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カラオケ(恥)
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さて、友達とカラオケに行った事があるだろうか?
俺はある。初めて行ったのは、中学2年の夏だ。(人生初でもある)
今回は高校の入学祝いで行った時の話しをしよう。
俺にはある特技がある。それは…
「お前また80点台かよ(笑)」
そう、俺は80点未満はとらず、90点台には達しないという、非常にどうでもいい特技がある。(ただし、知ってる歌限定)
「あぁ!?じゃあお前俺より上の点数出せるのか?」
「もちろんだ」
「なら、一つずつ歌を決めて、負ける度に恥ずかしい思い出を暴露な」
「いいぜ」
諸君『これは乗ってはいけない流れだな』と思っただろ?正解だ。
結果は4回競って4回負け。原因は自業自得。
学生時代友達とカラオケに行った事がある人は、経験があるかもしれない。
俺の歌った歌は、全て女声だ。俺は歌手に声を似せて歌う派だ。
カラオケあるあるの、「いるよね~。歌手の声を真似して歌う奴~」だ。
「はい。恥ずかしい思い出4連発~」
パチパチパチ
こいつら…
「これは、俺が保育園にいた頃の事。まだ、その時恥という感情が無かった俺は…」
「どうした?」
「保育園の園内で局部を露出しまくっていたんだ!!」
「…その歳なら普通じゃね?」
「普通とか言うんじゃねぇよ!!今考えたらあれ犯罪だぞ!!」
「…次いこうか…」(こいつ面倒い)
「ったく。あれは小学校2年生の時。水泳の授業だった。暑さで朦朧としていた俺が、先生の話を聞いていなかったのが原因で、女子が入るタイミングで一緒に入ってしまって、皆に笑われるという…」
「ああ…もう皆忘れてるって。それにお前耳が悪くて、1人だけシリコンの水泳帽を耳が入る様に被ってたから、しょうがないって」
「そういえばそうだな」
「そうそう、次いこうな」
「良し。あれは小学4年生の頃…」
「待て。何でお前そんな覚えてんの?」
「恥が多いんだよ言わせんな!!」
「あっ、はい。続けて下さい…」
「俺は昼放課に図書館に行ったんだ。そして、シャーロック・ホームズを借りて読みながら教室へ戻った。そしたら何故か悲鳴が聞こえた。何故かって?俺は次の時間割が体育という事を忘れていたんだ…」
「…………………」
「一瞬でそこまで理解した俺は、本を読んだままその中を突っ切った」
「お前猛者だな!!」
「俺の小学校は教室の真ん中にカーテンがあって、教壇側が女子、反対が男子になっていた。そこで俺は考えた。戻ったら見たと誤解されるなので本から顔を上げずに本に熱中しているふりをして堂々と突っ切った」
「大丈夫だったのか?」
「ああ、悲鳴を上げる奴もいたが、先生が『ほら、本に熱中してるから見てないって』て言ってくれて、俺はそのままカーテンの端をくぐった。男子は悲鳴には気付いたけど、女子が五月蝿いのはいつもの事だし、お前何処から出て来た?って言われたけど、当時俺は歩行速度が速かったため、瞬間移動説がたっていて余裕で誤魔化せた」
「お前凄えな!!」
「褒めるなよ~。次ラストいくぞ」
「おう」
「小学6年生の時、理科の授業で顕微鏡を使っていた時だ。倍率を最大にしてプレパラートを見ろと言われた俺はダイヤルを回しまくってピントを合わせた。そしたら先生が『おっ、お前上手だな。皆こいつの見習え』ときた」
「…注目されて恥ずかしかった?」
「いや、この後俺はこう聞かれる。『凄え、どうやったの?』と。俺は一度顕微鏡のステージを下げて実演しようとした。さて、この時俺は、ステージは勝手に止まると思っていた。もちろん、割れる…。…はぁぁ…」
「………」
「今回はお開きな」
俺はある。初めて行ったのは、中学2年の夏だ。(人生初でもある)
今回は高校の入学祝いで行った時の話しをしよう。
俺にはある特技がある。それは…
「お前また80点台かよ(笑)」
そう、俺は80点未満はとらず、90点台には達しないという、非常にどうでもいい特技がある。(ただし、知ってる歌限定)
「あぁ!?じゃあお前俺より上の点数出せるのか?」
「もちろんだ」
「なら、一つずつ歌を決めて、負ける度に恥ずかしい思い出を暴露な」
「いいぜ」
諸君『これは乗ってはいけない流れだな』と思っただろ?正解だ。
結果は4回競って4回負け。原因は自業自得。
学生時代友達とカラオケに行った事がある人は、経験があるかもしれない。
俺の歌った歌は、全て女声だ。俺は歌手に声を似せて歌う派だ。
カラオケあるあるの、「いるよね~。歌手の声を真似して歌う奴~」だ。
「はい。恥ずかしい思い出4連発~」
パチパチパチ
こいつら…
「これは、俺が保育園にいた頃の事。まだ、その時恥という感情が無かった俺は…」
「どうした?」
「保育園の園内で局部を露出しまくっていたんだ!!」
「…その歳なら普通じゃね?」
「普通とか言うんじゃねぇよ!!今考えたらあれ犯罪だぞ!!」
「…次いこうか…」(こいつ面倒い)
「ったく。あれは小学校2年生の時。水泳の授業だった。暑さで朦朧としていた俺が、先生の話を聞いていなかったのが原因で、女子が入るタイミングで一緒に入ってしまって、皆に笑われるという…」
「ああ…もう皆忘れてるって。それにお前耳が悪くて、1人だけシリコンの水泳帽を耳が入る様に被ってたから、しょうがないって」
「そういえばそうだな」
「そうそう、次いこうな」
「良し。あれは小学4年生の頃…」
「待て。何でお前そんな覚えてんの?」
「恥が多いんだよ言わせんな!!」
「あっ、はい。続けて下さい…」
「俺は昼放課に図書館に行ったんだ。そして、シャーロック・ホームズを借りて読みながら教室へ戻った。そしたら何故か悲鳴が聞こえた。何故かって?俺は次の時間割が体育という事を忘れていたんだ…」
「…………………」
「一瞬でそこまで理解した俺は、本を読んだままその中を突っ切った」
「お前猛者だな!!」
「俺の小学校は教室の真ん中にカーテンがあって、教壇側が女子、反対が男子になっていた。そこで俺は考えた。戻ったら見たと誤解されるなので本から顔を上げずに本に熱中しているふりをして堂々と突っ切った」
「大丈夫だったのか?」
「ああ、悲鳴を上げる奴もいたが、先生が『ほら、本に熱中してるから見てないって』て言ってくれて、俺はそのままカーテンの端をくぐった。男子は悲鳴には気付いたけど、女子が五月蝿いのはいつもの事だし、お前何処から出て来た?って言われたけど、当時俺は歩行速度が速かったため、瞬間移動説がたっていて余裕で誤魔化せた」
「お前凄えな!!」
「褒めるなよ~。次ラストいくぞ」
「おう」
「小学6年生の時、理科の授業で顕微鏡を使っていた時だ。倍率を最大にしてプレパラートを見ろと言われた俺はダイヤルを回しまくってピントを合わせた。そしたら先生が『おっ、お前上手だな。皆こいつの見習え』ときた」
「…注目されて恥ずかしかった?」
「いや、この後俺はこう聞かれる。『凄え、どうやったの?』と。俺は一度顕微鏡のステージを下げて実演しようとした。さて、この時俺は、ステージは勝手に止まると思っていた。もちろん、割れる…。…はぁぁ…」
「………」
「今回はお開きな」
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