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はじめてをみたあとで、じゅういち
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下腹部に熱が溜まって体内の何かが溶けていくような感覚がある。破裂しそうなくらいに膨らんだ性器は一瞬前までの快感を再び求めて先走りの汁を垂らす。
目の前で上下する乱れたスーツの中の肢体。シーツもスーツも髪も肌も何もかもが白く、俺好みだ。欲情の熱に浮かされて理性が溶けて、俺の形に開いてヒクつく穴を乱暴に犯したくなる。
「……雪風、大丈夫か?」
苦しいくらいのが好きだと言っていた、俺のものになって満足だと言っていた、きっとこのまま続けても雪風は悦ぶだろう。そうは思っているけれど、止まってしまった。厳つい見た目の割に意気地がないのだ。
「……雪風、雪風……返事してくれ」
「ん……?」
ネクタイの目隠しを巻かれた顔が微かに傾く。そっと目隠しの上からキスをして、もう一度名前を呼んだ。
「……まひ、ろ……?」
手首を拘束されたままの腕を俺の首に回し、あまり力の入っていない足を俺の腰に絡ませる。
「なん、で……? やめ、ないで……もっとぉ……まひろぉ」
腰に絡みついた雪風の足が不器用に押してきて、亀頭が後孔に押し当てられて淫猥な水音がなる。キスをするように吸い付く感触に耐え切れず、再び奥まで突き入れた。
「あぁっ……! はっ、はぁ、ぁっ、まひろっ、まひろぉ……」
雪風への負担を気にして動けない俺の我慢なんて知らず、雪風は快楽を求めて腰を揺らす。柔らかく締め付け吸い付く肉壁は俺の形になっていて、愛おしそうにしゃぶってくる。雪風が力なく身体をよじるのに合わせてぐねぐねと動く腸壁は俺の我慢を突き崩すには十分過ぎた。
「あっ……!? ぁ、あっ、ぁんっ! まっ、ぁっ、ひろ……ひぁあぁっ!」
細い胴を締め上げるように腕を回し、彼の首筋に顔を埋めてひたすらに腰を振る。猿だとか獣だとか、そんな蔑んだ表現が似合う状態だったと思う。
「ぁ、ひっ、ろぉっ! 俺、イっ、て……ひぁんっ!? やぁっ! イった、ぁあああっ!」
ひだの数が分かるくらいに敏感になった性器を腸壁に擦り付けていれば、俺も情けなく喘ぐようになる。それが嫌で、雪風には聞かれたくなくて、声を殺すため息を止める。そうすると低酸素の快感まで手に入ってしまって、腰振りが激しくなる。
「んっ……!? ぁ、きたっ……まひろ? ゃ、あっ! ぁんっ! あぁっ、ひぁっ!」
流石に呼吸が苦しくなって息を吸ってしばらく、射精を果たした。しかし興奮は冷めず、萎えることもなく、そのまま腰を振り続けた。
「雪風っ、雪風……やばい、出しながら振るの、めちゃくちゃっ……イイっ、気持ちぃっ、やばい……!」
「ふざっ、ける……な! あっ、あぁあっ!? ぁ、ひっ……もぉっ、こっちは、むりっ、だって……イっ、ぁあぁああっ!」
出したばかりの精液が泡立っていくのが分かる。それでも腰振りを止められず、程なくして再び精液を溢れさせた。もう後孔の中は真っ白だろう。
「はぁっ、はぁっ……雪風、もっかい、いい?」
萎えはしたけれどすぐに勃起してしまった。元はと言えば雪風が俺を嫉妬させたのが悪い、そう言い訳しつつも許可を取ろうと聞いてみたが、雪風は失神しかけていて返事をしてくれない。
「…………沈黙は肯定と取る」
意識的に締め付けてこなくなったドロドロの腸内は精液を泡立てるように掻き回すとすぐに強く締め付けてきた。
目の前で上下する乱れたスーツの中の肢体。シーツもスーツも髪も肌も何もかもが白く、俺好みだ。欲情の熱に浮かされて理性が溶けて、俺の形に開いてヒクつく穴を乱暴に犯したくなる。
「……雪風、大丈夫か?」
苦しいくらいのが好きだと言っていた、俺のものになって満足だと言っていた、きっとこのまま続けても雪風は悦ぶだろう。そうは思っているけれど、止まってしまった。厳つい見た目の割に意気地がないのだ。
「……雪風、雪風……返事してくれ」
「ん……?」
ネクタイの目隠しを巻かれた顔が微かに傾く。そっと目隠しの上からキスをして、もう一度名前を呼んだ。
「……まひ、ろ……?」
手首を拘束されたままの腕を俺の首に回し、あまり力の入っていない足を俺の腰に絡ませる。
「なん、で……? やめ、ないで……もっとぉ……まひろぉ」
腰に絡みついた雪風の足が不器用に押してきて、亀頭が後孔に押し当てられて淫猥な水音がなる。キスをするように吸い付く感触に耐え切れず、再び奥まで突き入れた。
「あぁっ……! はっ、はぁ、ぁっ、まひろっ、まひろぉ……」
雪風への負担を気にして動けない俺の我慢なんて知らず、雪風は快楽を求めて腰を揺らす。柔らかく締め付け吸い付く肉壁は俺の形になっていて、愛おしそうにしゃぶってくる。雪風が力なく身体をよじるのに合わせてぐねぐねと動く腸壁は俺の我慢を突き崩すには十分過ぎた。
「あっ……!? ぁ、あっ、ぁんっ! まっ、ぁっ、ひろ……ひぁあぁっ!」
細い胴を締め上げるように腕を回し、彼の首筋に顔を埋めてひたすらに腰を振る。猿だとか獣だとか、そんな蔑んだ表現が似合う状態だったと思う。
「ぁ、ひっ、ろぉっ! 俺、イっ、て……ひぁんっ!? やぁっ! イった、ぁあああっ!」
ひだの数が分かるくらいに敏感になった性器を腸壁に擦り付けていれば、俺も情けなく喘ぐようになる。それが嫌で、雪風には聞かれたくなくて、声を殺すため息を止める。そうすると低酸素の快感まで手に入ってしまって、腰振りが激しくなる。
「んっ……!? ぁ、きたっ……まひろ? ゃ、あっ! ぁんっ! あぁっ、ひぁっ!」
流石に呼吸が苦しくなって息を吸ってしばらく、射精を果たした。しかし興奮は冷めず、萎えることもなく、そのまま腰を振り続けた。
「雪風っ、雪風……やばい、出しながら振るの、めちゃくちゃっ……イイっ、気持ちぃっ、やばい……!」
「ふざっ、ける……な! あっ、あぁあっ!? ぁ、ひっ……もぉっ、こっちは、むりっ、だって……イっ、ぁあぁああっ!」
出したばかりの精液が泡立っていくのが分かる。それでも腰振りを止められず、程なくして再び精液を溢れさせた。もう後孔の中は真っ白だろう。
「はぁっ、はぁっ……雪風、もっかい、いい?」
萎えはしたけれどすぐに勃起してしまった。元はと言えば雪風が俺を嫉妬させたのが悪い、そう言い訳しつつも許可を取ろうと聞いてみたが、雪風は失神しかけていて返事をしてくれない。
「…………沈黙は肯定と取る」
意識的に締め付けてこなくなったドロドロの腸内は精液を泡立てるように掻き回すとすぐに強く締め付けてきた。
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