35 / 480
第一章
エイミーハウスの悲劇
しおりを挟む
エイミーハウスはダウスターで一番大きな酒場だ。
店名の由来は店を始めた時にちょうど生まれた愛娘の名前だと、髭面のゴツいおっさん店主が照れながら話してくれたのでよく覚えている。
それにここは飯も美味いからね。
「っ! 軍曹! 何だ、この酒は?」
店主が出した酒を一口飲んで、大尉は声を荒げた。
「すいません。お口に合いませんか?」
「逆だ! これは美味い! これは一体何だ?」
「何って、林檎のブランデーですよ」
「林檎だと? ブランデーなら知っているが、林檎のブランデーとは寡聞にして聞かないが?」
「そうなんですか? ダウスターでは珍しい物ではないんですが」
「ねぇねぇ! これってぇ、何で帝都に出さないのぉぉ? 絶対人気出るよぉぉ」
いつの間にか一本空けていた少尉が、ねちっこく聞いてくる。
絡み酒とは厄介な。
しかし、酒で火照った顔にトロンとした眼は素晴らしいですよ!
「ええと、特に珍しい物ではないし、帝都で売れるとも思えないので。男爵様にも前にお伺いを立てたんですが『この酒はダウスター家が責任を持って買い取るが故に、帝都に卸すのは控えよ』って言われたんです」
この酒が完成したのは3年前だ。
その時に献上したこのブランデーを飲んで、男爵自身がそう言ってたのを覚えている。
「男爵……独り占めとは無粋な」
「それはぁぁ、良くないよぉぉ。よぉぉしぃぃぃ、お姉さんがぁ、懲らしめてやるぅぅ。というわけでぇぇ、主人ぁ、おかわりぃぃぃ」
「ま、待て! ファンティーヌ! 私も飲むぞ! 店主! 私にも同じ物を……面倒だ! ボトルでくれ!」
「えっ! ちょ、ちょっと待って! ここって俺の……」
「おい、リクト軍曹。まずいんじゃないか? この酒はって結構高いんだろ?」
そうですよ、ロースター軍曹。
それが分かっていて何で貴方までボトルで飲んでるんですか!
はっ! あの店主の目はヤバい!
あれは稼ぎ時だと感じた時の目だ!
「へい! お待ち!」
店主は大尉と少尉の前に皿を出した。
「おっ、酒のつまみとは気が利くな。うん! これも美味いぞ!」
「エルダーチーズじゃないかっ! しかも盛り合わせかよ! それにハーブオークのハムなんて、2つとも高いつまみじゃないかっ!」
「うわぁぁぁ! このムニエル最高っ! 美味しいしぃ、このブランデーによく合うよぉ~」
「うわあああっ! なんでシルバーコッドのムニエルがあるんだよ! 普段こんな高級魚置いてないくせに!」
「……店主の勘だ。ほれ」
店主が更に皿を出す。
おい! 注文してねぇぞ!
「素晴らしい! このローストビーフの味は帝都の店にも引けをとらんぞ! ダウスター侮りがたしだな……」
「いやぁあああああああ! 誰だ! こんな店にゴールデンホーンブルを卸した奴はっ!」
「お嬢さんにはコイツだ」
「ありがとぉ~、おじさん! とっても美味しいよぉ!」
「ジュエルメロン!? すいません、俺も食べた事ないんですけど! っていうか、これこそ帝都にあるべき物じゃないんですかぁ!」
その後も店主は俺達の前に超が付くほどの高級な食材を使った料理を出し続け、それに比例するように大尉と少尉、ついでにロースター軍曹は飲み続けた。
俺、水しか飲んでないんですけど。
昼過ぎから夜更けまで飲んだ大尉と少尉は結局店にあった5本の林檎のブランデーを4本も空け、最後の1本は中将へのお土産と言って持って帰っていった。
ロースター軍曹はいつの間にか消えていたし、しゃ、洒落にならん……店主の俺を見る目が怖い。
あの手に持っている紙は絶対に見てはいけない禁断の……。
「ほい、請求書」
「…………いやぁああああああああ!」
俺の絶叫が夜更けのダウスターに響き渡った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「それは災難だったな」
「そうなんです! 本当に災難ですよ!」
翌日、俺はサイモン上級曹長に愚痴を溢していた。
誰かに話さないと腹の虫が収まらないからね!
「しかし、あの酒は高くついただろう? 全部、貴官の奢りか?」
「そうですよ! あの酒は1本金貨2枚! 5本で金貨10枚! それに他の酒も飲んだり、料理を食べたりして全部で金貨20枚ですよ! 小官の財布がピンチであります!」
いや、本当にピンチだよ。
なんせ金貨20枚だ。
俺が1ヶ月に使う金額の倍以上だ!
冗談じゃねぇよ!
「エイミーハウスの店主め……昨日に限って、いつもは出さない高級食材を次々と出してきたんですよ! ひどくないですか?」
「ガストンか。あいつは意外と抜け目がないからな。まとまった金が出来た時に高級食材を買って、魔法鞄で保存しているんだ。それで金を持ってる奴が来た時に出すわけさ」
「魔法鞄? あの店主、そんな高価な物を持ってるんですか?」
俺も持っているが魔法鞄はかなり高価な物だ。
とても一平民が持てる物じゃないとロースター軍曹が前に言っていたけど。
「あいつは昔、それなりに名の知れた冒険者だったが、結婚して引退したんだよ。魔法鞄は冒険者時代に使ってた物だ」
あの店主、カタギに見えないと思ったら元冒険者かよ。
抜け目ないのもそのせいか。
「まぁ、そう怒らないでやってくれ。貴官には気の毒だが、報奨金から出せばいいじゃないか」
聞き慣れない言葉に俺は首を捻った。
「報奨金? 何ですか、それは?」
「貴官は知らんのかっ! しまった、失念していた。これはいかん! すぐに会計科に行くぞ!」
驚いた様子の上級曹長は俺は急かすと会計科とか言う所に連れて行った。
店名の由来は店を始めた時にちょうど生まれた愛娘の名前だと、髭面のゴツいおっさん店主が照れながら話してくれたのでよく覚えている。
それにここは飯も美味いからね。
「っ! 軍曹! 何だ、この酒は?」
店主が出した酒を一口飲んで、大尉は声を荒げた。
「すいません。お口に合いませんか?」
「逆だ! これは美味い! これは一体何だ?」
「何って、林檎のブランデーですよ」
「林檎だと? ブランデーなら知っているが、林檎のブランデーとは寡聞にして聞かないが?」
「そうなんですか? ダウスターでは珍しい物ではないんですが」
「ねぇねぇ! これってぇ、何で帝都に出さないのぉぉ? 絶対人気出るよぉぉ」
いつの間にか一本空けていた少尉が、ねちっこく聞いてくる。
絡み酒とは厄介な。
しかし、酒で火照った顔にトロンとした眼は素晴らしいですよ!
「ええと、特に珍しい物ではないし、帝都で売れるとも思えないので。男爵様にも前にお伺いを立てたんですが『この酒はダウスター家が責任を持って買い取るが故に、帝都に卸すのは控えよ』って言われたんです」
この酒が完成したのは3年前だ。
その時に献上したこのブランデーを飲んで、男爵自身がそう言ってたのを覚えている。
「男爵……独り占めとは無粋な」
「それはぁぁ、良くないよぉぉ。よぉぉしぃぃぃ、お姉さんがぁ、懲らしめてやるぅぅ。というわけでぇぇ、主人ぁ、おかわりぃぃぃ」
「ま、待て! ファンティーヌ! 私も飲むぞ! 店主! 私にも同じ物を……面倒だ! ボトルでくれ!」
「えっ! ちょ、ちょっと待って! ここって俺の……」
「おい、リクト軍曹。まずいんじゃないか? この酒はって結構高いんだろ?」
そうですよ、ロースター軍曹。
それが分かっていて何で貴方までボトルで飲んでるんですか!
はっ! あの店主の目はヤバい!
あれは稼ぎ時だと感じた時の目だ!
「へい! お待ち!」
店主は大尉と少尉の前に皿を出した。
「おっ、酒のつまみとは気が利くな。うん! これも美味いぞ!」
「エルダーチーズじゃないかっ! しかも盛り合わせかよ! それにハーブオークのハムなんて、2つとも高いつまみじゃないかっ!」
「うわぁぁぁ! このムニエル最高っ! 美味しいしぃ、このブランデーによく合うよぉ~」
「うわあああっ! なんでシルバーコッドのムニエルがあるんだよ! 普段こんな高級魚置いてないくせに!」
「……店主の勘だ。ほれ」
店主が更に皿を出す。
おい! 注文してねぇぞ!
「素晴らしい! このローストビーフの味は帝都の店にも引けをとらんぞ! ダウスター侮りがたしだな……」
「いやぁあああああああ! 誰だ! こんな店にゴールデンホーンブルを卸した奴はっ!」
「お嬢さんにはコイツだ」
「ありがとぉ~、おじさん! とっても美味しいよぉ!」
「ジュエルメロン!? すいません、俺も食べた事ないんですけど! っていうか、これこそ帝都にあるべき物じゃないんですかぁ!」
その後も店主は俺達の前に超が付くほどの高級な食材を使った料理を出し続け、それに比例するように大尉と少尉、ついでにロースター軍曹は飲み続けた。
俺、水しか飲んでないんですけど。
昼過ぎから夜更けまで飲んだ大尉と少尉は結局店にあった5本の林檎のブランデーを4本も空け、最後の1本は中将へのお土産と言って持って帰っていった。
ロースター軍曹はいつの間にか消えていたし、しゃ、洒落にならん……店主の俺を見る目が怖い。
あの手に持っている紙は絶対に見てはいけない禁断の……。
「ほい、請求書」
「…………いやぁああああああああ!」
俺の絶叫が夜更けのダウスターに響き渡った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「それは災難だったな」
「そうなんです! 本当に災難ですよ!」
翌日、俺はサイモン上級曹長に愚痴を溢していた。
誰かに話さないと腹の虫が収まらないからね!
「しかし、あの酒は高くついただろう? 全部、貴官の奢りか?」
「そうですよ! あの酒は1本金貨2枚! 5本で金貨10枚! それに他の酒も飲んだり、料理を食べたりして全部で金貨20枚ですよ! 小官の財布がピンチであります!」
いや、本当にピンチだよ。
なんせ金貨20枚だ。
俺が1ヶ月に使う金額の倍以上だ!
冗談じゃねぇよ!
「エイミーハウスの店主め……昨日に限って、いつもは出さない高級食材を次々と出してきたんですよ! ひどくないですか?」
「ガストンか。あいつは意外と抜け目がないからな。まとまった金が出来た時に高級食材を買って、魔法鞄で保存しているんだ。それで金を持ってる奴が来た時に出すわけさ」
「魔法鞄? あの店主、そんな高価な物を持ってるんですか?」
俺も持っているが魔法鞄はかなり高価な物だ。
とても一平民が持てる物じゃないとロースター軍曹が前に言っていたけど。
「あいつは昔、それなりに名の知れた冒険者だったが、結婚して引退したんだよ。魔法鞄は冒険者時代に使ってた物だ」
あの店主、カタギに見えないと思ったら元冒険者かよ。
抜け目ないのもそのせいか。
「まぁ、そう怒らないでやってくれ。貴官には気の毒だが、報奨金から出せばいいじゃないか」
聞き慣れない言葉に俺は首を捻った。
「報奨金? 何ですか、それは?」
「貴官は知らんのかっ! しまった、失念していた。これはいかん! すぐに会計科に行くぞ!」
驚いた様子の上級曹長は俺は急かすと会計科とか言う所に連れて行った。
16
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる