボックス〉Lv1
生物以外を容量分入れる事が出来る。(残り容量:0/20)
やはり思った通りだった。
試しに解体したシルバーキングウルフを食べれなさそうな部位以外を入れてみた。
「すごいな」
スキルを発動させるとシルバーキングウルフ(解体済み)が消滅し、薄い青色の透明な板が出現したと思ったらそこには残り容量と収納している物のリストが表示された。
容量【2/20】
収納物
【シルバーキングウルフの部位×4】
【魔石×1】
このスキルは本当に当たりだった。これなら重い荷物でも運べるようになるな。
さて、解体していたらいつの間にか日が暮れていたのでこの新鮮な肉で今日の夕飯をパパッと用意するか。上手く出来るかは知らんが。
ちなみにレナは近くにあった岩の上で爆睡していたので手伝ってもらう為に叩き起こした。
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''真夜中で眠たい…それと最後は適当です、いません。
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