3 / 7
怖いと思うかは人それぞれ
※
しおりを挟む
教師生活数十年、とある学校で数年勤めていて、何もない場所でよく転ぶ子が多いなと不思議に思っていた。
それは、生徒同士の会話から真相が明らかになった。
「ねえ、何で二人はいつも平然と歩いてるの?」
「Aはよく転ぶもんね」
「何かにつまづくけど、何もないんだよ?」
「……信じるかどうかなんだけどさ、Aが転ぶ時って何かボヤっとした手?見たいなのに掴まれてるんだよね」
「B違うよ。あれは小人位の大きさの霊だよ。悪戯好きなだけだから害はない?転ぶと痛いけど特に被害はないよ!」
「へぇー、あれって小人だったんだ?」
「ちょっと、待って!えっ何それ、BとCってそういうの解る人なの?」
「「言わなかった?」」
「聞いてないよ。じゃあ、避けれるの?」
「「まぁ、避けて歩いてるからね」」
「だから、たまに変な方に歩いてたの?」
「変って…そうなるかな?」
「私と歩いてる時も私も避けたい!」
「……うーん、じゃあ突然引っ張ってもいいって事?それなら避けれるよ」
「あ、うん。それでいい。転ぶのは嫌だもん……前にさ盛大に転んでスカート捲れたんだよ」
ドンマイと生徒は笑っていた。
……つまりは学校の七不思議ってやつなのか?
今後も転んでも生徒に怪我がないようにだけを、祈るしか出来ない教師だった。
※
不思議なというか、人によっては怖いっていう話
永年可愛がっていたペット喪失。
ペットのゲージを片付けれないでいると、ペットお気入りの玩具が動かしていないはずなのに場所が変わっていたり、ペットお気入りだった揺れる玩具が突然動いたりした。
可愛がっていたペットがまだいてくれているんだなって喜んで話していたら、そういうのは嬉しくなるよねって同意してくれる友人と怖いってと突っ込む友人……。
どっちが多数派で少数派なのかはわからないけど……。
それは、生徒同士の会話から真相が明らかになった。
「ねえ、何で二人はいつも平然と歩いてるの?」
「Aはよく転ぶもんね」
「何かにつまづくけど、何もないんだよ?」
「……信じるかどうかなんだけどさ、Aが転ぶ時って何かボヤっとした手?見たいなのに掴まれてるんだよね」
「B違うよ。あれは小人位の大きさの霊だよ。悪戯好きなだけだから害はない?転ぶと痛いけど特に被害はないよ!」
「へぇー、あれって小人だったんだ?」
「ちょっと、待って!えっ何それ、BとCってそういうの解る人なの?」
「「言わなかった?」」
「聞いてないよ。じゃあ、避けれるの?」
「「まぁ、避けて歩いてるからね」」
「だから、たまに変な方に歩いてたの?」
「変って…そうなるかな?」
「私と歩いてる時も私も避けたい!」
「……うーん、じゃあ突然引っ張ってもいいって事?それなら避けれるよ」
「あ、うん。それでいい。転ぶのは嫌だもん……前にさ盛大に転んでスカート捲れたんだよ」
ドンマイと生徒は笑っていた。
……つまりは学校の七不思議ってやつなのか?
今後も転んでも生徒に怪我がないようにだけを、祈るしか出来ない教師だった。
※
不思議なというか、人によっては怖いっていう話
永年可愛がっていたペット喪失。
ペットのゲージを片付けれないでいると、ペットお気入りの玩具が動かしていないはずなのに場所が変わっていたり、ペットお気入りだった揺れる玩具が突然動いたりした。
可愛がっていたペットがまだいてくれているんだなって喜んで話していたら、そういうのは嬉しくなるよねって同意してくれる友人と怖いってと突っ込む友人……。
どっちが多数派で少数派なのかはわからないけど……。
1
あなたにおすすめの小説
10秒で読めるちょっと怖い話。
絢郷水沙
ホラー
ほんのりと不条理な『ギャグ』が香るホラーテイスト・ショートショートです。意味怖的要素も含んでおりますので、意味怖好きならぜひ読んでみてください。(毎日昼頃1話更新中!)
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる